JP2003258817A - 無線通信装置、その制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム - Google Patents

無線通信装置、その制御方法および該制御方法を実現するためのプログラム

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JP2003258817A
JP2003258817A JP2002055537A JP2002055537A JP2003258817A JP 2003258817 A JP2003258817 A JP 2003258817A JP 2002055537 A JP2002055537 A JP 2002055537A JP 2002055537 A JP2002055537 A JP 2002055537A JP 2003258817 A JP2003258817 A JP 2003258817A
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communication device
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Shinjiro Hori
信二郎 堀
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 移動のため複数のアクセスポイントと通信す
るような場合でも、固定のESS IDを使い続ける
ことなく、複数のアクセスポイントとセキュリティの高
い無線通信を行う。 【解決手段】 所定時間経過すると、ESS ID(拡
張サービスID)の更新した値を生成し、このアクセス
ポイントに接続されているすべてのステーションに、E
SS ID更新通知パケットを送信する。ESS ID
更新通知パケットを受信したステーションは、ESS
IDの設定値を更新後のESS IDの値に置き換えた
後、更新後のESS IDの値を設定したリアソシエー
ション要求パケットをアクセスポイントに送信して、新
しいESS IDで管理されるDS(分配システム)に
参加できるように要求し、アクセスポイントは、ステー
ションにリアソシエーション応答パケットを送信し、D
Sに参加できたことを通知し、通常の通信シーケンスを
行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティの高
い無線通信を行う無線通信装置、その制御方法および該
制御方法を実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線インターフェースは配線のわずらわ
しさがないなどの利点があるが、相互接続性が低い、転
送速度が遅い、装置の価格が高価であったなどの理由で
普及が進まなかった。
【0003】しかし、活発に標準化作業が行われ、IEEE
Std. 802.11-1999, さらにはIEEEStd. 802.11a-199
9, IEEE Std 802.11b-1999の規格が制定された。特
に、IEEEStd. 802.11b-1999 は、2.4GHz帯の電波
を利用して最大11Mbpsの転送が行える標準であ
る。これによって、有線LAN(Local Area Network)
のIEEE Std. 802.3で標準化されている10BASE−
T(転送速度10Mbps)と同等の転送速度をサポー
トできるようになった。
【0004】また、無線インターフェース機器の低価格
化にともない、家庭内ネットワークや小規模のオフィス
LANとして採用されるケースが増えてきた。
【0005】図1は、無線LANの一般的な構築例を示
す図である。
【0006】同図において、STAi1(i=1,‥
‥,n)は、複数のステーション(以下、「STA」と
記す)を表しており、これはPC(Personal Compute
r)などの情報機器であって、無線通信を行うためのイ
ンターフェース機能が装備されている。
【0007】AP2は、アクセスポイント(以下、「A
P」と記す)と呼ばれる特殊な無線通信機器であり、無
線LANと有線LAN3とのブリッジ機能などを提供す
る。
【0008】さらに、AP2は、ESS ID(Extende
d Service Set ID)、つまり拡張サービスIDと呼ばれ
る識別子によって、AP2にアクセスできるSTAi1
の管理を行うことができる。このESS IDは、AP
2の管理者が値を任意に決め、AP2にアクセスを許可
することを要求するユーザにその値を教える。ESSI
Dを教えられた、つまりAP2へのアクセスを許可され
たユーザは、ESSIDをSTAi1にセットしてAP
2へアクセスできるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際にはST
Ai1は移動して使用される状況も考えられるので、た
とえば、AP毎に異なるESS IDの値を使用する
と、移動するたびにアクセス可能なAPのESS ID
の値に変更しなければならず、また、複数のAPがある
場合には、どのAPに接続するのが最適なのか知ること
ができなかった。
【0010】この問題を解決するために、ESS ID
の設定値を空白や“ANY”などの特定の文字列で指定
しておき、すべてのSTAからの送受信要求を受け付け
ることを可能にする方法もあるが、この方法では、予期
しないユーザからのアクセスを許可したり、固定のESS
IDを使用し続けることになりセキュリティが低くなっ
たりする。
【0011】本発明は、この点に着目してなされたもの
であり、移動しながら複数のアクセスポイントと接続し
ていくような自由度の高い無線通信環境を構築した場合
