JP2003256614A - 電子申請システムおよび電子申請方法 - Google Patents

電子申請システムおよび電子申請方法

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JP2003256614A
JP2003256614A JP2002059272A JP2002059272A JP2003256614A JP 2003256614 A JP2003256614 A JP 2003256614A JP 2002059272 A JP2002059272 A JP 2002059272A JP 2002059272 A JP2002059272 A JP 2002059272A JP 2003256614 A JP2003256614 A JP 2003256614A
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誠治 ▲高▼橋
Seiji Takahashi
Kazuo Morimura
一雄 森村
Hiroaki Kuroki
宏明 黒木
Yukiyoshi Ota
幸由 大田
Yuko Kusaka
優子 日下
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各組織間の情報の共有と組織毎の個別情報につ
いての機密保持を効率よく実現でき、且つASP運用者
に不正がないことを証明することが可能なASP型の電
子申請システムの実現を図る。 【解決手段】ASP型電子申請システム11はネットワ
ークを介して複数の申請者と被申請者側となる複数の組
織それぞれに接続されている。申請者と組織との間にお
ける電子申請文書および電子公文書の送受信は、電子公
証システム12を介して行われる。電子申請システム1
1においては、申請に関する情報をコミュニティ内で共
有できる情報と各メンバ毎に固有な情報とに分け、共通
の情報は各メンバAPから参照可能なコミュニティDB
で管理し、また固有な情報は該当するメンバAPのみが
参照可能な各メンバDBで管理する。これにより、共通
情報の共有による利便性の向上と個別情報の機密保持を
行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は申請業務を電子的に
行うための電子申請システムおよび電子申請方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子政府の構想が進められてお
り、その構築活動が活発化してきている。電子政府推進
に当っては電子自治体の推進なくしては、より国民が教
授できる政府実現はありえないと考えられている。その
電子自治体のサービスの中枢を為すのが電子申請であ
る。
【0003】しかし、申請に関わる処理を行う自治体や
その自治体内の担当課といった組織毎に個別に電子申請
システムを構築するという構成では、コスト増を招き、
またそれにより申請業務の電子化の推進が遅滞すること
ともなる。そこで、電子申請システムをASP(Applic
ation Service Provider)化し、複数の組織それぞれの
申請業務を共通の電子申請システムで処理できるように
するための仕組みが要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子申請シス
テムをASP(Application Service Provider)化した
場合であっても、ASPを利用する個々の自治体組織間
の情報共有を図る仕組みがなければ、十分な申請サービ
スを提供することは出来ない。すなわち、個々の自治体
組織が所有する情報が何の関連性もなく管理されている
場合には、組織間で共通の情報に変更があった場合に
も、各組織毎に、各組織に割り当てられたデータベース
に、個々の変更を反映していくことが必要となる。この
場合、企業や個人などの申請者側にとっては同一サーバ
に対して、同一内容の申請を複数回行う必要があり、ま
た、各自治体組織にとっては、同一内容の申請を、複数
の組織が個々に対応して処理をしなくてはならないとい
う問題が生じることとなる。また、各組織毎に同期して
一斉に処理を行わない限り、ある組織に対しては、変更
済みの情報が登録されており、別の組織には変更前の情
報が登録されているというタイムラグが発生してしまう
ことになる。さらに各自治体組織では、サーバ運用者
が、企業、個人からの申請情報を故意に削除するなどの
不正を行った場合においても、その不正を発見すること
ができないという問題が生じる。
【0005】このように、電子申請システムをASP
(Application Service Provider)化する場合には、ユ
ーザ利便性向上のためにASPを利用する各自治体組織
間での情報共有が必要となる反面、固有情報については
その機密を保持できるようにすることが必要となる。ま
た、ASP型電子申請システムの運用者が不正な処理を
行っていないことを証明できる必要がある。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、各組織間の情報の共有と組織毎の個別情報につ
いての機密保持を効率よく実現できるようにするととも
に、ASP運用者に不正がないことを証明することが可
能なASP型の電子申請システムおよび電子申請方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、ネットワークを介して複数の申請者と被
申請者側となる複数の組織それぞれからアクセス可能に
構成され、申請業務を、申請者と組織との間における電
子申請文書および電子公文書の送受信に関する事実情報
を保証するための電子公証システムを介して電子的に行
う電子申請システムであって、申請に関する情報の内、
複数の組織間で共有可能な情報を各組織から参照可能な
共有情報として管理する共有情報管理手段と、前記申請
に関する情報の内、各組織に固有の情報を当該組織のみ
が参照可能な個別情報として組織別にそれぞれ管理する
複数の個別情報管理手段と、申請者から送信された電子
申請文書を前記電子公証システムから取得し、その電子
申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文書を、前記
共有情報管理手段および前記複数の個別情報管理手段の
いずれに登録するかを判別し、該当する共有情報管理手
段または個別情報管理手段に登録する申請書登録制御手
段と、前記組織から電子申請文書の取得が要求された場
合、当該組織に対する電子申請文書を処理するために必
要な情報を、当該組織に対応する個別情報管理手段また
は前記共有情報管理手段から取得して前記要求元の組織
に送信する申請情報送信手段とを具備することを特徴と
する。
【0008】この電子申請システムにおいては、申請に
関する情報を各自治体などの組織間で共有できる情報と
各組織毎の固有な情報とに分け、共通の情報は共有情報
管理手段で管理し、また各組織に固有の情報は個別情報
管理手段で管理する。申請者からの電子申請文書はその
宛先によって自動的にどの情報管理手段に登録して管理
すべきかが判別され、該当する共有情報管理手段または
個別情報管理手段に登録される。共有情報管理手段の内
容は複数の組織それぞれが参照可能であるが、個別情報
管理手段の内容はそれに対応する組織のみしか参照する
ことはできない。このように申請者からの電子申請文書
の登録先を自動的に選択することにより、例えば共通情
報に対する変更申請などは共有情報管理手段に自動的に
登録して管理されるので、申請者にとっては何度も同じ
変更申請を行う必要がなくなり、また個別情報について
はその機密を保持することが出来る。よって、共通情報
の共有による利便性の向上と個別情報の機密保持を行う
ことが可能となる。
【0009】また、申請者と組織との間における電子申
請文書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保
証するための電子公証システムを導入し、この電子公証
システムを介して電子申請文書および電子公文書の送受
