JP2003262456A - 冷蔵庫等の扉開閉装置 - Google Patents

冷蔵庫等の扉開閉装置

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JP2003262456A JP2002059443A JP2002059443A JP2003262456A JP 2003262456 A JP2003262456 A JP 2003262456A JP 2002059443 A JP2002059443 A JP 2002059443A JP 2002059443 A JP2002059443 A JP 2002059443A JP 2003262456 A JP2003262456 A JP 2003262456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫等の扉を左右のいずれからでも自動的
に開放できる機構を提供するとともに、さらに、自動扉
開放装置の駆動ユニットのストロークを短縮して小さな
発生力で自動開放できるようにして、使い勝手を良好に
した扉開閉装置を提供する。 【解決手段】 本体貯蔵室2の前面開口部に設けられ、
前面開口部の左右両側に設けたヒンジピン11を扉7の両
端上下面に形成したカム溝17に保持し、一側方からの開
扉動作によってカム溝がヒンジピンと係合して移動する
ことにより扉を開扉側方向に偏移させ、前記偏移により
他側方のヒンジピンをカム溝内に軸支することで左右両
方向からの開扉を可能とした扉を有するとともに、スイ
ッチ9の操作により突出部材26が突き出して扉面を押圧
し開扉する扉開放機構21を前面開口部の両側に備えたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫等の扉開閉
装置に係り、特に左右いずれからでも開閉できる扉開閉
機構の自動開放装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫は食生活の多様化とともに
収納量も大型化傾向にあり、特に家庭用冷蔵庫において
は収納内容積が400リットルを超えるクラスが主流に
なり、冷蔵庫本体の高さや幅寸法も大きくなる傾向にあ
る。
【0003】これにともなって、冷蔵室や冷凍室、野菜
収納室の扉も大型化しており、特に貯蔵容積の大きい冷
蔵室の扉内側における収納ポケットは、高さと幅寸法の
拡大とともに奥行き寸法も増大して多くの食品を収納す
る傾向にあり、扉自体が大きいこともあって、開扉のた
めに大きな力を必要とし、非力な女性や高齢者の場合は
負担が大きくなる問題があった。
【0004】上記問題に対応する構成として、近年、使
用者のスイッチ操作により本体側からノックピンが突出
して扉面を押圧し開扉する扉開放機構を備えた冷蔵庫が
市場に供されており、扉の開放に負担を要しない商品と
して評価されている。
【0005】また一方、設置スペースが狭い台所等に大
形冷蔵庫を設置した場合、開閉扉の方向が一方向に固定
されていると、扉の開閉が困難になったり、通行に支障
を生じたりするだけでなく、使い勝手が悪くなる欠点を
有するものであり、これを改良するため、扉を左右のど
ちら側からでも開閉できる扉開閉機構を具備した冷蔵庫
も存在するが、この左右両開き機構と前記自動開放機構
の双方の機能を備えた冷蔵庫は存在しなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記左
右両開き機構を有する冷蔵庫等の扉開閉装置の場合、通
常の左右いずれかの片開き扉構造と相違して、扉荷重
は、開扉角度が10度程度までは、ヒンジ座面ではな
く、扉下面に取り付けたガイドローラに対向する位置に
冷蔵庫本体側から突出させた扉受け板で受ける構成であ
り、さらに開扉時には、開放側の半軸支状態を解除し、
枢支側を軸支状態とするため、扉本体を開扉側に偏移さ
せる支承構成であることから、この偏移機構部の摩擦お
よび本体側に吸着しているガスケット部の摩擦力等によ
り、扉内側ポケット内に食品を収納した状態での開扉力
は通常の片開き扉の場合の最大値30Nに対して3〜4
倍に増大するものであり、扉自動開放機構の駆動ユニッ
トにおけるソレノイド等の発生力を増大させる必要があ
る。
【0007】また、従来の片開き機構では、ガスケット
が本体面から剥離するまでの開扉角度が1度程度、距離
にして3mm程度のわずかな突出量であったものが、前
記両開き扉の場合は、10度程度までは扉荷重が前記扉
