JP2003266846A - 記録装置のホームポジション検出制御方法及び記録装置 - Google Patents

記録装置のホームポジション検出制御方法及び記録装置

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JP2003266846A
JP2003266846A JP2002076149A JP2002076149A JP2003266846A JP 2003266846 A JP2003266846 A JP 2003266846A JP 2002076149 A JP2002076149 A JP 2002076149A JP 2002076149 A JP2002076149 A JP 2002076149A JP 2003266846 A JP2003266846 A JP 2003266846A
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home position
carriage
platen
recording head
platen gap
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JP2002076149A
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Yasushi Akatsuka
靖 赤塚
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンギャップの如何に拘わらず、キャリ
ッジのホームポジションを良好に検出できること。 【解決手段】 プラテン20に沿って走行するキャリッ
ジ19に記録ヘッド18が搭載され、この記録ヘッドが
プラテンとの間に搬送されるシートに画像を記録すると
ともに、プラテンと記録ヘッドとの間のプラテンギャッ
プPGを調整するプラテンギャップ調整機構51と、キ
ャリッジのホームポジションを検出するホームポジショ
ン検出装置52と、記録ヘッドの記録動作、プラテンギ
ャップ調整機構及びホームポジション検出装置を制御す
る制御基板部とを備えた記録装置において、上記制御基
板部は、ホームポジション検出装置による検出動作時
に、プラテンギャップ調整機構を制御して、ホームポジ
ション検出装置による記録動作が可能となる所定のプラ
テンギャップに調整し、その後、ホームポジション検出
装置によりキャリッジのホームポジションを検出するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラテンと記録ヘ
ッドとの間のプラテンギャップを調整するプラテンギャ
ップ調整手段と、記録ヘッドを搭載したキャリッジがキ
ャリッジホームポジションに到達したことを検出するホ
ームポジション検出手段とを備えた記録装置、及び記録
装置のホームポジション検出制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、図8に示すように、記録
ヘッド101を搭載したキャリッジ102をプラテン1
03の軸方向に沿って走行させる間に、記録ヘッド10
1における複数本の記録ワイヤ(不図示)をプラテン1
03へ向かって突出させて、記録ヘッド101とプラテ
ン103との間に搬送されるシートに、図示しないイン
クリボンを介して画像を記録するドットインパクトプリ
ンタ100がある。
【0003】キャリッジ102は、ロアキャリッジ軸1
04及びアッパキャリッジ軸105に摺動自在に支持さ
れて、プラテン103の軸方向に沿って走行、つまり主
走査方向左向きまたは右向きに走行するが、この走行の
基準となるホームポジションにキャリッジ102が到達
したことが、ホームポジション検出装置を構成するセン
サ106及びフラグ107を用いて検出される。
【0004】プラテン103、ロアキャリッジ軸104
及びアッパキャリッジ軸105は、本体フレームのサイ
ドフレームに支持される。また、センサ106は、本体
フレームのメインフレーム108において、キャリッジ
102の上記ホームポジションに対応する位置に設置さ
れる。また、フラグ107は、キャリッジ102に設置
される。センサ106は、一般に、発光素子と受光素子
とからなる透過型のフォトインタラプタであり、フラグ
107がこれらの両素子間に位置付けられた時に、キャ
リッジ102がホームポジションに到達したことを検出
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、センサ10
6を構成する上述のようなフォトインタラプタでは、外
乱光を受光しないように、発光素子と受光素子とが近接
配置されている。一方、このプリンタ100では、使用
されるシートに応じてプラテンギャップPGを調整すべ
く、記録ヘッド101をプラテン103に対し接離する
方向にキャリッジ102を移動させることがある。
【0006】このように、プラテンギャップPGを調整
するためにキャリッジ102を移動させた時には、プラ
テンギャップPGの調整幅が増大した場合、移動された
フラグ107がセンサ106の両素子間の適切な位置に
位置付けられず、これらのセンサ106及びフラグ10
7によって、キャリッジ102のホームポジションが正
確に検出できない恐れがある。
【0007】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、プラテンギャップの如何に拘わら
ず、キャリッジのホームポジションを良好に検出できる
記録装置のホームポジション検出制御方法及び記録装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プラテンに沿って走行するキャリッジに記録ヘッド
が搭載され、この記録ヘッドが、上記プラテンとの間に
