JP2003269936A - 自動採寸方法 - Google Patents

自動採寸方法

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JP2003269936A
JP2003269936A JP2002076056A JP2002076056A JP2003269936A JP 2003269936 A JP2003269936 A JP 2003269936A JP 2002076056 A JP2002076056 A JP 2002076056A JP 2002076056 A JP2002076056 A JP 2002076056A JP 2003269936 A JP2003269936 A JP 2003269936A
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measuring
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JP2002076056A
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Kazuhide Sugimoto
和英 杉本
Yasuhiro Ogami
靖弘 大上
Kota Fujimura
恒太 藤村
Tomoya Terauchi
智哉 寺内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着衣状態のまま被験者を撮影して自動採寸す
る。 【解決手段】 被験者は採寸部位にベルトを巻き付けて
衣服を人体に密着させて回転テーブル10に乗る。カメ
ラ12で被験者を撮影し、得られたデータをコンピュー
タ14に供給する。コンピュータ14では、入力した画
像データから被験者の3次元形状データを生成し、この
3次元形状データから所望部位の採寸を行う。ベルトの
代わりに、被験者は非鏡面反射材からなる装身具を着用
してもよく、あるいは特定のマーカやランダム模様が付
された装具を着用してステレオ法により3次元形状デー
タを作成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動採寸方法、特に
衣服を着用したままで自動採寸する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣服を着用したままで人体の
形状を計測する技術が提案されている。例えば、特開平
5−203434号公報には、衣服を着用した被験者に
連続音波を照射し、衣服からの反射音波と人体からの反
射音波が干渉することを利用して衣服の影響を排除し、
人体からの情報のみを取得し人体形状を計測する技術が
記載されている。具体的には、20kHz〜40kHz
の超音波を発信し、人体表面からの反射音波と衣服表面
からの反射音波を取得し、得られた受信信号から衣服で
の音波反射率により定まる衣服反射音波成分を除去する
ことで人体反射信号を求める。
【0003】しかしながら、音波は光などと比較すると
指向性が悪く、また回折などの影響が大きいため精度良
く人体形状を計測することは困難である。また、音波発
信器や受信器を吸音材で包み込んだり、壁や天井、床な
どに吸音材を貼り付けるなどの防音対策が必要となり、
施設が大掛かりで高価なものとなる問題もある。さらに
被験者によっては超音波が自己の身体に照射されること
に対して抵抗感をもつ場合もあり得る。したがって、一
般的には着衣状態の被験者の人体形状を計測するには光
などを用いる、すなわちカメラなどで撮影した画像から
人体形状を計測することが好ましい。
【0004】特公平7−76690号公報には、被験者
を撮影して得られた画像データから人体形状を計測する
技術が記載されている。この従来技術においては、赤外
線カメラで着衣状態の被験者を撮影し、人体の輪郭デー
タを取得する。得られた画像データの輪郭は、手や顔な
どの露出した部分はその輪郭であり、衣服によって覆わ
れた部分はその衣服の輪郭となる。輪郭データから3次
元画像データが合成される。次に、3次元画像の各座標
に対応する温度データを取得し、各座標の温度を色分け
してなるサーモグラフを作成し、このサーモグラフから
裸の状態の人体の輪郭に対応する画像データを作成して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来技
術においては、裸の状態の人体の輪郭データを作成する
ために高精度なサーモグラフが必須となる。具体的に
は、被験者から訊いたその日の体温や体調についてのデ
ータ、性別、年齢などの体温に影響ある要因に基づきサ
ーモグラフを作成しており、これらのデータを取得する