信を行っているので、電子公証システムにて管理されて
いる情報と、電子申請システム内で管理されている情報
との整合性を調べることにより、電子申請システムの運
用者に不正がないことを証明することが可能となる。
【0010】また本発明は、ネットワークを介して複数
の申請者と被申請者側となる複数の組織それぞれからア
クセス可能に構成され、申請業務を、申請者と組織との
間における電子申請文書および電子公文書の送受信に関
する事実情報を保証するための電子公証システムを介し
て電子的に行う電子申請システムであって、前記電子申
請システムを利用可能な被申請者側の一組織をメンバ、
あるメンバへの申請内容の少なくとも一部分に関して同
一内容の申請を受け取るべきメンバの集合をコミュニテ
ィとして管理する手段と、申請に関する情報の内、コミ
ュニティに属するメンバ間で共有可能な情報を管理する
共有情報データベースと、前記申請に関する情報の内、
各メンバに固有の情報を個別情報としてメンバ別にそれ
ぞれ管理する複数の個別情報データベースと、申請処理
を要求した申請者に対して、当該申請者が属するメンバ
またはグループの中から申請処理を行うべきメンバまた
はコミュニティを選択させる手段と、選択されたメンバ
またはコミュニティを示す宛先が自動的に付されて送信
される電子申請文書を作成するための入力フォームおよ
び宛先情報を含む申請書作成情報を、申請処理を要求し
た申請者に対して送信する申請書作成情報送信手段と、
前記電子公証システムに保存されている申請者から送信
された電子申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文
書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報管
理データベースに登録する手段と、電子申請文書の取得
を要求した組織に対して、当該組織が属するメンバまた
はコミュニティに該当する電子申請文書を該当する個別
情報管理データベースまたは共有情報管理データベース
から取得すると共に、その取得した電子申請文書と、当
該組織が属するメンバまたはコミュニティを示す宛先が
自動的に付されて送信される電子公文書を作成するため
の入力フォームおよび宛先情報を含む公文書作成情報と
を、前記電子申請文書の取得を要求した組織に送信する
手段と、前記電子公証システムに保存されている組織か
ら送信された電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公
文書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報
管理データベースに登録する公文書登録制御手段と、所
定の組織に対して申請処理を行った申請者からの申請結
果確認要求に基づき、前記申請者に対して、当該申請結
果に関する情報を前記所定の組織に対応する個別情報管
理データベースまたは共有情報管理データベースから取
得して提供する手段とを具備することを特徴とする。
【0011】この電子申請システムにおいては、被申請
者側の一組織をメンバとして管理し、またあるメンバへ
の申請内容の少なくとも一部分に関して同一内容の申請
を受け取るべきメンバの集合をコミュニティとして管理
しており、申請者は、当該申請者が属するメンバまたは
グループの中から申請処理を行うべきメンバまたはコミ
ュニティを選択することで、個別情報に対する変更申請
と共通情報に対する変更申請を行うことが出来る。また
申請者によって選択されたメンバまたはコミュニティを
示す宛先が自動的に付されて送信される電子申請文書を
作成するための入力フォームおよび宛先情報を含む申請
書作成情報を申請者に送信することで、電子申請文書の
宛先に基づいて、その電子申請文書を該当するメンバの
個別情報管理データベースまたは共有情報管理データベ
ースに容易に登録することができる。同様に、電子申請
文書の取得を要求した組織に対しても、当該組織が属す
るメンバまたはコミュニティに該当する電子申請文書
が、当該組織が属するメンバまたはコミュニティを示す
宛先が自動的に付されて送信される電子公文書を作成す
るための入力フォームおよび宛先情報を含む公文書作成
情報と共に送信されるので、電子公文書の宛先に基づい
て、その電子申請文書を該当するメンバの個別情報管理
データベースまたは共有情報管理データベースに容易に
登録することができる。また申請者は、申請結果確認要
求を送信することで、個別情報管理データベースまたは
共有情報管理データベースに保存されている当該申請結
果に関する情報を参照することが出来る。
【0012】また申請書作成情報や公文書作成情報に
は、電子公証システムに登録される当該電子申請文書や
電子公文書の公証人となるべきアクセス権者を指定する
アクセス権情報を含めることが好ましい。これにより、
申請者/組織が意識することなく、それら申請者/組織
からの文書に対して自動的に適切なアクセス権者を設定
することができるので、電子公証システムに登録される
文書毎に適切な公証人(監査者)の設定を行うことが可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には、本発明の一実施形態に係
る電子申請システムの構成が示されている。この電子申
請システム11はインターネットなどのネットワークを
介して複数の申請者と自治体などの複数の被申請側組織
それぞれに対して電子申請のためのサービスを提供する
ASP型の電子申請システムであり、各申請者端末14
および各自治体職員端末15それぞれのWWWブラウザ
からアクセスすることが出来る。各申請者端末14およ
び各自治体職員端末15側と電子申請システム11との
間には、申請者と自治体組織との間における電子申請文
書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保証す
るための電子公証システム12が設置されており、電子
申請文書および電子公文書それぞれの送受信は電子公証
システム12を介して行われる。
【0014】この電子公証システム12は、暗号化、デ
ジタル署名付与された安全な通信路を提供すると共に、
署名検証を行うことにより送受信者を特定し、また、送
信者が文書を送信した時刻、受信者が文書を受け取った
という事実および時刻を認定し、送信文書と時刻、送受
信事実を安全に保管する。申請に関する情報の授受はす
べて電子公証システム12を介して行われる。これによ
り、もしASP型電子申請システム11や自治体職員や
申請者の間で係争が発生した場合でも、電子公証システ
ム12に保存されている情報に基づいてASP型電子申
請システム11内の情報を検証することが出来、事実を
証明することが可能となる。
【0015】このASP型電子申請システム11におい
ては、本システム11を利用可能な自治体組織などの被
申請者側の一組織をメンバ、あるメンバへの申請内容の
少なくとも一部分に関して同一内容の申請を受け取るべ
きメンバの集合をコミュニティとして管理している。申
請に関する情報はコミュニティ内で共有できる共有情報
と、各メンバで固有な個別情報に分け、共通の情報はコ
ミュニティ内の共有情報管理データベースで管理され、
申請に関する個別の情報はメンバ毎に個別に用意された
複数の個別情報管理データベースでそれぞれ管理され
る。共有情報管理データベースの内容はコミュニティ内
の各メンバから参照することができるが、個別情報管理
データベースの内容は該当するメンバでなければ参照す
ることが出来ない。
【0016】コミュニティとメンバの関係の一例を図2
に示す。図2では、自治体組織である「A市」がコミュ
ニティ1として管理され、別の自治体組織である「B
市」がコミュニティ2として管理されている。自治体組
織「A市」内の担当課それぞれがコミュニティ1内に属
するメンバとなり、また自治体組織「B市」内の担当課
それぞれがコミュニティ2内のメンバとなる。もちろ
ん、例えば申請サービスの種別毎にコミュニティを構成
して、県/市/区にまたがってコミュニティとメンバと
の関係を定義しても良い。図3に示されているように、
各コミュニティの情報はコミュニティ運用者によって管
