JP2003266073A - 電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成装置

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JP2003266073A
JP2003266073A JP2002068895A JP2002068895A JP2003266073A JP 2003266073 A JP2003266073 A JP 2003266073A JP 2002068895 A JP2002068895 A JP 2002068895A JP 2002068895 A JP2002068895 A JP 2002068895A JP 2003266073 A JP2003266073 A JP 2003266073A
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electrolysis
discharge container
electrode
electrodes
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JP2002068895A
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English (en)
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Hiroyuki Umezawa
浩之 梅沢
Yasuto Kondo
康人 近藤
Tomohito Koizumi
友人 小泉
Masahiro Izeki
正博 井関
Daizo Takaoka
大造 高岡
Homare Aman
誉 阿萬
Toshiyuki Tamura
敏行 田村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤を使用することなく、殺菌効果の高い電
解水にて殺菌を行うことができる電解水生成装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 電解水生成装置1は、被電解水を貯留す
る貯留部4と、この貯留部4内に設けられて被電解水に
浸漬される一対若しくは、複数の電解用電極5、6と、
貯留部4内の液体を外部に吐出するための吐出部7とを
有する携帯可能な吐出容器2を備え、貯留部4内に、撹
拌子31を投入し、この撹拌子31を外部から、例えば
コイル30などによって回転磁界を付与することにより
回転させ、被電解水の撹拌を行いながら、電解用電極
5、6間に電流を流して電解水を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次亜塩素酸又はオ
ゾンや活性酸素を含有する電解水を生成する電解水生成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、特に浴室などで発生するレジオネ
ラ菌などの細菌による感染症の問題が注目されている。
浴室の湿度、温度環境化では、カビの発生やレジオネラ
菌などの細菌の繁殖が活発化され、これらカビやレジオ
ネラ菌が体内に侵入し、感染症の原因とされる。通常、
浴室などの高温多湿な環境下において繁殖されたカビや
レジオネラ菌は、風呂釜やタイルなどに付着され、風呂
釜に貯留される湯中に混入される。係る湯による湯気を
吸い込むことにより、菌が体内に侵入する。
【0003】また、浴室以外にも、台所などの水回りで
は、食品の小さなゴミや水などが腐敗することにより、
細菌繁殖の原因となる。
【0004】更にまた、前記レジオネラ菌等の細菌は、
空気調和機器や空気清浄機、換気扇などに付着し、これ
ら機器の運転を行うことにより、吹出口からこれら細菌
が室内に吐出され、空気中に細菌が浮遊する。これら浮
遊する細菌により、感染症を引き起こす問題がある。
【0005】そこで、カビやレジオネラ菌等の細菌が付
着された風呂釜やタイル、台所周り、更には、空調設備
等の吹出口などには、一般に、塩素系消毒剤を散布する
ことにより、カビ等の細菌を死滅させ、また、更なる繁
殖の予防を行っている。
【0006】一般的に使用されている塩素系消毒剤は、
次亜塩素酸ナトリウムなどの薬剤投入により調整されて
いると共に、多くはアルカリ性に調整されている。ま
た、酸性の薬剤と混合することにより、有毒な塩素ガス
を発生し、使用中における事故が生じる問題があった。
また、塩素系消毒剤では、塩素耐性菌や芽胞及び原虫な
どの除去が困難であるという問題がある。
【0007】また、他の殺菌方法として、殺菌性金属イ
オンとしての銀イオンによる殺菌方法が知られている。
この銀イオンによる殺菌方法は、容器中に被電解水とし
ての水道水を貯留し、この水道水に浸漬された銀電極に
より水道水の電解を行い、該水道水中に銀イオンを生成
し、この銀イオンを含有する水道水を散布することによ
り、殺菌を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記殺
菌方法では、電解により、銀電極が溶出してしまうた
め、極性の切り替えを行った場合であっても、電極の溶
出により、電極として使用できなくなり、殺菌効果が低
下する問題があった。また、電極には、比較的高価な貴
金属を使用するため、長期間にわたって使用する場合に
は、コストの高騰を伴う問題があった。
【0009】そこで、本発明は従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、薬剤を使用することな
く、殺菌効果の高い電解水にて殺菌を行うことができる
電解水生成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電解水生成装置
は、被電解水を貯留する貯留部と、該貯留部内に設けら
れて被電解水に浸漬される一対若しくは、複数の電解用
電極と、貯留部内の液体を外部に吐出するための吐出部
とを有する携帯可能な吐出容器を備え、電解用電極間に
電流を流して電解水を生成するものであって、貯留部内
に、撹拌手段を設けたことを特徴とする。
【0011】本発明によれば、被電解水を貯留する貯留
部と、該貯留部内に設けられて被電解水に浸漬される一
対若しくは、複数の電解用電極と、貯留部内の液体を外
部に吐出するための吐出部とを有する携帯可能な吐出容
器を備え、電解用電極間に電流を流して電解水を生成す
る電解水生成装置において、貯留部内に、撹拌手段を設
けたので、貯留部内に貯留された被電解水の電解効率を
向上させることができ、電解水の生成効率を向上させる
ことができるようになる。これにより、電解時間を短縮
