JP2003259163A - デジタルカメラ及びプログラム - Google Patents

デジタルカメラ及びプログラム

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JP2003259163A
JP2003259163A JP2002053049A JP2002053049A JP2003259163A JP 2003259163 A JP2003259163 A JP 2003259163A JP 2002053049 A JP2002053049 A JP 2002053049A JP 2002053049 A JP2002053049 A JP 2002053049A JP 2003259163 A JP2003259163 A JP 2003259163A
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digital camera
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JP2002053049A
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Taizo Aoki
泰造 青木
Akira Fukuda
晃 福田
Makoto Arioka
真 有岡
Koji Yasuda
孝司 安田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの希望する撮影情報を容易かつ効率的
に表示させることができるデジタルカメラを実現するこ
と。 【解決手段】 撮影情報を表示するための複数の表示形
態のうちから、予めユーザが操作部45を介して表示を
希望する表示形態の選択を行っておく。撮影情報表示設
定部32はユーザの希望する表示形態を設定情報33a
として撮影情報画像生成部33に設定する。ライブビュ
ー表示時等にLCD5の表示内容を切り替えるための切
替ボタン13が押下されると、表示切替信号発生部31
が切替信号を発生させ、その切替信号に応答して、撮影
情報画像生成部33が設定情報33aを参照し、ユーザ
が希望した複数の表示形態のうちから一の表示形態を選
択し、撮影情報画像を生成してLCD5に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
及びそのデジタルカメラにおいて実行可能なプログラム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を表示する表示部を備えたデ
ジタルカメラにおいて、ライブビュー表示時にシャッタ
ー速度(露光時間)等の撮影条件やユーザのフレーミン
グ操作を補助するための方眼スケール等、ユーザに対し
て撮影時の補助となるような撮影情報を、ライブビュー
画像に重ね合わせて表示させる機能が実現されている。
【0003】このようなデジタルカメラでは、ユーザが
所定の操作部材を操作することによって、表示画面に表
示させる撮影情報の表示内容を切り替えることができる
ように構成されており、操作部材の操作を繰り返すこと
によってユーザの希望する撮影情報が表示されたライブ
ビュー表示が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年のデジ
タルカメラの多機能化に伴って、複数の撮影情報を表示
させる際の組み合わせが多様化しており、画面表示を切
り替えることによって、各撮影情報を表示するための全
ての表示形態のうちから、ユーザが希望する撮影情報を
表示画面に表示させるためには、操作部材の操作回数が
多くなるという問題があった。このため、撮影現場で表
示画面の変更を行う場合、希望の撮影情報を表示させる
ために多大な時間を要し、迅速な撮影操作を行うことが
できなかった。
【0005】また、撮影情報を表示する際の組み合わせ
の一つとして、ユーザのフレーミング操作を補助するた
めのスケール表示を、自動合焦(AF)時のAF評価領
域を表示するためのAFフレームと併せて表示すること
も考えられるが、その場合は画像のどの部分がAF評価
領域に対応する部分であるのかを視認しやすい状態で表
示することが望まれる。
【0006】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、ユーザの希望する撮影情報を容易
かつ効率的に表示させることができるデジタルカメラを
実現することを第1の目的とし、またスケール表示と所
定のフレーム表示とを表示する際には容易にそれらを識
別することの可能なデジタルカメラを実現することを第
2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、デジタルカメラであっ
て、撮影条件を含む複数の撮影情報を表示可能な表示手
段と、前記複数の撮影情報を前記表示手段に表示するた
めの複数の表示形式のそれぞれに対し、有効又は無効を
設定する設定手段と、前記表示手段における表示内容を
切り替えるための切替信号を発生させる信号発生手段
と、前記切替信号に応答して、有効として設定された前
記表示形式を選択し、前記表示手段の表示内容を更新す
る表示制御手段と、を備えて構成される。
【0008】請求項2に記載の発明は、デジタルカメラ
であって、撮影画像と同時に、フレーミングを行う際の
補助表示となる方眼スケールと所定の画像領域を示すた
めのフレームとを表示可能な表示手段と、前記フレーム
の示す前記画像領域内に前記方眼スケールが位置する場
合には、前記画像領域内に位置する前記方眼スケールの
画像成分を無効にして表示させる表示制御手段と、を備
えて構成される。
【0009】請求項3に記載の発明は、デジタルカメラ
であって、撮影画像と同時に、フレーミングを行う際の
補助表示となる方眼スケールと、所定の画像領域を示す
ためのフレームとを表示可能な表示手段と、撮影条件を
設定する撮影条件設定手段と、前記撮影条件設定手段に
よって設定される前記撮影条件に基づいて、前記方眼ス
ケールと前記フレームとの表示形態を変更する表示制御
手段と、を備えて構成される。
【0010】請求項4に記載の発明は、画像を表示可能
な表示手段を備えたデジタルカメラに内蔵されるマイク
ロコンピュータにおいて実行可能なプログラムであっ
て、前記マイクロコンピュータに実行されることによ
り、前記デジタルカメラに、複数の撮影情報を前記表示
手段に表示するための複数の表示形式のそれぞれに対
し、有効又は無効を設定する設定手段、前記表示手段に
おける表示内容を切り替えるための切替信号を発生させ
る信号発生手段、及び、前記切替信号に応答して、有効
として設定された前記表示形式を選択し、前記表示手段
の表示内容を更新する表示制御手段、としての機能を備
えさせる。
【0011】請求項5に記載の発明は、画像を表示可能
な表示手段を備えたデジタルカメラに内蔵されるマイク
ロコンピュータにおいて実行可能なプログラムであっ
て、前記マイクロコンピュータに実行されることによ
り、前記デジタルカメラに、前記表示手段に、撮影画像
と同時に、フレーミングを行う際の補助表示となる方眼
スケールと所定の画像領域を示すためのフレームとを表
示させるとともに、前記フレームの示す前記画像領域内
に前記方眼スケールが位置する場合には、前記画像領域
内に位置する前記方眼スケールの画像成分を無効にして
表示させる機能を備えさせる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】<1.第1の実施の形態>図1、図2及び
図3は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1の外
観構成を示す図であり、図1は正面図、図2は上面図、
図3は背面図に相当する。これらの図は必ずしも三角図
法に則っているものではなく、デジタルカメラ1の外観
を例示することを主眼としている。
【0014】デジタルカメラ1の正面側には撮影レンズ
2が設けられる。この撮影レンズ2はズーム機能を有し
ており、ズームリング2aを手動操作で回動させること
によって撮影倍率の変更を行うことができるように構成
される。
【0015】また、デジタルカメラ1のグリップ部1a
の上部にはシャッタボタン(レリーズボタン)9が設け
られており、該シャッタボタン9はユーザによる半押し
状態と全押し状態とを区別して検出可能な2段階押し込
みスイッチとなっており、自動合焦モードが設定されて
いる場合には半押し状態のときに自動合焦制御を開始
し、全押し状態のときに記録用画像を撮影するための本
撮影動作を開始する。
【0016】また、グリップ部1aの上部には正逆の2
方向(つまり左右双方向)に回動可能なダイヤル操作部
10が設けられており、ユーザがデジタルカメラ1を構
えた状態でもダイヤル操作部10の回動操作を行いやす
くなっている。
【0017】また、デジタルカメラ1の上面には、「撮
影モード」と「再生モード」とを切替設定するモード切
替えダイアル3が設けられている。撮影モードは被写体
の撮影を行って画像データの生成を行うモードである。
また、再生モードはメモリカード90に記録された画像
データを、デジタルカメラ1の背面側に設けられた液晶
表示部(以下、LCDという。)5に再生表示するモー
ドである。
【0018】デジタルカメラ1の背面には、本撮影動作
前のライブビュー表示及び記録画像の再生表示等を行う
ためのLCD5と、電子ビューファインダ(以下、EV
Fという。)4とが設けられている。このLCD5及び
EVF4では、それぞれカラー画像の表示が行われる。
なお、以下の説明においてはLCD5が320×240
の表示画素数を有する場合を例示する。
【0019】また、デジタルカメラ1の背面にはメニュ