搬送されるシートに画像を記録するとともに、上記プラ
テンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャップを調整
するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリッジのホ
ームポジッションを検出するホームポジッション検出手
段とを備えた記録装置のホームポジション検出制御方法
において、上記ホームポジッション検出手段による検出
動作時に、上記プラテンギャップ調整手段により、上記
ホームポジッション検出手段による検出動作が可能とな
る所定のプラテンギャップに調整し、その後、上記ホー
ムポジッション検出手段により上記キャリッジのホーム
ポジッションを検出することを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、プラテンに沿っ
て走行するキャリッジに記録ヘッドが搭載され、この記
録ヘッドが、上記プラテンとの間に搬送されるシートに
画像を記録するとともに、上記プラテンと上記記録ヘッ
ドとの間のプラテンギャップを調整するプラテンギャッ
プ調整手段と、上記キャリッジのホームポジッションを
検出するホームポジッション検出手段と、上記記録ヘッ
ドの記録動作、上記プラテンギャップ調整手段及び上記
ホームポジッション検出手段を制御する制御手段とを備
えた記録装置において、上記制御手段は、上記ホームポ
ジッション検出手段による検出動作時に、上記プラテン
ギャップ調整手段を制御して、上記ホームポジッション
検出手段による検出動作が可能となる所定のプラテンギ
ャップに調整し、その後、上記ホームポジッション検出
手段により上記キャリッジのホームポジッションを検出
するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、記録装置本体に
設置されたプラテンに沿って走行するキャリッジに記録
ヘッドが搭載され、この記録ヘッドが、上記プラテンと
の間に搬送されるシートに画像を記録するとともに、上
記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャップ
を調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリッ
ジのホームポジッションを検出するホームポジッション
検出手段と、上記記録ヘッドの記録動作、上記プラテン
ギャップ調整手段及び上記ホームポジッション検出手段
を制御する制御手段とを備えた記録装置において、上記
ホームポジッション検出手段は、上記キャリッジに設置
されたフラグが、上記記録装置本体に設置されたセンサ
の発光部と受光部間の光軸を横切ることにより上記キャ
リッジのホームポジションを検出可能とし、上記制御手
段は、上記ホームポジッション検出手段による検出動作
時に、上記プラテンギャップ調整手段を制御して、上記
ホームポジッション検出手段による検出動作が可能とな
る所定のプラテンギャップに調整し、その後、上記ホー
ムポジッション検出手段により上記キャリッジのホーム
ポジッションを検出するよう構成されたことを特徴とす
るものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、上記ホームポジッション検出
手段におけるセンサの発光部と受光部間の光軸が、プラ
テンギャップ調整手段によるキャリッジの移動方向とほ
ぼ直交する方向に設けられ、プラテンギャップの最大位
置付近またはプラテンギャップの最小位置付近で、キャ
リッジのフラグが上記センサの発光部と受光部間の光軸
を横切るよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、記録装置本体に
設置されたプラテンに沿って走行するキャリッジに記録
ヘッドが搭載され、この記録ヘッドが、上記プラテンと
の間に搬送されるシートに画像を記録するとともに、上
記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャップ
を調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリッ
ジのホームポジッションを検出するホームポジッション
検出手段と、上記記録ヘッドの記録動作、上記プラテン
ギャップ調整手段及び上記ホームポジッション検出手段
を制御する制御手段とを備えた記録装置において、上記
ホームポジッション検出手段は、上記キャリッジの走行
領域において、ホームポジッション検出動作時にのみ使
用される領域に設置され、上記制御手段は、上記ホーム
ポジッション検出手段による検出動作時に、上記プラテ
ンギャップ調整手段を制御して、上記ホームポジッショ
ン検出手段による検出動作が可能となる所定のプラテン
ギャップに調整し、その後、上記ホームポジッション検
出手段により上記キャリッジのホームポジッションを検
出するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0013】請求項1乃至5に記載の発明には、次の作
用がある。
【0014】ホームポジッション検出手段による検出動
作時に、プラテンギャップ調整手段を制御して、ホーム
ポジッション検出手段による検出動作が可能となる所定
のプラテンギャップに調整し、その後、ホームポジッシ
ョン検出手段によりキャリッジのホームポジッションを
検出することから、シートへの記録動作時におけるプラ
テンギャップの如何に拘わらず、ホームポジッション検
出手段によりキャリッジのホームポジションを良好に検
出できる。
【0015】特に、請求項4に記載の発明には、次の作
用がある。
【0016】ホームポジッション検出手段におけるセン
サの発光部と受光部間の光軸が、プラテンギャップ調整
手段によるキャリッジの移動方向とほぼ直交する方向に