することができ、消費電力量を低減することができるよ
うになる。
【0012】請求項2の発明の電解水生成装置は、請求
項1の発明に加えて、撹拌手段を、貯留部内に投入され
た磁性体から構成すると共に、当該磁性体に貯留部外か
ら回転磁界を付与するための回転磁界生成手段を設けた
ことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、撹拌手段を、貯留部内に投入された磁性体か
ら構成すると共に、当該磁性体に貯留部外から回転磁界
を付与するための回転磁界生成手段を設けたので、回転
磁界生成手段により、貯留部内に投入された磁性体を回
転させることにより、容易に貯留部内の被電解水の撹拌
を行うことができるようになる。
【0014】請求項3の発明の電解水生成装置は、被電
解水を貯留する貯留部と、該貯留部内に設けられて被電
解水に浸漬される一対若しくは、複数の電解用電極と、
貯留部内の液体を外部に吐出するための吐出部とを有す
る携帯可能な吐出容器を備え、電解用電極間に電流を流
して電解水を生成するものであって、貯留部内に、電解
用電極を囲繞する区画部材を設け、当該区画部材内に塩
化物イオンを投入可能としたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、被電解水を貯留
する貯留部と、該貯留部内に設けられて被電解水に浸漬
される一対若しくは、複数の電解用電極と、貯留部内の
液体を外部に吐出するための吐出部とを有する携帯可能
な吐出容器を備え、電解用電極間に電流を流して電解水
を生成する電解水生成装置において、貯留部内に、電解
用電極を囲繞する区画部材を設け、当該区画部材内に塩
化物イオンを投入可能としたので、区画部材内に塩化物
イオンを投入することにより、区画部材内の電解水の生
成効率を向上させることができるようになる。また、区
画部材内部において、より一層殺菌効果の高い電解水を
生成することができるようになる。
【0016】請求項4の発明の電解水生成装置は、請求
項1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水
中に次亜塩素酸及び活性酸素を生成することを特徴とす
る。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水中に次亜塩
素酸及び活性酸素を生成するので、より一層電解水の殺
菌効果を向上させることができるようになる。
【0018】また、請求項3の発明の如く区画部材内に
塩化物イオンを投入可能とした場合には、区画部材内に
高濃度の次亜塩素酸を高効率で生成することができるよ
うになる。
【0019】請求項5の発明の電解水生成装置は、請求
項1、請求項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水
中にオゾン又は活性酸素を生成することを特徴とする。
【0020】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水中にオゾン
又は活性酸素を生成するので、電解水を生成した直後に
使用することができ、オゾン又は活性酸素濃度が濃く殺
菌効果の高い電解水にて殺菌を行うことができるように
なる。これにより、薬剤による殺菌方法では、殺菌困難
であった芽胞などをも死滅させることができるようにな
る。更に、薬剤により殺菌を行わないため、環境に対し
ても有害をもたらす問題を招くことのない。
【0021】また、係る場合には、次亜塩素酸ではなく
オゾン又は活性酸素を被電解水中に生成して殺菌に使用
するので、使用後に塩が残留することもなく、再度水洗
いなどが必要となる不都合も解消することができるよう
になる。
【0022】請求項6の発明の電解水生成装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発
明に加えて、吐出容器の電解用電極に外部から通電する
ための電源部を吐出容器とは別体で備えたことを特徴と
する。
【0023】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、吐出容器の電解用電極に外部から通電するための電
源部を吐出容器とは別体で備えたので、吐出容器自体の
重量を軽量化することができ、構造も簡素化することが
できるようになる。また、吐出容器自体が軽量であるた
めより一層使用性が向上される。
【0024】請求項7の発明の電解水生成装置は、請求
項6の発明に加えて、回転磁界生成手段は電源部に設け
られていることを特徴とする。
【0025】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
に加えて、回転磁界生成手段は電源部に設けられている
ので、より一層吐出容器自体の重量を軽量化することが
でき、構造も簡素化することができるようになる。
【0026】請求項8の発明の電解水生成装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発
明に加えて、吐出容器は電解用電極に通電するための電
源を一体に有することを特徴とする。
【0027】請求項8の発明の電解水生成装置によれ
ば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
項5の発明に加えて、吐出容器は電解用電極に通電する
ための電源を一体に有するので、構造が簡素化され、故
障発生を抑制することができるようになる。
【0028】請求項9の発明の電解水生成装置は、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6、請求項7又は請求項8の発明に加えて、電解用電
極への通電を制御する制御装置を備え、該制御装置は、
貯留部内で生成される電解水の濃度を変更可能とされて
いることを特徴とする。
【0029】請求項9の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7又は請求項8の発明に加えて、電解用電極への通電
を制御する制御装置を備え、該制御装置は、貯留部内で
生成される電解水の濃度を変更可能とされているので、
電解水の使用目的に応じて、オゾンや活性酸素又は次亜
塩素酸の濃度を調整することができるようになる。
【0030】請求項10の発明の電解水生成装置は、請
求項9の発明に加えて、制御装置は電源部に設けられて
いることを特徴とする。
【0031】請求項10の発明によれば、請求項9の発
明に加えて、制御装置は電源部に設けられているので、
吐出容器をより一層軽量化することができると共に、構
造を簡素化することができるようになる。
