JP2003272747A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003272747A JP2002068786A JP2002068786A JP2003272747A JP 2003272747 A JP2003272747 A JP 2003272747A JP 2002068786 A JP2002068786 A JP 2002068786A JP 2002068786 A JP2002068786 A JP 2002068786A JP 2003272747 A JP2003272747 A JP 2003272747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具による抜止め解除動作が確実に行われる
ようにする。 【解決手段】 端子金具20をハウジング10から抜き
取る際には、端子保持部材30の治具孔45に治具Jを
前方から嵌入し、その治具Jの先端でランス12を撓ま
せることでランス12による端子金具20の抜止めを解
除する。端子保持部材30は、ハウジング10に対し、
ランス12よりも前方の位置(嵌合面14,34の嵌
合)と後方の位置(リブ状嵌合部15と嵌合溝35の嵌
合)との2箇所において嵌合されているので、ハウジン
グ10に対する端子保持部材30の姿勢が安定する。し
たがって、端子保持部材30の治具孔45に差し込まれ
た治具Jの挿し込み方向も安定し、治具Jによるランス
12への抜止め解除動作が確実に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランスによる端子
金具の抜止めを治具によって解除するようにしたコネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開2001−167832公報には、
後方からハウジング内に挿入した端子金具を、ランスに
より抜止めするとともに、ハウジングの前面に取り付け
た端子保持部材によって保持するコネクタについて開示
されている。このコネクタにおいて端子金具をハウジン
グから抜き取る際には、端子保持部材に形成されている
治具孔に細長い治具を前方から挿し込み、その治具の先
端でランスを端子金具から解離する方向へ撓ませ、かか
る状態で端子金具を後方へ引き抜くようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタで
は、端子保持部材がハウジングに対しその前端部のみに
おいて嵌合されているだけであったため、端子保持部材
が前傾姿勢や後傾姿勢などに傾くことが懸念される。も
し、このように端子保持部材が傾いた状態で治具孔に治
具が差し込まれた場合、治具が正規の方向に対して斜め
方向となり、ランスを端子金具から解離させる解除動作
が確実に行われなくなる虞がある。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、治
具による抜止め解除動作が確実に行われるようにするこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジングと、このハウジング内に後方から挿入される端子
金具と、前記ハウジング内に挿入した端子金具を抜止め
するランスと、前記ハウジングに対しその前面に露出す
る形態で取り付けられることで前記端子金具を保持する
端子保持部材とを備えてなり、前記端子金具を前記ハウ
ジングから抜き取る際には、前記端子保持部材に形成さ
れている治具孔に治具を前方から嵌入し、その治具の先
端で前記ランスを撓ませることで前記ランスによる前記
端子金具の抜止めを解除するようにしたコネクタにおい
て、前記端子保持部材が、前記ハウジングに対し、前記
ランスよりも前方の位置と後方の位置との2箇所におい
て嵌合されている構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記端子金具の外面には、前記治具孔に差し込まれ
た前記治具を摺接させることで、その治具をガイドする
ガイド領域が形成されている構成とした。請求項3の発
明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記端子
保持部材には、前記治具孔に差し込まれた前記治具を摺
接させることで、その治具をガイドするガイド面が形成
されている構成とした。
【0007】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記端子金具の外面には、
前記治具孔に差し込まれた前記治具を摺接させること
