JP2003278766A - ユニットベアリング - Google Patents

ユニットベアリング

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JP2003278766A
JP2003278766A JP2002088403A JP2002088403A JP2003278766A JP 2003278766 A JP2003278766 A JP 2003278766A JP 2002088403 A JP2002088403 A JP 2002088403A JP 2002088403 A JP2002088403 A JP 2002088403A JP 2003278766 A JP2003278766 A JP 2003278766A
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Hiroshi Watanabe
博 渡邉
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/34Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
    • F16C19/38Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
    • F16C19/383Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
    • F16C19/385Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings
    • F16C19/386Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone with two rows, i.e. double-row tapered roller bearings in O-arrangement

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はユニットベアリングに関し、一対の
インナーレースの確実な連結を図ると共に、連結に当た
りC型クリップを不要として、作業性の改善と部品点数
の削減を図ったユニットベアリングを提供することを目
的とする。 【解決手段】 車両のアクスルに装着され、対向する端
面を突き合わせてアクスルシャフトまたはアクスルハウ
ジングの軸方向に並列して配置された一対のインナーレ
ースと、当該インナーレースの外周に配置されたアウタ
ーレースと、インナーレースとアウターレースとの間に
配置された複数のテーパーローラと、各テーパーローラ
の両側に配置された一対のシール部材とからなるユニッ
トベアリングに於て、上記インナーレースの対向する端
面に夫々受け部とこれに係止可能な係止部を設けて、一
対のインナーレースを当該受け部と係止部を介して連結
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等のフロ
ントアクスルやリヤアクスルに用いるユニットベアリン
グに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、トラック等のフロントアクスルや
リヤアクスルには、テーパーローラベアリングに代え、
組付性に優れたユニットベアリングが広く使用されてい
る。図17はユニットベアリングを用いたトラックのリ
ヤアクスルを示し、図示するようにユニットベアリング
1は、一対のインナーレース3,5とその外周に配置さ
れたアウターレース7、そして、インナーレース3,5
とアウターレース7との間に配置された複数のテーパー
ローラ9と各テーパーローラ9の両側に配置された一対
のシール部材11とで構成されており、図18に示すよ
うにインナーレース3,5は、対向する端面3a,5a
を突き合わせてアクスルシャフト13の軸方向に並列配
置されている。
【0003】また、図17中、15はアクスルシャフト
13端部のねじ部13aに螺着されたアジャスティング
ナット、17はワッシャ、19はアジャスティングナッ
ト15の回止めを図るワッシャで、当該ワッシャ19を
挿通して複数本のボルト21がアジャスティングナット
15に螺着されており、ユニットベアリング1は、アク
スルシャフト13の段部13bとワッシャ17との間に
挟持されてリヤアクスルシャフト13の軸受部13cに
装着されている。
【0004】そして、アウターレース7に形成したフラ
ンジ部23にアクスルハブ25がボルト締めされ、そし
て、当該アクスルハブ25にディスクホイール27やブ
レーキドラム29がボルト締めされてリヤアクスル31
が構成されている。ところで、図17及び図18に示す
ように一対のインナーレース3,5は、取外し時に車両
内側のインナーレース3と外側のインナーレース5が分
離しないようにC型クリップ33で連結されており、C
型クリップ33は、両インナーレース3,5の端面3
a,5aに沿って夫々の内周3b,5bに設けた取付用
凹部35,37内に、各内周3b,5bと面一に弾性係
止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、斯様にC
型クリップ33を用いた従来構造にあっては、フロント
アクスルやリヤアクスル31のメンテナンス時にユニッ
トベアリング1を取り出そうとして強くこじったりする
と、C型クリップ33が外れてしまう虞があった。ま
た、C型クリップ33を介して両インナーレース3,5
を予め連結する際に、C型クリップ33をインナーレー
ス3,5の内周3b,5bに挿入する工具が別途必要と
なり、また、C型クリップ33を必要とするためユニッ
トベアリング1の部品点数が多くなってしまう欠点があ
った。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、一対のインナーレースの確実な連結を図ると共に、