でも、固定のESS IDを使い続けることなく、複数のア
クセスポイントとセキュリティの高い無線通信を行うこ
とが可能な無線通信装置、その制御方法および該制御方
法を実現するためのプログラムを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の無線通信装置は、拡張サービス識
別子で管理される無線通信手段と、所定の条件でトリガ
を発生させるトリガ発生手段と、現在接続しているステ
ーションの情報を格納する格納手段と、前記発生された
トリガに応じて、前記拡張サービス識別子を更新する更
新手段と、前記格納手段に格納されているすべてのステ
ーションに、拡張サービス識別子の変更があったことお
よび前記更新された拡張サービス識別子を通知する通知
手段と、前記変更後の拡張サービス識別子で新たにアソ
シエーションを行う接続手段とを有することを特徴とす
る。
【0013】請求項2に記載の無線通信装置は、請求項
1の無線通信装置において、前記トリガ発生手段は、所
定の時間毎にトリガを発生することを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の無線通信装置は、請求項
2の無線通信装置において、前記所定の時間は、予め設
定された時間であることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の無線通信装置は、請求項
2の無線通信装置において、前記所定の時間は、現在の
時間から算出されることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の無線通信装置は、請求項
2の無線通信装置において、前記所定の時間は、ランダ
ム値であることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の無線通信装置は、請求項
2の無線通信装置において、前記所定の時間には最大値
が決められていることを特徴とする。
【0018】請求項7に記載の無線通信装置は、請求項
1の無線通信装置において、前記トリガ発生手段は、新
規のステーションが接続されるときにトリガを発生する
ことを特徴とする。
【0019】請求項8に記載の無線通信装置は、請求項
1の無線通信装置において、前記トリガ発生手段は、接
続中のステーションが該接続から外れたときにトリガを
発生することを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の無線通信装置は、請求項
1の無線通信装置において、前記トリガ発生手段は、請
求項2,7および8のトリガ発生条件を任意に組み合わ
せてトリガを発生することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項10に記
載の無線通信装置の制御方法は、拡張サービス識別子で
管理される無線通信ステップと、所定の条件でトリガを
発生させるトリガ発生ステップと、現在接続しているス
テーションの情報を格納する格納ステップと、前記発生
されたトリガに応じて、前記拡張サービス識別子を更新
する更新ステップと、前記格納ステップに格納されてい
るすべてのステーションに、拡張サービス識別子の変更
があったことおよび前記更新された拡張サービス識別子
を通知する通知ステップと、前記変更後の拡張サービス
識別子で新たにアソシエーションを行う接続ステップと
を有することを特徴とする。
【0022】請求項11に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項10の無線通信装置の制御方法において、
前記トリガ発生ステップでは、所定の時間毎にトリガを
発生することを特徴とする。
【0023】請求項12に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項11の無線通信装置の制御方法において、
前記所定の時間は、予め設定された時間であることを特
徴とする。
【0024】請求項13に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項11の無線通信装置の制御方法において、
前記所定の時間は、現在の時間から算出されることを特
徴とする。
【0025】請求項14に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項11の無線通信装置の制御方法において、
前記所定の時間は、ランダム値であることを特徴とす
る。
【0026】請求項15に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項11の無線通信装置の制御方法において、
前記所定の時間には最大値が決められていることを特徴
とする。
【0027】請求項16に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項10の無線通信装置の制御方法において、
前記トリガ発生ステップでは、新規のステーションが接
続されるときにトリガを発生することを特徴とする。
【0028】請求項17に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項10の無線通信装置の制御方法において、
前記トリガ発生ステップでは、接続中のステーションが
該接続から外れたときにトリガを発生することを特徴と
する。
【0029】請求項18に記載の無線通信装置の制御方
法は、請求項10の無線通信装置の制御方法において、
前記トリガ発生ステップでは、請求項11,16および
17のトリガ発生条件を任意に組み合わせてトリガを発
生することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するため、請求項19に記
載のプログラムは、拡張サービス識別子で管理される無
線通信手順と、所定の条件でトリガを発生させるトリガ
発生手順と、現在接続しているステーションの情報を格
納する格納手順と、前記発生されたトリガに応じて、前
記拡張サービス識別子を更新する更新手順と、前記格納
手順に格納されているすべてのステーションに、拡張サ
ービス識別子の変更があったことおよび前記更新された
拡張サービス識別子を通知する通知手順と、前記変更後
の拡張サービス識別子で新たにアソシエーションを行う
接続手順とをコンピュータに実現させることを特徴とす
る。
【0031】請求項20に記載のプログラムは、請求項
19のプログラムにおいて、前記トリガ発生手順では、
所定の時間毎にトリガを発生することを特徴とする。
【0032】請求項21に記載のプログラムは、請求項
20のプログラムにおいて、前記所定の時間は、予め設
定された時間であることを特徴とする。
【0033】請求項22に記載のプログラムは、請求項
20のプログラムにおいて、前記所定の時間は、現在の
時間から算出されることを特徴とする。
【0034】請求項23に記載のプログラムは、請求項
20のプログラムにおいて、前記所定の時間は、ランダ
ム値であることを特徴とする。
【0035】請求項24に記載のプログラムは、請求項
20のプログラムにおいて、前記所定の時間には最大値
が決められていることを特徴とする。
【0036】請求項25に記載のプログラムは、請求項
19のプログラムにおいて、前記トリガ発生手順では、
新規のステーションが接続されるときにトリガを発生す
ることを特徴とする。
【0037】請求項26に記載のプログラムは、請求項
19のプログラムにおいて、前記トリガ発生手順では、
接続中のステーションが該接続から外れたときにトリガ
を発生することを特徴とする。
【0038】請求項27に記載のプログラムは、請求項
19のプログラムにおいて、前記トリガ発生手順では、
請求項20,25および26のトリガ発生条件を任意に
組み合わせてトリガを発生することを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0040】図2は、本発明の一実施の形態に係る無線
通信装置を適用したSTAi1の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【0041】同図において、MPU13は、本装置全体
を制御する制御部である。
【0042】RAM(Random Access Memory)部14
は、一時的な作業用の記憶領域を提供し、ROM(Read
Only Memory)部15は、固定的な記憶領域を提供す
る。
【0043】また、図示していないが、HDD(Hard D
isk Drive)などの大容量の書き換え可能な記憶領域部
を提供する装置があれば、さらに高機能な構成となる。
【0044】STAi1を制御するOS(Operating Sy
stem)やアプリケーションソフトウェアなどは、ROM
部15または上記HDDなどに格納されており、OSや
アプリケーションで指示された制御処理をMPU13が
実行することで、STAi1が動作する。
【0045】I/O部16は、図示しないキーボードや
マウスなどの入力機器、プリンタなどの出力機器とのイ
ンターフェース機能を提供する。入力機器によってユー
ザの指示がSTAi1に入力される。
【0046】表示部17は、図示しない液晶ディスプレ
イやCRTなどの表示装置とのインターフェース機能を
提供する。表示装置には、OSやアプリケーションによ
って指示される結果が表示される。
【0047】PHY部11は、アンテナ、図示しないT
x/Rxスイッチ, RFパワーアンプ,ロウノイズアン
プ, RF/IFコンバータ,デュアルシンセサイザ,
Quad IFモデム, ベースバンドプロセッサなどで
構成されている。PHY部11は、IEEE Std. 802.11b
に準拠したPHY(物理)層の機能を提供する。PHY
部11では、MAC部12から供給される送信パケット
に対して、既定の符号化を行い、アンテナを通して空中
に出力する。また逆に、他のSTAから出力されたパケ
ットを受信し、復号化し、受信パケットとして、MAC
部12に供給する。
【0048】MAC部12は、IEEE Std. 802.11bに準
拠したMAC(Medium Access Control)層の機能を提
供する。このため、MAC部12には、MPU13との
インターフェース部、PHY部11を制御するインター
フェース部、MAC制御部、MAC制御部の動作ステッ
プを記憶している記憶部および作業用のメモリ部によっ
て構成されている。
【0049】ユーザの操作などによってデータを送信す
るときには、I/O部16からMPU13にデータの送
信要求が通知される。この要求に応じて、MPU部13
は、MAC部12に対して、送信先などの情報と、送信
データの格納アドレスを設定する。
【0050】この設定に応じて、MAC部12は、RA
M部14またはROM部15などから送信データを読み
込み、それをPHY部11が受け取れるパケットに変換
して、PHY部11に供給する。PHY部11は、受け
取ったパケットに、送信に必要なヘッダなどを付加し、
符号化して空中に出力する。
【0051】逆に、自分宛てのパケットを受信した場合
には、PHY部11で受信したパケットを、MAC部1
2で受け取れるように復号化し、不必要なヘッダを取り
除いたパケットをMAC部12に供給する。MAC部1
2は、受信したパケットからデータの部分のみを抽出し