で、その治具をガイドするガイド領域が形成されている
とともに、前記端子保持部材には、前記治具孔に差し込
まれた前記治具を摺接させることで、その治具をガイド
するガイド面が形成されているものにおいて、前記端子
金具の前記ガイド領域と、前記端子保持部材の前記ガイ
ド面とが、前記ランスの撓み方向と略同方向において互
いに対向するように設けられている構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]端子保持部
材は、ランスの前方と後方の2箇所でハウジングに嵌合
されているので、ハウジングに対する端子保持部材の姿
勢が安定する。したがって、端子保持部材の治具孔に差
し込まれた治具の挿し込み方向も安定し、治具によるラ
ンスへの抜止め解除動作が確実に行われる。 [請求項2の発明]挿し込まれた治具は端子金具の外面
のガイド領域に摺接することによってガイドされるの
で、治具の差込方向の安定性が向上し、抜止め解除動作
の信頼性に優れる。
【0009】[請求項3の発明]挿し込まれた治具は端
子保持部材のガイド面に摺接することによってガイドさ
れるので、治具の差込方向の安定性が向上し、抜止め解
除動作の信頼性に優れる。 [請求項4の発明]差し込まれた治具は、端子金具の外
面のガイド領域と端子保持部材のガイド面との間で挟ま
れた状態でガイドされ、しかも、その挟む方向はランス
の撓み方向と略同方向なので、ランスに対する治具の姿
勢の安定度が高く、ランスを確実に且つ過不足なく撓ま
せることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図9を参照して説明す
る。尚、左右方向についてはコネクタを基準として説明
するため、正面図(図1,図2,図7,図8図)におい
ては左右逆向きとなる。本実施形態のコネクタは、ハウ
ジング10と、このハウジング10内に後方から挿入さ
れる端子金具20と、ハウジング10に取り付けられる
端子保持部材30とを備えて構成されている。ハウジン
グ10は、合成樹脂からなり、内部には、前後方向に延
びる複数のキャビティ11が左右に並んで形成されてい
る。各キャビティ11には、その上面壁から前方へ片持
ち状に延出した形態のランス12が上下方向への弾性撓
みを可能に形成されている。
【0011】各キャビティ11内には後方から雌形の端
子金具20が挿入される。端子金具20の前端部には角
筒部21が形成され、この角筒部21の上面は、抜止め
解除用の治具Jをガイドするためのガイド領域22とさ
れている。端子金具20がキャビティ11に挿入する過
程では、ランス12が角筒部21の上面に干渉して上方
へ弾性撓みさせられ、端子金具20が正規位置まで挿入
されるとランス12が弾性復帰して端子金具20のラン
ス孔23に対して後方から係止し、この係止によって端
子金具20が後方への抜けを規制された状態に保持され
る。また、端子金具20をキャビティ11から抜き取る
際には、後述するように前方から差し込んだ治具Jでラ
ンス12を撓ませて端子金具20から解離させることに
より、ランス12による抜止めから解放されるようにな
っいている。
【0012】ハウジング10内には、複数のキャビティ
11のランス12よりも前方の領域及びランス12より
も後方の領域を互いに連通させる前部連通空間と後部連
通空間が形成されているとともに、キャビティ11より
も上方の領域において前部連通空間と後部連通空間とに
連通する上部連通空間とが形成されており、この前部連
通空間、後部連通空間及び上部連通空間は、ハウジング
10の前面及び左側面に亘って外部に開口された形態の
収容空間13を構成している。収容空間13の前端部
(ランス12よりも前方の領域)における上下両面は互
いに対向する一対の嵌合面14(端子保持部材30との
嵌合部)となっており、また、収容空間13の後端部
(ランス12よりも後方の領域)における上面には、左
右方向に細長く延びる台形断面のリブ状嵌合部15(端
子保持部材30との嵌合部)が形成されている。また、
収容空間13の前端部の上面側の嵌合面14には、左右
方向に延びる前後一対のガイド溝16が形成され、前側
のガイド溝16には抜止部17が形成され、後側のガイ
ド溝16には仮係止突起18と本係止突起19が左右に
並んで形成されている。
【0013】端子保持部材30は、合成樹脂からなり、
水平板部31と、この水平板部31の前端から下方へ延
出する前面壁32と、水平部左側縁から下方へ延出する
とともに前面壁32の左側縁に連なった形態の左側壁3
3とからなる。水平板部31の前端部上面(前面壁32
の上端面と一部重複する)と前面壁32の下端面は、収