連結に当たり上述したC型クリップを不要として、作業
性の改善と部品点数の削減を図ったユニットベアリング
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、車両のアクスルに装着さ
れ、対向する端面を突き合わせてアクスルシャフトまた
はアクスルハウジングの軸方向に並列して配置された一
対のインナーレースと、当該インナーレースの外周に配
置されたアウターレースと、インナーレースとアウター
レースとの間に配置された複数のテーパーローラと、各
テーパーローラの両側に配置された一対のシール部材と
からなるユニットベアリングに於て、上記インナーレー
スの対向する端面に、夫々、受け部とこれに係止可能な
係止部を設けて、一対のインナーレースを当該受け部と
係止部を介して連結したことを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る発明は、請求項1
記載のユニットベアリングに於て、インナーレースの端
面に、受け部とこれに係止可能な係止部を交互に偶数個
宛設けて、インナーレースを共通化したことを特徴と
し、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2記
載のユニットベアリングに於て、係止部は、インナーレ
ースの周方向への回転で受け部に係止することを特徴と
する。
【0009】また、請求項4に係る発明は、車両のアク
スルに装着され、対向する端面を突き合わせてアクスル
シャフトまたはアクスルハウジングの軸方向に並列して
配置された一対のインナーレースと、当該インナーレー
スの外周に配置されたアウターレースと、インナーレー
スとアウターレースとの間に配置された複数のテーパー
ローラと、各テーパーローラの両側に配置された一対の
シール部材とからなるユニットベアリングに於て、上記
インナーレースの端面に夫々受け部を形成し、一対のイ
ンナーレースを、当該受け部に係止可能な係止部材を介
して連結したことを特徴とし、請求項5に係る発明は、
請求項4記載のユニットベアリングに於て、係止部材
は、インナーレースの周方向への回転で受け部に係止す
ることを特徴としている。
【0010】(作用)請求項1に係る発明によれば、イ
ンナーレースの端面に設けた受け部と係止部を介して一
対のインナーレースが連結され、請求項2に係る発明に
あっては、インナーレースを周方向に回転すれば、係止
部が受け部に係止して一対のインナーレースが連結され
ることとなる。
【0011】そして、請求項3に係る発明にあっては、
一対のインナーレースの共通化が図れる。また、請求項
4に係る発明によれば、受け部に係止部材を係止して一
対のインナーレースが連結され、請求項5に係る発明に
よれば、インナーレースを周方向へ回転させることで係
止部材が受け部に係止される。
【0012】そして、請求項4に係る発明にあっても、
一対のインナーレースの共通化が図れることとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき説明する。
【0014】尚、発明部分を除くユニットベアリングの
構成は図17及び図18に示す従来例と同様であるた
め、ここではそれらについての説明は省略し、専ら発明
部分について説明する。そして、上記従来例と同一のも
のは同一符号を以って表示する。図1は請求項1乃至請
求項3の一実施形態に係るユニットベアリングの要部拡
大断面図、図2は図1のX方向矢視図を示し、図1に於
て、41,43は対向する端面41a,43aを突き合
わせてアクスルシャフト13の軸方向に並列配置した一
対のインナーレースで、その外周にアウターレース7が
配置されている。そして、インナーレース41,43と
アウターレース7との間に複数のテーパーローラ9が配
置されると共に、各テーパーローラ9の両側に一対のシ
ール部材(図示せず)が配置されて、本実施形態に係る
ユニットベアリング45が構成されている。
【0015】そして、図17に示すユニットベアリング
1と同様、上記ユニットベアリング45は、アクスルシ
ャフト13の段部とワッシャとの間に挟持されてアクス
ルシャフト13の軸受部13cに装着されており、アウ
ターレース7に形成したフランジ部にアクスルハブがボ
ルト締めされ、当該アクスルハブにディスクホイールと
ブレーキドラムがボルト締めされてリヤアクスルが構成
される。
【0016】また、図1中、47は図2及び図3に示す
ようにアクスルシャフト13の軸方向に沿って、インナ
ーレース43の端面43aの外周側に突設した平面視L
字状の係止爪(係止部)で、当該係止爪47は図5に示
すようにインナーレース43の端面43aに180°の
間隔を開けて同図B部に1個宛設けられており、各係止
爪47の爪部47aはインナーレース43の外周に沿っ
て一方向へ突出している。
【0017】更にインナーレース43の端面43aに
は、図4及び図5に示すように係止爪47と90°の間
隔を開けて、平面視L字状の係止溝(受け部)49がイ
ンナーレース43の外周に沿って図5のA部に1個宛設
けられており、図3及び図4に示すように端面43aに
開口するその開口部49aの開口幅Mは、係止爪47の
爪部47aの寸法Nよりも若干大きく形成されている。
【0018】そして、車両内側のインナーレース41と
外側のインナーレース43は同一形状とされて部品の共
通化が図られており、インナーレース41の端面41a
にも、2個の係止溝47と係止溝49が交互に90°の
間隔を開けて1個宛設けられている。従って、図3及び
図4に示すようにインナーレース41,43の係止爪4
7をインナーレース43,41の係止溝49の開口部4
9aに挿入して、図6及び図8の如く両端面41a,4
3aを突き合わせた後、図7及び図9に示すように一方
のインナーレース43をその周方向(図7及び図9中、
矢印方向)に回転させると、係止爪47の爪部47aが
係止溝49の係止凹部49bに係止して、両インナーレ
ース41,43が一体に連結されるようになっている。
