JP2003274569A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2003274569A
JP2003274569A JP2002072226A JP2002072226A JP2003274569A JP 2003274569 A JP2003274569 A JP 2003274569A JP 2002072226 A JP2002072226 A JP 2002072226A JP 2002072226 A JP2002072226 A JP 2002072226A JP 2003274569 A JP2003274569 A JP 2003274569A
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Japan
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charging
electronic device
voltage
rechargeable battery
rechargeable
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JP2002072226A
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Katsuya Nagaishi
勝也 永石
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子機器の本体以外の充電装置を
持ち歩くことを要せず、持ち運びして便利に使用でき、
必要時における電力や充分な充電能力を確保することの
可能な電子機器を提供する。 【解決手段】 充電可能な充電電池と、前記充電電池に
基づいて動作する各動作部とを備えた電子機器である。
充電電池を充電するための複数の異なる方式の各充電手
段を有する。さらに、前記充電電池の充電状態に応じ
て、前記各充電手段からの各充電電圧のうちいずれか又
は全てを前記充電電池に対して充電するように制御する
制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に関し、
特に、充電可能な充電電池(二次電池)を備えた電子機
器に関する。
【0002】また、近年利用が増大している携帯電話等
の携帯通信機器、携帯コンピュータ機器などの電子機器
に装備する発電装置を備えた電子機器に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、携帯電話やデジタルカメラ等
に代表される携帯型の電子機器には、鉛蓄電池やニッケ
ルカドミウム電池などの充電型の充電電池(ないしは2
次電池)が数多く用いられており、一般家庭では、家庭
用電源を整流して得られた電流を当該充電電池に供給し
て充電が行われている。
【0004】この際、充電用の充電電池を充電するため
の充電装置は、充電電池を充電する充電部と、充電部へ
電源を供給し先端に電源プラグが接続された電源用コー
ドなどを備え、電源プラグをコンセントに接続すること
により、充電部により充電電池の充電を行なう方式のも
のが一般的である。すなわち、この充電電池である内蔵
電池は、一般に電子機器に充電装置を連結して充電され
ることが多い。
【0005】このような、電源に充電電池を内蔵する電
子機器によれば、当該充電電池を充電して繰り返し使用
できる。
【0006】また、充電電池を電源として動作する電子
機器において、当該充電電池に対して充電を行う方式と
しては、前記外部から電源を接続して充電する第1の方
式のものの他、外部からの電磁波による電磁誘導を利用
して充電する第2の方式、電子機器の動きを利用して発
電して充電を行う第3の方式のもの等、種々のタイプの
ものが挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
機器においては、通常、上述のうちいずれか一種類の所
定の充電方式の充電電池しか備えていない。
【0008】このため、充電方式がひとつに限られてい
ると、例えば、前記第1の方式の電子機器では、充電装
置を連結して内蔵電池を充電するとき、電源コードを介
して商用電源に充電装置を連結し、この充電装置に電子
機器を連結しているために、電子機器の本体のみではな
く前記充電装置も持ち運ばねばならず、常に携帯してい
るような電子機器であると、充電作業が面倒であるとと
もに充電機会が少なくなり、また持ち運びに不便とな
り、携帯利便性が悪い。
【0009】他方、電源が専ら充電電池が用いられてい
るので、電磁波などの発電方式の電子機器では、充電能
力が限られていて電子機器に使うには充分ではないこと
が多い。
【0010】また、例えば、充電電池による動作時間
は、携帯電話では、通話時間であれば数時間、連続待ち
時間であれば例えば50〜300時間であることから、
ほぼ数日おきに充電を行う必要がある。さらに、携帯型
のコンピュータ機器などでは、液晶表示部のバックライ
トやCPU(中央演算処理装置)の消費電力が大きく、
さらに充電頻度は高くなる等、携帯型電子機器では、必
要時における使用を確保するために充電電池の充電量に
配慮する必要があり、かかる作業が非常に煩雑であると
共に、充電電池の寿命到来に伴う廃棄による環境汚染の
問題もある。
【0011】さらには、携帯電話の場合であれば、通話
中に充電電池の電圧が低下して通話が途絶えるという不
具合や、他の電子機器においても、例えば車中で作業が
中断するという不具合が発生し、緊急事態時に使用不能
な状況が発生する危惧もある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、電子機器の本体以外
の充電装置を持ち歩くことを要せず、持ち運びして便利
に使用でき、必要時における電力や充分な充電能力を確
保することの可能な電子機器を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、充電可能な充電電池と、
前記充電電池を電源として動作する各動作部とを備えた
電子機器であって、前記充電電池を充電するための複数
の異なる方式の各充電手段と、前記充電電池の充電状態
に応じて、前記各充電手段からの各充電電圧のうちいず
れか又は全てを前記充電電池に対して供給するように制
御する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0014】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、充電可能な充電電池と、前記充電電池又は
他の電源を電源として動作する各動作部とを備えた電子
機器であって、前記充電電池を充電するための複数の異
なる方式の各充電手段と、前記充電電池の充電状態に応
じて、前記各充電手段からの各充電電圧のうちいずれか
を前記充電電池に対して供給し、他のいずれかの充電手
段又は前記他の電源の電圧を前記各動作部に対して供給
するように制御する制御手段と、を含むことを特徴とし
ている。
【0015】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明は、充電可能な複数の充電電池と、前記複数の
充電電池を電源として各々動作する各動作部とを備えた
電子機器であって、前記複数の各充電電池を充電するた
めの複数の異なる方式の各充電手段と、前記各充電電池
の充電状態に応じて、前記各充電手段からの各充電電圧
を各前記充電電池に対して各々供給するように切換制御
する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0016】また、上記目的を達成するために、請求項
4に記載の発明は、前記複数の各充電手段のうち少なく
とも一つの一方の充電手段は、外部に配置された外部電
源装置であり、少なくとも一つの他方の充電手段は、外
