JP2003255676A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003255676A JP2002058904A JP2002058904A JP2003255676A JP 2003255676 A JP2003255676 A JP 2003255676A JP 2002058904 A JP2002058904 A JP 2002058904A JP 2002058904 A JP2002058904 A JP 2002058904A JP 2003255676 A JP2003255676 A JP 2003255676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーナレスシステムを採用した画像形成装
置において、感光体と現像剤担持体との電位差による感
光体への現像キャリアの付着を防止する画像形成装置を
提供することにある。 【解決手段】 クリーナレスシステムを採用した画像形
成装置において、複数の帯電部材のうち感光ドラム1の
回転方向上流側に設けられた帯電補助ブラシ12によ
り、帯電補助ブラシ12と感光ドラム1との間の放電閾
値以上の電圧値で帯電された感光ドラム1の帯電面が、
感光ドラム1の回転方向最下流側に設けられた帯電ロー
ラ2の帯電部を通過する間は、帯電ローラ2に交流バイ
アスを印加する。これにより感光ドラム1を除電し、感
光ドラム1と現像スリーブ4aとの電位差を減少させ現
像キャリア付着を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式などによって画像形成を行う複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に像担持
体上に残留した転写残トナーを除去するクリーニング装
置のない画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の電子写真方式を利用した
複写機、プリンタなどの画像形成装置の一例を示す概略
構成図である。
【0003】この画像形成装置は、感光ドラム101を
矢印a方向(時計方向)に回転駆動し、その回転過程に
おいて、以下の工程を順次行っていく。
【0004】まず感光ドラム101の表面を、バイアス
が印加された帯電ローラ102で均一に帯電した後、露
光装置103によって入力画像信号に応じた画像露光L
を行って静電潜像を形成する。
【0005】静電潜像は、トナーを表面に薄層担持した
現像装置104の現像スリーブ104aによりトナー像
として現像される。
【0006】感光ドラム101上に形成されたトナー像
は、感光ドラム101の回転に伴って転写部Ntに搬送
される。転写部Ntは、感光ドラム101と転写ローラ
105によって構成され、感光ドラム上のトナー像が転
写部Ntに到達するタイミングに合せて、不図示の給紙
装置から被記録媒体として、例えば紙などの転写材P’
が搬送され、これと同時に転写高圧電源106からトナ
ーと逆極性の転写バイアスが転写ローラ105に印加さ
れ、転写材P’の背面側にトナーと逆極性の電荷が付与
されることで、感光ドラム101上のトナー像が転写材
P’表面に転写される。
【0007】トナー像が転写された転写材P’は、分離
除電器107によって感光ドラム101から静電分離さ
れて定着装置(不図示)に搬送される。
【0008】この定着装置では、トナー像を転写材P’
表面に熱定着し、その後機外に転写材P’が排出され
る。また、上記転写後に感光ドラム101上に残留して
いる転写残トナーはクリーニング装置108で除去・回
収され、感光ドラム101は繰り返し次の画像形成工程
に供される。
【0009】ところで、このような画像形成装置におい
て、近年、画像形成装置全体の小型化を図るため、帯電
・露光・現像・転写・定着・クリーニング等の作像プロ
セスの各手段、機器等の小型化が進められてきた。
【0010】しかしながら、装置を構成する感光ドラム
や各工程の手段・機器をそれぞれ小型化するだけでは、
画像形成装置全体を小型化するには限界があった。
【0011】そこで、小型化の新たな方法として、クリ
ーニング機構をなくした、いわゆるクリーナレスシステ
ム(現像同時クリーニングシステム)と呼ばれるシステ
ムが実用化されてきている(例えば、特開平5−613
83号公報等)。
【0012】このクリーナレスシステムは、通常、転写
工程後の感光ドラム上に残留している転写残トナーを除
去するためのクリーニング装置に用いられている、ブレ
ード、ファーブラシ、ローラ等のクリーニング部材や除
去した転写残トナーを回収しておくための廃トナー容器
