JP2003256137A - ディスプレイ、透明シート - Google Patents

ディスプレイ、透明シート

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JP2003256137A
JP2003256137A JP2002055079A JP2002055079A JP2003256137A JP 2003256137 A JP2003256137 A JP 2003256137A JP 2002055079 A JP2002055079 A JP 2002055079A JP 2002055079 A JP2002055079 A JP 2002055079A JP 2003256137 A JP2003256137 A JP 2003256137A
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transparent sheet
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Masaaki Kimura
正明 木村
Nobuyuki Miyagaki
信幸 宮垣
Akira Tanaka
明 田中
Mitsuru Okamoto
充 岡本
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Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスプレイに手書きした内容を当該ディスプ
レイに表示することを可能にしたものであって、コンパ
クトで安価に製造することが可能なディスプレイ及びデ
ィスプレイに手書きした手書き内容を表示することを簡
単に実現可能にする透明シートを提供する。 【解決手段】パソコン2に備えられたディスプレイ3の
前面に装着される透明シート1であって、透明シート1
の前面1aに手書きするための入力手段41と、この入
力手段41で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
入力軌跡読取手段42と、該入力軌跡読取手段で読み取
った入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段43
と、該入力軌跡変換手段により電子データ化した入力軌
跡データを少なくとも前記情報処理装置に対して送信す
る入力軌跡データ送信手段44とを備えた書込型入力装
置に対して、入力軌跡の位置を示すため位置情報を提供
可能なドットパターンDPを印刷した透明シート1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイに関
するもので、特に手書きした内容を電子データ化するこ
とを可能にしたディスプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記具等によって手書き内容を表
示するものは、専ら紙であった。
【0003】近年、コンピュータやインターネットの普
及が進んでおり、手書きした文字や絵や記号などを、情
報処理装置が扱うことができる電子データに変換する必
要性の高まりの中で開発されたものとして、例えば、ペ
ン先のような手書き入力するための入力手段と、赤外線
照射部を具備し当該赤外線照射部による赤外線を利用し
て前記ペン先によって手書きした内容を示す入力軌跡を
読み取る入力軌跡読取手段と、該入力軌跡読取手段で読
み取った手書き内容を電子データ化する入力軌跡変換手
段と、該入力軌跡変換手段により電子データ化した入力
軌跡データを外部情報処理装置に対して送信する入力軌
跡データ送信手段とを備えた書込型入力装置と、この書
込型入力装置によって書き込まれる被書込面を具備し、
この被書込面に前記該入力軌跡読取手段に対して当該被
書込面上の位置情報を提供可能なマークとしてドットパ
ターンが印刷されている特殊な用紙とによって、手書き
入力した内容を電子データ化した上で、この入力軌跡デ
ータを前記入力軌跡データ送信手段で外部の例えばパー
ソナルコンピュータなどの情報処理装置に送信し、この
情報処理装置が具備するディスプレイに表示させるよう
なものが考えられている。
【0004】また、手書きした内容を電子データ化した
上で表示させるようなものとして、情報処理装置に備え
られたディスプレイに、感圧式センサや静電式のセンサ
などを埋め込んで設け、ディスプレイの表面に黒鉛やイ
ンクを有さないペン先を備えたいわゆるスタイラス型ペ
ンや指などを使用して手書きした際の、筆圧や静電気を
検知することで、電子データ化させた上でディスプレイ
に表示させるようなものが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のよう
なものであると、手書きした内容を電子データ化できる
が、書き込んだ内容が即時的に表示されているのは用紙
であり、この用紙には勿論書き込んだ内容が表示されて
いるのみで内容を更新する機能はなく、書込型入力装置