【0032】請求項11の発明の電解水生成装置は、請
求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求項10
の発明に加えて、吐出容器は操作部を有し、該操作部の
操作に基づいて貯留部内で生成された電解水を吐出部に
押し出し、スプレー式に吐出することを特徴とする。
【0033】請求項11の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8、請求項9又は請求項10の発明に加
えて、吐出容器は操作部を有し、該操作部の操作に基づ
いて貯留部内で生成された電解水を吐出部に押し出し、
スプレー式に吐出するので、吐出容器の操作性を向上さ
せることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明の実施例の電解水生成
装置1の概要を示す説明図、図2は吐出容器2の正面
図、図3は図1の吐出容器2の下部平断面図である。本
実施例における電解水生成装置1は、携帯可能とされる
吐出容器2と、電源部3とから構成される。
【0035】吐出容器2は、被電解水(液体。通常は水
道水が用いられる。)を貯留する貯留部4と、詳細は後
述する電解用電極5、6と、貯留部4内で生成された電
解水(殺菌水)を外部に吐出するための吐出部7とから
構成される。貯留部4は、例えば上端に被電解水(水道
水)の注入口が形成された容器であり、前記注入口の外
側部には、吐出部7に取り付けられた蓋部材としてのキ
ャップ7Aと螺合して着脱可能に固定する図示しないね
じ溝が形成されている。尚、このキャップ7Aには、貯
留部4内の気体を外部に漏出させるための図示しない所
謂ガス抜き孔又は圧力弁が設けられているものとする。
【0036】また、この貯留部4は被電解水を貯留した
状態であっても容易に携帯可能とするため、容量は例え
ば約500ml程度であるものとする。更に、この貯留
部4の底面は、図2及び図3に示す如く、外周縁が下側
に少許突出した周縁部4Aが形成され、貯留部4の底面
の内方は、接地面と所定間隔を存するように構成されて
いる。
【0037】前記吐出部7は、所謂スプレー式吐出部材
であり、前記キャップ7Aが取り付けられる本体8と、
この本体8の前面に吐出口9を形成した吐出部材10
と、この吐出部材10に設けられると共に、吐出操作を
行う操作部11と、前記貯留部4内に進入して、貯留部
4内の被電解水(電解水生成後は電解水)内に浸漬され
る供給パイプ12とから構成される。
【0038】これにより、吐出部7の操作部11を操作
することにより、被電解水(又は電解水)に浸漬された
供給パイプ12を介して、霧ではなくスプレー式で外部
に被電解水(又は電解水)を吐出口9から噴射すること
ができる。
【0039】また、この貯留部4内には、詳細は後述す
る回転磁界生成手段としてのコイル30により回転磁界
が付与され回転し、貯留部4内の被電解水(電解水生成
後は電解水)を撹拌する撹拌手段としての撹拌子31が
投入されている。この撹拌子31は、外周をポリフッ化
エチレン系繊維などにより加工された磁性体により構成
されているものである。
【0040】一方、前記電解用電極5、6は、前記貯留
部4内底面に設けられる。この電解用電極は何れも、例
えば白金又は白金とイリジウムの合金などの貴金属電極
又は、白金又は白金とイリジウムの合金を被覆した板状
の貴金属被覆電極により構成されている。尚、本発明に
おいて、電解用電極とは、被電解水に浸漬され、直接電
解に寄与するものをいい、電極の一部分が浸漬されて直
接電解に寄与する場合の当該一部分をも含むものとす
る。また、本実施例では、電解用電極5、6は一対の電
極により構成されているが、これ以外に、複数の電解用
電極が設けられていてもよいものとする。
【0041】また、これら電解用電極5、6は端子1
3、14をそれぞれ有しており、これら端子13、14
は、それぞれ前記貯留部4の底面に形成された図示しな
い孔を介して底面中央外部に臨んでいる。これら端子1
3、14は、貯留部4の周縁部4Aの下端よりも高い位
置となるように設けられており、これにより、吐出容器
2が、テーブルなどの平坦な面に載置された場合であっ
ても安定して載置することができる。
【0042】次に、前記電源部3について図4を参照し
て説明する。図4は電源部3の平面図を示している。電
源部3は吐出容器2の電解用電極5、6に直流電流を供
給する直流電流供給装置であり、内部に制御装置として
のマイクロコンピュータ15及びDC100V以上の電
圧が出力可能なAC/DC変換器20を備えた本体3A
により構成される。
【0043】この本体3Aの上面には、前記吐出容器2
を載置するための凹陥部16が形成されている。この凹
陥部16は、吐出容器2の底壁寸法よりも少許大きい寸
法に形成されており、凹陥部16の例えば中央部には、
吐出容器2の底面に設けられた端子13、14と当接す
るために上方に突出して端子17、18が設けられてい
る。
【0044】また、この本体3Aの凹陥部16には、上
記撹拌子31を構成する磁性体に貯留部4外部から回転
磁界を付与するための回転磁界生成手段としてのコイル
30が設けられている。
【0045】また、この本体3Aの上面には、凹陥部1
6に設置された吐出容器2の電解用電極5、6に電力の
供給を操作する、即ち、電解用電極5、6の電源のオン
/オフを操作する操作スイッチが本実施例では3つ設け
られている。この操作スイッチは、強スイッチ21、中
スイッチ22、弱スイッチ23であり、何れかのスイッ
チ21、22、23を操作することにより、電解用電極
5、6に電源が供給され、再度各操作スイッチ21、2
2、23を操作することにより、電解用電極5、6への
電源供給が停止される。
【0046】即ち、各操作スイッチ21、22、23
は、三段階に分かれて電圧値が設定されており、強スイ
ッチ21を操作することにより、一番高い電圧値、例え
ばDC100Vが電解用電極5、6に印加されるものと
する。また、中スイッチ22は、強スイッチ21よりも
低い電圧値が電解用電極5、6に印加される。更に、弱
スイッチ23を操作した場合には、中スイッチ22より
も低い電圧値が電解用電極5、6に印加される。
【0047】また、何れかのスイッチ21、22、23
を操作することによりコイル30にも電源が供給され、
これにより、撹拌子31に回転磁界が付与され、撹拌子
31が回転し、貯留部4内の被電解水を撹拌する。そし
て、再度各操作スイッチ21、22、23を操作するこ
とにより、コイル30への電源供給も停止される。
【0048】更に、本体3Aの上面に形成されている2
4は、電解終了を報知するためのLEDである。また、
本体3Aの側部には、交流電源供給用のコンセント25
