JP2003276445A - 車両の格納式ルーフ構造 - Google Patents

車両の格納式ルーフ構造

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JP2003276445A
JP2003276445A JP2002086117A JP2002086117A JP2003276445A JP 2003276445 A JP2003276445 A JP 2003276445A JP 2002086117 A JP2002086117 A JP 2002086117A JP 2002086117 A JP2002086117 A JP 2002086117A JP 2003276445 A JP2003276445 A JP 2003276445A
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roof
retractable
drive mechanism
gear
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JP2002086117A
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Isao Toda
功 任田
Haruo Oe
晴夫 大江
Masayuki Iwasaka
公志 岩坂
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デフレクターやスポイラーなどの特別な部材を
用いることなく、車両の空力特性を制御する。 【解決手段】車室2の上部を覆う格納式ルーフ6が、車
両前後方向に分割された複数のルーフ構成部(7、8、
9)から構成されると共に、該複数のルーフ構成部
(7、8、9)が、折り畳まれて車体1後部に格納され
ることで、上記車室2上方を開放可能な車両であって、
上記複数のルーフ構成部(7、8、9)の少なくとも一
部が、上記車室1上方開放時に、略水平状態で車外に面
するよう上記車体後部に格納されると共に、その車両前
後方向における傾斜角を変更可能に車体1に支持されて
おり、該車体1に具備されたルーフ駆動機構13によっ
て、その傾斜角を、車両の空力特性を変更可能に駆動さ
れる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室の上部を、ル
ーフで覆って閉鎖した状態と、ルーフを折り畳んで車体
後部に格納し、開放した状態とを選択可能なルーフ構造
を有する、いわゆるオープンカーと呼ばれる車両の格納
式ルーフ構造に関し、特に、ルーフが複数のルーフ構成
部から構成される、格納式ルーフ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車室の上部を覆うルーフを、車両
前後方向に分割された前方ルーフ構成部と後方ルーフ構
成部から構成し、後方ルーフ構成部の下部を車体に回動
可能に軸止すると共に、前方ルーフ構成部を後方ルーフ
構成部とヒンジ結合しており、車室の上方を開放する場
合には、後方ルーフ構成部を、後部座席を兼ねる格納空
間に埋没させ、併せて該空間の上部に、前方ルーフ構成
部を略水平に折り畳んで覆う構成の車両の格納式ルーフ
構造が知られている(例えば特開平8−85344)。
【0003】このものにおいては、ルーフを格納する場
合に、ルーフが2つのルーフ構成部から構成される為、
収納空間を節約できると共に、ルーフの格納空間を前方
ルーフ構成部が覆うため、別途格納空間の上部を覆う蓋
を設けなくとも良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術にあっては、走行時に走行風の車室への巻き込み
を防止するデフレクタ−を車室後部に設けたり、車体に
ダウンフォースを発生させて操安性を向上する為に車体
後部にスポイラーを設けるなど、車両の空力特性を制御
する為に、特別な部材を車体に別途設ける必要があっ
た。
【0005】本発明は、上述のような点に着目して成さ
れたものであって、デフレクターやスポイラーなどの特
別な部材を車体に別途設けることなく、車両の空力特性
を制御することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題に鑑み、本発明
の第1の構成による車両の格納式ルーフ構造では、車室
の上部を覆うルーフが、車両前後方向に分割された複数
