JP2003260152A - ラケット用ガットの耐久性と性能アップ - Google Patents
ラケット用ガットの耐久性と性能アップInfo
- Publication number
- JP2003260152A JP2003260152A JP2002109789A JP2002109789A JP2003260152A JP 2003260152 A JP2003260152 A JP 2003260152A JP 2002109789 A JP2002109789 A JP 2002109789A JP 2002109789 A JP2002109789 A JP 2002109789A JP 2003260152 A JP2003260152 A JP 2003260152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gut
- durability
- racket
- performance
- spraying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 この発明は、スプレーによる手軽で簡単
に、ラケット用ガットの耐久性と性能アップを得ること
が出来ることを提供することにある。 【構 成】 近年のラケット用ガットは、もう完璧に近
い状態まで進んで来ているが、更に手軽で簡単に出来
る、スプレーでガットの表面に被膜を作りで耐久性と性
能アップに役立つ。
に、ラケット用ガットの耐久性と性能アップを得ること
が出来ることを提供することにある。 【構 成】 近年のラケット用ガットは、もう完璧に近
い状態まで進んで来ているが、更に手軽で簡単に出来
る、スプレーでガットの表面に被膜を作りで耐久性と性
能アップに役立つ。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、球技用ラケットに張ら
れたガットに、アクリル系合成ゴムをアルコール類で溶
解しガットの表面にスプレーで霧状に吹き付けて被膜を
作り、５分間でガットの耐久性と性能アップを計ること
に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来のラケットに張られたガットは、動
物性の内臓である羊の腸、クジラのヒゲ等が天然ガット
として使用されていた、しかしナイロンを始めとする合
成繊維が出現し、その強靭性と耐久性が優れている事か
ら、近年急速に普及してきた、特に、最近では大型ラケ
ットの出現で競技のスピード化が進み、従来のガットで
は、スピードに対応出来なくなり、芯糸に巻糸を二重三
重に巻いた構造を取るようになった、その効果により、
ガットの太さが細くなっても、強度を保つ繊維構造をと
っている。 【０００３】 【発明が解決しょうとする課題】ラケットに張られたガ
ットは、芯糸に巻糸を二重三重に巻いたガットが主流
で、段々細くなりつつある。細くなればなるほど耐久性
が落ちてくるため、巻糸構造を多く取るように改良をさ
れて来ているが、巻糸構造も限界が来ている用である、
多くとれば、ガット自体は硬くなり、打球時の手の肘、
腕に、与える衝撃は大きく、テニスエルボーになる人を
多く見受けられる。 【０００４】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、耐久性と打球時の衝撃を和らげる方法と反発性
能アップを図る素材を探した結果、ラケットに張られた
ガットの表面のフエース面に、アクリル系合成ゴムをア
ルコールで溶解し、スプレーで霧状にしガットに吹き付
けて被膜を作ることで、ガットとガットの合わせ目の中
まで浸透しフエース面全体にむらなく被膜が出来る、ア
クリル系合成ゴムとアルコールで溶解した溶液が乾けば
ゴムに変身するので薄いゴムを表面に貼り付けた感じで
細くなりつつあるガットも今より更に耐久性がアップし
打球時の手の肘や腕に伝わる衝撃も少なく、反発性能も
アップしスイートエリアも拡大する。 【０００５】 【作用】アクリル系合成ゴムをアルコールで溶解する溶
液としては、スプレーで霧状に出来る溶液は、２０から
３０パーセント溶液が最も理想であるが、溶液の濃度を
替えて染料を加え、カラー色で楽しむことも可能であ
る。しかし濃度を濃くすれば霧状むらが生じ、ガットの
表面に吹きつける被膜のバランスが崩れる。結果的に
は、濃度を濃くすれば耐久性はアップし、手と肘に与え
る衝撃は吸収されて良い結果であるが、反発性能は少し
減少する。理想の３０％溶液内であれば、耐久性を始め
全ての性能がアップする。 【０００６】 【実施例】テニスガットとして実際に使用してみると、
アクリル系合成ゴムを、アルコールで２５％に溶解し、
スプレーで霧状にし、ガットのフエース面に吹き付けて
５分間放置後、被膜をしたガットと、被膜をしないガッ
トと比べて、耐久性が１０日間程度アップした、耐久性
のテストは１５人で行った結果で個人差は有るが全員が
ほぼ同じ結果が出た，この効果は、ガットとガットの合
わせ目に霧状の被膜が浸透し溝の出来が遅くなった結果
である。ガットの性能アップとして、球の飛ぶ飛距離が
伸べてテニスコートの距離で、２５ｃｍ位アップし効果
を発揮する、更に打球時の肘に与える衝撃が少なく一旦
ガットに喰い込む感じで遅れ気味にボールを繰り出さ
れ、打球音も少し消滅する。 【０００７】 【発明の効果】以上において、アクリル合成ゴムをアル
コールで溶解し、スプレーで霧状にし吹き付けた被膜の
効果として、特に、次の点が良い。 （１）耐久性が１０日間位伸びた。 （２）反発性能がアップした。 （３）スイートエリアの拡大。 （４）手や肘等に与える衝撃が少ない。 （５）５分間で乾いて、使用出来る。 （６）カラー色を簡単に替えて楽しむことが可能。 など良い面が多く出ている。
れたガットに、アクリル系合成ゴムをアルコール類で溶
解しガットの表面にスプレーで霧状に吹き付けて被膜を
作り、５分間でガットの耐久性と性能アップを計ること
に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来のラケットに張られたガットは、動
物性の内臓である羊の腸、クジラのヒゲ等が天然ガット
として使用されていた、しかしナイロンを始めとする合
成繊維が出現し、その強靭性と耐久性が優れている事か
ら、近年急速に普及してきた、特に、最近では大型ラケ
ットの出現で競技のスピード化が進み、従来のガットで
は、スピードに対応出来なくなり、芯糸に巻糸を二重三