内で電子データ化された手書きした内容に対応する入力
軌跡データを、改めて表示させようとすると、この入力
軌跡データを前記入力軌跡データ送信手段で外部の例え
ばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に送信
し、この情報処理装置が具備するディスプレイに表示さ
せなければならない。
【0006】一方、後者のようなものであると、上述し
た感圧式センサや静電式のセンサなどを備える分、表示
装置たるディスプレイが厚みを増し重量も増加して大き
くなってしまう上、高価なものとなってしまう。加え
て、感圧式センサや静電式のセンサは、手や袖口が触れ
た際には、誤作動する可能性があり、通常のノート等に
書く時の様に手の平の小指側側面を接触させてしまう書
き方をする場合には、不向きなものとなる。
【0007】そこで、このような不具合を解決すべく、
ディスプレイに手書きした内容を当該ディスプレイに表
示することを可能にしたものであって、コンパクトで安
価に製造することが可能なディスプレイ及びディスプレ
イに手書きした手書き内容を表示することを簡単に実現
可能にする透明シートを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、情
報処理装置に備えられたディスプレイであって、ディス
プレイの前面に手書き入力するための入力手段と、この
入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る入
力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読み取った
手書した内容に対応する入力軌跡を電子データ化する入
力軌跡変換手段と、この入力軌跡変換手段により電子デ
ータ化した入力軌跡データを前記情報処理装置に対して
送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入力
装置の前記入軌跡読取手段に読み取られて、入力軌跡の
位置を示すための又は示唆するための位置情報を提供す
るマークを、その前面に印刷したことを特徴とする。
【0009】ここで、情報処理装置としては、情報処理
装置本体のみならずディスプレイ等を含むものを指し、
汎用のパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略
す)、携帯端末やPDA端末など各種携帯端末など、情
報処理機能を有するものであればよい。
【0010】また、書込型入力装置としては、例えば、
入力手段としてペン先を備えて手書き可能なものなどが
挙げられ、ディスプレイ上に書き込むという観点から用
紙に実際に書き込むためのインクや黒鉛などは具備しな
いペン先を使用するようにすればよい。そして、この書
込型入力装置に備えられた入力軌跡読取手段としては、
例えばスキャン機能や撮像機能を備えたものが挙げられ
る。
【0011】このようなものであれば、ディスプレイに
書込型入力装置に対して位置情報を提供可能なマークを
印刷するという簡単な製造工程を加えるだけで、ディス
プレイの前面を前記書込型入力装置で手書き入力する被
書込面として前記書込型入力装置によって書き込んで、
このディスプレイの前面に手書きした内容を電子データ
化し、この手書きした内容に対応する入力軌跡データを
ディスプレイに表示することができるようになる。さら
に、表示装置として機能するディスプレイの前面に書き
込むことで、所定のデータをディスプレイに表示させた
上に手書きし、さらにその手書き内容を電子データ化さ
せるなど、手書きによる情報処理装置との相互的なやり
とりをも可能にする。
【0012】また、情報処理装置のディスプレイを利用
して、書込型入力装置によって手書きした内容を電子デ
ータ化し、さらにこの電子データ化された手書きした内
容をディスプレイに表示させるようなものとして、前記
ディスプレイの前面に配置される透明シートであって、
この透明シートに手書き入力するための入力手段と、こ
の入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取る
入力軌跡読取手段と、該入力軌跡読取手段で読み取った
手書き内容を示す入力軌跡を電子データ化する入力軌跡
変換手段と、該入力軌跡変換手段により電子データ化し
た入力軌跡データを少なくとも前記情報処理装置に対し
て送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
力装置の前記入力軌跡読取手段に読み取られて、入力軌
跡の位置を示すための又は示唆するための位置情報を提
供するマークを印刷した透明シートが挙げられる。
【0013】ここで透明シートとは、透光性を有するも
のであれば、半透明のものや色のついたものであっても
よい。
【0014】このようなものであれば、この透明シート
をディスプレイに装着しておき、当該透明シートの前面
を被書込面として、前記書込型入力装置で手書きするよ