設けられ、プラテンギャップの最大位置付近またはプラ
テンギャップの最小位置付近で、キャリッジのフラグが
上記センサの発光部と受光部間の光軸を横切るよう構成
されたことから、記録ヘッドの記録動作時に設定される
プラテンギャップにおいては、キャリッジのフラグがセ
ンサの発光部と受光部間の光軸を横切るか、または上記
フラグが上記センサから離れることになる。この結果、
記録ヘッドの記録動作に伴うキャリッジの走行時に上記
フラグが上記センサに接触することを防止できるので、
ホームポジッション検出手段の健全性を確保できる。
【0017】また、記録ヘッドによる記録動作時にキャ
リッジのフラグがホームポジッション検出手段のセンサ
における発光部または受光部に接触することを防止でき
るので、記録ヘッドの記録動作に伴うキャリッジの走行
領域に上記センサを設置できる。このため、キャリッジ
の走行領域を必要最小限に設定でき、記録装置を小型化
できる。
【0018】特に、請求項5に記載の発明には、次の作
用がある。
【0019】ホームポジッション検出手段が、キャリッ
ジの走行領域において、ホームポジッション検出動作時
にのみ使用される領域に設置されたことから、記録ヘッ
ドの記録動作に伴うキャリッジの走行時には、上記キャ
リッジがホームポジッション検出手段の設置位置に至る
ことがないので、例えばキャリッジのフラグがセンサに
接触することを防止でき、ホームポジッション検出手段
の健全性を確保できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0021】[A]第1の実施の形態(図1乃至図5) 図1は、本発明に係る記録装置の第1の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示
す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体の側断面
図である。
【0022】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、記録ヘッドの多数の記録ワイヤを、インクリ
ボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けてドッ
トを記録することにより、文字を含む画像を印刷するド
ットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本
体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、
プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケ
ース(不図示)及びロアケース13と、プリンタ本体1
1の前方側に設置されてカットシートKを案内するシー
ト供給ガイド43と、を有して構成される。
【0023】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連
続紙がある。
【0024】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、メインフレーム15、左サ
イドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機
構としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シー
ト搬送機構50を構成するプラテン20、シート案内2
5、フロント第1搬送ローラ21、フロント第2搬送ロ
ーラ22、リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬送ロ
ーラ24等と、を有して構成される。
【0025】ベースフレーム14及びメインフレーム1
5の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフ
レーム17が立設して固定される。これらの左サイドフ
レーム16と右サイドフレーム17間に、ロアキャリッ
ジ軸26とアッパキャリッジ軸27が上下方向に所定距
離離れて架け渡され、このうち、ロアキャリッジ軸26
が回動自在に枢支される。また、左サイドフレーム16
と右サイドフレーム17間にプラテン20が架け渡され
て回転自在に配設されると共に、シート案内25が固定
して配設される。
【0026】図2に示す上記プッシュトラクタユニット
12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20
を備えた上記シート搬送機構50へ供給するものであ
り、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラク
タ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺
動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、
トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在
に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラク
タベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備え
て構成される。
【0027】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設さ
れた穴(不図示)に係合可能とされる。
【0028】プラテン20を含む上記シート搬送機構5
0は、図2及び図3に示すように、プラテン20に対
し、フロント第1搬送ローラ21及びフロント第2搬送
ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、リア第1搬
送ローラ23及びリア第2搬送ローラ24がプリンタ本
体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更
に、フロント第1搬送ローラ21とフロント第2搬送ロ
ーラ22が、またリア第1搬送ローラ23とリア第2搬
送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をな
す。
【0029】このうち、フロント第1搬送ローラ21及
びリア第2搬送ローラ24は、プラテン20と共にシー
ト案内25の下方に配置され、フロント第2搬送ローラ
22及びリア第1搬送ローラ23がシート案内25の上
方に配置される。プラテン20、フロント第1搬送ロー
ラ21及びリア第2搬送ローラ24の上部は、シート案
内25の上方に突出した状態となっている。また、シー
ト案内25におけるプリンタ本体11の前方側には、シ
ート案内25との間でシートを保持するシート保持プレ
ート37が設けられている。
【0030】プラテン20、フロント第1搬送ローラ2
1、フロント第2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ
23及びリア第2搬送ローラ24は、後述の駆動輪列部
34により、図2の時計方向(CW)または反時計方向
(CCW)に回転駆動される。また、前記プッシュトラ
クタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動
輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0031】単票紙又は複写紙等のカットシートKは、
図2に示すように、プリンタ本体11の前方側から手動
供給された後、プラテン20、フロント第1搬送ローラ
21及びリア第2搬送ローラ24の時計方向の回転、並
びにフロント第2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ
23の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前
方から後方へ向かって矢印A方向に搬送され、また、プ
ラテン20、フロント第1搬送ローラ21及びリア第2
搬送ローラ24の反時計方向の回転、並びにフロント第
2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ23の時計方向
の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向か
って矢印B方向に搬送される。
【0032】他方、連続紙等の連続シートは、プッシュ
トラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側
から矢印B方向に供給された後、プラテン20、フロン
ト第1搬送ローラ21、フロント第2搬送ローラ22、
リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬送ローラ24に
より同方向(矢印B方向)に搬送される。
【0033】これにより、カットシートK及び連続シー
トは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副
走査方向に搬送される。
【0034】上記キャリッジ19は、図1に示すよう
に、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27
に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載
する。ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸2
7がプラテン20と平行に配置されることから、キャリ
ッジ19は、これらプラテン20、ロアキャリッジ軸2
6及びアッパキャリッジ軸27の軸方向と一致する主走
査方向に走行(走査)可能に設けられる。
【0035】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミン
グベルト39(図2)に結合される。従って、キャリッ
ジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転に
より、タイミングベルト39を介し、ロアキャリッジ軸
26及びアッパキャリッジ軸27に案内されて、主走査
方向における図1の左向き又は右向きに走査される。こ
こで、キャリッジ駆動モータ38は、シート搬送モータ
35と共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0036】また、キャリッジ19には、図1に示すよ
うに、リボンカセット装着部40が設けられ、このリボ
ンカセット装着部40に、インクリボンを収納したリボ
ンカセット(共に図示せず)が装着される。更にキャリ
ッジ19には、リボンカセットのインクリボンをプラテ
ン20の上方周面に接して搬送されるシート(カットシ
ートまたは連続シート)から保護するリボンマスクホル
ダ41が設置されている。リボンカセット内のインクリ
ボンは、リボンカセット装着部40に設置されたリボン
駆動軸42により、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方
を移動可能に設けられる。
【0037】上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド1
8は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間
に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、