ーボタン6が設けられており、例えば、撮影モード時に
メニューボタン6が押下されると、各種撮影条件を設定
するための各種メニュー画面がLCD5に表示される。
また、デジタルカメラ1の背面には、LCD5における
表示カーソルを4方向に移動させるための十字カーソル
ボタン7a〜7d、及び十字カーソルボタンの中央部に
設けられる決定ボタン7eで構成されるコントロールボ
タン7が設けられる。これらメニューボタン6及びコン
トロールボタン7を用いて各種撮影パラメータの設定操
作が行われる。各種撮影パラメータの設定状態はデジタ
ルカメラ1の上面側に配置されるデータパネル8に表示
される。また、デジタルカメラ1の背面には、ライブビ
ュー表示時にLCD5に表示される表示内容(特に撮影
情報の表示状態)を切り替えるための切替ボタン13が
設けられている。
【0020】さらに、デジタルカメラ1の側面には、デ
ジタルカメラ1の設定状態に関する操作を行うためのフ
ァンクション操作部11が設けられている。このファン
クション操作部11は、中央部に設けられたファンクシ
ョンボタン11aと、回動可能なように設けられたファ
ンクションダイヤル11bとを備えて構成される。ま
た、ファンクション操作部11の下部には、合焦モード
を自動合焦モードと手動合焦モードとで切り替えるため
の合焦モード切替ボタン12が設けられている。
【0021】また、デジタルカメラ1の側面には、着脱
自在な記録媒体であるメモリカード90の挿入装着部が
設けられており、本撮影によって得られる画像データは
この挿入装着部にセットされるメモリカード90に記録
される。
【0022】次に、デジタルカメラ1の内部構成につい
て説明する。図4は、デジタルカメラ1の内部機能を示
すブロック図である。
【0023】撮影レンズ2はレンズ駆動部41によって
駆動され、CCD撮像素子20に結像される像の合焦状
態を変化させるように構成される。自動合焦(オートフ
ォーカス)設定時には全体制御部30において画像から
自動的に撮影レンズ2のレンズ駆動量が決定され、この
レンズ駆動量に基づいて撮影レンズ2が駆動されるのに
対し、手動合焦(マニュアルフォーカス)設定時にはユ
ーザによるコントロールボタン7の操作量に応じてレン
ズ駆動量が決定され、このレンズ駆動量に基づいて撮影
レンズ2が駆動される。
【0024】CCD撮像素子20は被写体像を撮影して
電子的な画像信号を生成する撮像手段として機能するも
のであり、例えば2560×1920個の画素を有し、
撮影レンズ2によって結像された被写体の光像を、画素
毎にR(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号
(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)
に光電変換して出力する。タイミングジェネレータ42
は、CCD撮像素子20の駆動を制御するための各種の
タイミングパルスを生成するものである。
【0025】CCD撮像素子20から得られる画像信号
は信号処理回路21に与えられ、信号処理回路21にお
いて画像信号(アナログ信号)に対して所定のアナログ
信号処理が施される。信号処理回路21は相関二重サン
プリング回路(CDS)とオートゲインコントロール回
路(AGC)とを有しており、相関二重サンプリング回
路により画像信号のノイズ低減処理を行い、オートゲイ
ンコントロール回路でゲインを調整することにより画像
信号のレベル調整を行う。
【0026】A/D変換器22は、画像信号の各画素信
号を12ビットのデジタル信号に変換するものである。
A/D変換器22は、全体制御部30から入力されるA
/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ
信号)を12ビットのデジタル信号に変換する。
【0027】WB(ホワイトバランス)回路23は、
R,G,Bの各色成分のレベル変換を行うものである。
WB回路23は、全体制御部30で記憶されるレベル変
換テーブルを用いてR,G,Bの各色成分のレベルを変
換する。なお、レベル変換テーブルの各色成分のパラメ
ータ(特性の傾き)は全体制御部30により、オートま
たはマニュアルで、撮影画像毎に設定される。γ補正回
路24は、画素データの階調を補正するものである。
【0028】色補正部25は、γ補正回路24から入力
される画像データに対し、ユーザから設定された色補正
に関するパラメータに基づいて色補正を行うとともに、
RGB色空間で表現されたカラー情報をYCrCb色空
間で表現されたカラー情報に変換する。この表色系変換
により、全画素について輝度成分値Yが得られることに
なる。
【0029】解像度変換部26は、CCD撮像素子20
から得られる画像データに対して所定の解像度変換を行
うものである。
【0030】例えばライブビュー表示時にはCCD撮像
素子20から取得される画像データに対して、解像度変
換部16が所定の解像度変換を施し、LCD5の表示画
素数に適合した画像サイズの画像データ(320×24
0画素)、すなわちライブビュー画像を生成する。ま
た、自動合焦時には、ライブビュー表示時とは異なり、
AF評価領域に対応する画像成分の抽出が行われる。な
お、本撮影時には解像度変換部26は解像度変換処理を
行うことなく、色補正部25から得られる画像データを
そのまま全体制御部30に出力する。そして本撮影時に
得られる画像データは全体制御部30を介して画像メモ
リ44に格納されることになる。
【0031】ライブビュー表示時には、解像度変換部2
6によって所定の解像度変換が施された画像データは、
全体制御部30を介して画像合成部43に与えられ、L
CD5及びEVF4に対してライブビュー画像の表示が
行われるとともに、測光演算部28にも与えられ、自動
露出(AE)制御用の評価値が算出される。これに対
し、自動合焦制御時には、全体制御部30から指定され
るAF評価領域に対応する画像成分が抽出され、その画
像成分の画像データがAF評価値演算部27に与えら
れ、自動合焦(AF)制御用の評価値が算出される。
【0032】AF評価値演算部27はユーザによってシ
ャッタボタン9が半押し状態とされた場合に機能し、コ
ントラスト方式の自動合焦制御を行うための評価値演算
動作が行われる。ここでは、AF評価領域に対応する画
像成分について水平方向に隣接する2画素間での差分絶
対値の総和がAF用評価値として算出される。そしてA
F評価値演算部27において算出されるAF用評価値は
全体制御部30へと出力され、自動合焦制御が実現され
る。
【0033】測光演算部28は、解像度変換部26から
出力される画像データを複数のブロックに分割し、各ブ
ロックの代表輝度値に基づいてAE用評価値を算出す
る。そして測光演算部28において算出されるAE用評
価値は全体制御部30へと出力され、全体制御部30に
おける自動露光制御に用いられる。
【0034】画像メモリ44は、本撮影時にCCD撮像
素子20で取得され、上記の画像処理が施された画像デ
ータを一時的に記憶するメモリである。画像メモリ44
は、少なくとも1フレーム分の記憶容量を有している。
そして本撮影後に画像のアフタービュー等が行われる場
合には、画像メモリ44から画像合成部43に画像デー
タが与えられ、撮影画像を確認するための画像表示が行
われる。また、ユーザによって記録指示が与えられた場
合には、画像メモリ44からメモリカード90に対して
画像データが転送され、画像データの記録保存が行われ
る。
【0035】カードインタフェース(カードI/F)4
7は、デジタルカメラ1側面の挿入装着部に対して装着
されるメモリカード90への画像データの書込み及び読
出しを行うためのインタフェースである。メモリカード
90に対する画像データの読み書き時には、圧縮・伸張
部46において例えばJPEG方式で画像データの圧縮
処理又は伸張処理が行われる。また、外部接続インタフ
ェース(外部接続I/F)48は通信ケーブル等を介し
て外部コンピュータ91と通信可能にするためのインタ
フェースであり、例えばUSB規格に準拠した通信用イ
ンタフェース等で実現される。これらカードI/F4
7、外部接続I/F48を介して、メモリカード90や
外部コンピュータ91にセットされるCD−ROM等の
記録媒体に記録される制御プログラムを、全体制御部3
0のRAM30a又はROM30b内に取り込むことが
できる。そして全体制御部30においてそのプログラム
が実行されることにより、後述する各種機能が実現され
る。
【0036】操作部45は、上述したメニューボタン
6、コントロールボタン7、シャッタボタン9、ファン
クション操作部11、合焦モード切替ボタン12、切替
ボタン13等を含む操作部であり、ユーザがデジタルカ
メラ1の設定状態を変更操作する際や撮影操作を行う際
等に用いられる。
【0037】全体制御部30は内部にRAM30a及び
ROM30bを備えたマイクロコンピュータによって構
成され、マイクロコンピュータが所定のプログラムを実
行することにより、上記各部を統括的に制御する制御手
段として機能する。なお、ROM30bは電気的にデー
タの書き換えが可能な不揮発性メモリである。
【0038】撮影モード時において、全体制御部30は
CCD撮像素子20を駆動する駆動方式をタイミングジ
ェネレータに指令する。特に、ユーザがシャッタボタン
9を操作していないときには、全体制御部30はライブ
ビュー画像を取得するためにCCD撮像素子20での撮
影動作を繰り返すようにタイミングジェネレータに指令
する。これによってCCD撮像素子20ではライブビュ
ー表示用の撮影画像(ライブビュー画像)が取得され
る。
【0039】そして全体制御部30は、ユーザがフレー
ミング操作等の撮影準備を行う際に、ユーザが希望す
る、撮影を補助するための撮影情報をライブビュー画像