のルーフ構成部から構成されると共に、該複数のルーフ
構成部が、折り畳まれて車体後部に格納されることで、
上記車室上方を開放可能な車両であって、上記複数のル
ーフ構成部の少なくとも一部が、上記車室上方開放時
に、略水平状態で車外に面するよう上記車体後部に格納
されると共に、その車両前後方向における傾斜角を変更
可能に車体に支持されており、該車体に具備されたルー
フ駆動機構によって、その傾斜角を、車両の空力特性を
変更可能に駆動される構成とされる。
【0007】本構成によれば、デフレクターやスポイラ
ーなどの特別な部材によらず、格納されたルーフの傾斜
角を変更することによって車両の空力特性を制御するこ
とができる。
【0008】本発明の第2の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1の構成において、上記ルーフ
は、車両前後方向に分割された3つのルーフ構成部から
構成され、ルーフ閉鎖状態において最も前側のルーフ構
成部が、上記車室上方開放時に、略水平状態で車外に面
するよう上記車体後部に格納されると共に、上記ルーフ
駆動機構によって駆動される構成とされる。
【0009】本構成によれば、ルーフをコンパクトに折
り畳んで格納でき、車両前後方向の最も前側に位置する
ルーフ構成部を駆動するだけで車両の空力特性を制御す
ることができる。
【0010】本発明の第3の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1又は第2の構成において、上記
ルーフ駆動機構が、上記車外に面するルーフ構成部の少
なくとも一部を後傾状態に駆動し、走行風の車室内への
巻き込みを防止する状態とすることが可能に構成され
る。
【0011】本構成によれば、車体後部に後傾した隔壁
が形成される為、車室上方を通過する走行風が、車室へ
巻き込まれるのを防止でき、乗員の快適性を向上する事
ができる。
【0012】本発明の第4の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1乃至第3の何れか1つの構成に
おいて、上記ルーフ駆動機構が、上記車外に面するルー
フ構成部の少なくとも一部を前傾状態に駆動し、走行時
に車体後方にダウンフォースを発生する状態とすること
が可能に構成される。
【0013】本構成によれば、車体後部に前傾したルー
フ構成部が、走行時に車体にダウンフォースを発生して
操安性を向上することができる。
【0014】本発明の第5の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1乃至第4の何れか1つの構成に
おいて、上記ルーフ駆動機構の作動を遠隔操作する操作
機構が、車室内の運転席に着座した乗員によって、操作
可能な位置に配設されて構成される。
【0015】本構成によれば、運転者が席を離れること
なく、上記ルーフ駆動機構の作動を操作できる。
【0016】本発明の第6の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1乃至第5の何れか1つの構成に
おいて、車両の運転状況を検出して、運転状況に応じた
信号を出力する運転状況検出装置と、運転状況検出手段
からの出力信号に対応して、上記ルーフ駆動機構を制御
するルーフ駆動機構制御装置と、を具備して構成され
る。
【0017】本構成によれば、運転状態の変化に応じて
適切に車両の空力特性を制御することができる。
【0018】本発明の第7の構成による車両の格納式ル
ーフ構造では、上記第1乃至第6の何れか1つの構成に
おいて、上記運転状態検出装置は、車速を検出する構成
とされる。
【0019】本構成によれば、車速に対応して、適切な
車両の空力特性の制御を行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、デフ
レクターやスポイラーなどの特別な部材を用いることな
く、車両の空力特性を制御することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による車両の格納
式ルーフ構造を図面に基づいて説明する。図1は、本発
明の実施形態における格納式ルーフの構成図である。図
1に示すように、車体1の中央部には車室2があり、車
室2の車両前後方向中央部にはフロントシート3が設置
され、後部にはリヤシート4が設置されている。このリ