容空間13の嵌合面14と対応する上下一対の嵌合面3
4とされている。また、水平板部31の後端部上面に
は、左右方向に延びるアリ溝状の嵌合溝35が形成され
ている。さらに、水平板部31の前端部上面には、左右
方向に延びるとともに抜止め突起37を有するガイドリ
ブ36が形成され、このガイドリブ36よりも後方の位
置には左右一対の挟持突起38が形成されている。ま
た、水平板部31には、キャビティ11よりも1つ少な
い数の撓み許容孔39が左右に並んで形成され、水平板
部31の右端縁部及び各撓み許容孔39の左孔縁部は、
夫々、撓み規制部40となっている。水平板部31の後
端部下面には、正規挿入された端子金具20の角筒部2
1に対して後方から係止することでその端子金具20を
抜止めする端子係止部41が形成されている。水平板部
31の前端部下面には、キャビティ11に正規挿入され
た端子金具20の前端部に対して上から宛がわれる端子
押圧部42が形成されており、また、前面壁32の後面
は、正規挿入された端子金具20を当接させることでそ
の端子金具20を前止まりするための前止まり部43と
なっている。
【0014】さらに、前面壁32には、各キャビティ1
1と対応するタブ挿入孔44が前後に貫通して形成され
ているとともに、各タブ挿入孔44に対して斜め右上方
であってランス12とほぼ同じ高さに位置する治具孔4
5が前後に貫通して形成されている。治具孔45の内周
上面は水平板部31の下面に対して同じ高さ(面一状)
に連なっており、この水平板部31の下面は、治具Jを
摺接させることによってその治具Jをガイドするガイド
面46となっている。また、治具孔45の内周下面は、
キャビティ11に挿入された状態の端子金具20の前端
部上面、即ちガイド領域22に対して同じ高さに設定さ
れている。端子保持部材30のガイド面46と端子金具
20のガイド領域22とは、上下方向即ちランス12の
弾性撓み方向と同じ方向に対向しており、治具Jは、こ
のガイド面46とガイド領域22に対して上下方向に挟
まれた状態で摺接することにより、上下方向への傾き及
び遊動を規制された状態に案内される。
【0015】かかる端子保持部材30はハウジング10
の収容空間13に対し左側方から組み付けられるが、こ
のとき、端子保持部材30の上下一対の嵌合面34が収
容空間13の上下一対の嵌合面14に当接し、ガイドリ
ブ36が前側のガイド溝16に嵌合され、嵌合溝35が
リブ状嵌合部15に嵌合され、これらの当接及び嵌合に
より、端子保持部材30はハウジング10に対して上下
方向及び前後方向への遊動を規制された状態で右方向へ
平行移動しつつ収容空間13内に嵌め込まれる。そし
て、抜止め突起37が抜止部17に対して右方から係止
するとともに、両挟持突起38が仮係止突起18を左右
から挟むことにより、端子保持部材30がハウジング1
0に対して仮係止位置(図2を参照)に保持される。ま
た、前面壁32の右端縁が収容空間13の内面右端に突
き当たるとともに、挟持突起38が本係止突起19を左
右から挟むことにより、端子保持部材30がハウジング
10に対して本係止位置(図1を参照)に保持される。
【0016】端子保持部材30が仮係止位置にある状態
では、水平板部31の右端縁が右端のランス12よりも
左方に位置するとともに、それ以外のランス12の真上
には各撓み許容孔39が位置し、各撓み規制部40が各
ランス12に対して左方へずれて位置するため、ランス
12の上方(端子金具20の抜止めを解除する方向)へ
弾性撓みし得るようになる。また、端子係止部41が端
子金具20の挿入経路に対して左方へ退避するので、キ
ャビティ11に対する端子金具20の挿入が許容され
る。さらに、タブ挿入孔44はキャビティ11に対して
左方へ外れた位置にあり、治具孔45はランス12と対
応するように位置する。
【0017】端子保持部材30が本係止位置にある状態
では、各ランス12の上面に対し撓み規制部40が宛わ
れてランス12の上方への弾性撓みが規制され、これに
より、ランス12が端子金具20に係止して端子金具2
0を抜止めする状態にロックされる。また、端子係止部
41が端子金具20の角筒部21に対して後方から係止
するので、この係止によっても端子金具20は抜止めさ
れる。さらに、タブ挿入孔44はキャビティ11内の端
子金具20と対応するように位置する。
【0018】次に、本実施形態の作用について説明す
る。本実施形態のコネクタを組み付ける際しては、ま
ず、ハウジング10の収容空間13に端子保持部材30
を組み付けて仮係止位置に保持しておく。次に、各キャ
ビティ11に端子金具20を挿入する。挿入過程では、
