JP2003256225A - コンピュータシステム、障害対応方法及びコンピュータシステムを機能させるためのプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、障害対応方法及びコンピュータシステムを機能させるためのプログラム

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JP2003256225A
JP2003256225A JP2002060300A JP2002060300A JP2003256225A JP 2003256225 A JP2003256225 A JP 2003256225A JP 2002060300 A JP2002060300 A JP 2002060300A JP 2002060300 A JP2002060300 A JP 2002060300A JP 2003256225 A JP2003256225 A JP 2003256225A
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failure
computer system
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execution
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明 豊岡
Kanehide Arai
兼秀 荒井
Hiroo Kamiyo
浩夫 神余
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アプリケーションフレームワーク環境下でソフ
トウェアモジュールから生成したアプリケーションの実
行時にコンピュータシステム資源不足やソフトウェアモ
ジュールに障害が内在する場合には、システムにとり致
命的な障害が発生し、サービスを継続して提供し続ける
ことができなくなる可能性があった。 【解決手段】ソフトウェアモジュール毎にプロファイル
を備え、プロファイルに記録された実行関連情報に基づ
き、アプリケーション実行時に軽微な段階での障害を障
害発生情報として検出し、ソフトウェアモジュール管理
部に通知するソフトウェアモジュール監視部と、障害発
生情報から障害の発生したソフトウェアモジュールを特
定し、実行関連情報と前記障害発生情報とに基づき、当
該ソフトウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示
を行うソフトウェアモジュール管理部とを備えたコンピ
ュータシステムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アプリケーショ
ンフレームワークを有するコンピュータシステム、障害
対応方法及びコンピュータシステムを機能させるための
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等を含む携帯端末では、顧客の
ニーズの多様化に対応するために、多様な機能への対応
が求められている。しかし、携帯端末は一般に限られた
ハードウェア資源しか保有していないため、多様な機能
に対応するための方法として、JAVA(サンマイクロシス
テムズ社の登録商標)等、アプリケーション実行時に、
使用するアプリケーションプログラムのインストール、
アンインストールが可能なプログラミング言語(所謂、
動的インストール(以下、付加と略称する。)、アンイン
ストール(以下、削除と呼ぶ。)が可能なプログラミング
言語)を実装して構成されたアプリケーションフレーム
ワークを有するコンピュータシステムを採用している。
ここで、アプリケーションフレームワークとは、アプリ
ケーションとして備えるべき機能を、その機能単位毎に
パッケージ化し、これをソフトウェアモジュールとし、
必要な機能に応じてこのソフトウェアモジュールを容易
にアプリケーションに動的に付加、削除でき、アプリケ
ーションを実行、停止する機能を提供するもので、アプ
リケーションの機能単位となるものである。昨今の携帯
電話でも一般的に使用されている。このようなアプリケ
ーションフレームワークを用いると、限られたハードウ
ェア資源という条件下でも、多様なアプリケーションに
容易に対応することができる。
【0003】図13は、特開2000−29713号公
報に示されたアプリケーションフレームワークに基づく
拡張可能なアプリケーションの構成を示す図で、81は
アプリケーション、82はアプリケーションフレームワ
ーク、83はソフトウェアモジュールを示す。ソフトウ
ェアモジュール83は、一般に複数備えられており、ア
プリケーションフレームワーク82は、その時々で必要
とされる機能を実現するために、必要な特定の(複数可)
ソフトウェアモジュール83を付加してアプリケーショ
ン81を作成、実行し、他の必要機能が発生した場合
は、不要な機能に対応するソフトウェアモジュールを再
付加可能な状態を保持しつつアプリケーション81から
削除し、必要なソフトウェアモジュール83を上記同様
に、動的に付加することができる。このように、アプリ
ケーションフレームワーク82と多様なソフトウェアモ
ジュール83を備えることにより、アプリケーション8
1は、限られたコンピュータシステム資源で容易に多様
なニーズ(機能、その変更・拡張、更新等)に対応できる
ようになる。尚、図13では、アプリケーション81か
ら上述の意味で削除されているソフトウェアモジュール
群については表示を省略してある。
【0004】このようなアプリケーションフレームワー
クに関する技術を用いることにより、例えば、ハンドヘ
ルドデバイスのアプリケーション環境において、ユーザ
が必要とするアプリケーションを動的にかつ容易に提供
することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアプリ
ケーションフレームワークでは、例えば、付加したソフ
トウェアモジュールの数が多すぎたり、ソフトウェアモ
ジュールの容量が大きすぎるなどにより、コンピュータ
システムが、アプリケーションの実行時に必要となるコ
ンピュータシステム資源量を提供できなくなる場合や、
ソフトウェアモジュールに障害が内在する場合には、シ
ステム全体が動作不能となり、アプリケーションが提供
するサービスを継続して提供し続けることができなくな
る可能性があった。アプリケーションの機能拡張やバー
ジョンアップのために外部からソフトウェアモジュール
をダウンロードして使用する場合には、特に上記の問題
が発生しやすい。
【0006】また、上記の例は、コンピュータシステム
資源の異なるコンピュータシステムが混在する環境(こ
れは、例えば各社製の携帯電話が混在して使用されてい
る状況を想定すればよい。)において、同一のソフトウ
ェアモジュールがネットワーク等からコンピュータシス
テムにダウンロードされて、アプリケーションフレーム
ワーク環境下で実行される場合にも典型的に現れる。
【0007】このような事態に立ち至ったときには、障
害が発生したソフトウェアモジュールを別途同定し、こ
れを削除した上で、また、コンピュータシステム資源と
の不適合が生じた場合には、不適合が解消されるように
別途ソフトウェアモジュールを選定した上で、マニュア
ルでシステムの再立ち上げを行う必要があり、システム
の利用にとり大きな制約となっていた。このため、人手
を介しての復旧が必要となるような致命的な障害の発生
を回避することができ、自動回復が可能な、信頼性の高
いコンピュータシステムの実現が求められていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る課題解決
手段は、アプリケーションとして、ソフトウェアモジュ
ールを動的に付加・削除する機能を提供するアプリケー
ションフレームワークを有するコンピュータシステムに
おいて、ソフトウェアモジュールの識別情報を含む、そ
の実行に関連する情報を実行関連情報として記録・保存
するプロファイルを各ソフトウェアモジュール毎に備
え、且つ、前記アプリケーションとして付加されたソフ
トウェアモジュールの実行時に発生した障害を検出し、
これを障害発生情報としてソフトウェアモジュール管理
部に通知するソフトウェアモジュール監視部と、この通
知された障害発生情報から障害の発生したソフトウェア
モジュールを特定し、特定されたソフトウェアモジュー
ルのプロファイルから実行関連情報を取得し、取得した
実行関連情報と前記障害発生情報とに基づき、当該ソフ
トウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を行う
