JP3862663B2 - ベッド等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法 - Google Patents

ベッド等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して、ベッド(病院用ベッド、ICUベッド、在宅用ベッド等)やストレッチャー等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法に関するものである。より詳しくは、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えた仰臥台において、これら背ボトムと膝ボトムとを独立して昇降操作できるようにすると共に、例えば下記に示すような目的を達成するために連携して昇降操作できるようにし、この際、連携した昇降操作における安全性を高めることができるボトムの昇降制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベッドやストレッチャー等の仰臥台の中には、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備え、夫々のボトムを、夫々に設けた昇降機構により昇降可能に構成しているものがある。
【0003】
このような仰臥台としては、特開2001-37820号公報、米国特許第5,469,591号,第5,448,789号,第5,388,290号等、数多くの例がある。
例えば米国特許第5,469,591号に記載されているベッドは、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムと、その他のボトムを備えており、前記背ボトムと前記膝ボトムの下側には、先端にローラーを設けた昇降アームが回動可能に設けられており、この昇降アームはモーター等の電動の駆動機構により回転駆動される構成となっている。
【0004】
このような構成においては、背ボトム側の昇降アームを回動させてローラーにより背ボトムを回動運動で上昇させて傾斜させることにより、仰臥している人の背中を持ち上げてベッド上で起き上がった姿勢とすることができる。
【0005】
そしてこのように背ボトムを上昇により傾斜させる際、膝ボトム側の昇降アームを回動させてローラーにより前記膝ボトムを上昇させて傾斜させることにより、前記背ボトムのみを上昇させた場合に生じる、仰臥をしている人が前方にずれてしまうことを効果的に防止することができる。
【0006】
即ち、ベッド上に仰臥をしている人の背中を持ち上げて起き上がった状態とする場合、背ボトムのみを上昇させると、仰臥をしている人は前記背ボトムにより背中を前方に押されるので、そのままでは身体が次第に前方にずり落ちて行き、身体が容易に曲る支点と、前記背ボトムの回動の支点とがずれていく。このため、本来は曲りにくい腰椎の部分を曲げようとする力が前記背ボトムから加わって、仰臥をしている人の腰椎の部分や下腹部を圧迫する等の不快感を生じてしまう。
【0007】
そこで背ボトムを上昇させる際には、膝ボトムを上昇させれば、仰臥をしている人を前方に押そうとする前記背ボトムからの力を、傾斜した前記膝ボトムに位置している身体の部分、即ち、大腿部によって支えることができるようになり、こうすることにより、前記背ボトムのみにより背中を持ち上げる際に生じる、身体のずり落ちや不快感を生じないようにすることが出来る。
【0008】
このように背ボトムの上昇に際して、膝ボトムも上昇させるという動作を行う従来の方法としては、例えば次のような方法がある。
a.まず、その一は、前記背ボトムと前記膝ボトムを昇降させる夫々の駆動機構は夫々独立に操作可能に構成して、仰臥している人自身や看護者がリモートコントロールスイッチ等により、夫々の駆動機構を、同時に又は交互にON−OFF操作して、前記背ボトムと前記膝ボトムの夫々を所望の上昇位置にもたらす方法である。
b.そのニは、背ボトムと膝ボトムの駆動機構をリンク機構等の機械的な連動機構を用いて共通の電動機等により駆動させるように構成することにより、前記背ボトムと前記膝ボトムの駆動機構を機械的に連携して動作させて、前記背ボトムと前記膝ボトムを所定の上昇位置にもたらす方法である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれらの従来の方法では以下に示すような課題がある。
A.まずaの方法では、仰臥をしている人や看護者が背ボトムと膝ボトムの夫々の駆動機構を同時又は交互に操作しなければならず、操作が非常に煩雑で面倒であり、慣れが必要であると共に、前記背ボトムと前記膝ボトムの夫々に最適な昇降形態をいつも再現するということは困難である。
