JP2003272873A - 有機elヘッドとその作製方法及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

有機elヘッドとその作製方法及びそれを用いた画像形成装置

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JP2003272873A JP2002078437A JP2002078437A JP2003272873A JP 2003272873 A JP2003272873 A JP 2003272873A JP 2002078437 A JP2002078437 A JP 2002078437A JP 2002078437 A JP2002078437 A JP 2002078437A JP 2003272873 A JP2003272873 A JP 2003272873A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機ELの成膜を液相法により行う構成とす
ると共に、反射層の反射率を1に近づけ、微小光共振器
構造の採用で光の利用効率を向上させた有機ELヘッド
を提供すること。 【解決手段】 基板1上に誘電体多層膜2からなる反射
層を形成し、反射層上に陽極3を形成する。陽極上に有
機EL(正孔輸送層4、発光層5)をインクジェット法
により形成し、有機EL上に蒸着法により、光を透過す
る厚さの金属薄膜を被着して陰極6を形成する。陰極上
に誘電体多層膜からなる半透明反射層7を形成し、マイ
クロレンズ8をインクジェット法により形成する。反射
層2と半透明反射層7で微小光共振器構造を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機ELの成膜を
液相法により行う構成とすると共に、反射層の反射率を
1に近づけ、微小光共振器構造を採用することにより光
の利用効率を向上させた有機ELヘッドとその作製方法
およびそれを用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体上に潜像を書き込む画像
形成装置において、書き込み手段として、レーザ走査光
学系を用いたものが使用されている。また、書き込み手
段として、LEDアレイを用いたものも知られている。
【0003】前記レーザ走査光学系を用いたものは、レ
ンズなどの種々の光学部品が必要となるので装置が大型
になる上に、高速処理には限界があるという問題があっ
た。また、LEDアレイを用いたものは、基板やドライ
バが高価であるという問題の外に、像担持体上に結像さ
せるためにロッドアレイレンズが必要となるため構成が
複雑になるという問題があった。
【0004】そこで、近年有機EL(有機電界発光素
子)アレイを前記書き込み手段として使用する試みが提
案されている。特開2000−77184号において
は、有機ELで発光層を形成し、陽極側にSiO2、Ti
2などで形成された半透明反射層と、Mg、Alなど
を用いた陰極層間で微小光共振器構造を構成して、発光
効率を高めている。
【0005】また特開2000−77188号において
は、前記微小光共振器構造を構成すると共に、マイクロ
レンズを使用することにより発光効率を更に高めてい
る。特開2000−77188号には、マイクロレンズ
作成方法として、基板上面にインオ交換法でマイクロレ
ンズを作成する方法や、基板裏面にフォトレジストを用
いる方法あるいはレプリカ法が記載されている。このよ
うにして作成されたマイクロレンズに位置合わせをし
て、光共振器構造を持つ有機ELアレイを蒸着により堆
積している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開2000−7
7184号、および特開2000−77188号に記載
の先行技術においては、SiO2、TiO2などで形成さ
れた半透明層と、Mg、Alなどを用いた陰極間で微小
光共振器構造を構成している。このような微小光共振器
構造を採用した場合には、発光しない側の反射率は1に
近いほど発光強度は高まるという特性がある。
【0007】しかしながら、前記各先行技術のものは、
発光しない側の陰極層はMg、Alなどの金属を用いて
いるので、反射率は材質の分光反射特性で上限が決定さ