理され、また各メンバの情報はメンバ運用者によって管
理される。申請者となる、個人などの一般利用者や企業
など業者は、予め該当するメンバへの登録が為されてお
り、各申請者は自身が属するメンバまたはコミュニティ
宛に申請手続きを行うことが出来る。
【0017】このようなコミュニティ/メンバによる管
理方式を実現するため、ASP型電子申請システム11
においては、図1に示すように、WWWサーバ111、
電子申請サーバ112、およびデータベース(DB)サ
ーバ113などが設けられている。WWWサーバ111
は各申請者端末14および各自治体職員端末15それぞ
れのWWWブラウザからの要求に基づいて電子申請サー
ビスを提供するためのものであり、ここには各コミュニ
ティ毎に、管理用、申請者用、および自治体職員用のア
プリケーションプログラム(以下、APと称する)が用
意されている。すなわち、WWWサーバ111には、コ
ミュニティ管理用のAPとしてコミュニティ管理APが
設けられていると共に、申請者用のAPとしては、コミ
ュニティに対する申請を行うための申請者用コミュニテ
ィAPと、各メンバ(ここではメンバ1〜3)に対する
申請を行うためにメンバ毎に用意された複数のメンバ申
請者APとが設けられている。また、自治体職員用のA
Pとしては、各メンバ(ここではメンバ1〜3)それぞ
れに関する申請を処理するためにメンバ毎に用意された
複数のメンバ職員APと、各メンバ(ここではメンバ1
〜3)それぞれの管理のためにメンバ毎に用意された複
数のメンバ管理APとが設けられている。また実際には
コミュニティに対する申請を処理するための職員用コミ
ュニティAPも設けられている。
【0018】コミュニティ管理APを用いたコミュニテ
ィの管理(メンバ情報管理、自治体職員情報管理、申請
者マスタ情報管理)は、当該コミュニティの運用者であ
るコミュニティ運用者端末13からの操作で行われる。
また、WWWサーバ111内の各メンバAPは、自メン
バに属する申請者/自治体職員からはアクセス可能であ
るが、他のメンバにのみ属している申請者/自治体職員
からはアクセスすることができない。
【0019】データベース(DB)サーバ113には、
各コミュニティ毎に、図示のように、メンバ情報管理D
B201と、共通情報管理DB202と、メンバ毎に用
意された複数の個別情報管理DB203と、メンバ毎に
用意された複数の申請管理DB204とが設けられてい
る。メンバ情報管理DB201には、コミュニティ内の
メンバ毎にそれに属する申請者および自治体職員を管理
するためのメンバ情報が保持されている。共通情報管理
DB202では、コミュニティ内のメンバ間で共通な申
請に関する情報(例えば申請者の氏名、住所、居所、コ
ミュニティ内で共通に使用可能な申請内容の情報および
申請結果の情報等)が管理される。個別情報管理DB2
03および申請管理DB204はメンバ毎に固有の個別
情報を管理するためのデータベースであり、各個別情報
管理DB203では該当するメンバに属する申請者に固
有の情報などが管理され、また申請管理DB204では
該当するメンバ固有の申請内容の情報や申請結果の情報
などが管理される。なお、個別情報管理DB203およ
び申請管理DB204は共にメンバに固有の情報を管理
するためのものであるので、以下では、特段の断りがな
い限りは、個別情報管理DB203と申請管理DB20
4を区別せず、両者を個別情報管理DB203(メンバ
DB)として扱うこととする。また、メンバ情報管理D
B201および共通情報管理DB202はコミュニティ
内のメンバ間で共通のコミュニティDBとして用いられ
ることになる。
【0020】WWWサーバ111内の各メンバAPは、
自メンバに対応する個別情報管理DB203(自メンバ
のメンバDB)と、コミュニティ内で共通の共通情報管
理DB202(コミュニティDB)のみを参照すること
が可能である。これにより、各メンバAP間で共通情報
の共有を図ることができ、また各メンバ毎の個別情報に
ついては他のメンバAPからは参照することができない
のでその情報の機密を保持することができる。
【0021】電子申請サーバ112は、各申請者端末1
4からの電子申請文書(入札その他の申請情報、本人情
報の更新申請情報等)、各自治体職員端末15からの電
子公文書(申請書処理結果情報等)および申請者管理情
報などを電子公証システム12から取得し、共通情報に
ついては共通情報管理DB202に登録し、個別情報に
ついては該当するメンバに対応した個別情報管理DB2
03に登録するための制御を行う。すなわち、電子申請
サーバ112においては、コミュニティ宛文書取得プロ
セスと、コミュニティ内のメンバそれぞれに対応する複
数のメンバ宛文書取得プロセスとが用意されており、コ
ミュニティ宛の電子申請文書/公文書等についてはコミ
ュニティ宛文書取得プロセスによって取得されて共通情
報管理DB202に登録され、また各メンバ宛の電子申
請文書/公文書等については対応するメンバ宛文書取得
プロセスによって取得されて、そのメンバに対応する個
別情報管理DB203に登録される。
【0022】次に、図4を参照して、ASP型電子申請
システム11によって提供される主な機能について説明
する。図示のように、ASP型電子申請システム11、
電子公証システム12、複数の申請者端末14、および
複数の自治体職員端末15はインターネット10を介し
て相互に接続されており、ASP型電子申請システム1
1は、各申請者端末14および各自治体職員端末15に
対して以下の機能を提供する。
【0023】・文書登録制御機能: 登録制御部301
は上述の電子申請サーバ112によって実現されるもの
であり、申請者端末14から送信された電子申請文書を
電子公証システム12から取得し、その電子申請文書の
宛先に基づいて、当該電子申請文書を、DBサーバ11
3内の共有情報管理DB202および複数の個別情報管
理DB203のいずれに登録するかを判別し、該当する
共有情報管理DB202または個別情報管理DB203
に登録する。電子申請文書の宛先としては、該当するメ
ンバまたはコミュニティを示す識別情報(ID)が用い
られる。また、登録制御部301は、上述したような申
請書に関する判別、登録機能のみならず、公文書に関す
る判別、登録機能も有している。すなわち、登録制御部
301は、自治体職員端末15から送信された電子公文
書を電子公証システム12から取得し、その電子公文書
の宛先(該当するメンバまたはコミュニティを示す識別
情報)に基づいて、当該電子公文書を、DBサーバ11
3内の共有情報管理DB202および複数の個別情報管
理DB203のいずれに登録するかを判別し、該当する
共有情報管理DB202または個別情報管理DB203
に登録する。
【0024】・メンバ選択制御機能: メンバ選択制御
部302は上述のWWWサーバ111によって提供され
る機能であり、申請処理を要求した各申請者端末14に
対してメニュー画面を提供することにより、当該申請者
が属するメンバまたはコミュニティの中から申請処理を
行うべきメンバ(メンバ申請者AP)またはコミュニテ
ィ(申請者用コミュニティAP)を選択させる。また各
自治体職員端末15に対してもメニュー画面を提供する
ことにより、当該自治体職員に対して処理対象のメンバ
(メンバ職員AP)またはコミュニティ(職員用コミュ
ニティAP)を選択させることが出来る。
【0025】・メンバ/コミュニティAPによる申請書
作成情報送信機能: 申請者端末14によって選択され
たメンバ/コミュニティに対応するメンバ/コミュニテ
ィAPは、当該メンバまたはコミュニティを示す宛先
(メンバ/コミュニティID)が自動的に付されて送信
される電子申請文書を作成するために必要な申請書作成
情報を、申請処理を要求した申請者端末14に対して送
信する。申請書作成情報には、入力フォーム、宛先情報
(メンバ/コミュニティID)、およびアクセス権が含
まれている。アクセス権は、電子公証システム12に登
録される申請者端末14からの電子申請文書の公証人で
あるオンブズマン(監査者)となるべきアクセス権者を
指定するための情報である。このように、各AP(メン