を用いないシステムである。
【0013】このため、装置全体の大きさを大幅に縮小
することができるので、特に複数の感光ドラムを用いる
タンデム方式のフルカラー画像形成装置(インラインカ
ラー画像形成装置)に採用すると、非常に大きな効果を
得ることができる。
【0014】このようなクリーナレスシステムの概略構
成は、基本的に前述の図5で示した装置構成において、
クリーニング装置108(クリーニングブレード)をな
くしたものである。
【0015】しかし、単にクリーニング装置を除いただ
けでは、転写残トナーが帯電ローラに付着してしまうた
め、付着したトナーによって感光ドラム上を均一に帯電
できなくなり、部分的な帯電不良を発生させてしまう。
【0016】この問題を解消するため、図6に示したよ
うに、複数の帯電部材を有する帯電手段として、昨今で
は感光ドラムの回転方向にみて、第一の帯電部材である
帯電ローラ102の上流側に、上流帯電部材として少な
くとも一つ以上の帯電補助部材109を設けることが有
効であるという結果が得られている。
【0017】通常、この帯電補助部材109は、転写後
の転写残トナーやカブリトナーを一時的に回収できるよ
うブラシ状のもの(以降、帯電補助ブラシという)を使
用するのが一般的である。また、この帯電補助ブラシ1
09にはバイアスが印加され、上記転写残トナーを電気
的に付着・回収すると同時に、不定極性の転写残トナー
を一定の極性に均一に帯電し、以降の工程で不具合を発
生させないようにしている。
【0018】この帯電補助ブラシを用いたクリーナレス
システムについて以降に詳しく説明する。
【0019】帯電補助ブラシ109に転写残トナーが到
達すると、正負両方の極性のトナーが入り混じっている
転写残トナーは、帯電補助ブラシ109に捕集されると
同時に、印加されるDCバイアスにより、通常の現像時
に帯電される電荷よりも高い電荷を持つトナー(以降強
ネガトナーという。)に帯電される。
【0020】これら強ネガトナーは、少しずつブラシを
すり抜けて帯電部へ到達する。
【0021】帯電部に到達した強ネガトナーは、感光ド
ラム101上への付着力が高いため帯電ローラ102に
は付着せず、帯電部をすり抜けていくが、すり抜けてい
く際に帯電ローラ102に印加されたACバイアスの効
果により、強ネガトナーはそれまで帯電されていた電荷
量が若干失われ、通常の帯電量のネガトナーへと変わ
る。
【0022】このトナーは、現像器位置に再度到達する
と、現像バイアスと現像スリーブ104aの回転の効果
とにより現像器内に回収される。ここで現像器内に回収
されたトナーは、一旦現像スリーブ104aから剥ぎ取
られ、再度現像可能な電荷を持つように調整された後、
再度画像形成に供され再利用される。
【0023】以上のようなクリーナレスシステムは、転
写後の転写残トナーを廃トナーとして廃棄するのではな
く、現像装置内に戻して再度現像剤として再使用するた
め、エコロジーといった観点からも非常に有効な手段で
ある。更に、ブレード、ファーブラシ、ローラ等のクリ
ーニング部材を感光ドラムの表面に当接させないので、
力学的な感光ドラムの磨耗が減少するため、感光ドラム
の長寿命化も図ることができる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、クリーナレスシステムの構
成をとったことにより、新たに現像キャリア付着という
問題が生じた。
【0025】この現象は、特に装置が起動する場合や停
止させる際に頻繁に発生していた。
【0026】この現像キャリアが付着すると、感光ドラ
ムの回転に伴って現像キャリアが帯電ローラに付着し、
付着した部分の部材の抵抗を下げてしまう。
【0027】このため、付着した部分でキャリアを核と
した放電が集中して行われるようになる。よってこの部
分の帯電部材の表面が徐々に劣化していき、ついには破
損してしまう。帯電部材表面が部分的に破損してしまう
と、感光ドラム表面を帯電することが不可能となり、画
像上に部分的な帯電不良画像を発生させてしまう。
【0028】また、現像キャリアが少しずつ感光ドラム
上に付着していくことで、現像器内のキャリアが徐々に
失われていく。このため、トナーの成分比(T/C比)
が適正に保たれなくなり、画像濃度の低下やカブリなど
の画像不良を発生させてしまうことになる。
【0029】更には、像担持体上に付着した現像キャリ
アが転写材上に転移する場合には、転写材上に転移した
現像キャリアが長い間に通常定着器表面に形成してある
離型層等を傷め、部分的な定着不良、定着オフセット、
定着紙巻つきなどの不具合を発生させ、装置自体を破損
させてしまう可能性があった。