B.bの方法では、機械的な連動機構を利用しているため、背ボトムと膝ボトムの連動による昇降形態は単純で調節や変更ができないものとならざるを得ず、身体のずり落ちと圧迫感等の不快感の両方を効率的に防止することが困難である。また、前記背ボトムと前記膝ボトムを夫々独立して昇降操作することはできない。
【0010】
本発明は、このような課題を解決するために、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えた仰臥台において、これら背ボトムと膝ボトムとを独立して昇降操作できるようにすると共に連携して昇降操作できるようにすることを目的とするものである。
【0011】
このような目的を達成するために、本発明が適用する仰臥台では、夫々のボトムは、夫々独立した昇降動作のための独立操作用スイッチと、連携した昇降動作のための連携操作用スイッチを操作指令手段として、これにより、コントローラに昇降指令、即ち上昇又は下降指令を発して、夫々独立した昇降動作と、連携した昇降動作とを選択的に行えるように構成している。
【0012】
このような操作用スイッチは、仰臥台を使用している者が操作可能なリモートコントロールスイッチとして構成したり、又は前記仰臥台を使用している者の手が届かない場所、例えばフットボードの外側下部等に設置するのであるが、前記仰臥台を使用している者が、痴呆症の患者や子供等のようにボトムの連携動作を理解できない者の場合には、それらの者が自分でボトムの連携した昇降操作、特に上昇操作を行うと非常に危険な場合がある。即ち、夫々のボトムを単独に昇降操作する場合には、あるボトムを昇降操作するために操作する操作用スイッチと、この操作による昇降動作するボトムとが一対一に対応するため動作を理解し易いのであるが、連携した昇降操作においては、一つの操作用スイッチを操作して前記背ボトムと前記膝ボトムの両方が昇降動作するため、ボトムの連携動作を理解できない者の場合には、思いがけないボトムの昇降動作により驚いたりして、不測の事態が生じる場合がある。
【0013】
一方、背ボトムと膝ボトムとを連携して昇降させる動作を具体的に実現する際には、上述したとおり仰臥をしている人が前方にずれてしまうことを防止するという機能を果たした上で、特に上昇動作において、前記背ボトムと前記膝ボトムが成す角度が次第に狭まっていくことにより、仰臥をしている人の下腹部がそれらによって次第に屈曲されていって、終いには圧迫感を感じるようになってしまうということを防止しなければならない。
【0014】
そこで、背ボトムと膝ボトムをこのように適切に連携して昇降動作させることを実現するための手法の一つとして、例えば、前記背ボトムと前記膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を、それらのボトム自体や昇降機構等に設置して、これらの位置検出手段により検出した位置に基づいて昇降動作を行わせる手法が考えられる。
【0015】
しかしながら背ボトムと膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を設ける手法では、コストが上昇するというような欠点があり、全てに適用することはできない。
【0016】
そこで本発明者は、背ボトムと膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を設けずに適切に連携して昇降動作させることを実現するための手法を鋭意研究し、次のような手法を創案した。
即ち、この手法においては、背ボトムと膝ボトムの連携した上昇動作は、全てのボトムが下降している平らな状態から、まず前記膝ボトムの上昇を開始すると共に、この上昇開始時点から適宜遅れた時点において前記背ボトムの上昇を開始し、前記膝ボトムは、設定されている最も高い上昇位置を経て下降させると共に、前記背ボトムは所定の上昇位置まで上昇するように制御して行うものとし、前記膝ボトムの上昇開始時点から遅れて、前記背ボトムが上昇を開始する時点及び/又は前記膝ボトムが最も高い上昇位置に至った時点は、前記膝ボトムが上昇を開始した時点からの経過時間により判断する。
【0017】
このように経過時間を用いて背ボトムと膝ボトムの連携した昇降動作を行う手法では、前記背ボトムと前記膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を設ける必要がないので、コストを低減することができる。
【0018】
しかしながらこの手法では、背ボトムと膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を設けていないため、現在のボトムの昇降状態を知ることができず、一連の制御シーケンスの各過程に途中から入ることはできない。
【0019】
