JP2003265543A - ベッド等におけるボトム調節動作制御システム - Google Patents
ベッド等におけるボトム調節動作制御システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 任意のボトム連動動作パターンで調節動作を
行えるように、ボトム連動動作パターンを設定可能とす
る。 【解決手段】 背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝
ボトム３ｂの膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定す
る時間設定スイッチＳｔと、膝上げ角度ａ（時間Ｔ）を
設定する角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、
膝上げ角度ａをそれぞれ設定し直して、記憶手段９に記
憶させた新たなボトム連動動作パターンにより、背上げ
動作を行わせるようにする。
行えるように、ボトム連動動作パターンを設定可能とす
る。 【解決手段】 背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝
ボトム３ｂの膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定す
る時間設定スイッチＳｔと、膝上げ角度ａ（時間Ｔ）を
設定する角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、
膝上げ角度ａをそれぞれ設定し直して、記憶手段９に記
憶させた新たなボトム連動動作パターンにより、背上げ
動作を行わせるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベッド等のボトム
を所望の姿勢位置に調節する際、任意のボトム連動動作
パターンで調節動作を行えるように、ボトム連動動作パ
ターンを設定可能とした、ベッド等におけるボトム調節
動作制御システムに関するものである。
を所望の姿勢位置に調節する際、任意のボトム連動動作
パターンで調節動作を行えるように、ボトム連動動作パ
ターンを設定可能とした、ベッド等におけるボトム調節
動作制御システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】現在、ベッド等におけるボトムの姿勢調
節機能として、ボトム（背ボトム、膝ボトム等）の傾斜
調節や、ボトムの高さ調節、展伸／逆展伸調節、ローリ
ング等の機能があり、これらの機能は、リモコンスイッ
チや付添人、看護婦等が操作するための操作パネルに配
した操作スイッチにより操作指令を出して、ボトムを所
望のポジションにもたらすように達成する構成としてい
る。
節機能として、ボトム（背ボトム、膝ボトム等）の傾斜
調節や、ボトムの高さ調節、展伸／逆展伸調節、ローリ
ング等の機能があり、これらの機能は、リモコンスイッ
チや付添人、看護婦等が操作するための操作パネルに配
した操作スイッチにより操作指令を出して、ボトムを所
望のポジションにもたらすように達成する構成としてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ようなベッド等の各機能は、通常、製造時において設定
された動作パターンで一義的に実行されるだけであっ
た。このため、例えば背上げだけを行う場合、ボトム上
のマットレスから上半身にずれ力が加わり、下腹部が圧
迫され、このような背上げ時の圧迫感やずり下がりを抑
えるために、背ボトムと膝ボトムとを連携して動作させ
ることが提案されているが、背上げと膝上げとが、初め
から所定の動作パターンで連動動作していくと、途中で
膝上げだけを停止したり、その他異なった動作パターン
で動かすことはできず、前述の背上げ時の圧迫感やずり
下がり抑制効果が希薄なものとなっていた。本発明は、
このような課題を改善するために提案されたものであっ
て、ベッド等のボトムを所望の姿勢位置に調節する際、
任意のボトム連動動作パターンで調節動作を行えるよう
に、ボトム連動動作パターンを設定可能とした、ベッド
等におけるボトム調節動作制御システムを提供すること
を目的とする。
ようなベッド等の各機能は、通常、製造時において設定
された動作パターンで一義的に実行されるだけであっ
た。このため、例えば背上げだけを行う場合、ボトム上
のマットレスから上半身にずれ力が加わり、下腹部が圧
迫され、このような背上げ時の圧迫感やずり下がりを抑
えるために、背ボトムと膝ボトムとを連携して動作させ
ることが提案されているが、背上げと膝上げとが、初め
から所定の動作パターンで連動動作していくと、途中で
膝上げだけを停止したり、その他異なった動作パターン
で動かすことはできず、前述の背上げ時の圧迫感やずり
下がり抑制効果が希薄なものとなっていた。本発明は、
このような課題を改善するために提案されたものであっ
て、ベッド等のボトムを所望の姿勢位置に調節する際、
任意のボトム連動動作パターンで調節動作を行えるよう
に、ボトム連動動作パターンを設定可能とした、ベッド
等におけるボトム調節動作制御システムを提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明では、請求項１において、ベッド等のボ