【0030】この現像キャリア付着の原因は、帯電補助
部材に放電閾値電圧を超えるバイアスが印加されること
によって感光ドラム表面が帯電され、この帯電面が現像
部における現像スリーブとの間に電位差(以降、Vba
ckという)を形成するため、電気的に現像キャリアが
感光ドラム表面にひきつけられてしまうことにあった。
【0031】従って、本発明は上記の従来技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、クリーナレスの特性を損なうことなく、感光ドラム
表面の電位と現像部におえる現像スリーブとの電位差
(Vback)を低く抑え、感光ドラムへの現像キャリ
ア付着を防止し、これに起因する上述した問題点や装置
の破損を解消し、長期にわたって常に安定して良好な画
像を出力することができる画像形成装置を提供すること
にある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体と、該像担持体を帯電す
る複数の帯電部材を有する帯電手段と、帯電された像担
持体を露光する露光手段と、該露光手段により前記像担
持体に形成された静電潜像をトナー像として現像する現
像手段と、前記トナー像を被記録媒体上に転写する転写
手段と、転写された被記録媒体上のトナー像を定着する
定着手段と、を備え、前記現像手段は、前記像担持体上
に残留したトナーを回収し再利用する画像形成装置であ
って、前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転方
向上流側に設けられた上流帯電部材により、該上流帯電
部材と該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電
された前記像担持体の帯電面が、前記複数の帯電部材の
うち前記像担持体の回転方向最下流側に設けられた最下
流帯電部材の帯電部を通過する間は、該最下流帯電部材
に交流バイアスが印加されていることを特徴とする。
【0033】像担持体と、該像担持体を帯電する複数の
帯電部材を有する帯電手段と、帯電された像担持体を露
光する露光手段と、該露光手段により前記像担持体に形
成された静電潜像をトナー像として現像する現像手段
と、前記トナー像を被記録媒体上に転写する転写手段
と、転写された被記録媒体上のトナー像を定着する定着
手段と、を備え、前記現像手段は、前記像担持体上に残
留したトナーを回収し再利用する画像形成装置であっ
て、前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転方向
上流側に設けられた上流帯電部材により、該上流帯電部
材と該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電さ
れた前記像担持体の帯電面が、前記露光手段の露光部を
通過する間は、前記露光手段により前記帯電面を露光す
ることを特徴とする。
【0034】前記像担持体の帯電面が、前記複数の帯電
部材のうち前記像担持体の回転方向最下流側に設けられ
た最下流帯電部材の帯電部を通過する間に該最下流帯電
部材に交流バイアスが印加されていない場合には、前記
帯電面が前記露光手段の露光部を通過する間は、前記露
光手段により前記帯電面を露光することが好適である。
【0035】前記像担持体、帯電手段、露光手段及び現
像手段を含む画像形成ユニットを複数配置し、前記複数
の画像形成ユニットの複数の像担持体上に現像された複
数色のトナー像を前記転写手段により被記録材上に重ね
合わせて転写する画像形成装置に好適に用いることがで
きる。
【0036】前記現像手段は、接触現像方式を用いた現
像器であってもよい。
【0037】前記上流帯電部材は、導電性樹脂繊維で構
成されるブラシであってもよい。
【0038】前記上流帯電部材は、磁性粒子で構成され
る磁気ブラシであってもよい。
【0039】前記帯電補助部材は、導電性ゴムロールで
あってもよい。
【0040】また、前記上流帯電部材の前記像担持体の
回転方向下流側に、前記露光手段と異なる補助露光手段
を設け、前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転
方向上流側に設けられた上流帯電部材により、該帯電部
材と該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電さ
れた前記像担持体の帯電面が、前記補助露光手段の露光
部を通過する間は、前記補助露光手段により前記帯電面
を露光してもよい。
【0041】これにより、帯電補助部材に印加されたバ
イアスによって帯電された像担持体面上の電位を、現像