このインクリボンのインクを、プラテン20(図2)と
記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシー
トK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字
を含む画像を記録する。
【0038】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録が
なされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカ
ットシートKの場合には、シート搬送機構50(プラテ
ン20、フロント第1搬送ローラ21、フロント第2搬
送ローラ22、リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬
送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合に
は、上記シート搬送機構50及びプッシュトラクタユニ
ット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬
送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施さ
れる。
【0039】プリンタ10には、図2に示すように、ロ
アケース13に制御手段としての制御基板部44が設置
される。この制御基板部44が、記録ヘッド18及びキ
ャリッジ19によるシートへの記録動作を制御し、シー
ト搬送機構50によるシートの搬送動作を制御するほ
か、後述のプラテンギャップ調整手段としてのプラテン
ギャップ調整機構51及びホームポジション検出手段と
してのホームポジション検出装置52を制御する。
【0040】上記プラテンギャップ調整機構51は、図
3に示すように、プリンタ10に供給されるシートのシ
ート厚を検出し、このシート厚に応じてロアキャリッジ
軸26を所定角度回動させることにより、プラテン20
と記録ヘッド18との間のプラテンギャップを上記シー
ト厚に応じて調整するものである。このプラテンギャッ
プ調整機構51は、次のように構成される。
【0041】つまり、キャリッジ19は、記録ヘッド1
8を搭載した一端側が、軸受45を介してロアキャリッ
ジ軸26に摺動自在に支持され、上記一端側から離れた
他端側が、軸受46を介してアッパキャリッジ軸27に
摺動自在に支持される。ここで、ロアキャリッジ軸26
は偏心軸である。
【0042】上記軸受45は、プラテン20に沿うキャ
リッジ19の走行方向(即ち主走査方向)に対し、更に
は記録ヘッド18をプラテン20に向けて接離する方向
に移動させるキャリッジ19の移動方向(図3の矢印α
方向)に対し、共にキャリッジ19と一体化されてい
る。
【0043】これに対し、軸受46は、キャリッジ19
の他端部において、記録ヘッド18をプラテン20に向
かって接離する方向に移動させるキャリッジ19の移動
方向(矢印α方向)に沿って延在されて形成された溝4
7に嵌合される。このため、軸受46は、プラテン20
に沿うキャリッジ19の走行方向(主走査方向)に対し
てはキャリッジ19と一体化されるが、記録ヘッド18
をプラテン20へ向かって接離する方向に移動させるキ
ャリッジ19の移動方向(矢印α方向)に対してはキャ
リッジ19と相対移動可能に構成される。
【0044】従って、偏心軸であるロアキャリッジ軸2
6を所定角度回動させることにより、キャリッジ19
は、軸受46及びアッパキャリッジ軸27に対し、記録
ヘッド18をプラテン20へ向かって接離する方向に移
動させる矢印α方向に移動する。これにより、記録ヘッ
ド18とプラテン20との間のプラテンギャップPG
が、プリンタ10に供給されたシートのシート厚に応じ
て調整されて、このシートへの記録品質が良好に確保さ
れる。図3(A)は、プラテンギャップが最大の約2.
5mmに調整された場合を示し、図3(B)は、プラテン
ギャップが約0.8mmに調整された場合を示す。
【0045】さて、前述の如く、図1及び図4に示すキ
ャリッジ19は、主走査方向左向きまたは右向きに走行
するが、この走行の基準となる位置が、キャリッジ19
の走行領域Wの一端に位置するキャリッジホームポジシ
ョンである。このキャリッジホームポジションを基準
に、記録ヘッド18の主走査方向における記録開始位置
や、キャリッジ19の走行方向反転位置が決定される。
【0046】前記ホームポジション検出装置52は、キ
ャリッジ19が上記キャリッジホームポジションに到達
したことを検出するものであり、図3に示すように、セ
ンサとしての透過型のフォトインタラプタ53と、この
フォトインタラプタ53に検出されるフラグ54とを有
してなる。
【0047】フォトインタラプタ53は、発光ダイオー
ドなどの発光素子を備えた発光部55Aと、フォトレジ
スタなどの受光素子を備えた受光部55Bとが、所定距
離隔てて一体化されて構成される。符号Lは、発光部5
5Aの発光素子から受光部55Bの受光素子へ至る光の
光軸を示す。
【0048】このフォトインタラプタ53は、メインフ
レーム15において、図4に示すように、キャリッジ1
9がキャリッジホームポジションに至った時に、このキ
ャリッジ19に設置された上記フラグ54がフォトイン
タラプタ53における発光部55Aと受光部55B間の
光軸Lを横切る位置に設置される。このように、キャリ
ッジ19のフラグ54がフォトインタラプタ53の光軸
Lを横切ることにより、キャリッジ19がキャリッジホ
ームポジションに至ったことが検出される。
【0049】本実施の形態のフォトインタラプタ53
は、図3に示すように、発光部55Aと受光部55Bに
より形成されてキャリッジ19のフラグ54が通過する