れる。また、金属表面の状態により反射率が低下し、反
射率を0.999以上の極限にまで高めるのは困難であ
るという問題があった。
【0008】ところで、有機EL層の成膜法には、イン
クジェット法やスピンコート法などの液相法と、蒸着法
が採用されている。液相法を採用した場合には、蒸着法
を採用した場合よりも表面の平滑性が悪くなるという傾
向がある。前記各先行技術においては、有機EL層を液
相法で形成した場合には、反射層として機能する陰極層
は有機EL層の上に一定の厚みで蒸着されるので、陰極
層の平滑性が劣化して反射率が低下するという問題があ
った。
【0009】また、有機ELアレイにマイクロレンズを
一体化する特開2000−77188の場合は、マイク
ロレンズ材料に制約を受ける等の問題がある。さらに、
この例においては、有機EL層を蒸着で形成するため有
機EL層の材料の選択性が狭い等の問題があった。
【0010】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、有機ELの成膜
を液相法により行う構成とすると共に、反射層の反射率
を1に近づけ、微小光共振器構造を採用することにより
光の利用効率を向上させた有機ELヘッドとその作製方
法およびそれを用いた画像形成装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の有機ELヘッドは、基板上に形成された反射層と、
前記反射層上に形成された陽極と、前記陽極上に形成さ
れた有機ELからなる発光層と、光を透過する厚さの金
属薄膜で形成され、一面を前記発光層に被着し他面に半
透明反射層が形成された陰極とを有し、前記反射層と半
透明反射層で微小光共振器を構成したことを特徴とする
ものである。
【0012】この有機ELヘッドは、前記反射層と半透
明反射層が誘電体多層膜で形成されたことを特徴とする
ものである。また、前記有機ELを液相法により形成し
たことを特徴とするものである。また、前記半透明反射
層の外側にマイクロレンズを形成したことを特徴とする
ものである。
【0013】本発明の有機ELヘッドは、基板上に誘電
体多層膜からなる反射層を形成する工程と、前記反射層
上に陽極を形成する工程と、前記陽極上に有機ELを液
相法により形成する工程と、前記有機EL上に蒸着法に
より、光を透過する厚さの金属薄膜を被着して陰極を形
成する工程と、前記陰極上に誘電体多層膜からなる半透
明反射層を形成する工程により作製されることを特徴と
するものである。
【0014】また、本発明の有機ELヘッドの作製は、
前記工程に液相法でマイクロレンズを形成する工程を付
加したことを特徴とするものである。
【0015】本発明の画像形成装置は、前記特徴を有す
る有機ELヘッドを、像担持体に像を書き込むための露
光ヘッドとして備えていることを特徴とするものであ
る。
【0016】また、画像形成装置は、像担持体の周囲に
帯電手段、露光ヘッド、現像手段、転写手段を配した画
像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒
体が各ステーションを通過することにより、カラー画像
形成を行うタンデム方式の画像形成装置であることを特
徴とするものである。
【0017】本発明においては、光学系を有する有機E
Lヘッドを液相法、特にインクジェット法により容易に
構成することができる。また、微小光共振構造と組み合
わせることにより、光の放射角を小さくすることがで
き、クロストークを防止することができる。
【0018】また、反射層として機能する誘電体多層膜
では、層数、各層の層厚、材質などを調整することによ
り、反射率を略1(0.999)に近づけることが可能
となり、不要な面からの光の漏出を防止することができ
る。更に、陰極側から光を射出することと組み合わせ
て、発光部とマイクロレンズとの距離を短くすることが
できるので、光の利用効率が向上する。なお、本発明の
有機ELヘッドを用いることにより、画像形成装置の小
型化が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の有機ELヘッドの
実施例をその作製方法に基づいて説明する。図1は、有
機ELヘッド10の一例を示す縦断正面図である。図1
において、ガラスや樹脂フィルムを用いた基板1の上