そのため背ボトムと膝ボトムの夫々の位置が分からないまま、それらのボトムの連携した昇降動作、特に上昇動作が行えるようにすると、夫々のボトムが上昇していた位置から、更に上昇してしまうということも起こり、この場合には、前記背ボトムと前記膝ボトムが成す角度が次第に狭まっていき、仰臥をしている人の下腹部がそれらによって次第に屈曲されていって、終いには圧迫感を感じるようになってしまう等の不都合が生じて、危険である。
本発明は、このような危険性を無くすことを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、まず請求項1に記載された発明では、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えており、夫々のボトムは、夫々に設けた昇降機構により昇降可能に構成しているベッド等の仰臥台において、夫々の上記ボトムは、夫々に設けた昇降機構により、夫々独立した昇降動作と、連携した昇降動作とを、操作指令手段により制御手段に選択的に指令して行えるように構成すると共に、上記ボトムを支持するベッドフレーム適所には上記ボトムの下限位置を検出する位置検出手段を設け、前記制御手段は各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出していることを条件として各ボトムの連携した上昇動作を行わせるようにし、前記制御手段は、各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出していない場合には、前記操作指令手段からの連携した上昇動作指令に対して、その発せられた時点から計時を開始して待機し、所定時間内に前記操作指令手段から再び連携した上昇動作指令が発せられた場合には、各ボトムを下降動作させると共に、これにより各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出した後に、各ボトムの連携した上昇動作を行わせるようにしたことを特徴とするベッド等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法を提案する。
【0021】
この方法によれば、操作指令手段により制御手段に、各ボトムの連携した上昇動作を指令しても、制御手段は各ボトムが下限位置に至ってない限り、各ボトムの連携した上昇動作を行わないので、夫々のボトムが上昇していた位置から、更に上昇してしまうということは起こらず、安全である。
そして各ボトムが下限位置に存在しない場合において、前記操作指令手段により前記制御手段に、各ボトムの連携した上昇動作指令を発した場合には、前記制御手段は、この最初の上昇動作指令では、何らの動作も行わずに待機し、次に所定時間内に再び上昇動作指令が発せられた時に、上昇動作指令であると解釈して、前記背ボトムと前記膝ボトムを自動的に下限位置まで下降させて、上昇動作指令により連携した上昇動作が可能な状態にもたらした後、更に自動的に連携した上昇動作を行わせることができる。
【0022】
次に請求項2に記載された発明では、上記の方法において、前記背ボトムと前記膝ボトムの連携した上昇動作は、全てのボトムが下降している平らな状態から、まず前記膝ボトムの上昇を開始すると共に、この上昇開始時点から適宜時間経過時に前記背ボトムの上昇を開始し、前記膝ボトムは、設定されている最も高い上昇位置を経て下降させると共に、前記背ボトムは所定の上昇位置まで上昇するように制御して行うものとし、前記膝ボトムの上昇開始時点から遅れて、前記背ボトムが上昇を開始する時点及び/又は前記膝ボトムが最も高い上昇位置に至った時点は、前記膝ボトムが上昇を開始した時点からの経過時間により判断するものとしている。
【0023】
この方法によれば、背ボトムと膝ボトムの連携した上昇において、前記背ボトムの上昇と前記膝ボトムの上昇がそのままずっと進行して行くものとすると、前記背ボトムと前記膝ボトムが成す角度が次第に狭まっていくので、仰臥をしている人の下腹部がそれらによって次第に屈曲されていって、終いには圧迫感を感じるようになってしまうのであるが、この方法によれば、前記膝ボトムの上昇はずっと進行するのではなく、予め設定された上昇位置までに限られるので、その後は、その位置に維持されたり、または下降するので、前記背ボトムと前記膝ボトムが成す角度は、ある角度よりも狭くなることはなく、従って仰臥をしている人の下腹部がそれらによって次第に屈曲されていって、圧迫感を感じるようになることを防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
まず上述したとおり図1は本発明におけるボトムの昇降制御方法を適用するベッドの一例を示す全体の側面図であり、図に示しているベッド2は、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトム1aと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトム1bと、仰臥をしている人の足の部分に対応する足ボトム1cを備えている。そして、これらの背ボトム1a,膝ボトム1bと足ボトム1cは、夫々屈曲可能に連結されて全身に対応するボトムとして構成され、ベッドフレーム6に支持されている。ここで、このように、複数に分割されたボトムをベッドフレーム6に支持して昇降させる支持機構は衆知であるので図示は省略している。
