JP2003269277A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JP2003269277A
JP2003269277A JP2002072462A JP2002072462A JP2003269277A JP 2003269277 A JP2003269277 A JP 2003269277A JP 2002072462 A JP2002072462 A JP 2002072462A JP 2002072462 A JP2002072462 A JP 2002072462A JP 2003269277 A JP2003269277 A JP 2003269277A
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fuel
case
fuel pump
filter
inner cylinder
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Katsuhisa Yamada
勝久 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な樹脂を用いることなく、部品点数が低
減され、帯電した電荷を消散させる燃料供給装置を提供
する。 【解決手段】 フィルタエレメント61を収容する非導
電性の樹脂により形成されているハウジング本体80
は、燃料ポンプ20の外周側を周方向に包囲している。
燃料ポンプ20のケース30と、ハウジング本体80の
内筒81との間の距離は1mm以下に設定されている。
また、内筒81はケース30の外周を周方向へ50%以
上包囲している。これにより、フィルタ本体80を非導
電性の樹脂で形成した場合でも、フィルタユニット60
に帯電した電荷は、ハウジング本体80を経由してコロ
ナ放電により燃料ポンプ20のケース30に移動する。
したがって、高価な導電性樹脂、アースのための部材は
不要である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状のフィルタハ
ウジングが燃料ポンプの周囲を包囲している燃料供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、WO96/23967号あるい
は特表平8−512117号に開示されているように、
燃料ポンプの外周に燃料ポンプを包囲して円筒状の燃料
フィルタを設置し、燃料ポンプが吐出する燃料中の異物
を除去する燃料供給装置が公知である。燃料フィルタ
は、フィルタエレメントとフィルタエレメントを内筒と
外筒との間に収容するフィルタハウジングとを有してい
る。フィルタハウジングの内部に収容されているフィル
タエレメントを燃料が通過するとき、非導電性のフィル
タエレメントと燃料との摩擦などにより燃料フィルタが
帯電する。そのため、帯電した燃料フィルタから静電気
を逃がす必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
タハウジングは一般に樹脂で形成されているため、電荷
がフィルタハウジングを経由して移動することは困難で
ある。燃料フィルタに帯電する静電気は数十kVの高電
圧に達することがある。そのため、例えばフィルタハウ
ジングなどを形成する材料の絶縁破壊強度を超えた電圧
が長時間印加されると、樹脂で形成されたフィルタハウ
ジングなどの損傷を招くという問題がある。また、近傍
に存在する物体を誘導帯電させるという問題もある。そ
こで、フィルタハウジングあるいはフィルタエレメント
を導電性の物質で形成することが考えられる。従来は、
フィルタハウジングを導電性を高めるために、例えばカ
ーボンを添加することにより導電性を高めた樹脂が用い
られている。同様に、カーボンを添加することにより導
電性を高めたろ紙がフィルタエレメントとして用いられ
る。しかし、カーボンが添加された樹脂やろ紙は高価で
あり、コストの上昇を招くという問題がある。また、燃
料ポンプとフィルタハウジングとの間は、燃料ポンプの
作動時における振動および騒音を低減するため、所定の
距離が確保されている。そのため、フィルタハウジング
あるいはフィルタエレメントの導電性を高めた場合で
も、フィルタハウジングから例えば燃料ポンプなど他の
導電部位へアースを確保しなければならない。その結
果、アース用の部品を追加する必要があり、部品点数の
増大を招くという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、高価な樹脂を用
いることなく、部品点数が低減され、帯電した電荷を消
散させる燃料供給装置を提供することにある。また、本
発明の他の目的は、電荷の移動を促進する燃料供給装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
燃料供給装置によると、フィルタハウジングは、非導電
性の樹脂により形成され、燃料ポンプのケースの外周側
に周方向へ50%以上包囲して設置されている。フィル
タハウジングは内筒と外筒とを有する筒状に形成され、
内筒とケースとの間は所定距離以下である。内筒とケー
スとの間を所定距離以下とし、ケースを周方向へ50%
以上包囲してフィルタハウジングを設置することによ