受け板に掛かりながら移動する構成のため、自動開放機
構の駆動ユニットにおけるプランジャーのストロークが
足りなかった。
【0008】前記状態において開扉を可能とするために
は、駆動ユニットの発生力とストロークを増大する必要
があるが、これは、大幅なコストアップと駆動ユニット
の外形寸法の増大を伴うものであり、冷蔵庫本体の外形
サイズや消費電力、あるいは騒音値が増大する懸念があ
った。
【0009】本発明はこれらの点に着目してなされたも
ので、冷蔵庫等の扉を左右のいずれからでも自動的に開
放できる機構を提供するとともに、さらに、自動扉開放
装置の駆動ユニットのストロークを短縮して小さな発生
力で自動開放できるようにして、使い勝手を良好にした
扉開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の冷蔵庫等の扉開閉装置の発明は、本
体貯蔵室の前面開口部に設けられ、前面開口部の左右両
側に設けたヒンジピンを扉の両端上下面に形成したカム
溝に保持し、一側方からの開扉動作によってカム溝がヒ
ンジピンと係合して移動することにより扉を開扉側へ幅
方向に偏移させ、前記偏移により他方側のヒンジピンを
カム溝内に軸支することで左右両方向からの開扉を可能
とした扉を有するとともに、スイッチ操作により突出部
材を突き出して扉面を押圧し開扉する扉開放機構を前面
開口部の両側に備えたことを特徴とするものである。
【0011】この構成により、扉を左右のどちら側から
でも開閉できる扉開閉機構を具備した冷蔵庫の扉を開扉
スイッチへのタッチで自動的に開放させることができ
る。
【0012】請求項2記載の発明は、扉開放機構におけ
る突出部材の突き出し方向を、それぞれ扉の外側面方向
に指向するよう傾斜させたことを特徴とするものであ
り、この構成により、開扉当初の押圧発生力は扉の移動
方向に指向して発生するため、扉開放ユニットのソレノ
イド発生力を増大しなくても自動で開扉させることがで
きる。
【0013】請求項3記載の発明は、両側にそれぞれ設
けた扉開放機構を、扉開放側を動作させた後に扉枢支側
を動作させるよう時間差を有して動作させたことを特徴
とするものである。
【0014】この構成により、扉開放ユニットのソレノ
イド発生力を増大せずとも開扉できるとともに、プラン
ジャーのストロークをも長くする必要がなく、コストア
ップを防止して効率的動作により機構装置の小型化をは
かることができる。
【0015】請求項4記載の発明は、扉開放機構の突出
部材の押圧により扉を開放動作させると同時に、前記押
圧で扉に設置した作動部材を変位させて本体側に当接さ
せることにより反発力で開扉力を付与し、且つ、扉を開
扉側へ幅方向に偏移させて扉の他側を軸支するようにし
たことを特徴とし、請求項5記載の発明は、作動部材を
てこ機構としてその作用点を本体側の当接部材に当接さ
せることで扉を開扉方向へ変位させ、前記当接部材と扉
側のガイドリブとの係合により扉を幅方向に偏移させた
ことを特徴とするものである。
【0016】これらの構成により、最も大きな開扉力を
必要とする開扉当初のガスケットを本体側から引き剥が
す段階、および扉を幅方向に移動させる段階を、てこ作
用でおこなうことができるため、効率的であり、少ない
扉開放機構の発生力での開扉が可能となる。
【0017】請求項6記載の発明は、扉の一側に設けた
てこ機構を、一側端から作用点、支点、力点の順に配置
したことを特徴とするものであり、この構成によれば、
扉開放ユニットの位置をより扉の幅方向の内方に配置す
ることができ、プランジャーのストロークを長くせずと
も開扉のための移動量が得られるとともに、内方配置で
あっても大きな力を必要とする開扉当初はてこ機構で対
応できるためソレノイドの発生力も増大するする必要が
ない。
【0018】請求項7記載の発明は、開放側の扉開放機
構の動作によるてこ機構の力点が移動した後に、枢軸側
の扉開放機構を動作させることを特徴とするものであ
り、扉開放ユニットのソレノイド発生力を低減でき、プ
ランジャーのストロークも短くすることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の1実
施形態について説明する。図1および図2は本発明に係
る冷蔵庫の閉扉状態および冷蔵室扉を開扉した外観を示
す正面図であり、外箱と内箱とこれら内外箱間に断熱材
を発泡充填した断熱箱体で形成された冷蔵庫本体(1)
は、内箱内部に貯蔵空間として最上部に冷蔵室(2)、