が設けられている。
【0049】次に、図5のマイクロコンピュータ15及
びAC/DC変換器20のブロック図を参照して、マイ
クロコンピュータ15及びAC/DC変換器20につい
て説明する。前記本体3A内に配設されるマイクロコン
ピュータ15は、時限手段を備えている。このマイクロ
コンピュータ15の入力側には、前記操作スイッチ、強
スイッチ21、中スイッチ22、弱スイッチ23が接続
されていると共に、出力側には、LED24及びコイル
30が接続されている。また、このマイクロコンピュー
タ15は、前記AC/DC変換器20と接続されてい
る。
【0050】このAC/DC変換器20は、入力側に交
流電源26が接続されており、出力側には、前記本体3
Aの凹陥部16に設けられた端子17、18が接続され
ている。尚、前記マイクロコンピュータ15は、AC/
DC変換器20により電源が供給され、制御を行うもの
とする。
【0051】次に、本発明の使用形態について説明す
る。先ず初めに、吐出容器2のキャップ7Aを開放し、
貯留部4内に被電解水としての水道水を貯留する。尚、
本実施例におけるの水道水には、ハロゲンイオン又はハ
ロゲンイオンを含む化合物の一例として約30ppmの
塩化物イオンが含まれているものとする。そして、再び
吐出容器2のキャップ7Aにて貯留部4の開口を閉塞
し、吐出容器2を電源部3の凹陥部16に載置する。操
作スイッチ21、22、23のいずれかのスイッチを操
作することにより、マイクロコンピュータ15は、各ス
イッチ21、22、23に対応する電圧値に基づき、A
C/DC変換器20を介して各電圧値の電流を端子1
7、18に供給する。端子17、18は、吐出容器2の
底面に設けられた端子13、14を介して電解用電極
5、6に電源を供給する。この際+が印加される電解用
電極5又は6がアノード、−が印加される電解用電極6
又は5がカソードとなる。
【0052】これにより、貯留部4内に貯留された水道
水中には、塩化物イオンが含有されているため、アノー
ドとなる電解用電極5又は6では、塩化物イオンが電子
を放出して塩素を生成する。その後、この塩素は、水に
溶解し、次亜塩素酸を生成する。
【0053】また、ここで、操作スイッチ21、22、
23のいずれかのスイッチを操作された際、コイル30
にも電源が供給され、撹拌子31に回転磁界が付与され
る。これにより、撹拌子31が回転し、貯留部4内の被
電解水を撹拌する。そのため、貯留部4内に貯留された
被電解水の電解効率を向上させることができ、電解水の
生成効率を向上させることができるようになる。これに
より、電解時間を短縮することができ、消費電力量を低
減することができるようになる。
【0054】更にまた、本発明では、貯留部4内の被電
解水を撹拌する手段として、回転磁界生成手段(コイル
30)により付与された回転磁界により、回転される撹
拌子31により構成されているため、貯留部4内に撹拌
子31を投入することにより、容易に貯留部4内の被電
解水の撹拌を行うことができるようになる。
【0055】また、アノード5となる電解用電極5又は
6は、上述の如く白金又は白金とイリジウムの合金など
の貴金属電極、又は、白金又は白金とイリジウムの合金
を被覆した貴金属被覆電極により構成されていると共
に、被電解水としての水道水中には、塩化物イオンが存
在しているため、電位が上昇し、オゾン等の活性酸素が
発生する。
【0056】尚、本発明では、電解用電極5、6として
溶出電極を使用しないため、溶出による電極交換を必要
としないため、メンテナンス作業性が向上させる。ま
た、被電解水としての水道水の電解により生じる酸素及
び水素は、前記吐出部7のキャップ7Aに予め形成され
た前記ガス抜き孔又は圧力弁により、外気に放散される
ものとする。
【0057】マイクロコンピュータ15は、予め時限手
段により、前記操作スイッチ21、22、23のいずれ
かのスイッチを操作してからの時間の経過を監視し、所
定時間、本実施例では、約1分間乃至数分間経過後に吐
出容器2内の被電解水中に次亜塩素酸及びオゾン等の活
性酸素が含有された電解水が生成されたものとみなし、
電解用電極5、6への電源の供給を停止し、電解を終了
する。この際、電解が終了されたことを使用者に報知す
るため、マイクロコンピュータ15は、前記LED24
を点灯する。また、このとき、コイル30の電源の供給
を停止する。
【0058】尚、いずれかの操作スイッチ21、22、
23が操作され、電解が行われる度に、マイクロコンピ
ュータ15は、AC/DC変換器20に対し、端子1
7、18の極性切り替えを行う。
【0059】これにより、電解によりカソードとなる電
解用電極5又は6に生じるカルキ等の物質の固着を防止
し、電極5、6の通電効率が低下することにより、電解
効率の低下を未然に回避することができるようになる。
【0060】そして、上述の如く生成された電解水を吐
出容器2の操作部11を操作することにより、殺菌を施
したい場所、例えば手指、浴室、トイレ、台所、観葉植
物などに噴射して殺菌を行う。
【0061】ここで、図6を参照して本発明により得た
電解水と従来の薬剤による塩素系消毒剤の時間の経過に
伴う殺菌効力について説明する。図6は、0.6mg/
lの遊離塩素濃度を有するそれぞれの電解水及び塩素系
消毒剤の薬剤を用い、細菌の例としての酵母の殺菌を行
った。
【0062】これによると、生成直後の薬剤では酵母の
生存菌率は、−0.2Log(N/N0)であった。ま
た、その後、生成3分後及び6分後における酵母の生存
菌率は、生成直後と殆ど差は生じなかった。
【0063】これに対し、生成直後の電解水では、酵母
の生存菌率は、−5Log(N/N 0)であり、著しい
殺菌効力を奏していた。また、生成3分後における酵母
の生存菌率においても−5Log(N/N0)であり、
著しい殺菌効力を奏していた。これに対し、生成6分後
における酵母の生存菌率は、−1.2Log(N/
0)であり、薬剤による生存菌率よりは良いが、生成
直後及び生成3分後に対し、殺菌効率が低下している。
【0064】これにより、本発明における電解水は、生
成直後から少なくとも6分経過後までの短期間内に使用
することにより、高濃度の次亜塩素酸、及びオゾン等の
活性酸素を用いて殺菌を行うことができ、従来の塩素系
薬剤に比して著しく殺菌力を向上させることができるよ
うになる。
【0065】図7は、電解水及び塩素系薬剤の枯草菌芽
胞の殺菌効果を示した図である。枯草菌芽胞は、塩素耐
性菌であり、塩素系薬剤である塩素系消毒剤では、遊離
塩素濃度を13mg/lの高濃度とした場合であって
も、全く死滅させることができない。これに対し、本発
明の生成された直後の電解水は、遊離塩素濃度が約2.