に、スパッタ法により誘電体多層膜の反射層(誘電体ミ
ラー)2を形成する。
【0020】この誘電体多層膜からなる反射層2は、例
えば一対のSiO2とTiO2からなる層を複数層、例え
ば8層積層して形成される。本発明によるこのような誘
電体多層膜からなる反射層2は、反射率が0.999程
度となり、きわめて反射特性が良好な反射層が得られ
る。
【0021】次に、有機ELヘッド10の発光部に対応
する穴11を有し、所定の高さで隔壁(バンプ)9を形
成する。この隔壁9は、特開2000−353594に
開示されているように、フォトリソグラフィ法や印刷法
等、任意の方法で作成することができる。
【0022】例えば、リソグラフィ法を使用する場合
は、スピンコート、スプレーコート、ロールコート、ダ
イコート、ディップコート等所定の方法でバンプの高さ
に合わせて有機材料を塗布し、その上にレジスト層を塗
布する。そして、隔壁9の形状に合わせてマスクを施
し、レジストを露光・現像することにより隔壁9の形状
に合わせたレジストを残す。最後に隔壁材料をエッチン
グしてマスク以外の部分の隔壁材料を除去する。
【0023】また、下層が無機物で上層が有機物で構成
された2層以上でバンプ(凸部)を形成してもよい。ま
た、特開2000−323276に開示されているよう
に、隔壁9を構成する材料としては、EL材料の溶媒に
対し耐久性を有するものであれば特に限定されないが、
フロロカーボンガスプラズマ処理によりテフロン(登録
商標)化できることから、例えばアクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、感光性ポリイミド等の有機材料が好ましい。液
状ガラス等の無機材料を下層にした積層隔壁であっても
よい。また、隔壁9は、上記材料にカーボンブラック等
を混入してブラックあるいは不透明にすることが望まし
い。
【0024】次いで、有機ELの発光層用インク組成物
を塗布する直前に、隔壁9を設けた基板を酸素ガスとフ
ロロカーボンガスプラズマの連続プラズマ処理を行う。
これにより例えば隔壁9を構成するポリイミド表面は撥
水化され、インクジェット液滴を微細にパターニングす
るための基板側に対する濡れ性の制御ができる。プラズ
マを発生する装置としては、真空中でプラズマを発生す
る装置でも、大気中でプラズマを発生する装置でも同様
に用いることができる。
【0025】次に、誘電体多層膜からなる反射層2上
に、陽極3をスパッタ法により形成する。陽極3には、
光透過性、かつ導電性の材料が使用される。このような
特性を有する材料として、例えばITO(インジウム錫
酸化物)などの仕事関数の大きな材料を用いる。
【0026】次に、陽極3の上に、正孔輸送層4をイン
クジェット法により形成する。また、穴11内に正孔輸
送層4を形成した後、インク組成物を穴11内にインク
ジェットプリント装置のヘッドから吐き出し、各画素の
発光層上にパターニング塗布を行う。塗布後、溶媒を除
去し、熱処理して発光層5を形成する。
【0027】正孔輸送層4と、発光層5との有機EL層
は、上記のようにインクジェット方式でインク組成物を
塗布することにより作成するが、インクジェット法の代
わりに、公知のスピンコート法、ディップ法などの他の
液相法で作成することもできる。
【0028】また、正孔輸送層4、発光層5に用いる材
料については、例えば、特開平10−12377号、特
開2000−323276等に記載されている公知の種
々のEL材料が利用できる。その詳細な説明は省略す
る。
【0029】次に、陰極6を蒸着法により形成する。陰
極6の材料としては、例えばAlを使用する。本発明の
陰極6は、隔壁9の穴11内における厚みを光が透過で
きるレベルとした薄膜部6aを形成し、断面形状が凹状
になるようにしている。
【0030】陰極6の凹所底部には、スパッタ法により
複数層の誘電体多層膜からなる半透明反射層7を形成す
る。この誘電体多層膜からなる半透明反射層7は、一対
のSiO2とTiO2からなる層を例えば3層積層してい
る。本発明によるこのような誘電体多層膜で形成した半
透明反射層7は、反射率が0.9程度となる。
【0031】次に、誘電体多層膜からなる半透明反射層
7の上に、マイクロレンズ8をインクジェット法で形成
する。この処理は、隔壁9の穴11内に形成された陰極