うにすれば、その手書きした内容を電子データ化して、
ディスプレイに表示させることができるようになる。ま
た、透明シートから透けて見えるディスプレイに表示さ
せた所定のデータに応じて透明シートの前面をなぞるよ
うに手書きして、その手書き内容を電子データ化させる
など、手書きによる情報処理装置との相互的なやりとり
をも可能にする。
【0015】そして、このように、ディスプレイに装着
する情報処理装置とは別体の透明シートに対して位置情
報を提供可能なマークを印刷するようにすれば、既存の
情報処理装置にそのまま装着することができるようにな
る上、ディスプレイに印刷するよりもさらにその製作を
簡単化することができ、コストの低減も期待できるよう
になる。また、印刷された位置情報を提供可能なマーク
が薄くなったり、傷が付いたりするなどして、位置情報
提供の機能が低減した場合であっても、透明シートのみ
を交換すればよいので、使用者にとって扱いやすいもの
となる。
【0016】さらに、液晶ディスプレイに装着するよう
にすれば、液晶保護シートとしても使用可能なものとな
る。また、少なくとも可視光を吸収可能な樹脂等を素材
として製造し、ディスプレイの外光反射率を低減可能な
OAフィルタに適用することもできるようになる。
【0017】このような透明シートの使い勝手をさらに
向上させるためには、ディスプレイの前面又は前方に対
して着脱可能に装着するようにすることが望ましい。す
なわち、このようなものであれば、一のディスプレイの
みならず、別のディスプレイにも装着することもできる
ようになる。 また、情報処理装置側には装着のための
加工を施さないようにして透明シートを装着することが
できるようにするためには、透明シートが、ディスプレ
イに対して装着するための装着手段を備えていることが
望ましい。なお、この装着手段とは、透明シートと一体
に設けられたものであっても、別体に設けられたもので
あってもよい。
【0018】そして、このような装着手段として、例え
ばバックル状のものをディスプレイのコーナ部に引っ掛
けるようなものや、ディスプレイの端部を挟み込むよう
なものなどが挙げられるが、簡単で好適な具体的態様と
しては、ディスプレイの前面に装着するような場合にお
いて、ディスプレイに接触する接触面側に設けられ、デ
ィスプレイに貼り付けるための接着性又は粘着性を有す
る貼着具が挙げられる。なお、貼着具とは、透明シート
に一体的に取り付けられた接着性又は粘着性を有するも
のや、接触面に直接塗装された接着剤や粘着剤などをも
含むものとする。
【0019】また、製造の利便性を向上するためには、
透明シートを、切り離し可能なものとしたものが望まし
い。具体的には、鋏などの切断具若しくは専用の切断具
などで切り離せるようなものや、ミシン目などを入れる
ことにより手で切り離すことができるようなものなどが
挙げられる。すなわち、このようなものであれば、使用
者側で、各使用者所有のディスプレイ大きさに対応して
切断することができるようになるため、製造者側は、数
種の所定のサイズに設定したシートを製造すればよいよ
うになる。さらに、汎用のディスプレイの規格サイズに
ミシン目を入れるようにしてもよい。また、このような
ものであれば、複数のディスプレイを備えた情報処理装
置に適用した場合において、位置情報を提供するパター
ンが印刷された一のシートを切り離し、各ディスプレイ
に対して位置情報を提供するパターンが連続した部分を
装着するようにすれば、手書き入力する際において複数
のディスプレイにその入力軌跡の位置情報に連続性を与
えることができるようになる。すなわち、複数のディス
プレイが、ドットパターンを、その前面に直接印刷した
ものであると、ドットパターンは、それぞれのディスプ
レイに連続したものでない可能性があるため、複数ディ
スプレイに跨って手書きした内容を、それぞれのディス
プレイに対応した画像として情報処理装置に認識するよ
うに設定することが困難となるのに対して、比較的簡単
に、その位置情報を認識させることができるようにな
る。
【0020】一方、請求項1の発明であるディスプレイ
及び請求項2乃至6の発明の透明シートに印刷される位
置情報提供なマークとしては、書き込みを行う面上の位
置に関する情報を示したり示唆するようなものであれば
よく、例えば、ドットの形状を複数設定し、所定範囲内
に配置されたこれら複数形状のドットの組み合わせをパ
ターン化したようなもの、縦横に配置した罫線の太さを
変えて、所定範囲内の前記罫線の重なり部分の大きさの
組み合わせをパターン化したようなものであってもよい
が、簡素で好適なものとしては、一定の法則により配置
された微小な無数のドットの所定範囲内での配置パター
ンによってディスプレイ上における平面的な絶対位置情
報を示すドットパターンが挙げられる。なお、一定の法
則としては、例えば、縦横に等間隔に並ぶ基準点を設定
して、この基準点に対して左右上下に変位してドットを
配置させ、これらドットの当該基準点からの相対的な位
置関係を利用としたものなどが挙げられる。
【0021】そして、位置情報を提供可能なマークによ