センサ開口56が、プラテンギャップ調整機構51によ
るキャリッジ19の移動方向(矢印α方向)において、
プリンタ10の下向きに設置される。つまり、フォトイ
ンタラプタ53は、発光部55Aと受光部55B間の光
軸Lがプラテンギャップ調整機構51によるキャリッジ
19の移動方向(矢印α方向)とほぼ直交するようにメ
インフレーム15に設置される。
【0050】そして、このフォトインタラプタ53は、
プラテンギャップPGが最大となるキャリッジ19位置
で、このキャリッジ19のフラグ54が発光部55Aと
受光部55B間の光軸Lを横切り、プラテンギャップP
Gが最小となるキャリッジ19位置では、キャリッジ1
9のフラグ54が発光部55Aと受光部55B間の光軸
Lを横切らず、しかも、このフラグ54がフォトインタ
ラプタ53に接触または衝突しないよう構成されてい
る。
【0051】なお、発光部55Aと受光部55B間の光
軸Lがプラテンギャップ調整機構51によるキャリッジ
19の移動方向(矢印α方向)とほぼ直交するが、フォ
トインタラプタ53のセンサ開口56が、プラテンギャ
ップ調整機構51によるキャリッジ19の移動方向(矢
印α方向)においてプリンタ10の上向きになるよう
に、フォトインタラプタ53がメインフレーム15に設
置された場合には、フォトインタラプタ53は、プラテ
ンギャップPGが最小となるキャリッジ19位置で、こ
のキャリッジ19のフラグ54がフォトインタラプタ5
3の光軸Lを横切り、プラテンギャップが最大となるキ
ャリッジ19位置では、キャリッジ19のフラグ54が
フォトインタラプタ53の光軸Lを横切らず、しかもこ
のフラグ54がフォトインタラプタ53に接触または衝
突しないよう構成される。
【0052】図2に示す前記制御基板部44は、プリン
タ10への電源投入時等のように、キャリッジ19を走
行させるキャリッジ駆動モータ38を停止状態から起動
させるときのイニシャライズ時に、上述のように構成さ
れたホームポジション検出装置52を用いてキャリッジ
19のホームポジションを検出する。
【0053】このホームポジション検出装置52による
検出動作時に、制御基板部44は、図5に示すように、
まずプラテンギャップ調整機構51を制御して、ホーム
ポジション検出装置52による検出動作が可能となる所
定のプラテンギャップPG、つまりキャリッジ19のフ
ラグ54がフォトインタラプタ53における光軸Lを横
切ることが可能となる最大または最小のプラテンギャッ
プに調整する(S1)。
【0054】次に、制御基板部44は、キャリッジ19
を走行させ、ホームポジション検出装置52を制御し
て、このホームポジション検出装置52のフォトインタ
ラプタ53及びフラグ54を用い、キャリッジ19のホ
ームポジションを検出する(S2)。
【0055】その後、制御基板部44は、プラテンギャ
ップ調整機構51を制御して、プラテン20と記録ヘッ
ド18間のプラテンギャップPGをプラテンギャップ調
整用の基準位置、例えばプラテンギャップの最大値に設
定し(S3)、シート厚を検出して、このシート厚に応
じたプラテンギャップに調整する。
【0056】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果〜を奏する。
【0057】制御基板部44は、ホームポジション検
出装置52による検出動作時に、プラテンギャップ調整
機構51を制御して、ホームポジション検出装置52に
よる検出動作が可能となる所定のプラテンギャップに調
整し、その後、ホームポジション検出装置52によりキ
ャリッジ19のキャリッジホームポジションを検出する
ことから、シートへの記録動作時におけるプラテンギャ
ップの如何にかかわらず、ホームポジション検出装置5
2によりキャリッジ19のキャリッジホームポジション
を良好に検出できる。
【0058】ホームポジション検出装置52における
フォトインタラプタ53の発光部55Aと59B間の光
軸Lが、プラテンギャップ調整機構51によるプラテン
ギャップ調整時のキャリッジ19の移動方向(矢印α方
向)とほぼ直交する方向に設けられ、プラテンギャップ
の最大位置付近(またはプラテンギャップの最小位置付
近)で、キャリッジ19のフラグ54が上記フォトイン
タラプタ53の発光部55Aと受光部55B間の光軸L
を横切るよう構成されたことから、記録ヘッド18の記
録動作時に設定されるプラテンギャップPGにおいて
は、キャリッジ19のフラグ54がフォトインタラプタ
53の発光部55Aと受光部55B間の光軸Lを横切る
か、またはフラグ54がフォトインタラプタ53から離
れることになる。この結果、記録ヘッド18の記録動作
に伴うキャリッジ19の走行時にフラグ54がフォトイ
ンタラプタ53に接触することを防止できるので、ホー
ムポジション検出装置52の健全性を確保できる。
【0059】記録ヘッド18による記録動作時に、キ
ャリッジ19のフラグ54がホームポジション検出装置
52のフォトインタラプタ53における発光部55Aま
たは受光部55Bに接触することを防止できるので、記
録ヘッド18の記録動作に伴うキャリッジ19の走行領
域Wにフォトインタラプタ53を設置できる。このた
め、キャリッジ19の走行領域Wを必要最小限に設定で
き、プリンタ10を小型化できる。
【0060】[B]第2の実施の形態(図6及び図7) 図6は、本発明に係る記録装置の第2の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタの側断面であり、図
7は、図6のプリンタの平面図である。この第2の実施
の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0061】この第2の実施の形態におけるホームポジ
ション検出装置60のフォトインタラプタ61は、図6
に示すように、発光部55Aと受光部55Bとにより形