【0025】
この実施例のベッドでは、全身に対応するボトムは、上記分割された3つのボトム1a,1b,1cを連結して構成しているが、その分割数は4つでも良いし、また、上記米国特許第5,469,591号,第5,448,789号,第5,388,290号等に記載されているように、多数の部材を屈曲可能に連結したものをボトムとして適用してもよい。いずれにしても、本発明が適用するベッドでは、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えていれば良い。
【0026】
また、背ボトム1aと膝ボトム1bを昇降させるための昇降機構も、上記米国特許第5,469,591号,第5,448,789号,第5,388,290号等に記載されているような機構、即ち、先端にローラーを設けた昇降アームをモーター等の電動の駆動機構により回転駆動して、ローラーにより各ボトムを昇降可能に支持する構成とする他、各ボトムの下側に取り付けたアームに、ねじシャフトとそれに螺合する雌ねじとから構成される回転−直線運動変換機構の直線運動部材を接続した構成等適宜である。
【0027】
そしてこれらの背ボトム1aと膝ボトム1bを昇降させるための昇降機構は、後述するように連携して動作するように制御するのは勿論のこと、このような制御モードに加えて、必要に応じて夫々のボトムを単独動作させる制御モードを有するように構成している。
【0028】
即ち、本発明におけるボトムの昇降制御方法を適用するベッドの制御機構の一例を図1、図2を参照して説明すると、4はベッドのフットボードであり、このフットボード4の外側下部に操作パネル5が構成され、この操作パネル5内に図2に示される操作スイッチが格納されている。
【0029】
この操作パネル5内には、背ボトム1aの上昇、下降スイッチSW1,SW2と膝ボトム1bの上昇、下降スイッチSW3,SW4とが設けられており、これら背ボトム1aの上昇、下降スイッチSW 1 ,SW 2 、並びに膝ボトム1bの上昇、下降スイッチSW 3 ,SW 4により、前記背ボトム1a前記膝ボトム1bを独立して昇降制御できるようになっている。即ち、これらのスイッチSW1,SW2,SW3,SW4は上記独立操作用スイッチと称されるものである。
【0030】
また操作パネル5には、上記スイッチの他に、背ボトム1aと膝ボトム1bを連携して昇降制御させるためのスイッチ、即ち上昇、下降スイッチSW5,SW6が設けられている。即ち、これらのスイッチSW5,SW6は上記連携操作用スイッチと称されるものである。
これらの各スイッチは操作パネル5に設置する他、手元操作可能なリモートコントローラにも設置することができる。
【0031】
一方、符号3a,3bはリミットスイッチ等により構成した位置検出手段であり、これらの位置検出手段3a,3bは例えばベッド2のベッドフレーム6に設置して、背ボトム1aと膝ボトム1bの下限位置、即ちこれらのボトムが水平に支持された状態を検出する構成としている。この位置検出手段3a,3bは、下限位置においてON(又はOFF)となる構成としている。
【0032】
符号7はコントローラであり、このコントローラ7により、背ボトム1aと膝ボトム1bを昇降駆動する電動機M1,M2をON−OFF制御する構成であり、このコントローラ7には上記各スイッチの出力信号と位置検出手段3a,3bの出力信号が入力される構成となっている。
【0033】
以上の構成において、まず背ボトム1aと膝ボトム1bの連携動作の具体例を説明する。
【0034】
まず図4は、全てのボトム1a,1b,1cが下降して、平らに支持されている状態であり、この状態では患者等の人は通常の姿勢で仰臥している。この状態から仰臥をしている人の背中を持ち上げて起き上がった状態とする場合には、スイッチSW5をONとして、コントローラ7に指令を発する。
【0035】
この指令を受けたコントローラ7は、まず図5に示すように膝ボトム1bの昇降機構を動作させて前記膝ボトム1bのみの上昇を開始する。前記膝ボトム1bの上昇の開始時点は、図10ではt=0の時点である。
【0036】
次いで、コントローラ7は、上記指令を受けて膝ボトム1bの上昇を開始した時点から適宜遅れた時点(t=T1)において背ボトム1aの上昇を開始し、これ以降は、図6に示しているように前記背ボトム1aと膝ボトム1bの双方が上昇して行く。
【0037】