て、MPU13によって指定されたRAM部14に、そ
のデータを書き込む。
【0052】以上のような手順で、無線通信によるデー
タの送受信を行うことができる。
【0053】図3は、AP2の機能構成を示すブロック
図である。
【0054】同図に示すように、MPU23は、本装置
全体を制御する制御部である。
【0055】RAM部24は、一時的な作業用の記憶領
域を提供し、ROM部25は、固定的な記憶領域を提供
する。
【0056】また、図示していないが、HDDなどの大
容量の書き換え可能な記憶領域部を提供する装置があれ
ば、さらに高機能な構成となる。
【0057】AP2を制御するOSやアプリケーション
ソフトウェアなどはROM部25または上記HDDなど
に格納されており、OSやアプリケーションで指示され
た制御処理をMPU23が実行することで、AP2が動
作する。
【0058】I/O部26は、図示しないスイッチなど
の入力手段、プリンタなどの出力機器とのインターフェ
ース機能を提供する。
【0059】表示部27は、図示しない液晶ディスプレ
イやCRTなどの表示装置とのインターフェース機能を
提供する。表示装置には、OSやアプリケーションによ
って指示される結果が表示される。
【0060】第1のPHY部21と第1のMAC部22
は、第1の通信インターフェースを提供し、本実施の形
態では、IEEE Std 802.11b-1999に準拠した無線通信イ
ンターフェースを提供する。
【0061】第2のPHY部28と第2のMAC部29
は、第2の通信インターフェースを提供し、本実施の形
態では、IEEE Std 802.3に準拠した有線LAN通信イン
ターフェースを提供する。
【0062】AP2は、このように複数の通信インター
フェースを実装することによって、STAi1からの通
信パケットを、他の通信メディアで接続された端末、本
実施の形態では、有線LAN3に接続されている端末に
送信することが可能になる。また逆に、有線LAN3に
接続されている端末からSTAi1宛てのパケットを中
継して送信することが可能になる。
【0063】図4は、STA−AP間またはSTA−S
TA間のパケット通信の手順を示すフローチャートであ
る。同図において、パケットの送信側をTx、受信側を
Rxとする。
【0064】Txでデータ通信の要求が発生すると、M
PU13は、その要求に応じた送信データをステップS
1でRAM部14に生成する。ステップS1で生成され
た通信データは、ステップS2で、その先頭から、送信
するデータサイズの大きさの分割データに分割される。
このときのデータサイズは、所定の最大長のサイズを超
えない適当な値が使用される。通信状態が良好な場合に
は、最大長の値が使用され、通信状態が不良の場合に
は、短いデータ長に指定される。さらに、ステップS2
では、送信先のRxを指定するための指定データや、パ
ケット通信に必要な、規定のデータがヘッダとして先頭
に、エラー訂正のための符号などが後尾に付加され、送
信パケットとして生成される。本実施の形態では、ヘッ
ダやエラー符号にはIEEE Std. 802.3およびIEEE Std. 8
02.11で規定されたものを使用するものとする。
【0065】Txは、送信パケットを生成すると、RA
M部14に生成したパケットをMAC部12に移動さ
せ、送信を行うように指示する。MAC部12は、PH
Y部11を制御することで媒体の状態を調査する。この
とき、他のSTAが通信を行っている場合には、その通
信処理が終わるまで送信処理を待たなければならない。
ステップS3で通信可能な状態になったと判断される
と、ステップS4でMAC部15からPHY部11を通
してパケットが送信される。
【0066】Rxは、ステップS10で、パケットの受
信待ち状態になっている。すべてのAPとSTAは、パ
ケットを送信しているとき以外は、Rxと同様に、パケ
ットの受信待ち状態になっている。
【0067】ステップS10で、パケットが受信される
と、受信パケットは、一旦MAC部12に格納される。
MAC部12では、ステップS11で受信したパケット
にエラーがないことと、自分宛てのパケットであること
が判断される。エラーが発生していた、または自分宛て
のパケットではなかった場合には、ステップS10の受
信待ち状態へ戻り、MAC部12は受信パケットを廃棄
する。
【0068】エラーがなくかつ自分宛てのパケットであ
った場合には、ステップS12で所定の時間内にACK
パケットを返信しなければならない。MAC部12は、
ステップS12でPHY部11を通してACKパケット
を送信すると、ステップS13でMPU13に対してパ
ケットの受信割り込みを発生する。MPU13は、受信
割り込みを受け取ると、ROM部15に格納されている
プログラムの割込みルーチンを実行し、MAC部12か
らパケットをRAM部14へ移動させる。受信したパケ
ットに対して、ROM部15に格納されているプログラ
ムの解析によって所定の処理が行われる。
【0069】Txでは、ステップS4でパケットを送信
すると、MAC部12は、タイマを起動して、ステップ
S5とステップS6で所定の時間内にACKパケットが
受信されるか否かを監視する。所定の時間内にACKパ
ケットが受信できなかった場合には、ステップS5でタ
イムアウトと判断されてステップS7へ進む。所定時間
内にACKパケットを受信した場合には、ステップS6
からステップS7へ進む。
【0070】ステップS7では、MAC部12の受信割
り込みによって、MPU13に受信が通知され、ACK
パケットがMAC部12からRAM部14の所定の場所
へ格納され、解析が行われる。解析の結果、正常に送信
が行えなかったと判断される場合には、再送が必要と判