ことは煩雑であるとともに、被験者にとっても自己の体
調データなどを正確に伝える必要があることから被験者
の負担が増大してしまう問題もある。
【0006】被験者としては、着衣状態のまま採寸でき
ることが望ましいが、着衣の代わりに自身の体温や体調
データなどを一々伝えなければならないのは面倒であ
り、第三者にこのような個人的なデータを伝えることに
抵抗がある場合も少なくないと予想される。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、着衣状態のまま採
寸でき、しかも被験者の体温データなどを取得する必要
もなく、被験者の心理的負担を大きく軽減できる自動採
寸方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、着衣状態の被験者を採寸する方法であっ
て、採寸部位に着衣の上からベルトを巻きつけた被験者
を撮影するステップと、撮影して得られた複数の画像か
ら前記採寸部位の3次元形状データを作成するステップ
と、前記3次元形状データに基づき前記採寸部位のサイ
ズを得るステップとを有することを特徴とする。3次元
形状データを作成するステップでは、前記被験者を複数
の方向から撮影して得られた複数の画像における前記被
験者の輪郭データを用いて所定のボクセル空間における
前記被験者の存在確率を算出することにより前記3次元
形状データを作成することが好適である。
【0009】また、本発明は、着衣状態の被験者を採寸
する方法であって、採寸部位に非鏡面反射材からなる装
具を着用した被験者を撮影するステップと、撮影して得
られた複数の画像から前記採寸部位の3次元形状データ
を作成するステップと、前記3次元形状データに基づき
前記採寸部位のサイズを得るステップとを有することを
特徴とする。3次元形状データを作成するステップで
は、互いに所定距離だけ離間した2つの撮影位置で撮影
して得られた2つの画像の視差(ステレオ差)に基づき
前記3次元形状データを作成することが好適であり、視
差は画像内の等輝度線上のポイントを対応点として用い
て算出することが好適である。
【0010】また、本発明は、着衣状態の被験者を採寸
する方法であって、採寸部位に特定のマークを有する装
具を着用した被験者を撮影するステップと、撮影して得
られた複数の画像から前記採寸部位の3次元形状データ
を作成するステップと、前記3次元形状データに基づき
前記採寸部位のサイズを得るステップとを有することを
特徴とする。3次元形状データを作成するステップで
は、互いに所定距離だけ離間した2つの撮影位置で撮影
して得られた2つの画像の視差に基づき前記3次元形状
データを作成することが好適であり、視差はマークを対
応点として用いて算出することが好適である。
【0011】また、本発明は、着衣状態の被験者を採寸
する方法であって、採寸部位にランダムな模様を有する
装具を着用した被験者を撮影するステップと、撮影して
得られた複数の画像から前記採寸部位の3次元形状デー
タを作成するステップと、前記3次元形状データに基づ
き前記採寸部位のサイズを得るステップとを有すること
を特徴とする。3次元形状データを作成するステップで
は、互いに所定距離だけ離間した2つの撮影位置で撮影
して得られた2つの画像の視差に基づき前記3次元形状
データを作成することが好適であり、視差はランダム模
様を対応部として用いて算出することが好適である。
【0012】このように、本発明では被験者は所定のベ
ルトあるいは所定の素材からなる装具を着用することで
自動採寸できるので、被験者の心理的負担が軽減され
る。所定のベルトは衣服を人体に密着させる機能を有
し、画像から得られる輪郭線をほぼ裸の状態に近いもの
とする。画像データから3次元形状データを作成するに
は、所定のボクセル空間における存在確率を算出するシ
ルエット法や、2つのカメラの視差を用いたステレオ法
を用いることができる。ステレオ法では、2つの画像間
で対応点を抽出することが必要であるが、被験者に特定
の装具を着用してもらうことで対応点の探索を容易化で
きる。非鏡面反射材(あるいは完全乱反射材)からなる
装具を着用することで、光源からの光は装具で乱反射さ
れるため、カメラで得られる画像の輝度はカメラと装具
との物理的距離により決定されることとなり、左右の画
像においてそれぞれ等輝度線が形成される。左の画像に
おける等輝度線tに対応する右の画像の等輝度線tを抽
出し、対応する等輝度線上の対応点を抽出することで、
エッジの存在しない部位においてもステレオ法により3
次元形状を生成でき、3次元形状の精度を確保できる。
マークを有する装具の場合、当該マークをそのままステ