とともに表示させるように構成される。
【0040】図5は、この実施の形態における全体制御
部30の主要機能を示すブロック図である。全体制御部
30は図5に示すように、表示切替信号発生部31、撮
影情報表示設定部32、撮影情報画像生成部33、ヒス
トグラム演算部34及びライブビュー画像更新部35と
して機能する。このうち表示切替信号発生部31、撮影
情報画像生成部33、ヒストグラム演算部34及びライ
ブビュー画像更新部35は撮影モード下のライブビュー
表示時に機能するものであり、ライブビュー画像ととも
に、ユーザの希望する撮影情報をLCD5に表示させ
る。また、撮影情報表示設定部32は、複数の撮影情報
のうちから予め選択された撮影情報を設定情報として登
録しておく機能を有する。
【0041】撮影情報とは、ユーザが撮影操作を行う際
にLCD5の表示画面を視認するだけで、撮影状態の確
認を行うことができるにするための補助情報である。撮
影情報をLCD5に表示させることで、ユーザがデジタ
ルカメラ1を用いて撮影操作を行う際に、ユーザの希望
する撮影画像を適切に撮影することができるか否かを容
易に判断することが可能になる。
【0042】LCD5に表示する撮影情報としては、例
えば、撮影条件(画像サイズや解像度等)に関する各種
設定パラメータ、フレーミング操作を補助するためのス
ケール表示、自動合焦モード時におけるAF評価領域、
被写体輝度等を確認するためのヒストグラム表示、等の
複数の撮影情報がある。
【0043】まず撮影情報表示設定部32が設定情報を
登録する場合の動作について説明する。
【0044】デジタルカメラ1が撮影モードである時
に、ユーザがメニューボタン6を操作し、さらにメニュ
ー画面に対する操作を行うことで、ライブビュー表示時
に表示される撮影情報の選択設定を行うことができる。
【0045】撮影情報表示設定部32は操作部45の操
作に基づいて、LCD5に撮影情報表示設定用画面を表
示し、撮影情報画像生成部33に対して設定情報33a
を登録する。
【0046】図6は撮影情報表示設定画面G1の一例を
示す図である。撮影情報表示設定画面G1には、複数の
撮影情報の全てを表示させる項目(「全て表示」)と、
自動合焦モード時におけるAF評価領域を表示させる項
目(「AFフレーム」)と、被写体輝度等を確認するた
めのヒストグラム表示を表示させる項目(「ヒストグラ
ム」)と、フレーミング操作を補助するためのスケール
表示を表示させる項目(「スケール」)と、撮影情報を
表示させることなくライブビュー画像のみをLCD5に
表示させる項目(「表示オフ」)とがある。
【0047】各項目にはチェックボックス表示CB1〜
CB5が対応付けられており、各チェックボックス表示
CB1〜CB5にはユーザが操作部45に対して所定の
操作を行うことでチェックマーク(CB1,CB2,C
B4参照)を付与することができる。つまり、撮影情報
表示設定部32はユーザによる操作部45の操作に基づ
いて、LCD5に表示される撮影情報表示設定画面G1
の表示内容を変更し、かつその変更内容に基づいて撮影
情報画像生成部33における設定情報33aを更新する
ように構成されている。なお、チェックマークは、当該
項目を有効にすることを意味している。
【0048】図6の撮影情報表示設定画面G1では、複
数の撮影情報に関する表示形態のうち、「全て表示」、
「AFフレーム」及び「スケール」の3つの項目が選択
された状態を示している。
【0049】「全て表示」が選択された場合には、LC
D5におけるライブビュー表示として、例えば図7に示
すような表示画像DG1が表示される。表示画像DG1
ではでは、画面四隅に撮影条件に関する各種設定パラメ
ータが表示され、かつ、AF評価領域に対応するフレー
ム表示FGと、撮影画像(ライブビュー画像LVG)の
ヒストグラム画像HGと、方眼スケールSG1とが表示
される。この表示画面DG1をLCD5に表示すること
により、ユーザは一つの画面内に全ての撮影情報を視認
することができる。
【0050】また「AFフレーム」が選択された場合に
は、LCD5におけるライブビュー表示として、例えば
図8に示すような表示画像DG2が表示される。表示画
像DG2では、画面四隅に撮影条件に関する各種設定パ
ラメータが表示されるとともに、AF評価領域に対応す
るフレーム表示FGが表示される。
【0051】また「ヒストグラム」が選択された場合に
は、LCD5におけるライブビュー表示として、例えば
図9に示すような表示画像DG3が表示される。表示画
像DG3では、画面四隅に撮影条件に関する各種設定パ
ラメータが表示されるとともに、撮影画像のヒストグラ
ム画像HGが表示される。
【0052】また「スケール」が選択された場合には、
LCD5におけるライブビュー表示として、例えば図1
0に示すような表示画像DG4、又は図11に示すよう
な表示画像DG5が表示される。スケール表示として図
11に示すような方眼スケールを採用すると、ユーザは
自動合焦モード時にどの部分について合焦状態が実現さ
れているのかを視認することが困難になる。そのため、
スケール表示として方眼スケールが採用されている場合
であって、自動合焦モードが設定されている場合には、
図10に示す表示画像DG4がLCD5に表示される一
方、手動合焦モードが設定されている場合には、図11
に示す表示画像DG5がLCD5に表示される。
【0053】すなわち、この実施の形態では、自動合焦
モード時には「スケール」項目が選択された場合であっ
ても、スケール表示SGとともに、AF評価領域に対応
するフレーム表示FGを表示するように構成されている
のである。そしてさらにその場合、フレーム表示FGの
内部側に位置する方眼スケールの画像成分を無効にして
表示画像DG4を表示するように構成され、フレーム表
示FG内にある撮影画像(ライブビュー画像)の視認性
を向上させている。
【0054】これに対し、手動合焦モード時には「スケ
ール」項目が選択された場合、図11に示すような表示
画像DG5が表示され、方眼スケールを構成する全ての
画像成分が有効に表示される。
【0055】またこの実施の形態のデジタルカメラ1
は、撮影情報としてスケール表示を行う際の表示形態を
方眼スケールと十字スケールとで選択可能なように構成
される。
【0056】図12は、スケール表示の表示形態を設定
するためのスケール選択画面G2の一例を示す図であ
る。スケール選択画面G2には、スケール表示の種類と
して「方眼」と「十字」とがあり、ユーザは操作部45
を操作することによっていずれか一方を選択する。例え
ば、図6の撮影情報表示設定画面G1から「スケール」
項目のチェックボックス表示CB4をオン状態に設定し
たときに、スケール選択画面G2が表示され、ユーザが
希望するスケール表示形態を選択操作することになる。
図12では十字スケールが選択された状態を示してい
る。
【0057】図13及び図14は十字スケールが選択さ
れた場合にライブビュー表示としてLCD5に表示され
る表示画像DG6,DG7を示す図であり、図13は自
動合焦モード時における表示画像DG6を、図14は手
動合焦モード時における表示画像DG7を示している。
【0058】すなわち、自動合焦モード時には「スケー
ル」項目が選択された場合であっても、スケール表示S
G2とともに、AF評価領域に対応するフレーム表示F
Gを表示するように構成されているのである。またこれ
に対し、手動合焦モード時には「スケール」項目が選択
された場合、図14に示すように、十字スケールSG2
のみが有効に表示される。
【0059】このようなスケール表示を行うことで、ユ
ーザはフレーミング操作時に被写体に対してデジタルカ
メラ1の姿勢を適切に設定することが可能になる。
【0060】次に、図6の撮影情報表示設定画面G1で
「表示オフ」が選択された場合には、LCD5における
ライブビュー表示として、例えば図15に示すような表
示画像DG8が表示される。表示画像DG8では、撮影
情報についての表示は行われず、撮影画像(ライブビュ
ー画像)のみがLCD5に表示されることになる。
【0061】以上のように、デジタルカメラ1では、ラ
イブビュー表示時における撮影情報の表示形態として複
数の表示形態が準備されており、ユーザが撮影情報表示
設定画面G1を参照しつつ、操作部45を操作すること
で、少なくとも1つの表示形態を選択するように構成さ
れている。
【0062】そして撮影情報表示設定部32はユーザの
選択操作に基づいて、各撮影情報の有効/無効(すなわ
ちオン/オフ)を決定し、さらに撮影情報表示設定画面
G1に対する設定状態を撮影情報画像生成部33に反映
させるための所定の操作(例えば、コントロールボタン
7中央の決定ボタン7eの操作)があったときに、撮影
情報画像生成部33に対して設定情報33aの登録又は
更新を行うように構成される。
【0063】ただし、撮影情報表示設定部32は全ての
選択項目が無効な状態(すなわちオフ状態)とされるこ
とを禁止する機能を有している。具体的には、図6の撮
影情報表示設定画面G1で全てのチェックボックスCB
1〜CB5からチェックマークが解除されるようなユー
ザ操作は無視するように構成されるのである。
【0064】図6の撮影情報表示設定画面G1における
「表示オフ」項目は撮影画像のみを表示する表示形態で
あるため、全てのチェックボックスCB1〜CB5から
チェックマークが解除されることによって全ての選択項
目がオフ状態となると、ライブビュー表示時にはLCD
5に何も表示されないことになる。したがって、そのよ
うな事態を回避するために、この実施の形態では撮影情
報表示設定部32が全ての選択項目を無効に設定するこ
とを禁止する機能を備えるように構成され、適切なライ
ブビュー表示が行われるように実現される。
