JP2003266560A - スパウト又はスパウト付き袋の供給装置 - Google Patents
スパウト又はスパウト付き袋の供給装置Info
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- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
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- B65G47/846—Star-shaped wheels or wheels equipped with article-engaging elements
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- B65G33/04—Screw or rotary spiral conveyors for articles conveyed between a single screw and guiding means
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- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B70/00—Making flexible containers, e.g. envelopes or bags
- B31B70/74—Auxiliary operations
- B31B70/81—Forming or attaching accessories, e.g. opening devices, closures or tear strings
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- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 間欠回転するローター１のスパウト保持部材
２に、ガイドレール３、４上を一列で搬送されてきたス
パウト付き袋Ｗを引き渡す際、ローター１の回転数を上
げて能力をアップしても引き渡しが安定して行えるよう
にする。 【解決手段】 スパウトのフランジの間の溝部に係合す
る一対のガイドレール３、４と、そのガイドレールに沿
ってスパウト付き袋を搬送するタイミングスクリュー５
と、ガイドレールに沿って搬送される先頭のスパウト付
き袋をガイドレールからスパウト保持部材２の挟持部２
ａ、２ａに向けて高速で押し出す押込爪７を備える。押
込爪７はガイドレールの下に配置され、楕円軌道ｔ１に
沿って先頭のスパウトと干渉することなく後退し、その
後方に回り込み、続いて前進して先頭のスパウトに追い
つき、その後方から当接し、これを前方に送り出す。
２に、ガイドレール３、４上を一列で搬送されてきたス
パウト付き袋Ｗを引き渡す際、ローター１の回転数を上
げて能力をアップしても引き渡しが安定して行えるよう
にする。 【解決手段】 スパウトのフランジの間の溝部に係合す
る一対のガイドレール３、４と、そのガイドレールに沿
ってスパウト付き袋を搬送するタイミングスクリュー５
と、ガイドレールに沿って搬送される先頭のスパウト付
き袋をガイドレールからスパウト保持部材２の挟持部２
ａ、２ａに向けて高速で押し出す押込爪７を備える。押
込爪７はガイドレールの下に配置され、楕円軌道ｔ１に
沿って先頭のスパウトと干渉することなく後退し、その
後方に回り込み、続いて前進して先頭のスパウトに追い
つき、その後方から当接し、これを前方に送り出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドレールに沿
って一列で搬送されるスパウト又はスパウト付き袋を、
スパウト付き袋の製造装置又は充填機等の連続回転ロー
ターに受け渡す際に用いるスパウト又はスパウト付き袋
の供給装置に関する。
って一列で搬送されるスパウト又はスパウト付き袋を、
スパウト付き袋の製造装置又は充填機等の連続回転ロー
ターに受け渡す際に用いるスパウト又はスパウト付き袋
の供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】スパウトの受渡しに関しては、スパウト
のフランジの間の溝部に係合する一対のガイドレールに
沿って一列で搬送されるスパウトを連続回転するロータ
ーに供給する供給装置が、特開平１１−２０８８８４号
公報に記載されている。この供給装置では、スパウトは
タイミングスクリューにより互いに所定距離を開けた状
態に整列して搬送され、タイミングスクリューの前端か
ら押し出されたところでガイドレールから外れ、ちょう
どそこに回転してきた前記ローターの挟持手段により挟
持され、これによりガイドレールからローターへの受渡
しが完了する。なお、この連続回転するローターは、さ
らにスパウト付き袋の製造装置の連続回転ローターにス
パウトを引き渡すものである。
のフランジの間の溝部に係合する一対のガイドレールに
沿って一列で搬送されるスパウトを連続回転するロータ
ーに供給する供給装置が、特開平１１−２０８８８４号
公報に記載されている。この供給装置では、スパウトは
タイミングスクリューにより互いに所定距離を開けた状
態に整列して搬送され、タイミングスクリューの前端か
ら押し出されたところでガイドレールから外れ、ちょう
どそこに回転してきた前記ローターの挟持手段により挟
持され、これによりガイドレールからローターへの受渡
しが完了する。なお、この連続回転するローターは、さ
らにスパウト付き袋の製造装置の連続回転ローターにス
パウトを引き渡すものである。
【０００３】一方、特開２００１−３５３７９３号に
は、スパウトのフランジの間の溝部に係合する一対のガ
イドレールに沿って一列で搬送されるスパウトを間欠回
転（停止、加速、低速、減速、停止）するローターに供
給する供給装置が記載されている。この供給装置では、
ガイドレールがローターの接線方向に配置され、ガイド
レールの先端部において位置決めされた先頭のスパウト
のヘッド部が、前記ローターが停止したとき該ローター
の周囲に配置した把持部材で把持され、これによりガイ
ドレールからローターへの受渡しが完了する。なお、こ
の間欠回転するローターは、さらにスパウト付き袋の製
造装置の連続回転ローターにスパウトを引き渡すもので
ある。
は、スパウトのフランジの間の溝部に係合する一対のガ
イドレールに沿って一列で搬送されるスパウトを間欠回