ってディスプレイを見えにくくなるのを防ぐためには、
前記ディスプレイ及び前記透明シートに印刷される位置
情報を提供可能なマークを、透明であり且つ前記入力軌
跡読取手段を構成する照射部によって所定波長の光を照
射されて当該入力軌跡読取手段に読み取り可能な光を発
光するインクによって印刷することが望ましい。特に位
置情報を提供可能なマークが、前記ドットパターンのよ
うなものである場合に、ディスプレイの内部に存在する
マトリクス状の画素と干渉してモアレ縞のようなものが
発生する可能性があるが、このように透明なインクで印
刷するようにすればモアレ縞発生を防ぐことができるよ
うになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面を参照して説明する。
【0023】本実施形態の透明シート1は、図1、2に
示す情報処理装置たるノート型パーソナルコンピュータ
(以下パソコンと略す)Pのディスプレイ3の前面に装
着されたものである。そして、本実施の形態において
は、前記透明シート1の前面1aを被書込面として手書
き可能な書込型入力装置たる電子ペン4によってこの透
明シートの前面1aに手書き描画して、手書きした内容
を当該透明シート1を装着したディスプレイ3に表示す
るようにしている。
【0024】透明シート1は、透光性を有する樹脂製シ
ートの前面1aに、後述する入力軌跡読取手段42に対
して入力軌跡の位置を示すための又は示唆するための位
置情報を提供可能なマークたるドットパターンDPを印
刷したものである。また、本実施形態においては、ディ
スプレイ3に装着するための装着手段として、ディスプ
レイ3に接触する接触面側に、例えばアクリル樹脂系粘
着剤などを塗装した粘着面11を備えている。すなわ
ち、この粘着面11が、請求項5の貼着具として機能す
る。そして、この粘着剤として付け剥がしが可能なもの
を採用して、ディスプレイ3に対して着脱可能にしてい
る。なお、この透明シート1は、鋏などの切断具によっ
て、容易に切り離しが可能な樹脂を素材としたものであ
り、このディスプレイ3より寸法の大きなシートから対
応する大きさに切り離して装着したものである。なお、
この透明シート1をさらに、小さく切って、例えば、他
のPDA端末などに適用することも可能である。
【0025】このドットパターンDPは、図3にその一
部拡大図を示すように、一定の法則により配置された微
少な円形状の無数のドットdからなり、これらドットd
の所定範囲内(例えば2ミリ四方)における配置パター
ンによって、被書込面たる透明シートの前面1a上にお
ける平面的な絶対位置を判別可能にしたもので、例え
ば、図示例のように、印刷されていない縦横に等間隔に
走る罫線の交点を基準点として設定しておき、この基準
点からのドットdの相対的な位置関係を利用してパター
ンとしたものなどである。なお、本実施形態において、
このドットパターンDPは、透明であり且つ入力軌跡読
取手段42を構成する照射部たる赤外線照射部Lよっ
て、所定波長の光を照射されて入力軌跡読取手段42に
読み取り可能な光を発光するインクたる発光インクによ
って印刷されたものである。具体的には、赤外線照射部
Lは、電子ペン4に備えられたCMOSカメラ4bに具
備されたものであり、発光インクは、この赤外線照射部
Lによって所定波長の赤外線(以下励起光と称す)を照
射されて、この励起光とは異なる波長でありCMOSカ
メラ4bの図示しないCMOSセンサに受光可能な赤外
線を発光するものものである。
【0026】電子ペン4は、図4に示すように、インク
や黒鉛等を備えないペン先4a、照射部たる赤外線照射
部Lを備えたCMOSカメラ4b、プロセッサ4c、メ
モリ4d、Bluetooth技術等を利用したワイヤ
レストランシーバ等の通信インタフェース4e、及びバ
ッテリ4f等を内蔵している。赤外線照射部Lは、発光
インクを発光させるための励起光を照射可能なもので、
この励起光として機能する波長を有する赤外線を照射す
る赤外線LEDを具備している。また、CMOSカメラ
4bは、励起光を照射された発光インクが励起光とは異
なる波長の赤外線を受光可能な図示しないCMOSセン
サを具備したものである。そして、さらに反射した励起
光をカットするフィルタを備えて、図6に示したよう
に、前記励起光(図中符号IR1で示す)がドット部分
(発光インクの存在する部分)に照射された場合(a)
には、励起光とは異なる波長の赤外線の発光(図中符号
IR2で示す)が起こるが、ドットのない部分(発光イ
ンクが印刷されていない部分)に照射された場合(b)
には、発光が起こらないことを利用して、発光インクで
印刷されたドット部分に照射された場合のみ発光する波
長の赤外線を、CMOSセンサ(より具体的にはCMO
Sセンサを構成するフォトダイオード)に受光させて撮
像した像に対応する信号として記億するようになってい
る。さらに、本実施の形態では、カーボンインクによる
ドットパターンをCMOSカメラ4bで撮像していく際