レオ法における対応点に利用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【0014】<第1実施形態>図1には、本実施形態に
係る自動採寸システムの構成が示されている。自動採寸
システムは、回転テーブル10、カメラ12及びコンピ
ュータ14を含んで構成される。
【0015】回転テーブル10は、固定部10a及び回
転台10bから構成され、被験者は回転台10bの上に
着衣状態で乗る。回転テーブル10は図示しない回転機
構により回転駆動されるため、被験者がバランスを確保
するための保持具を回転台10bに設けることもでき
る。
【0016】カメラ12は例えばCCDカメラであり、
回転テーブル10に対して所定の相対位置に設置され
る。カメラ12は可視光カメラでもよく、赤外線カメラ
でもよい。回転テーブル10が所定の回転速度まで加速
し、一定速度で回転した時点でカメラ12は着衣状態の
被験者を撮影し、画像データを取得する。カメラ12
は、被験者を全方位的に撮影し、例えば10度刻みで3
6枚の画像データを取得する。撮影範囲は被験者の全身
でもよく、あるいは採寸部位がバスト、ウエスト、ヒッ
プなどである場合にはこれらを含む部位のみでもよい。
カメラ12とコンピュータ14は有線あるいは無線で接
続されており、カメラ12で得られた画像データはコン
ピュータ14に供給される。カメラ12で得られた画像
データをフラッシュメモリその他の記憶媒体に格納し、
この記憶媒体をコンピュータ14に接続して画像データ
をコンピュータ14に供給することも可能である。
【0017】図2には、コンピュータ14の構成ブロッ
ク図が示されている。コンピュータ14は、カメラ12
からの画像データを入力するインタフェースI/F14
a、CPU14b、画像記憶部14c、形状記憶部14
d及び処理プログラムを格納するROM14eを含んで
構成される。インタフェースI/F14aから取り込ん
だ画像データは画像記憶部14cに記憶される。CPU
14bは、ROMに記憶された処理プログラムに従い画
像記憶部14cに記憶された画像データを読み出し、後
述するシルエット法により被験者の3次元形状データを
生成して形状記憶部14dに記憶する。そして、得られ
た3次元形状データを用いて所望の採寸部位、例えばバ
ストやウエスト、ヒップなどのサイズを測定してCRT
や液晶などの表示装置に表示し、あるいはプリンタなど
の印字装置に出力する。
【0018】本実施形態においては、被験者が着衣状態
のまま回転テーブル10に乗るだけで被験者の所望部位
のサイズを自動測定する。但し、カメラ12で得られる
画像データの輪郭は被験者の着用する衣服の輪郭であ
り、必ずしも人体輪郭(裸の状態の輪郭)と一致しな
い。そこで、本実施形態においては、被験者が所定のベ
ルトを採寸部位に着用して衣服の影響を極力排除するよ
うにしている。
【0019】図3には、被験者が着用するベルトの一例
が示されている。ベルト16は所定幅を有する本体部1
6b及び両端のマジックテープ(登録商標)16aから
構成される。被験者は、例えばバストを測定する際には
このベルト16を衣服の上からバスト部分に巻き付けて
マジックテープ(登録商標)16aで止める。ベルト1
6は、衣服と人体との間の不必要な空間を極力排除する
ためのものであり、衣服が人体に密着できる程度の張力
で着用すればよい。通常、メジャーなどで採寸する場
合、再現性及び精度を考慮して採寸に習熟した専門の操
作者がメジャーを操作する必要があるが、本実施形態に
おけるベルト16は衣服と人体とを適度に密着するため
であるため、メジャー操作のような熟練は必要でなく、
被験者自ら着用することができる。
【0020】図4には、被験者の採寸部位にベルト16
を巻き付けた状態のモデル図が示されている。なお、図
4において人体及び衣服を円柱形状で模式化している。
(a)はベルト16を巻き付けていない状態のモデル図
であり、衣服の輪郭18aで人体そのものの輪郭18b
は隠されている。(b)はベルト16を採寸部位に巻き
付けた場合のモデル図であり、ベルト16で衣服を人体
に密着させた部位では人体の輪郭18bが出現すること
となる。カメラ12は、この人体の輪郭18bが出現し
た部分の全方位的画像を取得し、コンピュータ14にて
当該部分の3次元形状データを生成する。これにより、
衣服の影響を排除した、人体の正確な計測が可能とな
る。なお、3次元形状データ自体は、人体全身のもので
もよい。ベルトを巻き付けた部分の3次元形状データは
正確な人体の輪郭(裸の状態の輪郭)を示し、それ以外
の3次元形状データは衣服の輪郭を示すことになる。バ
スト、ウエスト、ヒップの採寸が必要な場合、ベルト1
6をこれらの部分に巻き付けて一括して画像を取得し、
一括して3次元形状データを生成することが好適であ
る。