5mg/lであっても、枯草菌芽胞の生存率を−0.2
Log(N/N0)とすることができる。また、徐々に
電解水の電解時間又は通電電圧を多くすることにより遊
離塩素濃度を高め、該遊離塩素濃度が約7.5mg/l
では、枯草菌芽胞の生存率は−4Log(N/N0)に
まで減少させることができた。
【0066】尚、更に、より一層遊離塩素濃度の高い約
14mg/lの電解水であっても、枯草菌芽胞の生存率
は−4Log(N/N0)であった。
【0067】上述の如く、塩素系薬剤と遊離塩素濃度が
同じである電解水であっても、生成直後の電解水は、残
留性の高い高濃度の次亜塩素酸と残留性の低いオゾン等
の活性酸素を含有しているため、殺菌力が著しく高く、
薬剤の次亜塩素酸では死滅させることができない芽胞を
死滅させることができる。
【0068】また、本発明における電解水は、生成直後
の電解水であるため、例えば予めアルカリ性に調整され
た次亜塩素酸の薬剤により殺菌を行う場合に比して、著
しく殺菌効果の高い殺菌水により殺菌を行うことができ
るようになる。
【0069】また、電解水は、酸性の薬剤と混合するこ
とにより、有毒な塩素ガスを発生することを回避するこ
とができると共に、電解水は、水道水の電解により得ら
れるものであるため、薬剤を用いるものに対し、環境に
対し有害をもたらす問題を招くこともない。
【0070】使用に際しては、電源部3の操作スイッチ
21、22、23のいずれかを操作し、所定時間、約1
分経過後に生成された電解水を殺菌に使用することによ
り、常時電解する場合に比してエネルギーロスを生じる
ことなく、殺菌効果の著しく高い生成直後の電解水を殺
菌に用いることができる。
【0071】上述の如く本発明では、各操作スイッチ2
1、22、23を操作することにより、貯留部4内で生
成される電解水の濃度を変更可能とされているので、電
解水の使用目的に応じて、次亜塩素酸やオゾン等の活性
酸素の濃度を調整することができるようになる。尚、各
操作スイッチ21、22、23による電圧の違いによる
次亜塩素酸濃度の調整以外に、電解時間の違いによる次
亜塩素酸濃度の調整を行っても良いものとする。
【0072】更に、電解水の次亜塩素酸濃度をより一層
高めて使用する場合には、塩化物イオンを含む物質とし
て例えば食塩を被電解水に投入して電解することによ
り、高濃度の次亜塩素酸の電解水を得ることができる。
【0073】ここで、本発明の他の実施例としての電解
水生成装置1について図8及び図9を参照して説明す
る。図8は他の実施例としての電解水生成装置1の吐出
容器33の概要を示す説明図、図9は吐出容器33の下
部平断面図を示している。係る実施例における吐出容器
33は、上記実施例の如く撹拌手段としての撹拌子31
を投入しないものであり、貯留部4内に、電解用電極
5、6を囲繞する区画部材32を設けたものである。こ
の区画部材32は、図8及び図9に示す如く少なくとも
上方に開口した円筒状を呈する硬質合成樹脂又は金属な
どにより構成されており、当該区画部材32の上方より
容易に塩化物イオンを含む物質として例えば食塩を投入
可能とされているものとする。
【0074】これにより、区画部材32内の被電解水に
塩化物イオンを含む物質として例えば食塩を投入するこ
とにより、区画部材32内の被電解水(電解水生成後は
電解水)の塩化物イオン濃度を高めることができ、高濃
度の次亜塩素酸を高効率で生成できるようになる。その
ため、電解水の生成効率を向上させることができるよう
になる。また、区画部材32内において、より殺菌効果
の高い電解水を生成することができるようになる。
【0075】この次亜塩素酸濃度の高い電解水は、衣類
などにも使用することができ、染み抜き効果を奏するこ
とができる。
【0076】上記各実施例によれば、携帯可能な吐出容
器2において被電解水から上記電解水を生成することが
できるため、電解水生成直後の吐出容器2を手に持っ
て、貯留部4内で生成された電解水を、殺菌が必要な箇
所に容易に吐出することができ、当該箇所の殺菌を容易
に行うことができるようになる。
【0077】これにより、至る所に電解水を持ち込んで
散布することができ、使用性が向上される。そのため、
手軽に手指や浴室、トイレ又は台所などの殺菌を行うこ
とができ、これら手や浴室、トイレ又は台所などを衛生
的に保つことができるようになる。また、被電解水によ
り電解水を生成した直後に使用することができ、殺菌力
が向上される。更にまた、次亜塩素酸は、残存性が高い
ことから、殺菌後の菌の繁殖を防止することも可能とな
る。
【0078】通常、電解によって生成されるオゾンや活
性酸素は、残存性が低く、容器の入れ替えをすることに
より、消滅されてしまうが、本発明によれば、オゾンや
活性酸素が生成された吐出容器2のまま、電解水の散布
を行うことができるため、オゾンや活性酸素による殺菌
効果を消失することなく殺菌を行うことができる。
【0079】また、この吐出容器2又は33は、吐出容
器2又は33の電解用電極5、6に外部から通電するた
めの電源部3を吐出容器2又は33とは別体で備えたの
で、オゾン発生のために高電圧を出力する電源部3を吐
出容器2又は33に設けずにその重量を軽量化すること
ができ、構造も簡素化することができるようになる。ま
た、吐出容器2又は33自体が軽量であるためより一層
使用性が向上される。
【0080】更に、制御装置としてのマイクロコンピュ
ータ15は、電源部3に設けられているため、吐出容器
2又は33をより一層軽量化することができると共に、
構造を簡素化することができるようになる。
【0081】尚、本実施例の電解水生成装置1は、吐出
容器2又は33とは別体で電源部3が設けられている
が、これ以外に、吐出容器2又は33と吐出容器2又は
33に設けられた電解用電極5、6に通電するための電
源が一体に有している電解水生成装置であってもよいも
のとする。この場合における電源は、2次電池、バッテ
リー、DC電源若しくはAC電源のいずれであってもよ
いものとする。
【0082】係る場合には、吐出容器2又は33と電源