ソフトウェアモジュール管理部とを備えたものである。
【0009】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、ソフトウェアモジュールのコンピュータシステム資
源最大使用量を実行関連情報の一部として記録・保存す
るプロファイルと、実行時のソフトウェアモジュールに
おけるコンピュータシステム資源の使用状態を管理し、
このソフトウェアモジュールのプロファイルに記録・保
存された前記コンピュータシステム資源の最大使用量情
報を取得し、この最大使用量を越えるコンピュータシス
テム資源の使用を、このソフトウェアモジュールでの障
害の発生として検出し、ソフトウェアモジュール管理部
へ通知する資源管理部と、前記資源管理部で検出した障
害発生情報に基づき、当該ソフトウェアモジュールの処
置を決定し、実行の指示を行う機能を付加したソフトウ
ェアモジュール管理部を備えたものである。
【0010】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、アプリケーションとして付加済みのソフトウェアモ
ジュール、及び新規付加予定のソフトウェアモジュール
の各プロファイルに記録・保存されたコンピュータシス
テム資源の最大使用量情報を取得し、前記ソフトウェア
モジュールの新規付加後のアプリケーションのコンピュ
ータシステム資源の最大使用量を算定し、この資源最大
使用量算定結果と、このアプリケーションに対して予め
割り当てられているコンピュータシステム資源量である
コンピュータシステム資源許容使用量設定値とから、前
記新規付加予定のソフトウェアモジュールの処置を決定
し実行の指示を行う機能を付加したソフトウェアモジュ
ール管理部を備えたものである。
【0011】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、プロファイルに実行関連情報の一部として、ソフト
ウェアモジュールの重要度情報及び/若しくは信頼度情
報を記録・保存し、アプリケーションとして付加済みの
ソフトウェアモジュール、及び新規付加予定のソフトウ
ェアモジュールの各プロファイルからコンピュータシス
テム資源の最大使用量情報と共に前記重要度情報及び/
若しくは信頼度情報を取得し、前記ソフトウェアモジュ
ールの新規付加後のアプリケーションのコンピュータシ
ステム資源の最大使用量を算定し、この資源最大使用量
算定結果と、このアプリケーションに対して予め割り当
てられているコンピュータシステム資源量であるコンピ
ュータシステム資源許容使用量設定値と、前記付加済み
の各ソフトウェアモジュール及び新規付加予定のソフト
ウェアモジュールの各々の前記資源最大使用量情報と重
要度及び/若しくは信頼度に基づき、付加済みソフトウ
ェアモジュールと新規付加予定のソフトウェアモジュー
ルの処置を決定し、実行の指示を行う機能を付加したソ
フトウェアモジュール管理部とを備えたものである。
【0012】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、コンピュータシステム上での実行を禁止されたソフ
トウェアモジュールの識別情報を登録した不正ソフトウ
ェアモジュール登録テーブルと、この不正ソフトウェア
モジュール登録テーブルへのソフトウェアモジュール識
別情報の登録の有無を、当該ソフトウェアモジュールの
プロファイルに記録されている実行関連情報に基づき検
索し、その検索結果に応じて当該ソフトウェアモジュー
ルの処置を決定し、実行の指示を行う機能を付加したソ
フトウェアモジュール管理部とを備えたものである。
【0013】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、プロファイルの実行関連情報が、対応するソフトウ
ェアモジュールの障害発生履歴を保有し、ソフトウェア
モジュール監視部及び/又は資源管理部が障害の発生を
障害発生情報として検出した際に、これを前記障害発生
履歴に追加記録し、この障害発生情報に基づき、障害の
発生したソフトウェアモジュールのプロファイルに記録
されている当該ソフトウェアモジュールの識別情報を不
正ソフトウェアモジュール登録テーブルへ追加登録する
か否かを判定し、実行する不正ソフトウェアモジュール
登録部を備えたものである。
【0014】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、ソフトウェアモジュールでの障害発生時の障害対応
方法を実行関連情報の一部として記録・保存したプロフ
ァイルと、障害発生情報に基づき、障害の発生したソフ
トウェアモジュールのプロファイルから前記障害対応方
法を取得し、取得した障害対応方法に従って障害対応処
理を行うソフトウェアモジュール障害対応処理部とを備
えたものである。
【0015】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、アプリケーションフレームワークに付加されたソフ
トウェアモジュールの実行時に発生した障害を検出する
工程と、検出された障害発生情報に基づき、障害の発生
したソフトウェアモジュールを特定し、ソフトウェアモ
ジュールの実行関連情報を各ソフトウェアモジュール毎
に予め記録したプロファイルから、その特定されたソフ
トウェアモジュールの実行関連情報を取得する工程と、
前記障害発生情報と、この取得した実行関連情報とに基
づき、当該ソフトウェアモジュールの処置を決定し、実
行の指示を行う工程とを備えたことを特徴とする、アプ
リケーションフレームワークを有するコンピュータシス
テムの障害対応方法である。
【0016】この発明に係るもう一つの課題解決手段
は、アプリケーションフレームワークに付加されたソフ
トウェアモジュールの実行時に発生した障害を検出し、
検出された障害発生情報に基づき、障害の発生したソフ
トウェアモジュールを特定し、ソフトウェアモジュール
の実行関連情報を各ソフトウェアモジュール毎に予め記
録してあるプロファイルから、その特定されたソフトウ
ェアモジュールの実行関連情報を取得し、前記障害発生
情報と、この取得した実行関連情報とに基づき、当該ソ
フトウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を行
うことを特徴とする、アプリケーションフレームワーク
を有するコンピュータシステムを機能させるためのプロ
グラムである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1によるアプリケーションフレームワークに
基づくアプリケーションの構成を示す図であり、より具
体的にはソフトウェアモジュールにおいて発生した障害
を検出し、検出した障害発生の情報と、当該ソフトウェ
アモジュールの実行関連情報に基づいて当該ソフトウェ
アモジュールの処置を決定し、実行するための発明の構
成図である。
【0018】図1において、11はコンピュータシステ
ムで必要な機能を実現するためのアプリケーション、1
2は
【従来の技術】の欄において既に述べたようにアプリケ
ーション81の機能単位となるアプリケーションフレー
ムワーク、13a、13b…13k…13nはそれぞ
れ、機能別に分けられ、これを実行することにより所定
の機能を実現できるソフトウェアモジュール、14a、
14b…14k…14nは、各ソフトウェアモジュール
毎にその実行若しくはソフトウェアモジュールの実行に
関連して参照する情報を実行関連情報として記録保持す
るプロファイル、15はソフトウェアモジュール13の
実行状態を監視し、ソフトウェアモジュール13におい
て発生した障害を検出し、これを障害発生情報として、
以下に述べるソフトウェアモジュール管理部に通知する
ソフトウェアモジュール監視部、16はソフトウェアモ
ジュール監視部15が検出した障害発生情報の通知を受
け、障害の発生したソフトウェアモジュール13kを特
定し、対応するプロファイル14kから実行関連情報を
取得し、この実行関連情報と前記障害発生情報とに基づ
き、このソフトウェアモジュール13kの処置を決定
し、実行するソフトウェアモジュール管理部である。な
お、プロファイル14に記録保持する、ソフトウェアモ
ジュール13の「実行関連情報」とは、例えば、当該ソ
フトウェアモジュールの識別情報(ソフトウェア名やバ
ージョン名であり、取得元アドレスなど識別情報として
利用できるその他の情報を含んで良い。)や当該ソフト
ウェアモジュールを実行する際にこのソフトウェアモジ
ュールが使用するコンピュータシステムの各種資源の最