【0065】図16及び図17は操作部45の操作に応
じた撮影情報表示設定部32の動作を示すフローチャー
トであり、図16がチェックボックスオン操作があった
場合の動作を、図17はチェックボックスオフ操作があ
った場合の動作を示している。
【0066】まず、ユーザがチェックボックスオン操作
を行った場合について説明する。チェックボックスオン
操作があると、撮影情報表示設定部32はスケール表示
のチェックボックスCB4に対するオン操作であるか否
かを判断する(ステップS101)。そしてスケール表
示に対する操作でない場合にはステップS104に進
み、チェックボックスがオンにされた撮影情報を、ライ
ブビュー表示時に表示可能な状態とするために、設定情
報33aとして撮影情報画像生成部33に登録する。
【0067】これに対し、チェックボックスオン操作が
スケール表示に対する操作であった場合にはステップS
102に進み、スケール選択画面G2をLCD5に表示
させる。そしてユーザのスケール選択操作に応じて、方
眼スケール及び十字スケールのうちからスケール表示の
表示形態を設定する(ステップS103)。そしてその
後、ステップS104に進み、チェックボックスがオン
にされた撮影情報(この場合はスケール表示)を、ライ
ブビュー表示時に表示可能な状態とするために、設定情
報33aとして撮影情報画像生成部33に登録する。
【0068】以上でチェックボックスに対するオン操作
が行われた際の動作が終了する。図16のフローチャー
トにも示すように、スケール表示の表示形態を方眼スケ
ールと十字スケールとのうちから選択することができる
ようになっている。
【0069】次に、ユーザがチェックボックスオフ操作
を行った場合について説明する。チェックボックスオフ
操作があると、撮影情報表示設定部32は全てのチェッ
クボックスCB1〜CB5がオフになるか否かを判断す
る(ステップS111)。
【0070】そして全てのチェックボックスがオフにな
る場合にはステップS112に進み、撮影情報表示設定
部32はそのチェックボックスオフ操作を無効な操作と
して認識し、設定情報33aに対する登録又は更新処理
を行うことなく、動作を終了する。
【0071】これに対し、全てのチェックボックスがオ
フにならない場合にはステップS113に進み、撮影情
報表示設定部32はそのチェックボックスオフ操作を有
効な操作として認識する。そしてチェックボックスがオ
フにされた撮影情報を設定情報33aから削除し、設定
情報33aの更新処理を行う。
【0072】以上でチェックボックスに対するオフ操作
が行われた際の動作が終了する。図17のフローチャー
トにも示すように、撮影情報表示設定部32は全てのチ
ェックボックスCB1〜CB5がオフ状態となることを
禁止し、ライブビュー表示時において適切なライブビュ
ー表示が行われるように実現される。
【0073】次に、ライブビュー表示時における全体制
御部30の動作について説明する。
【0074】図5において表示切替信号発生部31は、
ライブビュー表示時にユーザによって切替ボタン13が
操作される都度、切替信号を発生させて撮影情報画像生
成部33に与えるように構成される。
【0075】撮影情報画像生成部33には設定情報33
aが記憶されており、設定情報33aには、上述したよ
うに複数の撮影情報のうちからユーザによって予め指定
された撮影情報が格納されている。撮影情報画像生成部
33は切替信号を受信すると、そのタイミングで設定情
報33aを参照し、ライブビュー表示の表示内容を切り
替える。つまり、撮影情報画像生成部33は、切替信号
に応答して、設定情報33aにおいて有効として設定さ
れた表示形態のうちから一の表示形態を選択し、その表
示形態に対応する撮影情報の画像(撮影情報画像)を生
成して画像合成部43に出力するように構成される。
【0076】したがって、撮影情報画像生成部33が、
LCD5に表示される撮影情報に関する表示画像であ
る、各種設定パラメータの画像、フレーム表示FG、ス
ケール表示SG及びヒストグラム画像HGを生成する機
能を有している。
【0077】ただし、撮影情報としてヒストグラム表示
を行う場合には、撮影情報画像生成部33はヒストグラ
ム演算部34を機能させる。そして、ヒストグラム演算
部34が、ライブビュー表示時に逐次得られるライブビ
ュー画像(撮影画像)LVGから輝度分布特性を示すヒ
ストグラムを求め、そのヒストグラムを撮影情報画像生
成部33に与えるように構成される。そして撮影情報画
像生成部33が、ヒストグラム演算部34から得られる
ヒストグラムに基づいてヒストグラム画像HGを生成
し、画像合成部43に出力する。
【0078】ライブビュー画像更新部35はライブビュ
ー表示時に逐次入力するライブビュー画像LVGを順
次、画像合成部43に与えるように構成される。
【0079】また、画像合成部43は、ライブビュー画
像更新部35から入力するライブビュー画像LVGと、
撮影情報画像生成部33から入力する撮影情報に関する
表示画像と、の合成処理を施し、LCD5に対してその
合成画像を表示させる。この合成処理により、図7〜図
11,図13〜図15に示した表示画像DG1〜DG8
のうち、ユーザによって指定された表示画像がLCD5
に表示されることになる。
【0080】図18及び図19は撮影情報の表示状態を
切り替えるための全体制御部30における動作を示すフ
ローチャートである。デジタルカメラ1は撮影モードに
切り替えられると、全体制御部30において、まず撮影
情報画像生成部33が機能し、設定情報33aを参照し
て、「全て表示」項目がオン状態に設定されているか否
かを判断する(ステップS200)。ここで「全て表
示」項目がオン状態に選択設定されている場合には、全
ての撮影情報表示画面(すなわち、図7の表示画像DG
1)でライブビュー表示を行う(ステップS201)。
そして切替ボタン13が操作されるまで、その状態(ス
テップS201)でのライブビュー表示を継続させる。
ユーザによって切替ボタン13が操作された場合には、
撮影情報の表示形態を切り替えるべく、ステップS21
0に進む(ステップS202)。なお、ステップS20
0において「全て表示」項目がオン状態に設定されてい
ないと判断される場合もステップS210に進むことに
なる。
【0081】次に、撮影情報画像生成部33は、設定情
報33aを参照して、「AFフレーム」項目がオン状態
に設定されているか否かを判断する(ステップS21
0)。「AFフレーム」項目がオン状態に選択設定され
ている場合には、撮影情報画像生成部33は現在の合焦
モードが自動合焦モードであるか否かを判断する(ステ
ップS211)。そして自動合焦モードである場合に
は、AFフレーム表示画面(すなわち、図8の表示画像
DG2)でライブビュー表示を行う(ステップS21
2)。そして切替ボタン13が操作されるまで、その状
態(ステップS212)でのライブビュー表示を継続さ
せる。ユーザによって切替ボタン13が操作された場合
には、撮影情報の表示形態を切り替えるべく、ステップ
S220に進む(ステップS213)。なお、ステップ
S210において「AFフレーム」項目がオン状態に設
定されていないと判断される場合及びステップS211
において手動合焦モードと判断される場合も、ステップ
S220に進むことになる。
【0082】次に、撮影情報画像生成部33は、設定情
報33aを参照して、「ヒストグラム」項目がオン状態
に設定されているか否かを判断する(ステップS22
0)。「ヒストグラム」項目がオン状態に選択設定され
ている場合には、ヒストグラム表示画面(すなわち、図
9の表示画像DG3)でライブビュー表示を行う(ステ
ップS221)。そして切替ボタン13が操作されるま
で、その状態(ステップS221)でのライブビュー表
示を継続させる。ユーザによって切替ボタン13が操作
された場合には、撮影情報の表示形態を切り替えるべ
く、ステップS230に進む(ステップS222)。な
お、ステップS220において「ヒストグラム」項目が
オン状態に設定されていないと判断される場合もステッ
プS230に進むことになる。
【0083】図19のフローチャートに移り、次に撮影
情報画像生成部33は、設定情報33aを参照して、
「スケール」項目がオン状態に設定されているか否かを
判断する(ステップS230)。「スケール」項目がオ
ン状態に選択設定されている場合には、撮影情報画像生
成部33は現在の合焦モードが自動合焦モードであるか
否かを判断する(ステップS231)。そして自動合焦
モードである場合にはステップS232に進み、手動合
焦モードである場合にはステップS234に進む。
【0084】自動合焦モードであった場合、撮影情報画
像生成部33は、自動合焦モード時に適用される第1の
スケール表示画面(すなわち、図10の表示画像DG
4、又は図13の表示画像DG6)でライブビュー表示
を行う(ステップS232)。そして切替ボタン13が
操作されるまで、その状態(ステップS232)でのラ
イブビュー表示を継続させる。ユーザによって切替ボタ
ン13が操作された場合には、撮影情報の表示形態を切
り替えるべく、ステップS240に進む(ステップS2
33)。
【0085】一方、手動合焦モードであった場合、撮影
情報画像生成部33は、手動合焦モード時に適用される
第2のスケール表示画面(すなわち、図11の表示画像
DG5、又は図14の表示画像DG7)でライブビュー
表示を行う(ステップS234)。そして切替ボタン1
3が操作されるまで、その状態(ステップS234)で
のライブビュー表示を継続させる。ユーザによって切替
ボタン13が操作された場合には、撮影情報の表示形態
を切り替えるべく、ステップS240に進む(ステップ
S235)。
【0086】次に、撮影情報画像生成部33は、設定情