成され、キャリッジ19のフラグ54が通過するセンサ
開口62が、プラテンギャップ調整機構51によるキャ
リッジ19の移動方向(矢印α方向)に対して、プリン
タ10の横向きに設置されたものである。つまり、フォ
トインタラプタ61の発光部55Aと受光部55B間の
光軸Lは、プラテンギャップ調整機構51によるキャリ
ッジ19の移動方向(矢印α方向)とほぼ一致する方向
に設定されている。
【0062】上記フォトインタラプタ61は、メインフ
レーム15において、図7に示すように、キャリッジ1
9がキャリッジホームポジションに至った時に、このキ
ャリッジ19に設置されたフラグ54がフォトインタラ
プタ61における発光部55Aと受光部55B間の光軸
Lを横切る位置に設置される。フラグ54がフォトイン
タラプタ61の光軸Lを横切ることにより、キャリッジ
19がキャリッジホームポジションに至ったことが検出
される。
【0063】ここで、キャリッジ19の走行領域Xは、
記録ヘッド18による記録動作時に使用される走行領域
Yと、ホームポジション検出装置60によるキャリッジ
19のホームポジション検出動作時に使用される走行領
域Zとからなる。上記フォトインタラプタ61は、上記
走行領域Z内に設置されている。
【0064】また、制御基板部44は、本実施の形態に
おいても、まずホームポジション検出装置60による検
出動作時に、プラテンギャップ調整機構51を制御し
て、ホームポジション検出装置60による検出動作が可
能となる所定のプラテンギャップPG、つまりキャリッ
ジ19のフラグ54がホームポジション検出装置60の
フォトインタラプタ61における光軸Lを横切ることが
可能となるプラテンギャップPGに調整し、その後、キ
ャリッジ19を上記走行領域Z内へ走行させて、このホ
ームポジション検出装置60のフォトインタラプタ61
及びフラグ54を用いて、キャリッジ19のキャリッジ
ホームポジションを検出する。
【0065】従って、この第2の実施の形態において
も、前記第1の実施の形態の効果と同様な効果を奏す
るほか、次の効果を奏する。
【0066】ホームポジション検出装置60がキャリ
ッジ19の走行領域Xにおいて、キャリッジホームポジ
ション検出動作時にのみ使用される走行領域Zに設置さ
れたことから、記録ヘッド18の記録動作に伴うキャリ
ッジ19の走行時には、このキャリッジ19がホームポ
ジション検出装置60のフォトインタラプタ53の設置
位置に到ることがないので、キャリッジ19のフラグ5
4がフォトインタラプタ53に接触することを防止で
き、ホームポジション検出装置60の健全性を確保でき
る。
【0067】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る記録装置の
ホームポジション検出方法によれば、プラテンギャップ
の如何にかかわらず、キャリッジのホームポジションを
良好に検出できる。
【0069】請求項2乃至5に記載の発明に係る記録装
置によれば、プラテンギャップの如何にかかわらず、キ
ャリッジのホームポジションを良好に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の第1の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示
す斜視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図2の記録ヘッド及びキャリッジなどを示す側
断面図である。
【図4】図1のプリンタを示す概略平面図である。
【図5】図2の制御基板部が実行するキャリッジホーム
ポジション検出動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る記録装置の第2の実施の形態が適
用されたドットインパクトプリンタの側断面図である。
【図7】図6のプリンタの平面図である。
【図8】従来のドットインパクトプリンタにおける記録
ヘッド及びキャリッジを示す側断面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 20 プラテン 44 制御基板部(制御手段) 51 プラテンギャップ調整機構(プラテンギャップ調
整手段) 52 ホームポジション検出装置(ホームポジション検
出手段) 53 フォトインタラプタ(センサ) 54 フラグ 55A 発光部 55B 受光部 60 ホームポジション検出装置(ホームポジション検
出手段) 61 フォトインタラプタ(センサ) L 光軸 PG プラテンギャップ X 走行領域 Z 走行領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って走行するキャリッジに
    記録ヘッドが搭載され、この記録ヘッドが、上記プラテ
    ンとの間に搬送されるシートに画像を記録するととも
    に、 上記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャッ
    プを調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するホームポジッショ
    ン検出手段とを備えた記録装置のホームポジション検出
    制御方法において、 上記ホームポジッション検出手段による検出動作時に、
    上記プラテンギャップ調整手段により、上記ホームポジ
    ッション検出手段による検出動作が可能となる所定のプ
    ラテンギャップに調整し、その後、上記ホームポジッシ
    ョン検出手段により上記キャリッジのホームポジッショ
    ンを検出することを特徴とする記録装置のホームポジシ
    ョン検出制御方法。
  2. 【請求項2】 プラテンに沿って走行するキャリッジに
    記録ヘッドが搭載され、この記録ヘッドが、上記プラテ