大量(=ソフトウェアモジュールのコンピュータシステ
ム資源の最大使用量)等を言う。
【0019】図2は、プロファイル14について、その
内部構成の例を示した図である。図2では、ソフトウェ
アモジュール実行時に必要なコンピュータシステム資源
の最大使用量をプロファイル情報として格納する場合の
一例を示しており、識別情報は省略してある。図におい
て、21はソフトウェアモジュールの最大メモリ使用
量、22はソフトウェアモジュールの同時ネットワーク
接続数、23はソフトウェアモジュールの最大ネットワ
ーク帯域、24はソフトウェアモジュールの同時使用フ
ァイル数、25はソフトウェアモジュールの最大ファイ
ル使用領域である。
【0020】この実施の形態によるアプリケーションフ
レームワークの処理手順の一例を、図3に示すフローチ
ャートに従って説明する。アプリケーション11の実行
が開始されると、ステップS11で、ソフトウェアモジ
ュール監視部15はソフトウェアモジュール13での障
害の発生を監視する。例えば、ソフトウェアモジュール
監視部15は、あるソフトウェアモジュール13kの実
行中に、このソフトウェアモジュール13kで使用する
コンピュータ資源量が、図2に示した、このソフトウェ
アモジュール13kに対応するプロファイル14kに記
録されているコンピュータシステム資源最大使用量を超
えるかどうかを監視し、超えた場合には、そのソフトウ
ェアモジュール13kに障害が発生したものと判断す
る。
【0021】ステップS12では、ソフトウェアモジュ
ール13で障害が発生したかどうかを検査し、発生して
いなければステップS11に戻り、発生していればステ
ップS13に進む。ステップS13では、ソフトウェア
モジュール監視部15は例えばソフトウェアモジュール
13kで障害が発生した場合、その障害の内容をソフト
ウェアモジュール管理部16に通知する。ステップS1
4では、ソフトウェアモジュール管理部16は、通知さ
れた障害内容、および障害の発生したソフトウェアモジ
ュール13のプロファイル14から取得した情報から、
当該ソフトウェアモジュールの実行の停止、削除等の処
置を決定し、アプリケーションフレームワーク12にそ
の実行を依頼する。例えば、そのソフトウェアモジュー
ルのバージョンによっては、別のバージョンのソフトウ
ェアモジュールに置き換えたり、そのモジュールの実行
のみを停止したり、若しくはアプリケーションから削除
する。ステップS15では、アプリケーションフレーム
ワーク12は障害の発生したソフトウェアモジュール1
3の停止、削除、置き換え等の処置を実行し、システム
を自動再開する。
【0022】ステップS14で述べたソフトウェアモジ
ュール管理部16によるソフトウェアモジュール13の
処置の決定についてもう少し補足すると、例えば、最大
メモリ使用量を超えるという障害が発生した場合、コン
ピュータシステムに対して深刻な影響を与える可能性が
大きいとして、当該ソフトウェアモジュールをアプリケ
ーションから削除し、代替の別バージョンのソフトウェ
アモジュールがあれば、それで置き換えると言うことが
考えられる。また、同時ネットワーク接続数がプロファ
イル記載量を超えるという障害が発生した場合は、ソフ
トウェアモジュールを一旦停止し、ソフトウェアモジュ
ールによっては、同時ネットワーク接続数や最大メモリ
使用量を越えたという情報をソフトウェアモジュールに
提供することにより、これら接続数や使用量を抑えるこ
とにより使用を続行するという決定をすることもでき
る。いずれにせよ、障害の発生の通知と、障害の発生し
たソフトウェアモジュール及びそのプロファイルに記載
された情報から当該ソフトウェアモジュールの処置を決
めることができるようにしたことがポイントである。
【0023】以下では、本発明の特徴の一つであるコン
ピュータシステム資源に関連した障害発生の検出過程
を、図10に従ってもう少し詳細に説明する。ここで
は、図9に示すような資源管理部61を設けて説明する
が、この資源管理部61はソフトウェアモジュール監視
部15の障害検出機能の一部を担うものであるためソフ
トウェアモジュール監視部15に含めても良いし、分離
しても良い。図1はソフトウェアモジュール監視部15
に含めた場合で、資源管理部61は明示していない。図
9は分離した場合について示している。ここで、資源管
理部61は全てのソフトウェアモジュールにおけるコン
ピュータシステム資源の使用状態を管理し、ソフトウェ
アモジュールのプロファイルに記録された資源最大使用
量を超えて当該ソフトウェアモジュールが資源を使用し
ようとした場合に、これを当該ソフトウェアモジュール
の障害として検出するものである。
【0024】また、ソフトウェアモジュール監視部15
は、上記のような資源使用量に関する障害以外の障害、
例えばランタイムエラー等のソフトウェアモジュール対
応の障害検出も担うことができる。従って、ソフトウェ
アモジュール監視部15は、図1に示す構成の場合に
は、資源管理部61の機能も含む全ての障害検出機能を
担うことができ、図9に示す構成の場合は、資源管理部
61の検出機能を除く障害検出機能のみを担うことにな
る。
【0025】図10において、アプリケーション11が
実行を開始すると、資源管理部61は、各ソフトウェア
モジュール13でのコンピュータシステム資源の、使用
状況の管理を開始する。ステップS41では、資源管理
部61はソフトウェアモジュール13kからのコンピュ
ータシステム資源の割り当て要求を待つ。割り当て要求
を受けるとステップS42に進む。ステップS42で
は、資源管理部61は資源の割り当てを要求したソフト
ウェアモジュール13kのプロファイル14kから、当
該ソフトウェアモジュール13kの資源最大使用量情報
を取得する。
【0026】ステップS43では、資源管理部61は要
求された資源を割り当てた後の当該ソフトウェアモジュ
ール13kの資源使用量が当該ソフトウェアモジュール
13kの資源最大使用量を越える場合、ステップS44
に進む。越えない場合はステップS46に進む。ステッ
プS44では、資源管理部61は当該ソフトウェアモジ
ュール13kで障害が発生したと認識し、ソフトウェア
モジュール管理部16に通知する。ステップS45で
は、ソフトウェアモジュール管理部16は当該ソフトウ
ェアモジュール13kの制御方法として実行の停止また
はコンピュータシステムからの削除またはコンピュータ
システムの再起動またはコンピュータシステムの停止を
選択し、制御を実施し、資源割り当て処理を終了する。
ステップS46では、資源管理部61は当該ソフトウェ
アモジュール13kに要求されたコンピュータ資源を割
り当て、資源割り当て処理を終了する。なお、ここでは
ソフトウェアモジュールの資源最大使用量に基づいて説
明したが、運用によっては「最大使用量」に限定する必
要はない。複数のソフトウェアモジュールを使用する場
合に、必ずしも各モジュール毎の資源「最大使用量」を
単純に積算しなければ、コンピュータシステム資源許容
使用量設定値を超えてしまうわけではないというケース
があるので、この「最大使用量」は例えばこれにある比
率(80など)を乗じた値など資源使用量の基準値を表す
「使用量基準値」に置き換えてもよい。以下では、「最
大使用量」に代え「使用量基準値」を使用するものと
し、これは「最大使用量」をも含む場合もあるものす
る。
【0027】このように、ソフトウェアモジュールから
のコンピュータシステム資源の割り当て要求とプロファ
イルに記録された当該ソフトウェアモジュールの資源使
用量基準値情報から、ソフトウェアモジュール実行時の
障害の発生を検出するため、コンピュータシステム全体
の動作不能に至る前の段階で障害を検出できる。そのた
め、その回復処理の自動化が可能となる。以上により障
害発生時のシステムの自動回復を含めて、コンピュータ
システムの高信頼化を図ることができる。
【0028】以上のように、ソフトウェアモジュール実
行時の障害の発生を、プロファイルに記録保持された実
行関連情報との照合も含め早期に検出するため、コンピ
ュータシステム全体の動作不能に至る前に障害の検出が
でき、そのため、自動でその回復処理が可能となり、コ
ンピュータシステムの高信頼化、及び障害発生時のシス
テムの自動回復を図ることができる。また、ソフトウェ
アモジュール毎にプロファイルを保有しているので、ダ
ウンロードする際に、プロファイルも併せて取得するこ
とができ、このようなソフトウェアモジュールをアプリ
ケーションに付加する場合も、プロファイル記載の実行
関連情報に基づき上述のような当該ソフトウェアモジュ
ールのきめ細かな管理を行うことが可能となる。