部の環境に依存した発電装置であることを特徴としてい
る。
【0017】また、上記目的を達成するために、請求項
5に記載の発明は、前記制御手段は、前記一方の充電手
段からの充電電圧が各前記動作部に対して供給されてい
る場合に、前記他方の充電手段からの充電電圧を前記充
電電池に対して供給するように制御することを特徴とし
ている。
【0018】また、上記目的を達成するために、請求項
6に記載の発明は、前記制御手段は、前記他方の充電手
段からの充電電圧を前記充電電池に対して供給されてい
る場合には、前記一方の充電手段からの充電電圧が前記
充電電池に対して供給されないように制御することを特
徴としている。
【0019】また、上記目的を達成するために、請求項
7に記載の発明は、前記制御手段は、前記充電電池が前
記各動作部に対して電圧を供給している場合には、前記
充電電池に対する各充電手段からの各充電電圧の供給を
停止するように制御することを特徴としている。
【0020】また、上記目的を達成するために、請求項
8に記載の発明は、前記他方の充電手段は、電磁波に基
づいて発電を行う発電装置を含むことを特徴としてい
る。
【0021】また、上記目的を達成するために、請求項
9に記載の発明は、前記他方の充電手段は、当該電子機
器の持ち運びに伴う振動に基づいて発電を行う発電装置
を含むことを特徴としている。
【0022】また、上記目的を達成するために、請求項
10に記載の発明は、前記他方の充電手段は、操作入力
に基づいて発電を行う発電装置を含むことを特徴として
いる。
【0023】また、上記目的を達成するために、請求項
11に記載の発明は、前記制御手段は、複数の各充電手
段のうち選択的にいずれか一つの充電手段が動作するよ
うに制御することを特徴としている。
【0024】また、上記目的を達成するために、請求項
12に記載の発明は、前記制御手段は、複数の各充電手
段がほぼ同時に動作するように制御することを特徴とし
ている。
【0025】また、上記目的を達成するために、請求項
13に記載の発明は、複数の各充電手段のうちいずれか
一つの充電手段は、当該電子機器を固定することなく充
電可能な装置を含むことを特徴としている。
【0026】上記目的を達成するために、請求項14に
記載の発明は、充電可能な充電式の複数の各充電電池
と、各前記充電電池を電源として各々動作する各動作部
とを備えた電子機器であって、前記複数の各充電電池に
対して各々充電するための充電手段と、前記複数の各充
電電池に対して各々充電を行うために予め規定された充
電順序の優先順により決定された、前記複数の各充電電
池のうち少なくとも一つの一方の充電電池に対し充電す
るとともに、他のいずれかの前記充電電池が特定の電圧
を越えて使用される場合に、前記他のいずれかの充電電
池に対して充電するように制御する制御手段と、を含む
ことを特徴としている。
【0027】また、上記目的を達成するために、請求項
15に記載の発明は、前記一方の充電電池は、当該電子
機器の最低限の機能を動作させるために利用されるもの
であることを特徴としている。
【0028】上記目的を達成するために、請求項16に
記載の発明は、充電可能な充電電池と、前記充電電池又
は外部電源装置を電源として動作する各動作部と、前記
外部電源装置からの電圧を入力可能な電源端子と、前記
電源端子を介して入力される電圧に基づいて、前記充電
電池に対して充電を行う充電回路と、前記外部電源装置
からの電圧が前記電源端子に対して供給されない場合
に、前記充電電池に対する充電電圧を発電する発電回路
と、を含むことを特徴としている。
【0029】上記目的を達成するために、請求項17に
記載の発明は、充電可能な第1、第2の各充電電池と、
前記第1の充電電池を電源として動作する第1の回路ブ
ロックと、前記第2の充電電池を電源として動作する第
2の回路ブロックと、前記第1、第2の各充電電池を充
電する充電手段と、予め規定された充電の優先順位に基
づいて、前記第1、第2の各充電電池に対して各々充電
するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0030】上記目的を達成するために、請求項18に
記載の発明は、充電可能な充電電池と、外部電源装置か
らの電圧を入力可能な電源端子と、前記充電電池を電源
として動作する第1の回路ブロックと、前記外部電源装
置から前記電源端子を介して入力される電圧に基づいて
動作する第2の回路ブロックと、前記充電電池に対する
充電電圧を発電する発電回路と、前記外部電源装置から
の電圧が前記電源端子に対して供給される場合には、前
記電源端子を介して入力される電圧に基づいて前記充電
電池に対して充電を行い、前記外部電源装置からの電圧
が前記電源端子に供給されない場合には、前記発電回路
からの電圧に基づいて、前記充電電池に対して充電を行
う充電回路と、を含むことを特徴としている。
【0031】また、上記目的を達成するために、請求項
19では、記電子機器は、携帯電話、PHS,携帯型コ
ンピュータ機器、ポケットベル、携帯用カセットテープ
レコーダ、携帯用CDプレーヤ、携帯用MDレコーダ、
PDA、電子手帳、リモコン、時計、電子髭剃り装置、
のいずれか一つの機能を有してなることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0033】[第1の実施の形態] (装置の全体構成)先ず、本発明の特徴的な構成である
複数の各充電方式の説明に先立って、本発明の電子機器
の一例であるデジタルカメラの全体の概略構成につい
て、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態の
電子機器の一例であるデジタルカメラの全体の概略構成
の一例を示す機能ブロック図である。
【0034】本実施の形態のデジタルカメラ1は、図1
に示すように、内部に各種の機構を備えたデジタルカメ
ラを構成する筐体等のデジタルカメラ本体2と、前記本
体2に接続されるAC/DCコンバータ3と、このAC
/DCコンバータ3に電源コードを介して接続された電
源コンセントに挿入可能な電源プラグ4と、を含んで構
成される。
【0035】デジタルカメラ本体2は、被写体を撮像す
るための各種レンズやCCD(固体撮像素子)などを備
えた光学系ブロック11と、前記レンズなどを駆動して
絞りやズームなどを調整制御するためのレンズ駆動回路
12と、前記CCD(固体撮像素子)などに結像された
画像情報を、画像信号として読み出すために前記CCD
(固体撮像素子)を駆動するための信号などを生成する
撮像回路13と、被写体の画像情報に対して必要な画像
処理を施し所定の記憶領域に対して読み出し書き込みを
行うための画像処理記録・再生制御回路ブロック14
と、外部の各種機器に対して前記記憶領域のデータを転
送したり、あるいはデータを受信するための各インター
フェースを含む通信回路15と、撮影者が操作入力を行
う操作部16と、これらの各部に対して電圧を供給する
ため電源並びに本実施の形態の特徴である各種充電方式
の複数の充電手段を備えた電源ブロック20と、これら
各部の制御を司るシステム制御回路30とを含んで構成
される。
【0036】光学系ブロック11は、被写体の光画像を
撮像する各種撮像レンズ、フォーカス、絞り、シャッ
タ、ズーム用部材などを含む撮像手段である撮像光学系
や、撮像光学系からの光画像を受光する光電変換手段で
あるCCD(固体撮像素子)などを含んで構成される。
【0037】レンズ駆動回路12は、フォーカス、絞
り、シャッタ、ズーム用部材などの撮像光学系の各部を
駆動して絞りやズームなどを調整制御するための各種回
路ないしは素子よりなる。
【0038】撮影回路13は、前記CCD(固体撮像素
子)上に結像された画像情報を、画像信号として読み出
すためにCCD(固体撮像素子)を駆動するためのタイ
ミング信号を生成するタイミング信号発生回路と、前記