トムを所望の姿勢位置に調節するにあたり、その所望の
姿勢位置に至るまでの調節動作パターンを設定可能とし
たベッド等におけるボトム調節動作制御システムを開示
する。また本発明では、請求項２において、ベッド等に
おける背ボトムの背上げ下げを行うにあたり、その背ボ
トムの背上げ角度に至るまでの、膝ボトムの上げ下げを
伴って行う背上げ下げ動作のボトム連動動作パターンを
設定可能としたベッド等におけるボトム調節動作制御シ
ステムを開示する。また本発明では、請求項３におい
て、ベッド等におけるボトムの背上げおよび膝上げ調節
を行うにあたり、その調節位置に至るまでのボトム連動
動作パターンを設定可能としたベッド等におけるボトム
調節動作制御システムを開示する。また本発明では、請
求項４において、膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボト
ムの背上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ
動作時間とを設定することで、背ボトムの背上げ動作時
のボトム連動動作パターンとして設定し、当初膝ボトム
の膝上げ動作を開始して、次いで前記設定時間経過時に
背ボトムの背上げ動作を開始し、設定した前記膝ボトム
の膝上げ動作時間経過時に、前記膝ボトムの膝上げ動作
を停止すると共に次いで膝ボトムの膝下げ動作を開始
し、前記背ボトムは所望の背上げ角度まで背上げ動作を
続行させるようにしたベッド等におけるボトム調節動作
制御システムを開示する。さらに本発明では、請求項５
において、膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボトムの背
上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ角度と
を設定することで、ボトムの背上げおよび膝上げ調節を
行う際のボトム連動動作パターンとして設定し、当初前
記膝ボトムの膝上げ動作を開始して、次いで前記設定時
間経過時に背ボトムの背上げ動作を開始し、前記膝ボト
ムが設定した膝上げ角度に達したら膝ボトムの膝上げ動
作を停止させ、前記背ボトムは所定の背上げ角度まで背
上げ動作を続行させるようにしたベッド等におけるボト
ム調節動作制御システムを開示する。
ために、本発明では、請求項１において、ベッド等のボ
トムを所望の姿勢位置に調節するにあたり、その所望の
姿勢位置に至るまでの調節動作パターンを設定可能とし
たベッド等におけるボトム調節動作制御システムを開示
する。また本発明では、請求項２において、ベッド等に
おける背ボトムの背上げ下げを行うにあたり、その背ボ
トムの背上げ角度に至るまでの、膝ボトムの上げ下げを
伴って行う背上げ下げ動作のボトム連動動作パターンを
設定可能としたベッド等におけるボトム調節動作制御シ
ステムを開示する。また本発明では、請求項３におい
て、ベッド等におけるボトムの背上げおよび膝上げ調節
を行うにあたり、その調節位置に至るまでのボトム連動
動作パターンを設定可能としたベッド等におけるボトム
調節動作制御システムを開示する。また本発明では、請
求項４において、膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボト
ムの背上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ
動作時間とを設定することで、背ボトムの背上げ動作時
のボトム連動動作パターンとして設定し、当初膝ボトム
の膝上げ動作を開始して、次いで前記設定時間経過時に
背ボトムの背上げ動作を開始し、設定した前記膝ボトム
の膝上げ動作時間経過時に、前記膝ボトムの膝上げ動作
を停止すると共に次いで膝ボトムの膝下げ動作を開始
し、前記背ボトムは所望の背上げ角度まで背上げ動作を
続行させるようにしたベッド等におけるボトム調節動作
制御システムを開示する。さらに本発明では、請求項５
において、膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボトムの背
上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ角度と
を設定することで、ボトムの背上げおよび膝上げ調節を
行う際のボトム連動動作パターンとして設定し、当初前
記膝ボトムの膝上げ動作を開始して、次いで前記設定時
間経過時に背ボトムの背上げ動作を開始し、前記膝ボト
ムが設定した膝上げ角度に達したら膝ボトムの膝上げ動
作を停止させ、前記背ボトムは所定の背上げ角度まで背
上げ動作を続行させるようにしたベッド等におけるボト
ム調節動作制御システムを開示する。
【０００５】なお本発明において、ベッド等とは、病院
用ベッドを初めとして、移送用ベッド（ストレッチャ
ー）、Ｉ．Ｃ．Ｕベッド、在宅用ベッドも含むものとす
る。
用ベッドを初めとして、移送用ベッド（ストレッチャ
ー）、Ｉ．Ｃ．Ｕベッド、在宅用ベッドも含むものとす
る。
【０００６】請求項１によれば、ベッド等のボトムを所
望の姿勢位置に調節する際、任意の調節動作パターンに
より調節することができるので、その使用者にあった、
負担を軽減化したボトム調節が可能となる。