に使用する波長の赤外線をも照射可能なLEDを備え
て、いずれか一方の波長の赤外線を照射した場合に前記
CMOSカメラ4bに認識されなければ、他方の波長に
自動的に変更するように設定されている。なお、この赤
外線照射部Lは、励起光のみを照射可能なものであって
もよい。
【0027】一方、この電子ペン4は、機能面で説明す
ると、前記内蔵された各部が動作することにより図5に
示すように、入力手段41、入力軌跡読取手段42、入
力軌跡変換手段43、及び入力軌跡データ送信手段44
等として機能している。
【0028】まず、入力手段41は、ペン先4aを透明
シート1の前面1aに接触させて移動させることによ
り、手書きによる軌跡を生成するものである。
【0029】入力軌跡読取手段42は、前記入力手段4
1によって手書きした内容を示す入力軌跡すなわち手書
きされた文字や記号や絵などの形状を読み取るものであ
る。具体的には前記筆圧センサがペン先4aの一定値以
上の筆圧を検知した場合に、CMOSカメラ4bが作動
し、CMOSカメラ4bに備えられた赤外線照射部Lが
所定波長の赤外線の照射するとともに、前記ペン先4a
の移動に伴って当該ペン先4a近傍の所定範囲のドット
パターンDPを次々と例えば一秒間に数十回から百回連
続して撮像する。
【0030】また、入力軌跡変換手段43は、前記入力
軌跡読取手段42で読み取った入力軌跡を前記プロセッ
サ4cにより数値化し更にデジタル化することにより電
子データ化するものである。なお、この入力軌跡データ
を、内部メモリ4eに少なくとも一時的に記憶させるよ
うにしてもよい。
【0031】さらに、入力軌跡データ送信手段44は、
入力軌跡データを、通信インタフェース4eを利用して
パソコン2へ送信するものである。なお、この入力軌跡
データを、さらに、他の情報処理装置、携帯電話、PD
A端末等にも送信可能に構成してもよい。
【0032】このパソコン2は、情報処理装置本体に一
体的にディスプレイ3を備えた汎用ものであって、前記
ディスプレイ3に加えて、情報処理装置本体側にCP
U、内部メモリ、HDD等の外部記憶装置、モデムや
Bluetooth等無線通信の通信部を含む通信イン
ターインターフェース、キーボード、タッチパッドなど
の入力装置等を有するものである(以上図示せず)。そ
して、このパソコン2は、本実施形態において、上記内
部メモリ、HDD等に記憶させたプログラムに従ってC
PUを駆動することで、少なくとも前記入力軌跡データ
送信手段によって送信された入力軌跡データを受信する
入力軌跡データ受信手段21と、この入力軌跡データ受
信手段で受信した入力軌跡データに対応する画像を表示
させる表示制御信号を発信してディスプレイに画像表示
させる表示手段22として機能するものである。
【0033】次に、上述した本実施形態の透明シート1
を、ディスプレイ3の前面に装着して、透明シート1の
前面1aに、電子ペン4で手書き入力する場合について
説明する。
【0034】まず、透明シート1を、パソコン2のディ
スプレイ3に対応した大きさに切る。そして、この透明
シート1を、ディスプレイ3の前面に当該透明シート1
のディスプレイ3との接触面側に設けた粘着面11を張
り付けるようにして装着する。次に、透明シート1の有
する位置情報を提供可能なドットパターンDPが、電子
ペン4に読み取られ送信された際に、適正にパソコン2
に認識されるように、例えばディスプレイ3のコーナ部
の位置と、透明シート1のコーナ部との位置とを対応し
得るような設定を、パソコン2に対して行う。なお、情
報処理装置本体に複数のディスプレイ3を接続して、一
の画像を複数のディスプレイ3に分割して表示するよう
な場合には、本実施の形態の透明シート1を切り離し、
連続する部分を、それぞれのディスプレイ3に装着する
ようにし、情報処理装置本体において、その位置情報を
認識するような設定を行う。
【0035】そして、電子ペン4のペン先4aを透明シ
ート1の前面1aに接触させてなぞるように描画するよ
うにする。この時、電子ペン4においては、図7のフロ
ーチャートに示すような動作が行われる。電子ペン4に
おいてペン先4aに加わった筆圧を検知すると(ステッ
プS11)、CMOSカメラ4eが作動して、赤外線照
射部によって所定波長の赤外線をペン先4a近傍の所定
範囲を照射するとともに、ドットパターンDPを撮像し
ていく(ステップS12)。このドットパターンDPの
撮像は、上述したように1秒間に数10から100回程
度行われる。そして、撮像したドットパターンDPをプ
ロセッサ4cで解析することにより手書き時のペン先4
aの移動に伴う入力軌跡を数値化・データ化して(ステ
ップS13)入力軌跡データを生成し(ステップS1
4)、その入力軌跡データをパソコン2へ送信する(ス
テップS15)。
【0036】そして、パソコン2は、図8のフローチャ
ートに示すように、入力軌跡データを受信し(S2
1)、この入力軌跡データに対応する画像を表示させる
ための表示制御信号を発生し(S22)、ディスプレイ
9に入力軌跡データに対応する画像を表示する(S2