CCD(固体撮像素子)からの画像信号を処理するアナ
ログ処理回路と、画像信号をAD変換するAD変換回路
と、を含んで構成される。
【0039】画像処理記録・再生制御回路ブロック14
は、輝度検出・ピント検出・色変換・画素数変換等のデ
ジタル画像処理を行う画像処理部、画像データ圧縮・伸
張処理を行う圧縮伸張処理部、メモリ等の記憶手段を備
えて当該メモリの管理処理を行うメモリ管理処理部、前
記メモリに対して前記データの書き込み・読み出し処理
を行う書き込み・読み出し処理部、撮影者が被写体の撮
影範囲を確認するのに用いられ、被写体の画像情報を表
示するための表示手段(ビデオ端子・LCDモニタな
ど)などを含んで構成される。
【0040】通信回路15は、例えば、USB、232
Cシリアルポート等のような有線方式のインターフェー
ス回路と、ブルートゥース、IrDA等のような無線方
式のインターフェース回路などを含んで構成することが
好ましい。また、デジタルカメラに装着されたメモリカ
ードに記憶されたデータを読み込んで、システム制御部
を介して所定の記憶領域に送信できるようになってい
る。
【0041】操作部16は、操作者が操作入力するため
のものであり、電源投入を行う電源スイッチ、撮影指示
を行うための撮影スイッチ、各種「ストロボ撮影モー
ド」などの各種モード設定を行うためのモード設定手段
であるモード設定スイッチ、例えばストロボが使用可能
であることを示す各種LEDなどの表示素子などを含ん
で構成される。
【0042】電源ブロック20は、充電可能な電源とな
る2次電池等の充電電池21と、前記充電電池21に対
して充電を行うための充電回路23と、充電回路23へ
電源を供給し先端に端子が接続可能な電源端子22と、
発電により電源供給を行うための発電回路24と、電源
端子22からの直流電圧(第1の電圧)を一旦方形波な
どの交流電圧に変換し、再び値の異なる直流電圧(第2
の電圧)に変換する電圧変換手段であるDC/DCコン
バータ25と、を含んで構成されている。
【0043】充電回路23は、充電電池21が完全に充
電されていない場合に充電を行うものであり、この際の
充電は、電源端子22からの電圧による第1の充電と、
発電回路24からの電圧による第2の充電とのいずれか
の方式により充電を行う。例えば、電源端子22から電
圧が供給されている場合には、電源端子22からの電圧
に基づいて充電を行い、逆に、電源端子22から電圧が
供給されていない場合には、発電回路24からの電圧に
基づく電圧が供給される。ただし、充電電池21を使用
してデジタルカメラが動作している際には、いずれから
の充電も行われない。
【0044】また、電源端子22から供給されることで
動作する回路ブロックと、充電電池21から供給される
ことで動作する回路ブロックとを有するために、電源端
子21から各回路ブロックへ電圧を供給しつつ、充電電
池21は未使用で充電が足りない場合に、発電回路24
ないしは電源端子22からの電圧により変更を行うよう
に制御してもよい。
【0045】DC/DCコンバータ25は、入力直流電
圧よりも高い直流電圧を出力する昇圧型、入力直流電圧
よりも低い直流電圧を出力する降圧型、入力直流電圧よ
りも高い直流電圧でも低い直流電圧でも出力できる昇降
圧型のいずれであってもよい。
【0046】なお、本実施の形態の「充電回路23」、
「電源端子22」、「AC/DCコンバータ3」とで、
本発明にいう「一方の充電手段」を構成でき、また、本
実施の形態の「充電回路23」、「発電回路24」と
で、本発明にいう「他方の充電手段」を構成できる。さ
らに、本実施の形態の「システム制御回路」により、本
発明にいう「制御手段」を構成できる。また、本実施の
形態の「AC/DCコンバータ3」は本発明にいう「外
部電源装置」に該当し、本実施の形態の「発電回路2
4」は本発明にいう「発電装置」に該当する。さらに、
前記各回路並びに回路ブロックは、本発明にいう「各動
作部」あるいは「第1、第2の回路ブロック」に相当す
る。
【0047】上述のような構成を有するデジタルカメラ
1において、概略以下のように作用する。乃ち、先ず、
カメラとしての動作時にあっては、充電電池から電源が
供給される。なお、外部からAC/DCコンバータ3を
介して電源端子22より供給される電源でもカメラとし
ての動作は可能である。
【0048】ここで、充電電池が十分充電されている時
は、いかなる場合でも電池を充電しない。
【0049】一方、デジタルカメラ1がカメラとして動
作していない時で、かつ、充電電池21が十分充電され
ていない状態であり、かつ、電源端子22から電源が供
給されているときは、充電回路23によって電池が充電
される。
【0050】他方、カメラとして動作していない時で、
かつ、充電電池21が十分充電されていない状態であ
り、かつ、電源端子22から電源が供給されていないと
きにおいて、発電回路24によって充電可能な電圧が発
生しているときは、この電圧を用いて充電電池21を充
電する。
【0051】また、電源端子22から外部電源が供給さ
れていないときで、かつ、内部の充電電池21によって
カメラとして動作しているときには、発電回路24によ
って充電可能な電圧が発生していても、この電圧を用い
て充電電池21を充電しない。
【0052】くわえて、外部からAC/DCコンバータ
3を介して供給される電源で動作しているときで、か
つ、発電回路24によって充電可能な電圧が発生してい
るときは、この電圧を用いて充電電池21を充電する。
【0053】(発電回路について)次に、上述のような
システム構成における発電回路の機械的構成について、
図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態のデジ
タルカメラの発電回路を例を示す概略斜視図である。
【0054】図2に示すように、デジタルカメラ1は、
略直方体状の筐体からなるデジタルカメラ本体2と、こ
のデジタルカメラ本体2の底部に着脱自在に形成された
充電装置5とを備えている。
【0055】充電装置5は、外部から供給される電源に
基づいて電磁波を発生させることにより充電を行うもの
であり、図2に示すように、平板状の板状体6と、この
板状体6上に形成され、一端に電源プラグ4を有する電
源コードに接続された充電用の回路基板7aと、この回
路基板7aと電気的に接続された電磁変換用のコイル7
bと、を含んで構成されている。
【0056】デジタルカメラ本体2内には、充電回路2
3ないしは発電回路24を含む回路基板28と、この回
路基板28に接続された発電用のコイル26と、前記回
路基板28上に設置された充電式の充電電池21などが
配設されている。因みに、デジタルカメラ本体2の外部
には、撮影レンズ11a、電源ボタン16aなどが設け
られるとともに、外部電源入力のある側面には、不図示
の通信ポートなども設けられる。
【0057】回路基板28には、デジタルカメラ本体2
の側壁部2aに形成された開口を介して電源ブラグを接
続可能な電源端子22と、充電式の前記充電電池21と
が形成される。そして、この回路基板28がデジタルカ
メラ本体2内の背面側2bに設置されて、前記発電用の
コイル26がデジタルカメラ本体2の底面側に位置する
ように形成される。
【0058】これにより、デジタルカメラ本体2の底面
部に前記充電装置5を配置させることにより、充電装置
5内の電磁変換用のコイル7bからの電磁波を前記デジ
タルカメラ本体2内の発電用のコイル26により受ける
ことで、デジタルカメラ本体2内の充電電池21の充電
を行うことができる。
【0059】乃ち、デジタルカメラ本体2の底面部に配
設される充電装置5は、外部から供給される商用電源に
基づいて、コンセントから電源プラグ4を介して電源コ
ードにより回路基板7aに電圧が供給されると、当該回
路基板7aに接続された電磁変換用のコイル7bにも電
圧が供給される。そして、当該電磁変換用のコイル7b
は、特定空間領域内に電磁波を生成する。すると、当該