バAP、コミュニティAP)から電子公証システム12
に対するアクセス権情報が自動的に送られてくるため、
メンバ/コミュニティ等に対応した適切なオンブズマン
を、電子公証システム12に保存される電子申請文書に
対して設定することが出来る。
【0026】・メンバ/コミュニティAPによる申請情
報送信機能: 自治体職員端末15によって選択された
メンバ/コミュニティに対応するメンバ/コミュニティ
APは、そのメンバ/コミュニティに対する電子申請文
書を処理するために必要な申請情報を、当該メンバに対
応する個別情報管理DB203または共有情報管理DB
202から取得して自治体職員端末15に送信する。申
請情報には、申請書(電子申請文書)、当該メンバを示
す宛先(メンバID)、アクセス権情報、および入力フ
ォームが含まれている。これにより、自治体職員端末1
5から送信される電子公文書には、メンバを示す宛先
と、電子公証システム12に保存される電子公文書に対
して設定すべきアクセス権情報とが自動的に付与され
る。
【0027】・メンバ/コミュニティAPによる公文書
取得機能: 申請者端末14は、メンバ/コミュニティ
APを通じて、申請結果に関する情報(電子公文書の内
容)をWWWブラウザから確認することが出来る。この
場合、メンバ/コミュニティAPは、対応する個別情報
管理DB203または共有情報管理DB202から該当
する申請結果に関する情報を取得し、その内容を示す画
面を申請者端末14に提供する。この時、電子公証シス
テム12から自動的に当該電子公文書を申請者端末14
に送信するような仕組みを設けても良い。
【0028】図5には、メンバ1に属する申請者がメン
バ1に対して申請処理を行い、その申請情報がメンバ1
に対応する個別情報管理DB203に登録されるまでの
処理の流れが示されている。
【0029】まず、申請者が申請者端末14上のWWW
ブラウザに対して申請者用コミュニティAPのURLを
入力することにより、申請者端末14からWWWサーバ
111へのアクセスが開始される(ステップS1)。申
請者用コミュニティAPから申請者端末14には図9
(a)に画面例1として示すようなログイン画面が提供
される(ステップS2)。申請者に予め割り当てられて
いる申請者ID(UID)とパスワードがログイン画面
上で入力されると、その入力された申請者ID(UI
D)とパスワードが申請者用コミュニティAPに送られ
る(ステップS3)。申請者用コミュニティAPは、当
該コミュニティのコミュニティDBの内容を参照して申
請者ID(UID)とパスワードの確認を行うと共に、
コミュニティDBに対して当該申請者のメンバ情報を要
求して、当該申請者がどのメンバに属しているかを示す
所属メンバ情報を取得する(ステップS4,S5)。こ
の後、申請者用コミュニティAPは、所属メンバ情報か
ら図9(b)に画面例2として示すようなメンバ選択画
面を生成し、それを申請者端末14に送る(ステップS
6)。メンバ選択画面はログインした申請者が属するメ
ンバの一覧を示しており、申請者は、メンバ選択画面上
で申請処理を行うべきメンバを選択することが出来る。
申請者があるメンバ(ここではメンバ1)を選択する
と、その情報が申請者IDと共に申請者用のメンバ1A
P(メンバ1申請者AP)に送られ、申請者用のメンバ
1APが選択される(ステップS7)。
【0030】メンバ1APは申請者IDに基づいて当該
申請者に関する共通情報をコミュニティDBから取得す
ると共に、メンバ1に対応する個別情報管理DB203
(以下、メンバ1DBと称する)から当該申請者に関す
るメンバ1の固有情報と当該メンバ1に対する申請メニ
ューを取得する(ステップS8〜S10)。メンバ1A
Pは、取得した共通/個別情報と申請メニューとから図
10(a),(b)に画面例3,4として示すようなメ
ンバAPメニュー選択画面を生成し、それを申請者端末
14に送る(ステップS12)。申請者は、メンバ1A
Pに対して行うべき申請処理の内容をメンバAPメニュ
ー選択画面上で選択することができる。申請者がある申
請処理を選択すると、その情報がメンバ1APに送られ
る(ステップS13)。メンバ1APは、選択された申
請処理に対する電子申請文書を作成するための申請書情
報を申請者端末14に送る(ステップS14)。この申
請書情報には、上述したように、入力フォーム、メンバ
1用オンブズマン(アクセス権)情報、コミュニティI
Dとメンバ1のIDを示す宛先情報が含まれている。こ
の申請書情報により、申請者端末14には図11に画面
例5として示すような申請者用申請画面が表示される。
申請者は申請者用申請画面上で申請内容を入力すること
により、電子申請文書を作成することが出来る。
【0031】申請者用申請画面上の「文書の送付」ボタ
ンが押されると、当該電子申請文書には申請者が所有す
る秘密鍵で自動的にデジタル署名付与され、署名付き電
子申請文書が電子公証システム12に送られる(ステッ
プS15)。この電子申請文書には、コミュニティI
D、メンバ1のID、申請内容、メンバ1用オンブズマ
ン(アクセス権)情報が含まれている。
【0032】電子申請サーバ112の各文書取得プロセ
スは定期的に電子公証システム12を参照して、コミュ
ニティID、メンバIDにより自メンバ宛文書の存在の
有無を判断し、存在する場合には当該文書を電子公証シ
ステム12から取得する(ステップS16〜S19)。
電子公証システム12に送られたメンバ1宛の電子申請
文書はメンバ1宛文書取得プロセスによって取得され、
メンバ1DBに登録される(ステップS20)。
【0033】図6には、メンバ1に属する自治体職員が
申請に対して処理を行い、その申請結果の情報がメンバ
1に対応する個別情報管理DB203に登録されるまで
の処理の流れが示されている。
【0034】まず、自治体職員が自治体職員端末15上
のWWWブラウザに対して職員用コミュニティAPのU
RLを入力することにより、自治体職員端末15からW
WWサーバ111へのアクセスが開始される(ステップ
S21)。職員用コミュニティAPから自治体職員端末
15には図12(a)に画面例6として示すようなログ
イン画面が提供される(ステップS22)。自治体職員
に予め割り当てられている職員ID(UID)とパスワ
ードがログイン画面上で入力されると、その入力された
職員ID(UID)とパスワードが職員用コミュニティ
APに送られる(ステップS23)。職員用コミュニテ
ィAPは、当該コミュニティのコミュニティDBの内容
を参照して職員ID(UID)とパスワードの確認を行
うと共に、コミュニティDBに対して当該職員のメンバ
情報を要求して、当該職員がどのメンバに属しているか
を示す所属メンバ情報を取得する(ステップS24,S
25)。この後、職員用コミュニティAPは、所属メン
バ情報から図12(b)に画面例7として示すようなメ
ンバ選択画面を生成し、それを自治体職員端末15に送
る(ステップS26)。メンバ選択画面はログインした
職員が属するメンバの一覧を示しており、職員は、メン
バ選択画面上で申請に対する処理を行うべきメンバを選
択することが出来る。職員があるメンバ(ここではメン
バ1)を選択すると、その情報が職員IDと共に職員用
のメンバ1AP(メンバ1職員AP)に送られ、職員用
のメンバ1APが選択される(ステップS27)。
【0035】メンバ1APは職員IDに基づいてメンバ
1に対応する個別情報管理DB203(以下、メンバ1
DBと称する)から当該メンバ1に対する申請書処理メ
ニューを取得する(ステップS28,S29)。メンバ
1APは、取得した申請書処理メニューを自治体職員端
末15にメンバAPメニュー選択画面として提供し(ス
テップS30)、メンバ1APを用いて行うべき申請に
対する処理の内容を選択させる。職員がある申請書処理
を選択すると、その情報が申請書の取得要求としてメン
バ1APに送られる(ステップS31)。メンバ1AP
は、メンバ1DBまたはコミュニケーションDBから該
当する電子申請文書の内容を取得すると共に、その電子
申請文書の内容を、公文書作成のための入力フォーム、
メンバ1用オンブズマン(アクセス権)情報、コミュニ