ヤシート4は、リヤシートクッション4aが車体に一体
的に固定されており、リヤシートバック4bがその下端
を、車両後方へ傾倒可能に車体に支持されている。
【0022】そして、車室2の前部にはフロントウイン
ドウ5が設けられており、このフロントウインドウ5の
上端部から車室2の後部にかけて、折り畳み可能な格納
式の格納式ルーフ6が、車室2を覆うよう配設されてい
る。
【0023】この格納式ルーフ6は、車両前方から順に
フロントルーフパネル7、リヤルーフパネル8、リヤウ
インドウ9の3つの構成部に分割されて構成されてい
る。
【0024】フロントルーフパネル7は、その前端部を
フロントウインドウ5の上端部に係脱可能に係合され、
そこから後方へ延びてフロントシート3の上部を覆うよ
う配設されている。
【0025】リヤルーフパネル8は、その前端部を、フ
ロントルーフパネル7の後端部とリンク機構10によっ
て上下方向へ回動可能に連結されていると共に、その後
部の車幅方向両側には、下方に延びるリヤピラー部11
が設けられている。
【0026】ここで、車室2の後方の、車幅方向両側に
位置するリヤベルトライン部12には、リヤルーフパネ
ル8を回動駆動するルーフ駆動機構13が配設されてお
り、該ルーフ駆動機構13は、第1出力軸13aと第2
出力軸13bを具備し、どちらか一方の出力軸を選択し
て駆動でき、かつ他方は回動自在になるよう構成されて
いる。また、ルーフ駆動機構13は、後述する車両制御
装置60によって制御される。
【0027】そして、リヤピラー部11の下部が、ルー
フ駆動機構13の第1出力軸13aに回動不能に結合さ
れている。
【0028】リヤウインドウ9は、リヤルーフパネル8
の車幅方向両リヤピラー部11の間に形成された開口に
車両前後方向へスライド可能に取り付けられている。
【0029】リンク機構10は、フロントルーフパネル
7とリヤルーフパネル8とを回動可能に連結するルーフ
リンク14と、このルーフリンク14に一端が回動自在
に軸着され、他端がルーフ駆動機構13の第2出力軸1
3bに、回動不能にクランク結合されたコントロールリ
ンク15とから構成されている。
【0030】図9に示すように、本実施形態の車両のコ
ンソールには、ディスプレイと入力ボタンを具備する操
作機構16が設けられており、乗員は、該操作機構16
を操作することで、後述する車両制御装置60に、格納
式ルーフ6の制御等、車両の機能を制御する命令を行う
ことができるようになっている。
【0031】以下に、本実施形態における格納式ルーフ
6の格納動作を説明する。図2は、本発明の格納式ルー
フの動作を説明する為の説明図であり、(a)は格納式
ルーフ6が車室2上方を覆った状態、(b)は格納式ル
ーフ6を格納し始めた状態、(c)は格納式ルーフ6が
格納直前の状態、(d)は格納式ルーフ6が完全に格納
された状態を示す。図2(a)及び同図(b)に示すよ
うに、まず車室2の上方を、格納式ルーフ6が覆った状
態からリヤシートバック4bを後方へ倒し、リヤウイン
ドウ9を、車両前方へスライドさせながら、ルーフ駆動
機構13のリヤピラー部11に軸着された出力軸13a
を、後方へ回転駆動する。
【0032】そして、リヤルーフパネル8をリヤシート
4の上部空間に徐々に埋没させる。この際、フロントル
ーフパネル7は、コントロールリンク15によってリヤ
ルーフパネル8に対する回動を規制され、ほぼ水平状態
を保つようになっている。
【0033】図2(c)に示すように、フロントルーフ
パネル7は、リヤルーフパネル8が所定の角度になる
と、リヤルーフパネル8に最接近した状態まで下方へ回
動し、車両前方へ前傾する。
【0034】その後、図2(d)に示すように、リャル
ーフパネル8、及びリヤウインドウ9をリヤシートクッ
ション4aの上方に完全に埋没させて格納すると共に、
その上部に、フロントルーフパネル7が略水平な状態で
配されて覆うようになっている。
【0035】次に、本実施形態の格納式ルーフ6の格納
状態における空力特性を説明する。図3は、本実施形態
の格納式ルーフ6を格納した状態における、走行風の流
れを示す説明図である。図3に矢印で示すように、走行
時に車体1の前方から来た走行風20は、フロントウイ
ンドウ5に当たって上方へ流れを変えて後方ヘ進む。そ
して、フロントウインドウ5を越えた後、相対的に気圧
の低い車室2に巻き込まれる為、走行時には、車両後方
から巻き込まれた風が車室2に後方から吹き付ける。
【0036】図4は、本実施形態の格納式ルーフ6の格