電磁変換用のコイル7bは、デジタルカメラ本体2内の
発電用のコイル26との電磁誘導により、充電装置2及
びデジタルカメラ本体2の筐体を介して、デジタルカメ
ラ本体2側の発電用のコイル26側にも電圧が生じ発電
が行われることとなる。
【0060】すなわち、デジタルカメラ本体2内に設置
された発電用のコイル26は、前記電磁変換用のコイル
7bからの電磁波を、電圧に変換してこの電圧が回路基
板28を介して充電電池21に供給され充電が行われる
こととなる。
【0061】ここで、図3に示すように、デジタルカメ
ラ本体2内の発電用のコイル26と、充電回路23との
間には、スイッチ回路(SW回路)27が形成されてお
り、システム制御回路30によってスイッチングが制御
され、充電可能なときのみ充電回路23に電力が供給さ
れるようになっている。
【0062】なお、前記「発電回路」には、これらの
「スイッチ回路」並びに「コイル」とを含んで形成して
よい。
【0063】ここで、本実施の形態においては、電子機
器の一例であるデジタルカメラにおいて充電方式を例え
ば2通り有しており、一例として例えば、一方の充電手
段として外部からのDC入力を行う方式を採用し、他方
の充電手段として、例えば電磁誘導の方式を採用するよ
うにしている。つまり、充電できる充電電池が、その装
置自体の動力源となっており、一方の充電方式は、外部
から直接電力を入力することで充電を行うものであり、
他方の充電方式は、内部に発電する機能を有する発電手
段を有し当該発電手段により充電を行うものである。
【0064】そして、一方の充電手段と他方の充電手段
とは切り替え、例えば、一方の充電手段が接続され入力
されている時には、他方の充電手段は使わないように
し、逆に、他方の充電手段(内部の発電)が動いている
時は、一方の充電手段を(外部とは電気的に接続せず)
使用しないようにする。
【0065】また、2つの各充電手段が同時に動作可能
になる場合には、例えば電源端子に外部電源が接続され
ている時は、外部電源を優先する、という具合にいずれ
かを優先するようにすることが好ましい。なお、複数の
各充電手段から各々同時に又は交互に充電するようにし
てよい。
【0066】(処理手順について)次に、上述のような
構成を有する電子機器の充電電源に対して充電を行う際
の制御系の処理手順について、図4を参照しつつ説明す
る。
【0067】先ず、充電電池が充電されているか否かを
チェックする(ステップ、以下「S」101)。この判
断処理において、充電電池が充電されているものと判断
された場合には充電しない(S105)。一方、前記S
101の判断処理において、充電電池が充電されている
ものと判断されている場合には、カメラが動作している
か否かを判断する(S102)。
【0068】この判断処理において、カメラが動作して
いるものと判断された場合には、充電をしない(S10
5)。一方、前記S102の判断処理において、カメラ
が動作していないものと判断された場合には、電源端子
から電源供給されているか否かの判断を行う(S10
3)。
【0069】この判断処理において、電源端子から電源
供給されていないものと判断された場合には、カメラが
動作しているか否かの判断処理を行う(S104)。こ
の判断処理において、カメラが動作しているものと判断
された場合には、充電しない(S105)。前記S10
4の判断処理において、カメラが動作していないものと
判断された場合には、発電回路によって発生した電圧に
より充電する(S108)。
【0070】一方、前記S103の判断処理において、
電源端子から電源が供給されているものと判断された場
合には、発電回路で電圧が発生しているかの確認を行う
(S106)。S106において、発電回路で電圧が発
生されているものと判断された場合には、発電回路によ
って発生した電圧により充電を行う(S106)。
【0071】一方、S106において、発電回路で電圧
が発生していないものと判断された場合には、充電回路
により充電を行う(S107)。
【0072】以上のように本実施の形態によれば、家庭
等外部電源がある場所では、これを利用した急速充電が
可能であり、本体だけ持ち運んだ時にも充電ができる。
特に、機器に固定する必要のない充電方式を持つことに
より使用者に充電を意識せずに充電ができる。
【0073】また、本実施の形態の充電装置において
は、何かに固定しなければ充電が始まらないということ
はなく、平板上のどこでも置けば充電が可能となる。
【0074】さらに、電源である充電電池を複数有する
構成として、各々に対し各充電手段が供給するように構
成してもよい。この際、例えば電池を2個有している場
合に充電の優先順位を決定する際には、最低限動作しな
ければなならない回路ブロックに関与する充電電池に対
して先ず充電を行うように形成することが好ましい。こ
のように、回路ブロックに応じて複数の電池(電源系
統)を有するデジタルカメラにおいて、このような優先
順位により充電の制御を行うのは特に有効である。
【0075】すなわち、携帯電話やPDAなどの電子機
器においては、動作する時は各機構がまとまって動作す
るが、デジタルカメラの場合には、撮影だけしたい時に
は、液晶表示パネルを表示させなくてもよいし、あるい
は、液晶表示パネルを表示させるとしても、他の全ての
機能を停止させて撮影だけできるような場合が想定され
得る。このような場合に、最低限の撮影機能に関わる部
分の電源系統の電池に対してのみ充電を先ず行うように
することは有効である。
【0076】逆に、撮影せずに画像を再生する場合など
は、再生する処理に必要とされる各種機構に関与する回
路ブロックの電池に対してのみ充電するようにする。
【0077】このように、操作に応じて複数の各充電手
段からの各電池に対する各充電を切換制御することで、
より省電力化が図れ、電池寿命を長くすることができ
る。
【0078】なお、充電手段としては、外部からの電源
入力、電磁誘導による発電、機構の振動による発電等が
挙げられる。また、複数の充電手段のうち一方は、電磁
波や振動などそのままでは、機器の動力源とならないも
のであっても、そうでなくてもよい。
【0079】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図5に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図5は、本実施の形態の電子機器の一例
であるデジタルカメラの概略構成を示す概略斜視図であ
る。
【0080】上述の第1の実施の形態では、電子機器の
一例であるデジタルカメラに備える「複数の充電手段」
のうち、「一方の充電手段」を商用電源等の外部電源装
置から電源コードなどを介して供給される電源に基づい
て充電される充電装置とし、「他方の充電手段」を、外
部の電磁式のコイルからの電磁波による電磁誘導を利用
して発電する機構を用いて充電を行う場合を例に説明し
たが、本実施の形態においては、「一方の充電手段」と
しては、前記第1の実施の形態同様、外部電源装置から
の電源供給による充電の方式であるが、前記「他方の充
電手段」としては、電子機器の動きを利用して発電して
充電を行う方式を採用した場合の例を開示している。
【0081】具体的には、本実施の形態のデジタルカメ
ラ100の略直方体状の筐体からなるデジタルカメラ本
体102内には、図5に示すように、前記第1の実施の
形態同様に充電回路ないしは発電回路を含む回路基板1
25と、この回路基板125上に設置された充電式の充
電電池121と、回路基板125上に設置され、デジタ
ルカメラ本体102の側壁部102aに形成された開口
を介して接続可能な電源端子122と、前記回路基板1
25と電気的に接続され、前記デジタルカメラ本体10
2内の底部に形成された発電装置130などが形成され
る。
【0082】そして、この回路基板125がデジタルカ
メラ本体102内の背面側102bに設置されて、前記
