JP2003262529A - ナビゲーション装置及びサーバ装置 - Google Patents

ナビゲーション装置及びサーバ装置

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JP2003262529A
JP2003262529A JP2002063774A JP2002063774A JP2003262529A JP 2003262529 A JP2003262529 A JP 2003262529A JP 2002063774 A JP2002063774 A JP 2002063774A JP 2002063774 A JP2002063774 A JP 2002063774A JP 2003262529 A JP2003262529 A JP 2003262529A
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Seishi Kotani
清史 小谷
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で広告地を中継地(寄り道先)と
したリルートを行うことができるナビゲーション装置を
提供することである。 【解決手段】 出発地から目的地までの経路案内を行う
ナビゲーション装置において、経路案内中に受信した広
告情報60aを表示すると、該広告情報の位置を中継地
として走行予定経路を表示するか否かの選択を促し、前
記広告情報の位置を中継地とする場合は、現在位置から
前記中継地を経由して前記目的地までの走行予定経路を
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出発地から目的地
までの経路案内を行うナビゲーション装置、及びナビゲ
ーション装置と通信するサーバ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ナビゲーション装置はGPS
(Global Positioning System)受信機等の現在位置検
出部によって現在位置の情報を取得し、CD−ROMや
DVD−ROM等の記録媒体に記録されている地図情報
を読み出して、現在位置周辺の地図を表示部に表示する
とともに、現在位置を表示や音声で案内する構成であっ
た。また、目的地を入力することで現在位置から目的地
までの走行予定経路を算出して経路案内することも可能
であった。
【0003】ところで、ネットワークを介してサーバ装
置から地図情報や走行予定経路等を受信するナビゲーシ
ョン装置が、車載用や携帯電話用等に開発されている。
このナビゲーション装置によれば、地図情報等を記録し
た記録媒体を必要とせず、必要な情報は適時サーバ装置
から受信すればよいので、低コストなナビゲーション装
置を提供することができる。また、短い周期で変わる地
図情報等への対処もサーバ装置の情報を更新するだけで
よい。
【0004】例えば、ネットワークを利用できるナビゲ
ーション装置においては、特開平8−138193号公
報に開示されているように、広告情報を提供している店
舗について、その位置及び広告情報を表示部に重ねて表
示することができる。これにより、どの場所にどんな店
舗があるのかを知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平8−138193号公報においては、経路案内に
関する記載はない。そこで、従来の経路案内の機能を適
用すると、ある目的地へ経路案内中に広告情報を提供し
ている店舗に立ち寄りたい場合、目的地をその店舗に設
定し直して経路案内を利用し、店舗を出発するときに再
び本来の目的地に設定するか、又は現在の経路案内を外
れて地図を頼りにその店舗まで移動するかのどちらかで
ある。これらの場合、目的地を何度も設定し直さなけれ
ばならない煩わしさや走行予定経路から外れたときの耳
障りな音声ガイドにより、使い勝手が悪いものとなって
しまう。
【0006】これは、経路案内中に走行予定経路を外れ
て寄り道をする場合に生じる状況であり、通常ナビゲー
ション装置を利用しているときに頻繁に発生する事態で
ある。
【0007】本発明は、中継地(寄り道先)を指定した
経路案内により、使い勝手の良いナビゲーション装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、出発地から目的地までの経路案内を行うナ
ビゲーション装置において、経路案内中に受信した広告