【0019】本実施形態に係るユニットベアリング45
のインナーレース41,43はこのように構成されてい
るから、アクスルシャフト13にユニットベアリング4
5を組み付けるに当たり、図3及び図4に示すようにイ
ンナーレース41,43の係止爪47をインナーレース
43,41の係止溝49の開口部49aに挿入して、図
6及び図8の如く両端面41a,43aを突き合わせた
後、図7及び図9に示すように一方のインナーレース4
3を矢印方向に回転させれば、係止爪47の爪部47a
が係止溝49の係止凹部49bに係止して両インナーレ
ース41,43が一体に連結されることとなる。
【0020】そして、ユニットベアリング45を装着し
たリヤアクスルをメンテナンスする際に、ユニットベア
リング45を取り出そうと引張力を掛けても、係止爪4
7が係止溝49に係止して両インナーレース41,43
の連結状態が維持され、また、取外し時にユニットベア
リング45を強くこじったりしても、係止爪47が係止
溝49に係止してインナーレース41,43間の連結状
態が維持される。
【0021】従って、本実施形態によれば、取外し時に
発生する引張力に対しインナーレース41,43の確実
な連結を図ることができ、而も、本実施形態はインナー
レース41,43の連結に従来の如きC型クリップを不
要としたため、当該C型クリップの取付け作業が不要と
なって作業性が向上すると共に、ユニットベアリング4
5の部品点数の削減が可能となった。
【0022】而も、本実施形態によれば、一対のインナ
ーレース41,43の共通化が図れる利点を有する。図
10は請求項4及び請求項5の一実施形態に係るユニッ
トベアリングの要部拡大断面図、図11は図10のY方
向矢視図を示し、図10に於て、51,53は対向する
端面51a,53aを突き合わせてアクスルシャフト1
3の軸方向に並列配置した一対のインナーレースで、そ
の外周にアウターレース7が配置されている。そして、
インナーレース51,53とアウターレース7との間に
複数のテーパーローラ9が配置されると共に、各テーパ
ーローラ9の両側に一対のシール部材(図示せず)が配
置されて、本実施形態に係るユニットベアリング55が
構成されている。
【0023】而して、本実施形態に係るユニットベアリ
ング55も、アクスルシャフト13の段部とワッシャと
の間に挟持されてアクスルシャフト13の軸受部13c
に装着されており、アウターレース7に形成したフラン
ジ部にアクスルハブがボルト締めされ、当該アクスルハ
ブにディスクホイールやブレーキドラムがボルト締めさ
れてリヤアクスルが構成される。
【0024】そして、インナーレース51,53の端面
51a,53aには、夫々、図11乃至図13に示すよ
うに上記係止溝49と同一形状の係止溝(受け部)57
が、両インナーレース51,53の外周に沿って図12
のC部に120°の間隔を開けて1個宛形成されてお
り、車両内側のインナーレース51と外側のインナーレ
ース53は同一形状とされて部品の共通化が図られてい
る。そして、両インナーレース51,53は、上記係止
溝57に係止した鈎部材(係止部材)59を介して一体
的に連結されている。
【0025】図13に示すように鈎部材59は、既述し
た係止爪47を2個連設した平面視略Z字状の対称形状
をなし、端面51a,53aに開口する係止溝57の開
口部57aの開口幅mは、鈎部材59の爪部59aの寸
法nよりも若干大きく形成されている。そして、例えば
図13に示すようにインナーレース51の各係止溝57
の開口部57aに鈎部材59の一方の爪部59aを挿入
して、図14の如く鈎部材59を矢印方向に移動させ、
または各鈎部材59を挿入後、これらを治具等で保持し
てインナーレース51を反矢印方向に回転させれば、或
いはインナーレース51の外周方向から各係止溝57に
鈎部材59の一方の爪部59aを係止すれば、鈎部材5
9の爪部59aが係止溝57の係止凹部57bに係止し
て鈎部材59がインナーレース51の端面51aに取り
付くようになっている。
【0026】従って、この後、図14の如く鈎部材59
の他方の爪部59aをインナーレース53の係止溝57
の開口部57aに挿入して、図15の如く両端面51
a,53aを突き合わせた後、図15の矢印方向にイン
ナーレース53を回転させると、鈎部材59の爪部59
aがインナーレース53側の係止溝57の係止凹部57
bに係止して、両インナーレース51,53が一体に連
結されるようになっている。
【0027】本実施形態に係るユニットベアリング55
のインナーレース51,53はこのように構成されてい
るから、アクスルシャフト13にユニットベアリング5
5を組み付けるに当たり、上述したように鈎部材59を
一方のインナーレース51の係止溝57に取り付け、そ
して、図14の如く鈎部材59の他方の爪部59aをイ
ンナーレース53の係止溝57の開口部57aに挿入し
て、図15の如く両端面51a,53aを突き合わせた
後、図15の矢印方向にインナーレース53を回転させ
れば、鈎部材59の爪部59aがインナーレース53側
の係止溝57の係止凹部57bに係止して、両インナー
レース51,53が一体に連結されることとなる。
【0028】そして、ユニットベアリング55を装着し
たリヤアクスルをメンテナンスする際に、ユニットベア
リング55を取り出そうと引張力を掛けても、係止溝5
7に係止した鈎部材59によって両インナーレース5
1,53の連結状態が維持され、また、取外し時にユニ
ットベアリング55を強くこじったりしても、係止溝5
7に係止した鈎部材59によってインナーレース41,
43間の連結状態が維持される。
【0029】従って、本実施形態によっても、取外し時
に発生する引張力に対しインナーレース51,53の確
実な連結を図ることが可能になると共に、インナーレー
ス51,53の共通化が図れる利点を有する。尚、上記
各実施形態は、何れもリヤアクスルに装着するユニット
ベアリングに本発明を適用したが、フロントアクスルに
装着するユニットベアリングに本発明を適用できること
は勿論である。
