JP2003259668A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JP2003259668A
JP2003259668A JP2002060161A JP2002060161A JP2003259668A JP 2003259668 A JP2003259668 A JP 2003259668A JP 2002060161 A JP2002060161 A JP 2002060161A JP 2002060161 A JP2002060161 A JP 2002060161A JP 2003259668 A JP2003259668 A JP 2003259668A
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Japan
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cylinder gear
ultrasonic motor
piezoelectric element
inner cylinder
outer cylinder
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Teruo Segawa
輝夫 瀬川
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな回転トルクを発生させることができる
超音波モータを提供する。 【解決手段】 角柱状の圧電素子を推力源として有する
第1および第2直進ユニット30A,30Bを、直交方
向に組み合わせてなる駆動ユニット20と、第1および
第2直進ユニットの運動を合成して、駆動ユニットに偏
心運動を発生させるための制御手段と、偏心運動を回転
運動に変換するための伝動機構31、34とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータに関
する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータの駆動機構として、例え
ば、摩擦式あるいは弾性変形式が知られている。
【0003】摩擦式駆動機構においては、円盤に当接さ
せた圧電素子に、電圧を交互に作用させて、振動運動さ
せることによって、円盤を回転させる摩擦力を発生させ
ている。
【0004】弾性変形式駆動機構においては、肉厚の薄
い円筒状構造体の外周に固定された圧電素子に、電圧を
作用させて、周方向に順次伸縮させることによって、構
造体を弾性変形させ、構造体に内接あるいは外接する歯
車を回転させている(特開2000−116160号参
照公)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記駆動機構
は、大きなトルクを発生させることが困難である問題を
有している。
【0006】つまり、摩擦式駆動機構においては、発生
可能な回転トルクの最大値は、円板の摩擦係数に左右さ
れるため、大きなトルクを発生させることができない。
【0007】一方、弾性変形式駆動機構においては、発
生可能な回転トルクの最大値は、円筒状構造体の弾性限
度に左右されるため、大きなトルクを発生させることが
できない。さらに、円筒状構造体と圧電素子との間の固
定構造を経由して、圧電素子の伸縮によって発生する力
が伝達されるため、固定構造の強度が問題となる。
【0008】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、大きな回転トルクを発
生させることができる超音波モータを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、角柱状の圧電素子を推力源
として有する第1および第2直進ユニットを、直交方向
に組み合わせてなる駆動ユニットと、前記第1および第
2直進ユニットの運動を合成して、前記駆動ユニットに
偏心運動を発生させるための制御手段と、前記偏心運動
を回転運動に変換するための伝動機構とを有することを
特徴とする超音波モータである。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記圧電素子
は、Z型リンク部材を介して、2分割して配置されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の超音波モータ。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記伝動機構
は、内歯が形成された外筒ギアと、前記外筒ギアの内部
に配置される、外歯が形成された内筒ギアとを有し、前
記偏心運動は、前記外筒ギアの内歯と前記内筒ギアの外
歯とが噛合うことによって、回転運動に変換されること
を特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、前記外筒ギア
は、前記駆動ユニットに固定されることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、前記内筒ギア
は、前記駆動ユニットに固定されることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記超音波モー
タは、サーボアクチュエータあるいはクランプアクチュ
エータの駆動源に適用されることを特徴とする。
【0015】
【発明の効果】上記のように構成した本発明は、以下の
効果を奏する。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、圧電素子
が角柱状であるため、圧電素子の伸縮運動によって大き