転（停止、加速、低速、減速、停止）するローターに供
給する供給装置が記載されている。この供給装置では、
ガイドレールがローターの接線方向に配置され、ガイド
レールの先端部において位置決めされた先頭のスパウト
のヘッド部が、前記ローターが停止したとき該ローター
の周囲に配置した把持部材で把持され、これによりガイ
ドレールからローターへの受渡しが完了する。なお、こ
の間欠回転するローターは、さらにスパウト付き袋の製
造装置の連続回転ローターにスパウトを引き渡すもので
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平１１−２０
８８８４号公報の供給装置では、スパウトがガイドレー
ルから外れたところで、連続回転するローターの挟持手
段により挟持されるが、ローターの半径方向に搬送され
るスパウトを周方向に連続回転する挟持手段により挟持
するため、ローターの回転数を上げて能力アップを図る
と、スパウトの受渡しのための時間が確保できなくなる
という問題が基本的にある。また、この供給装置では、
受渡しの時間を確保するためガイドレールの端部にロー
ターの回転方向に沿ったガイドが設けられているが、回
転しながらの挟持であるため、ローターの回転速度を上
げて能力アップを図ると受渡しが不安定となる。さら
に、このガイドにこすり付けられてスパウトに傷が付
き、続いて袋をシールしても漏れが発生する可能性もあ
る。
８８８４号公報の供給装置では、スパウトがガイドレー
ルから外れたところで、連続回転するローターの挟持手
段により挟持されるが、ローターの半径方向に搬送され
るスパウトを周方向に連続回転する挟持手段により挟持
するため、ローターの回転数を上げて能力アップを図る
と、スパウトの受渡しのための時間が確保できなくなる
という問題が基本的にある。また、この供給装置では、
受渡しの時間を確保するためガイドレールの端部にロー
ターの回転方向に沿ったガイドが設けられているが、回
転しながらの挟持であるため、ローターの回転速度を上
げて能力アップを図ると受渡しが不安定となる。さら
に、このガイドにこすり付けられてスパウトに傷が付
き、続いて袋をシールしても漏れが発生する可能性もあ
る。
【０００５】また、前記特開２００１−３５３７９３号
の供給装置では、間欠的に停止したときに受渡しが行わ
れるため、ローターの回転数を上げても受渡しは比較的
安定している。しかし、さらにローターの回転数を上げ
て能力アップを図ると、ガイドレール先端部でのスパウ
トの停止、位置決め及び把持手段による把持が不安定と
なる。本発明は、これらの従来技術の問題点に鑑みてな
されたもので、ローターの回転数を上げて能力をアップ
しても、ガイドレールからローターへのスパウトの引き
渡しが安定して行えるようにすることを目的とする。
の供給装置では、間欠的に停止したときに受渡しが行わ
れるため、ローターの回転数を上げても受渡しは比較的
安定している。しかし、さらにローターの回転数を上げ
て能力アップを図ると、ガイドレール先端部でのスパウ
トの停止、位置決め及び把持手段による把持が不安定と
なる。本発明は、これらの従来技術の問題点に鑑みてな
されたもので、ローターの回転数を上げて能力をアップ
しても、ガイドレールからローターへのスパウトの引き
渡しが安定して行えるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスパウト供
給装置は、複数個のスパウト保持部材が周囲に等間隔に
設置され、かつその間隔ずつ間欠回転するローターの前
記スパウト保持部材に対し、前記ローターの所定の停止
位置においてスパウトを供給するものである。前記ロー
ターにおいて、各スパウト保持部材はスパウトのフラン
ジの間の溝部を挟持する互いに対向して配置された一対
の挟持部を有し、この挟持部はその開口部をローターの
半径方向外側に向けて設置されている。前記供給装置
は、スパウトのフランジの間の溝部に係合し、前記停止
位置における前記スパウト保持部材の挟持部の開口部の
位置に向けて設置された一対のガイドレールと、前記ガ
イドレールに沿って前記スパウトを搬送するとともに、
先行するスパウトを後続のスパウトから所定距離離して
先行させる搬送装置と、前記ガイドレールに沿って搬送
される先頭のスパウトを前記ガイドレールから前記挟持
部に向けローターの半径方向に押し出す押込爪を備える
押込装置からなる。この供給装置において、押込爪によ
るスパウトの押し出し方向はローターの半径方向となる
が、前記搬送装置の搬送方向はローターの半径方向でな
くてもよい。
給装置は、複数個のスパウト保持部材が周囲に等間隔に
設置され、かつその間隔ずつ間欠回転するローターの前
記スパウト保持部材に対し、前記ローターの所定の停止
位置においてスパウトを供給するものである。前記ロー
ターにおいて、各スパウト保持部材はスパウトのフラン
ジの間の溝部を挟持する互いに対向して配置された一対
の挟持部を有し、この挟持部はその開口部をローターの
半径方向外側に向けて設置されている。前記供給装置
は、スパウトのフランジの間の溝部に係合し、前記停止
位置における前記スパウト保持部材の挟持部の開口部の
位置に向けて設置された一対のガイドレールと、前記ガ
イドレールに沿って前記スパウトを搬送するとともに、
先行するスパウトを後続のスパウトから所定距離離して
先行させる搬送装置と、前記ガイドレールに沿って搬送
される先頭のスパウトを前記ガイドレールから前記挟持
部に向けローターの半径方向に押し出す押込爪を備える
押込装置からなる。この供給装置において、押込爪によ
るスパウトの押し出し方向はローターの半径方向となる
が、前記搬送装置の搬送方向はローターの半径方向でな
くてもよい。
【０００７】この発明では、間欠回転ローターが停止し
たときスパウトの引き渡しが行われる点、引き渡し時に
ローター側でスパウトを掴む動作が必要でなく、単にロ
ーター側の挟持部に押し込めばよいのでごく短時間で受
渡しが可能である点、及び押込爪の押込方向と前記挟持
部の方向が揃っているため高速での押し出しが可能であ
る点より、ローターを高速で間欠回転させてもスパウト
の引き渡しが不安定にならず、確実にローター側の挟持
部に押し込むことができる。なお、ローターの挟持部に
スパウトを押し込むにはかなり強い力が必要であるが
（高速回転するローターの挟持部からスパウトが外れた
り位置ずれを起こさないようにするには、スパウトをか
なり強い力で挟持する必要がある）、単に搬送装置のみ
ではそのような押し込みを高速で実現するのは不可能で