その下方には野菜室(3)続いて、断熱仕切壁を介して
製氷貯氷室(4)と温度切替室(5)とを左右に区分し
て併置しており、最下部には冷凍室(6)を独立して配
置し、各貯蔵室の前面開口には各々専用の扉を設けて開
閉自在に閉塞している。
【0020】最も大きな収納容積を有する冷蔵室(2)
の開口部前面には、これを開閉すべく冷蔵室扉(7)が
設置されている。
【0021】冷蔵室扉(7)周縁の前記開口部に対応す
る部位には軟質合成樹脂からなるマグネットガスケット
を取着して、閉扉の際はマグネットの磁力によりガスケ
ットを冷蔵室(2)の開口部周縁に吸着させることによ
り、冷蔵室(2)内と外部とを気密に断熱シールし、熱
漏洩を防止している。
【0022】冷蔵室(2)の下部に配置した野菜室
(3)、製氷貯氷室(4)、温度切替室(5)、および
冷凍室(6)は、扉に取り付けられ貯蔵室内の奥方向に
延出する図示しない枠体と庫内壁面とのレール機構によ
り、枠体に載置した各収納容器とともに、それぞれが前
後方向に庫外に引き出す引出し扉方式としている。
【0023】冷蔵室扉(7)は、一側を枢軸側として水
平方向に回動して前面開口を開閉する構成であるが、さ
らに、左右のいずれからでも開閉できる扉開閉機構
(8)を有するとともに、これを自動開放するように構
成しており、以下その詳細を説明する。
【0024】冷蔵庫本体(1)冷蔵室扉(7)との位置
関係を示す図3、図4、および左右両開き構成を示す平
面図である図5と図6から明らかなように、冷蔵室
(2)の前面開口部の上下部には、冷蔵室扉(7)の上
下面に対向して、扉を枢支するヒンジピン(11)を左右
端に突設した受け板上(12)と受け板下(13)を配設
し、扉上下面には、前記ヒンジピン(11)に対向して回
転支承部となるヒンジカム(14)を左右端部に取着して
いるとともに、扉下面にはガイドローラ(15)を配置し
て受け板下(13)に当接させ、扉(7)を支えている。
【0025】ヒンジカム(14)は、扉(7)の回動にと
もない、内部に位置させた前記ヒンジピン(11)によっ
て扉(7)全体を開扉側の幅方向に偏移するように作用
させるものであり、扉前方に端部外方へ屈曲する軸支部
(16)を形成するとともに本体側を開放したカム溝(1
7)を設けている。そして、カム溝(17)の扉幅方向の
内側には、これも前記受け板上(12)と受け板下(13)
に左右対称に設けた突出リブ(18)に対向してガイド溝
(19)を形成し、ガイド溝(19)の内側端部にガイドリ
ブ(20)を突設している。
【0026】(21)は冷蔵庫本体(1)の上面両側に本
体中心線に対して対称に設置された扉開放ユニットであ
り、図7、図8に示すように、円筒状のボビンの外周に
コイルを巻装し、これを樹脂でモールドしたソレノイド
(23)と、ソレノイドへの通電によって軸方向に移動す
る磁性体製のプランジャー(24)とから構成されてお
り、この扉開放ユニット(21)をゴムブッシュ(25)を
介して凹部(22)内に収納固定し、冷蔵庫本体上部に設
けた凹部(22)に一部を埋め込んで配設しているもので
ある。
【0027】前記プランジャー(24)の一端部には、扉
方向へのノックピン(26)を取り付けており、ソレノイ
ド(23)への通電時には、プランジャー(24)の移動に
より、ノックピン(26)の先端部が扉側へ突出するよう
構成されており、突出したノックピンは、扉(7)上縁
の開扉側である裏面左側あるいは右側に当接し、その押
圧力によって扉を回動させ開口部を開放するものであ
る。
【0028】プランジャー(24)の他端には、コイルバ
ネ(27)を設け、プランジャーを常時ソレノイドによる
突出方向とは逆方向へ付勢しており、ソレノイド(23)
への通電が停止した後は、ノックピン(26)を再びコイ
ルバネ(27)によりユニット内に収納される。
【0029】ノックピン(26)は、常時その先端を扉
(7)裏面の当接部に押し当てた状態にして、扉開放ユ
ニット(21)の動作時の突出による叩き音が出ないよう
にしているが、先端には、衝撃吸収用のゴムキャップ
(28)を取り付けており、さらにノックピンが突出した
際に当接する扉(7)側の面にも緩衝体(29)を取り付
けることにより、ノックピンが扉面に当接した際の衝撃
音の発生を防止している。
【0030】冷蔵庫本体(1)上面の凹部(22)に配設
した扉開放ユニット(21)の表面はユニットカバー(3
0)によって被覆保護されている。