望の姿勢位置に調節する際、任意の調節動作パターンに
より調節することができるので、その使用者にあった、
負担を軽減化したボトム調節が可能となる。
【０００７】請求項２によれば、ベッド等における背ボ
トムの背上げ下げを行う際、膝ボトムの上げ下げを伴っ
て行う、設定したボトム連動動作パターンにより、実行
するようにしたので、ずれの少ない、且つ圧迫感を抑制
した背上げ下げ調節が可能となる。
トムの背上げ下げを行う際、膝ボトムの上げ下げを伴っ
て行う、設定したボトム連動動作パターンにより、実行
するようにしたので、ずれの少ない、且つ圧迫感を抑制
した背上げ下げ調節が可能となる。
【０００８】請求項３によれば、ベッド等におけるボト
ムの背上げおよび膝上げ調節を行う際、使用者に応じた
ボトム連動動作パターンにより実行することができるの
で、身体に対する負担を抑えた起伏調節が可能となる。
ムの背上げおよび膝上げ調節を行う際、使用者に応じた
ボトム連動動作パターンにより実行することができるの
で、身体に対する負担を抑えた起伏調節が可能となる。
【０００９】請求項４によれば、背ボトムの背上げ動作
時のボトム連動動作パターンは、膝ボトムの膝上げ動作
開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、膝
ボトムの膝上げ動作時間とを設定することで、新たに設
定を行うことができる。
時のボトム連動動作パターンは、膝ボトムの膝上げ動作
開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、膝
ボトムの膝上げ動作時間とを設定することで、新たに設
定を行うことができる。
【００１０】請求項５によれば、膝ボトムの膝上げ動作
開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、膝
ボトムの膝上げ角度とを設定することで、ボトムの背上
げおよび膝上げ調節を行う際のボトム連動動作パターン
として設定することができる。
開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、膝
ボトムの膝上げ角度とを設定することで、ボトムの背上
げおよび膝上げ調節を行う際のボトム連動動作パターン
として設定することができる。
【００１１】
【発明の実施の態様】以下、本発明にかかるベッド等に
おけるボトム調節動作制御システムについて、一つの実
施の態様を示し、添付の図面を基に説明する。図１にベ
ッド装置１を示し、このベッド装置１は、ベッドフレー
ム２上に配置したボトム３を、背に対応する背ボトム３
ａと、腰から膝にかけての膝ボトム３ｂと、足に対応す
る足ボトム３ｃとに分割され、図示は省略しているが、
前記背ボトム３ａ裏面に背上げ機構である背上げリンク
を当接させる一方、膝ボトム３ｂと足ボトム３ｃとを連
動起伏するために、膝ボトム３ｂ裏面に、膝上げ機構で
ある膝上げリンクを取り付けており、これら背上げリン
ク、膝上げリンクを、それぞれ駆動手段（後述）に接続
して、背上げ、膝上げを行う構成としている。すなわち
かかるベッド装置１の背ボトム３ａの背上げ機構、膝ボ
トム３ｂの膝上げ機構は、ボトム調節動作制御システム
４によって作動させて、背上げ動作、膝上げ動作、さら
には背上げ下げ膝上げ下げ連動動作を行うように構成し
たものである。
おけるボトム調節動作制御システムについて、一つの実
施の態様を示し、添付の図面を基に説明する。図１にベ
ッド装置１を示し、このベッド装置１は、ベッドフレー
ム２上に配置したボトム３を、背に対応する背ボトム３
ａと、腰から膝にかけての膝ボトム３ｂと、足に対応す
る足ボトム３ｃとに分割され、図示は省略しているが、
前記背ボトム３ａ裏面に背上げ機構である背上げリンク
を当接させる一方、膝ボトム３ｂと足ボトム３ｃとを連
動起伏するために、膝ボトム３ｂ裏面に、膝上げ機構で
ある膝上げリンクを取り付けており、これら背上げリン
ク、膝上げリンクを、それぞれ駆動手段（後述）に接続
して、背上げ、膝上げを行う構成としている。すなわち
かかるベッド装置１の背ボトム３ａの背上げ機構、膝ボ
トム３ｂの膝上げ機構は、ボトム調節動作制御システム
４によって作動させて、背上げ動作、膝上げ動作、さら
には背上げ下げ膝上げ下げ連動動作を行うように構成し
たものである。
【００１２】そこで、前記ボトム調節動作制御システム
４を説明する。すなわち、ボトム調節動作制御システム
４は、フットボード５の外側面に設けた、操作指令用の
操作パネル６に配した操作スイッチ（後述）により、ベ
ッドフレーム２に配置したコントロールボックス（図示
省略）に搭載されるコントローラ７に対し、動作指令信
号を与え、コントローラ７から、背上げ機構、膝上げ機
構における駆動源であるモータ８ａ、８ｂに制御された
動作電力を供給して、モータ８ａ、８ｂを起動する一
方、これらモータ８ａ、８ｂの動作検出手段（図示省
略）から、それぞれのボトムの位置情報を得るというも
のである。また、このボトム調節動作制御システム４の
コントローラ７には、後述するボトム３の連動動作パタ
ーンを記憶するための記憶手段９を搭載している。
４を説明する。すなわち、ボトム調節動作制御システム
４は、フットボード５の外側面に設けた、操作指令用の