り、帯電した電荷はフィルタハウジングを経由して金属
製のケースへ消散される。フィルタハウジングは非導電
性の樹脂であるものの、電荷が全く移動しないわけでは
ない。そのため、ケースとフィルタハウジングとの位置
関係を設定することにより、電荷を燃料ポンプのケース
にアースすることができる。したがって、導電性の高い
高価な樹脂ならびにアースのための部品を必要とするこ
となく、帯電した電荷を消散させることができる。
【0006】本発明の請求項2記載の燃料供給装置によ
ると、フィルタハウジングは燃料ポンプの全周を包囲し
ている。電荷の移動はフィルタハウジングと燃料ポンプ
とが対向する面積が拡大するほど容易になる。そのた
め、燃料ポンプのケースをフィルタハウジングが全周に
わたって包囲することにより、電荷の移動は促進され、
帯電を低減することができる。
【0007】本発明の請求項3または4記載の燃料供給
装置によると、内筒とケースとの間の距離は1mm以下
である。電荷の移動はフィルタハウジングの内筒と燃料
ポンプのケースとの間の距離が小さくなるほど容易にな
る。そのため、内筒とケースとの間の距離を1mm以下
とすることにより、電荷の移動は促進され、帯電を低減
することができる。
【0008】本発明の請求項5記載の燃料供給装置によ
ると、フィルタハウジングを形成する樹脂は体積固有抵
抗値が1012Ωcmから1015Ωcmの範囲である。そ
のため、例えばポリアセタール樹脂など汎用性の高い安
価な樹脂を使用することができる。本発明の請求項6記
載の燃料供給装置によると、フィルタハウジングの内筒
の肉厚は外筒よりも薄く形成されている。燃料ポンプか
ら吐出された燃料は内筒と外筒との間に収容されている
フィルタエレメントを通過する。そのため、フィルタハ
ウジングは燃料の圧力により変形する。内筒の肉厚を外
筒よりも薄くすることにより、内筒の変形は外筒よりも
大きくなる。その結果、内筒は燃料ポンプのケース側へ
変形し、内筒とケースとの間の距離が小さくなる。した
がって、電荷の移動を促進することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例による燃
料供給装置を図面に基づいて説明する。本発明の一実施
例による燃料供給装置を図1に示す。燃料供給装置1の
取付部材10は円板状に形成されており、樹脂で一体成
形された図示しない燃料タンクの上壁に係止されて取り
付けられ、燃料供給装置1の他の部品は燃料タンク内に
収容されている。
【0010】取付部材10には、燃料吐出管11および
電気コネクタ12が一体に樹脂成形されている。なお、
燃料吐出管11および電気コネクタ12は別部品として
取付部材10に組み付けてもよい。燃料吐出管11は、
サブタンク2の内側に収容されている燃料ポンプ20か
ら吐出された燃料を燃料タンクの外部に吐出する管であ
る。電気コネクタ12は、リード線13および図示しな
い給電コネクタにより燃料ポンプ20の端子部21と電
気的に接続されており、燃料ポンプ20に電力を供給す
る。
【0011】サブタンク2は密封されておらず、上方は
開口している。サブタンク2の内部には、サクションフ
ィルタ3、プレッシャレギュレータ40、燃料ポンプ2
0およびフィルタユニット60などが収容されている。
サクションフィルタ3は、燃料ポンプ20がサブタンク
2内から吸入する燃料に含まれる比較的大きな異物を捕
集する。本実施例では、サクションフィルタ3は厚肉の
不織布から形成されている。従来、サクションフィルタ
3としては、メッシュ状の布あるいは薄手の不織布が使
用されている。本実施例のように、厚肉の不織布でサク
ションフィルタ3を形成することにより、サクションフ
ィルタ3で捕集される異物を大幅に増加させることがで
きる。プレッシャレギュレータ40は燃料ポンプ20か
ら吐出される燃料の圧力を所定圧に調圧する。
【0012】燃料ポンプ20は、内部にモータ22を有
し、モータ22の回転により燃料吸引力を発生する。燃
料ポンプ20の上部は樹脂カバー23に覆われている。
モータ22は外周側に設置されている金属製のケース3
0に収容されている。樹脂カバー23は、ケース30に
よりかしめ固定されている。燃料ポンプ20は、サクシ
ョンフィルタ3側に形成されている吸入口24からサク
ションフィルタ3を通過した燃料を吸入し、インペラ2
5により加圧した後、吐出口26から吐出される。
【0013】燃料ポンプ20により加圧された燃料の一
部は、サブタンク2の底側外部に設置されている図示し
ないノズル部から噴射される。ノズル部はサブタンク2
に形成された図示しない燃料入口に向けて燃料を噴射す
る。このとき発生する吸引圧により燃料タンク内の燃料
はサブタンク2内に吸い上げられる。燃料ポンプ20が
加圧した燃料の一部を噴射するノズル部は、いわゆるジ
ェットポンプを構成している。そして、ジェットポンプ
で汲み上げられた燃料がサブタンクの外に流出すること
を防止する図示しない弁部材が設けられている。したが
って、燃料タンク内の燃料量が減少しても、サブタンク
2内は燃料で充満されている。
【0014】フィルタユニット60は、フィルタハウジ
ング70およびフィルタエレメント61を有している。
フィルタエレメント61はフィルタハウジング70に収