部に到達する前に現像キャリアが付着しない電位(Vb
ack)にすることができる。
【0042】このことにより、前述したような現像キャ
リアによる帯電部材表面の破損や、画像濃度の低下やカ
ブリなどの画像不良を発生及び、定着不良、定着オフセ
ット、定着紙巻つき等の様々な不具合が発生することを
防止することができるようになる。
【0043】従って、長期にわたって常に良好な画像を
得ることが可能となる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部
材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない
限り初めの説明と同様のものである。
【0045】(第1の実施の形態)以下、図面に基づい
て本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0046】図1は本実施の形態を用いた電子写真方式
の画像形成装置の概略断面図である。以下にその詳細に
ついて画像形成の行われるプロセスにしたがって順に説
明していく。
【0047】図1において、感光ドラム1は、円筒形の
静電潜像担持体であり、矢印A方向へ周速100mm/
sec.で回転駆動されている。
【0048】帯電ローラ2は、接触タイプの帯電ローラ
であり、導電性の金属芯金の周りに導電ゴム層、抵抗層
が形成してあり、感光ドラム1の回転に伴って従動で回
転している。この帯電ローラ2は、帯電バイアス電源2
aから−700VのDCバイアスと1kVp−pのAC
バイアスが印加される。これにより、像担持体としての
感光ドラム1表面を均一に−700Vに帯電している。
【0049】画像露光部3は、記録される画像情報に応
じてレーザ光やLED光等を照射し、感光ドラム1表面
を露光して静電潜像を形成する。
【0050】現像器4は、現像キャリアとトナーを成分
とする二成分現像剤を感光ドラム1表面に搬送する現像
スリーブ4aと、現像スリーブ4a内に内包された現像
マグネット4b、及び現像スリーブ4a上のトナーのコ
ート量を規制するための現像剤規制ブレード4cで構成
されている。
【0051】現像剤規制ブレード4cにより表面を現像
剤で均一にコートされた現像スリーブ4aは、感光ドラ
ム1に対してカウンタ方向に駆動回転される。この回転
により、表面に形成された現像剤が感光ドラム1に対向
する現像ニップ部Ngへ搬送される。
【0052】この現像スリーブ4aに−300VのDC
電圧と、−1kVp−p・周波数2kHzのACバイア
スが印加されると、現像ニップ部Ngにおいて感光ドラ
ム1上にトナーが飛翔していき、感光ドラム1上の静電
潜像がトナーで顕像化される。
【0053】現像器4によって顕像化された感光ドラム
1上のトナー像は、感光ドラム1の回転にしたがって感
光ドラム1と転写ローラ5で構成される転写部Ntへ搬
送される。
【0054】転写ローラ5は、感光ドラム1に接触して
矢印C方向に回転駆動されている。転写部Ntに感光ド
ラム1上のトナー像が到達すると、これにタイミングを
合せて、不図示の給紙機構によって転写材Pが転写部N
tへ搬送される。これと同時に転写ローラ5にトナーと
逆極性の電圧が高圧電源6から印加され、転写材P表面
に感光ドラム1上のトナー像が転写される。
【0055】本実施の形態で用いた転写ローラ5は、導
電性ゴムを発泡させた単層ゴムを芯金表面に巻いて形成
した弾性ローラであり、体積抵抗値は約108Ωに調整
している。体積抵抗値に関しては、装置によって異なる
が、107〜1013Ω程度のものが一般的に使用され
る。
【0056】感光ドラム1上のトナー像を転写された転
写材Pは、次に感光ドラム1の曲率によって感光ドラム
1から分離され、トナー像をのせたまま定着器11へ搬
送される。
【0057】定着器11では熱や圧力の作用によって転
写材P表面のトナー像を溶融、固着させた後に機外へ排
紙される。
【0058】一方、転写材P上にトナーを転写した後の
感光ドラム1は、転写できなかった残トナーをのせたま
ま、帯電補助部材12に到達する。図1では帯電補助部
材12として、導電性のブラシを用いた帯電補助ブラシ
を使用している。
【0059】この帯電補助ブラシ12は、抵抗値が約1
6Ωの繊維をブラシ形状にしたものである。本発明で
はブラシ形状の部材を用いたが、回転するマグネットの
周囲に磁性粒子を配設させ、磁気ブラシ形状にしたのも
のでも良いし、ブラシと同じ抵抗値を持つ導電性のゴム
ローラでも使用できる。この帯電補助ブラシ12には、
図中の高圧電源13より−800VのDCバイアスが印
加されている。
【0060】このような工程において、感光ドラム1へ