操作パネル６に配した操作スイッチ（後述）により、ベ
ッドフレーム２に配置したコントロールボックス（図示
省略）に搭載されるコントローラ７に対し、動作指令信
号を与え、コントローラ７から、背上げ機構、膝上げ機
構における駆動源であるモータ８ａ、８ｂに制御された
動作電力を供給して、モータ８ａ、８ｂを起動する一
方、これらモータ８ａ、８ｂの動作検出手段（図示省
略）から、それぞれのボトムの位置情報を得るというも
のである。また、このボトム調節動作制御システム４の
コントローラ７には、後述するボトム３の連動動作パタ
ーンを記憶するための記憶手段９を搭載している。
【００１３】次に、前記フットボード５の外側面に敷設
された操作パネル６について説明する。すなわち、図２
に示されているように、操作パネル６には、背上げ下げ
動作、膝上げ下げ動作、および背上げ下げ膝上げ下げ連
動動作を行うための操作スイッチである、あたま上げス
イッチＳw1、あたま下げスイッチＳw2、あし上げスイッ
チＳw3、あし下げスイッチＳw4、さらに背上げ膝上げ連
動スイッチＳw5、背下げ膝下げ連動スイッチＳw6を配設
している。そして、前記操作パネル６には、例えば図３
に示すようなボトム連動動作パターンを設定するため
に、背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝ボトム３ｂ
の膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定する時間設定
スイッチＳｔと、膝上げ角度ａを設定する角度設定スイ
ッチＳａを配設している。これら時間設定スイッチＳｔ
と、角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、膝上
げ角度ａをそれぞれ設定することで、前記コントローラ
７における記憶手段９に記憶させ、この記憶されたデー
タを基に、新たに設定した動作パターンとして、背ボト
ム３ａ、および膝ボトム３ｂの連動操作を行うようにし
ている。
された操作パネル６について説明する。すなわち、図２
に示されているように、操作パネル６には、背上げ下げ
動作、膝上げ下げ動作、および背上げ下げ膝上げ下げ連
動動作を行うための操作スイッチである、あたま上げス
イッチＳw1、あたま下げスイッチＳw2、あし上げスイッ
チＳw3、あし下げスイッチＳw4、さらに背上げ膝上げ連
動スイッチＳw5、背下げ膝下げ連動スイッチＳw6を配設
している。そして、前記操作パネル６には、例えば図３
に示すようなボトム連動動作パターンを設定するため
に、背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝ボトム３ｂ
の膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定する時間設定
スイッチＳｔと、膝上げ角度ａを設定する角度設定スイ
ッチＳａを配設している。これら時間設定スイッチＳｔ
と、角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、膝上
げ角度ａをそれぞれ設定することで、前記コントローラ
７における記憶手段９に記憶させ、この記憶されたデー
タを基に、新たに設定した動作パターンとして、背ボト
ム３ａ、および膝ボトム３ｂの連動操作を行うようにし
ている。
【００１４】また前記コントローラ７には、以下のよう
な制御手順が設定してある。 （１）背上げにかかるスイッチ操作で、膝上げ動作（膝
上げ用モータＯＮ）。次いでｔ時間後に背上げ動作（背
上げ用モータＯＮ）。膝上げ角度ａが設定角度に達した
ら膝上げ停止（膝上げ用モータＯＦＦ）、膝下げ動作
（膝上げ用モータ逆転ＯＮ）。なお、ｔは前記時間設定
スイッチＳｔによって設定し、角度設定スイッチＳａに
よって膝上げ角度ａを設定する。 （２）ギャッチ（背上げ動作と共に膝上げ動作）にかか
るスイッチ操作で、膝上げ動作（膝上げ用モータＯ
Ｎ）。次いでｔ時間後に背上げ動作（背上げ用モータＯ
Ｎ）。膝上げ角度ａが設定角度に達したら膝上げ停止
（膝上げ用モータＯＦＦ）。なお、背ボトム３ａの背上
げ角度は、膝ボトム３ｂとの角度が、例えば９０°以下
にならないように制限するように設定してある。また、
背上げ速度、膝上げ速度は、モータへの電力を一定にし
た状態で一定の速度を有するので、これを基に膝上げ角
度ａを所定時間Ｔで換算して設定することもできる。
な制御手順が設定してある。 （１）背上げにかかるスイッチ操作で、膝上げ動作（膝
上げ用モータＯＮ）。次いでｔ時間後に背上げ動作（背
上げ用モータＯＮ）。膝上げ角度ａが設定角度に達した
ら膝上げ停止（膝上げ用モータＯＦＦ）、膝下げ動作
（膝上げ用モータ逆転ＯＮ）。なお、ｔは前記時間設定
スイッチＳｔによって設定し、角度設定スイッチＳａに
よって膝上げ角度ａを設定する。 （２）ギャッチ（背上げ動作と共に膝上げ動作）にかか
るスイッチ操作で、膝上げ動作（膝上げ用モータＯ
Ｎ）。次いでｔ時間後に背上げ動作（背上げ用モータＯ
Ｎ）。膝上げ角度ａが設定角度に達したら膝上げ停止
（膝上げ用モータＯＦＦ）。なお、背ボトム３ａの背上
げ角度は、膝ボトム３ｂとの角度が、例えば９０°以下
にならないように制限するように設定してある。また、
背上げ速度、膝上げ速度は、モータへの電力を一定にし