報33aを参照して、「表示オフ」項目がオン状態に設
定されているか否かを判断する(ステップS240)。
「表示オフ」項目がオン状態に選択設定されている場合
には、撮影情報を表示しない表示画面(すなわち、図1
5に示すように、撮影画像(ライブビュー画像)のみを
表示するため表示画像DG8)でライブビュー表示を行
う(ステップS241)。そして切替ボタン13が操作
されるまで、その状態(ステップS241)でのライブ
ビュー表示を継続させる。ユーザによって切替ボタン1
3が操作された場合には、撮影情報の表示形態を切り替
えるべく、ステップS200に戻る(ステップS24
2)。なお、ステップS240において「表示オフ」項
目がオン状態に設定されていないと判断される場合もス
テップS200(図18)に戻ることになる。
【0087】このように、ライブビュー表示時には、予
めユーザが設定操作を行うことによって設定された設定
情報33aに基づいて撮影情報の表示が行われるように
構成される。このため、例えば図6に示すようにユーザ
が予め、「全て表示」項目と、「AFフレーム」項目
と、「スケール」項目とをオン状態に設定していた場合
には、上記フローチャートにおいて、ステップS20
0,S210,S230の各処理で「YES」と判断さ
れることとなり、ユーザが切替ボタン13の操作を繰り
返すことによって、図7の表示画像DG1,図8の表示
画像DG2,図10の表示画像DG4等がLCD5に表
示されることになる。
【0088】以上のように、この実施の形態のデジタル
カメラ1では、ライブビュー表示時にユーザが切替ボタ
ン13を操作するだけで、撮影情報の表示形態を切り替
えることができる。しかも、この実施の形態では、デジ
タルカメラ1で表示可能な複数の表示形態の全てが切り
替え対象となるのではなく、複数の表示形態のうちから
ユーザが予め指定した表示形態のみが切り替え対象とな
る。このため、ライブビュー表示時に、ユーザの希望す
る撮影情報画像を、デジタルカメラ1のLCD5に対し
て容易かつ効率的に表示させることが可能になる。
【0089】そして、デジタルカメラ1において表示可
能な複数の表示形態には、撮影画像(ライブビュー画
像)のみを表示するための表示形態が含まれており、ユ
ーザが予め希望する表示形態の選択設定を行う際に、全
ての表示形態がオフ状態(無効状態)に設定されること
を禁止するように構成されているので、ライブビュー表
示時にLCD5に何も画像が表示されないという事態を
回避することが可能である。
【0090】また、この実施の形態のデジタルカメラ1
は、撮影条件の一つである、自動合焦モードと手動合焦
モードとを切替可能なように構成され、ライブビュー表
示時に合焦モードが自動合焦モードと手動合焦モードと
のいずれであるかを判断し、各合焦モードに応じて撮影
情報の表示形態を変更している。つまり、撮影情報画像
生成部33が切替信号に応答して表示形態を決定する際
には、ユーザによって設定された撮影条件に基づいて表
示形態の選択動作を行うように構成されているのであ
る。したがって、撮影情報を表示する際には、常に適切
な撮影情報の表示を行うことができ、ユーザの撮影操作
を良好に補助することができるようになっている。
【0091】また、この実施の形態では、スケール表示
(特に方眼スケール)SGと合わせて、AF評価領域に
対応するフレーム表示FGを表示する際、フレーム表示
FGの画像領域内に位置するスケール表示の画像成分は
無効にして表示させることによって、フレーム表示内に
はスケール表示を行わないように構成されるため、スケ
ール表示SGとフレーム表示FGとを表示する際には容
易にそれらを識別することの可能なように実現される。
【0092】<2.第2の実施の形態>次に、第2の実
施の形態について説明する。この実施の形態では、上述
したデジタルカメラ1において、自動合焦モード時のA
F評価領域をユーザが希望する位置に移動させることが
可能なものについて説明する。ただし、デジタルカメラ
1の基本的な構成は第1の実施の形態で説明したものと
同様である。
【0093】この実施の形態では、デジタルカメラ1に
おいて自動合焦モードが設定されている場合であって、
AF評価領域に対応するフレーム表示FGを行うと、図
20に示す表示画像DG9のように、フレーム表示FG
とともに、AF合焦評価の中心位置を示す十字状の位置
表示PGが行われる。この位置表示PGの表示位置はユ
ーザがコントロールボタン7を操作することによって所
定ピッチで移動させることができる。つまり、この実施
の形態では、自動合焦モード時において撮影画像の合焦
ポイントをユーザが希望する位置に設定することがで
き、そのユーザ操作に応答して、現在画像のどの部分が
合焦ポイントとして指定されているかをユーザに示すべ
く位置表示PGを行うように構成される。
【0094】図21はこの実施の形態における全体制御
部30の詳細構成を示すブロック図である。全体制御部
30は、撮影情報画像生成部33、ライブビュー画像更
新部35、及び、移動信号発生部36として機能する。
ただし、全体制御部30は、第1の実施の形態で説明し
た他の機能も実現することができ、LCD5には少なく
ともAF評価領域に関する位置表示PGが補助表示とし
て表示されているものとする。
【0095】移動信号発生部36は、ユーザによるコン
トロールボタン7(図3参照)の操作に応答して移動信
号を発生させる。例えば、ユーザがコントロールボタン
7の右方向ボタン7dを1回操作すると、位置表示PG
を右方向に1段階移動させるための移動信号を発生す
る。そして移動信号は、移動信号発生部36から撮影情
報画像生成部33に与えられる。
【0096】撮影情報画像生成部33には移動ピッチ情
報33bが格納されている。移動ピッチ情報33bは、
位置表示PGをLCD5の画面上で移動させる際の画素
ピッチ(すなわち、移動画素単位)P2に関する情報を
有している。この画素ピッチP2はAF評価領域のサイ
ズに応じて予め定められている。
【0097】そして撮影情報画像生成部33は、移動信
号発生部36から移動信号を受信すると、移動ピッチ情
報33bを参照して、位置表示PGの表示位置をLCD
5の表示画面内で移動させた撮影情報画像を生成し、画
像合成部43に出力する。
【0098】また、ライブビュー表示時にCCD撮像素
子20から逐次得られるライブビュー画像LVGはライ
ブビュー画像更新部35を介して画像合成部43に与え
られる。
【0099】そして画像合成部43は、ライブビュー画
像更新部35から得られるライブビュー画像LVGと、
コントロールボタン7の操作に応じて位置表示PGの位
置が移動した撮影情報画像と、を合成してLCD5に対
するライブビュー表示を行う。
【0100】ところで、第1の実施の形態で説明したよ
うに、方眼スケールとAF評価領域に関する表示とを合
わせてLCD5に表示させる場合において、上記のよう
に位置表示PGを所定ピッチP2で移動させることを考
えると、方眼スケールの同一パターンが繰り返される画
素ピッチ(すなわち、繰り返し画素単位)P1が、位置
表示PGの移動ピッチとわずかに異なっている場合、L
CD5において表示される方眼スケールと位置表示PG
とがずれた状態で重なるため、視認性が悪くなり、ユー
ザが合焦ポイントを指定操作する際に支障をきたすこと
が想定される。
【0101】例えば、方眼スケールのパターン繰り返し
ピッチP1を70画素とし、位置表示PGの移動ピッチ
P2を65画素とすると、ユーザが合焦ポイントを移動
させる操作が行った場合のLCD5の表示画像DG10
は図22に示すようになる。つまり、合焦ポイントを示
す位置表示PGは、ユーザがコントロールボタン7を操
作するごとに、PG1→PG2→PG3→PG4の順で
移動することになる。そしてこのような表示形態は、位
置表示PGを方眼スケールSGの格子点に位置させるこ
とができず、視認性が悪くなる。
【0102】そこで、この実施の形態では、方眼スケー
ルSGを表示させる際には、位置表示PGの移動ピッチ
P2に応じて方眼スケールを構成する繰り返しパターン
の画素ピッチP1を決定するように構成される。より具
体的には、位置表示PGの移動ピッチP2と方眼スケー
ルSGの繰り返し画素ピッチP1との関係が、P1=k
・P2(ただし、kは任意の整数)となるように定めら
れる。そして方眼スケールの繰り返し画素ピッチP1を
位置表示PGの移動ピッチP2の整数倍に設定すること
により、上記のような視認性の悪化問題は解消される。
【0103】例えば、P1=P2(すなわちk=1)と
して設定した場合、位置表示PGの移動ピッチP2を6
5画素とすると、方眼スケールのパターン繰り返しピッ
チP1も65画素となり、ユーザが合焦ポイントを移動
させる操作が行った場合のLCD5の表示画像DG11
は図23に示すようになる。つまり、合焦ポイントを示
す位置表示PGは、ユーザがコントロールボタン7を操
作するごとに、PG5→PG6→PG7→PG8の順で
移動することになり、各移動位置で位置表示PGと方眼
スケールSGの格子点とが一致し、良好な視認性が確保
されることになる。
【0104】また、kが1以外の整数の場合にも、ユー
ザはコントロールボタン7を同一方向にk回操作すれ
ば、位置表示PGと方眼スケールSGの格子点とが必ず
一致するようになるので、その場合でも良好な視認性が
確保されることになる。
【0105】したがって、図21に示す撮影情報画像生
成部33は、方眼スケールでスケール表示を行う場合、
移動ピッチ情報33bが示す移動ピッチP2の整数倍で
繰り返される方眼パターンの撮影情報画像を生成し、そ
れを画像合成部43に出力することになる。
【0106】この結果、位置表示PGをLCD5の画面
内で移動させた場合であっても良好な視認性のライブビ
ュー表示を行うことが可能になるのである。