6の凹所に、マイクロレンズ用の透明インク組成物をイ
ンクジェット方式プリント装置のヘッド21(図2)か
ら吐き出し、パターニング塗布を行い、塗布後硬化させ
て、各画素の有機EL発光部上に凸マイクロレンズ8を
形成する。
【0032】凸形に形成されたマイクロレンズ8の表面
の曲率半径、すなわち、焦点距離は、インク組成物の吐
き出し量、穴の径、マイクロレンズ用透明インク組成物
の表面張力、誘電体多層膜7に対する撥水性の度合い、
インク組成物が硬化する際の収縮量等で決定される。本
発明においては、このように、発光層5上に光を透過す
る薄い金属膜の陰極6と誘電体多層膜からなる半透明反
射層7を介して、マイクロレンズ8より出力光を射出し
ている。このため、発光層5からマイクロレンズ8まで
の距離が短くなるので、像担持体に到達するまでの間に
光の吸収や減衰が少なくなり、光の利用効率が向上す
る。
【0033】ここで、本発明で用いるインクジェット方
式は、圧電素子等の機械的エネルギーを利用してインク
組成物を吐き出すピエゾジェット方式、ヒータの熱エネ
ルギーを利用して気泡を発生させ、その気泡の生成に基
づいてインク組成物を吐き出すサーマル方式の何れでも
よい((社)日本写真学会・日本画像学会合同出版委員
会編「ファインイメージングとハードコピー」199
9.1.7発行((株)コロナ社)p.43)。
【0034】図2は、ピエゾジェット方式のヘッドの構
成例を示す断面図である。インクジェット用ヘッド21
は、例えばステンレス製のノズルプレート22と振動板
23とを備え、両者は仕切部材(リザーバープレート)
24を介して接合されている。ノズルプレート22と振
動板23との間には、仕切部材24によって複数のイン
ク室25と液溜り(不図示)とが形成されている。イン
ク室25及び液溜りの内部はインク組成物で満たされて
おり、インク室25と液溜りとは供給口を介して連通し
ている。
【0035】さらに、ノズルプレート22には、インク
室25からインク組成物をジェット状に噴射するための
ノズル孔26が設けられている。一方、インクジェット
用ヘッド21には、液溜りにインク組成物を供給するた
めのインク導入孔が形成されている。また、振動板23
のインク室25に対向する面と反対側の面上には、イン
ク室25の位置に対応させて圧電素子28が接合されて
いる。
【0036】この圧電素子28は、一対の電極29の間
に位置し、通電すると圧電素子28が外側に突出するよ
うに撓曲する。これによってインク室25の容積が増大
する。したがって、インク室25内に増大した容積分に
相当するインク組成物が液溜りから供給口を介して流入
する。
【0037】次に、圧電素子28への通電を解除する
と、圧電素子28と振動板23は共に元の形状に戻る。
これにより空間も元の容積に戻るためインク室25内部
のインク組成物の圧力が上昇し、ノズル孔26から隔壁
9を設けた基板1に向けてインク組成物が噴出するもの
である。
【0038】ところで、上記のような有機EL発光部は
水分により劣化しやすい性質を有している。このような
水分の侵入を防止するために、マイクロレンズ8形成後
に、基板の表面全面に透明保護層を塗布することが望ま
しい。透明保護層の材料としては、例えば、エポキシ樹
脂、アクリル樹脂、液状ガラス等を用いることができ
る。
【0039】図1においては、発光層5から射出される
出力光の中で、誘電体多層膜からなる反射層2の反射光
は、陰極6の薄膜部6aを通して誘電体多層膜からなる
半透明反射層7に到達し、半透明反射層7を透過してマ
イクロレンズ8より外部に射出される。このような構成
として反射層2と半透明反射層7により、微小光共振器
構造を構成している。
【0040】このように、本発明においては陰極6に薄
膜部6aを形成し、この薄膜部6aにより光を透過させ
ている。すなわち、前記先行技術のように陰極を所定の
厚みに形成して、陰極で光を反射させる構成とはしてい
ない。このため、正孔輸送層4、発光層5の有機EL層
をインクジェット法などの液相法で形成した場合でも、
当該有機EL層と接触する陰極の部分は薄膜として光を
透過しているので、陰極を蒸着法で形成しても、EL層
と陰極との接触部の平滑性に起因して反射率が低下する
という問題は生じない。
【0041】また、本発明においては、有機EL層をイ