発電装置130がデジタルカメラ本体102の底面側に
位置するように形成される。
【0083】因みに、デジタルカメラ本体102の外部
には、撮影レンズ111a、電源ボタン116aなどが
設けられるとともに、外部電源入力のある側面には、不
図示の通信ポートなども設けられる。
【0084】発電装置130は、電子機器の動きを利用
して発電して充電を行うものであり、図5に示すよう
に、平板状の板状体131と、この板状体131上に形
成された回転軸132と、前記板状体131上に配設さ
れ前記回転軸132を中心に周期的に稼働する可動部1
33と、を含んで構成されている。
【0085】可動部133は、例えば振り子等にて形成
されることが好ましい。そして、デジタルカメラ本体1
02の内部に配置される発電装置103は、デジタルカ
メラに加わる振動により可動部133が回転軸132を
中心に、回転することにより発電する。
【0086】乃ち、デジタルカメラ本体102の底面部
に配設される発電装置130は、外部から何らかの振動
が伝達されると、可動部133が回転軸132を中心に
回転ないしは揺動運動をすることにより、発電が行わ
れ、回路基板125の各部に対して電圧が供給されるこ
ととなる。
【0087】なお、本実施の形態においても、前記第1
の実施の形態と同様に、デジタルカメラ本体102内の
発電装置130と、不図示の充電回路との間には、スイ
ッチ回路が形成されており、システム制御回路によって
スイッチングが制御され、充電可能なときのみ充電回路
に電力が供給されるようになっている。
【0088】以上のように本実施の形態によれば、前記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、前
記第1の実施の形態のように充電装置(発電装置ないし
は発電回路)をデジタルカメラ本体の外部に設けること
を要せず、複数の各充電手段を電子機器であるデジタル
カメラ本体内に内蔵できるので、携帯利便性が向上す
る。
【0089】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図6に基づいて説明す
る。図6は、本実施の形態の電子機器の一例であるデジ
タルカメラの概略構成を示す概略斜視図である。
【0090】上述の第1の実施の形態では、電子機器の
一例であるデジタルカメラに備える「複数の充電手段」
のうち、「一方の充電手段」を商用電源等の外部電源装
置から電源コードなどを介して供給される電源に基づい
て充電される充電装置とし、「他方の充電手段」を、外
部の電磁式のコイルからの電磁波による電磁誘導を利用
して発電する機構を用いて充電を行う場合を例に説明し
たが、本実施の形態においては、電子機器として携帯電
話の場合を開示し、かつ、「一方の充電手段」として
は、前記第1の実施の形態同様、外部電源装置からの電
源供給による充電の方式であるが、前記「他方の充電手
段」としては、電子機器の動きを利用して発電して充電
を行う方式を採用した場合の例を開示している。
【0091】具体的には、本実施の形態の携帯電話20
0の略直方体状の筐体からなる本体202内には、図5
に示すように、充電回路ないしは発電回路を含む回路基
板228と、この回路基板228上に設置された充電式
の充電電池221と、回路基板228上に設置され、本
体202の側壁部202aに形成された開口を介して接
続可能な電源端子222と、前記回路基板228と電気
的に接続され、前記本体202に突設された発電装置2
30などが形成される。
【0092】そして、この回路基板228が本体202
内の一方の面側に設置されて、前記発電装置230が本
体202の他方の面側に突設するように形成される。
【0093】因みに、本体202の外部には、この他、
不図示の操作部、液晶表示パネルなどの表示手段、アン
テナなども設けられる。
【0094】発電装置230は、ジョグダイヤルを回転
させることにより充電を行うものであり、図6に示すよ
うに、ジョグダイヤル231と、発電機232と、前記
ジョグダイヤル231の回転運動に基づいて前記発電機
232を発電するように制御するジョグダイヤル制御回
路233と、を含んで構成されている。
【0095】上述のような構成を有する携帯電話200
において、ジョグダイヤル231を回すことにより、ジ
ョグダイヤル制御回路233と同時に動作するように構
成された発電機232を駆動し発電が行われ、これで発
生される電源で充電式の充電電池221を充電して、回
路基板228の各部に対して電圧が供給されることとな
る。
【0096】なお、本実施の形態においても、前記第1
の実施の形態と同様に、本体202内の発電装置230
と、不図示の充電回路との間には、スイッチ回路が形成
されており、システム制御回路によってスイッチングが
制御され、充電可能なときのみ充電回路に電力が供給さ
れるようになっている。
【0097】(制御系の構成)より詳細には、本実施の
形態の携帯電話の制御系の構成は、図7に示すような構
成となる。図7は、デジタル携帯電話の一実施形態を示
す回路ブロック図である。
【0098】携帯電話200は、図7に示すように、内
部に各種の機構を備えた携帯電話を構成する筐体等の本
体202と、前記本体202に接続されるAC/DCコ
ンバータ203と、このAC/DCコンバータ203に
電源コードを介して接続された電源コンセントに挿入可
能な電源プラグ204と、を含んで構成される。
【0099】本体2は、アンテナ211、アンテナ共用
器(DUP)212、受信回路(RX)213a、周波
数シンセサイザ(SYN)213b、送信回路(TX)
213c、デジタル復調器(DEM)214a、デジタ
ル変調器(MOD)214b、時分割多元接続回路(T
DMA)215a、誤り訂正符号復号回路(CH―CO
D)215b、音声復号回路(DEC)216a、デジ
タル/アナログ変換器(D/A)216b、スピーカ2
16c、マイクロホン217a、アナログ/デジタル変
換器(A/D)217b、可変低域通過フィルタ(可変
LPF)217c、音声符号化回路217d、本実施の
形態の特徴的構成であるこれら各部に電圧を供給するた
めの電源を含む電源ブロック220、これら各部の制御
を司るシステム制御回路240から構成される。
【0100】電源ブロック220は、充電可能な電源と
なる2次電池等の充電電池221と、前記充電電池22
1に対して充電を行うための充電回路223と、充電回
路223へ電源を供給し先端に端子が接続可能な電源端
子222と、発電により電源供給を行うための発電回路
224と、DC/DCコンバータ225と、を含んで構
成されている。
【0101】上記のような構成を有する携帯電話200
において、図示しない基地局から無線チャネルを介して
送られた無線搬送波信号は、アンテナ211で受信され
たのちアンテナ共用器(DUP)212を介して受信回
路(RX)213aに入力され、ここで周波数シンセサ
イザ(SYN)213bから出力された受信局部発振信
号とミキシングされて受信中間周波信号に周波数変換さ
れる。
【0102】そしてこの受信中間周波信号は、図示しな
いA/D変換器においてサンプリングされたのちデジタ
ル復調器(DEM)214aに入力される。
【0103】デジタル復調器214aは、上記デジタル
受信中間周波信号に対するフレーム同期およびビット同
期を確立したうえで、デジタル復調処理を行なう。この
復調処理により得られたベースバンドのデジタル復調信
号は、時分割多元接続回路(TDMA)215aに入力
され、ここで各伝送フレームごとに自己宛てのタイムス
ロットが分離抽出される。尚、上記デジタル復調器21
4aにおいて得られたフレーム同期およびビット同期に
関する同期情報はシステム制御回路240に入力され
る。
【0104】上記TDMA回路215aから出力された
デジタル復調信号は、続いて誤り訂正符号復号回路(C
H−COD)215bに入力され、ここで誤り訂正復号