このように、全てのボトムが下降している平らな状態から、背ボトム1aが回動により上昇した状態とする際には、まず膝ボトム1bの上昇を開始するため、前記膝ボトム1bの上昇により、仰臥をしている人の腰の位置が前記膝ボトム1bにより支えられ、従ってこの状態で前記背ボトム1aが上昇を開始して次第に急傾斜となって行っても仰臥をしている人が、背中を前方に押されてずり落ちることが防止される。
【0038】
尚、上述したとおり、膝ボトム1bの上昇開始は、この他、背ボトム1aの上昇開始と同時又は、その後とすることもできる。
【0039】
以上のごとくして、背ボトム1aの上昇と膝ボトム1bの上昇が、図6の状態からそのままずっと進行して行くものとすると、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが成す角度が次第に狭まっていくので、仰臥をしている人の下腹部がそれらによって次第に屈曲されていって、終いには圧迫感を感じるようになってしまう。
【0040】
このような不都合を防止するためには、前記背ボトム1aは所定の上昇位置まで上昇させるが、前記膝ボトム1bは、前記背ボトム1aが最も傾斜した状態に至る前に、予め設定されている最も高い上昇位置(図7の状態)を経て図8に示すように下降させるように制御すれば良い。そして、このような膝ボトム1bの下降の制御は、経過時間に基づき、操作を行ってからの経過時間が設定値に至ったら下降を行ったり、前記背ボトム1aと仰臥をしている人との間に圧力センサを設置して、圧力が設定値に至った場合に下降を行うというような制御を行うことができる。
【0041】
こうして膝ボトム1bが下降することにより、背ボトム1aが更に上昇して急角度になっても、膝ボトム1bの角度は次第に小さくなるため、図8に示すように前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが成す角度は狭くならず、従って仰臥をしている人の下腹部が前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bによって次第に屈曲されていって、圧迫感を感じるようになることを防止することができる。
【0042】
尚、以上は本発明を適用した背ボトム1aと膝ボトム1bの制御動作を、全てのボトムが下降して平らな状態から、前記背ボトム1aを回動により上昇させて傾斜状態とする場合の動作として説明しているが、前記背ボトム1aが回動により上昇して最も傾斜した状態から、全てのボトムを下降して平らな状態とする場合の動作は、上昇させる場合とちょうど逆の経過を辿るので、この説明は省略している。
【0043】
この下降の際の動作においても、前記膝ボトム1bがある位置に上昇している状態又は最も高い位置に上昇して、以降は下降するという動作が行われるので、下降の際にも前記膝ボトム1bのこのような動作により、ボトム上に仰臥をしている人のずれを防止することができ、ボトム全体が平らになった時の仰臥をしている人のズレを抑制して、介護者が仰臥している位置を元に戻す手間を省くことができる。
【0044】
尚、本発明では、場合によっては、背ボトム1aと膝ボトム1bは、全てのボトムが下降して平らな状態から、前記背ボトム1aを回動により上昇させて傾斜状態とする場合の動作とは異なった連携動作で、下降して平らな状態とすることもできる。例えば、前記背ボトム1aを下降させる場合においては、前記背ボトム1aの下降に先んじて、まず前記膝ボトム1bを上昇させるようにすることもできる。
【0045】
次に本発明におけるボトムの昇降制御方法の夫々の実施の形態における制御の流れを図11〜図14を参照して説明する。
【0046】
まず図11は請求項2に記載された本発明の第2の実施形態における制御の流れを説明する流れ図であり、この動作を説明する。
【0047】
まずステップS1において操作スイッチSW1〜SW6(リモートコントローラ等に設けたスイッチを含む)のいずれかがONとされることにより、コントローラ7に対応する昇降動作指令が発せられると、ステップS2において、その昇降動作指令が、背ボトム1aと膝ボトム1bを連携させた上昇動作指令か、その他の動作指令、即ち、連携した下降動作指令か、単独の昇降動作指令かを判定する。結果、昇降動作指令が、連携させた上昇動作指令では無いと判定された場合にはステップS3に移行して、夫々の指令に対応した昇降動作が行われる。
【0048】
一方、ステップS2において連携させた上昇動作指令として判断された場合には次のステップS4に移行して、位置検出手段3a,3bの出力信号を参照し、背ボトム1aと膝ボトム1bが下限位置、即ち水平状態か否かを判定する。
【0049】
結果、下限位置でないと判定された場合には、何も動作をせず、次のステップS1における動作指令を待つ。一方、下限位置であると判定された場合には、ステップS5に移行して、動作指令通り、背ボトム1aと膝ボトム1bの連携させた上昇動作が行われる。
【0050】