納状態において、フロントルーフパネル7を後傾させた
状態を示す説明図である。図4に示すように、本実施形
態では、格納式ルーフ6を格納した状態において、フロ
ントルーフパネル7を、ルーフ駆動機構13の第2出力
軸13bを図示矢印の方向に回転駆動することで、コン
トロールリンク15を介してその前端部を持ち上げて、
車両後方へ傾斜させるデフレクターモードとすることが
できる。
【0037】このフロントルーフパネル7のデフレクタ
ーモードにおいては、走行風20は、フロントウインド
ウ5を乗り越えた後、車室2へ巻き込まれそうになる
が、フロントルーフパネル7にさえぎられて後方へ方向
を変える為、車室2内へ巻き込まれることはない。
【0038】よって、本実施形態は、格納式ルーフ6を
開放した状態であっても、車体1にウインドデフレクタ
ーを別途設けることなく、走行風の巻き込みを防止で
き、乗員の快適性が向上する。
【0039】図5は、本実施形態の格納式ルーフ6の格
納状態において、フロントルーフパネル7を前傾させた
状態を示す説明図である。図5に示すように、本実施形
態では、格納式ルーフ6を格納した状態において、ルー
フ駆動機構13の第1出力軸13aを図示矢印のように
回転駆動して、リヤルーフパネル8を所定位置まで上方
へ突出させる。
【0040】この間、フロントルーフパネル7は、所定
位置まではコントロールリンク15により水平に保たれ
ることは無く、リヤルーフパネル8と共に回動するよう
になっている。従って、フロントルーフパネル7は、そ
の後端部がリヤベルトライン部12より上方へせり上げ
られ、車両前側へ傾斜したスポイラーモードとなる。
【0041】このフロントルーフパネル7のスポイラー
モードにおいては、走行風21は、フロントウインドウ
5を乗り越えた後、車体2後方でフロントルーフパネル
7によって、その流れの方向を上方へ変えられる。よっ
て、フロントルーフパネル7には下方へ抗力が加わるこ
とから、車体1にダウンフォースが発生して操安性が向
上する。
【0042】次に、ルーフ駆動機構13の構成を説明す
る。図6は本実施形態のルーフ駆動機構13の構成図、
図7は、図6中の線A−A矢視断面図、図8は、図6中
の線B−B矢視断面図である。図6乃至図8に示すよう
に、ルーフ駆動機構13は、その正面と背面に開口を有
するケーシング30と、該ケーシング30の正面に螺着
されて、その開口を覆うアウターパネル31と、同ケー
シング30の背面に螺着されて、その開口を覆うインナ
ーパネル32とを具備している。
【0043】そして、ケーシング30の下部には、ルー
フ駆動モーター33が、その駆動軸34をケーシング3
0の内部に上方へ向けて挿入し、その本体をケーシング
30の外に配した状態で固定されている。
【0044】ルーフ駆動モーター33の駆動軸34の先
端には、第1ギヤ35が固着されており、該第1ギヤ3
5と噛合する第2ギヤ36がケーシング30内に設けら
れている。
【0045】該第2ギヤ36は傘歯車であり、その回転
軸が、図6中、右斜め上に向かうよう配設されている。
そして、第2ギヤ36の回転軸と同一方向に、第2ギヤ
36を固着した第1シャフト37が配設されており、そ
の略両端部をケーシング30に回動自在に支持されてい
る。
【0046】図6中、第1シャフト37の上部には、第
1ウォームスクリュー38が固着されており、該第1ウ
ォームスクリュー38と噛合するウォームホイール39
が、ケーシング30内の第1ウォームスクリュー38の
左斜め上方に配設されている。
【0047】ウォームホイール39は、その回転軸が、
図6中、正面から背面に向かっており、この回転軸と同
一方向に延びる第2シャフト40に、その中心部を固着
されている。
【0048】第2シャフト40は、その両端を、ケーシ
ング30とアウターパネル31とに回動可能に支持され
ている。また、ウォームホイール39には、図7中、そ
の上部に、相対的に半径の小さい第3ギヤ41が一体的
に形成されている。
【0049】図6中、第3ギヤ41の左側には、該第3
ギヤ41と噛合する第4ギヤ42が配設されており、該
第4ギヤ42は、その回転軸と同一方向に延びる第3シ
ャフト43に、その中心部を固着されている。
【0050】第3シャフト43は、図7中、その上端を
アウターパネル31に回動可能に支持されていると共
に、その軸方向中央部が、ケーシング30の隔壁30a
を貫通して下方に延びており、また隔壁30aの下方に