処理される。そして、この誤り訂正復号されたデジタル
復調信号は、音声復号回路(DEC)216aに入力さ
れて音声復号処理され、これによりデジタル受話信号が
再生される。このデジタル受話信号は、デジタル/アナ
ログ変換器(D/A)216bでアナログ受話信号に戻
されたのち図示しない音声増幅器を介して音声出力手段
であるスピーカ216cに供給され、このスピーカ21
6cから拡声出力される。
【0105】一方、話者の送話音声は、音声入力手段で
あるマイクロホン217aで集音されて電気信号に変換
されたのちアナログ/デジタル変換器(A/D)217
bに入力され、このA/D217bで所定のサンプリン
グ周期でサンプリングされてデジタル送話信号に変換さ
れる。このデジタル送話信号は、可変低域通過フィルタ
(可変LPF)217cを経たのち音声符号化回路(C
OD)217dに入力されて音声符号化される。
【0106】この音声符号化回路217cから出力され
た符号化音声データは、システム制御回路240から出
力された制御データとともに誤り訂正符号復号回路(C
H−COD)215bに入力され、ここで誤り訂正符号
化される。そして、この誤り訂正符号化されたデジタル
送信信号はTDMA回路215aに入力される。
【0107】このTDMA回路215aでは、時分割多
元接続(TDMA:Time Division Mu
ltiple Access)方式に対応した伝送フレ
ームが生成され、この伝送フレーム中の自装置に割り当
てられたタイムスロットに上記ディジタル送信信号を挿
入するための処理が行なわれる。このTDMA回路21
5aから出力されたデジタル送信信号は、続いてデジタ
ル変調器(MOD)214bに入力される。
【0108】このデジタル変調器214bでは、上記デ
ジタル送信信号によりデジタル変調された送信中間周波
信号が発生され、この送信中間周波信号は図示しないデ
ジタル/アナログ変換器によりアナログ信号に変換され
たのち送信回路(TX)213cに入力される。なお、
デジタル変調方式としては、例えばπ/4シフトQPS
K(π/4)方式が使用される。
【0109】送信回路213cでは、上記変調された送
信中間周波信号が周波数シンセサイザ213bから出力
された送信局部発振信号とミキシングされ、これにより
通話チャネルに対応する無線搬送波周波数に変換され
る。そして、この無線変調波信号は送信電力増幅器で所
定の送信電力レベルに制御されたのち、アンテナ共用器
212を介してアンテナ211から図示しない基地局へ
向けて送信される。
【0110】なお、操作部218には、発信キー、ダイ
ヤルキー、および各種機能キーを有するキー入力部と、
液晶表示器(LCD)や発光ダイオード(LED)を有
する表示部とが配設されている。
【0111】ところで、システム制御回路220は、マ
イクロコンピュータを主制御部としたもので、通信に係
わる種々制御機能に加え、充電に係わる制御機能を有す
ることとなる。
【0112】そして、これら各部が動作する携帯電話2
00の動作時にあっては、充電電池221から電源が供
給される。なお、外部からAC/DCコンバータ203
を介して電源端子222より供給される電源でも携帯電
話200としての動作は可能である。
【0113】ここで、充電電池221が十分充電されて
いる時は、いかなる場合でも充電電池221を充電しな
い。
【0114】一方、携帯電話200が動作していない時
で、かつ、充電電池221が十分充電されていない状態
であり、かつ、電源端子222から電源が供給されてい
るときは、充電回路223によって電池が充電される。
【0115】他方、携帯電話200として動作していな
い時で、かつ、充電電池221が十分充電されていない
状態であり、かつ、電源端子222から電源が供給され
ていないときにおいて、発電回路224によって充電可
能な電圧が発生しているときは、この電圧を用いて充電
電池221を充電する。
【0116】また、電源端子222から外部電源が供給
されていないときで、かつ、内部の充電電池221によ
って携帯電話200として動作しているときには、発電
回路224によって充電可能な電圧が発生していても、
この電圧を用いて充電電池221を充電しない。
【0117】くわえて、外部からAC/DCコンバータ
203を介して供給される電源で動作しているときで、
かつ、発電回路224によって充電可能な電圧が発生し
ているときは、この電圧を用いて充電電池221を充電
する。
【0118】以上のように本実施の形態によれば、前記
各実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、複数の
充電方式を搭載した電子機器として携帯電話等にも適用
することができる。
【0119】このように、複数の異なる方式の各充電手
段を有することで、使用環境に応じて各方式の充電手段
を使い分けることができ、いかなる場合にも充電するこ
とが可能となる。特に、一方の充電手段として、家庭等
外部電源を利用した急速充電を行うこともでき、電子機
器の本体のみ持ち運ぶ際にも充電ができるし、他方の充
電手段として、外部の環境に依存した発電装置を利用し
た充電も行うことができ、充分な充電能力を確保しなが
らも、利便性が向上する。
【0120】また、電子機器に固定する必要のない充電
方式を持つことにより使用者に充電を意識せずに充電が
できる。
【0121】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。
【0122】例えば、上述の各実施の形態では、第1の
充電手段と、第2の充電手段との2通りの異なる方式の
充電手段を備える構成としたが、2以上の複数通りの異
なる方式の各充電手段を備える構成としてよいことは言
うまでもない。
【0123】この際、各充電手段のうちいくつかが同じ
方式のものを含む場合であってもよい。例えば、第1の
充電手段で外部入力、第2の充電手段で電磁誘導、第3
の充電方式で外部振動、第4の充電方式で電磁誘導とし
てもよい。
【0124】さらに、充電手段でなく、充電される充電
電池たる電源が複数構成されるようにしてもよい。ま
た、この際、少なくともいずれかの電源としては、前記
のものに限らず、小型の太陽電池であってもよい。
【0125】また、電子機器としてデジタルカメラや携
帯型情報端末である携帯電話の場合を例に説明したが、
これに限らず、上述の各充電手段を備えて構成される電
子機器としては、PHS,携帯型コンピュータ機器、ポ
ケットベル、携帯用カセットテープレコーダ、携帯用C
Dプレーヤ、携帯用MDレコーダ、PDA、電子手帳、
リモコン、電子髭剃り装置、マルチメディア対応のパー
ソナルコンピュータ(PC)及びエンジニアリング・ワ
ークステーション(EWS)、ページャ、あるいはワー
ドプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又はモニタ
直視型のビデオテープレコーダ、液晶プロジェクタ、電
子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、
タッチパネルを備えた装置、ネットワーク関連の機能を
有しているコンピュータ機器(デスクトップ、ラップト
ップコンピュータ、モバイル、パームコンピュータ、そ
の他無線・有線通信機能を有する情報機器)、またはこ
れに類するコンピュータ、携帯式精密時計(懐中時計及
び腕時計)、無線時計または衛星時計等の精密時計、携
帯式GPS位置発見装置、GPS受信器、その他これに
類するあらゆる電子機器などを挙げることができる。
【0126】また、内部電源が複数ある場合の例として
は、例えばデジタルカメラにおいては、時計を駆動する
ために必要な小さい第1の充電電池と、全体を動作させ
るための大きい第2の充電電池と2個有する場合であっ
てもよい。
【0127】この場合には、最小限動作しなければなら
ない第1の充電電池に対して通常は充電手段により充電