3)こととなる。この際、ディスプレイ3に所定アプリ
ケーションで作成したデータを画像表示した状態におい
て透明シート1に書き込んだ手書き内容を、この画像表
示されているデータと合成するようにしておいてもよ
い。ここで、電子ペン4を用いた手書き描画からディス
プレイ3への画像表示までは、若干のタイムラグはある
としてもなるべく即時的に行うようにすることが好まし
い。これは、本実施形態において、電子ペン4を用いた
手書き描画は透明シート1に対する物理的な書込ではな
く、その前面1aをなぞることでドットパターンDPを
CMOSカメラ4bで読み取っているために、手書きし
た内容が画像表示としてすぐに反映されないと、使用者
が手書きした内容を直感的に把握しにくいので思考が途
切れてしまうからである。
【0037】以上、詳述した本実施形態の透明シート1
は、パソコン2に備えられたディスプレイ3の前面に装
着されるものであって、前記電子ペン4に対して、入力
軌跡の位置を示すための位置情報を提供可能なドットパ
ターンDPを印刷したものであるので、この透明シート
1の前面1aを電子ペン4の被書込面として、電子ペン
4で手書きした内容を示すまた、パソコン2で所定のア
プリケーションで作成したデータをディスプレイ3に表
示させた上で、そのデータに対応した内容を、画像の上
に重なる透明シート1の前面をなぞるように手書きし
て、その手書き内容を電子データ化させ、さらに合成す
るなど手書きによるパソコン2との相互的なやりとりが
できる。入力軌跡を電子データ化して、前記ディスプレ
イ3に表示させることができる。そして、このようにデ
ィスプレイ3を手書き可能なものにして、その手書き内
容を電子データ化するようなものとして、従来の感圧式
のセンサや、静電式のセンサを備えたものと比較して、
構成を複雑化したり装置寸法を大きくしたりすることが
ない。
【0038】また、本実施形態においては、ディスプレ
イ3に装着する別体の透明シート1に入力ペン4の入力
軌跡読取手段41に対して位置情報を提供可能なドット
パターンDPを印刷したので、使用者側は、従前から使
用していたパソコンなどの情報処理装置に備えられたデ
ィスプレイ3にそのまま装着して手書き可能なものにす
ることができる。そして、このドットパターンDPをデ
ィスプレイ3に対して印刷するよりもさらにその製造を
簡単化することができ、コストの低減も期待できる。ま
た、印刷されたドットパターンDPが薄くなったりシー
トに傷が付くなどして、位置情報提供の機能が低減した
場合であっても、透明シート1のみを交換すればよいの
で、使用者にとって扱いやすいものとなる。
【0039】さらに、情報処理装置本体に複数のディス
プレイ3を接続して使用する場合、これらディスプレイ
3が、ドットパターンDPをその前面に直接印刷したも
のであると、ドットパターンDPがそれぞれのディスプ
レイ3に連続したものでない可能性があるため、複数の
ディスプレイ3に跨って手書きした内容を、各ディスプ
レイ3に対応した画像としてパソコン2側に認識させる
ために極めて煩雑な作業を行わねばならない。ところ
が、別体の透明シート1の連続した部分、すなわち、ド
ットパターンDPが連続した部分を用いることで、前記
複数のディスプレイ3の位置情報に連続性を与えること
ができ、すなわち、それぞれのディスプレイ3に対応し
た入力軌跡データを、比較的簡単にパソコン2側に認識
させ手書き内容を分割表示させることができる。
【0040】また、本実施形態の透明シート1は、可視
光を吸収可能な樹脂を素材として製造されたものなの
で、ディスプレイ3の外光反射率を低減可能なOAフィ
ルタとしても使用することができる。なお、さらに紫外
線や電磁波を吸収可能な素材で透明シートを製造するよ
うにしてもよい。
【0041】また、ディスプレイ3に装着するための装
着手段として、ディスプレイ3に接触する接触面側に、
ディスプレイ3に貼り付けるため粘着面11を設けたの
で、非常に簡単に装着することができる。さらにこの粘
着面11を付け剥がしが可能なものとしたので、一端デ
ィスプレイ3から外した後で、別のディスプレイにも簡
単に付け替えることができる。
【0042】透明シート1を、鋏等の切断具で簡単に切
り離すことができる樹脂製シートとしたので、使用者
が、既存の情報処理装置に備えられたディスプレイに対
応した大きさに切って使用することができ、さらに、他
のディスプレイに対応する大きさに切って使用すること
もできる。
【0043】位置情報を提供可能なドットパターンDP
を、透明であり且つ電子ペン4に備えられたCMOSカ
メラ4bの赤外線照射部Lによって所定波長の光を照射
されて当該CMOSカメラ4bに読み取り可能な光を発
光するインクによって印刷したので、ディスプレイ3の
内部に存在するマトリクス状の画素と干渉してモアレ縞
のようなものが発生する可能性があるが、このように透
明なインクで印刷するようにすればモアレ縞発生を防
ぎ、ディスプレイ3が見え難くなるのを防ぐことができ
る。
【0044】なお、本発明は本実施形態に限られない。