【0029】尚、プロファイル14に記載する情報とし
ては、上述のもの以外に、このソフトウェアモジュール
の「重要度」や「信頼度」情報を含めることもできる。
「重要度」とは、アプリケーションの中でのそのソフト
ウェアモジュールの重要度を指標化したものを言い、
「信頼度」とは例えば過去の使用時に障害が発生した頻
度に基づき信頼度として指標化したものを言う。この場
合、例えばあるソフトウェアモジュール13kで障害が
発生した場合、ソフトウェアモジュール管理部16は、
そのソフトウェアの「重要性」、「信頼性」情報をプロ
ファイル14kから取りだし、これに基づいてそのソフ
トウェアモジュールの処置を決定することができる。
【0030】なお、ソフトウェアモジュール監視部15
若しくはそのうちの資源管理については資源管理部61
がソフトウェアモジュール13の実行状態を監視する構
成について説明したが、アプリケーションフレームワー
ク12にソフトウェアモジュール監視部15や資源管理
部61を含め、アプリケーションフレームワーク12で
検出されたソフトウェアモジュール13の障害情報をア
プリケーションフレームワーク12がソフトウェアモジ
ュール管理部16に通知する構成であってもよく、同様
の効果がある。
【0031】実施の形態2.本実施の形態は、アプリケ
ーションに新規にソフトウェアモジュールを付加する場
合に、付加後のアプリケーションの実行時に必要とされ
るコンピュータシステム資源使用量が、アプリケーショ
ンに対して予め割り当てられているコンピュータシステ
ム資源量であるコンピュータシステム資源許容使用量設
定値を超えないように管理するものである。
【0032】ソフトウェアモジュール13は、図2に示
すように、各ソフトウェアモジュール13k毎に、その
プロファイル14kにコンピュータ資源使用量基準値情
報を保有している。このため、要求機能に対応して新た
にアプリケーションを生成するにあたって、ソフトウェ
アモジュール管理部16は、まず、不要なソフトウェア
モジュールと必要となるソフトウェアモジュールを決定
し、それぞれのソフトウェアモジュールのプロファイル
からコンピュータ資源使用量基準値情報を取り出す。次
に、取り出したコンピュータ資源使用量基準値情報に基
づき、新たに生成するアプリケーション11がその資源
許容使用量設定値の範囲に収まっているかどうかを確認
する。
【0033】以上の処理により、アプリケーションの実
行時に必要となるコンピュータシステム資源量は、常に
そのアプリケーションに対して割り当てられたコンピュ
ータシステム資源量の範囲内であることが担保されるた
め、例えば、ソフトウェアモジュール13の入れ替えや
追加を行ったアプリケーション11の実行時にコンピュ
ータシステムの利用可能な資源量を超えることによりシ
ステムにハングアップなどの障害が発生するという問題
点は解消され、システムの高信頼化を図ることができ
る。
【0034】なお、不要なソフトウェアモジュールを削
除した後でも、新規のソフトウェアモジュールを追加す
ると資源許容使用量設定値を超えてしまう場合、ソフト
ウェアモジュール管理部16が、アプリケーション11
にリンクされている各ソフトウェアモジュールのプロフ
ァイルに記載されている「重要度」、「信頼度」情報を
読み取り、重要度、又は信頼度の低いソフトウェアモジ
ュールを削除することにより、新規のソフトウェアモジ
ュールを追加するという選択を行うことができる。
【0035】これにより、ソフトウェアモジュールの重
要度等を考慮しつつ、新規機能を追加し、且つ、その場
合のアプリケーション11実行時にもコンピュータシス
テムの資源量を超えることによりシステムに障害が発生
するという問題点は解消され、システムの高信頼化を図
ることができる。また、ソフトウェアモジュール毎にプ
ロファイルを保有しているので、ダウンロードする際
に、プロファイルも併せて取得することができ、このよ
うなソフトウェアモジュールをアプリケーションに付加
する場合も、プロファイル記載の実行関連情報に基づき
上述のような当該ソフトウェアモジュールのきめ細かな
管理を行うことが可能となる。
【0036】なお、この「使用量基準値」は、実施の形
態1で述べたように、ソフトウェアモジュールの障害発
生の検出条件としても使用するが、実施の形態1及び2
共に同一の「使用量基準値」を使用する必要はなく、そ
れぞれ独立に設定することができる。この場合、プロフ
ァイルに2種類の「使用量基準値」を記録しておいても
良いし、これを1種類にし、実施の形態1、2で説明し
たそれぞれの場合には、この「使用量基準値」を加工し
て使用してもよい。いずれの方法によっても実施の形態
1及び2で述べた効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0037】実施の形態3.図4は、本発明の実施の形
態3によるアプリケーションフレームワークに基づくア
プリケーションの構成を示す図であり、より具体的には
障害を発生させる恐れのあることが判明しているソフト
ウェアモジュールの識別情報をあらかじめコンピュータ
システムに登録することで、障害を発生させる恐れのあ
るソフトウェアモジュールがコンピュータシステムに追
加、実行されることを防止するための発明を説明するた
めの構成図である。図4において、31以外の構成要素
は、実施の形態1の図1に示すものと同一である。31
は、障害を発生させる恐れのあるソフトウェアモジュー
ルの識別情報を1セット以上保持する不正ソフトウェア
モジュール登録テーブルである。
【0038】図5は、不正ソフトウェアモジュール登録
テーブルの内部構成の例を示した図である。図5におい
て、31は不正なソフトウェアモジュールの識別情報が
登録された不正ソフトウェアモジュール登録テーブル
で、不正なソフトウェアモジュールの識別情報が2セッ
ト以上登録されている例を示している。不正ソフトウェ
アモジュール登録テーブル31において、41は1番目
のソフトウェアモジュールの名称、42は1番目のソフ
トウェアモジュールを開発もしくは配布しているベンダ
ー名、43は1番目のソフトウェアモジュールの取得元
アドレス、44は1番目のソフトウェアモジュールのバ
ージョン、45は2番目のソフトウェアモジュールの名
称、46は2番目のソフトウェアモジュールを開発もし
くは配布しているベンダー名、47は2番目のソフトウ
ェアモジュールの取得元アドレス、48は2番目のソフ
トウェアモジュールのバージョンである。なお、実施の
形態1で説明した、ソフトウェアモジュールのプロファ
イルに記録・保持する「実行関連情報」に含まれる識別
情報と同様な情報を有する。
【0039】この実施の形態によるアプリケーションフ
レームワークの処理手順の一例を、図6に示すフローチ
ャートに従って説明する。アプリケーションフレームワ
ーク12がソフトウェアモジュールの追加要求を受ける
と、アプリケーションフレームワーク12はソフトウェ
アモジュールの追加処理を開始する。ステップS21で
は、アプリケーションフレームワーク12はソフトウェ
アモジュール管理部16に対し、新規ソフトウェアモジ
ュールのアプリケーション11への追加が許可されるか
どうかを問い合わせる。ステップS22では、ソフトウ
ェアモジュール管理部16は不正ソフトウェアモジュー
ル登録テーブル31を検索し、当該ソフトウェアモジュ
ールが登録されていないかどうかを確認する。ステップ
S23では、当該ソフトウェアモジュールが不正ソフト
ウェアモジュール登録テーブル31に登録されている場
合はステップS24に、登録されていない場合はステッ
プS26に進む。このときの登録の有無は、当該ソフト
ウェアモジュール13のプロファイル14に記載されて
いる識別情報と不正ソフトウェアモジュール登録テーブ
ル31に記載されている識別情報の比較参照による。
【0040】ステップS24では、ソフトウェアモジュ
ール管理部16は、アプリケーションフレームワーク1
2に対し、当該ソフトウェアモジュールのアプリケーシ
ョン11への追加禁止を通知する。ステップS25で
は、アプリケーションフレームワーク12は、当該ソフ
トウェアモジュールのアプリケーション11への追加を
中止し、追加処理を終了する。ステップS26では、ソ
フトウェアモジュール管理部16は、アプリケーション
フレームワーク12に対し、当該ソフトウェアモジュー
ルのアプリケーション11への追加許可を通知し、ステ
ップS27で、アプリケーションフレームワーク12
は、当該ソフトウェアモジュールのアプリケーション1
1への追加処理を行い、追加処理を終了する。
【0041】この機能は、例えばユーザーがネットを経