ンクジェット法の外にディップ法などの液相法で成膜す
ることができる。このため、3色の発光層のパターニン
グが容易になるという利点がある。
【0042】次に、図1の正孔輸送層4、発光層5に用
いる有機EL層の材料について説明する。発光層5とし
て、次の化学式1で示されるMEH−PPV{poiy
[2−methoxy−5−(2‘−ethyl−he
xyloxy)−1,4−phenylene vin
ylene]}を使用する。
【0043】
【化1】
【0044】また、正孔輸送層4として、次の化学式2
で示されるPEDOT−PPS(polyethyle
ne dioxythiophene/polysty
rene sulphonate)を使用する。
【0045】
【化2】
【0046】このように、本発明においては、有機EL
層を高分子系の材料で液相法により形成している。ここ
で、低分子系の材料も液相法により有機EL層として構
成できなかどうかを検討する。低分子系の材料も溶剤に
溶けることから、液相法により塗布することは可能であ
る。
【0047】しかしながら、低分子系の材料は、結晶性
が高いので、成膜時にすぐ結晶化して凝集し、均一な膜
にはならないという特性がある。このため、本発明にお
いては、液相法で成膜する有機EL層には、低分子系の
材料を採用していない。
【0048】図1の構成では、基板1からみて下側に陽
極2を、上側に陰極6を配置している。次に、このよう
な電極配置とした理由について説明する。図1において
は、陽極を上側に形成する場合には、有機EL層を形成
した後にITOをスパッタ法で処理することになる。
【0049】このように、ITO分子を有機材料の上に
高速で飛ばすことになると、有機材料が劣化するという
問題が生じる。陽極材料であるITOを液相法で形成す
ることも可能であるが、液相法を使用してITOを形成
した場合でも、製造工程で加熱処理が必要となる。この
ため、有機材料の劣化が避けられないという問題が生じ
る。
【0050】このため、本発明においては、有機材料を
熱で劣化させないように、有機材料の上に蒸着で形成可
能な金属材料が使用されている。この金属材料は、仕事
関数が小さなAlなどが使用され、陰極を形成してい
る。
【0051】本発明においては、前記のように反射層2
と半透明反射層7とにより、微小光共振器を構成してい
る。次に、微小光共振器を構成することによる利点を、
図3、図4の光強度分布特性図で説明する。図3、図4
は、最大値を1とした場合の光強度の相対分布を示すも
のである。
【0052】図3は、微小光共振器構造を採用しない場
合の特性図である。有機EL素子の発光面は、完全拡散
光源に近く、この場合の光強度の角度分布は、略球面状
の分布となる。また、図4は、図1の微小光共振器構造
を採用した場合の特性図である。この場合の光強度の角
度分布は、角度0の方向(正面方向)に指向性が強めら
れた特性が得られている。すなわち、像担持体方向の光
分布強度が大きくなる。
【0053】したがって、微小光共振器構造を採用する
ことにより、光の拡散を抑制し、露光スポットの広がり
が少なくなる。すなわち、光の放射角を小さくすること
ができるので、クロストークを防止することができる。
また、発光波長の半値幅を狭くしてピーク波長の出力を
強めて発光効率を向上させることができる。このような
微小光共振器構造による光学的な特性は、発光部で発光
する光の方向が共振方向に揃えられる作用があるために
得られている。
【0054】本発明の実施形態について、有機ELヘッ
ド各部の諸元を表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】表1は、発光ピーク波長が636nmにお
ける有機ELヘッドの各部の諸元を示している。誘電体
多層膜からなる半透明反射層(誘電体ミラー)7は、一
対のSiO2とTiO2からなる層を3層積層して形成さ
れている。また、誘電体多層膜からなる反射層(誘電体
ミラー)2は、一対のSiO2とTiO2からなる層を8
層積層して形成されている。
【0057】反射層2および半透明反射層7に使用され
るSiO2は、屈折率が1.45、厚さが109.7(n
m)、光学長が159(nm)、光学長/波長が0.2
5である。また、TiO2は、屈折率が2.3、厚さが6