ティIDとメンバ1のIDを示す宛先情報と共に自治体
職員端末15に送信する(ステップS32)。これによ
り、自治体職員端末15には図13に画面例8として示
すような職員用申請書処理画面が表示される。自治体職
員は職員用申請書処理画面上で申請書の審査を行いそし
て必要事項を入力することにより、申請内容に対する許
認可等を記述した処理結果文書を電子公文書として作成
することが出来る。
【0036】職員用申請書処理画面上の「決定」ボタン
(送付ボタン)が押されると、当該電子公文書には職員
が所有する秘密鍵で自動的にデジタル署名付与され、署
名付き電子公文書が電子公証システム12に送られる
(ステップS33)。この電子公文書には、コミュニテ
ィID、メンバ1のID、申請書処理結果、メンバ1用
オンブズマン(アクセス権)情報が含まれている。
【0037】電子申請サーバ112の各文書取得プロセ
スは定期的に電子公証システム12を参照して、コミュ
ニティID、メンバIDにより自メンバ宛文書の存在の
有無を判断し、存在する場合には当該文書を電子公証シ
ステム12から取得する(ステップS34〜S37)。
電子公証システム12に送られたメンバ1宛の電子公文
書はメンバ1宛文書取得プロセスによって取得され、メ
ンバ1DBに登録される(ステップS38)。
【0038】図7には、メンバ1に対して申請処理を行
った申請者が申請書処理結果を確認するまでの処理の流
れが示されている。
【0039】まず、申請者が申請者端末14上のWWW
ブラウザに対して申請者用コミュニティAPのURLを
入力することにより、申請者端末14からWWWサーバ
111へのアクセスが開始される(ステップS41)。
申請者用コミュニティAPから申請者端末14には図9
(a)に画面例1として示すようなログイン画面が提供
される(ステップS42)。申請者に予め割り当てられ
ている申請者ID(UID)とパスワードがログイン画
面上で入力されると、その入力された申請者ID(UI
D)とパスワードが申請者用コミュニティAPに送られ
る(ステップS43)。申請者用コミュニティAPは、
当該コミュニティのコミュニティDBの内容を参照して
申請者ID(UID)とパスワードの確認を行うと共
に、コミュニティDBに対して当該申請者のメンバ情報
を要求して、当該申請者がどのメンバに属しているかを
示す所属メンバ情報を取得する(ステップS44,S4
5)。この後、申請者用コミュニティAPは、所属メン
バ情報から図9(b)に画面例2として示すようなメン
バ選択画面を生成し、それを申請者端末14に送る(ス
テップS46)。メンバ選択画面はログインした申請者
が属するメンバの一覧を示しており、申請者は、メンバ
選択画面上で申請書処理結果の確認を行うべきメンバを
選択することが出来る。申請者があるメンバ(ここでは
メンバ1)を選択すると、その情報が申請者IDと共に
申請者用のメンバ1AP(メンバ1申請者AP)に送ら
れ、申請者用のメンバ1APが選択される(ステップS
47)。
【0040】メンバ1APは申請者IDに基づいて当該
申請者に関する共通情報をコミュニティDBから取得す
ると共に、メンバ1DBから当該申請者に関するメンバ
1の固有情報と当該メンバ1に対する申請結果確認メニ
ューを取得する(ステップS48〜S51)。メンバ1
APは、取得した共通/個別情報と申請結果確認メニュ
ーとから申請結果確認用のメンバAPメニュー選択画面
を生成し、それを申請者端末14に送る(ステップS5
2)。申請者は、申請書処理結果を確認すべき申請処理
をメンバAPメニュー選択画面上で選択することができ
る。申請者がある申請処理を選択すると、その情報がメ
ンバ1APに送られる(ステップS53)。メンバ1A
Pは、選択された申請処理に対応する申請書処理結果
(電子公文書)をメンバ1DBから取得し、その申請書
処理結果の内容を申請者端末14に送る(ステップS5
3)。これにより申請者端末14には図14に画面例9
として示されている申請者用申請結果確認画面が表示さ
れ、申請者はWWWブラウザ上で申請書処理結果の内容
を確認することが出来る。また申請処理の種類によって
は、申請結果確認メニューを選択した時点で、自動的に
電子公証システム12から当該電子公文書を申請者端末
14に送信するようにしても良い。
【0041】図8には、メンバ1に属する申請者が自身
の申請者情報の変更申請を行う場合の処理の流れが示さ
れている。
【0042】まず、上記と同様にして、申請者用コミュ
ニティAPにログインして、メンバ選択画面からメンバ
1を選択し、そしてメンバAPメニュー選択画面上でメ
ンバ1APに対して行うべき申請処理の内容を選択す
る。ここでは、申請処理の内容として「自社情報変更」
が選択され、メンバ1APから申請者端末14に申請者
情報と自社情報変更フォームを含む申請書作成情報が送
られる(ステップS61〜S72)。この申請書情報に
は、コミュニティ用オンブズマン(アクセス権)情報、
メンバ1用オンブズマン(アクセス権)情報、コミュニ
ティID、メンバ1IDなどの情報が含まれている。こ
の申請書情報により、申請者端末14には図15に画面
例10として示されている自社情報変更申請画面が表示
される。自社情報変更申請画面には様々な入力項目が定
義されているが、どの項目がコミュニティ内で共通の情
報で、どの項目がメンバ1に固有の情報であるかはメン
バ1APによって予め管理されている。申請者は共通情
報と固有情報とを意識することなく、一つの自社情報変
更申請画面上で一括して変更申請を行うことが出来る。
【0043】申請者が必要な項目の入力を行い、自社情
報変更申請画面上の「登録」ボタンを押すと、共通情報
および固有情報それぞれに対応する2つの電子申請文書
が自動的に作成される。この場合、固有情報の変更申請
に関する電子申請文書には固有情報の他にコミュニティ
ID、メンバ1ID、メンバ1用オンブズマン情報が加
えられ、デジタル署名が付与された後に電子公証システ
ム12に送信される(ステップS73)。また、共通情
報の変更申請に関する電子申請文書には共通情報の他に
コミュニティID、コミュニティ用オンブズマン情報が
加えられ、デジタル署名が付与された後に電子公証シス
テム12に送信される(ステップS74)。
【0044】電子申請サーバ112の各文書取得プロセ
スは定期的に電子公証システム12を参照して、コミュ
ニティID、メンバIDにより自メンバ宛文書の存在の
有無を判断し、存在する場合には当該文書を電子公証シ
ステム12から取得する。電子公証システム12に送ら
れたメンバ1宛の固有情報の変更申請に関する電子申請
文書はメンバ1宛文書取得プロセスによって取得され、
メンバ1DBに登録される(ステップS75〜S7
9)。また、電子公証システム12に送られたコミュニ
ティ宛の共通情報の変更申請に関する電子申請文書はコ
ミュニティ宛文書取得プロセスによって取得され、コミ
ュニティDBに登録される(ステップS80〜S8
4)。
【0045】以上のように、本実施形態のASP型電子
申請システム11によれば、申請に関する情報をコミュ
ニティ内で共有できる情報と各メンバ毎に固有な情報と
に分け、共通の情報は各メンバAPから参照可能なコミ
ュニティDBで管理し、また固有な情報は該当するメン
バAPのみが参照可能な各メンバDBで管理することに
より、共通情報の共有による利便性の向上と個別情報の
機密保持を行うことが可能となる。
【0046】なお、ASP型電子申請システム11の機
能はすべてコンピュータプログラムによって実現するこ
とができ、電子申請システム11を構成するサーバコン
ピュータに本実施形態で説明した上述の処理手順を含む
コンピュータプログラムを実行させることにより、容易
に本実施形態と同様の効果を実現することが出来る。
【0047】また本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲
で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形
態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複