断されて、ステップS3に戻り、再び同じパケットを送
信する。
【0071】正常にパケットを送信できたと判断された
場合には、ステップS8へ進み、すべての送信データが
送信されたかを調べる。まだ送信データが残っている場
合にはステップS9へ進み、ステップS2と同様に送信
パケットを生成して、ステップS3へ進む。送信データ
がなくなると、送信処理を終了する。
【0072】図5は、STA−AP間でコネクションを
確立して通信を行い、それを終了させるまでの手順を示
すフローチャートである。このフローチャートでは、と
もに初期化された状態からSTAがAPの提供する分配
システム(DS)に参加しようとする流れを示してい
る。このDSに参加することで、STAは、APや他の
STAと通信が可能になる。実際には、1つのAPに複
数のSTAが接続して通信を行うため、1対多で処理が
行われるが、説明を簡単にするために1対1として説明
する。なお、図5で示されるパケットの送受信処理は、
図4で説明した流れに沿ったものである。
【0073】APは、ステップS21で初期化後、ステ
ップS22でオーセンティケーション待ちの状態にな
る。このとき、実際には他のSTAが既にDSに参加し
て通信を行っている状態であってもよい。
【0074】STAは、ステップS31で初期化が終了
すると、通信のコネクションを確立するために、ステッ
プS32で、オーセンティケーションの要求を示すオー
センティケーション要求パケットを送信する。このオー
センティケーション要求パケットを送信する場合には、
予め指定されたAPに向けて送信する場合と、その前処
理として現在通信可能なAPを探索してからオーセンテ
ィケーション要求パケットを送信する場合がある。
【0075】STAからは、オーセンティケーションア
ルゴリズム識別子、オーセンティケーションアイデンテ
ィティの表明、オーセンティケーショントランザクショ
ンシーケンス番号、オーセンティケーション従属情報を
含むオーセンティケーション要求パケットが送信され
る。オーセンティケーション要求パケットを送信する
と、所定の時間、APからのオーセンティケーション応
答パケットの受信を待つ。タイムアウトになると、ステ
ップS33で、オーセンティケーションに失敗したと判
断して、ステップS32に戻って、再びオーセンティケ
ーション処理を行う。
【0076】APは、ステップS22でオーセンティケ
ーション要求パケットを受信すると、STAがDSに参
加できるようにオーセンティケーション応答パケットを
送信する。このオーセンティケーション応答パケットに
は、オーセンティケーションアルゴリズム識別子、オー
センティケーションアイデンティティの表明、オーセン
ティケーショントランザクションシーケンス番号、オー
センティケーション従属情報およびオーセンティケーシ
ョンの結果が含まれている。
【0077】STAは、ステップS32でオーセンティ
ケーション応答パケットを受信すると、ステップS33
でオーセンティケーションが正常に終了したと判断し
て、ステップS34のアソシエーション処理へ進む。
【0078】ステップS34で、STAは、アソシエー
ション要求パケットを送信する。アソシエーション要求
パケットには、アソシエーションを要求するSTAのI
P(Internet Protocol)アドレス、STAがアソシエ
ーションを希望するAPのIPアドレスと、ESS I
Dが含まれている。このときのESS IDは、DSへ
参加するためだけに使用される特別な値とする。本実施
の形態では、空行、または“ANY”の文字列を使用す
るものとする。
【0079】アソシエーション要求パケットを送信する
と、所定の時間、APからのアソシエーション応答パケ
ットの受信を待つ。タイムアウトになると、ステップS
35でアソシエーションに失敗したと判断して、ステッ
プS34に戻って、再びアソシエーション処理を行う。
【0080】APは、ステップS23でアソシエーショ
ン要求パケットを受信すると、アソシエーション応答パ
ケットを送信する。このアソシエーション応答パケット
には、アソシエーションの結果と、成功であれば、アソ
シエーション識別子が含まれる。
【0081】STAは、ステップS35で受信したアソ
シエーション応答パケットに含まれるアソシエーション
の結果を調べ、成功であればステップS36へ、失敗で
あればステップS34へ進む。
【0082】APは、ステップS23でアソシエーショ
ンの許可をSTAに与えると、ステップS24でユーザ
認証要求パケットをSTAに送信する。
【0083】STAは、ステップS36でユーザ認証要
求パケットを受信すると、ユーザ認証応答パケットをA
Pに送信する。ユーザ認証応答パケットには、ユーザ名
とパスワードが含まれている。
【0084】APは、ステップS25で受信したユーザ
認証応答パケットのユーザ名とパスワードから正規のユ
ーザであるかを判断する。このときのユーザ名とパスワ
ードの組み合わせは、予め管理者によって登録されてい
るものとする。
【0085】ステップS25のユーザ認証で、正規のユ
ーザと認められなかった場合には、ステップS28へ進
み、ディスオーセンティケーション要求パケットをST
Aに送信して、STAの送信の許可を取り下げる。
【0086】ディスオーセンティケーション要求パケッ
トを受信したSTAは、ステップS38で通信の終了を
通知され、ステップS39で通信処理を終了する。
【0087】ステップS25のユーザ認証で正規のユー
ザと認められた場合には、APは、ステップS26で、
通信を許可されたSTAの管理情報を、現在通信中のす
べてのSTAを管理する管理テーブルへ追加する。この
管理情報には、オーセンティケーション、アソシエーシ
ョンおよびユーザ認証で取得された情報が含まれる。