第5ギヤ44を回動可能に挿通している。
【0051】なお、該第5ギヤ44の中心部は、図7
中、その一部が隔壁30aを上方へ向かって貫通した状
態で、ワッシャによって、隔壁30aに回動可能に支持
されており、第3シャフト43の回転軸方向へは移動で
きないようになっている。
【0052】図7中、第3シャフト43の下方には、同
軸上に第4シャフト45が配設されており、該第4シャ
フト45の下端は、インナーパネル32に回動可能に支
持されると共に、第3シャフト43との間にはベアリン
グが挟設されて互いに独立して回動可能に構成されてい
る。また、第4シャフト45には、第6ギヤ46が、そ
の中心部を固着されている。
【0053】図7に示すように、第3シャフト43に
は、第5ギヤ44より下方に、回転軸方向へスライド可
能で、かつ回動不能に挿通されたドッグクラッチ50が
設けられており、該ドッグクラッチ50は、第5ギヤ4
4と第6ギヤ46の何れかに選択的にシフトされて噛合
し、第3シャフト43から、ルーフ駆動モーター33の
駆動力を伝達するようになっている。そして、ドッグク
ラッチ50には、その円周面に溝が形成されており、こ
の溝に、ドッグクラッチ50をシフトする為のシフトフ
ォーク51が嵌合されている。
【0054】シフトフォーク51は、その中間部をケー
シング30に上下方向に遥動可能に軸止され、ドッグク
ラッチ50と反対側の端が扇状に形成されていると共
に、その円弧部分にウォームスクリューと噛合する為の
歯が設けられた構成となっており、この扇状部分が第2
ウォームスクリュー52と噛合している。
【0055】第2ウォームスクリュー52は、サーボモ
ーター53の駆動軸53aに固着されており、該サーボ
モータ53は、ケーシング30のインナーパネル32側
に螺着されている。
【0056】そして、サーボモーター53を駆動してシ
フトフォーク51を遥動させることで、ドッグクラッチ
50をシフトして、第5ギヤ44、あるいは第6ギヤ4
6の何れか一方に噛合させることができる。なお、ドッ
グギヤ50と噛合しない方のギヤは、回動自在となって
いる。
【0057】図8に示すように、第5ギヤ44は、その
上方に配設された第1出力軸用ギヤ54と噛合してい
る。また、第6ギヤ46は、その下方に配設された第2
出力軸用ギヤ55と噛合している。
【0058】第1出力軸用ギヤ54は、その中心部を第
1出力軸13aに固着されており、該第1出力軸13a
は、そのアウターパネル31側の端がアウターパネル3
1に回動可能に支持され、インナーパネル32側の端が
インナーパネル32を貫通して外部に突出すると共に、
図示しないリヤルーフパネル8のリヤピラー部11に回
動不能に結合されている。
【0059】そして、第1出力軸13aは、インナーパ
ネル32に、その貫通部において回動可能に支持されて
いる。また、第1出力軸13aは、その軸方向中央部
に、第1出力軸回転角検出用ギヤ56を固着していると
共に、該第1出力軸回転角検出用ギヤ56には、第1出
力軸13aの回転角を検出する第1出力軸回転角センサ
ー58が噛合されており、該第1出力軸回転角センサー
58は、ケーシング30の隔壁30aに固設されてい
る。
【0060】第2出力軸用ギヤ55は、その中心部を第
2出力軸13bに固着されており、該第2出力軸13b
は、そのインナーパネル32側の端がインナーパネル3
2に回動可能に支持され、アウターパネル31側の端が
アウターパネル31を貫通して外部に突出すると共に、
図示しないコントロールリンク15に回動不能に結合さ
れている。
【0061】そして、第2出力軸13bは、アウターパ
ネル31に、その貫通部において回動可能に支持されて
いる。また、第2出力軸13bは、第1出力軸13a同
様その軸方向中央部に、第2出力軸回転角検出用ギヤ5
7を固着していると共に、該第2出力軸回転角検出用ギ
ヤ57には、第2出力軸13bの回転角を検出する第2
出力軸回転角センサー59が噛合されており、該第2出
力軸回転角センサー59は、ケーシング30の隔壁30
aに固設されている。
【0062】以上のように、ルーフ駆動機構13は、ル
ーフ駆動モーター33の駆動力を、第1ギヤ35から順
に、第2ギヤ36、第1シャフト37、第1ウォームス
クリュー38、ウォームホイール39、第2シャフト4
0、第3ギヤ41、第4ギヤ42、第3シャフト43へ
と伝えることができる。
【0063】そして、第3シャフト43と回動不能なド
ッグクラッチ50を、第5ギヤ44、あるいは第6ギヤ