【0021】以下、得られた画像データから3次元形状
データを生成するコンピュータ14の処理について説明
する。
【0022】図5には、コンピュータ14における画像
処理フローチャートが示されている。まず、コンピュー
タ14ではカメラ12と回転テーブル10との間の相対
位置を調整するキャリブレーションを行う(S10
1)。このキャリブレーション処理では、例えば、回転
テーブル10とカメラ12との相対的位置関係として、
例えば回転テーブル10を基準とする座標系(xyz座
標系)を用いたカメラ12の位置(x0,y0,z0)
及びカメラ12の光軸が成す角度α、β、γを用いるこ
とができる。ここで、αはカメラ12の光軸回りの回転
角、βはカメラ12をyz平面へ正射影したときの光軸
とy軸のなす角、γはカメラ12をxy平面へ正射影し
たときの光軸とy軸のなす角である。カメラ12の光軸
を回転テーブル10の回転平面に略平行とすることで、
α=γ=0として角度パラメータを簡易化することもで
き、この場合角度データは回転テーブル10に対するカ
メラ12の俯角を示すことになる。なお、キャリブレー
ションにおいて、カメラ12の内部パラメータ(パース
ペクティブ比)を併せて決定してもよい。パースペクテ
ィブ比は、基準物体を回転テーブル10において基準物
体を撮影し、カメラ12と基準物体との距離Lと基準物
体の高さTとからT/Lにより算出される。画面に投影
される物体サイズの拡大・縮小比率はこのパースペクテ
ィブ比で決定される。
【0023】回転テーブル10とカメラ12との相対的
位置関係を決定した後、カメラ12で背景を含む対象物
体(ベルト16を着用した被験者)を撮影する(S10
2)。なお、背景は、被験者の衣服およびベルトと異な
る色(例えば青色)とすることが好適である。その理由
は、公知のクロマキー技術により被験者の輪郭(シルエ
ット)のみを画像データから容易に抽出できるからであ
る。
【0024】被験者の全方位的な画像データ(36枚)
を取得した後、得られた画像データから被験者のシルエ
ット画像を作成する(S103)。この処理は、上述し
たようにクロマキー技術を用いることができ、画像デー
タから予め既知の背景像および回転テーブル像を除くこ
とでシルエット画像を作成する。シルエット画像を作成
した後、次にシルエット画像から被験者の3次元形状デ
ータを作成するためのボーティング処理(S104)及
びポリゴン作成処理(S105)に移行する。以下、こ
れらについて説明する。
【0025】ボーティング処理においては、まず複数の
ボクセルからなる3次元ボクセル空間を想定する。ボク
セル空間は、例えば円柱形状とすることができる。ボク
セル空間の円柱をその中心軸に垂直な複数の平面で切断
し、また中心軸を含み、中心軸に平行な複数の平面で切
断する。さらに、中心軸を軸とする複数の同心曲面で円
柱を切断する。以上のようにして円柱を切断することに
よって得られる円柱の各要素がボクセルである。ボクセ
ル空間の各ボクセルについて、S103にて得られた複
数(例えば36枚)のシルエット画像(B1〜B36と
する)を用いてボーティング(投票)処理を行う。
【0026】図6には、ボーティング処理が模式的に示
されている。なお、図(a)、(b)はそれぞれ対象物
体23を撮影して得られた複数の画像データA1、A
2、・・・AN及びこれらの複数画像から得られたシル
エット画像B1、B2、・・・、BNが示されている。
対象物体23としてキリンの玩具が示され、シルエット
画像もこのキリンの輪郭を示しているが、本実施形態に
おいては対象物体はベルト16を着用した被験者であ
り、シルエット画像も人体の輪郭が得られることは容易
に理解されよう。得られたシルエット画像BNに対し、
カメラ12の投影中心を頂点とし、シルエット画像BN
中のシルエット画像を断面形状とする錐体状の領域を生
成する。この領域を仮定存在領域とすると、被験者はこ
の仮定存在領域の内側に必ず存在することになる。ボク
セル空間のうち、この仮定存在領域に対応するボクセル
の全てに「1」を投票する。「投票」行動はもちろん比
喩的な表現であり、技術的にはボクセル空間の各ボクセ
ルに割り当てられたメモリ空間の該当アドレスに「1」
を格納することに対応する。このようなボーティング処
理を全てのシルエット画像B1〜B36に対して行う。
これにより、36枚のシルエット画像に対応する全ての
仮定存在領域が重なり合う部分に存在するボクセルの投
票数は「36」となる。図6(c)には、このようにし
てボーティング処理され、投票数が「36」となったボ
クセルが黒く示されている。投票数36のボクセルのみ
を抽出することで、対象物(被験者)の3次元存在領域
が確定できる。なお、被験者が存在するボクセルを抽出