あり、どうしても押込爪が必要となる。
たときスパウトの引き渡しが行われる点、引き渡し時に
ローター側でスパウトを掴む動作が必要でなく、単にロ
ーター側の挟持部に押し込めばよいのでごく短時間で受
渡しが可能である点、及び押込爪の押込方向と前記挟持
部の方向が揃っているため高速での押し出しが可能であ
る点より、ローターを高速で間欠回転させてもスパウト
の引き渡しが不安定にならず、確実にローター側の挟持
部に押し込むことができる。なお、ローターの挟持部に
スパウトを押し込むにはかなり強い力が必要であるが
（高速回転するローターの挟持部からスパウトが外れた
り位置ずれを起こさないようにするには、スパウトをか
なり強い力で挟持する必要がある）、単に搬送装置のみ
ではそのような押し込みを高速で実現するのは不可能で
あり、どうしても押込爪が必要となる。
【０００８】前記搬送装置としては、例えば前方のリー
ドが広がったタイミングスクリューが好適に使用でき
る。タイミングスクリューでは、前記特開平１１−２０
８８８４号公報に記載されたと同様、スパウトのヘッド
部がスクリュー溝に係合して搬送され、互いに密集状態
又は不規則状態でタイミングスクリューまで送られてき
たスパウトを、互いに所定の距離離した状態として前方
に搬送することができる。タイミングスクリューでは前
端部における搬送が不安定でスパウトをローター側の挟
持部に押し込む力がないが、前端部に搬送されたスパウ
トに対して前記押込爪が後方から当接して前方に押し出
すことで、これをローターの挟持部に押し込むことがで
きる。
ドが広がったタイミングスクリューが好適に使用でき
る。タイミングスクリューでは、前記特開平１１−２０
８８８４号公報に記載されたと同様、スパウトのヘッド
部がスクリュー溝に係合して搬送され、互いに密集状態
又は不規則状態でタイミングスクリューまで送られてき
たスパウトを、互いに所定の距離離した状態として前方
に搬送することができる。タイミングスクリューでは前
端部における搬送が不安定でスパウトをローター側の挟
持部に押し込む力がないが、前端部に搬送されたスパウ
トに対して前記押込爪が後方から当接して前方に押し出
すことで、これをローターの挟持部に押し込むことがで
きる。
【０００９】前記供給装置において、前記押込爪はガイ
ドレールの下方位置に配置されていることが望ましい。
ガイドレールの上方位置では、押込爪がスパウトのヘッ
ド部に当たってこれを損傷し、キャップを填めたときに
液漏れのおそれがあるためである。また、前記押込装置
の望ましい形態として、押込爪が押込部材の先端部に形
成され、前記押込部材は後端部が揺動自在に一端を軸支
された揺動レバーの他端に回動自在に連結され、その中
間部が支点軸を中心として回転するクランクレバーの一
端に回転自在に連結され、前記クランクレバーが回転す
ることにより前記押込爪は長軸が前記ローターの半径方
向を向く水平な楕円軌道に沿って回転運動を行い、かつ
その楕円軌道は、前記押込爪が前記ローター側から後退
するとき搬送される先頭のスパウトと干渉せず、前記ロ
ーターに向け前進するとき前記先頭のスパウトに後方か
ら当接するように設定されていることが挙げられる。こ
のクランク機構により押込爪は前記の楕円軌道に沿って
高速で円滑に回転運動してスパウトを押し出すことがで
き、ローターの高速回転化に対応し得る。
ドレールの下方位置に配置されていることが望ましい。
ガイドレールの上方位置では、押込爪がスパウトのヘッ
ド部に当たってこれを損傷し、キャップを填めたときに
液漏れのおそれがあるためである。また、前記押込装置
の望ましい形態として、押込爪が押込部材の先端部に形
成され、前記押込部材は後端部が揺動自在に一端を軸支
された揺動レバーの他端に回動自在に連結され、その中
間部が支点軸を中心として回転するクランクレバーの一
端に回転自在に連結され、前記クランクレバーが回転す
ることにより前記押込爪は長軸が前記ローターの半径方
向を向く水平な楕円軌道に沿って回転運動を行い、かつ
その楕円軌道は、前記押込爪が前記ローター側から後退
するとき搬送される先頭のスパウトと干渉せず、前記ロ
ーターに向け前進するとき前記先頭のスパウトに後方か
ら当接するように設定されていることが挙げられる。こ
のクランク機構により押込爪は前記の楕円軌道に沿って
高速で円滑に回転運動してスパウトを押し出すことがで
き、ローターの高速回転化に対応し得る。
【００１０】従来例についての説明にも記載したよう
に、前記間欠回転するローターに供給されたスパウト
は、通常、続いてスパウト付き袋の製造装置等の連続回
転ローターに供給される。この連続回転ローターの周囲
にも、間欠回転するローターと同様に、スパウトのフラ
ンジの間の溝部を対向して配置された一対の挟持部で挟
持する複数個のスパウト保持部材が前記挟持部の開口部
を半径方向外側に向けて等間隔に設置される。この場
合、前記搬送装置及び押込装置のほか、間欠回転するロ
ーター自体が、ガイドレールと連続回転ローターをつな
ぐ受渡しローターとして、前記連続回転ローターに対す
るスパウトの供給装置の一部を構成しているということ
もできる。このとき間欠回転するローターは（受渡しロ
ーター）は、連続回転ローターへのスパウトの引き渡し
を円滑にする目的で、停止、加速、定速、減速、停止の
一定サイクルでスパウト保持部材の間隔ずつ間欠回転
し、その定速回転の間スパウト保持部材が前記連続回転
ローターのスパウト保持部材の速度と一致するとともに
両者が並走するように設定され、前記間欠回転するロー
ターの定速回転の間に該ローターのスパウト保持部材か
ら前記連続回転ローターのスパウト保持部材へスパウト
が引き渡される。
に、前記間欠回転するローターに供給されたスパウト
は、通常、続いてスパウト付き袋の製造装置等の連続回
転ローターに供給される。この連続回転ローターの周囲
にも、間欠回転するローターと同様に、スパウトのフラ
ンジの間の溝部を対向して配置された一対の挟持部で挟
持する複数個のスパウト保持部材が前記挟持部の開口部
を半径方向外側に向けて等間隔に設置される。この場
合、前記搬送装置及び押込装置のほか、間欠回転するロ
ーター自体が、ガイドレールと連続回転ローターをつな
ぐ受渡しローターとして、前記連続回転ローターに対す
るスパウトの供給装置の一部を構成しているということ
もできる。このとき間欠回転するローターは（受渡しロ
ーター）は、連続回転ローターへのスパウトの引き渡し
を円滑にする目的で、停止、加速、定速、減速、停止の
一定サイクルでスパウト保持部材の間隔ずつ間欠回転