情報を表示すると、該広告情報の位置を中継地として走
行予定経路を表示するか否かの選択を促し、前記広告情
報の位置を中継地とする場合は、現在位置から前記中継
地を経由して前記目的地までの走行予定経路を表示する
ことを特徴とする。
【0009】このように、簡単な操作で広告情報の位置
を中継地とした走行予定経路を提供することにより、広
告情報を見たユーザは経路案内に従って道を間違うこと
なく広告情報の位置に寄り道することができる。そし
て、再び経路案内に従い本来の目的地に向かうことがで
きる。
【0010】また本発明は、出発地から目的地までの経
路案内を行うナビゲーション装置と通信するサーバ装置
において、前記ナビゲーション装置の走行予定経路を送
信した後に、前記ナビゲーション装置より中継地を受信
すると、ナビゲーション装置の現在位置から前記中継地
を経由して前記目的地までの走行予定経路を算出し、該
走行予定経路を前記ナビゲーション装置へ送信すること
を特徴とする。
【0011】このように、サーバ装置が走行予定経路を
送信した後に、ナビゲーション装置で中継地が設定され
ても、サーバ装置は中継地を考慮して走行予定経路を算
出し、ナビゲーション装置に送信することにより、移動
中に食事や給油等で走行予定経路を外れて寄り道する場
合でも、簡単に走行予定経路を変更することができる。
【0012】また本発明は、ナビゲーション装置から経
由地を受信しこの経由地を経由した経路情報を前記ナビ
ゲーション装置に送信するサーバ装置において、前記経
由地が広告情報を伴う経由地であった場合は、この経路
情報の送信費用を前記広告情報の広告主負担にすること
を特徴とする。
【0013】このように、広告情報を伴う経由地のリル
ート費用を広告主負担にするというサービスができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のナビゲーション
装置とサーバ装置を用いた通信システムの概略構成図で
ある。10はナビゲーション装置であり、11はナビゲ
ーション装置10と通信するサーバ装置、12はサーバ
装置11に接続されたデータベースである。データベー
ス12は各縮尺の地図情報13と地図情報13に付加で
きる広告情報14を有している。
【0015】サーバ装置11は、ナビゲーション装置1
0からの要求により、データベース12より地図情報1
3や広告情報14を読み出してナビゲーション装置10
へ送信する。なお、ナビゲーション装置10とサーバ装
置11間の通信は、無線通信できれば特に限定はなく、
例えば、インターネットを介して通信する場合は、自動
車電話や携帯電話等の電話網を利用することができる。
【0016】図2は、ナビゲーション装置10の概略構
成図である。20はGPS(GlobalPositioning Syste
m)受信機、速度センサ、及びジャイロ等を用いて現在
位置、進行方向、速度、及び高度等の情報を得る現在位
置検出部であり、21はサーバ装置11との通信を制御
する通信制御部、22は通信制御部21に接続され無線
通信するためのアンテナである。
【0017】また、23は地図情報や現在位置を表示す
る液晶ディスプレイ等からなる表示部であり、24はユ
ーザが目的地の設定等の入力を行う入力部、25は受信
した地図情報、広告情報や経路等を記憶するRAM、2
6はナビゲーション装置10の動作に必要なプログラム
を記憶しているROM、27はROM26のプログラム
に基づいてナビゲーション装置10を制御するマイクロ
コンピュータ等で構成された制御部である。
【0018】次に、経路案内時のナビゲーション装置1
0とサーバ装置11の動作について説明する。ユーザが
ナビゲーション装置10の入力部24を操作して目的地
を入力し、経路検索実行ボタン(不図示)を押下する
と、ナビゲーション装置10は現在位置と目的地との位
置情報をサーバ装置11へ送信する。この位置情報を受
信したサーバ装置11は、データベース12へアクセス
して現在位置から目的地までの地図情報を用いて走行予
定経路を算出する。
【0019】そして、サーバ装置11は走行予定経路と
必要な地図情報とをナビゲーション装置10へ送信す
る。走行予定経路等を受信したナビゲーション装置10
は受信データをRAM25に記憶するとともに、表示部
23に現在位置と重ねて表示する。
【0020】次に、経路案内の中継地として広告情報の
位置を設定する場合について説明する。データベース1