容されている。フィルタハウジング70は、ハウジング
本体80および蓋71を有しており、図2に示すように
円筒状に形成されている。ハウジング本体80は、燃料
ポンプ20のケース30の外周を囲む内筒81と、内筒
81の外周を囲む外筒82とを有している。内筒81の
内周壁83とケース30の外壁31との間は所定の距離
以下となっている。また、フィルタユニット60は、燃
料ポンプ20のケース30の外周を周方向へ50%以上
包囲している。フィルタハウジング70に収容されてい
るフィルタエレメント61は、例えばハニカム状あるい
は菊花状に形成されているろ紙である。ハウジング本体
80の内筒81と外筒82とは、径方向の長さすなわち
肉厚が異なっている。ハウジング本体80の内筒81
は、外筒82よりも肉厚が薄く形成されている。そのた
め、ハウジング本体80内の燃料の圧力により、肉厚の
薄い内筒81は外筒82よりも大きく変形する。その結
果、内筒81は径方向内側すなわち燃料ポンプ20のケ
ース30側へ変形する。
【0015】ハウジング本体80の図1の上方は、蓋7
1が内筒81と外筒82とを結合することにより密封さ
れている。ハウジング本体80の流入口84は燃料ポン
プ20の吐出口26に嵌合している。フィルタエレメン
ト61を通り異物が除去された燃料は、プレッシャレギ
ュレータ40により燃料圧力を所定圧に調圧され、フィ
ルタハウジング70の流出口72から流出する。流出口
72から流出する燃料は、蛇腹管73を通り燃料吐出管
11から吐出される。
【0016】次に、本実施例のフィルタユニット60の
フィルタハウジング70について詳細に説明する。フィ
ルタハウジング70を構成するハウジング本体80およ
び蓋71は、ポリオキシメチレン(POM)などのポリ
アセタール樹脂により形成されている。POM樹脂は、
非導電性の樹脂であり、体積固有抵抗値が1014Ωcm
程度である。これは、例えば樹脂中にカーボンを分散さ
せた導電性の樹脂の体積固有抵抗値102Ωcm程度と
比較して非常に大きくなっている。体積固有抵抗値は、
樹脂中の電荷の移動しにくさを示す指標であり、体積固
有抵抗値が大きくなるほど樹脂中の電荷の移動は困難に
なる。
【0017】上記のようにハウジング本体80の内筒8
1の内周壁83と燃料ポンプ20のケース30の外壁3
1との間は所定の距離以下であり、その距離は1mm以
下である。本実施例では、内周壁83と外壁31とは接
触しており、内周壁83と外壁31との間の距離はほぼ
0である。また、本実施例の場合、図2に示すようにフ
ィルタユニット60の内筒81は、燃料ポンプ20のケ
ース30の外周を周方向へ全周すなわち100%包囲し
ている。内周壁83と外壁31との間の距離を1mm以
下としている理由、ならびに内筒81が燃料ポンプ20
のケース30の外周を周方向へ50%以上包囲している
理由は次の通りである。
【0018】フィルタハウジング70に収容されたフィ
ルタエレメント61を燃料が通過することにより、フィ
ルタエレメント61と燃料との間には摩擦が生じ、静電
気が発生する。発生した静電気は、樹脂製品を損傷させ
るおそれがあるため、安全性の面から速やかに放電させ
ることが好ましい。そこで、本実施例では、フィルタハ
ウジング70の帯電圧が2kV以下となるように、内周
壁83とケース30との間の距離を1mm以下と設定
し、内筒81がケース30を周方向へ包囲する割合を5
0%以上と設定している。
【0019】POM樹脂は、上記の通り体積固有抵抗値
が1014Ωcmと大きいものの、POM樹脂に帯電した
電荷の移動が全くないわけではない。すなわち、POM
樹脂により形成されているハウジング本体80の内筒8
1の内周壁83と、金属製のケース30の外壁31との
間の距離を小さくすることにより、ハウジング本体80
に帯電している電荷はケース30へ移動する。内筒81
の内周壁83とケース30の外壁31との間の距離が小
さくなるほど電荷は移動しやすくなり、内筒81の内周
壁83とケース30の外壁31との対向面積が大きくな
るほど電荷は移動しやすくなる。したがって、内筒81
の内周壁83とケース30の外壁31との間の距離を1
mm以下とし、ハウジング本体80の内筒81がケース
30の外周を周方向へ包囲する割合を50%以上とする
ことにより、ハウジング本体80の帯電圧を2kV以下
とすることができる。
【0020】フィルタユニット60に帯電した電荷は、
POM樹脂により形成されているフィルタハウジング7
0のハウジング本体80を経由して燃料ポンプ20のケ
ース30へ移動する。このとき、POM樹脂は体積固有
抵抗値が大きなため、ハウジング本体80からケース3
0へ移動する電荷の移動速度は遅くなり、コロナ放電に
より電荷が移動する。なお、フィルタハウジング70と
して導電性の樹脂を用いた場合、ハウジング本体80か
らケース30へ移動する電荷の移動速度は速くなり、火
花放電により電荷が移動するおそれがある。燃料ポンプ
20のケース30に移動した電荷は、燃料ポンプ20内
の導電体を経由して電気コネクタ12へ移動し、最終的
に図示しないバッテリへ移動する。
【0021】以上説明した本発明の一実施例によると、
燃料ポンプ20と燃料ポンプ20の外周側に設置される
フィルタユニット60との位置関係を規定することによ