し、その定速回転の間スパウト保持部材が前記連続回転
ローターのスパウト保持部材の速度と一致するとともに
両者が並走するように設定され、前記間欠回転するロー
ターの定速回転の間に該ローターのスパウト保持部材か
ら前記連続回転ローターのスパウト保持部材へスパウト
が引き渡される。
【００１１】なお、これまで述べた供給装置は、スパウ
ト自体を供給するものとして説明されているが、これを
スパウトに袋がシールされたスパウト付き袋を供給する
供給装置として利用することができる。その場合、前記
間欠回転するローターに供給されたスパウト付き袋は、
続いて充填機等の連続回転ローターに供給されることに
なる。
ト自体を供給するものとして説明されているが、これを
スパウトに袋がシールされたスパウト付き袋を供給する
供給装置として利用することができる。その場合、前記
間欠回転するローターに供給されたスパウト付き袋は、
続いて充填機等の連続回転ローターに供給されることに
なる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図１〜図６を参照し、本発
明に係る供給装置について具体的に説明する。図１〜４
に示すのはスパウト付き袋の供給装置であり、間欠回転
するローター１にスパウト付き袋Ｗを供給する。このロ
ーター１の周囲には、スパウト付き袋ＷのスパウトＳ
（前記特開２００１−３５３７９３の図２参照）のフラ
ンジの間の溝部を挟持する一対の挟持部２ａ、２ａ（図
５参照）を有する複数個のスパウト保持部材２が、前記
挟持部２ａ、２ａの開口部２ｂを半径方向外側に向けて
等間隔に設置されている。このローター１はスパウト保
持部材２の取付間隔ずつ間欠回転し、その間欠回転は、
停止、加速、定速、減速、停止の一定サイクルで行われ
る（後述）。供給装置は、スパウトＳのフランジの間の
溝部に係合するように対向配置された一対のガイドレー
ル３、４と、ガイドレール３、４上に配置されたタイミ
ングスクリュー５を含む搬送装置６と、ガイドレール
３、４の下方位置に配置された押込爪７を含む押込装置
８からなり、スタンド９上のフレーム１０に設置されて
いる。
明に係る供給装置について具体的に説明する。図１〜４
に示すのはスパウト付き袋の供給装置であり、間欠回転
するローター１にスパウト付き袋Ｗを供給する。このロ
ーター１の周囲には、スパウト付き袋ＷのスパウトＳ
（前記特開２００１−３５３７９３の図２参照）のフラ
ンジの間の溝部を挟持する一対の挟持部２ａ、２ａ（図
５参照）を有する複数個のスパウト保持部材２が、前記
挟持部２ａ、２ａの開口部２ｂを半径方向外側に向けて
等間隔に設置されている。このローター１はスパウト保
持部材２の取付間隔ずつ間欠回転し、その間欠回転は、
停止、加速、定速、減速、停止の一定サイクルで行われ
る（後述）。供給装置は、スパウトＳのフランジの間の
溝部に係合するように対向配置された一対のガイドレー
ル３、４と、ガイドレール３、４上に配置されたタイミ
ングスクリュー５を含む搬送装置６と、ガイドレール
３、４の下方位置に配置された押込爪７を含む押込装置
８からなり、スタンド９上のフレーム１０に設置されて
いる。
【００１３】ガイドレール３、４は、フレーム１０に固
定されたガイドレール取付フレーム１２の下部に固定さ
れ、水平に配置されてローター１の半径方向に向き、か
つスパウト保持部材２の停止位置の１つに向けて設置さ
れている。より細かくみると、ガイドレール３、４の係
合部３ａ、４ａ間の隙間１３が、前記停止位置における
スパウト保持部材２の挟持部２ａの開口部２ｂの位置に
向かい、さらに、ガイドレール３、４の先端がスパウト
保持部材２の先端とごく接近した位置まで伸び、かつ同
じ高さとされている。従って、ローター１が停止してい
る間は、ガイドレール３、４の係合部３ａ、４ａとスパ
ウト保持部材２の挟持部２ａ、２ａはほぼ連なった状態
となり（係合部３ａ、４ａ間の隙間１３の方が挟持部２
ａ、２ａ間の隙間２ｃよりやや広く設定されている）、
ガイドレール３、４からさらに先に前進したスパウトＳ
は、そのまま開口部２ｂを通って隙間２ｃに入り挟持部
２ａ、２ａで挟持されることになる。なお、ガイドレー
ル３、４の係合部３ａ、４ａと挟持部２ａ、２ａはスパ
ウトＳの同じ溝に係合する。
定されたガイドレール取付フレーム１２の下部に固定さ
れ、水平に配置されてローター１の半径方向に向き、か
つスパウト保持部材２の停止位置の１つに向けて設置さ
れている。より細かくみると、ガイドレール３、４の係
合部３ａ、４ａ間の隙間１３が、前記停止位置における
スパウト保持部材２の挟持部２ａの開口部２ｂの位置に
向かい、さらに、ガイドレール３、４の先端がスパウト
保持部材２の先端とごく接近した位置まで伸び、かつ同
じ高さとされている。従って、ローター１が停止してい
る間は、ガイドレール３、４の係合部３ａ、４ａとスパ
ウト保持部材２の挟持部２ａ、２ａはほぼ連なった状態
となり（係合部３ａ、４ａ間の隙間１３の方が挟持部２
ａ、２ａ間の隙間２ｃよりやや広く設定されている）、
ガイドレール３、４からさらに先に前進したスパウトＳ
は、そのまま開口部２ｂを通って隙間２ｃに入り挟持部
２ａ、２ａで挟持されることになる。なお、ガイドレー
ル３、４の係合部３ａ、４ａと挟持部２ａ、２ａはスパ
ウトＳの同じ溝に係合する。
【００１４】搬送装置６において、タイミングスクリュ
ー５は両端の軸がフレーム１０に固定された支持部材１
４、１５に回転自在に支持され、ガイドレール３、４の
上方位置に、その側面がガイドレール３、４の隙間１３
の間に位置するように配置されている。また、搬送装置
６はタイミングスクリュー５の駆動機構として、図示し
ない駆動源（モータ）に連結された減速機１６、その出
力軸１７、その先に固定されたタイミングプーリー１
８、タイミングスクリュー５の前方側軸部に固定された
タイミングプーリー１９、その間に掛け渡されたタイミ
ングベルト２０及びテンションプーリー２１等を含む。
この駆動機構によりタイミングスクリュー５が一定速度
で回転する。レール３、４上を密集して進行してきたス
パウト付き袋Ｗは、そのスパウトＳのヘッド部がタイミ
ングスクリュー５の表面に形成された溝５ａに係合し、
レール３、４に沿って前方へ搬送される。タイミングス
クリュー５のリードは前方になるほど広がっており、密
集していたスパウト付き袋Ｗは前進速度を増し、かつ互
いに所定距離を開けられながら前進する。
ー５は両端の軸がフレーム１０に固定された支持部材１
４、１５に回転自在に支持され、ガイドレール３、４の