【0088】ステップS27とステップS37との間
で、STAとAPは、通信を行うことができるようにな
る。
【0089】通信可能な状態の途中で、たとえばSTA
に、通信網を再構築する要求が発生したり、通信を終了
する要求が発生したりした場合には、ステップS38
で、STAからAPにディスオーセンティケーション要
求パケットが送信され、通信状態が終了する。
【0090】次に、図6および図7を用いて、本発明の
特徴的な制御動作を説明する。
【0091】図6は、APで実行されるESS IDの
更新処理起動タイマ動作の手順を示すフローチャートで
あり、図7は、図6のタイマ動作によってESS ID
の更新処理が起動されたときの割り込みルーチン実行時
のAPおよびSTAの動作の手順を示すフローチャート
である。
【0092】ステップS41で、APにおいて、ESS
IDの変更処理起動タイマが初期化される。この処理
は、APの電源が投入されたときに行われる。このと
き、ESS IDを更新するタイミングを生成するタイ
マが初期化され、更新の条件がセットされる。ここで
は、更新の条件は、所定の時間とする。たとえば、1時
間間隔、1日、1週間など、管理者が設定した値とす
る。
【0093】初期化が終了すると、ステップS42でタ
イマが起動される。そして、ステップS43で、所定の
時間に達するまでタイマは動作し続ける。所定の時間に
達すると、ステップS43でタイマは停止し、値が初期
化され、ステップS44へ進む。ステップS44では、
ESS IDの更新起動タイマが所定の時間に達したこ
とを通知するESS ID割込み通知がMPU23に送
られる。このタイマは、ハードウェアまたはソフトウェ
アのどちらで実現してもかまわない。
【0094】ステップS44で通知されたESS ID
更新割り込みをMPU23が受け取ると、これに対応し
たESS ID更新割込みルーチンがROM部24から
読み込まれて実行される。
【0095】ESS ID更新割込みルーチンが起動さ
れると、ステップS51で、ESSID更新割り込みの
クリアが行われる。その後で、処理中にESS ID更
新割り込みを受け付けないように、ステップS52でE
SS ID更新割り込みのマスクを行う。
【0096】ステップS53では、ESS IDの更新
した値を生成する。値を生成するアルゴリズムには、
(1)そのときの時間を使用する、(2)シーケンシャ
ルに値をカウントする、(3)現在接続されているST
Aの数を採用するなどがある。さらに秘匿性を高くする
には、乱数を発生させて、その値を採用する方法があ
る。この乱数を発生させるときのパラメータに前記値を
複数採用することも可能である。
【0097】ステップS54で、変数iに“0”を代入
する。iは、ステップS55からステップS59までの
処理が行われる度に1カウントアップされ、ステップS
58で、その時点でAPに接続されているSTAの台数
の数と比較される。iがSTAの接続台数の値と同じに
なったときに、このループが終了する。STAの台数
は、ステップS26で更新されるSTA管理情報に基づ
いて算出できる。
【0098】ステップS55では、APからi番目のS
TAiヘESS ID更新通知パケットが送信される。
ESS ID更新通知パケットにはESS IDが更新さ
れることを示すコマンドと、更新後のESS IDが含
まれている。
【0099】ステップS61で、ESS ID更新通知
パケットを受信したSTAiは、ESS IDの設定値
を更新後のESS IDの値に置き換える。その後、ス
テップS62で、更新後のESS IDの値を設定した
リアソシエーション要求パケットをAPに送信して、新
しいESS IDで管理されるDSに参加できるように
要求する。
【0100】APは、更新後のESS IDの値が設定
されたリアソシエーション要求パケットを、ステップS
56で受信すると、STAiにリアソシエーション応答
パケットを送信し、DSに参加できたことを通知する。
リアソシエーション応答パケットを受信したSTAiは
ステップS63に進み、通信復帰処理を行い、通常の通
信シーケンスを行えるようになる。
【0101】ステップS57では、STAiに対するリ
アソシエーション処理が正常に終了したかを判定する。
正常に終了できなかった場合には、ステップS56に戻
り、再度リアソシエーション処理を行う。この再処理
は、所定回数繰り返される。もし所定回数リアソシエー
ション処理を行っても正常に終了できなかった場合に
は、このSTAiは通信可能な範囲にはないと判断し
て、次のSTAi+1の処理に進む。
【0102】ステップS58で、すべてのSTAへのリ
アソシエーション処理が終了したと判断されると、ステ
ップS60へ進み、ESS ID更新割り込みのマスク
を解除してESS ID更新割り込みを受け付けられる
ようにする。これで、次のESS ID更新割り込みの
待ち様態となる。
【0103】これまで説明した方法では、ESS ID
の更新のタイミングを所定時間間隔で定期的に割り込み
を発生するタイマで管理する方法を示したが、割込み発
生のタイミングをランダムにすることで更に秘匿性が高
くなる。発生のタイミングをランダムにするためには、
ステップS42でタイマを起動する際に、タイムアウト
する時間をランダムに決めて設定すればよい。この時間
を決めるアルゴリズムは、ESS IDの更新値を決め
るときと同様に、そのときの時間、シーケンシャルに値
をカウントする、現在接続されているSTAの数などの
諸条件から乱数を発生させる方法を採用することができ
る。ただし、この場合には、乱数を0〜1の実数とし、
発生した乱数を所定の最大時間に掛け合わせることで、
所定の最大時間内の中で変化させるとよい。