な推力を発生させることができる。したがって、圧電素
子を推力源として発生させられた偏心運動を、回転運動
に変換することで、大きな回転トルクを発生させること
ができる。また、圧電素子による推力の発生には、薄板
状のたわみ運動をするような弾性変形部材を必要としな
いため、良好な疲労強度を有し、信頼性に優れている。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、装置を大
型化することなく、圧電素子によって発生される変位量
および推力(回転トルク)を、増加させることができ
る。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、外筒ギア
および内筒ギアを有する単純な伝動機構によって、偏心
運動を回転運動に変換できる。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、内筒ギア
は、外側に配置される外筒ギアによって回転駆動される
ため、相対的に高速で回転する。したがって、回転式超
音波モータを容易に構成することができる。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、外筒ギア
は、内側に配置される内筒ギアによって、回転駆動され
るため、相対的に低速かつ高トルクで回転する。したが
って、ダイレクトドライブ式超音波モータを容易に構成
することができる。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、小型で高
出力のサーボアクチュエータあるいはクランプアクチュ
エータを得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
【0023】本発明の実施の形態1に係る超音波モータ
1は、図1示されるように、回転式であり、X軸ユニッ
ト(第1直進ユニット)30AおよびY軸ユニット(第
2直進ユニット)30Bを直交方向に組み合わせてなる
駆動ユニット20と、伝動機構31,34と、駆動ユニ
ット20を制御するための制御手段(不図示)と、ケー
シング38と、エンドプレート39とを有している。
【0024】X軸ユニット30AおよびY軸ユニット3
0Bは、図2に示されるように、圧電素子モジュール1
0と、ベアリングを有する摺動部21とを有しており、
摺動部21によってガイドされ、圧電素子モジュール1
0が発生させる推力によって、直線的に駆動される。
【0025】したがって、例えば、図に示されるよう
に、X軸ユニット30AおよびY軸ユニット30Bに対
して、位相が90度ずれた正弦波を有する電圧を作用さ
せるように制御することによって、一体となって偏心運
動(楕円の軌跡)を発生させることができる。つまり、
X軸ユニット30AおよびY軸ユニット30Bの運動を
合成して、駆動ユニット20に偏心運動を発生させるこ
とができる。
【0026】次に、圧電素子モジュール10を説明す
る。
【0027】圧電素子モジュール10は、図3に示され
るように、Z型リンク部材11を介して2分割されて配
置される角柱状の圧電素子12A,12Bを有する。
【0028】圧電素子12A,12Bを分割したのは、
圧電素子モジュール10を大型化することなく、圧電素
子12A,12Bによって発生される変位量を、効率的
に利用するためである。また、装置を大型化することな
く、圧電素子によって発生される推力(回転トルク)
を、増加させることができる。
【0029】圧電素子12A,12Bは、例えば、チタ
ン酸ジルコン酸鉛(PZT)系や、ニオブ酸マグネシウ
ム酸鉛(PMN)系や、チタン酸バリウム(BaTiO
3)系のセラミック圧電素子によって構成することがで
きる。セラミック圧電素子は、電圧印加による体積変化
は全長の1%程度であるが、例えば、7mm角である場
合、約150kgfの推力を発生させることができる。
つまり、圧電素子12A,12Bが角柱状であるため、
圧電素子12A,12Bの伸縮運動によって大きな推力
を発生させることができる。
【0030】また、Z型リンク部材11および圧電素子
12A,12Bは、補強プレート14,15によって挟
まれており、例えば、ビスなどの締結部材によって、Z
型リンク部材11が固定される。したがって、圧電素子
12A,12Bの伸縮運動に基づく変形が防止される。
【0031】なお、図4に示されるように、圧電素子1
2Aの一端は、固定端13Aに連結され、圧電素子12
Bの一端は、出力端13Bに連結される。つまり、圧電
素子12A,12Bの伸縮運度によって発生する推力
は、出力端13Bによって伝達される。
【0032】また、圧電素子12A,12BのZ型リン
ク部材11に対する固定は、例えば、図5(A)に示さ
れるように、圧電素子12A,12Bの端部に雌ネジ部
を有する凹部を形成し、Z型リンク部材11の接触面部
に雄ネジ部を有する凸部を形成し、ネジ締めする方法を
適用することができる。
【0033】あるいは、図5(B)に示されるように、
圧電素子12A,12Bの端部に断面T型のくぼみ部を
形成し、Z型リンク部材11の接触面部に断面T型の突
起部を形成し、くぼみ部と突起部とを嵌合する方法を適
用することもできる。
【0034】また、圧電素子モジュール10は、圧電素
子を2分割するものに限定されず、Z型リンク構造を繰
り返すことによって、例えば、圧電素子を3分割するこ
とも可能である。この場合、圧電素子によって発生され
る推力をさらに増加させることが可能である点で好まし
い。
【0035】さらに、圧電素子を分割せず、Z型リンク
部材11を設けないことも可能である。この場合、圧電
素子モジュール10の構造を簡素化することが可能であ
る点で好ましい。
【0036】次に、超音波モータ1の伝動機構を説明す