9.1(nm)、光学長が159(nm)、光学長/波
長が0.25である。
【0058】なお、表1は各反射層に使用される誘電体
多層膜の特性の一例を示すものである。本発明において
は、誘電体多層膜の層数、各層の層厚、材質などを適宜
選定することにより、反射率が1に近い値とすることが
できる。このため、発光層の出力光は無駄な面から射出
することなく、出力光の有効利用を図ることができる。
【0059】正孔輸送層4の材料であるPEDOT−P
SSは、屈折率が1.51、厚さが105.3(nm)、
光学長が159(nm)、光学長/波長が0.25であ
る。発光層5の材料であるMEH−PPVは、屈折率が
1.7、厚さが93.5(nm)、光学長が159(n
m)、光学長/波長が0.25である。
【0060】また、陽極に用いるITOは、屈折率が
1.9、厚さが167.4(nm)、光学長が318(n
m)、光学長/波長が0.5の特性である。陰極6に使
用されるアルミニューム(Al)は、屈折率が0.7
6、厚さが0.5(nm)以下のものである。
【0061】本発明においては、上記のような構成の有
機ELヘッドを、例えば電子写真方式のカラー画像を形
成する画像形成装置の露光ヘッドとして用いることがで
きる。図5は、有機ELアレイ露光ヘッドの一例を模式
的に示す平面図である。
【0062】この実施形態の有機ELアレイ露光ヘッド
15は、2列のアレイ16、16’が平行で相互の画素
が千鳥状になるように配列されている。各アレイ16、
16’は直線状に配置された多数の画素17からなる
が、各画素17の構成は同じである。各画素17は、有
機ELヘッド18と、その有機ELヘッド18の発光を
制御するTFT19とから構成される。
【0063】図6は、図5で説明した有機ELアレイ露
光ヘッドを用いた画像形成装置の一例を示す正面図であ
る。この画像形成装置は、同様な構成の4個の有機EL
アレイ露光ヘッド1K、1C、1M、1Yを、対応する
同様な構成である4個の感光体ドラム41K、41C、
41M、41Yの露光位置にそれぞれ配置した、タンデ
ム方式の画像形成装置として構成されている。
【0064】図6に示すように、この画像形成装置は、
駆動ローラ51と従動ローラ52とテンションローラ5
3とが設けられており、テンションローラ53でテンシ
ョンを加えて張架されて、図示矢印方向(反時計方向)
へ循環駆動される中間転写ベルト50を備えている。こ
の中間転写ベルト50に対して所定間隔で配置された4
個の像担持体としての外周面に感光層を有する感光体4
1K、41C、41M、41Yが配置される。
【0065】前記符号の後に付加されたK、C、M、Y
はそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローを意味し、
それぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエロー用の感光体で
あることを示す。他の部材についても同様である。感光
体41K、41C、41M、41Yは、中間転写ベルト
50の駆動と同期して図示矢印方向(時計方向)へ回転
駆動される。
【0066】各感光体41(K、C、M、Y)の周囲に
は、それぞれ感光体41(K、C、M、Y)の外周面を
一様に帯電させる帯電手段(コロナ帯電器)42(K、
C、M、Y)と、この帯電手段42(K、C、M、Y)
により一様に帯電させられた外周面を感光体41(K、
C、M、Y)の回転に同期して順次ライン走査する本発
明の上記のような有機ELアレイ露光ヘッド1(K、
C、M、Y)が設けられている。
【0067】また、この有機ELアレイ露光ヘッド1
(K、C、M、Y)で形成された静電潜像に現像剤であ
るトナーを付与して可視像(トナー像)とする現像装置
44(K、C、M、Y)と、この現像装置44(K、
C、M、Y)で現像されたトナー像を一次転写対象であ
る中間転写ベルト50に順次転写する転写手段としての
一次転写ローラ45(K、C、M、Y)と、転写された
後に感光体41(K、C、M、Y)の表面に残留してい
るトナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニ
ング装置46(K、C、M、Y)とを有している。
【0068】ここで、各有機ELアレイ露光ヘッド1