46にシフトして噛合させることで、ルーフ駆動モータ
ー33の駆動力を、第1出力軸13a、あるいは第2出
力軸13bの何れか一方へ選択的に伝えることができる
ようになっている。
【0064】以下に、本実施形態の格納式ルーフ6を格
納した状態において、フロントルーフパネル7を上記デ
フレクターモード、またはスポイラーモードにする、車
両の空力特性制御手段、及び制御について説明する。
【0065】図9は、ルーフ駆動機構13を制御する車
両制御装置60のブロック図である。図9に示すよう
に、車両制御装置60は、ルーフ駆動機構13を制御す
る為の構成素子として、車両制御装置60全体を制御す
る中央演算処理装置(CPU)61(以降、CPUとす
る)と、車両制御用プログラムや情報を記憶する記憶装
置62とを具備している。
【0066】また、車両制御装置60は、車速センサー
63と、コンソールに設けられた乗員が要求を入力する
為の操作機構16との通信の入出力を担う操作機構入出
力インターフェース、及び第1出力軸13aの回転角を
検出する第1出力軸回転角センサー58との通信の入出
力を担う第1出力軸回転角センサー入出力インターフェ
ース65、第2出力軸13bの回転角を検出する第2出
力軸回転角センサー59との通信の入出力を担う第2出
力軸回転角センサー入出力インターフェース66を具備
している。
【0067】さらに、車両制御装置60は、サーボモー
ター53を駆動するサーボモーターコントローラー6
7、及びルーフ駆動モーター33を駆動するルーフ駆動
モーターコントローラー68を具備している。
【0068】そして、各構成素子は、車両の制御に必要
な各種データを送受信する為の通信用バス69と、CP
Uからの制御信号を各構成素子に伝える制御用バス70
によって電気的に接続されている。
【0069】CPU61は、必要に応じて制御用バス7
0を通じて、各素子に設定された呼び出し信号を出力
し、適切な素子を呼び出すことができ、併せて通信用バ
ス69を通じて、呼び出した素子とCPU61からの命
令や、各種データの通信を行うようになっている。
【0070】図10は、車両制御装置60が、フロント
ルーフパネル7の車両前後方向の傾斜を変更して、上記
デフレクターモード、またはスポイラーモードにする車
両の空力特性制御の処理を示すフローチャートである。
図10に示すように、車両制御装置60は、以下に示す
処理を実行する。
【0071】CPU61は、処理S01において、操作
機構入出力インターフェース64を呼び出し、該操作機
構16に現在の入力状態を記憶装置62に出力させて、
記憶装置62に入力状態を記憶した後、処理S02に進
む。
【0072】CPU61は、処理S02において、第1
出力軸回転角センサー入出力インターフェース65を呼
び出して、第1出力軸回転角センサー58に第1出力軸
13aの回転角を出力させて読み込む。そして、第1出
力軸13aの回転角から格納式ルーフ6が閉鎖状態であ
るかどうかを判断する。CPU61は、もし格納式ルー
フ6が閉鎖状態であれば、フロントルーフパネル7の傾
斜を変更できないので処理を終了し、格納式ルーフ6が
閉鎖状態でなければ、処理S03へ進む。
【0073】CPU61は、処理S03において、記憶
装置62から入力状態を読み出し、もしデフレクターモ
ードがONでなければ、処理S04へ進み、処理S04
において、もしスポイラーモードがONでなければ、処
理S05へ進む。
【0074】CPU61は、処理S05において、第2
出力軸回転角センサー入出力インターフェース66を呼
び出して、第2出力軸回転角センサー59に第2出力軸
13bの回転角を出力させて読み込む。そして、第2出
力軸13bの回転角からフロントルーフパネル7が水平
状態であるかどうかを判断する。そして、CPU61
は、もしフロントルーフパネル7が水平であれば、何も
制御する必要はないので処理を終了し、フロントルーフ
パネル7が水平でなければ、処理S06へ進む。
【0075】CPU61は、処理S06において、サー
ボモーターコントローラー67を呼び出して、ドッグク
ラッチ50の状態を出力させて読み込む。そして、ドッ
グクラッチ50が第5ギヤ44へシフトされているなら
ば、第1出力軸回転角センサー入出力インターフェース
65と、ルーフ駆動モーターコントローラー68を呼び
出して、第1出力軸13aの回転角をチェックしつつ、
フロントルーフパネル7が水平になるようルーフ駆動モ