由してソフトウェアモジュールをプロファイルと共にダ
ウンロードし、これをアプリケーション11に追加しよ
うとする際に有用となる。不正ソフトウェアモジュール
登録テーブルは予め作成されたものをダウンロードする
か、個々にユーザーで入力するという形をとることにな
る。また、特定のコンピュータシステムとソフトウェア
モジュールとが不適合を起こすということがあるので、
この不正ソフトウェアモジュール登録テーブルはコンピ
ュータシステムの型式毎に用意するのが望ましい。
【0042】このように、不正ソフトウェアモジュール
登録テーブルを設けることにより、ソフトウェアモジュ
ールのアプリケーション11への追加処理に先だって、
当該ソフトウェアモジュールのプロファイルの実行関連
情報と不正ソフトウェアモジュール登録テーブルとに記
録されている識別情報を比較参照することにより、当該
ソフトウェアモジュールを追加した場合に障害を発生さ
せる可能性が高いかどうかを、ソフトウェアモジュール
管理部16で判断できるようにしたので、コンピュータ
システム上での障害の発生を未然に防止することがで
き、システムの高信頼化を図ることができる。また、ソ
フトウェアモジュール毎にプロファイルを保有している
ので、ダウンロードする際に、プロファイルも併せて取
得することができ、このようなソフトウェアモジュール
をアプリケーションに付加する場合も、プロファイル記
載の実行関連情報に基づき上述のような当該ソフトウェ
アモジュールのきめ細かな管理を行うことが可能とな
る。
【0043】実施の形態4.図7は、本発明の実施の形
態4によるアプリケーションフレームワークに基づくア
プリケーションの構成を示す図であり、より具体的には
ソフトウェアモジュールの実行時の障害情報から、再度
障害状態に陥る可能性があると判断されるソフトウェア
モジュールの識別情報を不正ソフトウェアモジュール登
録テーブルに自動登録することで、障害の再発を防止す
るための発明を説明するための構成図である。図7にお
いて、51以外の構成要素は実施の形態3の図4に示す
ものと同一である。51は、ソフトウェアモジュールの
実行時にソフトウェアモジュール監視部15で検出され
た障害情報に基づき、再び障害状態に陥る可能性がある
かどうかを判断し、障害状態に陥る可能性がある場合に
は当該ソフトウェアモジュールの識別情報を不正ソフト
ウェアモジュール登録テーブル31に登録する不正ソフ
トウェアモジュール登録部である。
【0044】この実施の形態によるアプリケーションフ
レームワークの処理手順の一例を、図8に示すフローチ
ャートに従って説明する。ここでは、プロファイルに
は、対応するソフトウェアモジュールでのこれまでの障
害発生の履歴が障害発生履歴として既に記録されている
ものとする。ソフトウェアモジュール13kで障害が発
生すると、ソフトウェアモジュール監視部15が障害の
発生を検出し、アプリケーションフレームワーク12は
以下の障害発生に伴う処理を開始する。ステップS31
では、ソフトウェアモジュール監視部15は不正ソフト
ウェアモジュール登録部51に対し、ソフトウェアモジ
ュール13kで発生した障害の情報を通知する。ステッ
プS32、33では、不正ソフトウェアモジュール登録
部51は、受け取った障害の情報から当該ソフトウェア
モジュール13kが再び障害状態に陥る可能性を判断す
る。すなわち、そのソフトウェアモジュールで新たに発
生した障害情報を前記プロファイルの障害発生履歴に追
加記録し、この障害発生履歴情報に基づき当該ソフトウ
ェアモジュールが再度の障害状態に陥る可能性を判断す
る。例えば、障害発生回数が一定値を超えた場合や、障
害の種類により、例えばランタイムエラーが発生した場
合は、再度障害状態に陥る可能性が高いと判断すること
ができる。一方そのソフトウェアモジュールでのコンピ
ュータシステム資源の使用量基準値を超えるような障害
の場合は、一定回数同一障害が発生した場合に初めて再
度障害状態に陥る可能性が高いと判断するようにするこ
とができる。なお、障害発生情報の障害発生履歴への追
加記録は、不正ソフトウェアモジュール登録部51でな
くとも、ソフトウェアモジュール監視部やソフトウェア
モジュール管理部で実行するようにしてもよく、障害の
発生毎に障害発生履歴が更新されることが重要である。
【0045】ステップS33では、障害状態に陥る可能
性が高いと判断した場合はステップS34に進む。障害
状態に陥る可能性が高くないと判断した場合は障害発生
に伴う処理を終了する。ステップS34では、不正ソフ
トウェアモジュール登録部51は、当該ソフトウェアモ
ジュールの識別情報をプロファイルより取りだし、不正
ソフトウェアモジュール登録テーブル31に登録し、終
了する。
【0046】このように、再度障害状態に陥る可能性が
高いソフトウェアモジュールを、不正ソフトウェアモジ
ュール登録部51が、当該ソフトウェアモジュール実行
時に発生した障害の情報を含む障害発生履歴に基づき判
定し、不正ソフトウェアモジュール登録テーブル31に
登録できるようにしたことにより、ソフトウェアモジュ
ールのアプリケーション11への追加処理に先だって、
当該ソフトウェアモジュールを追加した場合に、再度、
障害を発生させる可能性が高いかどうかを、ソフトウェ
アモジュール管理部16で判断でき、コンピュータシス
テム上での再度の障害の発生、及びそれに起因する重度
の障害を未然に防止することができるため、システムの
高信頼化を図ることができる。また、ソフトウェアモジ
ュール毎にプロファイルを保有しているので、ダウンロ
ードする際に、プロファイルも併せて取得することがで
き、このようなソフトウェアモジュールをアプリケーシ
ョンに付加する場合も、プロファイル記載の実行関連情
報に基づき上述のような当該ソフトウェアモジュールの
きめ細かな管理を行うことが可能となる。ここで、プロ
ファイル記載の障害発生の履歴は当該コンピュータシス
テム上での履歴に限定されるものではない。当該ソフト
ウェアモジュール毎にプロファイルを保有することとし
たため、外部からダウンロードして使用するような場合
でも、それまでに既に明らかになっている障害発生履歴
をプロファイルに記録し、これを利用することができる
という効果がある。更に、ダウンロード後に、他コンピ
ュータシステムで発生した障害発生情報をネットワーク
を通じて取り込み、障害発生の履歴を更新することも可
能である。なお、ソフトウェアモジュールで発生する障
害の検出はソフトウェアモジュール監視部15が行うと
して説明したが、一部の障害検出については、実施の形
態1で述べたように、資源管理部61において行うこと
にしても良く、同様の効果を得ることができる。
【0047】実施の形態5.本実施の形態ではソフトウ
ェアモジュール13のプロファイル14に障害対応方法
を記録保持しておく場合について説明する。障害対応方
法の記録保持の例としては、図2に示すプロファイル1
4に、障害の種類毎に障害対応方法に関する情報を記録
しておくとよいし、障害対応方法に関する情報を直接記
載するのではなく、参照先を記載し、参照先に障害対応
方法に関する情報を記載しておいてもよい。障害の種類
としては、ソフトウェアモジュールのコンピュータシス
テム資源の使用量が、対応するプロファイル記載のコン
ピュータシステム資源の使用量基準値を超えた時、超え
た項目(図2に21〜25で示す各項目等)毎にそれぞれ
別の種類の障害とする場合やランタイムエラー等の資源
量には関係しない別の障害を含めることができる。
【0048】図11は、本発明の実施の形態5によるア
プリケーションフレームワークに基づくアプリケーショ
ンの構成を示す図であり、より具体的にはソフトウェア
モジュールにおいて障害が発生した際の障害対応方法に
関する情報を保持する部分と、ソフトウェアモジュール
で障害が発生した際に、当該ソフトウェアモジュールの
プロファイルに記載されている障害対応方法を取得し、
そこで指定された方法に従い当該ソフトウェアモジュー
ルの障害対応処理を行う部分を説明するための構成図で
ある。71は、ソフトウェアモジュール13kで障害が
発生した際に、当該ソフトウェアモジュール13kのプ
ロファイル14kから当該ソフトウェアモジュール13
kの発生した障害の種類に対応した障害対応方法を取得
し、そこで指定された方法に従い当該ソフトウェアモジ
ュール13kの障害対応処理を行うソフトウェアモジュ
ール障害対応処理部である。
【0049】この実施の形態によるアプリケーションフ
レームワークの処理手順の一例を、図12に示すフロー
チャートに従って説明する。ソフトウェアモジュール1
3kで障害が発生すると、ソフトウェアモジュール監視