た状態で一定の速度を有するので、これを基に膝上げ角
度ａを所定時間Ｔで換算して設定することもできる。
【００１５】前記モータ８ａ、８ｂには、例えばボトム
の現在の状態、すなわち位置情報を、モータの回転量か
ら把握するために適宜な回転量検出手段（図示せず）を
備えている。かかる回転量検出手段による検出信号を、
位置情報としてコントローラ７にもたらし、さらに操作
パネル６に与えて、例えば表示手段（ＬＥＤ等）に表示
させて、操作者にボトムの位置情報として認識させるよ
うにしている。
の現在の状態、すなわち位置情報を、モータの回転量か
ら把握するために適宜な回転量検出手段（図示せず）を
備えている。かかる回転量検出手段による検出信号を、
位置情報としてコントローラ７にもたらし、さらに操作
パネル６に与えて、例えば表示手段（ＬＥＤ等）に表示
させて、操作者にボトムの位置情報として認識させるよ
うにしている。
【００１６】以上説明したボトム調節動作制御システム
４によれば、背ボトム３ａの背上げ動作の際、膝ボトム
３ｂの動作を伴わせたボトム連動動作パターンで、動作
させるようにしたので、ずれの少ない、且つ圧迫感を抑
制した、使用者に負担をかけない背上げ調節が可能とな
る。その際、使用者によって圧迫感を感じる膝上げ角度
ａが異なり、また、使用者によって体重が異なって、モ
ータ８ａ、８ｂ、機構にかかる負荷が変わるので背上げ
速度、膝上げ速度は変わり、それゆえ、操作パネル６に
おける、背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝ボトム
３ｂの膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定する時間
設定スイッチＳｔと、膝上げ角度ａ（時間Ｔ）を設定す
る角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、膝上げ
角度ａをそれぞれ設定し直して、記憶手段９に記憶させ
た新たなボトム連動動作パターンにより、背上げ動作を
行わせることが有効なのである。
４によれば、背ボトム３ａの背上げ動作の際、膝ボトム
３ｂの動作を伴わせたボトム連動動作パターンで、動作
させるようにしたので、ずれの少ない、且つ圧迫感を抑
制した、使用者に負担をかけない背上げ調節が可能とな
る。その際、使用者によって圧迫感を感じる膝上げ角度
ａが異なり、また、使用者によって体重が異なって、モ
ータ８ａ、８ｂ、機構にかかる負荷が変わるので背上げ
速度、膝上げ速度は変わり、それゆえ、操作パネル６に
おける、背ボトム３ａの背上げ動作開始時間と膝ボトム
３ｂの膝上げ動作開始時間との差（ｔ）を設定する時間
設定スイッチＳｔと、膝上げ角度ａ（時間Ｔ）を設定す
る角度設定スイッチＳａにおいて、時間（ｔ）、膝上げ
角度ａをそれぞれ設定し直して、記憶手段９に記憶させ
た新たなボトム連動動作パターンにより、背上げ動作を
行わせることが有効なのである。
【００１７】例えば、ボトム３が平坦な状態から、操作
パネル６におけるあたま上げスイッチＳw1を操作して、
背上げ動作を行うべく動作指令を入力すると、先ず膝上
げ機構の直動駆動機構におけるモータ８ｂに動作電力が
供給され、膝上げリンクが変位して、膝ボトム３ｂが傾
斜していく。次いでｔ時間後に背上げ用モータＯＮで背
上げ機構の直動駆動機構におけるモータ８ａに動作電力
が供給され、背上げリンクが変位して背ボトム３ａが傾
斜していく。そして、前記膝ボトム３ｂの膝上げ角度ａ
が設定された角度に達すれば、膝上げ用モータ８ｂへの
通電はＯＦＦとなり、次いで膝上げ用モータ逆転ＯＮと
なって今度は、膝上げ用モータ８ｂへは、逆転起動する
べく電力を与えて、膝ボトム３ｂを下降させることがで
きる。
パネル６におけるあたま上げスイッチＳw1を操作して、
背上げ動作を行うべく動作指令を入力すると、先ず膝上
げ機構の直動駆動機構におけるモータ８ｂに動作電力が
供給され、膝上げリンクが変位して、膝ボトム３ｂが傾
斜していく。次いでｔ時間後に背上げ用モータＯＮで背
上げ機構の直動駆動機構におけるモータ８ａに動作電力
が供給され、背上げリンクが変位して背ボトム３ａが傾
斜していく。そして、前記膝ボトム３ｂの膝上げ角度ａ
が設定された角度に達すれば、膝上げ用モータ８ｂへの
通電はＯＦＦとなり、次いで膝上げ用モータ逆転ＯＮと
なって今度は、膝上げ用モータ８ｂへは、逆転起動する
べく電力を与えて、膝ボトム３ｂを下降させることがで
きる。
【００１８】また本発明にかかるボトム調節動作制御シ
ステム４では、ギャッチ動作時においても、ボトム連動
動作パターンを設定して、身体のずれを抑え、圧迫感の
少ない動作は可能である。この場合も使用者によって圧
迫感を感じる膝上げ角度ａが異なるので、操作パネル６
における膝上げ角度ａを調節する角度設定スイッチＳａ
によって、あらかじめ膝上げ角度を設定しておく。ま
た、背ボトム動作開始時間と膝ボトム動作開始時間との
差（ｔ）を時間設定スイッチＳｔによって設定する。な
お、背ボトム３ａの最大の背上げ角度は、膝ボトム３ｂ
の膝上げ角度ａとの関係（例えば９０°以上）から、制
限される。
ステム４では、ギャッチ動作時においても、ボトム連動
動作パターンを設定して、身体のずれを抑え、圧迫感の