を行い、前記第2の充電電池の充電されている量がある
値以下となった場合に前記充電手段が前記第2の充電電
池に対して充電を行うように制御されることが好まし
い。このようにして、内部の電池の中でいずれかを優先
するように優先順位を決定し、それに基づいて制御が行
われる。
【0128】なお、ジョグシャトル付きのデジタルカメ
ラで、当該ジョグシャトルに発電機能を付けて充電を賄
う構成であってもよい。
【0129】また、本発明にいう「制御手段」主として
システム制御回路を意味するが、制御手段は、前記充電
電池の充電状態に応じて、前記各充電手段からの各充電
電圧のうちいずれか又は全てを前記充電電池に対して充
電するように制御する。さらに、制御手段は、充電電池
の充電状態に応じて、前記各充電手段からの各充電電圧
のうちいずれかを前記充電電池に対して供給し、他のい
ずれか又は前記他の電源を前記各動作部に対して電圧を
供給するように制御する。
【0130】さらに、制御手段は、前記各充電電池の充
電状態に応じて、前記各充電手段からの各充電電圧を各
前記充電電池に対して各々充電するように切換制御す
る。また、制御手段は、前記一方の充電手段からの充電
電圧が各前記動作部に対して供給入力されている場合
に、前記他方の充電手段からの充電電圧を前記充電電池
に対して供給するように制御する。
【0131】また、制御手段は、前記他方の充電手段か
らの充電電圧を前記充電電池に対して供給入力されてい
る場合には、前記一方の充電手段からの充電電圧が前記
充電電池に対して供給入力されないように制御する。さ
らに、前記制御手段は、前記充電電池が前記各動作部に
対して電圧を供給している場合には、前記充電電池に対
する各充電手段からの各充電電圧の供給を停止するよう
に制御する。また、制御手段は、複数の各充電手段のう
ち選択的にいずれか一つの充電手段が動作するように制
御することもできるし、あるいは、制御手段は、複数の
各充電手段がほぼ同時に動作するように制御することも
できる。
【0132】さらに、制御手段は、前記複数の各充電電
池に対して各々充電を行うために予め規定された充電順
序の優先順により決定された、前記複数の各充電電池の
うち少なくとも一つの一方の充電電池に対し充電すると
ともに、他のいずれかの前記充電電池が特定の電圧を越
えて使用される場合に、前記他のいずれかの充電電池に
対して充電するように制御する。また、制御手段は、予
め規定された充電の優先順位に基づいて、前記第1、第
2の各充電電池に対して各々充電するように制御する。
【0133】また、発電回路は、外部電源装置からの電
圧が前記電源端子に対して供給されない場合に、前記充
電電池に対する充電電圧を発電する。さらに、充電回路
は、前記外部電源装置からの電圧が前記電源端子に対し
て供給される場合には、前記電源端子を介して入力され
る電圧に基づいて前記充電電池に対して充電を行い、前
記外部電源装置からの電圧が前記電源端子に供給されな
い場合には、前記発電回路からの電圧に基づいて、前記
充電電池に対して充電を行う。
【0134】さらに、上記実施形態には種々の段階が含
まれており、開示される複数の構成要件における適宜な
組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、
上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと
各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含むこ
とは言うまでもない。この場合において、本実施形態に
おいて特に記載しなくとも、各実施の形態及び変形例に
開示した各構成から自明な作用効果については、当然の
ことながら本例においても当該作用効果を奏することが
できる。また、実施形態に示される全構成要件から幾つ
かの構成要件が削除された構成であってもよい。
【0135】そして、これまでの記述は、本発明の実施
の形態の一例のみを開示しており、所定の範囲内で適宜
変形及び/又は変更が可能であるが、各実施の形態は例
証するものであり、制限するものではない。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の異なる方式の各充電手段を有することで、使用環境
に応じて各方式の充電手段を使い分けることができ、い
かなる場合にも充電することが可能となる。
【0137】特に、一方の充電手段として、家庭等外部
電源を利用した急速充電を行うこともでき、電子機器の
本体のみ持ち運ぶ際にも充電ができるし、他方の充電手
段として、外部の環境に依存した発電装置を利用した充
電も行うことができ、充分な充電能力を確保しながらも
利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子機器の概略構
成の一例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の電子機器の構成の外観を示す概略斜視図
である。
【図3】図1の一部の詳細を示した機能ブロック図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態に係る電子機器の充電に
おける制御系の処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る電子機器の概略
構成の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る電子機器の概略
構成の一例を示す斜視図である。
【図7】図6の電子機器の概略機能の一例を示す機能ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ(電子機器) 2 デジタルカメラ本体 2b 背面側 3 AC/DCコンバータ 5 充電装置 7a 回路基板 7b コイル 11 光学系ブロック 11a 撮影レンズ 12 レンズ駆動回路 13 撮像回路 14 画像処理記録再生制御回路ブロック 15 通信回路 16 操作部 16a 電源ボタン 20 電源ブロック 21 充電電池 22 電源端子 23 充電回路 24 発電回路 25 DC/DCコンバータ 26 コイル 27 スイッチ回路(SW回路) 28 回路基板 30 システム制御回路 100 デジタルカメラ(電子機器) 102 デジタルカメラ本体 102a 側壁部 102b 背面側 121 充電電池 122 電源端子 125 回路基板 130 発電装置 131 板状体 132 回転軸 133 可動部 200 携帯電話(電子機器) 202 本体 202a 側壁部 203 AC/DCコンバータ 211 アンテナ 212 アンテナ共用器(DUP) 213a 受信回路(RX) 213b 周波数シンセサイザ(SYN) 213c 送信回路(TX) 214a デジタル復調器(DEM) 214b デジタル変調器(MOD) 215a 時分割多元接続回路(TDMA) 215b 誤り訂正符号復号回路(CH―COD) 216a 音声復号回路(DEC) 216b デジタル/アナログ変換器(D/A) 216c スピーカ 217a マイクロホン 217b アナログ/デジタル変換器(A/D) 217c 可変低域通過フィルタ(可変LPF) 217d 音声符号化回路 220 電源ブロック 221 充電電池 222 電源端子 223 充電回路 224 発電回路 225 DC/DCコンバータ 228 回路基板 230 発電装置 231 ジョグダイヤル 232 発電機 233 ジョグダイヤル制御回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充電可能な充電電池と、前記充電電池を
    電源として動作する各動作部とを備えた電子機器であっ
    て、 前記充電電池を充電するための複数の異なる方式の各充
    電手段と、 前記充電電池の充電状態に応じて、前記各充電手段から