ランス12は上方への弾性撓みを許容されているので端
子金具20の挿入は支障なく進む。端子金具20が正規
位置まで挿入されるとランス12が弾性復帰して端子金
具20に係止し、このランス12の係止により端子金具
20が抜止め状態となる。端子金具20の挿入が済んだ
ら、端子保持部材30を本係止位置へ押し込む。する
と、撓み規制部40がランス12の弾性撓みを規制する
とともに、端子係止部41が端子金具20に係止し、こ
れにより端子金具20が三重係止状態となって確実に抜
止めされる。
【0019】さて、端子金具20をハウジング10から
抜き取る際には、まず、端子保持部材30を仮係止位置
へ移動させ、ランス12が上方へ撓み得るようにする。
すると、治具孔45がランス12と対応する状態となる
ので、この治具孔45に治具Jを差し込む。治具Jは、
前後方向に細長く、先端面が傾斜面Jaとなっており、
横断面形状は治具孔45の開口形状と同じである。した
がって、治具Jは治具孔45に対してガタ付きなく嵌入
される。治具孔45に差し込まれた治具Jは、端子保持
部材30のガイド面46と端子金具20のガイド領域2
2によって案内されつつランス12に当接する(図5を
参照)。この状態から更に治具Jの差込みを進めると、
傾斜面によってランス12が上方へ撓まされ、端子金具
20から解離する(図6を参照)。これにより、ランス
12による抜止めが解除されるので、この解除状態を保
ったままで電線24を摘んで端子金具20をキャビティ
11から引き抜けばよい。
【0020】上述のように本実施形態においては、ハウ
ジング10の収容空間13に組み付けられた端子保持部
材30は、ランス12よりも前方の位置とランス12よ
りも後方の位置との2カ所においてハウジング10に嵌
合されている。即ち、ランス12よりも前方において
は、端子保持部材30の上下両嵌合面34がハウジング
10の上下両嵌合面14に当接させることで、端子保持
部材30の前端部は、このハウジング10の嵌合面14
の間で上下に挟まれた状態で上下方向への遊動を規制さ
れている。一方、ランス12よりも後方においては、ハ
ウジング10の台形状の嵌合溝35と端子保持部材30
のアリ溝状の嵌合溝35との嵌合により、端子保持部材
30の後端部が上下方向の遊動を規制されている。この
前後2カ所の嵌合により、端子保持部材30がハウジン
グ10に対して上下方向に姿勢を傾けるようにガタつく
ことが規制されている。このように端子保持部材30の
姿勢安定化が実現されていることにより、治具孔45に
差し込まれた治具Jの挿し込み方向も、ランス12に対
して上下方向にずれることなく安定し、したがって、治
具Jによるランス12への抜止め解除動作が確実に行わ
れる。
【0021】また、端子金具20の外面には治具Jをガ
イドするためのガイド領域22を形成するとともに、端
子保持部材30には治具Jをガイドするためのガイド面
46を形成し、治具孔45に差し込まれた治具Jを、端
子金具20のガイド領域22と端子保持部材30のガイ
ド面46との間で挟んだ状態でガイドするようにしたの
で、治具Jの差込方向の安定性が向上し、抜止め解除動
作の信頼性に優れている。しかも、このガイド領域22
とガイド面46とが治具Jを挟む方向は、ランス12の
撓み方向と略同方向なので、ランス12を確実に且つ過
不足なく撓ませることができる。
【0022】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではランスがハウジングに形成され
ている場合について説明したが、本発明は、ランスが端
子金具の外面から斜めに突出するように形成されたもの
である場合にも適用することができる。
【0023】(2)上記実施形態では端子保持部材が端
子金具の前端部を上方への遊動ふのうに保持かるフロン
トホルダの機能と、ランスに対し端子金具から解離する
方向への弾性撓みを規制するように嵌合されるリテーナ
としての機能とを兼ね備えている場合について説明した
が、本発明は、端子保持部材がフロントホルダとしての
機能のみを有する場合と、端子保持部材がリテーナとし
ての機能のみを有する場合とのいずれの場合にも適用す
ることができる。
【0024】(3)上記実施形態では治具が端子金具の
外面と端子保持部材のガイド面とに接触することによっ
てガイドされるようにしたが、本発明によれば、治具
が、端子金具とは非接触とされて、端子保持部材のガイ
ド面のみによってガイドされる構成としてもよい。 (4)上記実施形態では治具が端子金具の外面と端子保
持部材のガイド面とに接触することによってガイドされ
るようにしたが、本発明によれば、端子保持部材にはガ