する際に、投票数が「36」となったボクセルを抽出す
るのではなく、誤差も考慮して所定のしきい値(例えば
32)以上の投票数を有するボクセルのみを抽出して存
在領域とすることもできる。このようなボーティング処
理により、複数のシルエット画像のいくつかが不正確で
あったとしても高精度に3次元存在領域を確定できる。
【0027】ボーティング処理を行った後、抽出された
ボクセルをポリゴンに展開することにより被験者の3次
元形状データを作成する。ポリゴン作成では、まずボー
ティング処理の結果抽出された3次元存在領域をポリゴ
ン空間の中心軸を含む複数の平面(中心軸に対して互い
に10度の角度をなす36枚の平面)で切断し、各切断
面の輪郭線を算出する。そして、各切断面の各輪郭線を
多角形近似し、その多角形の頂点座標を求める。最後
に、隣接する頂点間を直線で接続するとともに、隣接す
る切断面間で各切断面の輪郭線に対応する頂点同士を直
線で接続してポリゴンを生成する。多角形近似における
近似精度を調整することで、最終的に形成されるポリゴ
ン数を調整することもできる。なお、ボーティング処理
及びポリゴン処理は公知であり、例えば特開平10−1
24704号公報を参照されたい。
【0028】以上のようにして、ポリゴンで表現された
被験者の3次元形状データが作成され、形状記憶部14
dに記憶される。採寸部位が被験者のバストである場
合、バストの3次元形状データが形状記憶部14dに記
憶される。もちろん、バストを含む被験者全身の3次元
形状データを作成して形状記憶部14dに記憶すること
もできる。そして、採寸部位の3次元形状データを形状
記憶部14dから読み出し、3次元形状データに基づき
採寸部位のサイズを算出する(S107)。例えば、バ
ストの場合、記憶部に記憶されているバストの3次元形
状データの周囲長を算出すればよい。
【0029】このように、本実施形態においては被験者
は着衣状態のままで、単に特定のベルト16を採寸部位
に着用するだけで自動採寸できるため、被験者の心理的
負担は軽く、また、熟練者がメジャーなどを用いて採寸
する場合に比べ再現性及び精度に優れた採寸が可能とな
る。
【0030】<第2実施形態>上述した第1実施形態で
は、被験者がベルト16を採寸部位に着用して画像デー
タを取得しているが、ベルト16の他に他の部材を被験
者が着用して撮影することによっても自動採寸が可能で
ある。
【0031】図7には、ベルト16以外の装具を着用す
る一例が示されている。この例では、被験者は鏡面反射
しない、つまり非鏡面反射材(あるいは完全乱反射材)
からなる密着性に優れた装具20を着用する。このよう
な装具20を着用することで、裸になる場合に比べて被
験者の心理的負担は大きく軽減されるとともに、密着部
材を用いることで人体の輪郭を正確に撮影することがで
きる。また、非鏡面反射部材を用いることで、被験者と
カメラ12との距離に応じて(つまり、凹凸がある場合
にはその凹凸の度合いに応じて)輝度レベルが変化する
画像データを得ることができ、この画像データに基づい
て3次元形状データを得ることができる。なお、非鏡面
反射材の一例は布である。図7には、被験者がこのよう
な非鏡面反射材からなる装具20をバストに着用した状
態が示されている。
【0032】以下、本実施形態におけるコンピュータ1
4での3次元形状データ作成処理について説明する。本
実施形態では、カメラ12は所定距離だけ離間して2台
設けられ(ステレオカメラ)、2台のカメラ12で被験
者を撮影して画像を取得する。撮影して得られたステレ
オ画像データはコンピュータ14に供給される。コンピ
ュータ14では、2つのカメラ12から得られたステレ
オ画像の視差(ステレオ差)に基づき被験者の3次元形
状データを作成する。視差に基づく対象物体の3次元形
状データ計測は公知であるが、これについても簡単に説
明する。
【0033】図8には、ステレオ法による3次元形状デ
ータの生成概念図が示されている。カメラ12Rとカメ
ラ12Lの相対位置は予め測定してコンピュータ14に
記憶しておく。コンピュータ14は、カメラ12Rで得
られた画像(画像R)とカメラ12Lで得られた画像
(画像L)で画像間の対応関係を求める。対応関係は、
ブロックマッチングにより求めることができる。例え
ば、画像を8×8画素のブロックに分割し、ブロック単
位で画像Rと画像Lを比較し、その差の絶対値の総和が
最小となる位置を最適な対応部とする。ブロックでの比
較は、エピポーラ拘束を用いて限定された範囲内で行う
こともできる。エピポーラ拘束とは、画素Pと画像Rの
カメラ始点を結ぶ3次元直線を仮定し、画像R上の1つ
の画素Pの画像Lにおける対応点は、当該直線がもう一
方の画像Lに投影された直線(エピポーラ線)上にのみ