現像キャリアが付着するという問題を解決するため、図
2に示したような各バイアスの制御シーケンスを実施し
た。
【0061】以下に図2のシーケンスに基づいてその対
策について説明する。
【0062】図2は、画像形成前の各バイアスを立ち上
げる際の高圧シーケンスチャートである。
【0063】まず、画像形成開始のための信号が装置に
入力されると、感光ドラム1が回転を開始すると同時
に、転写バイアスがONされる。このときONされる転
写バイアスは、通常の転写時のバイアスとは逆極性のバ
イアス(図2中の転写バイアス(−))である。これ
は、感光ドラム1に転写バイアスによる電気的なメモリ
を生じさせないためと、感光ドラム1上の現像残トナー
やカブリトナー等が転写ローラ5に付着しないようにす
るためである。
【0064】また、これと同じタイミングで帯電補助ブ
ラシ12にDCバイアスが徐々にスロープ状に印加され
る。ここで、バイアスをスロープ状に立ち上げていく理
由は、帯電補助ブラシ12に急激にバイアスを印加する
と、画像形成装置が停止する前までに帯電補助ブラシ1
2中に回収してあったトナーが、一気に感光ドラム1上
に付着してしまうことが本発明者らの検討で判明したた
めである。このバイアスにより、転写部と帯電補助ブラ
シとの間にある感光ドラム上のトナーが強ネガの電荷を
持ったトナーに帯電されていく。
【0065】帯電補助ブラシ12に印加されるDCバイ
アスは、0Vから徐々に立ち上げられ、所定の時間経過
後(本発明では約1sec.)に−800Vに到達す
る。このように−800Vのバイアスがスロープ状に印
加されると、立ち上げ途中で放電閾値電圧(本実施の形
態においては約500V)を超えるため(図2中のV1
のタイミング)、帯電補助ブラシと感光ドラムの間で放
電現象が生じ、感光ドラムの表面が帯電される。
【0066】なお、本実施の形態では、放電閾値電圧を
約500Vとしているが、かかる値に限定されるわけで
はなく、感光ドラムと帯電補助ブラシとの間で放電が開
始する電圧を放電閾値として、放電閾値以上の電圧値に
より帯電された像担持体の帯電面に対して、最下流側の
帯電部材により除電されるよう制御してもよい。
【0067】図3は、この帯電補助ブラシに印加したバ
イアスと感光ドラム表面の電位の関係を示したグラフで
ある。
【0068】図3に示したグラフは、横軸に帯電補助ブ
ラシに印加されるバイアス、縦軸に感光ドラム表面の電
位をあらわしている。このグラフから見て取れるよう
に、帯電補助ブラシに印加したバイアスが約−500V
になったあたりから感光ドラム表面の電位が急激にマイ
ナス方向に帯電され始め、最終的に−800Vになった
ところでは、感光ドラム表面の電位が約−300Vに達
していることがわかる。
【0069】一方、現像部での感光ドラム1表面の電位
と現像スリーブ4aとの電位差の関係について検討した
結果、図3中に示したVgのラインに示したように、感
光ドラム表面の電位と現像スリーブ4aとの電位差(V
back)が170V以上になると、電気的な力により
現像キャリアが感光ドラムに付着してしまうことが判明
している。
【0070】従って、先に帯電補助ブラシバイアスによ
って形成された−300Vの感光ドラム表面電位は、こ
のまま現像部へ到達すると、現像キャリアが感光ドラム
表面に付着してしまう。
【0071】そこで、帯電補助ブラシ12によって帯電
された感光ドラム1の帯電面の表面電位が、現像部に到
達する前にVback<170Vになるように、帯電ロ
ーラ2にACバイアスを印加して上記帯電面を除電する
ようにした。従って、帯電ローラ2にACバイアスを印
加するタイミングは、帯電補助ブラシ12にV1以上の
バイアスを印加したときに帯電された感光ドラム1の帯
電面が帯電ローラ2の帯電部に到達する以前から印加す
る必要がある。
【0072】このため、図2に示した実際に装置を動作
させる場合の高圧タイミングチャートでは、高圧の遅れ
等を考慮して、前記帯電面が帯電ローラ2の帯電部に到
達するタイミングより、ACバイアスを印加するタイミ
ングが100ms早くONするようにしている。
【0073】実際にこのようなタイミングで帯電ローラ
2にACバイアスを印加すると、それまで帯電補助ブラ
シ12によって帯電された電位がACバイアスによって
確実に0V近傍にまで除電され、現像部でのキャリア付
着を防止することができるようになった。
【0074】その後の画像形成を行うまでの過程は、順
次帯電DCバイアスと現像DCバイアスを、Vback
<170Vを保つようにスロープ状に立ち上げ(図2中
のS1)、次いで現像ACバイアスをONし、最終的に