が一体化されているため、電源部の端子と電極5、6の
端子を接触させる構造とする必要がなくなり、構造が簡
素化され、故障の発生を抑制することができるようにな
る。
【0083】また、本発明の吐出容器2又は33は、所
謂スプレー式であるため、操作部11の操作に基づいて
貯留部4内で生成された電解水を吐出部7に押し出し、
吐出口9より吐出することができるため、吐出容器2又
は33の操作性を向上させることができる。また、吐出
容器2又は33から吐出される電解水を霧状とすること
なく吐出することができ、作業者が直接電解水を吸い込
むことを未然に回避することができるようになる。
【0084】尚、実施例では白金又は白金とイリジウム
の合金などの貴金属電極又は、白金又は白金とイリジウ
ムの合金を被覆した貴金属被覆電極を用いたが、更にも
う一つの他の実施例としてタンタル系の電解用電極を用
いてもよい。係る場合における電解用電極5、6は、何
れも導電性の材料であるチタン(若しくはチタン合金)
により構成される板状の導電性基体と、少なくとも導電
性基体の表面に形成された電極触媒とから構成される。
この電極触媒は、導電性基体の表面層に形成される触媒
であって、被電解水に浸漬され、直接電解に寄与するも
のをいう。
【0085】この導電性基体の表面には、電極触媒とし
て作用するために、表面層構成材が塗布される。この表
面層構成材は、タンタル酸化物が70mol%より多
い、例えば、タンタル酸化物(Ta25)90mol%
と、タンタル酸化物で構成される以外の部分を構成する
貴金属又は金属酸化物、係る実施例では、10mol%
の白金(Pt)の混合物から構成される。
【0086】また、係る実施例では一対の電解用電極
5、6が貯留部4内底面に設けられているが、更に多く
(3枚以上)の電解用電極が設けられていてもよい。
【0087】係る実施例の如き電解用電極を用いた場
合、被電解水としての水道水中には、塩化物イオンが存
在しているため、アノードとなる電解用電極5又は6で
は、電極触媒表面層に少なくともタンタル酸化物が存在
により、係るタンタル酸化物が電解における触媒として
作用し、酸素発生を抑え、オゾンが活発に発生する。こ
れにより、オゾンや活性酸素の濃度の高い中性の電解水
(殺菌水)が貯留部4内に生成される。
【0088】更に、上述の如く電極触媒表面層に存在す
るタンタル酸化物は、70mol%より多く含まれてい
るため、電解における触媒作用を発揮するタンタル酸化
物の量が多くなり、酸素発生を抑え、より一層オゾンの
発生効率を向上させることができるようになる。
【0089】図10は係るタンタル系の電解用電極を用
いた場合と白金系(白金酸化物のみ)の電解用電極を用
いた場合の電極電流の密度と発生するオゾンの濃度の関
係を実験により確かめた結果を示している。この図から
も明らかな如く、係る場合のタンタル(Ta)系電解用
電極の場合には、白金(Pt)系のものよりもオゾンが
活発に発生し、オゾン濃度が高くなっていることが分か
る。また、このことにより、より低い電流密度でも所要
のオゾン濃度を得ることができる(実験した電極面積は
8cm2、被電解水は300cm3、電解時間は3分であ
る)。
【0090】また、上記電極触媒表面層を構成した電解
用電極5及び6では、スーパーオキシドイオンやヒドロ
キシルラジカル(活性酸素)をも生成することができる
ようになる。これにより、発生したオゾンやスーパーオ
キシドイオン、更にはヒドロキシルラジカルなどによ
り、電解水は細菌やカビ、原虫などの微生物に対して高
い殺菌効果を奏するようになる。
【0091】また、上記タンタル酸化物以外の電極触媒
表面層は白金などの貴金属や金属酸化物により構成され
ているため、係る白金等により電解用電極5又は6の導
電率が向上し、電解効率が向上する。
【0092】尚、係る実施例において、導電性基体の表
面に塗布される表面層構成材は、タンタル酸化物と貴金
属又は金属酸化物の混合物を使用しているが、これ以外
にタンタル酸化物前駆体と貴金属又は金属酸化物の混合
物であっても上記と同様の効果を奏するものとする。
【0093】また、係る実施例では電解用電極5、6の
表面層構成材は、タンタル酸化物が70mol%より多
いものとして90mol%と、貴金属又は金属酸化物と
して10mol%の白金により構成したものを用いて構
成しているが、これ以外に、表面層構成材により電極触
媒表面層が形成された後の電極の電極触媒部分、即ち、
被処理水中に浸漬され、直接電解に寄与される部分の表
面積のうち、タンタル酸化物が占有する表面積の割合
が、70%より大きいものであってもよい。
【0094】これによっても、タンタル酸化物が電極触
媒として作用し、酸素発生を抑え、オゾンや活性酸素の
発生に著しく貢献し、これらオゾン又は活性酸素の発生
効率を向上させることができるようになる。また、係る
電解用電極5、6の電極触媒の部分において、タンタル
酸化物以外の電極触媒の表面には、貴金属又は金属酸化
物が存在しているものとする。これによっても、電解用
電極5、6の導電率が向上し、電解効率を向上させるこ
とができるようになる。
【0095】また更に、上述では、導電性基体にチタン
を用いて電解用電極を構成しているが、これ以外に、金
属タンタル又は金属タンタル合金により導電性基体を構
成し、係る導電性基体を酸化して、電極触媒表面層を形
成してもよいものとする。
【0096】係る実施例において吐出容器2又は33内
部で生成された電解水は、生成直後に吐出容器2又は3
3そのものを携帯して使用することができ、分解しやす
いオゾンや活性酸素濃度が濃く殺菌効果の高い電解水に
て殺菌を行うことができるようになる。これにより、薬
剤による殺菌方法では、殺菌困難であった芽胞などをも
死滅させることができるようになる。更に、薬剤により
殺菌を行わないため、環境に対して有害をもたらす問題
を招くこともない。
【0097】特に、係る場合には、次亜塩素酸ではなく
オゾンや活性酸素を被電解水中に生成して殺菌に使用す