部15が障害の発生を検出する。ステップS51では、
ソフトウェアモジュール監視部15はソフトウェアモジ
ュール障害対応処理部71に対し、ソフトウェアモジュ
ール13kで発生した障害の情報を通知する。ステップ
S52では、ソフトウェアモジュール障害対応処理部7
1は、受け取った障害の情報から障害の原因となったソ
フトウェアモジュール13kを特定する。ステップS5
3では、ソフトウェアモジュール障害対応処理部71
は、当該ソフトウェアモジュール13kのプロファイル
14kから、発生した障害の種類に対応した障害対応方
法を取得する。ステップS54では、ソフトウェアモジ
ュール障害対応処理部71は、当該ソフトウェアモジュ
ール13kの障害対応方法に従い障害対応処理を行う。
【0050】障害対応方法の例としては、障害の発生し
たソフトウェアモジュールの一時停止、停止、削除、入
れ替え等の後自動回復させたり、更に、診断用ソフトウ
ェアをインストールして実行し、その結果に応じて当該
障害の発生したソフトウェアモジュールを自動回復させ
るなど、いくつかの選択肢があり、ソフトウェアモジュ
ールと発生した障害の種類に応じて、選択、組み合わせ
て実施することができる。なお、コンピュータシステム
資源への負担を軽くするために、障害対応方法の処理の
一環として、診断用ソフトウェアを使用時のみダウンロ
ードしてアプリケーションフレームワーク12とリンク
し実行させることもできる。なお、処理の簡略化、若し
くはプロファイルの簡略化のために、障害対応方法を障
害の種類によらず共通にしても良い。
【0051】このように、システム全体の動作不能に至
る前に、プロファイルを介してソフトウェアモジュール
で発生した障害の種類に応じて当該ソフトウェアモジュ
ールの障害対応方法を取得できるようにしたので、ソフ
トウェアモジュール毎に、発生した障害の種類に応じて
最適な障害対応処理を自動で実行できるようになる。ま
た、例えばダウンロードしたソフトウェアモジュールを
アプリケーションに付加する場合でも、併せてプロファ
イルを取得する形になるので、これに基づき当該モジュ
ールの障害対応方法を取得でき、木目細かな対応をする
ことが可能となる。従って、コンピュータシステムの高
信頼化、及び障害発生時に最適な形でシステムの自動回
復を図ることができる。
【0052】
【発明の効果】この発明は、アプリケーションとして、
ソフトウェアモジュールを動的に付加・削除する機能を
提供するアプリケーションフレームワークを有するコン
ピュータシステムにおいて、ソフトウェアモジュールの
識別情報を含む実行関連情報を記録・保存するプロファ
イルを各ソフトウェアモジュール毎に備え、且つ、前記
アプリケーションとして付加されたソフトウェアモジュ
ールの実行時に発生した障害を検出し、これを障害発生
情報としてソフトウェアモジュール管理部に通知するソ
フトウェアモジュール監視部と、この通知された障害発
生情報から障害の発生したソフトウェアモジュールを特
定し、特定されたソフトウェアモジュールのプロファイ
ルから実行関連情報を取得し、取得した実行関連情報と
前記障害発生情報とに基づき、当該ソフトウェアモジュ
ールの処置を決定し、実行の指示を行うソフトウェアモ
ジュール管理部とを備えたことにより、ソフトウェアモ
ジュール実行時の障害の発生を早期に検出するため、コ
ンピュータシステム全体の動作不能に至る前に障害の検
出ができ、そのため、自動でその回復処理が可能とな
り、コンピュータシステムの高信頼化、及び障害発生時
のシステムの自動回復を図ることができる。また、ソフ
トウェアモジュール毎にプロファイルを保有しているの
で、ソフトウェアモジュールをダウンロードする際に、
併せてプロファイルを取得することができ、プロファイ
ル記載の実行関連情報に基づき当該モジュールのきめ細
かな管理を行うことが可能となる。
【0053】また、ソフトウェアモジュールのコンピュ
ータシステム資源使用量基準値を実行関連情報の一部と
して記録・保存するプロファイルと、実行時のソフトウ
ェアモジュールにおけるコンピュータシステム資源の使
用状態を管理し、このソフトウェアモジュールのプロフ
ァイルに記録・保存された前記コンピュータシステム資
源の使用量基準値情報を取得し、この使用量基準値を越
えるコンピュータシステム資源の使用を、このソフトウ
ェアモジュールでの障害の発生として検出し、ソフトウ
ェアモジュール管理部へ通知する資源管理部と、前記資
源管理部で検出した障害発生情報に基づき、当該ソフト
ウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を行う機
能を付加したソフトウェアモジュール管理部を備えたこ
とにより、ソフトウェアモジュール実行時の障害の発生
を早期に検出するため、コンピュータシステム全体の動
作不能に至る前に障害の検出ができる。そのため、その
回復処理の自動化が可能となり、コンピュータシステム
の高信頼化、及び障害発生時のシステムの自動回復を図
ることができる。また、ソフトウェアモジュール毎にプ
ロファイルを保有しているので、ソフトウェアモジュー
ルをダウンロードする際に、併せてプロファイルを取得
することができ、プロファイル記載の実行関連情報に基
づき当該モジュールのきめ細かな管理を行うことが可能
となる。
【0054】また、アプリケーションとして付加済みの
ソフトウェアモジュール、及び新規付加予定のソフトウ
ェアモジュールの各プロファイルに記録・保存されたコ
ンピュータシステム資源の使用量基準値情報を取得し、
前記ソフトウェアモジュールの新規付加後のアプリケー
ションのコンピュータシステム資源の使用量基準値を算
定し、この資源使用量基準値算定結果と、このアプリケ
ーションに対して予め割り当てられているコンピュータ
システム資源量であるコンピュータシステム資源許容使
用量設定値とから、前記新規付加予定のソフトウェアモ
ジュールの処置を決定し実行の指示を行う機能を付加し
たソフトウェアモジュール管理部を備えたことにより、
アプリケーションの実行時に必要となるコンピュータシ
ステム資源量を、常に資源許容使用量の範囲内に抑える
ことが可能になり、例えば、ソフトウェアモジュールの
入れ替え・追加を行ったアプリケーションの実行時にコ
ンピュータシステムの資源量を超えることによりシステ
ムに障害が発生するという問題点は解消され、システム
の高信頼化を図ることができる。また、ソフトウェアモ
ジュール毎にプロファイルを保有しているので、ソフト
ウェアモジュールをダウンロードする際に、併せてプロ
ファイルを取得することができ、プロファイル記載の実
行関連情報に基づき当該モジュールのきめ細かな管理を
行うことが可能となる。
【0055】また、プロファイルに実行関連情報の一部
として、ソフトウェアモジュールの重要度情報及び/若
しくは信頼度情報を記録・保存し、アプリケーションと
して付加済みのソフトウェアモジュール、及び新規付加
予定のソフトウェアモジュールの各プロファイルからコ
ンピュータシステム資源の使用量基準値情報と共に前記
重要度情報及び/若しくは信頼度情報を取得し、前記ソ
フトウェアモジュールの新規付加後のアプリケーション
のコンピュータシステム資源の使用量基準値を算定し、
この資源使用量基準値算定結果と、このアプリケーショ
ンに対して予め割り当てられているコンピュータシステ
ム資源量であるコンピュータシステム資源許容使用量設
定値と、前記付加済みの各ソフトウェアモジュール及び
新規付加予定のソフトウェアモジュールの各々の前記資
源使用量基準値情報と重要度情報及び/若しくは信頼度
情報とに基づき、付加済みソフトウェアモジュールと新
規付加予定のソフトウェアモジュールの処置を決定し、
実行の指示を行う機能を付加したソフトウェアモジュー
ル管理部とを備えたことにより、アプリケーションの実
行時に必要となるコンピュータシステム資源量を、常に
資源許容使用量の範囲内に抑えることが可能になると共
に、ソフトウェアモジュールの重要度、信頼性を考慮し
ての新規機能の追加、削除が可能となるため、システム
の高信頼化を図りつつ、最適なアプリケーションを構築
することができる。また、ソフトウェアモジュール毎に
プロファイルを保有しているので、ソフトウェアモジュ
ールをダウンロードする際に、併せてプロファイルを取
得することができ、プロファイル記載の実行関連情報に
基づき当該モジュールのきめ細かな管理を行うことが可
能となる。
【0056】また、コンピュータシステム上での実行を
禁止されたソフトウェアモジュールの識別情報を登録し
た不正ソフトウェアモジュール登録テーブルと、この不
正ソフトウェアモジュール登録テーブルへのソフトウェ