る。
【0037】伝動機構は、駆動ユニット20に固定され
る外筒ギア31(図6(A)参照)と、外筒ギア31の
内部32に配置される内筒ギア34(図6(B)参照)
とを有する。なお、出力軸37は、内筒ギア34の中央
部35に挿入され、内筒ギア34に固定される。
【0038】また、外筒ギア31には、内歯33が形成
されている。一方、内筒ギア34には、内歯33と異な
る歯数を有する外歯36が形成されている。したがっ
て、偏心運動は、外筒ギアの内歯と内筒ギアの外歯とが
噛合うことによって、回転運動に変換される。
【0039】次に、偏心運動を回転運動に変換するため
の伝動機構を詳細に説明する。
【0040】まず、X軸ユニット30Aは、摺動部21
によって誘導される方向(図中上下方向)に、直線的に
移動する(図7(A)参照)。一方、Y軸ユニット30
Bは、圧電素子モジュール10によって発生される推力
に基づいて、X軸ユニット30Aの摺動部21に対して
直交する方向に配置される摺動部21によって誘導され
る方向(図中左右方向)に、直線的に移動する(図7
(B)参照)。
【0041】X軸ユニット30AおよびY軸ユニット3
0Bの運動は、駆動ユニット20に、偏心運動を発生さ
せるように制御される。その結果、駆動ユニット20に
固定される中空の外筒ギア31も、同様な偏心運動を発
生させる。
【0042】この時、外筒ギア31は、内歯33を内筒
ギア34の外歯36に噛合わせることによって、内筒ギ
ア34を回転させる(図7(C)参照)。したがって、
内筒ギア34に固定される出力軸37が、回転駆動され
る。例えば、圧電素子が7mm角である場合、約150
kgfの推力を発生させることができるため、内筒ギア
34の半径Dを10mmとする、出力トルクは、合計で
約300kgcmfとなる。
【0043】以上のように、外筒ギア31および内筒ギ
ア34を有する単純な伝動機構によって、偏心運動を回
転運動に変換できる。
【0044】また、内筒ギア34は、内筒ギア34の外
側に配置される外筒ギア31によって、回転駆動される
ため、内筒ギア34は、相対的に高速で回転する。した
がって、回転式超音波モータを容易に構成することがで
きる。
【0045】例えば、超音波モータ1は、図8に示され
るように、ロボット等に使用されるサーボアクチュエー
タ40の駆動源に適用することによって、サーボアクチ
ュエータ40を小型で高出力とすることがでる。
【0046】この場合、サーボアクチュエータ40は、
超音波モータ1の出力軸37に連結されたネジ軸41
と、ボールネジ部42と、ボールネジ部42に固定され
たスライドベース43と、ネジ軸41およびボールネジ
部42を収容するためのフレーム44とを有する。
【0047】したがって、超音波モータ1の出力軸37
が回転することによって、ボールネジ部42つまりスラ
イドベース42が、ネジ軸41に沿って直線移動するこ
とになる。
【0048】以上のように、本実施の形態1に係る超音
波モータ1においては、推力源である圧電素子が角柱状
であるため、圧電素子の伸縮運動によって大きな推力を
発生させることができる。したがって、圧電素子を推力
源として発生させられた偏心運動を、回転運動に変換す
ることで、大きな回転トルクを発生させることができ
る。
【0049】また、圧電素子による推力の発生には、薄
板状のたわみ運動をするような弾性変形部材を必要とし
ないため、良好な疲労強度を有し、信頼性に優れてい
る。
【0050】次に、本発明の実施の形態2に係る超音波
モータ2を説明する。
【0051】図11に示される超音波モータ2は、ダイ
レクトドライブ式であり、内筒ギア34が、駆動ユニッ
ト20に固定されている。つまり、実施の形態1におい
ては、内筒ギア34が被駆動ギアであり、外筒ギア31
が駆動ギアである。しかし、実施の形態2においては、
内筒ギア34(図10(A)参照)が駆動ギアであり、
外筒ギア31(図10(A)参照)が被駆動ギアであ
る。
【0052】次に、偏心運動を回転運動に変換するため
の伝動機構を説明する。
【0053】まず、実施の形態1の場合と同様に、X軸
ユニット30AおよびY軸ユニット30Bの運動の合成
によって、駆動ユニット20は、偏心運動を発生させる
(図11(A)および図11(B)参照)。
【0054】その結果、駆動ユニット20に固定される
内筒ギア34は、同様な偏心運動が引き起こされる。
【0055】この時、内筒ギア34は、外歯36を外筒
ギア31の内歯33に噛合わせることによって、外筒ギ
ア31を回転させる(図11(C)参照)。
【0056】以上のように、本実施の形態2に係る超音
波モータ2においても、外筒ギア31および内筒ギア3
4を有する単純な伝動機構によって、角柱状の圧電素子
を推力源として発生させられた偏心運動を、回転運動に
変換することで、大きな回転トルクを発生させることが
できる。
【0057】また、外筒ギア31は、外筒ギア31の内
部32に配置される内筒ギア34によって回転駆動され
るため、相対的に低速かつ高トルクで回転する。したが
って、ダイレクトドライブ式超音波モータを容易に構成
することができる。
【0058】例えば、超音波モータ2は、図12および
図13に示されるように、ロボット等に使用されるクラ
ンプアクチュエータ50の駆動源に適用することによっ
て、クランプアクチュエータ50を小型で高出力とする
ことがでる。
【0059】この場合、クランプアクチュエータ50
は、超音波モータ2のエンドプレート59に取付けられ
る固定側クランプ部材52と、超音波モータ2の外筒ギ
ア31に連結される可動側クランプ部材53とを有す
る。
【0060】したがって、超音波モータ2の外筒ギア3
1が回転することによって、可動側クランプ部材53が