るので、使用後に手指などに塩が残留することも無く、
再度水洗いなどが必要となる不都合も解消することがで
きるようになる。
【0098】尚、被電解水として水道水では無く例えば
純水を用いるとオゾン発生が生じないことが分かってい
る。係る場合には、塩素(ハロゲンイオン又はハロゲン
イオンを含む化合物)を添加すればよいが、塩化物イオ
ン濃度が高くなり過ぎると、今度は次亜塩素酸の発生が
活発化しオゾンの発生が抑制されてしまうので、少量添
加し、前記水道水と同様の塩化物イオン濃度とすればよ
い。
【0099】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の電解水生成装
置によれば、被電解水を貯留する貯留部と、該貯留部内
に設けられて被電解水に浸漬される一対若しくは、複数
の電解用電極と、貯留部内の液体を外部に吐出するため
の吐出部とを有する携帯可能な吐出容器を備え、電解用
電極間に電流を流して電解水を生成する電解水生成装置
において、貯留部内に、撹拌手段を設けたので、貯留部
内に貯留された被電解水の電解効率を向上させることが
でき、電解水の生成効率を向上させることができるよう
になる。これにより、電解時間を短縮することができ、
消費電力量を低減することができるようになる。
【0100】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、撹拌手段を、貯留部内に投入された磁性体か
ら構成すると共に、当該磁性体に貯留部外から回転磁界
を付与するための回転磁界生成手段を設けたので、回転
磁界生成手段により、貯留部内に投入された磁性体を回
転させることにより、容易に貯留部内の被電解水の撹拌
を行うことができるようになる。
【0101】請求項3の発明によれば、被電解水を貯留
する貯留部と、該貯留部内に設けられて被電解水に浸漬
される一対若しくは、複数の電解用電極と、貯留部内の
液体を外部に吐出するための吐出部とを有する携帯可能
な吐出容器を備え、電解用電極間に電流を流して電解水
を生成する電解水生成装置において、貯留部内に、電解
用電極を囲繞する区画部材を設け、当該区画部材内に塩
化物イオンを投入可能としたので、区画部材内に塩化物
イオンを投入することにより、区画部材内の電解水の生
成効率を向上させることができるようになる。また、区
画部材内部において、より一層殺菌効果の高い電解水を
生成することができるようになる。
【0102】請求項4の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水中に次亜塩
素酸及び活性酸素を生成するので、より一層電解水の殺
菌効果を向上させることができるようになる。
【0103】また、請求項3の発明の如く区画部材内に
塩化物イオンを投入可能とした場合には、区画部材内に
高濃度の次亜塩素酸を高効率で生成することができるよ
うになる。
【0104】請求項5の発明によれば、請求項1、請求
項2又は請求項3の発明に加えて、被電解水中にオゾン
又は活性酸素を生成するので、電解水を生成した直後に
使用することができ、オゾン又は活性酸素濃度が濃く殺
菌効果の高い電解水にて殺菌を行うことができるように
なる。これにより、薬剤による殺菌方法では、殺菌困難
であった芽胞などをも死滅させることができるようにな
る。更に、薬剤により殺菌を行わないため、環境に対し
ても有害をもたらす問題を招くことのない。
【0105】また、係る場合には、次亜塩素酸ではなく
オゾン又は活性酸素を被電解水中に生成して殺菌に使用
するので、使用後に塩が残留することもなく、再度水洗
いなどが必要となる不都合も解消することができるよう
になる。
【0106】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、吐出容器の電解用電極に外部から通電するための電
源部を吐出容器とは別体で備えたので、吐出容器自体の
重量を軽量化することができ、構造も簡素化することが
できるようになる。また、吐出容器自体が軽量であるた
めより一層使用性が向上される。
【0107】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
に加えて、回転磁界生成手段は電源部に設けられている
ので、より一層吐出容器自体の重量を軽量化することが
でき、構造も簡素化することができるようになる。
【0108】請求項8の発明の電解水生成装置によれ
ば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
項5の発明に加えて、吐出容器は電解用電極に通電する
ための電源を一体に有するので、構造が簡素化され、故
障発生を抑制することができるようになる。
【0109】請求項9の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7又は請求項8の発明に加えて、電解用電極への通電
を制御する制御装置を備え、該制御装置は、貯留部内で
生成される電解水の濃度を変更可能とされているので、
電解水の使用目的に応じて、オゾンや活性酸素又は次亜
塩素酸の濃度を調整することができるようになる。
【0110】請求項10の発明によれば、請求項9の発
明に加えて、制御装置は電源部に設けられているので、
吐出容器をより一層軽量化することができると共に、構
造を簡素化することができるようになる。
【0111】請求項11の発明によれば、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
求項7、請求項8、請求項9又は請求項10の発明に加
えて、吐出容器は操作部を有し、該操作部の操作に基づ
いて貯留部内で生成された電解水を吐出部に押し出し、
スプレー式に吐出するので、吐出容器の操作性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電解水生成装置の概要を示す説明図で
ある。
【図2】吐出容器の正面図である。
【図3】吐出容器の下部平断面図である。