上方位置に、その側面がガイドレール３、４の隙間１３
の間に位置するように配置されている。また、搬送装置
６はタイミングスクリュー５の駆動機構として、図示し
ない駆動源（モータ）に連結された減速機１６、その出
力軸１７、その先に固定されたタイミングプーリー１
８、タイミングスクリュー５の前方側軸部に固定された
タイミングプーリー１９、その間に掛け渡されたタイミ
ングベルト２０及びテンションプーリー２１等を含む。
この駆動機構によりタイミングスクリュー５が一定速度
で回転する。レール３、４上を密集して進行してきたス
パウト付き袋Ｗは、そのスパウトＳのヘッド部がタイミ
ングスクリュー５の表面に形成された溝５ａに係合し、
レール３、４に沿って前方へ搬送される。タイミングス
クリュー５のリードは前方になるほど広がっており、密
集していたスパウト付き袋Ｗは前進速度を増し、かつ互
いに所定距離を開けられながら前進する。
【００１５】押込装置８の押込爪７は、フレーム１０の
下で水平に配置された押込部材２３の先端に一体的に形
成され、それ自体もガイドレール３、４の下方位置にお
いて、スパウトＳの下方側の溝の高さ（図３参照）に水
平に配置されている。フレーム１０に鉛直に固定された
支点軸２４に揺動レバー２５の一端が回動自在に支持さ
れ、水平面内で揺動自在となっており、ローター１のほ
ぼ接線方向に沿って配置された押込部材２３の後端部
が、前記揺動レバー２５の他端に連結部材２６を介して
水平面内で回動自在に連結している。また、押込部材２
３の前端部寄りの中間部は、支点軸２７に固定されて共
に回転するクランクレバー２８の一端に連結軸２９を介
して回転自在に連結されている。さらに、押込装置８は
押込部材２３（押込爪７）の駆動機構として、搬送装置
６と共通の減速機１６、その出力軸３０、その先に固定
されたタイミングプーリー３１、フレーム１０上に固定
された支持スタンド３２内に回転自在に支持された前記
支点軸２７、その上端に固定されたタイミングプーリー
３３、両タイミングプーリー３１、３３間に掛け渡され
たタイミングベルト３４及びテンションプーリー３５等
を含む。この駆動機構により支点軸２７が一定速度で回
転する。
下で水平に配置された押込部材２３の先端に一体的に形
成され、それ自体もガイドレール３、４の下方位置にお
いて、スパウトＳの下方側の溝の高さ（図３参照）に水
平に配置されている。フレーム１０に鉛直に固定された
支点軸２４に揺動レバー２５の一端が回動自在に支持さ
れ、水平面内で揺動自在となっており、ローター１のほ
ぼ接線方向に沿って配置された押込部材２３の後端部
が、前記揺動レバー２５の他端に連結部材２６を介して
水平面内で回動自在に連結している。また、押込部材２
３の前端部寄りの中間部は、支点軸２７に固定されて共
に回転するクランクレバー２８の一端に連結軸２９を介
して回転自在に連結されている。さらに、押込装置８は
押込部材２３（押込爪７）の駆動機構として、搬送装置
６と共通の減速機１６、その出力軸３０、その先に固定
されたタイミングプーリー３１、フレーム１０上に固定
された支持スタンド３２内に回転自在に支持された前記
支点軸２７、その上端に固定されたタイミングプーリー
３３、両タイミングプーリー３１、３３間に掛け渡され
たタイミングベルト３４及びテンションプーリー３５等
を含む。この駆動機構により支点軸２７が一定速度で回
転する。
【００１６】この押込装置８では、前記支点軸２７、ク
ランクレバー２８及び連結軸２９がクランク機構を構成
し、支点軸２７が回転すると連結軸２９が前記支点軸２
７を中心として回転し、押込部材２３は連結軸２９の回
転に伴う回転運動と後端が揺動レバー２５に連結してい
ることによる揺動運動が合成された運動を行う。押込部
材２３のその動きにより、先端部の押込爪７は、図５に
示すように、長軸が前記ローターの半径方向を向く略楕
円軌道ｔ１に沿って水平面内で回転運動を行う。この楕
円軌道ｔ１に示すように、押込爪７はローター１から後
退するときガイドレール３、４の係合部３ａ、４ａの位
置から下がり、ローター１に向かって前進するとき前記
係合部３ａ、４ａの位置を越える。従って、押込爪７は
ガイドレール３、４に沿って搬送される先頭のスパウト
と干渉することなく後退してその後方に回り込むことが
できる。
ランクレバー２８及び連結軸２９がクランク機構を構成
し、支点軸２７が回転すると連結軸２９が前記支点軸２
７を中心として回転し、押込部材２３は連結軸２９の回
転に伴う回転運動と後端が揺動レバー２５に連結してい
ることによる揺動運動が合成された運動を行う。押込部
材２３のその動きにより、先端部の押込爪７は、図５に
示すように、長軸が前記ローターの半径方向を向く略楕
円軌道ｔ１に沿って水平面内で回転運動を行う。この楕
円軌道ｔ１に示すように、押込爪７はローター１から後
退するときガイドレール３、４の係合部３ａ、４ａの位
置から下がり、ローター１に向かって前進するとき前記
係合部３ａ、４ａの位置を越える。従って、押込爪７は
ガイドレール３、４に沿って搬送される先頭のスパウト
と干渉することなく後退してその後方に回り込むことが
できる。
【００１７】タイミングスクリュー５の回転は、ロータ
ー１が停止しスパウト保持部材２の開口部２ｃがガイド
レール３、４の前端に対向する位置に停止したとき、先
頭のスパウトがガイドレール３、４の前端近傍に到達し
ている（ただし、軸部の全体がレール３、４内にある状
態）ように、ローター１に対しタイミング設定されてい
る。一方、押込爪７はタイミングスクリュー５が１回転
する間に同じく１回転し、押込爪７がローター１から後
退するとき、タイミングスクリュー５によりガイドレー
ル３、４上を搬送されている先頭のスパウトの後方に回
り込み、前記ローター１に向け前進するときガイドレー
ル３、４の前端近傍に到達している当該スパウトに追い
つき後方から当接するように、タイミングスクリュー５
に対しタイミング設定されている。前記先頭のスパウト
に当接した押込爪７は、続いて当該スパウトを前方に押
し出し、図５に示すように、ガイドレール３、４から外
すと同時にローター１の挟持部２ａに押し込む。その
後、ローター１が間欠回転を開始する。
ー１が停止しスパウト保持部材２の開口部２ｃがガイド
レール３、４の前端に対向する位置に停止したとき、先
頭のスパウトがガイドレール３、４の前端近傍に到達し
ている（ただし、軸部の全体がレール３、４内にある状
態）ように、ローター１に対しタイミング設定されてい