数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発
明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成
要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除された構成が発明として抽出され得
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各組織間の情報の共有と組織毎の個別情報についての機
密保持を効率よく実現できると共に、ASP運用者に不
正がないことを証明することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るASP型電子申請シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態の電子申請システムにおけるコミュ
ニティとメンバの関係の一例を示す図。
【図3】同実施形態の電子申請システムの運用形態の一
例を示す図。
【図4】同実施形態の電子申請システムによって提供さ
れる機能を説明するための図。
【図5】同実施形態において申請者からの申請情報がメ
ンバDBに登録されるまでの処理の流れを説明するため
の図。
【図6】同実施形態において自治体職員が申請者からの
申請を審査し、申請書処理結果がメンバDBに登録され
るまでの処理の流れを説明するための図。
【図7】同実施形態において申請者が申請処理結果を確
認する場合の処理の流れを説明するための図。
【図8】同実施形態において申請者が自情報の変更申請
を行う場合の処理の流れを説明するための図。
【図9】同実施形態において用いられる申請者用のログ
イン画面とメンバ選択画面の一例を示す図。
【図10】同実施形態において用いられるメニュー選択
画面の一例を示す図。
【図11】同実施形態において用いられる申請者用申請
画面の一例を示す図。
【図12】同実施形態において用いられる自治体職員用
のログイン画面とメンバ選択画面の一例を示す図。
【図13】同実施形態において用いられる職員用申請書
処理画面の一例を示す図。
【図14】同実施形態において用いられる申請者用申請
結果確認画面の一例を示す図。
【図15】同実施形態において用いられる自社情報変更
申請画面の一例を示す図。
【符号の説明】
10…ネットワーク 11…ASP型電子申請システム 12…電子公証システム 13…コミュニティ運用者端末 14…申請者端末 15…自治体職員端末 111…WWWサーバ 112…電子申請サーバ 113…DBサーバ 201…メンバ情報管理DB 202…共通情報管理DB 203…個別情報管理DB 204…申請管理DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/14 310 G06F 12/14 310K (72)発明者 黒木 宏明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大田 幸由 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 日下 優子 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA06 CA07 CA16 5B082 EA11

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の申請者と被
    申請者側となる複数の組織それぞれからアクセス可能に
    構成され、申請業務を、申請者と組織との間における電
    子申請文書および電子公文書の送受信に関する事実情報
    を保証するための電子公証システムを介して電子的に行
    う電子申請システムであって、 申請に関する情報の内、複数の組織間で共有可能な情報
    を各組織から参照可能な共有情報として管理する共有情
    報管理手段と、 前記申請に関する情報の内、各組織に固有の情報を当該
    組織のみが参照可能な個別情報として組織別にそれぞれ
    管理する複数の個別情報管理手段と、 申請者から送信された電子申請文書を前記電子公証シス
    テムから取得し、その電子申請文書の宛先に基づいて、
    当該電子申請文書を、前記共有情報管理手段および前記
    複数の個別情報管理手段のいずれに登録するかを判別
    し、該当する共有情報管理手段または個別情報管理手段
    に登録する申請書登録制御手段と、 前記組織から電子申請文書の取得が要求された場合、当
    該組織に対する電子申請文書を処理するために必要な情
    報を、当該組織に対応する個別情報管理手段または前記
    共有情報管理手段から取得して前記要求元の組織に送信
    する申請情報送信手段とを具備することを特徴とする電
    子申請システム。
  2. 【請求項2】 前記申請者から送信された電子申請文書
    の内容の内、共有情報に関する項目部と個別情報に関す
    る項目部にはそれぞれ異なる宛先が付されており、 前記登録制御手段は、 前記宛先に基づき共有情報に関する項目部については前
    記共有情報管理手段に登録し、個別情報に関する項目部
    については当該宛先で指定された組織に対応する個別情
    報管理手段に登録する手段を含むことを特徴とする請求
    項1記載の電子申請システム。
  3. 【請求項3】 電子申請文書に対して組織から発行され
    る電子公文書を前記電子公証システムから取得し、その
    電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公文書を、前記
    共有情報管理手段および前記複数の個別情報管理手段の
    いずれに登録するかを判別して、該当する個別情報管理
    手段または共有情報管理手段に登録する公文書登録制御
    手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    の電子申請システム。
  4. 【請求項4】 所定の組織に対して申請処理を行った申
    請者からの申請結果確認要求に基づき、前記申請者に対
    して、当該申請結果に関する情報を前記所定の組織に対
    応する個別情報管理手段または共有情報管理手段から取
    得して提供する手段をさらに具備することを特徴とする
    請求項3記載の電子申請システム。
  5. 【請求項5】 前記電子申請システムを利用可能な被申
    請者側の一組織をメンバ、あるメンバへの申請内容の少
    なくとも一部分に関して同一内容の申請を受け取るべき
    メンバの集合をコミュニティとして管理する手段と、 申請処理を要求した申請者に対して、当該申請者が属す
    るメンバまたはコミュニティの中から申請処理を行うべ
    きメンバまたはコミュニティを選択させる手段と、 選択されたメンバまたはコミュニティを示す宛先が自動
    的に付されて送信される電子申請文書を作成するための
    入力フォームおよび宛先情報を含む申請書作成情報を、
    申請処理を要求した申請者に対して送信する申請書作成
    情報送信手段とをさらに具備することを特徴とする請求
    項1記載の電子申請システム。
  6. 【請求項6】 前記申請書作成情報には、前記電子公証
    システムに登録される当該電子申請文書の公証人となる
    べきアクセス権者を指定するアクセス権情報が含まれて
    おり、 前記宛先と前記アクセス権情報とが付された電子申請文
    書が、申請処理を要求した申請者から送信されるように
    構成されていることを特徴とする請求項5記載の電子申
    請システム。
  7. 【請求項7】 前記申請情報送信手段は、 電子申請文書の取得を要求した組織が属するメンバまた
    はコミュニティに該当する電子申請文書を、対応する個
    別情報管理手段または共有情報管理手段から取得すると
    共に、その取得した電子申請文書と、当該組織が属する