(K、C、M、Y)は、図6に示すように対応する感光
体41(K、C、M、Y)の表面から所定距離だけ離れ
て、有機ELアレイ露光ヘッド1(K、C、M、Y)の
アレイ方向が感光体ドラム41(K、C、M、Y)の母
線に沿うように設置される。そして、各有機ELアレイ
露光ヘッド1(K、C、M、Y)の発光エナルギーピー
ク波長と、感光体41(K、C、M、Y)の感度ピーク
波長とは略一致するように設定されている。
【0069】現像装置44(K、C、M、Y)は、例え
ば、現像剤として非磁性一成分トナーを用いるもので、
その一成分現像剤を例えば供給ローラで現像ローラへ搬
送し、現像ローラ表面に付着した現像剤の膜厚を規制ブ
レードで規制し、その現像ローラを感光体41(K、
C、M、Y)に接触あるいは押厚させて感光体41
(K、C、M、Y)の電位レベルに応じて現像剤を付着
させることによりトナー像として現像するものである。
【0070】このような4色の単色トナー像形成ステー
ションにより形成された黒、シアン、マゼンタ、イエロ
ーの各トナー像は、一次転写ローラ45(K、C、M、
Y)に印加される一次転写バイアスにより中間転写ベル
ト50上に順次一次転写され、中間転写ベルト50上で
順次重ね合わされてフルカラーとなったトナー像は、二
次転写ローラ66において用紙等の記録媒体Pに二次転
写され、定着部である定着ローラ対61を通ることで記
録媒体P上に定着され、排紙ローラ対62によって、装
置上部に形成された排紙トレイ68上へ排出される。
【0071】なお、図6中、63は多数枚の記録媒体P
が積層保持されている給紙カセット、64は給紙カセッ
ト63から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップ
ローラ、65は二次転写ローラ66の二次転写部への記
録媒体Pの供給タイミングを規定するゲートローラ対、
66は中間転写ベルト50との間で二次転写部を形成す
る二次転写手段としての二次転写ローラ、67は二次転
写後に中間転写ベルト50の表面に残留しているトナー
を除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレ
ードである。
【0072】図6で用いる有機ELアレイ露光ヘッド1
(K、C、M、Y)は、図1に示したように各有機EL
発光部上に、インクジェット方式により所定の焦点距離
の凸マイクロレンズ8が形成されてなるものであるが、
凸マイクロレンズ8に代えてボールレンズを用いる構成
としても良い。
【0073】この際に、ボールレンズは誘電体多層膜7
に接着して取り付けても良いし、陰極層6の凹所内の誘
電体多層膜7上に単に載置する構成としても良い。この
ように、図6の画像形成装置は、書き込み手段として図
1に示した有機ELヘッドを用いているので、レーザ走
査光学系を用いた構成とする場合と比較して、装置の小
型化を図ることができる。
【0074】以上、本発明の有機ELアレイ露光ヘッド
とその作製方法及びそれを用いた画像形成装置を実施例
に基づいて説明したが、本発明はこれら実施例に限定さ
れず種々の変形が可能である。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては、光学系を有する有機ELヘッドを液相法、
特にインクジェット法により容易に構成することができ
る。また、微小光共振構造と組み合わせることにより、
光の放射角を小さくすることができるので、クロストー
クを防止することができる。
【0076】また、反射層として機能する誘電体多層膜
は、層数、各層の層厚、材質などを調整することによ
り、反射率を略1(0.999)に近づけることが可能
となり、有機ELヘッドの不要な面からの光の漏出を防
止することができる。更に、陰極側から光を射出するこ
とと組み合わせて、発光部とマイクロレンズとの距離を
短くすることができるので、光の利用効率が向上する。
なお、本発明の有機ELヘッドを用いることにより、画
像形成装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく有機ELヘッドの一例を示す縦
断正面図である。
【図2】インクジェット方式におけるピエゾジェット方
式のヘッドの構成例を示す断面図である。
【図3】光放射強度分布の特性図である。