少ない動作は可能である。この場合も使用者によって圧
迫感を感じる膝上げ角度ａが異なるので、操作パネル６
における膝上げ角度ａを調節する角度設定スイッチＳａ
によって、あらかじめ膝上げ角度を設定しておく。ま
た、背ボトム動作開始時間と膝ボトム動作開始時間との
差（ｔ）を時間設定スイッチＳｔによって設定する。な
お、背ボトム３ａの最大の背上げ角度は、膝ボトム３ｂ
の膝上げ角度ａとの関係（例えば９０°以上）から、制
限される。
【００１９】操作パネル６における背上げ膝上げ連動ス
イッチＳw5を操作して、ギャッチ動作を行うべく動作指
令を入力すると、先ず膝上げ機構の直動駆動機構におけ
るモータ８ｂに動作電力が供給され、膝上げリンクが変
位して、膝ボトム３ｂが傾斜していく。次いでｔ時間
後、背上げ用モータＯＮで背上げ機構の直動駆動機構に
おけるモータ８ａに動作電力が供給され、背上げリンク
が変位して背ボトム３ａが傾斜していく。次に、膝ボト
ム３ｂが設定角度ａとなった所定時間（Ｔ）経過時に、
膝上げ用モータへの通電はＯＦＦとなり、膝ボトム３ｂ
は停止し、その傾斜位置を保持する（図３中、点線）。
そして、背ボトム３ａは、膝ボトム３ｂとの角度が９０
°より狭まらない角度まで傾斜させることができる。
イッチＳw5を操作して、ギャッチ動作を行うべく動作指
令を入力すると、先ず膝上げ機構の直動駆動機構におけ
るモータ８ｂに動作電力が供給され、膝上げリンクが変
位して、膝ボトム３ｂが傾斜していく。次いでｔ時間
後、背上げ用モータＯＮで背上げ機構の直動駆動機構に
おけるモータ８ａに動作電力が供給され、背上げリンク
が変位して背ボトム３ａが傾斜していく。次に、膝ボト
ム３ｂが設定角度ａとなった所定時間（Ｔ）経過時に、
膝上げ用モータへの通電はＯＦＦとなり、膝ボトム３ｂ
は停止し、その傾斜位置を保持する（図３中、点線）。
そして、背ボトム３ａは、膝ボトム３ｂとの角度が９０
°より狭まらない角度まで傾斜させることができる。
【００２０】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、
（１）ベッド等のボトムを所望の姿勢位置に調節する
際、任意の調節動作パターンにより調節することができ
るので、その使用者にあった、負担を軽減化したボトム
調節が可能となる。 （２）ベッド等におけるボトムの背上げおよび膝上げ調
節を行う際、使用者に応じたボトム連動動作パターンに
より実行することができるので、身体に対する負担を抑
えた起伏調節が可能となる。 （３）ボトム連動動作パターンは、膝ボトムの膝上げ動
作開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、
膝ボトムの膝上げ角度（膝上げ動作時間）とを設定する
ことで、簡単に新たに設定を行うことができる。
際、任意の調節動作パターンにより調節することができ
るので、その使用者にあった、負担を軽減化したボトム
調節が可能となる。 （２）ベッド等におけるボトムの背上げおよび膝上げ調
節を行う際、使用者に応じたボトム連動動作パターンに
より実行することができるので、身体に対する負担を抑
えた起伏調節が可能となる。 （３）ボトム連動動作パターンは、膝ボトムの膝上げ動
作開始時と背ボトムの背上げ動作開始時との時間差と、
膝ボトムの膝上げ角度（膝上げ動作時間）とを設定する
ことで、簡単に新たに設定を行うことができる。
【００２１】
【図１】本発明にかかるボトム調節動作制御システムを
実施するためのベッド装置の一例を示す側面図である。
実施するためのベッド装置の一例を示す側面図である。
【図２】図１に示すベッド装置におけるボトム調節動作
制御システムを説明するためのブロック図である。
制御システムを説明するためのブロック図である。
【図３】図１に示すボトム調節動作制御システムにおい
て、設定されるボトム連動動作パターンの一例を示し
た、グラフである。
て、設定されるボトム連動動作パターンの一例を示し
た、グラフである。
１ ベッド装置
２ ベッドフレーム
３ ボトム
３ａ 背ボトム
３ｂ 膝ボトム
３ｃ 足ボトム
４ ボトム調節動作制
御システム ５ フットボード ６ 操作パネル ７ コントローラ ８ａ，８ｂ モータ ９ 記憶手段 Ｓw1 あたま上げスイッ
チ Ｓw2 あたま下げスイッ
チ Ｓw3 あし上げスイッチ Ｓw4 あし下げスイッチ Ｓw5 背上げ膝上げ連動
スイッチ Ｓw6 背下げ膝下げ連動
スイッチ Ｓｔ 時間設定スイッチ Ｓａ 角度設定スイッチ ａ 膝上げ角度
御システム ５ フットボード ６ 操作パネル ７ コントローラ ８ａ，８ｂ モータ ９ 記憶手段 Ｓw1 あたま上げスイッ
チ Ｓw2 あたま下げスイッ
チ Ｓw3 あし上げスイッチ Ｓw4 あし下げスイッチ Ｓw5 背上げ膝上げ連動
スイッチ Ｓw6 背下げ膝下げ連動
スイッチ Ｓｔ 時間設定スイッチ Ｓａ 角度設定スイッチ ａ 膝上げ角度
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 井上 暁
東京都江東区東砂２丁目14番５号 パラマ
ウントベッド株式会社内
Ｆターム(参考） 4C040 AA05 BB06 CC10 DD05 EE05
EE08
Claims (5)
- 【請求項１】 ベッド等のボトムを所望の姿勢位置に