重に巻いた構造を取るようになった、その効果により、
ガットの太さが細くなっても、強度を保つ繊維構造をと
っている。 【０００３】 【発明が解決しょうとする課題】ラケットに張られたガ
ットは、芯糸に巻糸を二重三重に巻いたガットが主流
で、段々細くなりつつある。細くなればなるほど耐久性
が落ちてくるため、巻糸構造を多く取るように改良をさ
れて来ているが、巻糸構造も限界が来ている用である、
多くとれば、ガット自体は硬くなり、打球時の手の肘、
腕に、与える衝撃は大きく、テニスエルボーになる人を
多く見受けられる。 【０００４】 【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、耐久性と打球時の衝撃を和らげる方法と反発性
能アップを図る素材を探した結果、ラケットに張られた
ガットの表面のフエース面に、アクリル系合成ゴムをア
ルコールで溶解し、スプレーで霧状にしガットに吹き付
けて被膜を作ることで、ガットとガットの合わせ目の中
まで浸透しフエース面全体にむらなく被膜が出来る、ア
クリル系合成ゴムとアルコールで溶解した溶液が乾けば
ゴムに変身するので薄いゴムを表面に貼り付けた感じで
細くなりつつあるガットも今より更に耐久性がアップし
打球時の手の肘や腕に伝わる衝撃も少なく、反発性能も
アップしスイートエリアも拡大する。 【０００５】 【作用】アクリル系合成ゴムをアルコールで溶解する溶
液としては、スプレーで霧状に出来る溶液は、２０から
３０パーセント溶液が最も理想であるが、溶液の濃度を
替えて染料を加え、カラー色で楽しむことも可能であ
る。しかし濃度を濃くすれば霧状むらが生じ、ガットの
表面に吹きつける被膜のバランスが崩れる。結果的に
は、濃度を濃くすれば耐久性はアップし、手と肘に与え
る衝撃は吸収されて良い結果であるが、反発性能は少し
減少する。理想の３０％溶液内であれば、耐久性を始め
全ての性能がアップする。 【０００６】 【実施例】テニスガットとして実際に使用してみると、
アクリル系合成ゴムを、アルコールで２５％に溶解し、
スプレーで霧状にし、ガットのフエース面に吹き付けて
５分間放置後、被膜をしたガットと、被膜をしないガッ
トと比べて、耐久性が１０日間程度アップした、耐久性
のテストは１５人で行った結果で個人差は有るが全員が
ほぼ同じ結果が出た，この効果は、ガットとガットの合
わせ目に霧状の被膜が浸透し溝の出来が遅くなった結果
である。ガットの性能アップとして、球の飛ぶ飛距離が
伸べてテニスコートの距離で、２５ｃｍ位アップし効果
を発揮する、更に打球時の肘に与える衝撃が少なく一旦
ガットに喰い込む感じで遅れ気味にボールを繰り出さ
れ、打球音も少し消滅する。 【０００７】 【発明の効果】以上において、アクリル合成ゴムをアル
コールで溶解し、スプレーで霧状にし吹き付けた被膜の
効果として、特に、次の点が良い。 （１）耐久性が１０日間位伸びた。 （２）反発性能がアップした。 （３）スイートエリアの拡大。 （４）手や肘等に与える衝撃が少ない。 （５）５分間で乾いて、使用出来る。 （６）カラー色を簡単に替えて楽しむことが可能。 など良い面が多く出ている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の溶解した溶液をスプレー霧状にした斜
視図。 【図２】本発明のラケットフェース面にスプレーで吹き
付けている斜視図。 【符号の説明】 １はスプレー。 ２はラケット。
視図。 【図２】本発明のラケットフェース面にスプレーで吹き
付けている斜視図。 【符号の説明】 １はスプレー。 ２はラケット。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 球技用ラケットに張られたガットの表面
に、アクリル系合成ゴムをアルコール類で溶解し、スプ
レーで霧状に吹き付けて被膜を作り、５分間でラケット
用ガットの耐久性と性能アップを計ることを特徴とす
る。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002109789A JP2003260152A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | ラケット用ガットの耐久性と性能アップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002109789A JP2003260152A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | ラケット用ガットの耐久性と性能アップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003260152A true JP2003260152A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28672519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002109789A Pending JP2003260152A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | ラケット用ガットの耐久性と性能アップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003260152A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017187742A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | ヨネックス株式会社 | ストリングセット、縦糸用のストリング及び横糸用のストリング |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002109789A patent/JP2003260152A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017187742A1 (ja) * | 2016-04-27 | 2017-11-02 | ヨネックス株式会社 | ストリングセット、縦糸用のストリング及び横糸用のストリング |
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