この方法によれば、上述したとおり、各ボトムが下限位置に存在しない場合には、操作指令手段により制御手段に連携した上昇動作指令を発しても、昇降動作は何も起こらないため、夫々のボトムが上昇していた位置から連携した上昇動作が行われて、各ボトムが必要以上に上昇してしまうということは起こらず、安全である。しかしながら、この方法では、連携した上昇動作指令以外の指令に対しては、前記制御手段は対応するボトムの昇降動作を行うことができる。例えば、前記操作指令手段により、連携した下降動作指令を発するか又は各ボトムの独立した下降動作指令を発することにより、背ボトムと膝ボトムを下限位置まで下降させれば、以後、前記操作指令手段により前記制御手段に連携した上昇動作指令を発することにより、前記背ボトムと前記膝ボトムの連携した上昇動作を行わせることができる。
【0051】
次に図12は本発明の第3の実施形態における制御の流れを説明する流れ図であり、この動作を説明する。
【0052】
この制御の流れにおいて、ステップS11〜ステップS14における夫々の動作は、上記ステップS1〜S4の動作と同様であるので、重複する説明は省略する。
【0053】
この第3の実施の形態では、ステップS4において、背ボトム1aと膝ボトム1bが下限位置であると判定された場合には、ステップS5に移行して、動作指令通り、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携させた上昇動作が行われる。一方、下限位置でないと判定された場合には、ステップS16に移行して、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bを下限位置まで下降動作させる。
【0054】
この方法によれば、上述したとおり、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが下限位置に存在しない場合において、操作指令手段によりコントローラ7に、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携した上昇動作指令を発した場合には、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bを自動的に下限位置まで下降させて、上昇動作指令により連携した上昇動作が可能な状態にもたらされる。このような状態にもたらされた後、操作指令手段から、再び、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携した上昇動作指令を発すれば、今度は、連携した上昇動作を行わせることができる。
【0055】
次に図13は本発明の第4の実施形態における制御の流れを説明する流れ図であり、この動作を説明する。
【0056】
この制御の流れにおいて、ステップS21〜ステップS26における夫々の動作は、上記ステップS11〜S16の動作と同様であるので、重複する説明は省略する。
【0057】
この第4の実施の形態では、ステップS26において背ボトム1aと膝ボトム1bの下降動作が行われている際、ステップS27において、位置検出手段3a,3bの出力信号を参照し、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが下限位置、即ち水平状態か否かを判定し、下限位置でないと判定された場合にはステップS26に移行して下降動作が継続され、また下限位置であると判定された場合には、ステップS28に移行して前記背ボトム1a前記膝ボトム1bの連携した上昇動作を行わせることができる。
【0058】
この方法によれば、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが下限位置に存在しない場合において、操作指令手段によりコントローラ7に、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携した上昇動作指令を発した場合には、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bを自動的に下限位置まで下降させて、上昇動作指令により連携した上昇動作が可能な状態にもたらした後、更に自動的に連携した上昇動作を行わせることができる。
【0059】
次に図14は本発明の第5の実施形態における制御の流れを説明する流れ図であり、この動作を説明する。
【0060】
まずステップS31において操作スイッチSW1〜SW6(リモートコントローラ等に設けたスイッチを含む)のいずれかがONとされることにより、コントローラ7に対応する昇降動作指令が発せられると、ステップS32において計時を開始する。次いでステップS33においては、昇降動作指令が、背ボトム1aと膝ボトム1bを連携させた上昇動作指令か、その他の動作指令、即ち、連携した下降動作指令か、単独の昇降動作指令かを判定する。結果、昇降動作指令が、連携させた上昇動作指令では無いと判定された場合にはステップS34に移行して、夫々の指令に対応した昇降動作が行われる。