旋回し、例えば、ワークを把持して固定することができ
る。
【0061】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々
改変することができる。
【0062】例えば、実施の形態1に係る超音波モータ
1を、クランプアクチュエータに適用することも可能で
ある。また、実施の形態2に係る超音波モータ2を、サ
ーボアクチュエータに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る回転式超音波モ
ータの断面である。
【図2】 回転式超音波モータの駆動部における駆動ユ
ニットが有するX軸ユニットおよびY軸ユニットを説明
するための図である。
【図3】 X軸ユニットおよびY軸ユニットが有する圧
電素子モジュールを説明するための分解図である。
【図4】 圧電素子モジュールが有する圧電素子を説明
するための要部平面図である。
【図5】 (A)および(B)は、圧電素子のZ型リン
ク部材に対する固定方法を説明するための断面図であ
る。
【図6】 (A)および(B)は、回転式超音波モータ
に係る外筒ギアおよび内筒ギアの斜視図である。
【図7】 (A)〜(C)は、駆動ユニットの偏心運動
を出力軸の回転運動に変換するための伝動機構を説明す
るための平面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る回転式超音波モ
ータが適用されるサーボアクチュエータを説明するため
の断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係るダイレクトドラ
イブ式超音波モータの断面である。
【図10】 (A)および(B)は、ダイレクトドライ
ブ式超音波モータに係る内筒ギアおよび外筒ギアの斜視
図である。
【図11】 (A)〜(C)は、駆動ユニットの偏心運
動を外筒ギアの回転運動に変換するための伝動機構を説
明するための平面図である。
【図12】 ダイレクトドライブ式超音波モータが適用
されるクランプアクチュエータを説明するための断面で
ある。
【図13】 クランプアクチュエータの側面図である
【符号の説明】
1,2…超音波モータ、 10…圧電素子モジュール、 11…Z型リンク部材、 12A,12B…圧電素子、 13A…固定端、 13B…出力端、 14,15…補強プレート、 20…駆動ユニット、 21…摺動部、 30A…X軸ユニット(第1直進ユニット)、 30B…Y軸ユニット(第2直進ユニット)、 31…外筒ギア、 32…内部、 33…内歯、 34…内筒ギア、 35…中央部、 36…外歯、 37…出力軸、 38…ケーシング、 39…エンドプレート、 40…サーボアクチュエータ、 41…ネジ軸、 42…ボールネジ部、 43…スライドベース、 44…フレーム、 50…クランプアクチュエータ、 52…固定側クランプ部材、 53…可動側クランプ部材、 59…エンドプレート、 60…サーボアクチュエータ、 61…ネジ軸。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角柱状の圧電素子を推力源として有する
    第1および第2直進ユニットを、直交方向に組み合わせ
    てなる駆動ユニットと、 前記第1および第2直進ユニットの運動を合成して、前
    記駆動ユニットに偏心運動を発生させるための制御手段
    と、 前記偏心運動を回転運動に変換するための伝動機構とを
    有することを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 前記圧電素子は、Z型リンク部材を介し
    て、2分割して配置されることを特徴とする請求項1に
    記載の超音波モータ。
  3. 【請求項3】 前記伝動機構は、内歯が形成された外筒
    ギアと、前記外筒ギアの内部に配置される、外歯が形成
    された内筒ギアとを有し、 前記偏心運動は、前記外筒ギアの内歯と前記内筒ギアの
    外歯とが噛合うことによって、回転運動に変換されるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波モ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記外筒ギアは、前記駆動ユニットに固
    定されることを特徴とする請求項3に記載の超音波モー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記内筒ギアは、前記駆動ユニットに固
    定されることを特徴とする請求項3に記載の超音波モー
    タ。
  6. 【請求項6】 前記超音波モータは、サーボアクチュエ
    ータあるいはクランプアクチュエータの駆動源に適用さ
    れることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の超音波モータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100691269B1 (ko) 2005-08-05 2007-03-12 삼성전기주식회사 압전 초음파 모터
CN103856101A (zh) * 2014-03-26 2014-06-11 长春工业大学 贴片式盘形结构超声波啮合马达

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KR100691269B1 (ko) 2005-08-05 2007-03-12 삼성전기주식회사 압전 초음파 모터
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