画像信号に対応した露光を開始していく。
【0075】反対に、画像形成を終了する場合には、バ
イアスを立ち上げた場合と逆の過程をたどることによ
り、帯電補助ブラシのバイアスがONされていてもVb
ack<170Vを保つことができる。従って、現像部
でのキャリア付着を防止する。
【0076】以上に説明してきたように、本実施の形態
で示したクリーナレスシステムの画像形成装置におい
て、上記高圧制御を行うことで、帯電補助部材に印加さ
れるバイアスが少なくとも放電閾値以上の電圧値に達し
ているときに帯電された感光ドラムの帯電面が、帯電ロ
ーラの帯電部を通過する間、帯電ローラに交流バイアス
が印加されているため、前記帯電面が除電され電位差が
小さくなり、現像部でのキャリア付着が発生しない電位
条件(Vback<170V)が達せられる。
【0077】従って、現像キャリア付着に伴う帯電不良
や現像劣化・装置の破損等の問題を防止することが可能
になり、長期にわたって安定した良好な画像が出力でき
るようになる。
【0078】また、クリーナレスの効果を損なうことな
く、画像形成ユニットの小型化を図ることが可能とな
る。
【0079】(第2の実施の形態)ここでは、この帯電
補助ブラシ12によって形成された感光ドラム1表面の
電位を、現像部に到達する前に、露光装置によって現像
キャリア付着が発生しないVback<170Vの電位
にする手法について説明する。
【0080】本実施の形態の説明においては、図4に示
す本実施の形態に係る画像形成装置で採用した画像形成
前の各バイアスを立ち上げる際の高圧シーケンスチャー
トをもとに説明することとし、装置構成は前述した実施
の形態と同じであるので、ここでの説明は省略する。
【0081】まず、第1の実施の形態と同様に画像形成
開始のための信号が装置に入力されると、感光ドラム1
が回転を開始し、同時に転写バイアスがONされる。
【0082】このときONされる転写バイアスは、第1
の実施の形態と同様にトナーと同極性(プリント時と逆
極性)のバイアスである。
【0083】そして、これと同じタイミングで帯電補助
ブラシ12にも徐々にバイアスがスロープ状に印加され
る。
【0084】帯電補助ブラシ12のバイアスが、0Vか
ら徐々にスロープ状に立ち上がり、V1バイアスになっ
たあたりから、帯電補助ブラシ12と感光ドラム1表面
との間で放電がはじまり、前述の第1の実施の形態の図
3で示したように感光ドラム1の表面電位が急激に立ち
上がりはじめる。
【0085】この帯電された感光ドラム面は、ドラムの
回転に伴って帯電ローラ2の帯電部を通過し、露光位置
に到達する。この帯電された感光ドラム1の帯電面が露
光位置に到達する直前に、露光装置を駆動して感光ドラ
ム1の前記帯電面の露光を開始する。
【0086】ここで、本実施の形態においては、露光装
置の立ち上がりと感光ドラムの回転誤差を考慮し、実際
に帯電面が露光位置に到達すると予想される時間より1
00msec.早く露光を開始(図中のL1のタイミン
グ)している。
【0087】ただし、露光装置としてレーザスキャナを
使用する場合には、露光を開始する前にポリゴンミラー
の駆動を立ち上げておく必要がある。
【0088】露光位置に到達した帯電面は、露光によっ
て表面の電位が低くなり、現像部に到達したときには、
現像部でキャリアが付着する電位(Vback<170
V)になる。実際に本実施の形態で検討した結果では、
帯電補助ブラシに−800Vのバイアスを印加した場合
の感光ドラム上電位は約−300Vで、露光後の感光ド
ラム上の電位はおよそ−50V程度であった。従って、
現像スリーブとの電位差Vback=50Vとなるた
め、現像部でのキャリア付着は発生しない。
【0089】その後、露光装置によるドラム電位の除電
は、画像露光前に帯電ACバイアスがONされるまで継
続され、帯電ACバイアスがONされた後に一時OFF
される(図4中のL2)。これは、前述の第1の実施の
形態で述べた通り、帯電ローラにACバイアスが印加さ
れると、ドラム面上の電位がACバイアスによって除電
されるので、露光によってVback<170Vにする
必要がなくなるためである。
【0090】帯電ACバイアスが立ち上がった後は、第
1の実施の形態と同様に順次帯電DCバイアスと現像D
Cバイアスを、Vback<170Vを保つようにスロ
ープ状に立ち上げ(図4中のS1)、次いで現像ACバ
イアスをONして、最終的な画像露光の工程にはいる。
【0091】反対に、画像形成を終了する場合には、バ
イアスを立ち上げた場合と逆の過程をたどることによ
り、帯電補助ブラシのバイアスがONされていてもVb
ack<170Vを保つことができる。従って、現像部