【0061】
一方、ステップS33において連携させた上昇動作指令として判断された場合には次のステップS35に移行して、位置検出手段3a,3bの出力信号を参照し、背ボトム1aと膝ボトム1bが下限位置、即ち水平状態か否かを判定する。
【0062】
その結果、ステップS35において、背ボトム1aと膝ボトム1bが下限位置であると判定された場合には、ステップS36に移行して、動作指令通り、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携させた上昇動作が行われる。一方、下限位置でないと判定された場合には、ステップS37に移行して、連携させた上昇動作指令に対する指令フラグの有無を判定する。
【0063】
ここで指令フラグが無い場合、即ち、連携させた上昇動作指令が最初に発せられた場合には、ステップS38において指令フラグを有とした後、ステップS31において操作指令が再び発せられるまで待機する。
【0064】
次いである時間が経過してステップS31において再び昇降動作指令が発せられて、上述した各ステップを経てステップS37に至った場合には、指令フラグが有であるため、次のステップS39に移行して、計時時間tを設定時間Tと比較する。
【0065】
比較の結果、計時時間が設定時間よりも短い場合、即ち、最初の連携上昇動作指令から設定時間を経過せずに、再び連携上昇動作指令があった場合には、次のステップS41に移行する。ステップS41は上記ステップS26に相当するステップであり、ステップS41、ステップS42、ステップS36における動作は、上記ステップS26、ステップS27、ステップS28の動作と同様であるので重複する説明は省略する。
【0066】
一方、ステップS39において比較の結果、計時時間が設定時間よりも長い場合、即ち、最初の連携上昇動作指令から設定時間を経過した後に、再び連携上昇動作指令があった場合には、ステップS40において計時をクリアとした後、ステップS31において操作指令が再び発せられるまで待機する。
【0067】
この方法によれば、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bが下限位置に存在しない場合において、操作指令手段によりコントローラ7に、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bの連携した上昇動作指令を発した場合には、コントローラ7は、この最初の上昇動作指令では、何らの動作も行わずに待機し、次に所定の設定時間内に再び上昇動作指令が発せられた時に、上昇動作指令であると解釈して、前記背ボトム1aと前記膝ボトム1bを自動的に下限位置まで下降させて、上昇動作指令により連携した上昇動作が可能な状態にもたらした後、更に自動的に連携した上昇動作を行わせることができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明では、仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えた仰臥台において、夫々のボトムは、夫々独立した昇降動作と、連携した昇降動作とを選択的に行えるように構成していることから、独立操作用スイッチを交互に又は同時に操作して背ボトムと膝ボトムの昇降形態を調節するものと比較して操作が簡単であって、慣れを必要とせず、また背ボトムと膝ボトムの夫々に最適な昇降形態をいつも再現することができるという利点がある。
【0069】
また背ボトムと膝ボトムの昇降を機械的な連動機構により連動させるものと比較して、昇降形態をきめ細かく設定することができると共に、その調整も容易であり、身体のずり落ちと圧迫感等の不快感の両方を効率的に防止することができる。
【0070】
特に、本発明では、経過時間を用いて背ボトムと膝ボトムの連携した昇降動作を行う手法では、前記背ボトムと前記膝ボトムの夫々の位置を連続的に検出する手段を設ける必要がないので、コストを低減することができる。
【0071】
そして本発明では、背ボトムと膝ボトムの下限位置を検出する位置検出手段を設け、制御手段は各ボトムの位置検出手段が下限位置を検出していることを条件として各ボトムの連携した上昇動作を行わせるようにしているので、この方法によれば、操作指令手段により前記制御手段に、各ボトムの連携した上昇動作を指令しても、前記制御手段は各ボトムが下限位置に至ってない限り、各ボトムの連携した上昇動作を行わないので、夫々のボトムが上昇していた位置から、更に上昇してしまうということは起こらず、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるボトムの昇降制御方法を適用するベッドの一例を示す全体の側面図であり、背ボトムと膝ボトムが連携動作により上昇させられた状態を示している。