【0031】扉開放ユニット(21)の基本構成は上述し
たとおりであり、この構成により冷蔵室扉(7)を開放
する場合は、扉表面の表示パネル部の左右に設けた開扉
する側の扉スイッチ(9)にタッチすることで、該当す
る側のソレノイド(23)に通電されプランジャー(24)
の移動でノックピン(26)が扉側へ突出し、左開きある
いは右開きに開扉するものである。
【0032】なお、前記開扉スイッチ(9)は、扉の開
閉を検知して図示しない庫内灯や冷却ファンの駆動を制
御するドアスイッチと連動させ、扉が開いているときに
は前記開扉スイッチをタッチ操作しても扉開放ユニット
(21)を動作させないようにしている。これは、開扉状
態でユニットが動作すると、押圧対象である扉がない状
態で強い力で勢いよくノックピンが突出することにな
り、大きな衝撃音の発生や危険を防止するためである。
【0033】また、扉開放ユニット(21)の駆動装置とし
ては、前記ソレノイドの移動量に限らず、ステッピング
モータの回転力をカム機構で直線運動に変換して利用す
る方法もある。
【0034】そして、開扉動作を開始した際は、ノック
ピン(26)の押圧により、扉(7)に設けたヒンジカム
(14)のカム溝(17)が上下の受け板(12)(13)のヒ
ンジピン(11)に係合して移動することによって、扉
(7)を開扉側である外方へ偏移させるものであり、こ
の動作と同時に、上下の受け板面上の突出リブ(18)が
開扉によって前外方に移動してくるガイドリブ(20)の
内方側に進入し、ガイドリブ(20)を押圧することでの
扉(7)を開扉側である外方の幅方向に偏移させる。
【0035】この扉(7)の開扉側への偏移の結果、他
端側におけるカム溝(17b)の先端に屈曲形成した軸支
部(16b)がヒンジピン(11b)に係合して扉の回転支
軸として保持された状態で扉を押し放し、ガイドローラ
(15)が受け板下(13)上を摺動し、これを乗り越えて
開放させるものである。
【0036】扉の他方側の開放については、他方開き側
の開扉スイッチ(9)へのタッチにより、上記作用と逆
の作用でおこなわれるものであり、説明は省略する。
【0037】また、本体左右に設けた扉開放ユニット
(21)の制御は、種々のパターンが考えられ、使用者の
希望に応じて、自動開放機能を動作させないモード、右
開きあるいは左開きのいずれかに限定するモード、そし
て左右いずれからでも開閉できるモードなど任意に選択
できるようにしてもよく、この場合は、扉表面に設けた
制御仕様の表示パネルに選択モードを表示するようにす
れば、使用者の視認も容易となる。
【0038】続いて、本発明のさらなる具体例について
説明する。前記実施例と同一部分には同一符号を付した
図9に示すように、本発明の第2の実施形態は、扉開放
ユニット(21)におけるノックピン(26)の突き出し方
向を、それぞれ扉(7)の外側面方向に指向するよう傾
斜させたものである。
【0039】前述のごとく、ヒンジカム(14)の構造
上、扉(7)は、開扉時の当初には約2mm幅方向の外
方にずれるため、これに対応してノックピン(26)の軸
を開口部前面の垂直軸に対して、5〜20度傾斜させた
ものであり、この構成により、開扉当初の扉開放ユニッ
ト(21)の押圧発生力は扉の移動方向に直接指向して発
生するため、ソレノイド(23)の発生力を増大しなくて
も扉を押し開くことができるものである。
【0040】次に、本発明の第3の実施形態について、
前述と同様に符号を付した開扉状態を示す図10および図
11により説明する。
【0041】冷蔵室扉(7)を開放する際に、開扉スイ
ッチ(9)をタッチ操作した場合、冷蔵庫本体(1)上
面の両側にそれぞれ設けた扉開放ユニット(21a)と
(21b)の動作として、まず、扉開放側のユニット(21
a)のノックピン(26a)を突出させて開扉当初の動作
をおこない、その後に、図11に示すように、扉枢支側の
ユニット(21b)を動作させるものであり、双方の扉開
放ユニット(21a)(21b)を時間差を設けて動作させ
たことを特徴とするものである。
【0042】図12で示す扉開放ユニット(21)の発生力
の変位特性から明らかなように、実線(a)で示すよう
に、両開き扉の開扉当初の開扉力は、扉の幅方向への偏
移によるガスケット剥離時の摩擦や偏移機構の摩擦力に
より、点線で示す片開き扉の場合の開扉力(a´)に比
較して非常に大きな力となり、開扉のためには、1点鎖
線(b)で示す扉開放ユニットのソレノイド発生力を片