【0104】また、タイマを使用せずに、新規のSTA
が接続されるたびにESS IDの更新を行うようにし
てもよい。その場合には、ステップS25の次のステッ
プで、ESS IDの更新ルーチンを起動すればよい。
さらには、この処理とタイマによるESS IDの更新
処理とを組み合わせてもよい。
【0105】また、接続中のSTAがネットワークから
外れる毎に、ESS IDの更新を行うようにしてもよ
い。その場合には、ステップS28の次のステップで、
ESS IDの更新ルーチンを起動すればよい。さらに
は、この処理とタイマによるESS IDの更新処理、
新規STAの接続によるESS IDの更新処理を組み
合わせてもよい。
【0106】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒
体に格納されたプログラムコードを読出し実行すること
によっても、本発明の目的が達成されることは言うまで
もない。
【0107】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0108】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワ
ークを介してサーバコンピュータからプログラムコード
が供給されるようにしてもよい。
【0109】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことは言うまでもない。
【0110】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ESS IDの値を適時変更することでセキュリティの
高い無線通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線LANの一般的な構築例を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る無線通信装置を適
用したSTAi1の機能構成を示すブロック図である。
【図3】図1のAPの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図4】STA−AP間またはSTA−STA間のパケ
ット通信の手順を示すフローチャートである。
【図5】STA−AP間でコネクションを確立して通信
を行い、それを終了させるまでの手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】APで実行されるESS IDの更新処理起動
タイマ動作の手順を示すフローチャートである。
【図7】図6のタイマ動作によってESS IDの更新
処理が起動されたときの割り込みルーチン実行時のAP
およびSTAの動作の手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ステーション 2 アクセスポイント 3 有線LAN 11 PHY部 12 MAC部 13 MPU 14 RAM部 15 ROM部 16 I/O部 17 表示部 21 第1のPHY部 22 第1のMAC部 23 MPU 24 RAM部 25 ROM部 26 I/O部 27 表示部 28 第2のPHY部 29 第2のMAC部

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張サービス識別子で管理される無線通
    信手段と、 所定の条件でトリガを発生させるトリガ発生手段と、 現在接続しているステーションの情報を格納する格納手
    段と、 前記発生されたトリガに応じて、前記拡張サービス識別
    子を更新する更新手段と、 前記格納手段に格納されているすべてのステーション
    に、拡張サービス識別子の変更があったことおよび前記
    更新された拡張サービス識別子を通知する通知手段と、 前記変更後の拡張サービス識別子で新たにアソシエーシ
    ョンを行う接続手段とを有することを特徴とする無線通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記トリガ発生手段は、所定の時間毎に
    トリガを発生することを特徴とする請求項1記載の無線
    通信装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間は、予め設定された時間
    であることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間は、現在の時間から算出
    されることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記所定の時間は、ランダム値であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の時間には最大値が決められて
    いることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 前記トリガ発生手段は、新規のステーシ
    ョンが接続されるときにトリガを発生することを特徴と
    する請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 前記トリガ発生手段は、接続中のステー
    ションが該接続から外れたときにトリガを発生すること
    を特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  9. 【請求項9】 前記トリガ発生手段は、請求項2,7お
    よび8のトリガ発生条件を任意に組み合わせてトリガを