る。一方、押込爪７はタイミングスクリュー５が１回転
する間に同じく１回転し、押込爪７がローター１から後
退するとき、タイミングスクリュー５によりガイドレー
ル３、４上を搬送されている先頭のスパウトの後方に回
り込み、前記ローター１に向け前進するときガイドレー
ル３、４の前端近傍に到達している当該スパウトに追い
つき後方から当接するように、タイミングスクリュー５
に対しタイミング設定されている。前記先頭のスパウト
に当接した押込爪７は、続いて当該スパウトを前方に押
し出し、図５に示すように、ガイドレール３、４から外
すと同時にローター１の挟持部２ａに押し込む。その
後、ローター１が間欠回転を開始する。
【００１８】図１及び図６に示すように、間欠回転する
ローター１の近傍に、充填装置の連続回転ローター３６
が配置され、ローター１が受け取ったスパウトＳ（スパ
ウト付き袋Ｗ）は連続回転ローター３６に引き渡され
る。連続回転ローター３６の周囲にも、ローター１と同
様に、スパウトＳのフランジの間の溝部を挟持する一対
の挟持部３７ａ、３７ａ（図６参照）を有する複数個の
スパウト保持部材３７が、前記挟持部３７ａ、３７ａの
開口部３７ｂを半径方向外側に向けて等間隔に設置され
ている。ただし、挟持部３７ａ、３７ａの高さ位置は挟
持部２ａ、２ａより低い位置に設定され、スパウトＳの
下側の溝部を挟持するようになっている（挟持部２ａ、
２ａは上側の溝部を挟持）。
ローター１の近傍に、充填装置の連続回転ローター３６
が配置され、ローター１が受け取ったスパウトＳ（スパ
ウト付き袋Ｗ）は連続回転ローター３６に引き渡され
る。連続回転ローター３６の周囲にも、ローター１と同
様に、スパウトＳのフランジの間の溝部を挟持する一対
の挟持部３７ａ、３７ａ（図６参照）を有する複数個の
スパウト保持部材３７が、前記挟持部３７ａ、３７ａの
開口部３７ｂを半径方向外側に向けて等間隔に設置され
ている。ただし、挟持部３７ａ、３７ａの高さ位置は挟
持部２ａ、２ａより低い位置に設定され、スパウトＳの
下側の溝部を挟持するようになっている（挟持部２ａ、
２ａは上側の溝部を挟持）。
【００１９】間欠回転するローター１から連続回転ロー
ター３６へのスパウトＳ（スパウト付き袋のＷ）の引渡
しは、ほぼ前記特開２００１−３５３７９３に記載され
ている形態で行われるが、簡単に説明すると次の通りで
ある。ローター１と連続回転ローター３６は、ローター
１のスパウト保持部材２のスパウト保持位置中心の移送
軌道ｔ２と連続回転ローター３６のスパウト保持部材３
７のスパウト保持位置中心の移送軌道ｔ３が接するよう
に配置されている。しかし、両スパウト保持部材２、３
７の挟持部は高さが異なるので、両者が干渉することは
ない。両移送軌道が接する位置の前後所定範囲に渡りロ
ーター１は定速回転し、かつスパウト保持部材２がスパ
ウト保持部材３７と同速で回転するとともに両者対向し
て並ぶように設定され、その定速回転の間に、スパウト
保持部材２の挟持部２ａ、２ａに挟持されたスパウトＳ
（スパウト付き袋Ｗ）がスパウト保持部材３７の挟持部
３７ａ、３７ａに引き渡される。
ター３６へのスパウトＳ（スパウト付き袋のＷ）の引渡
しは、ほぼ前記特開２００１−３５３７９３に記載され
ている形態で行われるが、簡単に説明すると次の通りで
ある。ローター１と連続回転ローター３６は、ローター
１のスパウト保持部材２のスパウト保持位置中心の移送
軌道ｔ２と連続回転ローター３６のスパウト保持部材３
７のスパウト保持位置中心の移送軌道ｔ３が接するよう
に配置されている。しかし、両スパウト保持部材２、３
７の挟持部は高さが異なるので、両者が干渉することは
ない。両移送軌道が接する位置の前後所定範囲に渡りロ
ーター１は定速回転し、かつスパウト保持部材２がスパ
ウト保持部材３７と同速で回転するとともに両者対向し
て並ぶように設定され、その定速回転の間に、スパウト
保持部材２の挟持部２ａ、２ａに挟持されたスパウトＳ
（スパウト付き袋Ｗ）がスパウト保持部材３７の挟持部
３７ａ、３７ａに引き渡される。
【００２０】両軌道が接する位置の近傍には、ここに搬
送されてきたスパウトＳに当接し、そのスパウトＳを移
送軌道ｔ２から移送軌道ｔ３に向けて案内するガイド部
材３８（前記特開２００１−３５３７９３参照）が、ロ
ーター１の下方位置（スパウトＳのフランジの下あたり
の高さ）に設置されている。両軌道が接する位置の近傍
において、スパウトＳはスパウト保持部材３７の挟持溝
３７ａ、３７ａの開口部３７ｂ内に導入され、続いてこ
のガイド部材３８のガイド面に当接し、スパウト保持部
材２、３７の回転に伴い、そのガイド面に案内され、挟
持部３７ａ、３７ａのスパウト保持位置中心まで押し込
まれ、さらにガイド面に案内されて、挟持部２ａ、２ａ
から抜け出る。これにより、スパウトＳ（スパウト付き
袋Ｗ）の引渡しが完了する。図６には、このあいだのス
パウトＳの動きを時系列で示している。
送されてきたスパウトＳに当接し、そのスパウトＳを移
送軌道ｔ２から移送軌道ｔ３に向けて案内するガイド部
材３８（前記特開２００１−３５３７９３参照）が、ロ
ーター１の下方位置（スパウトＳのフランジの下あたり
の高さ）に設置されている。両軌道が接する位置の近傍
において、スパウトＳはスパウト保持部材３７の挟持溝
３７ａ、３７ａの開口部３７ｂ内に導入され、続いてこ
のガイド部材３８のガイド面に当接し、スパウト保持部
材２、３７の回転に伴い、そのガイド面に案内され、挟
持部３７ａ、３７ａのスパウト保持位置中心まで押し込
まれ、さらにガイド面に案内されて、挟持部２ａ、２ａ
から抜け出る。これにより、スパウトＳ（スパウト付き
袋Ｗ）の引渡しが完了する。図６には、このあいだのス
パウトＳの動きを時系列で示している。
【００２１】図７は、これまでの固定式（挟持部が固
定）のスパウト保持部材２、３７とは異なる開閉式のス
パウト保持部材４０を示す。スパウト保持部材４０は、
開閉支点軸４１、４２を中心として回動自在の保持片４
３、４４と、その後部側を連結する圧縮バネ４５からな
り、保持片４３、４４には、スパウト保持部材２、３７
の挟持部２ａ、２ａ、３７ａ、３７ａに相当する挟持部
４３ａ、４４ａが形成されている。通常は、挟持部４３
ａ、４４ａの隙間は圧縮バネ４５に付勢されてやや狭く
保持され、ここにスパウトＳがくるとその付勢力に抗し
て広がり、スパウトＳを挟持する。このスパウト保持部
材４０も、スパウトＳのフランジの間の溝部を対向して
配置された一対の挟持部で挟持する点では前記スパウト
保持部材２、３７と同じである。