開きの際の発生力(b´)より増大する必要がある。
【0043】しかし、発生力の増大のみでは図中の
(c)部にハッチングで示すように、受け板下(13)と
扉下面のガイドローラ(15)との係合距離を移動する間
に継続して発生する開扉力(a)に対応できないため、
プランジャー(24)によるノックピン(26)の突出ストロ
ーク量も大きくする必要がある。
【0044】本実施例では、これを前述のように、時間
差を設けて双方の開放ユニット(21a)(21b)を動作
させることにより、開扉当初のガスケットの剥離および
扉の幅方向へ偏移時の摩擦に対しては、開扉側の扉開放
ユニット(21a)の大きなソレノイド発生力(a)を活
用し、ガスケット剥離後の受け板とガイドローラとの係
合距離に対応するための力は、時間差を設けて動作する
軸支側の開放ユニット(21b)の発生力(d)を使用す
るようにしている。
【0045】この軸支側の開放ユニット(21b)による
ソレノイド発生力(d)を活用する構成により、扉開放
時に大きな力を2度発生させることができ、扉開放ユニ
ットのソレノイド発生力を増大せずとも開扉できるとと
もに、プランジャーのストロークをも長くする必要がな
く、コストアップを防止して効率的動作により機構装置
の小型化をはかることができるものである。
【0046】次に本発明の第4の実施形態について説明
する。閉扉状態および開扉当初の扉部の平面図であり、
前述と同様に符号を付した図13および図14に示すよう
に、前記と同様の扉開放ユニット(21)に対向する扉上
面の両側の前記突出リブ(18)とヒンジピン(11)との
間にはてこ機構(31)を配置している。
【0047】てこ機構(31)は、前記突出リブ(18)の
前端に作用する作用点(32)と、支点(33)を介して対
向方向の本体(1)側へ延びて前記扉開放ユニット(2
1)のノックピン(26)に当接した力点(34)を有する
へ字状の板状体からなり、支点(33)に設けたスプリン
グ(35)によって前記力点(34)を常時本体(1)側へ
付勢している。
【0048】そして、右側の開扉当初の状態である図14
に示すように、開扉時に、前記力点(34)に扉開放ユニ
ット(21)による外力が作用した際には、スプリング
(35)の力に抗して作用点(32)が支点(33)を中心と
して回動し、先端で前記突出リブ(18)を押圧すること
で扉(7)を開扉方向へ移動させ、さらに、突出リブ
(18)がガイドリブ(20)の内方側に進入して扉(7)
を開扉側、本実施例では右側へ偏移させるように作用さ
せる。
【0049】また、このとき、扉(7)の他端側におい
ては、扉の開扉側への幅方向の偏移により、他端側にお
けるカム溝(17b)の先端に屈曲形成した軸支部(16
b)がヒンジピン(11b)に係合し、扉の回転支軸とし
て作用する。
【0050】本発明においては、上述のごとく、扉開放
ユニット(21)に対向して前記てこ機構(31)の力点
(34)が配置されており、開扉スイッチ(8)の操作に
よりノックピン(26)が突出して開扉動作を開始するこ
とにより、図13に示すように、ヒンジカムのカム溝(1
7)が上下の受け板(12)(13)のヒンジピン(11)に
係合して移動することによって、扉(7)が開扉側であ
る外方へ偏移しようとするが、この動作と同時に、てこ
機構による作用点(32)の押圧で突出リブ(18)がガイ
ドリブ(20)の内側に進入するため、作用点(32)が突
出リブ(18)を押圧することによる前方の扉開放方向へ
の力と、突出リブ(18)がガイドリブ(20)を押圧する
ことでの扉を開扉側である外方に偏移させる力が直接発
生し、てこ作用による大きな発生力によって両開きのた
めの機構部とガスケット部の摩擦力に打ち勝ち、扉を押
し放して開放させる。
【0051】図15は、扉開放ユニット(21)による発生
力の変位特性を示すものであり、前記第1実施例におけ
る開扉力の変位を破線(a)で示し、本実施例による開
扉力の変位を実線(e)で示している。
【0052】この開扉力の比較から明らかなように、課
題であった偏移機構部の移動のための摩擦、および本体
側に吸着しているガスケット部の吸着力と摩擦力を引き
剥がすために必要であった開扉当初の大きな開扉力
(a)に対し、本実施例においては、開扉動作当初にお
けるてこ機構の作用により、開扉のために必要なソレノ
イド発生力(e)は大幅に減少してこれを解消するた
め、扉開放ユニットのソレノイドの発生力を増大しなく
ても扉を開放することができるものである。