調節するにあたり、その所望の姿勢位置に至るまでの調
節動作パターンを設定可能としたことを特徴とするベッ
ド等におけるボトム調節動作制御システム。 - 【請求項２】 ベッド等における背ボトムの背上げ下
げを行うにあたり、その背ボトムの背上げ角度に至るま
での、膝ボトムの上げ下げを伴って行う背上げ下げ動作
のボトム連動動作パターンを設定可能としたことを特徴
とするベッド等におけるボトム調節動作制御システム。 - 【請求項３】 ベッド等におけるボトムの背上げおよ
び膝上げ調節を行うにあたり、その調節位置に至るまで
のボトム連動動作パターンを設定可能としたことを特徴
とするベッド等におけるボトム調節動作制御システム。 - 【請求項４】 膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボト
ムの背上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ
動作時間とを設定することで、背ボトムの背上げ動作時
のボトム連動動作パターンとして設定し、当初膝ボトム
の膝上げ動作を開始して、次いで前記設定時間経過時に
背ボトムの背上げ動作を開始し、設定した前記膝ボトム
の膝上げ動作時間経過時に、前記膝ボトムの膝上げ動作
を停止すると共に次いで膝ボトムの膝下げ動作を開始
し、前記背ボトムは所望の背上げ角度まで背上げ動作を
続行させるようにしたことを特徴とする請求項２記載の
ベッド等におけるボトム調節動作制御システム。 - 【請求項５】 膝ボトムの膝上げ動作開始時と背ボト
ムの背上げ動作開始時との時間差と、膝ボトムの膝上げ
角度とを設定することで、ボトムの背上げおよび膝上げ
調節を行う際のボトム連動動作パターンとして設定し、
当初前記膝ボトムの膝上げ動作を開始して、次いで前記
設定時間経過時に背ボトムの背上げ動作を開始し、前記
膝ボトムが設定した膝上げ角度に達したら膝ボトムの膝
上げ動作を停止させ、前記背ボトムは所定の背上げ角度
まで背上げ動作を続行させるようにしたことを特徴とす
る請求項３記載のベッド等におけるボトム調節動作制御
システム。
Priority Applications (9)
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|---|---|---|---|
| JP2002075077A JP2003265543A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ベッド等におけるボトム調節動作制御システム |
| DK03251641T DK1346667T3 (da) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Fremgangsmåde til justering af en bundkonstruktion til en seng eller lignende |
| DE60315745T DE60315745T2 (de) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Verfahren zur Einstellung eines Gestell für ein Bett oder dergleichen |
| EP03251641A EP1346667B1 (en) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Method of adjustment of a base structure for a bed or the like |
| KR10-2003-0016885A KR20030076348A (ko) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | 침대 등의 바닥부 조절동작 제어시스템 |
| TW092105937A TWI242430B (en) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Bottom adjusting action-controlled system for a bed or the like |
| US10/389,961 US20040015320A1 (en) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | Bottom adjusting action control system for a bed or the like |
| CNB031312179A CN100342833C (zh) | 2002-03-18 | 2003-03-18 | 床等的底板调节动作控制*** |