り、フィルタハウジング70の帯電圧を2kV以下にす
ることができる。そのため、静電気の放電によるフィル
タハウジング70などの樹脂部材の損傷を防止すること
ができる。したがって、フィルタハウジング70として
高価な導電性樹脂用いる必要がない。また、フィルタハ
ウジング70からアースを確保するための部材を必要と
しないため、部品点数を低減することができる。
【0022】また、本発明の一実施例では、ハウジング
本体80の内筒81は外筒82よりも肉厚が薄く形成さ
れている。そのため、燃料ポンプ20から内筒81と外
筒82との間に収容されているフィルタエレメント61
に燃料が供給されたとき、燃料の圧力により内筒81は
外筒82より大きく変形する。内筒81は径方向内側す
なわち燃料ポンプ20のケース30側へ変形し、内筒8
1の内周壁83と燃料ポンプ20のケース30の外壁3
1との間の距離が縮小される。したがって、フィルタハ
ウジング70から燃料ポンプ20のケース30への電荷
の移動を促進することができる。
【0023】さらに、本発明の一実施例では、サクショ
ンフィルタ3として厚肉の不織布を用いている。そのた
め、従来はフィルタエレメント61で捕集されていた異
物をサクションフィルタ3で捕集することができる。燃
料供給装置1の燃料ポンプ20の周囲はデッドスペース
であるため、サクションフィルタ3の厚肉化にともない
サクションフィルタ3の体格が大きくなる場合でも、燃
料供給装置1の大型化につながることはない。サクショ
ンフィルタ3による異物の捕集能力を高めることによ
り、フィルタエレメント61に要求される異物の捕集負
担を低減することができる。その結果、フィルタエレメ
ント61の体格を増大することなく、総合的な異物の捕
集性能を向上することができるとともに、フィルタエレ
メント61の耐用寿命を延長することができる。
【0024】上記実施例では、燃料タンク内に燃料ポン
プが設置される例について説明した。しかし、本発明と
しては燃料ポンプの設置場所は燃料タンク内に限るもの
ではない。また、上記実施例では、フィルタハウジング
をPOM樹脂から形成する場合について説明したが、体
積固有抵抗値が1012から1015Ωcmの範囲にある非
導電性の樹脂であればPOM樹脂に限らず適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による燃料供給装置を示す模
式的な断面図である。
【図2】図1のII−II線で切断した燃料ポンプとフィル
タユニットを示す模式図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置 3 サクションフィルタ 20 燃料ポンプ 30 ケース 31 外壁 61 フィルタエレメント 70 フィルタハウジング 80 ハウジング本体 81 内筒 82 外筒 83 内周壁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のケースを有する電気駆動式の燃
    料ポンプと、 前記ケースの外周側に周方向へ少なくとも50%以上包
    囲して設置され、非導電性の樹脂により前記燃料ポンプ
    側の内筒ならびに前記内筒の外周を囲む外筒を有する筒
    状に形成され、前記内筒と前記ケースとの間は所定距離
    以下であるフィルタハウジングと、 前記内筒と前記外筒との間に収容され、前記燃料ポンプ
    が吐出する燃料に含まれる異物を除去するフィルタエレ
    メントと、 を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタハウジングは、前記燃料ポ
    ンプの全周を包囲していることを特徴とする請求項1記
    載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記内筒と前記ケースとの間の距離は、
    1mm以下であることを特徴とする請求項1または2記
    載の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記内筒と前記ケースとは、接触してい
    ることを特徴とする請求項3記載の燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルタハウジングを形成する樹脂
    は、体積固有抵抗値が1012Ωcmから1015Ωcmの
    範囲であることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    一項記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記内筒の肉厚は、前記外筒の肉厚より
    も薄く形成されていることを特徴とする請求項1から5
    のいずれか一項記載の燃料供給装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536037A (ja) 2005-03-14 2008-09-04 イネルジー オートモーティヴ システムズ リサーチ 燃料ポンプ、ジェットポンプ及び燃料フィルタを直接連結した燃料システム
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