【0053】上記実施例構成では、扉開放ユニット(2
1)の位置が、必然的に扉(7)の端部近傍となり、軸
支部(16)から離れた部位に設置することになるため、
開扉のための扉開放ユニットのプランジャー(24)のス
トロークが大きくなってしまうが、開扉当初の状態を図
16に示す第5の実施形態のように、扉(7)の一側に設
けたへ字状の板状体からなるてこ機構(41)を、前記実
施例の構成とは逆に、その一側端から作用点(42)、支
点(43)、力点(44)の順に配置するようにしてもよ
い。
【0054】このとき、作用点(42)近傍の突出リブ
(18)側の当接面は、内方への傾斜面(42a)とするこ
とにより、開扉当初にてこ作用を付与した際には、扉
(7)を幅方向の開扉側へ偏移し易くしている。
【0055】このように構成すれば、扉開放ユニット
(21)の位置を、2点鎖線で示す前記実施例における位
置に対して、より扉(7)の幅方向の内方に配置するこ
とができ、プランジャー(24)のストロークを長くせず
とも開扉のための移動量が得られるとともに、扉の内方
側への配置であっても大きな力を必要とする開扉当初は
てこ機構(41)で対応できるためソレノイドの発生力も
増大させることがない効果を奏する。
【0056】次に本発明の第6の実施形態を説明する。
図17に示すように、開扉時に開放側の開放ユニット(21
a)を動作させ、開扉当初の開放動作によるてこ機構
(41a)の力点(44a)が最大ポイントを通過した後、
あるいは開放ユニットの発生力が減衰する位置になった
ときに、図18に示すように、時間差を設けて枢軸側の扉
開放ユニット(21b)を動作させるものであり、これに
より、前記第3の実施形態の作用にてこ機構の動作が加
わることにより、扉開放時に大きな力を2度発生させる
ことができ、扉開放ユニット(21a)のソレノイド発生
力を低減できるとともに、前記第5の実施形態を適用す
れば、プランジャー(24)のストロークをさらに短くし
ても、開扉のためのノックピン(26)の移動量が得られ
るものであり、コストアップを防止して効率的動作によ
り機構装置の小型化をはかることができるものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、扉を左右のどちら側からでも開閉できる使い勝
手のよい扉開閉機構を具備した冷蔵庫の扉を開扉スイッ
チへのタッチで自動的に開放させることができるととも
に、請求項2の発明によれば、開扉当初の押圧発生力は
扉の移動方向に指向して発生するため、扉開放ユニット
のソレノイド発生力を増大しなくても自動で開扉させる
ことができる。
【0058】請求項3の発明によれば、扉開放ユニット
のソレノイド発生力を増大せずとも開扉できるととも
に、プランジャーのストロークをも長くする必要がな
く、コストアップを防止して効率的動作により機構装置
の小型化をはかることができる。
【0059】請求項4および請求項5の発明によれば、
最も大きな開扉力を必要とする開扉当初のガスケットを
本体側から引き剥がす段階、および扉を幅方向に移動さ
せる段階を、てこ作用でおこなうことができるため、効
率的であり、少ない扉開放機構の発生力での開扉が可能
となる。
【0060】請求項6の発明によれば、扉開放ユニット
の位置をより扉の幅方向の内方に配置することができ、
プランジャーのストロークを長くせずとも開扉のための
移動量が得られるとともに、内方配置であっても大きな
力を必要とする開扉当初はてこ機構で対応できるためソ
レノイドの発生力も増大するする必要がない。
【0061】請求項7の発明によれば、扉開放ユニット
のソレノイド発生力を低減でき、プランジャーのストロ
ークも短くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態を示す冷蔵庫の正面図であ
る。
【図2】図2の冷蔵庫の冷蔵室扉を開扉した状態を示す
正面図である。
【図3】図1における冷蔵室開口部と扉との関係を示す
分解斜視図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の左右両開き構成を示す扉部分の平面図で
ある。
【図6】図5の開扉当初の状態を示す平面図である。
【図7】図1の冷蔵庫上面図である。
【図8】図1における扉開放装置の概略を示す断面図で
ある。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す図7と同一部分