定）のスパウト保持部材２、３７とは異なる開閉式のス
パウト保持部材４０を示す。スパウト保持部材４０は、
開閉支点軸４１、４２を中心として回動自在の保持片４
３、４４と、その後部側を連結する圧縮バネ４５からな
り、保持片４３、４４には、スパウト保持部材２、３７
の挟持部２ａ、２ａ、３７ａ、３７ａに相当する挟持部
４３ａ、４４ａが形成されている。通常は、挟持部４３
ａ、４４ａの隙間は圧縮バネ４５に付勢されてやや狭く
保持され、ここにスパウトＳがくるとその付勢力に抗し
て広がり、スパウトＳを挟持する。このスパウト保持部
材４０も、スパウトＳのフランジの間の溝部を対向して
配置された一対の挟持部で挟持する点では前記スパウト
保持部材２、３７と同じである。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、ローター（間欠回転
式）の回転数を上げて能力をアップしても、ガイドレー
ルからローターへのスパウト及びスパウト付き袋の引渡
しが安定して行える。また、このローターを介して連続
回転ローターにスパウト及びスパウト付き袋を高速で引
き渡すこともできるようになり、スパウト付き袋の製造
装置や充填機全体の処理能力（袋の個数／分）を大幅に
向上させることができる。
式）の回転数を上げて能力をアップしても、ガイドレー
ルからローターへのスパウト及びスパウト付き袋の引渡
しが安定して行える。また、このローターを介して連続
回転ローターにスパウト及びスパウト付き袋を高速で引
き渡すこともできるようになり、スパウト付き袋の製造
装置や充填機全体の処理能力（袋の個数／分）を大幅に
向上させることができる。
【図１】 本発明に係る供給装置の一部断面平面図であ
る。
る。
【図２】 その一部断面正面図である。
【図３】 その駆動機構部を示す一部断面左側面図であ
る。
る。
【図４】 その駆動機構部を示す一部断面平面図であ
る。
る。
【図５】 ガイドレールからローターの挟持部へのスパ
ウトの引き渡しを説明する概念的平面図である。
ウトの引き渡しを説明する概念的平面図である。
【図６】 間欠回転ローターから連続回転ローターへの
スパウトの引渡しを説明する概念的平面図である。
スパウトの引渡しを説明する概念的平面図である。
【図７】 開閉式のスパウト保持部材の平面図である。
１ 間欠回転ローター
２ スパウト保持部材
３、４ ガイドレール
５ タイミングスクリュー
７ 押込爪
２３ 押込部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｂ６５Ｇ 47/08 Ｂ６５Ｇ 47/08 Ａ
Ｆターム(参考） 3E030 AA04 BB04 BB06 BC04 DA01
DA07 GA04 GA05
3E075 AA02 BA42 CA10 DA04 DA15
DA17 DA32 DD13 DE03 EA01
FA03 GA01 GA05
3F080 AA01 AA43 BA01 BA02 BD12
BF14 BF20 CA01 CD06 CE13
CE14 DA01 DA11 DB04 FA01
FB01
Claims (5)
- 【請求項１】 スパウトのフランジの間の溝部を対向し
て配置された一対の挟持部で挟持する複数個のスパウト
保持部材が前記挟持部の開口部を半径方向外側に向けて
周囲に等間隔に設置され、かつその間隔ずつ間欠回転す
るローターの前記スパウト保持部材に対し、前記ロータ
ーの所定の停止位置においてスパウトを供給する供給装
置であり、スパウトのフランジの間の溝部に係合し、前
記停止位置における前記スパウト保持部材の挟持部の開
口部の位置に向けて設置された一対のガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って前記スパウトを搬送するとと
もに、先行するスパウトを後続のスパウトから所定距離
離して先行させる搬送装置と、前記ガイドレールに沿っ
て搬送される先頭のスパウトを前記ガイドレールから前
記挟持部に向けローターの半径方向に押し出す押込爪を
備える押込装置からなることを特徴とするスパウトの供
給装置。 - 【請求項２】 前記搬送装置は前方のリードが広がった
タイミングスクリューであり、スパウトのヘッド部が前
記タイミングスクリューの溝に係合して搬送されること
を特徴とする請求項１に記載されたスパウトの供給装
置。 - 【請求項３】 前記押込爪がガイドレールの下方位置に
配置されていることを特徴とする請求項１又は２に記載
されたスパウトの供給装置。 - 【請求項４】 前記押込爪は押込部材の先端部に形成さ
れ、前記押込部材はその後端部が揺動自在に一端を軸支
された揺動レバーの他端に回動自在に連結され、その中
間部が支点軸を中心として回転するクランクレバーの一
端に回転自在に連結され、前記クランクレバーが回転す
ることにより前記押込爪は長軸が前記ローターの半径方
向を向く水平な楕円軌道に沿って回転運動を行い、かつ
その楕円軌道は、前記押込爪が前記ローター側から後退
するとき搬送される先頭のスパウトと干渉せず、前記ロ
ーターに向け前進するとき先頭のスパウトに後方から当
接するように設定されていることを特徴とする請求項１
〜３のいずれかに記載されたスパウトの供給装置。 - 【請求項５】 請求項１〜４のいずれかに記載された供
給装置が、スパウトに袋がシールされたスパウト付き袋
を供給するものであることを特徴とするスパウト付き袋
の供給装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002118548A JP2003266560A (ja) | 2002-03-16 | 2002-03-16 | スパウト又はスパウト付き袋の供給装置 |
| US10/387,903 US6748984B2 (en) | 2002-03-16 | 2003-03-13 | Supply apparatus for spouts or bags with spouts |