    ンとの間に搬送されるシートに画像を記録するととも
    に、 上記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャッ
    プを調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するホームポジッショ
    ン検出手段と、 上記記録ヘッドの記録動作、上記プラテンギャップ調整
    手段及び上記ホームポジッション検出手段を制御する制
    御手段とを備えた記録装置において、 上記制御手段は、上記ホームポジッション検出手段によ
    る検出動作時に、上記プラテンギャップ調整手段を制御
    して、上記ホームポジッション検出手段による検出動作
    が可能となる所定のプラテンギャップに調整し、その
    後、上記ホームポジッション検出手段により上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するよう構成されたこ
    とを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 記録装置本体に設置されたプラテンに沿
    って走行するキャリッジに記録ヘッドが搭載され、この
    記録ヘッドが、上記プラテンとの間に搬送されるシート
    に画像を記録するとともに、 上記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャッ
    プを調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するホームポジッショ
    ン検出手段と、 上記記録ヘッドの記録動作、上記プラテンギャップ調整
    手段及び上記ホームポジッション検出手段を制御する制
    御手段とを備えた記録装置において、 上記ホームポジッション検出手段は、上記キャリッジに
    設置されたフラグが、上記記録装置本体に設置されたセ
    ンサの発光部と受光部間の光軸を横切ることにより上記
    キャリッジのホームポジションを検出可能とし、 上記制御手段は、上記ホームポジッション検出手段によ
    る検出動作時に、上記プラテンギャップ調整手段を制御
    して、上記ホームポジッション検出手段による検出動作
    が可能となる所定のプラテンギャップに調整し、その
    後、上記ホームポジッション検出手段により上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するよう構成されたこ
    とを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 上記ホームポジッション検出手段におけ
    るセンサの発光部と受光部間の光軸が、プラテンギャッ
    プ調整手段によるキャリッジの移動方向とほぼ直交する
    方向に設けられ、 プラテンギャップの最大位置付近またはプラテンギャッ
    プの最小位置付近で、キャリッジのフラグが上記センサ
    の発光部と受光部間の光軸を横切るよう構成されたこと
    を特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 記録装置本体に設置されたプラテンに沿
    って走行するキャリッジに記録ヘッドが搭載され、この
    記録ヘッドが、上記プラテンとの間に搬送されるシート
    に画像を記録するとともに、 上記プラテンと上記記録ヘッドとの間のプラテンギャッ
    プを調整するプラテンギャップ調整手段と、上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するホームポジッショ
    ン検出手段と、 上記記録ヘッドの記録動作、上記プラテンギャップ調整
    手段及び上記ホームポジッション検出手段を制御する制
    御手段とを備えた記録装置において、 上記ホームポジッション検出手段は、上記キャリッジの
    走行領域において、ホームポジッション検出動作時にの
    み使用される領域に設置され、 上記制御手段は、上記ホームポジッション検出手段によ
    る検出動作時に、上記プラテンギャップ調整手段を制御
    して、上記ホームポジッション検出手段による検出動作
    が可能となる所定のプラテンギャップに調整し、その
    後、上記ホームポジッション検出手段により上記キャリ
    ッジのホームポジッションを検出するよう構成されたこ
    とを特徴とする記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591602B2 (en) 2005-02-09 2009-09-22 Seiko Epson Corporation Gap detector, liquid ejecting apparatus incorporating the same, and gap detecting method executed in the apparatus
JP2018075847A (ja) * 2018-02-09 2018-05-17 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591602B2 (en) 2005-02-09 2009-09-22 Seiko Epson Corporation Gap detector, liquid ejecting apparatus incorporating the same, and gap detecting method executed in the apparatus
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