でのキャリア付着を防止することができる。
【0092】また、本実施の形態では画像信号に応じた
露光出力装置を用いて感光ドラム上を露光しているが、
例えば、レーザの発光寿命等の問題によりこの露光装置
が使用できない場合には、帯電補助部材の下流側で画像
露光に影響を与えない位置に、別途補助露光装置を配置
しても同様な効果が得られる。この場合補助露光装置は
画像形成をする必要はなく除電さえできれば構わないた
め、高価で精密なレーザ以外にも、安価なランプや発光
体を用いることができる。
【0093】以上に説明してきたように、本実施の形態
で示したクリーナレスシステムの画像形成装置におい
て、上記高圧/露光制御を行うことで、帯電補助部材
(帯電補助ブラシ)に印加されるバイアスが少なくとも
放電閾値以上の電圧値に達しており、かつ最下流に位置
する帯電部材(帯電ローラ)に交流バイアスが印加され
ていない間は、像担持体上を露光除電することで、現像
部でのキャリア付着が発生しない電位条件(Vback
<170V)が達せられる。
【0094】従って、現像キャリア付着に伴う帯電不良
や現像劣化・装置の破損等の問題を防止することが可能
になり、長期にわたって安定した良好な画像が出力でき
るようになる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クリー
ナレスシステムを採用した画像形成装置において、帯電
部材の上流側に帯電補助部材を設置し、これに印加する
バイアスが放電閾値電圧より高い電圧で帯電された像担
持体の帯電面が、帯電部材の帯電部を通過する間は帯電
部材にACバイアスを印加するか、もしくは露光部を通
過する間は露光装置によって像担持体面上を露光するこ
とで、像担持体上が帯電補助部材に印加されたバイアス
によって帯電された電位を、下流側の帯電部材に印加さ
れたACバイアスや露光によって除電することができる
ようになる。
【0096】このため、現像部で像担持体との電位差が
小さくなるので、電位差によって発生していた現像キャ
リアの付着を防止できるようになる。
【0097】この結果、上述したような現像キャリアが
帯電器に付着することによって発生する帯電部材表面の
破損や、画像濃度の低下やカブリなどの画像不良を発生
及び、定着不良、定着オフセット、定着紙巻つき等の様
々な不具合が発生することを防止することができるよう
になる。
【0098】よって、長期にわたって常に良好な画像を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構
成断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る画像形成装置で採用し
た画像形成前の高圧シーケンスチャートである。
【図3】本発明に係る画像形成装置における帯電補助ブ
ラシバイアスと感光ドラム表面電位の関係を示したグラ
フである。
【図4】第2の実施の形態に係る画像形成装置で採用し
た画像形成前の高圧シーケンスチャートである。
【図5】従来の画像形成装置の一例を示す概略断面図で
ある。
【図6】従来のクリーナレスシステムを採用した画像形
成装置の一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ(最下流帯電部材) 3 露光装置 4 2成分現像器(現像装置) 5 転写ローラ(転写部材) 6 転写高圧電源 11 定着器 12 帯電補助ブラシ(上流帯電部材) Ng 現像部 Nt 転写部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AB02 AD02 AD03 AD04 AD17 BB01 BB16 BB22 BB32 BB43 BB71 2H077 AA37 AC11 AC16 AD02 AD06 EA15 GA13 2H200 GA12 GA23 GA31 GA44 GA47 GB21 GB37 HA02 HA21 HA28 HB06 HB12 HB17 HB45 HB46 HB48 JA01 MA03 MB01 NA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、 該像担持体を帯電する複数の帯電部材を有する帯電手段
    と、 帯電された像担持体を露光する露光手段と、 該露光手段により前記像担持体に形成された静電潜像を
    トナー像として現像する現像手段と、 前記トナー像を被記録媒体上に転写する転写手段と、 転写された被記録媒体上のトナー像を定着する定着手段
    と、を備え、 前記現像手段は、前記像担持体上に残留したトナーを回