    メンバまたはコミュニティを示す宛先が自動的に付され
    て送信される電子公文書を作成するための入力フォーム
    および宛先情報を含む公文書作成情報とを、前記電子申
    請文書の取得を要求した組織に送信する手段を含むこと
    を特徴とする請求項5記載の電子申請システム。
  8. 【請求項8】 前記公文書作成情報には、前記電子公証
    システムに登録される当該電子公文書の公証人となるべ
    きアクセス権者を指定するアクセス権情報が含まれてお
    り、 前記宛先と前記アクセス権情報とが付された電子公文書
    が、電子申請文書の取得を要求した組織から送信される
    ように構成されていることを特徴とする請求項7記載の
    電子申請システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して複数の申請者と被
    申請者側となる複数の組織それぞれからアクセス可能に
    構成され、申請業務を、申請者と組織との間における電
    子申請文書および電子公文書の送受信に関する事実情報
    を保証するための電子公証システムを介して電子的に行
    う電子申請システムであって、 前記電子申請システムを利用可能な被申請者側の一組織
    をメンバ、あるメンバへの申請内容の少なくとも一部分
    に関して同一内容の申請を受け取るべきメンバの集合を
    コミュニティとして管理する手段と、 申請に関する情報の内、コミュニティに属するメンバ間
    で共有可能な情報を管理する共有情報データベースと、 前記申請に関する情報の内、各メンバに固有の情報を個
    別情報としてメンバ別にそれぞれ管理する複数の個別情
    報データベースと、 申請処理を要求した申請者に対して、当該申請者が属す
    るメンバまたはグループの中から申請処理を行うべきメ
    ンバまたはコミュニティを選択させる手段と、 選択されたメンバまたはコミュニティを示す宛先が自動
    的に付されて送信される電子申請文書を作成するための
    入力フォームおよび宛先情報を含む申請書作成情報を、
    申請処理を要求した申請者に対して送信する申請書作成
    情報送信手段と、 前記電子公証システムに保存されている申請者から送信
    された電子申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文
    書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報管
    理データベースに登録する手段と、 電子申請文書の取得を要求した組織に対して、当該組織
    が属するメンバまたはコミュニティに該当する電子申請
    文書を該当する個別情報管理データベースまたは共有情
    報管理データベースから取得すると共に、その取得した
    電子申請文書と、当該組織が属するメンバまたはコミュ
    ニティを示す宛先が自動的に付されて送信される電子公
    文書を作成するための入力フォームおよび宛先情報を含
    む公文書作成情報とを、前記電子申請文書の取得を要求
    した組織に送信する手段と、 前記電子公証システムに保存されている組織から送信さ
    れた電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公文書を、
    該当する個別情報データベースまたは共有情報管理デー
    タベースに登録する公文書登録制御手段と、 所定の組織に対して申請処理を行った申請者からの申請
    結果確認要求に基づき、前記申請者に対して、当該申請
    結果に関する情報を前記所定の組織に対応する個別情報
    管理データベースまたは共有情報管理データベースから
    取得して提供する手段とを具備することを特徴とする電
    子申請システム。
  10. 【請求項10】 前記申請書作成情報には、前記電子公
    証システムに登録される当該電子申請文書の公証人とな
    るべきアクセス権者を指定するアクセス権情報が含まれ
    ており、 前記宛先と前記アクセス権情報とが付された電子申請文
    書が、申請処理を要求した申請者から送信されるように
    構成されていることを特徴とする請求項9記載の電子申
    請システム。
  11. 【請求項11】 前記公文書作成情報には、前記電子公
    証システムに登録される当該電子公文書の公証人となる
    べきアクセス権者を指定するアクセス権情報が含まれて
    おり、 前記宛先と前記アクセス権情報とが付された電子公文書
    が、電子申請文書の取得を要求した組織から送信される
    ように構成されていることを特徴とする請求項9記載の
    電子申請システム。
  12. 【請求項12】 申請者と組織との間における電子申請
    文書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保証
    するための電子公証システムを介した電子申請業務を、
    ネットワークを介して複数の申請者と被申請者側となる
    複数の組織それぞれからアクセス可能な電子申請システ
    ムを用いて行う電子申請方法であって、 前記電子申請システムには、申請に関する情報の内、複
    数の組織間で共有可能な情報を各組織から参照可能な共
    有情報として管理する共有情報管理データベースと、前
    記申請に関する情報の内、各組織に固有の情報を当該組
    織のみが参照可能な個別情報として組織別にそれぞれ管
    理する複数の個別情報管理データベースとが設けられて
    おり、 申請者から送信された電子申請文書を前記電子公証シス
    テムから取得し、その電子申請文書の宛先に基づいて、
    当該電子申請文書を、前記共有情報管理データベースお
    よび前記複数の個別情報管理データベースのいずれに登
    録するかを判別して、該当する共有情報管理データベー
    スまたは個別情報管理データベースに登録する申請書登
    録制御ステップと、 前記組織から電子申請文書の取得が要求された場合、当
    該組織に対する電子申請文書を処理するために必要な情
    報を、当該組織に対応する個別情報管理データベースま
    たは前記共有情報管理データベースから取得して前記要
    求元の組織に送信する申請情報送信ステップとを具備す
    ることを特徴とする電子申請方法。
  13. 【請求項13】 申請者と組織との間における電子申請
    文書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保証
    するための電子公証システムを介した電子申請業務を、
    ネットワークを介して複数の申請者と被申請者側となる
    複数の組織それぞれからアクセス可能な電子申請システ
    ムを用いて行う電子申請方法であって、 前記電子申請システムを利用可能な被申請者側の一組織
    をメンバ、あるメンバへの申請内容の少なくとも一部分
    に関して同一内容の申請を受け取るべきメンバの集合を
    コミュニティとして管理すると共に、申請に関する情報
    の内、コミュニティに属するメンバ間で共有可能な情報
    は共有情報データベースに保存して管理し、前記申請に
    関する情報の内、各メンバに固有の情報は個別情報とし
    てメンバ別にそれぞれ用意された複数の個別情報データ
    ベースに保存して管理するステップと、 申請処理を要求した申請者に対して、当該申請者が属す
    るメンバまたはグループの中から申請処理を行うべきメ
    ンバまたはコミュニティを選択させるステップと、 選択されたメンバまたはコミュニティを示す宛先が自動
    的に付されて送信される電子申請文書を作成するための
    入力フォームおよび宛先情報を含む申請書作成情報を、
    申請処理を要求した申請者に対して送信するステップ
    と、 前記電子公証システムに保存されている申請者から送信