2の広告情報14は、広告主がサーバー側に表示を依頼
する情報であり、通常は有料である。この広告情報14
は地図情報に重ねたり、地図情報とは分別したりして適
時、表示部23に表示される。なお、広告情報の表示/
非表示はユーザが設定できるようにしてもよい。
【0021】ここで、広告情報の画像の表示例を示す。
図5は、広告情報を地図情報に重ねて表示したときの画
像50の一例を示す図である。図5において破線が走行
予定経路を示し、広告を提供している店の位置が地図上
に表示されている。ユーザは入力部24を操作して地図
上の広告情報の位置を選択ことにより、所望の広告情報
の内容を見ることができる。例えば、画像50上の「A
亭」を選択すると、図6に示す画像60が表示される。
画像60は「A亭」の広告情報60aと経路案内の画像
60bとから構成されている。画像60aには「このポ
イントを中継地にしますか」というメッセージ表示がな
されている。
【0022】ユーザはこの「A亭」に立ち寄りたいとき
は、決定ボタン(不図示)を押下する。一方、立ち寄ら
ないときはキャンセルボタン(不図示)を押下すること
により、元の図5に示した画像50の表示に切り換わ
る。図6の状態で決定ボタンが押下されると、ナビゲー
ション装置10は「A亭」の位置情報と現在位置とをサ
ーバ装置11へ送信する。「A亭」の位置情報を受信し
たサーバ装置11は、ナビゲーション装置10の現在位
置から「A亭」を経由して目的地Xまでの走行予定経路
を算出する。
【0023】算出された走行予定経路はナビゲーション
装置10に送信され、ナビゲーション装置10は表示中
(画像60b)の走行予定経路に替えて、受信した「A
亭」を経由する走行予定経路を有した図7の画像70を
表示する。ここで、決定ボタンが押下されてから「A
亭」経由の経路が表示されるまでのリルートに係る通信
費用はナビゲーション装置側でなく、A亭側の負担とな
る。なお、ナビゲーション装置はリルート前の経路を記
憶しており、リルートをキャンセルしたときは、通信費
を要することなく経路案内を戻すことができる。また、
図示しないが、ナビゲーション装置は「A亭」を経由し
た経路と経由しない経路を同時に表示してもよい。
【0024】このようにして、広告の情報を表示してい
る画面にそこを経由地としたリルートの案内を行うため
に、簡単な操作でリルートすることができる。また、通
信費用が発生する場合は広告主の負担にすることができ
る。
【0025】また、広告情報の他の表示例として、図8
に、地図情報と広告情報とを分別して表示した画像80
の一例を示す。画像80は「A亭」の広告情報及び「B
石油」の広告情報とからなる画像80aと、「A亭」及
び「B石油」の位置を表示した経路案内の画像80bと
から構成されている。画像60bには、それぞれの広告
情報上に「中継地に設定」というボタン81、82が設
けられている。
【0026】ユーザはこの「A亭」に立ち寄りたいとき
は、ボタン81を押下する。ボタン81が押下される
と、上記と同様の動作によりナビゲーション装置10は
図7に示した画像70を表示する。なお、画像80aの
ようにして表示される広告情報は、表示中の地図情報に
その位置を表示できるものが表示され、現在位置の移動
とともに変化する。
【0027】また、広告情報の更に他の表示例として、
図9に、地図情報と表示する広告情報の種別とを表示し
た画像90の一例を示す。画像90は広告情報の種別の
一覧を示す画像90aと、経路案内の画像90bとから
構成されている。そして、ユーザにより所望の種別ボタ
ン91〜97が押下される。
【0028】例えば、種別ボタン91〜97の中からガ
ソリンスタンド91が押下されると、ナビゲーション装
置10は、図10に示すようにガソリンスタンドの広告
情報を表示した画像100を表示する。画像100はガ
ソリンスタンドの名称の一覧を示す画像100aと、地
図情報に重ねてガソリンスタンドの広告情報をその位置
に表示した経路案内の画像100bとから構成されてい
る。なお、画像100のようにして表示される広告情報
は、表示中の地図情報にその位置を表示できるものが表
示され、現在位置の移動とともに変化する。
【0029】そして、ユーザが立ち寄りたいガソリンス
タンドの名称ボタン101〜103を押下する。例え
ば、ボタン101が押下されると、ナビゲーション装置
10はサーバ装置11と通信し、現在位置から「B石
油」を経由して目的地Xまでの走行予定経路を表示す
る。
【0030】このように、簡単な操作で広告情報の位置