ーター33を駆動させる。
【0076】一方、CPU61は、ドッグクラッチ50
が第6ギヤ46へシフトされているならば、第2出力軸
回転角センサー入出力インターフェース66と、ルーフ
駆動モーターコントローラー68を呼び出して、第2出
力軸13bの回転角をチェックしつつ、フロントルーフ
パネル7が水平になるようルーフ駆動モーター33を駆
動させ、処理を終了する。
【0077】一方、CPU61は、処理S03におい
て、もしデフレクタ−モードがONであれば、処理S1
1へ進み、サーボモーターコントローラー67を呼び出
して、ドッグクラッチ50を、第6ギヤ46へシフトす
るようサーボモーター53を駆動させて、ドッグクラッ
チ50と第6ギヤ46を嵌合させる。そして、第2出力
軸回転角センサー入出力インターフェース66とルーフ
駆動モーターコントローラー68を呼び出して、フロン
トルーフパネル7が、車両前後方向に対して所定の角度
で後傾になるようルーフ駆動モーター33を駆動させた
後、処理を終了する。
【0078】これにより、フロントルーフパネル7はデ
フレクターモードとなり、走行風が車室に巻き込まれる
ことが防止される。
【0079】一方、CPU61は、処理S04におい
て、もしスポイラーモードがONであれば、処理S21
へ進み、車速センサー63を呼び出して、現在の車速を
出力させて読み込む。次に、車速が80km/h以上か
どうかを判断して、もし車速が80km/h以上でなけ
ば、処理S22へ進む。
【0080】CPU61は、処理S22において、サー
ボモーターコントローラー67を呼び出して、ドッグク
ラッチ50を、第5ギヤ44へシフトするようサーボモ
ーター53を駆動させて、ドッグクラッチ50と第5ギ
ヤ44を嵌合させる。そして、第1出力軸回転角センサ
ー入出力インターフェース65とルーフ駆動モーターコ
ントローラー68を呼び出して、第1出力軸13aの回
転角をチェックしつつ、フロントルーフパネル7が車両
前後方向に対して所定の傾斜角で前傾になるよう、ルー
フ駆動モーター33を駆動させた後、処理を終了する。
【0081】これにより、フロントルーフパネル7はス
ポイラーモードとなり、走行時に車体にダウンフォース
が得られることで操安性が向上する。
【0082】一方、CPU61は、処理S21におい
て、もし車速が80km/h以上であれば、処理S23
へ進む。
【0083】CPU61は、処理S23において、サー
ボモーターコントローラー67を呼び出して、ドッグク
ラッチ50を、第5ギヤ44へシフトするようサーボモ
ーター53を駆動させて、ドッグクラッチ50と第5ギ
ヤ44を嵌合させる。そして、第1出力軸回転角センサ
ー入出力インターフェース65とルーフ駆動モーターコ
ントローラー68を呼び出して、第1出力軸13aの回
転角をチェックしつつ、フロントルーフパネル7が車両
前後方向に対して上記処理22における所定の傾斜角の
半分ほど前傾になるよう、ルーフ駆動モーター33を駆
動させた後、処理を終了する。
【0084】これにより、上記処理S22同様、フロン
トルーフパネル7はスポイラーモードとなり操安性が向
上する。また、車速に合わせてフロントルーフパネル7
の傾斜を小さくしたことから、適度なダウンフォースが
得られる。
【0085】以上のように、上記本発明の実施形態にお
いては、格納ルーフ6の格納時に、フロントルーフパネ
ル7を駆動してその車両前後方向における傾斜角を変更
することで、デフレクターやスポイラーなどの特別な部
材を車体に別途設けることなく車両の空力特性を制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両の格納式ルーフの構成図
である。
【図2】本発明を適用した車両の格納式ルーフの動作を
説明する為の説明図である。
【図3】本発明を適用した車両の格納式ルーフを格納し
た状態における、走行風の流れを示す説明図である。
【図4】本発明を適用した車両の格納式ルーフの格納状
態において、フロントルーフパネル7を後傾させた状態
を示す説明図である。
【図5】本発明を適用した車両の格納式ルーフの格納状
態において、フロントルーフパネル7を前傾させた状態
を示す説明図である。
【図6】本発明を適用した車両のルーフ駆動機構の構成
図である。
【図7】本発明を適用した車両の図6中の線A−A矢視
断面図である。
【図8】本発明を適用した車両の図6中の線B−B矢視
断面図である。