    された電子申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文
    書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報管
    理データベースに登録するステップと、 電子申請文書の取得を要求した組織が属するメンバまた
    はコミュニティに該当する電子申請文書を、対応する個
    別情報管理データベースまたは共有情報管理データベー
    スから取得すると共に、その取得した電子申請文書と、
    当該組織が属するメンバまたはコミュニティを示す宛先
    が自動的に付されて送信される電子公文書を作成するた
    めの入力フォームおよび宛先情報を含む公文書作成情報
    とを、前記電子申請文書の取得を要求した組織に送信す
    るステップと、 前記電子公証システムに保存されている組織から送信さ
    れた電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公文書を、
    該当する個別情報データベースまたは共有情報管理デー
    タベースに登録するステップと、 所定の組織に対して申請処理を行った申請者からの申請
    結果確認要求に基づき、前記申請者に対して、当該申請
    結果に関する情報を前記所定の組織に対応する個別情報
    管理データベースまたは共有情報管理データベースから
    取得して提供するステップとを具備することを特徴とす
    る電子申請方法。
  14. 【請求項14】 申請者と組織との間における電子申請
    文書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保証
    するための電子公証システムを介した電子申請業務を、
    ネットワークを介して複数の申請者と被申請者側となる
    複数の組織それぞれからアクセス可能な電子申請システ
    ムに実行させるためのプログラムであって、 前記電子申請システムには、申請に関する情報の内、複
    数の組織間で共有可能な情報を各組織から参照可能な共
    有情報として管理する共有情報管理データベースと、前
    記申請に関する情報の内、各組織に固有の情報を当該組
    織のみが参照可能な個別情報として組織別にそれぞれ管
    理する複数の個別情報管理データベースとが設けられて
    おり、 前記プログラムは、 前記電子申請システムを利用可能な被申請者側の一組織
    をメンバ、あるメンバへの申請内容の少なくとも一部分
    に関して同内容の申請を受け取るべきメンバの集合をコ
    ミュニティとして管理すると共に、申請に関する情報の
    内、コミュニティに属するメンバ間で共有可能な情報は
    共有情報データベースに保存して管理し、前記申請に関
    する情報の内、各メンバに固有の情報は個別情報として
    メンバ別にそれぞれ用意された複数の個別情報データベ
    ースに保存して管理する処理と、 申請処理を要求した申請者に対して、当該申請者が属す
    るメンバまたはグループの中から申請処理を行うべきメ
    ンバまたはコミュニティを選択させる処理と、 選択されたメンバまたはコミュニティを示す宛先が自動
    的に付されて送信される電子申請文書を作成するための
    入力フォームおよび宛先情報を含む申請書作成情報を、
    申請処理を要求した申請者に対して送信する処理と、 前記電子公証システムに保存されている申請者から送信
    された電子申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文
    書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報管
    理データベースに登録する処理と、 電子申請文書の取得を要求した組織に対して、当該組織
    が属するメンバまたはコミュニティに該当する電子申請
    文書を該当する個別情報管理データベースまたは共有情
    報管理データベースから取得すると共に、その取得した
    電子申請文書と、当該組織が属するメンバまたはコミュ
    ニティを示す宛先が自動的に付されて送信される電子公
    文書を作成するための入力フォームおよび宛先情報を含
    む公文書作成情報とを、前記電子申請文書の取得を要求
    した組織に送信する処理と、 前記電子公証システムに保存されている組織から送信さ
    れた電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公文書を、
    該当する個別情報データベースまたは共有情報管理デー
    タベースに登録する処理と、 申請処理を行った申請者からの申請結果確認要求に基づ
    き、前記申請者に対して、当該申請結果に関する情報を
    該当する個別情報管理データベースまたは共有情報管理
    データベースから取得して提供する処理とをコンピュー
    タに実行させる手順を具備することを特徴とするプログ
    ラム。
  15. 【請求項15】 申請者と組織との間における電子申請
    文書および電子公文書の送受信に関する事実情報を保証
    するための電子公証システムを介した電子申請業務を、
    ネットワークを介して複数の申請者と被申請者側となる
    複数の組織それぞれからアクセス可能な電子申請システ
    ムに実行させるためのプログラムであって、 前記電子申請システムを利用可能な被申請者側の一組織
    をメンバ、あるメンバへの申請内容の少なくとも一部分
    に関して同内容の申請を受け取るべきメンバの集合をコ
    ミュニティとして管理すると共に、申請に関する情報の
    内、コミュニティに属するメンバ間で共有可能な情報は
    共有情報データベースに保存して管理し、前記申請に関
    する情報の内、各メンバに固有の情報は個別情報として
    メンバ別にそれぞれ用意された複数の個別情報データベ
    ースに保存して管理する処理と、 申請処理を要求した申請者に対して、当該申請者が属す
    るメンバまたはグループの中から申請処理を行うべきメ
    ンバまたはコミュニティを選択させる処理と、 選択されたメンバまたはコミュニティを示す宛先が自動
    的に付されて送信される電子申請文書を作成するための
    入力フォームおよび宛先情報を含む申請書作成情報を、
    申請処理を要求した申請者に対して送信する処理と、 前記電子公証システムに保存されている申請者から送信
    された電子申請文書の宛先に基づいて、当該電子申請文
    書を、該当する個別情報データベースまたは共有情報管
    理データベースに登録する処理と、 電子申請文書の取得を要求した組織に対して、当該組織
    が属するメンバまたはコミュニティに該当する電子申請
    文書を該当する個別情報管理データベースまたは共有情
    報管理データベースから取得すると共に、その取得した
    電子申請文書と、当該組織が属するメンバまたはコミュ
    ニティを示す宛先が自動的に付されて送信される電子公
    文書を作成するための入力フォームおよび宛先情報を含
    む公文書作成情報とを、前記電子申請文書の取得を要求
    した組織に送信する処理と、 前記電子公証システムに保存されている組織から送信さ
    れた電子公文書の宛先に基づいて、当該電子公文書を、
    該当する個別情報データベースまたは共有情報管理デー
    タベースに登録する処理と、 所定の組織に対して申請処理を行った申請者からの申請
    結果確認要求に基づき、前記申請者に対して、当該申請
    結果に関する情報を前記所定の組織に対応する個別情報
    管理データベースまたは共有情報管理データベースから
    取得して提供する処理とをコンピュータに実行させる手
    順を具備することを特徴とするプログラム。
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