の上面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態を示す冷蔵庫の上面図
である。
【図11】図10の開扉状態を示す上面図である。
【図12】扉開放ユニット発生力の変位状態を示す特性図
である。
【図13】本発明の第4の実施形態を示す扉部分の平面図
である。
【図14】図13の開扉当初の状態を示す平面図である。
【図15】扉開放ユニットの発生力の比較特性図である。
【図16】本発明の第5の実施形態を示す扉部分の平面図
である。
【図17】本発明の第6の実施形態を示す扉部分の平面図
である。
【図18】図17の開扉当初の状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…冷蔵庫本体 2…冷蔵室 3…野菜
室 4…製氷貯氷室 5…温度切替室 6…冷凍
室 7…冷蔵室扉 8…扉開閉機構 9…開扉
スイッチ 11、11b…ヒンジピン 12…受け板上 13…受け
板下 14…ヒンジカム 15…ガイドローラ 16、16b
…軸支部 17、17b…カム溝 18…突出リブ 19…ガイ
ド溝 20…ガイドリブ 21、21a、21b…扉開放ユニッ
ト 22…凹部 23…ソレノイド 24…プラ
ンジャー 25…ゴムブッシュ 26、26a…ノックピン 27…コ
イルバネ 28…ゴムキャップ 29…緩衝体 30…ユニ
ットカバー 31、41…てこ機構 32、42…作用点 33、43…
支点 34、44、44a…力点 35…スプリング 42a…傾
斜面
フロントページの続き (72)発明者 上野 俊司 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 猿田 進 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KA04 KB08 KB10 KB23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体貯蔵室の前面開口部に設けられ、前
    面開口部の左右両側に設けたヒンジピンを扉の両端上下
    面に形成したカム溝に保持し、一側方からの開扉動作に
    よってカム溝がヒンジピンと係合して移動することによ
    り扉を開扉側へ幅方向に偏移させ、前記偏移により他方
    側のヒンジピンをカム溝内に軸支することで左右両方向
    からの開扉を可能とした扉を有するとともに、スイッチ
    操作により突出部材を突き出して扉面を押圧し開扉する
    扉開放機構を前面開口部の両側に備えたことを特徴とす
    る冷蔵庫等の扉開閉装置。
  2. 【請求項2】 扉開放機構における突出部材の突き出し
    方向を、それぞれ扉の外側面方向に指向するよう傾斜さ
    せたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫等の扉開閉
    装置。
  3. 【請求項3】 両側にそれぞれ設けた扉開放機構を、扉
    開放側を動作させた後に扉枢支側を動作させるよう時間
    差を有して動作させたことを特徴とする請求項1または
    2記載の冷蔵庫等の扉開閉装置。
  4. 【請求項4】 扉開放機構の突出部材の押圧により扉を
    開放動作させると同時に、前記押圧で扉に設置した作動
    部材を変位させて本体側に当接させることにより反発力
    で開扉力を付与し、且つ、扉を開扉側へ幅方向に偏移さ
    せて扉の他側を軸支するようにしたことを特徴とする請
    求項1乃至3記載の冷蔵庫等の扉開閉装置。
  5. 【請求項5】 作動部材をてこ機構としてその作用点を
    本体側の当接部材に当接させることで扉を開扉方向へ変
    位させ、前記当接部材と扉側のガイドリブとの係合によ
    り扉を幅方向に偏移させたことを特徴とする請求項4記
    載の冷蔵庫等の扉開閉装置。
  6. 【請求項6】 扉の一側に設けたてこ機構を、一側端か
    ら作用点、支点、力点の順に配置したことを特徴とする
    請求項5記載の冷蔵庫等の扉開閉装置。
  7. 【請求項7】 開放側の扉開放機構の動作によるてこ機
    構の力点が移動した後に、枢軸側の扉開放機構を動作さ
    せることを特徴とする請求項5または6記載の冷蔵庫等
    の扉開閉装置。
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