【図9】本発明を適用した車両の車両制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図10】本発明を適用した車両の空力特性制御の処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・車体 2・・・車室 3・・・フロントシート 4・・・リヤシート 5・・・フロントウインドウ 6・・・格納式ルーフ 7・・・フロントルーフパネル(ルーフ構成部) 8・・・リヤルーフパネル(ルーフ構成部) 9・・・リヤウインドウ(ルーフ構成部) 11・・・リヤピラー部 13・・・ルーフ駆動機構 60・・・車両制御装置(ルーフ駆動機構制御装置) 63・・・車速センサー 64・・・操作機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室の上部を覆うルーフが、車両前後方向
    に分割された複数のルーフ構成部から構成されると共
    に、該複数のルーフ構成部が、折り畳まれて車体後部に
    格納されることで、上記車室上方を開放可能な車両であ
    って、上記複数のルーフ構成部の少なくとも一部が、上
    記車室上方開放時に、略水平状態で車外に面するよう上
    記車体後部に格納されると共に、その車両前後方向にお
    ける傾斜角を変更可能に車体に支持されており、該車体
    に具備されたルーフ駆動機構によって、その傾斜角を、
    車両の空力特性を変更可能に駆動される構成である車両
    の格納式ルーフ構造。
  2. 【請求項2】上記ルーフは、車両前後方向に分割された
    3つのルーフ構成部から構成され、ルーフ閉鎖状態にお
    いて最も前側のルーフ構成部が、上記車室上方開放時
    に、略水平状態で車外に面するよう上記車体後部に格納
    されると共に、上記ルーフ駆動機構によって、その傾斜
    角を変更可能に駆動される構成であることを特徴とする
    請求項1記載の車両の格納式ルーフ構造。
  3. 【請求項3】上記ルーフ駆動機構が、上記車外に面する
    ルーフ構成部の少なくとも一部を後傾状態に駆動し、走
    行風の車室内への巻き込みを防止する状態とすることが
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の車両の格納式ルーフ構造。
  4. 【請求項4】上記ルーフ駆動機構が、上記車外に面する
    ルーフ構成部の少なくとも一部を前傾状態に駆動し、走
    行時に車体後方にダウンフォースを発生する状態とする
    ことが可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1つに記載の車両の格納式ルーフ
    構造。
  5. 【請求項5】上記ルーフ駆動機構の作動を遠隔操作する
    操作機構が、車室内の運転席に着座した乗員によって、
    操作可能な位置に配設されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4の何れか1つに記載の車両の格納式ル
    ーフ構造。
  6. 【請求項6】車両の運転状況を検出して、運転状況に応
    じた信号を出力する運転状況検出装置と、運転状況検出
    手段からの出力信号に対応して上記ルーフ駆動機構を制
    御する、ルーフ駆動機構制御装置と、を具備しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記
    載の車両の格納式ルーフ構造。
  7. 【請求項7】上記運転状態検出装置は、車速を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1つに
    記載の車両の格納式ルーフ構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006151382A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Ford Global Technologies Llc 自動車のためのルーフ収容機構及び同機構を備えた自動車
CN106741229A (zh) * 2016-12-21 2017-05-31 大连理工大学 一种基于空气动力学的客车防侧翻装置及其工作方法

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