【0045】例えば、透明シート1を、一般的なディス
ププレイの規格サイズに合わせて、予めミシン目を入れ
て、使用者が簡単に切り取れるようなものにしてもよ
い。
【0046】また、本実施の形態においては、透明シー
ト1を、可視光線を吸収可能な樹脂を素材としてOAフ
ィルタとして機能するようなものとしたが、そのような
機能を有さないものであってもよい。そして、液晶ディ
スプレイに装着する場合は、液晶保護シートとして機能
させるようにしてもよい。
【0047】また、電子ペン4に対して位置情報を提供
可能なマークとして本実施形態では、円形状をなす無数
のドットdからなるドットパターンDPを用いたが、そ
の他、ドットの形状を複数設定し、所定範囲内に配置さ
れたこれら複数形状のドットの組み合わせをパターン化
としたようなもの、縦横に配置した罫線の太さを変え
て、所定範囲内の前記罫線の重なり部分の大きさの組み
合わせをパターン化したようなものであってもよい。
【0048】また、透明シート1に剛性を有する枠部を
設けたようなものであってもよい。そして、さらに装着
手段として、この枠部のコーナ部にディスプレイのコー
ナ部に引っ掛けるバックル状のものや、ディスプレイ3
の端部を挟み込むようなものを設けてもよい。
【0049】また、電子ペン4において生成された入力
軌跡データを、電子ペン4から直接若しくは一旦送信し
たパソコン2から、インターネットなどのネットワーク
NETを介して複数の情報処理装置と接続して、入力軌
跡データを一括して格納するとともに、送信命令に基づ
いて対応するファイルデータを送信先である情報処理装
置に送信するようなサーバ装置に対して送信するように
してもよい。
【0050】また、本実施形態においては、ドットパタ
ーンDPを、パソコン2のディスプレイ3などの前面に
装着する別体の透明シート1に印刷するようにしたが、
このドットパターンDPを、パーソナルコンピュータ、
携帯電話、PDAなどの情報処理装置に備えられたディ
スプレイの前面に直接印刷したようなものであってもよ
い。この場合においても、モアレ縞のようなものが発生
して、ディスプレイ3を見え難くするのを防ぐために
は、ドットパターンを印刷するインクを、上述したよう
な赤外線照射部Lに照射されて電子ペン4に備えられた
CMOSカメラ4bに受光可能な光を発光する発光イン
クによって印刷することが望ましい。
【0051】その他、各部の具体的構成についても上記
実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲で種々変形が可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0053】すなわち、本発明のディスプレイは、前記
ディスプレイの前面に手書き入力するための入力手段
と、この入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読
み取る入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で読
み取った手書きした内容を示す入力軌跡を電子データ化
する入力軌跡変換手段と、この入力軌跡変換手段により
電子データ化した入力軌跡データを情報処理装置に対し
て送信する入力軌跡データ送信手段とを備えた書込型入
力装置の前記入力軌跡読取手段に対して、入力軌跡の位
置を示すための又は示唆するための位置情報を提供可能
なマークを、その前面に印刷するようにしたものなの
で、その構成を複雑化したり大きなものとすることな
く、ディスプレイに書込型入力装置に対して位置情報を
提供可能なマークを印刷するという簡単な製造工程を加
えるだけで、ディスプレイの前面を前記書込型入力装置
で手書き入力する被書込面として前記書込型入力装置に
よって書き込んで、このディスプレイの前面に手書きし
た内容を電子データ化し、この手書きした内容に対応す
る入力軌跡データをディスプレイに表示することができ
る。
【0054】また、別の発明では、ディスプレイの前面
又は前方に装着する透明シートに、の前記入力軌跡読取
手段に対して位置情報を提供するマークを印刷したの
で、この透明シートを、ディスプレイに装着すること
で、前記書込型入力装置によってディスプレイに手書き
するようにその前面又は前方に配置される透明シートに
手書き入力した内容を電子データ化して、ディスプレイ
に表示させることができるようになる。そして、このよ
うに、情報処理装置とは別体の透明シートに位置情報を
提供可能なパターンを印刷するようにしたので、既存の
情報処理装置にそのまま装着することができるようにな
る上、ディスプレイに印刷するよりもさらにその製造を
簡単化することができ、コストの低減も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体斜視図。
【図2】同実施形態を示す一部を分解した斜視図。
【図3】同実施形態における用紙の要部拡大説明図。
【図4】同実施形態における電子ペンを示す機器構成