    の各充電電圧のうちいずれか又は全てを前記充電電池に
    対して供給するように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 充電可能な充電電池と、前記充電電池又
    は他の電源を電源として動作する各動作部とを備えた電
    子機器であって、 前記充電電池を充電するための複数の異なる方式の各充
    電手段と、 前記充電電池の充電状態に応じて、前記各充電手段から
    の各充電電圧のうちいずれかを前記充電電池に対して供
    給し、他のいずれかの充電手段又は前記他の電源の電圧
    を前記各動作部に対して供給するように制御する制御手
    段と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 充電可能な複数の充電電池と、前記複数
    の充電電池を電源として各々動作する各動作部とを備え
    た電子機器であって、 前記複数の各充電電池を充電するための複数の異なる方
    式の各充電手段と、 前記各充電電池の充電状態に応じて、前記各充電手段か
    らの各充電電圧を各前記充電電池に対して各々供給する
    ように切換制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 前記複数の各充電手段のうち少なくとも
    一つの一方の充電手段は、外部に配置された外部電源装
    置であり、 少なくとも一つの他方の充電手段は、外部の環境に依存
    した発電装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    電子機器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記一方の充電手段か
    らの充電電圧が各前記動作部に対して供給されている場
    合に、前記他方の充電手段からの充電電圧を前記充電電
    池に対して供給するように制御することを特徴とする請
    求項4に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記他方の充電手段か
    らの充電電圧を前記充電電池に対して供給されている場
    合には、前記一方の充電手段からの充電電圧が前記充電
    電池に対して供給されないように制御することを特徴と
    する請求項4に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記充電電池が前記各
    動作部に対して電圧を供給している場合には、前記充電
    電池に対する各充電手段からの各充電電圧の供給を停止
    するように制御することを特徴とする請求項4に記載の
    電子機器。
  8. 【請求項8】 前記他方の充電手段は、電磁波に基づい
    て発電を行う発電装置を含むことを特徴とする請求項4
    に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記他方の充電手段は、当該電子機器の
    持ち運びに伴う振動に基づいて発電を行う発電装置を含
    むことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記他方の充電手段は、操作入力に基
    づいて発電を行う発電装置を含むことを特徴とする請求
    項4に記載の電子機器。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、複数の各充電手段の
    うち選択的にいずれか一つの充電手段が動作するように
    制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、複数の各充電手段が
    ほぼ同時に動作するように制御することを特徴とする請
    求項1に記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 複数の各充電手段のうちいずれか一つ
    の充電手段は、当該電子機器を固定することなく充電可
    能な装置を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子
    機器。
  14. 【請求項14】 充電可能な充電式の複数の各充電電池
    と、各前記充電電池を電源として各々動作する各動作部
    とを備えた電子機器であって、 前記複数の各充電電池に対して各々充電するための充電
    手段と、 前記複数の各充電電池に対して各々充電を行うために予
    め規定された充電順序の優先順により決定された、前記
    複数の各充電電池のうち少なくとも一つの一方の充電電
    池に対し充電するとともに、他のいずれかの前記充電電
    池が特定の電圧を越えて使用される場合に、前記他のい
    ずれかの充電電池に対して充電するように制御する制御
    手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  15. 【請求項15】 前記一方の充電電池は、当該電子機器
    の最低限の機能を動作させるために利用されるものであ
    ることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 【請求項16】 充電可能な充電電池と、 前記充電電池又は外部電源装置を電源として動作する各
    動作部と、 前記外部電源装置からの電圧を入力可能な電源端子と、 前記電源端子を介して入力される電圧に基づいて、前記
    充電電池に対して充電を行う充電回路と、 前記外部電源装置からの電圧が前記電源端子に対して供
    給されない場合に、前記充電電池に対する充電電圧を発
    電する発電回路と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  17. 【請求項17】 充電可能な第1、第2の各充電電池
    と、 前記第1の充電電池を電源として動作する第1の回路ブ
    ロックと、 前記第2の充電電池を電源として動作する第2の回路ブ
    ロックと、 前記第1、第2の各充電電池を充電する充電手段と、 予め規定された充電の優先順位に基づいて、前記第1、
    第2の各充電電池に対して各々充電するように制御する
    制御手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  18. 【請求項18】 充電可能な充電電池と、 外部電源装置からの電圧を入力可能な電源端子と、 前記充電電池を電源として動作する第1の回路ブロック
    と、 前記外部電源装置から前記電源端子を介して入力される
    電圧に基づいて動作する第2の回路ブロックと、 前記充電電池に対する充電電圧を発電する発電回路と、 前記外部電源装置からの電圧が前記電源端子に対して供
    給される場合には、前記電源端子を介して入力される電
    圧に基づいて前記充電電池に対して充電を行い、前記外
    部電源装置からの電圧が前記電源端子に供給されない場
    合には、前記発電回路からの電圧に基づいて、前記充電
    電池に対して充電を行う充電回路と、 を含むことを特徴とする電子機器。
  19. 【請求項19】 前記電子機器は、携帯電話、PHS,
    携帯型コンピュータ機器、ポケットベル(登録商標)、
    携帯用カセットテープレコーダ、携帯用CDプレーヤ、
    携帯用MDレコーダ、PDA、電子手帳、リモコン、時
    計、電子髭剃り装置、のいずれか一つの機能を有してな
    る請求項1乃至請求項18のうちいずれか一項に記載の
    電子機器。
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