を中継地とした走行予定経路を提供することにより、広
告情報を見たユーザは経路案内に従って道を間違うこと
なく広告情報の位置に寄り道することができる。そし
て、再び経路案内に従い本来の目的地に向かうことがで
きる。
【0031】なお、本発明において、地図情報はナビゲ
ーション装置に光ディスク装置を設けてCD−ROMや
DVD−ROM等を再生して読み出してもよい。その場
合は、ナビゲーション装置10で走行予定経路を算出で
きるようにすることができる。
【0032】本発明のナビゲーション装置は、ポータブ
ル用、車載用の他に、携帯電話、PDA(携帯情報端
末)、パーソナルコンピュータ等に搭載することもでき
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ナビゲーション装置
が、経路案内中に受信した広告情報を表示すると、該広
告情報の位置を中継地として走行予定経路を表示するか
否かの選択を促す。これにより簡単な操作で、広告情報
の位置を中継地とする場合は、現在位置から目的地まで
の走行予定経路に替えて現在位置から中継地を経由して
目的地までの走行予定経路を表示することにより、広告
情報を見たユーザは経路案内に従って道を間違うことな
く広告情報の位置に寄り道することができる。そして、
再び経路案内に従い本来の目的地に向かうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーション装置とサーバ装置を用
いた通信システムの概略構成図である。
【図2】本発明のナビゲーション装置の概略構成図であ
る。
【図3】広告情報を地図情報に重ねて表示したときの画
像の一例を示す図である。
【図4】広告情報と経路案内の画像を示す図である。
【図5】「A亭」を経由する経路案内の画像を示す図で
ある。
【図6】地図情報と広告情報とを分別して表示した画像
の一例を示す図である。
【図7】地図情報と表示する広告情報の種別とを表示し
た画像の一例を示す図である。
【図8】地図情報とガソリンスタンドの広告情報を表示
した画像を示す図である。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 11 サーバ装置 14 広告情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/00 G09B 29/00 F 29/10 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HB25 HC08 HC11 HC27 HD03 HD16 2F029 AA01 AB01 AB07 AB13 AC01 AC02 AC04 AC13 AC14 AC16 5H180 AA01 BB04 BB05 CC12 FF05 FF22 FF24 FF27 FF33 FF35 FF38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地から目的地までの経路案内を行う
    ナビゲーション装置において、 経路案内中に受信した広告情報を表示すると、該広告情
    報の位置を中継地として走行予定経路を表示するか否か
    の選択を促し、前記広告情報の位置を中継地とする場合
    は、現在位置から前記中継地を経由して前記目的地まで
    の走行予定経路を表示することを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】 出発地から目的地までの経路案内を行う
    ナビゲーション装置と通信するサーバ装置において、 前記ナビゲーション装置の走行予定経路を送信した後
    に、前記ナビゲーション装置より中継地を受信すると、
    ナビゲーション装置の現在位置から前記中継地を経由し
    て前記目的地までの走行予定経路を算出し、該走行予定
    経路を前記ナビゲーション装置へ送信することを特徴と
    するサーバ装置。
  3. 【請求項3】 ナビゲーション装置から経由地を受信し
    この経由地を経由した経路情報を前記ナビゲーション装
    置に送信するサーバ装置において、 前記経由地が広告情報を伴う経由地であった場合は、こ
    の経路情報の送信費用を前記広告情報の広告主負担にす
    ることを特徴とするサーバ装置。
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