| US12/253,131 US8065024B2 (en) | 2002-03-18 | 2008-10-16 | Coordinative control system for adjusting the back and knee bottom sections of an adjustable bed |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002075077A JP2003265543A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ベッド等におけるボトム調節動作制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003265543A true JP2003265543A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=27785172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002075077A Pending JP2003265543A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ベッド等におけるボトム調節動作制御システム |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20040015320A1 (ja) |
| EP (1) | EP1346667B1 (ja) |
| JP (1) | JP2003265543A (ja) |
| KR (1) | KR20030076348A (ja) |
| CN (1) | CN100342833C (ja) |
| DE (1) | DE60315745T2 (ja) |
| DK (1) | DK1346667T3 (ja) |
| TW (1) | TWI242430B (ja) |
Cited By (5)
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| KR101050547B1 (ko) | 2007-03-12 | 2011-07-19 | 파라마운트 베드 가부시키가이샤 | 전동 베드 및 그 제어 방법 |
| US8093561B2 (en) | 2009-10-09 | 2012-01-10 | Nucare Medical Systems, Inc. | Thyroid uptake measurement apparatus |
| JP2014212844A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-11-17 | フランスベッド株式会社 | ベッド装置 |
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| SE532937C2 (sv) * | 2006-09-19 | 2010-05-11 | Permobil Ab | Styrsystem för en rullstol |
| CN101434215B (zh) * | 2008-12-25 | 2015-05-13 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 一种可调式卧铺 |
| CN102499833B (zh) * | 2011-11-25 | 2013-10-02 | 浙江捷昌线性驱动科技股份有限公司 | 电动医疗床背腿板角度九十度控制方法 |
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| CN114224637B (zh) * | 2021-12-23 | 2023-11-24 | 广州医软智能科技有限公司 | 一种电动病床的控制方法和装置 |
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2002
- 2002-03-18 JP JP2002075077A patent/JP2003265543A/ja active Pending
-
2003
- 2003-03-18 EP EP03251641A patent/EP1346667B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-03-18 US US10/389,961 patent/US20040015320A1/en not_active Abandoned
- 2003-03-18 CN CNB031312179A patent/CN100342833C/zh not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-18 DK DK03251641T patent/DK1346667T3/da active
- 2003-03-18 KR KR10-2003-0016885A patent/KR20030076348A/ko not_active Application Discontinuation
- 2003-03-18 DE DE60315745T patent/DE60315745T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2003-03-18 TW TW092105937A patent/TWI242430B/zh not_active IP Right Cessation
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