アモジュール識別情報の登録の有無を当該ソフトウェア
モジュールのプロファイルに記録されている実行関連情
報に基づき検索し、その検索結果に応じて当該ソフトウ
ェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を行う機能
を付加したソフトウェアモジュール管理部とを備えたこ
とにより、ソフトウェアモジュールのアプリケーション
への追加処理に先だって、当該ソフトウェアモジュール
を追加した場合に障害を発生させる可能性が高いかどう
かを判断できるようになり、コンピュータシステム上で
の障害の発生を未然に防止することができ、システムの
高信頼化を図ることができる。また、ソフトウェアモジ
ュール毎にプロファイルを保有しているので、ダウンロ
ードする際に、プロファイルも併せて取得することがで
き、このようなソフトウェアモジュールをアプリケーシ
ョンに付加する場合も、プロファイル記載の実行関連情
報に基づき上述のような当該ソフトウェアモジュールの
きめ細かな管理を行うことが可能となる。
【0057】また、プロファイルの実行関連情報が、対
応するソフトウェアモジュールの障害発生履歴を保有
し、ソフトウェアモジュール監視部及び/又は資源管理
部が障害の発生を障害発生情報として検出した際に、こ
れを前記障害発生履歴に追加記録し、この障害発生情報
に基づき、障害の発生したソフトウェアモジュールのッ
プロファイルに記録されている、当該ソフトウェアモジ
ュールの識別情報を不正ソフトウェアモジュール登録テ
ーブルへ追加登録するか否を判定し、実行する不正ソフ
トウェアモジュール登録部を備えたことにより、ソフト
ウェアモジュールを追加した場合に、再度、障害を発生
させる可能性が高いかどうかの判断ができるとともに、
コンピュータシステム上での再度の障害の発生を未然に
防止することができ、システムの高信頼化を図ることが
できる。また、ソフトウェアモジュール毎にプロファイ
ルを保有しているので、ダウンロードする際に、プロフ
ァイルも併せて取得することができ、このようなソフト
ウェアモジュールをアプリケーションに付加する場合
も、プロファイルに記録されている、それまでに既に明
らかになっている障害発生履歴も併せて、そのソフトウ
ェアモジュールの不正ソフトウェアモジュール登録テー
ブルへの追加登録を判断・実行することができる。
【0058】また、ソフトウェアモジュールでの障害発
生時の対応方法(障害対応方法)を実行関連情報の一部
として記録・保存したプロファイルと、障害発生情報に
基づき、障害の発生したソフトウェアモジュールのプロ
ファイルから前記障害対応方法を取得し、取得した障害
対応方法に従って障害対応処理を行うソフトウェアモジ
ュール障害対応処理部とを備えたことにより、ソフトウ
ェアモジュール毎に、最適な障害対応処理を自動で実行
できるようになり、コンピュータシステムの高信頼化、
及び障害発生時に最適な形でシステムの自動回復を図る
ことができる。ダウンロードしたソフトウェアモジュー
ルをアプリケーションに付加する場合でも、併せてプロ
ファイルを取得する形になるので、これに基づき当該モ
ジュールの障害対応方法を取得でき、木目細かな対応を
することが可能となる。
【0059】また、アプリケーションフレームワークに
付加されたソフトウェアモジュールの実行時に発生した
障害を検出する工程と、検出された障害発生情報に基づ
き、障害の発生したソフトウェアモジュールを特定し、
ソフトウェアモジュールの実行関連情報を各ソフトウェ
アモジュール毎に予め記録してあるプロファイルから、
その特定されたソフトウェアモジュールの実行関連情報
を取得する工程と、前記障害発生情報と、この取得した
実行関連情報とに基づき、当該ソフトウェアモジュール
の処置を決定し、実行の指示を行う工程とを備えたこと
により、ソフトウェアモジュール実行時の障害の発生を
早期に検出するため、コンピュータシステム全体の動作
不能に至る前に障害の検出ができ、そのため、自動でそ
の回復処理が可能となり、コンピュータシステムの高信
頼化、及び障害発生時のシステムの自動回復を図ること
ができる。また、ソフトウェアモジュール毎にプロファ
イルを保有しているので、ソフトウェアモジュールをダ
ウンロードする際に、併せてプロファイルを取得するこ
とができ、プロファイル記載の実行関連情報に基づき当
該モジュールのきめ細かな管理を行うことが可能とな
る。
【0060】また、アプリケーションフレームワークに
付加されたソフトウェアモジュールの実行時に発生した
障害を検出し、検出された障害発生情報に基づき、障害
の発生したソフトウェアモジュールを特定し、ソフトウ
ェアモジュールの実行関連情報を各ソフトウェアモジュ
ール毎に予め記録してあるプロファイルから、その特定
されたソフトウェアモジュールの実行関連情報を取得
し、前記障害発生情報と、この取得した実行関連情報と
に基づき、当該ソフトウェアモジュールの処置を決定
し、実行の指示を行う、アプリケーションフレームワー
クを有するコンピュータシステムを機能させるためのプ
ログラムにより、ソフトウェアモジュール実行時の障害
の発生を早期に検出するため、コンピュータシステム全
体の動作不能に至る前に障害の検出ができ、そのため、
自動でその回復処理が可能となり、コンピュータシステ
ムの高信頼化、及び障害発生時のシステムの自動回復を
図ることができる。また、ソフトウェアモジュール毎に
プロファイルを保有しているので、ソフトウェアモジュ
ールをダウンロードする際に、併せてプロファイルを取
得することができ、プロファイル記載の実行関連情報に
基づき当該モジュールのきめ細かな管理を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の、アプリケーションフレームワ
ークに基づくアプリケーションの構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の、プロファイルの内部構成の例
を示す図である。
【図3】実施の形態1の、アプリケーションフレームワ
ーク処理手順の例を示す図である。
【図4】実施の形態2の、アプリケーションフレームワ
ークに基づくアプリケーションの構成を示す図である。
【図5】実施の形態2の、不正ソフトウェアモジュール
登録テーブルの例を示す図である。
【図6】実施の形態2の、アプリケーションフレームワ
ーク処理手順の例を示す図である。
【図7】実施の形態3の、アプリケーションフレームワ
ークに基づくアプリケーションの構成を示す図である。
【図8】実施の形態3の、アプリケーションフレームワ
ーク処理手順の例を示す図である。
【図9】実施の形態1の、アプリケーションフレームワ
ークに基づくアプリケーションの他の構成を示す図であ
る。
【図10】実施の形態1の、アプリケーションフレーム
ワーク処理手順の例を、コンピュータシステム資源に関
連した障害発生の検出過程と共に示す図である。
【図11】実施の形態4の、アプリケーションフレーム
ワークに基づくアプリケーションの構成を示す図であ
る。
【図12】実施の形態4の、アプリケーションフレーム
ワーク処理手順の例を示す図である。
【図13】従来のアプリケーションフレームワークに基
づくアプリケーションの構成を示す図である。
【符号の説明】
11アプリケーション、12アプリケーションフレーム
ワーク、13a・・・13nソフトウェアモジュール、
14a・・・14nプロファイル、15ソフトウェアモ
ジュール監視部、16ソフトウェアモジュール管理部、
21最大メモリ使用量、22同時ネットワーク接続数、
23最大ネットワーク帯域、24同時使用ファイル数、
25最大ファイル使用領域、31不正ソフトウェアモジ
ュール登録テーブル、41ソフトウェアモジュール名
(1)、42ソフトウェアモジュールベンダー名
(1)、43ソフトウェアモジュール取得元アドレス
(1)、44ソフトウェアモジュールバージョン
(1)、45ソフトウェアモジュール名(2)、46ソ
フトウェアモジュールベンダー名(2)、47ソフトウ
ェアモジュール取得元アドレス(2)、48ソフトウェ
アモジュールバージョン(2)、51不正ソフトウェア
モジュール登録部、61資源管理部、71ソフトウェア
モジュール障害対応処理部、81アプリケーション、8
2アプリケーションフレームワーク、83ソフトウェア
モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神余 浩夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B076 BA04 5B098 GA01 GA04 GD14 JJ01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションとして、ソフトウェア