【0107】また、この実施の形態では、撮影情報画像
生成部33が位置表示PGをユーザ操作に基づいて移動
させる際、方眼スケールSGの格子点と位置表示PGと
が同一位置となるか否かを判断し、その結果同一位置と
なる場合にはスケール表示SGと位置表示PGとの少な
くとも一方の表示色又は表示形状を変形させた状態で、
撮影情報に関する画像を生成するように構成される。
【0108】図23に示す表示画像DG11では、方眼
スケールSGの格子点と重なる位置表示PG6,PG
7,PG8の表示色及び表示形状が変形される場合を例
示している。
【0109】このように位置表示PG6,PG7,PG
8が方眼スケールSGの格子点と重なる場合に、スケー
ル表示SGと位置表示PGとの少なくとも一方の表示色
又は表示形状を変形させることによって、位置表示等の
視認性が低下することを防止することが可能になる。
【0110】なお、この実施の形態では、位置表示PG
はAF評価領域の中心位置を示す場合を例示したがこれ
に限定されるものではなく、例えばAEポイントの指定
やトリミング指定等の任意の特定位置を示すものでも構
わない。
【0111】また、この実施の形態では、スケール表示
が方眼スケールである場合を例示したが、任意のスケー
ル表示についても同様に適用することが可能であり、ス
ケール表示と位置表示PGとがわずかにずれて表示され
ることがないように、スケール表示のパターン設定を行
うことができるのである。そしてそれによって、位置表
示等の視認性低下を防止することが可能になる。
【0112】<3.第3の実施の形態>次に、第3の実
施の形態について説明する。上述した第1の実施の形態
ではデジタルカメラ1において設定情報33aを1種類
しか保持することができない。このため、ユーザが切替
ボタン13を操作して撮影情報の表示切替を行う場合の
切り替え対象となる撮影情報の追加や変更等を行いたい
場合、その都度、図6に示したような撮影情報表示設定
画面G1を表示させて各チェックボックスCB1〜CB
5に対する操作を行う必要がある。
【0113】ところが、一般的には、人物を撮影する場
合、ヒストグラム表示とスケール表示とをサイクリック
に切り替えることが多いため、それらの撮影情報の表示
項目がオン状態に設定されることになるが、風景を撮影
する場合にはヒストグラム表示は不要であることが多
く、撮影情報としてフレーム表示のみが行われればよい
場合もある。このような場合において、撮影シーンが変
わる都度、図6のような撮影情報表示設定画面G1を表
示させて設定操作を行うことは、操作性が悪く、またシ
ャッタチャンスを逃す場合も生じ得る。
【0114】そこで、この実施の形態では、上述したデ
ジタルカメラ1においてユーザの希望によって予め設定
される設定情報を複数種類登録しておき、撮影シーン等
に応じて登録された設定情報を簡単に呼び出して設定す
ることの可能な構成について説明する。なお、この実施
の形態でも、デジタルカメラ1の基本的な構成は第1の
実施の形態で説明したものと同様である。
【0115】図24はこの実施の形態における全体制御
部30の主要機能を示すブロック図であり、第1の実施
の形態で説明した図5の構成と異なる部分はROM30
bに複数の設定情報(すなわち、第1設定情報39a,
第2設定情報39b,第3設定情報39c)が記憶され
る点である。
【0116】撮影情報表示設定部32は、LCD5に撮
影情報表示設定画面G1(図6参照)が表示されている
状態で、操作部45に対して所定の操作が行われたこと
を検出すると、現在の撮影情報表示設定画面G1におけ
る設定状態を、ROM30bの第1設定情報39a〜第
3設定情報39cのいずれかに登録する機能を有する。
また、撮影情報表示設定部32は、LCD5に撮影情報
表示設定画面G1(図6参照)が表示されている状態
で、操作部45に対して所定の操作が行われたことを検
出すると、ROM30bの第1設定情報39a〜第3設
定情報39cのいずれかに登録されている設定内容を呼
び出し、それを現在の撮影情報表示設定画面G1に反映
させる機能を有する。そしてさらに、撮影情報表示設定
部32は、第1の実施の形態と同様に、撮影情報画像生
成部33の設定情報33aを更新する機能も有してい
る。
【0117】このため、デジタルカメラ1のユーザは、
それぞれ異なる撮影シーンに適した設定状態を第1乃至
第3設定情報39a〜39cとして登録しておく操作を
行っておけば、デジタルカメラ1において各撮影シーン
に適した設定情報39a〜39cが記憶されることにな
る。
【0118】そしてユーザは撮影シーンの変更に伴っ
て、ROM30bに登録された設定情報39a〜39c
を呼び出すための操作を行うだけで簡単に設定情報33
aを設定することが可能になる。つまり、撮影シーンが
変わった場合に、撮影情報表示設定画面G1の各チェッ
クボックスCB1〜CB5に対する操作を行う必要がな
くなるので、撮影シーンの変更に迅速に対応することが
可能になり、シャッタチャンスを逃すことを低減するこ
とも可能になる。
【0119】以下、この実施の形態においてユーザがデ
ジタルカメラ1に対して行う具体的な操作、及びLCD
5における表示画面について説明する。
【0120】図25はファンクション操作部11の詳細
を示す図である。ファンクション操作部11のファンク
ションダイヤル11bには画質や、画像サイズ、ホワイ
トバランス、感度等の複数の設定ポイントが設けられて
おり、複数の設定ポイントのうちの一つがROM30b
に格納される第1乃至第3設定情報39a〜39cを登
録又は呼出を行うための登録/呼出ポイント110とな
る。そしてファンクションダイヤル11bを回動させ
て、図25に示すように登録/呼出ポイント110と選
択ポイント120との位置を一致させることにより、デ
ジタルカメラ1において設定情報39a〜39bの登録
操作及び呼出操作が可能な状態となる。
【0121】図26及び図27はこの実施の形態におけ
るLCD5の表示状態の変化を示す状態遷移図である。
LCD5の初期表示状態は、図26に示す状態ST10
であり、図6に示した撮影情報表示設定画面G1と同様
の表示状態となっている。
【0122】状態ST10において、ユーザが、ファン
クションダイヤル11bを図25に示す状態に設定し、
ファンクション操作部11の中央部にあるファンクショ
ンボタン11aを押下する操作(オペレーションOP
1)を行うと、LCD5の表示状態は状態ST11に移
行する。
【0123】ユーザがファンクションボタン11aを押
し続けている間、すなわち状態ST11では、撮影情報
表示設定画面G1にオーバーレイされて呼出メニュー画
面が表示され、その呼出メニュー画面を構成する4つの
項目(「1」,「2」,「3」,「登録」)の全てが非
選択状態として表示される。なお、この実施の形態で
は、選択状態にある項目は表示色が変更される。
【0124】この状態ST11において、ユーザがダイ
ヤル操作部10(図1参照)を右方向へ1段階回動させ
る操作(オペレーションOP4)を行うと、LCD5の
表示状態は状態ST12に移行する。
【0125】状態ST12では、呼出メニュー画面のう
ちの項目「1」が選択状態となる。なお、項目「1」は
ROM30bに格納される第1設定情報39aに対応
し、項目「2」は第2設定情報39bに対応する。ま
た、項目「3」は第3設定情報39cに対応する。した
がって、これらの項目が選択されている場合は、ROM
30bに格納された各設定情報39a〜39cに対して
アクセス可能な状態となっている。
【0126】そして状態ST12において、ユーザがさ
らにダイヤル操作部10を右方向へ1段階回動させる操
作(オペレーションOP4)を繰り返し行うと、LCD
5の表示状態は、呼出メニュー画面のうちの項目「2」
が選択された状態ST13、呼出メニュー画面のうちの
項目「3」が選択された状態ST14、呼出メニュー画
面のうちの項目「登録」が選択された状態ST15、へ
と順次切り替わる。また状態ST15において、ユーザ
がさらにダイヤル操作部10を右方向へ1段階回動させ
る操作(オペレーションOP4)を行うと、LCD5の
表示状態は、全ての項目が非選択状態となる状態ST1
1に戻ることになる。
【0127】一方、ユーザはダイヤル操作部10を左方
向へ回動させる操作(オペレーション(OP3)を行う
と、LCD5の表示状態が上記とは逆の方向に順次遷移
する。
【0128】また状態ST12において、ユーザがファ
ンクションボタン11aの押下操作を解除する(オペレ
ーションOP2)と、撮影情報表示設定部32はROM
39bに格納されている第1設定情報39aを読み出
し、第1設定情報39aに基づいて撮影情報表示設定画
面G1の表示状態を更新する。この状態が状態ST16
である。また状態ST16では、第1設定情報39aに
基づいて更新された撮影情報表示設定画面G1の内容に
基づいて撮影情報画像生成部33における設定情報33
aの更新も行われる。
【0129】同様に、状態ST13,ST14におい
て、ユーザがファンクションボタン11aの押下操作を
解除(オペレーションOP2)した場合も、撮影情報表
示設定部32はROM39bに格納されている第2設定
情報39b又は第3設定情報39cを読み出し、第2設
定情報39b又は第3設定情報39cに基づいて撮影情
報表示設定画面G1の表示状態を更新する。これらの状
態が状態ST17,ST18である。また状態ST1
7,ST18では、第2設定情報39b又は第3設定情
報39cに基づいて更新された撮影情報表示設定画面G
1の内容に基づいて撮影情報画像生成部33における設
定情報33aの更新も行われる。
【0130】このようにこの実施の形態では、ROM3
0bに格納された設定情報39a〜39cを簡単な操作