図。
【図5】同実施形態における全体機能構成図。
【図6】同実施形態における電子ペンの撮像原理を示す
説明図。
【図7】同実施形態における電子ペンの動作をしめすフ
ローチャート。
【図8】同実施形態におけるパソコンの動作をしめすフ
ローチャート。
【符号の説明】
1・・・透明シート 1a・・・前面 11・・・装着手段、貼着具(粘着面) 2・・・情報処理装置(パソコン) 3・・・ディスプレイ 4・・・書込型入力装置(電子ペン) 41・・・入力手段 42・・・入力軌跡読取手段 43・・・入力軌跡変換手段 44・・・入力軌跡データ送信手段 DP・・・位置情報を提供可能なマーク(ドットマー
ク) d・・・ドット L・・・照射部(赤外線照射部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 明 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 岡本 充 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 Fターム(参考) 5B068 AA21 AA33 AA36 BB19 BC05 BD09 5B087 BC03 BC32 CC01 CC14 CC33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に備えられたディスプレイで
    あって、 前記ディスプレイの前面に手書き入力するための入力手
    段と、この入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を
    読み取る入力軌跡読取手段と、この入力軌跡読取手段で
    読み取った入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手
    段と、この入力軌跡変換手段により電子データ化した入
    力軌跡データを前記情報処理装置に対して送信する入力
    軌跡データ送信手段とを備えた書込型入力装置の前記入
    力軌跡読取手段に対して、入力軌跡の位置を示すための
    又は示唆するための位置情報を提供可能なマークを、そ
    の前面に印刷したことを特徴とするディスプレイ。
  2. 【請求項2】情報処理装置に備えられたディスプレイの
    前面若しくは前方に装着される透明シートであって、 前記透明シートの前面に手書きするための入力手段と、
    この入力手段で手書きした内容を示す入力軌跡を読み取
    る入力軌跡読取手段と、該入力軌跡読取手段で読み取っ
    た入力軌跡を電子データ化する入力軌跡変換手段と、該
    入力軌跡変換手段により電子データ化した入力軌跡デー
    タを少なくとも前記情報処理装置に対して送信する入力
    軌跡データ送信手段とを備えた書込型入力装置の前記入
    力軌跡読取手段に対して、入力軌跡の位置を示すための
    又は示唆するための位置情報を提供可能なマークを、印
    刷した透明シート。
  3. 【請求項3】ディスプレイに着脱可能に装着されるもの
    である請求項2記載の透明シート。
  4. 【請求項4】ディスプレイに装着するための装着手段を
    備えている請求項2又は3記載の透明シート。
  5. 【請求項5】装着手段が、ディスプレイに接触する接触
    面側に設けられ、ディスプレイに貼り付けるための接着
    性又は粘着性を有する貼着具である請求項4記載の透明
    シート。
  6. 【請求項6】切り離し可能なものである請求項2乃至5
    何れかに記載の透明シート。
  7. 【請求項7】位置情報を提供可能なマークが、無数のド
    ットからなり一定の法則に従って配置した所定範囲内の
    ドットの配置パターンから当該ディスプレイ上の絶対位
    置を判別可能にしたドットパターンである請求項1記載
    のディスプレイ。
  8. 【請求項8】位置情報を提供可能なマークを、透明であ
    り且つ前記入力軌跡読取手段を構成する照射部によって
    所定波長の光を照射されて当該入力軌跡読取手段に読み
    取り可能な光を発光するインクによって印刷している請
    求項1記載のディスプレイ。
  9. 【請求項9】位置情報を提供可能なマークが、無数のド
    ットからなり一定の法則に従って配置した所定範囲内の
    ドットの配置パターンから当該透明シート上の絶対位置
    を判別可能にしたドットパターンである請求項2乃至6
    何れかに記載の透明シート。
  10. 【請求項10】位置情報を提供可能なマークを、透明で
    あり且つ前記入力軌跡読取手段を構成する照射部によっ
    て所定波長の光を照射されて当該入力軌跡読取手段に読
    み取り可能な光を発光するインクによって印刷している
    請求項2乃至6何れかに記載の透明シート。
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