【図4】本発明による光放射強度分布を示す特性図であ
る。
【図5】有機ELアレイ露光ヘッドの概略構成を示す平
面図である。
【図6】本発明の有機ELヘッドを配置したタンデム方
式の画像形成装置の概略構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1…基板 2…誘電体多層膜からなる反射層 3…陽極 4…正孔輸送層 5…発光層 6…陰極 7…誘電体多層膜からなる半透明反射層 8…マイクロレンズ 9…隔壁(バンク) 10…有機ELアレイ 11…隔壁の穴 15…有機ELアレイ露光ヘッド 16、16‘…アレイ 17…画素 18…有機ELヘッド 19…TFT 21…ヘッド 22…ノズルプレート 23…振動板 24…仕切部材(リザーバープレート) 25…インク室 26…ノズル孔 28…圧電素子 29…電極 1(K、C、M、Y)…有機ELアレイ露光ヘッド 41(K、C、M、Y)…感光体ドラム 42(K、C、M、Y)…帯電手段(コロナ帯電器) 44(K、C、M、Y)…現像装置 45(K、C、M、Y)…一次転写ローラ 46(K、C、M、Y)…クリーニング装置 50…中間転写ベルト 51…駆動ローラ 52…従動ローラ 53…テンションローラ 61…定着ローラ対 62…排紙ローラ対 63…給紙カセット 64…ピックアップローラ 65…ゲートローラ対 66…二次転写ローラ 67…クリーニングブレード 68…排紙トレイ P…記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/10 33/14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された反射層と、前記反射
    層上に形成された陽極と、前記陽極上に形成された有機
    ELからなる発光層と、光を透過する厚さの金属薄膜で
    形成され、一面を前記発光層に被着し他面に半透明反射
    層が形成された陰極とを有し、前記反射層と半透明反射
    層で微小光共振器を構成したことを特徴とする有機EL
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記反射層と半透明反射層は、誘電体多
    層膜で形成されたことを特徴とする、請求項1記載の有
    機ELヘッド。
  3. 【請求項3】 前記有機ELを液相法により形成したこ
    とを特徴とする、請求項1または請求項2記載の有機E
    Lヘッド。
  4. 【請求項4】 前記半透明反射層の外側にマイクロレン
    ズを形成したことを特徴とする、請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の有機ELヘッド。
  5. 【請求項5】 基板上に誘電体多層膜からなる反射層を
    形成する工程と、 前記反射層上に陽極を形成する工程と、 前記陽極上に有機ELを液相法により形成する工程と、 前記有機EL上に蒸着法により、光を透過する厚さの金
    属薄膜を被着して陰極を形成する工程と、 前記陰極上に誘電体多層膜からなる半透明反射層を形成
    する工程とにより有機ELヘッドを作製することを特徴
    とする、有機ELヘッドの作製方法。
  6. 【請求項6】 前記誘電体多層膜の上に、液相法でマイ
    クロレンズを形成する工程を更に付加したことを特徴と
    する、請求項5記載の有機ELヘッドの作製方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から4のいずれか1項記載の有
    機ELヘッドを、像担持体に像を書き込むための露光ヘ
    ッドとして備えていることを特徴とする、画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置が、像担持体の周囲に
    帯電手段、露光ヘッド、現像手段、転写手段を配した画
    像形成ステーションを少なくとも2つ以上設け、転写媒
    体が各ステーションを通過することにより、カラー画像
    形成を行うタンデム方式の画像形成装置であることを特
    徴とする、請求項7記載の画像形成装置。
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