で呼び出すことができ、かつ、撮影情報画像生成部33
に対してその呼び出した設定情報を設定することができ
るのである。
【0131】また状態ST15において、ユーザがファ
ンクションボタン11aの押下操作を解除する(オペレ
ーションOP2)と、撮影情報表示設定部32はROM
39bに対して、現在の撮影情報表示設定画面G1の表
示状態に基づく設定情報を登録するための処理に移行す
る。
【0132】登録処理に移行すると、LCD5の表示状
態は状態ST20に移行する(図27参照)。
【0133】状態ST20では、撮影情報表示設定画面
G1にオーバーレイされて登録メニュー画面が表示され
る。この登録メニュー画面では、選択項目となる3つの
項目(「1」,「2」,「3」)の全てが非選択状態と
して表示される。
【0134】この状態ST20において、ユーザがダイ
ヤル操作部10を右方向へ1段階回動させる操作(オペ
レーションOP4)を行うと、LCD5の表示状態は状
態ST21に移行する。
【0135】状態ST21では、登録メニュー画面のう
ちの項目「1」が選択状態となる。そして状態ST21
において、ユーザがさらにダイヤル操作部10を右方向
へ1段階回動させる操作(オペレーションOP4)を繰
り返し行うと、LCD5の表示状態は、登録メニュー画
面のうちの項目「2」が選択された状態ST22、登録
メニュー画面のうちの項目「3」が選択された状態ST
23、へと順次切り替わる。また状態ST23におい
て、ユーザがさらにダイヤル操作部10を右方向へ1段
階回動させる操作(オペレーションOP4)を行うと、
LCD5の表示状態は、全ての選択項目が非選択状態と
なる状態ST20に戻ることになる。
【0136】一方、ユーザはダイヤル操作部10を左方
向へ回動させる操作(オペレーション(OP3)を行う
と、LCD5の表示状態が上記とは逆の方向に順次遷移
する。
【0137】また状態ST20の非選択状態において、
ユーザが決定ボタン7eの押下操作(オペレーションO
P5)を行うと、登録のための処理は中止されて元の撮
影情報表示設定画面G1に移行する(状態ST24)。
【0138】これに対し、状態ST21において、ユー
ザが決定ボタン7eの押下操作(オペレーションOP
5)を行うと、撮影情報表示設定部32はROM30b
にアクセスし、第1設定情報39aとして、現在の撮影
情報表示設定画面G1の表示状態に基づく設定情報の登
録処理を行う。そしてその後、LCD5の表示状態は状
態ST24に移行し、元の撮影情報表示設定画面G1が
表示される。
【0139】同様に、状態ST22,ST23におい
て、ユーザが決定ボタン7eの押下操作(オペレーショ
ンOP5)を行うと、撮影情報表示設定部32はROM
30bにアクセスし、第2設定情報39b又は第3設定
情報39cとして、現在の撮影情報表示設定画面G1の
表示状態に基づく設定情報の登録処理を行う。そしてそ
の後、LCD5の表示状態は状態ST24に移行し、元
の撮影情報表示設定画面G1が表示される。
【0140】このようにこの実施の形態では、簡単な操
作で、ROM30bに対して設定情報39a〜39cを
記憶させることができるのである。そして上述した読み
出し手順により、撮影時には簡単な操作で撮影の補助情
報となる表示形態の設定操作を行うことができるのであ
る。
【0141】このように、この実施の形態のデジタルカ
メラでは、操作部45が操作されることに応答して、L
CD5に表示される設定画面において、複数の項目のう
ちの一が選択された状態と、複数の項目の全てが選択さ
れていない状態とを切り替えて表示させることができ
る。より具体的には、ダイヤル操作部10の回動操作に
応答して、呼出メニュー画面等において、呼出項目が選
択された状態と、登録項目が選択された状態と、呼出項
目及び登録項目のいずれもが選択されていない状態とを
順次に切り替えて表示させることができる。
【0142】したがって、呼出メニュー画面をキャンセ
ルするための「キャンセル」項目を設ける必要がなく、
ユーザの誤操作等で呼出メニュー画面に移行した場合に
は、容易に元の撮影情報表示設定画面G1に戻ることが
可能である。
【0143】これに対し、図28に示すように呼出メニ
ュー画面等で「キャンセル」項目を設けることも考えら
れるが、デジタルカメラに設けられるLCD5の画面サ
イズは一般的に小さなものが多く、選択項目の数を増加
させることは各項目の視認性の低下や操作性の悪化を招
くこととなる。このため、この実施の形態で説明したよ
うに、複数の項目の全てが選択されていない状態を「キ
ャンセル」項目と同等に取り扱うことで、視認性の低下
等という問題を低減することができるので、より好まし
い形態となる。
【0144】また、LCD5において設定画面を表示さ
せる際、複数の項目の全てが選択されていない状態を初
期表示状態とすることにより、ユーザが誤操作等で設定
画面を表示させてしまった場合でも容易かつ迅速に元の
撮影情報表示設定画面G1に戻ることが可能になる。
【0145】なお、この実施の形態で説明した設定情報
の登録及び呼出の手順は、画面表示の切り替え以外にも
適用することができる。例えば、補助情報として撮影情
報を表示するための選択操作以外に関する各種設定操作
にも適用することが可能であることは勿論である。
【0146】<4.変形例>以上、この発明の実施の形
態について説明したが、この発明は上記説明した内容の
ものに限定されるものではない。
【0147】例えば、上記各実施の形態では、主として
ライブビュー表示時の動作等について説明したが、これ
に限定されるものではない。
【0148】また、上述した内容には、以下の発明概念
が含まれる。
【0149】(1) 請求項1に記載のデジタルカメラ
において、前記複数の表示形式に、撮影画像のみを表示
するための表示形式が含まれており、前記設定手段は前
記複数の表示形式の全てが無効に設定されることを禁止
することを特徴とするデジタルカメラ。
【0150】これにより、常に適切なライブビュー表示
が行われるように実現される。
【0151】(2) 請求項1に記載のデジタルカメラ
において、撮影条件を設定する撮影条件設定手段、をさ
らに備え、前記表示制御手段は、前記切替信号に応答し
て前記表示形式を選択する際、前記撮影条件設定手段に
よって設定された前記撮影条件に基づいた選択動作を行
うことを特徴とするデジタルカメラ。
【0152】これにより、合焦モード等の撮影条件の設
定状態に応じた撮影情報の表示を行うことができる。
【0153】(3) デジタルカメラであって、撮影画
像とともに、第1の画素単位毎に同一パターンが繰り返
されるスケール表示と、前記撮影画像の特定位置を示す
ための位置表示とを表示可能な表示手段と、前記位置表
示の表示位置を、前記表示手段における表示画面内で移
動させるためにユーザが操作する操作手段と、前記表示
手段における表示内容を制御するとともに、前記操作手
段から入力される操作量に応じて前記位置表示の表示位
置を前記表示画面内で移動させる表示制御手段と、を備
え、前記表示制御手段は、前記位置表示の表示位置を第
2の画素単位で前記表示画面内を移動させ、かつ前記第
1の画素単位を前記第2の画素単位の整数倍に設定して
表示させることを特徴とするデジタルカメラ。
【0154】これにより、位置表示を表示手段の画面内
で移動させた場合であっても良好な視認性で表示するこ
とができる。
【0155】(4) デジタルカメラであって、撮影画
像とともに、フレーミングを行う際の補助表示となるス
ケール表示と、前記撮影画像の特定位置を示すための位
置表示とを表示可能な表示手段と、前記スケール表示と
前記位置表示とが前記表示手段の画面内において同一位
置に表示されることとなる場合に、前記スケール表示と
前記位置表示との少なくとも一方の表示色又は表示形状
を変形させた状態で表示させる表示制御手段とを備える
デジタルカメラ。
【0156】これにより、スケール表示と位置表示とが
表示手段の画面内において同一位置に表示される場合で
も、視認性が低下することを抑制することができる。
【0157】(5) デジタルカメラであって、各種設
定状態を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
る前記設定状態を呼び出すための呼出項目及び前記記憶
手段に前記設定状態を記憶させるための登録項目、を表
示する設定画面を可能な表示手段と、前記設定画面にお
いて表示される項目の選択状態を切り替えるための操作
手段と、前記操作手段が操作されることに応答して、前
記設定画面において、前記呼出項目が選択された状態
と、前記登録項目が選択された状態と、前記呼出項目及
び前記登録項目のいずれもが選択されていない状態とを
順次に切り替えて表示させる表示制御手段と、を備える
デジタルカメラ。
【0158】これにより、ユーザの誤操作等で画面表示
が切り替わった場合でも、容易に元の画面に戻ることが
可能である。また、表示手段の視認性を低下させること
もない。
【0159】(6) 上記(5)のデジタルカメラにお
いて、前記表示制御手段が、前記表示手段において前記
設定画面を表示させる際、前記呼出項目及び前記登録項
目のいずれもが選択されていない状態を初期表示状態と
することを特徴とするデジタルカメラ。
【0160】これにより、ユーザの誤操作等で画面表示
が切り替わった場合でも、容易かつ迅速に元の画面に戻
ることが可能である。
【0161】(7) 上記(5)及び(6)のデジタル
カメラにおいて、前記記憶手段は複数の設定状態を記憶
するように構成され、前記呼出項目には、前記複数の設
定状態のそれぞれを呼び出すための複数の項目が含まれ
ることを特徴とするデジタルカメラ。
【0162】これにより、複数の設定状態をその都度設
定する必要がなくなり、デジタルカメラの操作性が向上
する。