    発生することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装
    置。
  10. 【請求項10】 拡張サービス識別子で管理される無線
    通信ステップと、 所定の条件でトリガを発生させるトリガ発生ステップ
    と、 現在接続しているステーションの情報を格納する格納ス
    テップと、 前記発生されたトリガに応じて、前記拡張サービス識別
    子を更新する更新ステップと、 前記格納ステップに格納されているすべてのステーショ
    ンに、拡張サービス識別子の変更があったことおよび前
    記更新された拡張サービス識別子を通知する通知ステッ
    プと、 前記変更後の拡張サービス識別子で新たにアソシエーシ
    ョンを行う接続ステップとを有することを特徴とする無
    線通信装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記トリガ発生ステップでは、所定の
    時間毎にトリガを発生することを特徴とする請求項10
    記載の無線通信装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記所定の時間は、予め設定された時
    間であることを特徴とする請求項11に記載の無線通信
    装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記所定の時間は、現在の時間から算
    出されることを特徴とする請求項11に記載の無線通信
    装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記所定の時間は、ランダム値である
    ことを特徴とする請求項11に記載の無線通信装置の制
    御方法。
  15. 【請求項15】 前記所定の時間には最大値が決められ
    ていることを特徴とする請求項11に記載の無線通信装
    置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記トリガ発生ステップでは、新規の
    ステーションが接続されるときにトリガを発生すること
    を特徴とする請求項10に記載の無線通信装置の制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記トリガ発生ステップでは、接続中
    のステーションが該接続から外れたときにトリガを発生
    することを特徴とする請求項10に記載の無線通信装置
    の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記トリガ発生ステップでは、請求項
    11,16および17のトリガ発生条件を任意に組み合
    わせてトリガを発生することを特徴とする請求項10に
    記載の無線通信装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 拡張サービス識別子で管理される無線
    通信手順と、 所定の条件でトリガを発生させるトリガ発生手順と、 現在接続しているステーションの情報を格納する格納手
    順と、 前記発生されたトリガに応じて、前記拡張サービス識別
    子を更新する更新手順と、 前記格納手順に格納されているすべてのステーション
    に、拡張サービス識別子の変更があったことおよび前記
    更新された拡張サービス識別子を通知する通知手順と、 前記変更後の拡張サービス識別子で新たにアソシエーシ
    ョンを行う接続手順とをコンピュータに実現させるため
    のプログラム。
  20. 【請求項20】 前記トリガ発生手順では、所定の時間
    毎にトリガを発生することを特徴とする請求項19記載
    のプログラム。
  21. 【請求項21】 前記所定の時間は、予め設定された時
    間であることを特徴とする請求項20に記載のプログラ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記所定の時間は、現在の時間から算
    出されることを特徴とする請求項20に記載のプログラ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記所定の時間は、ランダム値である
    ことを特徴とする請求項20に記載のプログラム。
  24. 【請求項24】 前記所定の時間には最大値が決められ
    ていることを特徴とする請求項20に記載のプログラ
    ム。
  25. 【請求項25】 前記トリガ発生手順では、新規のステ
    ーションが接続されるときにトリガを発生することを特
    徴とする請求項19に記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 前記トリガ発生手順では、接続中のス
    テーションが該接続から外れたときにトリガを発生する
    ことを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記トリガ発生手順では、請求項2
    0,25および26のトリガ発生条件を任意に組み合わ
    せてトリガを発生することを特徴とする請求項19に記
    載のプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項19〜27のいずれかのプログ
    ラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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