    収し再利用する画像形成装置であって、 前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転方向上流
    側に設けられた上流帯電部材により、該上流帯電部材と
    該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電された
    前記像担持体の帯電面が、前記複数の帯電部材のうち前
    記像担持体の回転方向最下流側に設けられた最下流帯電
    部材の帯電部を通過する間は、該最下流帯電部材に交流
    バイアスが印加されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】像担持体と、 該像担持体を帯電する複数の帯電部材を有する帯電手段
    と、 帯電された像担持体を露光する露光手段と、 該露光手段により前記像担持体に形成された静電潜像を
    トナー像として現像する現像手段と、 前記トナー像を被記録媒体上に転写する転写手段と、 転写された被記録媒体上のトナー像を定着する定着手段
    と、を備え、 前記現像手段は、前記像担持体上に残留したトナーを回
    収し再利用する画像形成装置であって、 前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転方向上流
    側に設けられた上流帯電部材により、該上流帯電部材と
    該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電された
    前記像担持体の帯電面が、前記露光手段の露光部を通過
    する間は、前記露光手段により前記帯電面を露光するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記像担持体の帯電面が、前記複数の帯電
    部材のうち前記像担持体の回転方向最下流側に設けられ
    た最下流帯電部材の帯電部を通過する間に該最下流帯電
    部材に交流バイアスが印加されていない場合は、前記帯
    電面が前記露光手段の露光部を通過する間は、前記露光
    手段により前記帯電面を露光することを特徴とする請求
    項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記像担持体、帯電手段、露光手段及び現
    像手段を含む画像形成ユニットを複数配置し、前記複数
    の画像形成ユニットの複数の像担持体上に現像された複
    数色のトナー像を前記転写手段により被記録材上に重ね
    合わせて転写することを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記現像手段は、接触現像方式を用いた現
    像器を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記上流帯電部材は、導電性樹脂繊維で構
    成されるブラシであることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記上流帯電部材は、磁性粒子で構成され
    る磁気ブラシであることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記帯電補助部材は、導電性ゴムロールで
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記上流帯電部材の前記像担持体の回転方
    向下流側に、前記露光手段と異なる補助露光手段を設
    け、前記複数の帯電部材のうち前記像担持体の回転方向
    上流側に設けられた上流帯電部材により、該帯電部材と
    該像担持体との間の放電閾値以上の電圧値で帯電された
    前記像担持体の帯電面が、前記補助露光手段の露光部を
    通過する間は、前記補助露光手段により前記帯電面を露
    光することを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記
    載の画像形成装置。
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US8892003B2 (en) 2011-11-09 2014-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN114647172A (zh) * 2020-12-17 2022-06-21 佳能株式会社 图像形成装置

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