    モジュールを動的に付加・削除する機能を提供するアプ
    リケーションフレームワークを有するコンピュータシス
    テムにおいて、ソフトウェアモジュールの識別情報を含
    むその実行に関連する情報を実行関連情報として記録・
    保存するプロファイルを各ソフトウェアモジュール毎に
    備え、且つ、前記アプリケーションとして付加されたソ
    フトウェアモジュールの実行時に発生した障害を検出
    し、これを障害発生情報としてソフトウェアモジュール
    管理部に通知するソフトウェアモジュール監視部と、こ
    の通知された障害発生情報から障害の発生したソフトウ
    ェアモジュールを特定し、特定されたソフトウェアモジ
    ュールのプロファイルから実行関連情報を取得し、取得
    した実行関連情報と前記障害発生情報とに基づき、当該
    ソフトウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を
    行うソフトウェアモジュール管理部とを備えたことを特
    徴とするコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 ソフトウェアモジュールのコンピュータ
    システム資源使用量基準値を実行関連情報の一部として
    記録・保存するプロファイルと、実行時のソフトウェア
    モジュールにおけるコンピュータシステム資源の使用状
    態を管理し、このソフトウェアモジュールのプロファイ
    ルに記録・保存された前記コンピュータシステム資源の
    使用量基準値情報を取得し、この使用量基準値を越える
    コンピュータシステム資源の使用を、このソフトウェア
    モジュールでの障害の発生として検出し、ソフトウェア
    モジュール管理部へ通知する資源管理部と、前記資源管
    理部で検出した障害発生情報に基づき、当該ソフトウェ
    アモジュールの処置を決定し、実行の指示を行う機能を
    付加したソフトウェアモジュール管理部を備えたことを
    特徴とする、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 アプリケーションとして付加済みのソフ
    トウェアモジュール、及び新規付加予定のソフトウェア
    モジュールの各プロファイルに記録・保存されたコンピ
    ュータシステム資源の使用量基準値情報を取得し、前記
    ソフトウェアモジュールの新規付加後のアプリケーショ
    ンのコンピュータシステム資源の使用量基準値を算定
    し、この資源使用量基準値算定結果と、このアプリケー
    ションに対して予め割り当てられているコンピュータシ
    ステム資源量であるコンピュータシステム資源許容使用
    量設定値とから、前記新規付加予定のソフトウェアモジ
    ュールの処置を決定し実行の指示を行う機能を付加した
    ソフトウェアモジュール管理部を備えたことを特徴とす
    る請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 プロファイルに実行関連情報の一部とし
    て、ソフトウェアモジュールの重要度情報及び/若しく
    は信頼度情報を記録・保存し、アプリケーションとして
    付加済みのソフトウェアモジュール、及び新規付加予定
    のソフトウェアモジュールの各プロファイルからコンピ
    ュータシステム資源の使用量基準値情報と共に前記重要
    度情報及び/若しくは信頼度情報を取得し、前記ソフト
    ウェアモジュールの新規付加後のアプリケーションのコ
    ンピュータシステム資源の使用量基準値を算定し、この
    資源使用量基準値算定結果と、このアプリケーションに
    対して予め割り当てられているコンピュータシステム資
    源量であるコンピュータシステム資源許容使用量設定値
    と、前記付加済みの各ソフトウェアモジュール及び新規
    付加予定のソフトウェアモジュールの各々の前記資源使
    用量基準値情報と重要度情報及び/若しくは信頼度情報
    に基づき、付加済みソフトウェアモジュールと新規付加
    予定のソフトウェアモジュールの処置を決定し、実行の
    指示を行う機能を付加したソフトウェアモジュール管理
    部とを備えたことを特徴とする請求項2に記載のコンピ
    ュータシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータシステム上での実行を禁止
    されたソフトウェアモジュールの識別情報を登録した不
    正ソフトウェアモジュール登録テーブルと、この不正ソ
    フトウェアモジュール登録テーブルへのソフトウェアモ
    ジュール識別情報の登録の有無を当該ソフトウェアモジ
    ュールのプロファイルに記録されている実行関連情報に
    基づき検索し、その検索結果に応じて当該ソフトウェア
    モジュールの処置を決定し、実行の指示を行う機能を付
    加したソフトウェアモジュール管理部とを備えたことを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンピュ
    ータシステム。
  6. 【請求項6】 プロファイルの実行関連情報が、対応す
    るソフトウェアモジュールの障害発生履歴を保有し、ソ
    フトウェアモジュール監視部及び/又は資源管理部が障
    害の発生を障害発生情報として検出した際に、これを前
    記障害発生履歴に追加記録し、この障害発生履歴に基づ
    き、障害の発生したソフトウェアモジュールのプロファ
    イルに記録されている当該ソフトウェアモジュールの識
    別情報を不正ソフトウェアモジュール登録テーブルへ追
    加登録するか否かを判定し、実行する不正ソフトウェア
    モジュール登録部を備えたことを特徴とする請求項5に
    記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】 ソフトウェアモジュールでの障害発生時
    の障害対応方法を実行関連情報の一部として記録・保存
    したプロファイルと、障害発生情報に基づき、障害の発
    生したソフトウェアモジュールのプロファイルから前記
    障害対応方法を取得し、取得した障害対応方法に従って
    障害対応処理を行うソフトウェアモジュール障害対応処
    理部とを備えたことを特徴とする請求項1から6に記載
    のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】 アプリケーションフレームワークに付加
    されたソフトウェアモジュールの実行時に発生した障害
    を検出する工程と、検出された障害発生情報に基づき、
    障害の発生したソフトウェアモジュールを特定し、ソフ
    トウェアモジュールの実行に関連する情報を実行関連情
    報として各ソフトウェアモジュール毎に予め記録したプ
    ロファイルから、その特定されたソフトウェアモジュー
    ルの実行関連情報を取得する工程と、前記障害発生情報
    と、この取得した実行関連情報とに基づき、当該ソフト
    ウェアモジュールの処置を決定し、実行の指示を行う工
    程とを備えたことを特徴とする、アプリケーションフレ
    ームワークを有するコンピュータシステムの障害対応方
    法。
  9. 【請求項9】 アプリケーションフレームワークに付加
    されたソフトウェアモジュールの実行時に発生した障害
    を検出し、検出された障害発生情報に基づき、障害の発
    生したソフトウェアモジュールを特定し、ソフトウェア
    モジュールの実行に関連する情報を実行関連情報として
    各ソフトウェアモジュール毎に予め記録したプロファイ
    ルから、その特定されたソフトウェアモジュールの実行
    関連情報を取得し、前記障害発生情報と、この取得した
    実行関連情報とに基づき、当該ソフトウェアモジュール
    の処置を決定し、実行の指示を行うことを特徴とする、
    アプリケーションフレームワークを有するコンピュータ
    システムを機能させるためのプログラム。
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