【図4】電源部の平面図である。
【図5】マイクロコンピュータ及びAC/DC変換器の
ブロック図である。
【図6】生成後の経過時間に対する細菌の生存菌率を示
した図である。
【図7】遊離塩素濃度に対する細菌の生存率を示した図
である。
【図8】他の実施例としての電解水生成装置の吐出容器
の概要を示す説明図である。
【図9】図8の吐出容器の下部平断面図である。
【図10】電解用電極により発生するオゾン濃度と電流
密度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 電解水生成装置 2、33 吐出容器 3 電源部 3A 本体 4 貯留部 4A 周縁部 5、6 電解用電極 7 吐出部 8 本体 9 吐出口 10 吐出部材 11 操作部 12 供給パイプ 13、14 端子 15 制御装置 16 凹陥部 17、18 端子 20 AC/DC変換器 21 強スイッチ 22 中スイッチ 23 弱スイッチ 24 LED 25 コンセント 26 交流電源 30 コイル 31 撹拌子 32 区画部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小泉 友人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 井関 正博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高岡 大造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 阿萬 誉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田村 敏行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C058 AA02 AA06 AA19 AA23 BB07 DD13 EE26 JJ06 JJ07 JJ24 4D061 DA03 DB07 EA02 EB02 EB04 EB19 EB20 EB30 EB39 GC15 4G036 AC23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被電解水を貯留する貯留部と、該貯留部
    内に設けられて被電解水に浸漬される一対若しくは、複
    数の電解用電極と、前記貯留部内の液体を外部に吐出す
    るための吐出部とを有する携帯可能な吐出容器を備え、
    前記電解用電極間に電流を流して電解水を生成する電解
    水生成装置において、 前記貯留部内に、撹拌手段を設けたことを特徴とする電
    解水生成装置。
  2. 【請求項2】 前記撹拌手段を、前記貯留部内に投入さ
    れた磁性体から構成すると共に、当該磁性体に前記貯留
    部外から回転磁界を付与するための回転磁界生成手段を
    設けたことを特徴とする請求項1の電解水生成装置。
  3. 【請求項3】 被電解水を貯留する貯留部と、該貯留部
    内に設けられて被電解水に浸漬される一対若しくは、複
    数の電解用電極と、前記貯留部内の液体を外部に吐出す
    るための吐出部とを有する携帯可能な吐出容器を備え、
    前記電解用電極間に電流を流して電解水を生成する電解
    水生成装置において、 前記貯留部内に、前記電解用電極を囲繞する区画部材を
    設け、当該区画部材内に塩化物イオンを投入可能とした
    ことを特徴とする電解水生成装置。
  4. 【請求項4】 前記被電解水中に次亜塩素酸及び活性酸
    素を生成することを特徴とする請求項1、請求項2又は
    請求項3の電解水生成装置。
  5. 【請求項5】 前記被電解水中にオゾン又は活性酸素を
    生成することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求
    項3の電解水生成装置。
  6. 【請求項6】 前記吐出容器の電解用電極に外部から通
    電するための電源部を前記吐出容器とは別体で備えたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5の電解水生成装置。
  7. 【請求項7】 前記回転磁界生成手段は前記電源部に設
    けられていることを特徴とする請求項6の電解水生成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記吐出容器は前記電解用電極に通電す
    るための電源を一体に有することを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の電解
    水生成装置。
  9. 【請求項9】 前記電解用電極への通電を制御する制御
    装置を備え、該制御装置は、前記貯留部内で生成される
    電解水の濃度を変更可能とされていることを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6、請求項7又は請求項8の電解水生成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御装置は前記電源部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項9の電解水生成装置。
  11. 【請求項11】 前記吐出容器は操作部を有し、該操作
    部の操作に基づいて前記貯留部内で生成された電解水を
    前記吐出部に押し出し、スプレー式に吐出することを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請
    求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は
    請求項10の電解水生成装置。
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