存在するとの拘束を言う。両画像において、対象物のあ
る1点に対応する点を画像Rおよび画像Lで算出した
後、2つのカメラ12R、12Lの位置関係から三角測
量の原理で対象物のある1点の3次元位置を算出するこ
とができる。そして、このような処理を対象物の複数の
点について行うことで、3次元空間の点群が得られ、隣
接する点同士を接続することで3次元の面データが生成
される。
【0034】対応関係の決定は、ブロックマッチングの
他、画像内のエッジを抽出してエッジ間の対応関係を算
出することによっても可能である(ブロックマッチング
もエッジ抽出に含めることができる)。但し、エッジ抽
出の問題点は、画像のエッジ以外の部分の対応関係を決
定できないことにある。
【0035】そこで、本実施形態のように被験者に非鏡
面反射材からなる装具20を着用してもらい、これを撮
影することで画像から等輝度線を算出し、この等輝度線
を用いてエッジ以外の部分についても対応関係を決定す
る。等輝度線は、画像において輝度が等しい点を結んで
得られる曲線であり、図9には等輝度線100が例示さ
れている。等輝度線は、輝度のダイナミックレンジ1≦
t≦tmaxに対し、画像から輝度t以上の領域を抽出
して境界線のノイズを除去することで得られる。そし
て、等輝度以上の領域間でラフな対応を求め、さらに等
輝度線間で対応点を求める。対応点を求める際には上述
のエピポーラ拘束が用いられる(「等輝度線のステレオ
視による曲面の復元」電子情報通信学会論文誌 D−I
I Vol.J77−D−II No.9 pp.16
73−1679)。このように非鏡面反射材と等輝度線
の組み合わせにより、エッジの存在しない部位において
もステレオ法を用いて3次元形状データを得ることがで
きる。もちろん、エッジ法と等輝度線法をともに用いて
対応点を抽出し、3次元形状データを生成することもで
きる。
【0036】なお、ステレオ法により3次元形状データ
を作成する際、他の方法により画像Rと画像Lにおける
対応点探索を容易にすることも可能である。例えば、図
10に示されるように、被験者が特定のマークを有する
装具22を採寸部位に着用する、あるいは図11に示さ
れるようにランダム模様を有する装具24を採寸部位に
着用するなどである。図10の場合、画像Rと画像Lに
は特定マークが存在するため、このマークを対応点に用
いてステレオ法により3次元形状データを作成すればよ
い。また、図11の場合、ランダム模様がマーカとして
機能するため(繰り返しパターンが存在しないため、対
応点の探索が容易である)、同様にして3次元形状デー
タを作成することができる。
【0037】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。例えば、本実施形態では回転テーブル1
0上に被験者が乗ってカメラ12で全方位的に撮影する
構成としているが、カメラ12を被験者の周囲に複数台
配置し、ワンショットで全方位的な画像を得てもよい。
図12には、このようなカメラ12の配置例が示されて
いる。N台(N≧2)のカメラ12を被験者の周囲に配
置し、同期撮影して複数の画像を取得する。この際、N
台のカメラにより撮影される画像中に互いに対応する部
分が含まれるように、つまり撮影範囲が互いに一部重複
するように配置する。N台のカメラ12は、事前にキャ
リブレーション用の参照物体を用いて光学系の校正をし
ておく。以後の画像処理は上述した実施形態と同様であ
る。なお、クロマキー技術によりシルエット画像を作成
する際、背景板やスクリーンを用いて被験者及びカメラ
12を囲むようにドーム状に囲めばよい。カメラ12を
円柱状あるいは立方体状に配置することも可能である。
背景差分(予め背景のみを撮影しておき、被験者を撮影
して得られた画像から背景画像を差し引く)を用いてシ
ルエット画像を作成してもよい。この場合、背景は静的
な環境として背景撮影時と被験者撮影時で背景を同一と
することが必要である。カメラ12を被験者の周囲に複
数台配置する場合、配置台数が少ないとボクセルを用い
たボーティング処理では被験者の存在領域を確定するこ
とが困難であるため、ステレオ法を用いて3次元形状デ
ータを作成することが好ましい。
【0038】また、本実施形態ではベルト16を着用す
ることにより衣服の影響を極力排除しているが、ベルト
16の代わりに他の方法で衣服を体に密着させることも
可能であろう。例えば、風圧や静電気、気圧差などを用
いて衣服を密着させることもできる。
【0039】また、衣服を密着させることが困難な場
合、被験者の後方から強い光を照射して衣服を透かした
シルエット画像を取得することも可能であろう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば被