【0163】(8) 画像を表示可能な表示手段を備え
たデジタルカメラに内蔵されるマイクロコンピュータに
おいて実行可能なプログラムであって、前記マイクロコ
ンピュータに実行されることにより、前記デジタルカメ
ラに、前記表示手段に、撮影画像と同時に、フレーミン
グを行う際の補助表示となる方眼スケールと、所定の画
像領域を示すためのフレームとを表示させるとともに、
撮影条件を設定する撮影条件設定手段として機能させ、
かつ、前記撮影条件設定手段によって設定される前記撮
影条件に基づいて、前記方眼スケールと前記フレームと
の表示形態を変更させる表示制御手段として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
【0164】これにより、方眼スケールとフレームとを
容易に識別することの可能なデジタルカメラが実現され
る。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、複数の撮影情報を表示手段に表示するた
めの複数の表示形式のそれぞれに対し、有効又は無効を
設定しておき、表示手段における表示内容を切り替える
ための切替信号に応答して、有効として設定された表示
形式を選択し、表示手段の表示内容を更新するように構
成されるため、ユーザの希望する撮影情報を容易かつ効
率的に表示させることが可能になる。
【0166】請求項2に記載の発明によれば、フレーム
の示す画像領域内に方眼スケールが位置する場合には、
その画像領域内に位置する方眼スケールの画像成分を無
効にして表示させるため、フレームの示す画像領域内に
方眼スケールが位置する場合にフレームの画像領域内の
画像成分を良好に識別することが可能になる。
【0167】請求項3に記載の発明によれば、撮影条件
設定手段によって設定される撮影条件に基づいて、表示
手段に表示される方眼スケールとフレームとの表示形態
を変更するように構成されるため、方眼スケールとフレ
ームとを容易に識別することが可能である。
【0168】請求項4に記載の発明によれば、ユーザの
希望する撮影情報を容易かつ効率的に表示させることの
可能なデジタルカメラが実現される。
【0169】請求項5に記載の発明によれば、フレーム
の示す画像領域内に方眼スケールが位置する場合にフレ
ームの画像領域内の画像成分を良好に識別することが可
能なデジタルカメラが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観構成を示す正面図であ
る。
【図2】デジタルカメラの外観構成を示す上面図であ
る。
【図3】デジタルカメラの外観構成を示す背面図であ
る。
【図4】デジタルカメラの内部機能を示すブロック図で
ある。
【図5】第1の実施の形態における全体制御部の主要機
能を示すブロック図である。
【図6】撮影情報表示設定画面の一例を示す図である。
【図7】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図8】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図9】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図10】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図11】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図12】スケール選択画面の一例を示す図である。
【図13】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図14】撮影情報の一表示形態を示す図である。
【図15】撮影画像のみが表示される場合を示す図であ
る。
【図16】チェックボックスオン操作があった場合の動
作の撮影情報表示設定部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図17】チェックボックスオフ操作があった場合の動
作の撮影情報表示設定部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図18】撮影情報の表示状態を切り替えるための動作
を示すフローチャートである。
【図19】撮影情報の表示状態を切り替えるための動作
を示すフローチャートである。
【図20】位置表示が行われる場合の一表示形態を示す
図である。
【図21】第2の実施の形態における全体制御部の詳細
構成を示すブロック図である。
【図22】位置表示の一移動状態を示す図である。
【図23】第2の実施の形態における位置表示の移動状
態を示す図である。
【図24】第3の実施の形態における全体制御部の主要
機能を示すブロック図である。
【図25】ファンクション操作部の詳細を示す図であ
る。
【図26】第3の実施の形態における表示状態の変化を
示す状態遷移図である。
【図27】第3の実施の形態におけるの表示状態の変化
を示す状態遷移図である。
【図28】キャンセル項目を表示する場合の表示画面の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 5 液晶表示部(LCD)(表示手段) 7 コントロールボタン 10 ダイヤル操作部 11 ファンクション操作部 13 切替ボタン 20 CCD撮像素子 30 全体制御部(制御手段) 30b ROM(記憶手段) 31 表示切替信号発生部 32 撮影情報表示設定部 33 撮影情報画像生成部 33a 設定情報 33b 移動ピッチ情報 34 ヒストグラム演算部 35 ライブビュー画像更新部 36 移動信号発生部 39a〜39c 設定情報 43 画像合成部 45 操作部 DG1〜DG11 表示画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有岡 真 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 安田 孝司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H102 AA41 BA12 BB08 BB22 CA11 5C022 AA13 AB02 AB20 AB22 AC03 AC13 AC22 AC32 AC34 AC42 AC74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカメラであって、 撮影条件を含む複数の撮影情報を表示可能な表示手段
    と、 前記複数の撮影情報を前記表示手段に表示するための複
    数の表示形式のそれぞれに対し、有効又は無効を設定す
    る設定手段と、 前記表示手段における表示内容を切り替えるための切替
    信号を発生させる信号発生手段と、 前記切替信号に応答して、有効として設定された前記表
    示形式を選択し、前記表示手段の表示内容を更新する表
    示制御手段と、を備えるデジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 デジタルカメラであって、 撮影画像と同時に、フレーミングを行う際の補助表示と
    なる方眼スケールと所定の画像領域を示すためのフレー
    ムとを表示可能な表示手段と、 前記フレームの示す前記画像領域内に前記方眼スケール
    が位置する場合には、前記画像領域内に位置する前記方
    眼スケールの画像成分を無効にして表示させる表示制御
    手段と、を備えるデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 デジタルカメラであって、 撮影画像と同時に、フレーミングを行う際の補助表示と
    なる方眼スケールと、所定の画像領域を示すためのフレ
    ームとを表示可能な表示手段と、 撮影条件を設定する撮影条件設定手段と、 前記撮影条件設定手段によって設定される前記撮影条件
    に基づいて、前記方眼スケールと前記フレームとの表示
    形態を変更する表示制御手段と、を備えるデジタルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 画像を表示可能な表示手段を備えたデジ
    タルカメラに内蔵されるマイクロコンピュータにおいて
    実行可能なプログラムであって、 前記マイクロコンピュータに実行されることにより、前
    記デジタルカメラに、 複数の撮影情報を前記表示手段に表示するための複数の
    表示形式のそれぞれに対し、有効又は無効を設定する設
    定手段、 前記表示手段における表示内容を切り替えるための切替
    信号を発生させる信号発生手段、及び、 前記切替信号に応答して、有効として設定された前記表
    示形式を選択し、前記表示手段の表示内容を更新する表
    示制御手段、としての機能を備えさせるプログラム。
  5. 【請求項5】 画像を表示可能な表示手段を備えたデジ
    タルカメラに内蔵されるマイクロコンピュータにおいて
    実行可能なプログラムであって、 前記マイクロコンピュータに実行されることにより、前
    記デジタルカメラに、 前記表示手段に、撮影画像と同時に、フレーミングを行
    う際の補助表示となる方眼スケールと所定の画像領域を
    示すためのフレームとを表示させるとともに、前記フレ
    ームの示す前記画像領域内に前記方眼スケールが位置す
    る場合には、前記画像領域内に位置する前記方眼スケー
    ルの画像成分を無効にして表示させる機能を備えさせる
    プログラム。
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