| EP03005926A EP1344638A1 (en) | 2002-03-16 | 2003-03-17 | A supply apparatus for spouts or bags with spouts |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002118548A JP2003266560A (ja) | 2002-03-16 | 2002-03-16 | スパウト又はスパウト付き袋の供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003266560A true JP2003266560A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=27764581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002118548A Pending JP2003266560A (ja) | 2002-03-16 | 2002-03-16 | スパウト又はスパウト付き袋の供給装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6748984B2 (ja) |
| EP (1) | EP1344638A1 (ja) |
| JP (1) | JP2003266560A (ja) |
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| CN107787707A (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-13 | 北京京鹏环球科技股份有限公司 | 一种推送装置、自动输送立体栽培***装置 |
| KR101930051B1 (ko) * | 2016-11-22 | 2018-12-17 | 오동진 | 스파우트 파우치 자동포장기 |
| JP2020001736A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 関西酵素株式会社 | スパウト保持部材 |
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| CN103112621B (zh) * | 2013-02-25 | 2015-04-22 | 安徽永成电子机械技术有限公司 | 一种连续式多功能自动供袋机 |
| US9737913B2 (en) * | 2015-09-21 | 2017-08-22 | Scholle Ipn Corporation | Pouch cleaning assembly for an aseptic filler |
| DE102015120426A1 (de) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | Esomatec Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zum Vereinzeln und/oder Prüfen von Behältern |
| US10059528B2 (en) * | 2015-12-29 | 2018-08-28 | Lighthouse Instruments, Llc. | Concentric shaft split timing screw system |
| AT522525B1 (de) * | 2019-04-18 | 2022-11-15 | Hektros S R L | Pipettenspitzentrennsystem |
| CN113734798B (zh) * | 2021-10-13 | 2022-06-10 | 深圳市涌固精密治具有限公司 | 一种六工位水平旋转吸嘴装置 |
| US11999519B2 (en) * | 2022-08-04 | 2024-06-04 | Scholle Ipn Corporation | Filler assembly and method of filling a pouch |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4268232B2 (ja) | 1998-01-22 | 2009-05-27 | 株式会社フジシールインターナショナル | 被挟持物の受取受渡装置及び口部材付き容器の製造装置 |
| DE19938879A1 (de) | 1999-08-17 | 2001-03-08 | Bartec Componenten & Syst Gmbh | Flaschenbeförderungssystem und Verfahren zum Befördern von Flaschen |
| JP2001353793A (ja) | 2000-06-15 | 2001-12-25 | Toyo Jidoki Co Ltd | スパウトの受渡し方法及び受渡し装置並びに位置決め供給装置 |
-
2002
- 2002-03-16 JP JP2002118548A patent/JP2003266560A/ja active Pending
-
2003
- 2003-03-13 US US10/387,903 patent/US6748984B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-17 EP EP03005926A patent/EP1344638A1/en not_active Withdrawn
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107787707A (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-13 | 北京京鹏环球科技股份有限公司 | 一种推送装置、自动输送立体栽培***装置 |
| CN107787707B (zh) * | 2016-08-31 | 2022-06-21 | 北京京鹏环球科技股份有限公司 | 一种推送装置、自动输送立体栽培***装置 |
| KR101930051B1 (ko) * | 2016-11-22 | 2018-12-17 | 오동진 | 스파우트 파우치 자동포장기 |
| JP2020001736A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 関西酵素株式会社 | スパウト保持部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6748984B2 (en) | 2004-06-15 |
| EP1344638A1 (en) | 2003-09-17 |
| US20030172990A1 (en) | 2003-09-18 |
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