験者は着衣状態のままで自動採寸することができ、被験
者の心理的負担を軽減でき、かつ再現性および精度に優
れた採寸を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステム構成図である。
【図2】 コンピュータの構成ブロック図である。
【図3】 ベルト説明図である。
【図4】 ベルト着用時の人体モデル説明図である。
【図5】 実施形態の処理フローチャートである。
【図6】 ボーティング処理及びポリゴン作成処理説明
図である。
【図7】 他の実施形態の着用状態説明図である。
【図8】 ステレオ法による3次元形状データ作成説明
図である。
【図9】 等輝度線説明図である。
【図10】 他の実施形態の着用状態説明図である。
【図11】 さらに他の状態の着用状態説明図である。
【図12】 他のカメラ配置説明図である。
【符号の説明】
10 回転テーブル、12 カメラ、14 コンピュー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 恒太 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 寺内 智哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 BB27 CC16 FF04 FF05 JJ05 JJ26 MM04 PP13 QQ24 QQ31 5B050 BA07 BA09 BA12 DA07 EA02 EA06 EA07 EA28 5B057 AA18 BA02 BA13 CA08 CA13 CA16 CB13 CB16 CE12 DB08 DC02 DC09 DC16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着衣状態の被験者を採寸する方法であっ
    て、 採寸部位に着衣の上からベルトを巻きつけた被験者を撮
    影するステップと、 撮影して得られた複数の画像から前記採寸部位の3次元
    形状データを作成するステップと、 前記3次元形状データに基づき前記採寸部位のサイズを
    得るステップと、 を有することを特徴とする自動採寸方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 前記3次元形状データを作成するステップでは、前記被
    験者を複数の方向から撮影して得られた複数の画像にお
    ける前記被験者の輪郭データを用いて所定のボクセル空
    間における前記被験者の存在確率を算出することにより
    前記3次元形状データを作成することを特徴とする自動
    採寸方法。
  3. 【請求項3】 着衣状態の被験者を採寸する方法であっ
    て、 採寸部位に非鏡面反射材からなる装具を着用した被験者
    を撮影するステップと、 撮影して得られた複数の画像から前記採寸部位の3次元
    形状データを作成するステップと、 前記3次元形状データに基づき前記採寸部位のサイズを
    得るステップと、 を有することを特徴とする自動採寸方法。
  4. 【請求項4】 着衣状態の被験者を採寸する方法であっ
    て、 採寸部位に特定のマークを有する装具を着用した被験者
    を撮影するステップと、 撮影して得られた複数の画像から前記採寸部位の3次元
    形状データを作成するステップと、 前記3次元形状データに基づき前記採寸部位のサイズを
    得るステップと、 を有することを特徴とする自動採寸方法。
  5. 【請求項5】 着衣状態の被験者を採寸する方法であっ
    て、 採寸部位にランダムな模様を有する装具を着用した被験
    者を撮影するステップと、 撮影して得られた複数の画像から前記採寸部位の3次元
    形状データを作成するステップと、 前記3次元形状データに基づき前記採寸部位のサイズを
    得るステップと、 を有することを特徴とする自動採寸方法。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1に記載の方法
    において、 前記3次元形状データを作成するステップでは、互いに
    所定距離だけ離間した2つの撮影位置で撮影して得られ
    た2つの画像の視差に基づき前記3次元形状データを作
    成することを特徴とする自動採寸方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、 前記視差は、前記画像内の等輝度線上のポイントを用い
    て算出されることを特徴とする自動採寸方法。
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