イド面を設けず、治具が、端子金具の外面のみによって
ガイドされる構成としてもよい。
【0025】(5)上記実施形態では治具がハウジング
の内部において端子金具の外面と端子保持部材のガイド
面とに接触することによってガイドされるようにした
が、本発明によれば、ハウジングの内部には治具をガイ
ドする手段を設けず、治具を治具孔の開口縁に当接させ
ることによって治具をガイドするようにしてもよい。 (6)上記実施形態では端子金具の外面における治具の
ガイド領域と、端子保持部材の形成したガイド面とが対
向するようにしたが、本発明によれば、この双方の面が
互いに直交する方向に面するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】端子保持部材が本係止位置に組み付けられた状
態の正面図
【図2】端子保持部材が仮係止位置に組み付けられた状
態の正面図
【図3】左側面図
【図4】端子金具がランスにより抜止めされている状態
の断面図
【図5】治具がランスに当接した状態の断面図
【図6】治具によりランスを撓ませて端子金具の抜止め
を解除した状態の断面図
【図7】ハウジングの正面図
【図8】端子保持部材の正面図
【図9】端子保持部材平面図
【符号の説明】
10…ハウジング 12…ランス 14…嵌合面(ハウジングにおける端子保持部材との嵌
合部) 15…リブ状嵌合部(ハウジングにおける端子保持部材
との嵌合部) 20…端子金具 22…ガイド領域 30…端子保持部材 34…嵌合面(端子保持部材におけるハウジングとの嵌
合部) 35…嵌合溝(端子保持部材におけるハウジングとの嵌
合部) 45…治具孔 46…ガイド面 J…治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE02 EE11 EE14 FF06 FF15 GG15 GG31 HH01 JJ03 KK03 RR25 RR36 RR47

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に後方
    から挿入される端子金具と、前記ハウジング内に挿入し
    た端子金具を抜止めするランスと、前記ハウジングに対
    しその前面に露出する形態で取り付けられることで前記
    端子金具を保持する端子保持部材とを備えてなり、前記
    端子金具を前記ハウジングから抜き取る際には、前記端
    子保持部材に形成されている治具孔に治具を前方から嵌
    入し、その治具の先端で前記ランスを撓ませることで前
    記ランスによる前記端子金具の抜止めを解除するように
    したコネクタにおいて、 前記端子保持部材が、前記ハウジングに対し、前記ラン
    スよりも前方の位置と後方の位置との2箇所において嵌
    合されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記端子金具の外面には、前記治具孔に
    差し込まれた前記治具を摺接させることで、その治具を
    ガイドするガイド領域が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記端子保持部材には、前記治具孔に差
    し込まれた前記治具を摺接させることで、その治具をガ
    イドするガイド面が形成されていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記端子金具の外面には、前記治具孔に
    差し込まれた前記治具を摺接させることで、その治具を
    ガイドするガイド領域が形成されているとともに、 前記端子保持部材には、前記治具孔に差し込まれた前記
    治具を摺接させることで、その治具をガイドするガイド
    面が形成されているものにおいて、 前記端子金具の前記ガイド領域と、前記端子保持部材の
    前記ガイド面とが、前記ランスの撓み方向と略同方向に
    おいて互いに対向するように設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネク
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016046182A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 矢崎総業株式会社 コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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