【0030】また、インナーレースの対向する端面に設
ける受け部とこれに係止可能な係止部や係止部材の構造
は上記実施形態の構造に限定されるものではなく、一対
のインナーレースを容易且つ確実に連結し得るその他の
変形例を含むことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至請求項
3に係る発明によれば、取外し時に発生する引張力に対
しインナーレースの確実な連結を図ることができ、而
も、インナーレースの連結に従来の如きC型クリップを
不要としたため、当該C型クリップの取付け作業が不要
となって作業性が向上すると共に、ユニットベアリング
の部品点数の削減が可能となった。
【0032】そして、請求項2に係る発明によれば、一
対のインナーレースの共通化が図れる利点を有する。ま
た、請求項4及び請求項5に係る発明によっても、取外
し時に発生する引張力に対しインナーレースの確実な連
結を図ることができると共に、一対のインナーレースの
共通化が図れる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至請求項3に係るユニットベアリン
グの一実施形態の要部拡大断面図である。
【図2】図1のX方向矢視図である。
【図3】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図4】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図5】インナーレースの端面側の正面図である。
【図6】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図7】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図8】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図9】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図10】請求項4及び請求項5に係るユニットベアリ
ングの一実施形態の要部拡大断面図である。
【図11】図10のY方向矢視図である。
【図12】インナーレースの端面側の正面図である。
【図13】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図14】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図15】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図16】インナーレースの連結構造の説明図である。
【図17】従来のユニットベアリングを用いたリヤアク
スルの断面図である。
【図18】ユニットベアリングの要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
7 アウターレース 9 テーパーローラ 13 アクスルシャフト 13c 軸受部 41,43,51,53 インナーレース 41a,43a,51a,53a 端面 45,55 ユニットベアリング 47 係止爪 49,57 係止溝 59 鈎部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のアクスルに装着され、 対向する端面を突き合わせてアクスルシャフトまたはア
    クスルハウジングの軸方向に並列して配置された一対の
    インナーレースと、 上記インナーレースの外周に配置されたアウターレース
    と、 インナーレースとアウターレースとの間に配置された複
    数のテーパーローラと、 各テーパーローラの両側に配置された一対のシール部材
    とからなるユニットベアリングに於て、 上記インナーレースの対向する端面に、夫々、受け部と
    これに係止可能な係止部を設けて、一対のインナーレー
    スを当該受け部と係止部を介して連結したことを特徴と
    するユニットベアリング。
  2. 【請求項2】 インナーレースの端面に、受け部とこれ
    に係止可能な係止部を交互に偶数個宛設けて、インナー
    レースを共通化したことを特徴とする請求項1記載のユ
    ニットベアリング。
  3. 【請求項3】 係止部は、インナーレースの周方向への
    回転で受け部に係止することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のユニットベアリング。
  4. 【請求項4】 車両のアクスルに装着され、 対向する端面を突き合わせてアクスルシャフトまたはア
    クスルハウジングの軸方向に並列して配置された一対の
    インナーレースと、 上記インナーレースの外周に配置されたアウターレース
    と、 インナーレースとアウターレースとの間に配置された複
    数のテーパーローラと、 各テーパーローラの両側に配置された一対のシール部材
    とからなるユニットベアリングに於て、 上記インナーレースの端面に夫々受け部を形成し、一対
    のインナーレースを、当該受け部に係止可能な係止部材
    を介して連結したことを特徴とするユニットベアリン
    グ。
  5. 【請求項5】 係止部材は、インナーレースの周方向へ
    の回転で受け部に係止することを特徴とする請求項4記
    載のユニットベアリング。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218292A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Ntn Corp 車輪用軸受装置
JP2010518324A (ja) * 2007-02-01 2010-05-27 シャエフラー カーゲー 軸受構造

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