【図2】 本発明におけるボトムの昇降制御方法を適用するベッドの一例を示す全体の側面図であり、背ボトムと膝ボトムが下限位置まで下降させられて、ボトム全体が平らとなった状態を示している。
【図3】 本発明におけるボトムの昇降制御方法を適用するベッドの制御機構の一例を示す説明図である。
【図4】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合のボトムの全体形状を示す側面図で、全てのボトムが下降していて平らな状態を示している。
【図5】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合の昇降動作における他の局面のボトムの全体形状を示す側面図である。
【図6】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合の昇降動作における更に他の局面のボトムの全体形状を示す側面図である。
【図7】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合の昇降動作における更に他の局面のボトムの全体形状を示す側面図である。
【図8】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合の昇降動作における更に他の局面のボトムの全体形状を示す側面図である。
【図9】 本発明におけるボトムの昇降制御方法をベッドに適用した場合の昇降動作における更に他の局面のボトムの全体形状を示す側面図である。
【図10】 本発明におけるボトムの制御方法を適用した場合の、時間経過に対する背ボトムと膝ボトムの傾斜角度の変化の一例を示す説明図である。
【図11】 本発明におけるボトムの昇降制御方法の第2の実施形態における制御の流れを示す流れ図である。
【図12】 本発明におけるボトムの昇降制御方法の第3の実施形態における制御の流れを示す流れ図である。
【図13】 本発明におけるボトムの昇降制御方法の第4の実施形態における制御の流れを示す流れ図である。
【図14】 本発明におけるボトムの昇降制御方法の第5の実施形態における制御の流れを示す流れ図である。
【符号の説明】
1a 背ボトム
1b 膝ボトム
1c 足ボトム
2 ベッド
3a,3b 位置検出手段
4 フットボード
5 操作パネル
6 ベッドフレーム
7 コントローラ
M1,M2 電動機
SW1〜SW6 スイッチ

Claims (2)

  1. 仰臥をしている人の背中の部分を昇降させるための背ボトムと、仰臥をしている人の膝の部分を昇降させるための膝ボトムを備えており、夫々のボトムは、夫々に設けた昇降機構により昇降可能に構成しているベッド等の仰臥台において、夫々の上記ボトムは、夫々に設けた昇降機構により、夫々独立した昇降動作と、連携した昇降動作とを、操作指令手段により制御手段に選択的に指令して行えるように構成すると共に、上記ボトムを支持するベッドフレーム適所には上記ボトムの下限位置を検出する位置検出手段を設け、前記制御手段は各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出していることを条件として各ボトムの連携した上昇動作を行わせるようにし、前記制御手段は、各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出していない場合には、前記操作指令手段からの連携した上昇動作指令に対して、その発せられた時点から計時を開始して待機し、所定時間内に前記操作指令手段から再び連携した上昇動作指令が発せられた場合には、各ボトムを下降動作させると共に、これにより各ボトムの前記位置検出手段が下限位置を検出した後に、各ボトムの連携した上昇動作を行わせるようにしたことを特徴とするベッド等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法。
  2. 前記背ボトムと前記膝ボトムの連携した上昇動作は、全てのボトムが下降している平らな状態から、まず前記膝ボトムの上昇を開始すると共に、この上昇開始時点から適宜時間経過時に前記背ボトムの上昇を開始し、前記膝ボトムは、設定されている最も高い上昇位置を経て下降させると共に、前記背ボトムは所定の上昇位置まで上昇するように制御して行うものとし、前記膝ボトムの上昇開始時点から遅れて、前記背ボトムが上昇を開始する時点及び/又は前記膝ボトムが最も高い上昇位置に至った時点は、前記膝ボトムが上昇を開始した時点からの経過時間により判断することを特徴とする請求項1に記載のベッド等の仰臥台におけるボトムの昇降制御方法。
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