JP2003253961A - 車両用開閉体の制御装置及び車両用開閉体の制御方法 - Google Patents

車両用開閉体の制御装置及び車両用開閉体の制御方法

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JP2003253961A JP2002051711A JP2002051711A JP2003253961A JP 2003253961 A JP2003253961 A JP 2003253961A JP 2002051711 A JP2002051711 A JP 2002051711A JP 2002051711 A JP2002051711 A JP 2002051711A JP 2003253961 A JP2003253961 A JP 2003253961A
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陽一 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動開閉動作中の車両用開閉体を反転動作さ
せるに際しての操作の迅速性を高める。 【解決手段】 駆動判断部42は、スライドドアの動作
を制御する操作部を複数備えた携帯型コントローラをユ
ーザが操作したことを示すスライドドア作動信号を受信
し、携帯型コントローラからのスライドドア作動信号に
従ってスライドドアを開作動又は閉作動させている最中
に、携帯型コントローラから再度スライドドア作動信号
を受信したときに開作動又は閉作動させているスライド
ドアを反転駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられ、
例えば車両の乗員が乗り降りをするときなどに開閉動作
をする車両用開閉体をユーザが携帯する携帯型機器から
の無線信号に応じて駆動制御する車両用開閉体の制御装
置及び車両用開閉体の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の乗員が携帯する携帯器
に、ドア施解錠ボタン及びドア開閉ボタンを備え、この
携帯器の操作に応じてドアの施解錠及び車両に設けられ
たドア機構(例えばスライドドア)をモータの駆動力に
より開閉動作させる車両用開閉体制御装置が知られてい
る。このような従来の車両用開閉体制御装置では、携帯
器からの無線信号を受信してスライドドアを自動開閉駆
動するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車両用開閉体制御装置では、車両用開閉体の自動開閉動
作時に携帯器を所有してユーザが車両用開閉体の挟み込
み可能性を認識して、携帯器の操作により車両用開閉体
を反転動作させようとした場合、ドア開閉ボタンの位置
を認識して携帯器を操作する必要があった。すなわち、
ドア開閉作動中に挟み込みを認識した場合、携帯器の操
作者はドア施錠ボタン、ドア開作動ボタン、ドア閉作動
ボタン等の複数の操作ボタンの中からドア開作動ボタン
又はドア閉作動ボタンを選択して操作しなければなら
ず、操作の迅速性に欠ける。
【0004】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、自動開閉動作中の反転動作をさ
せるに際しての操作の迅速性を高めることができる車両
用開閉体の制御装置及び車両用開閉体の制御方法を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に係る車両用開閉体の制御装置では、車
両用開閉体の動作を制御する無線信号を、複数の操作部
の操作内容に応じて送信する携帯型機器と、前記操作部
の操作内容を示す無線信号を受信する受信手段と、上記
車両用開閉体を開方向又は閉方向に駆動する駆動手段
と、少なくとも上記車両用開閉体が動作中であるか否か
を検出する動作検出手段と、上記駆動手段を制御する駆
動制御手段とを備え、上記駆動制御手段は、上記動作検
出手段により上記車両用開閉体が動作中であることが検
出されているときに、上記携帯型機器の何れかの操作部
が操作されたことを示す無線信号を上記受信手段で受信
したことに応じて上記車両用開閉体を反転駆動させるよ
うに上記駆動手段を制御する。
【0006】請求項2に係る車両用開閉体の制御装置で
は、請求項1に係る車両用開閉体の制御装置であって、
上記車両用開閉体の位置を検出する位置検出手段を更に
備え、上記駆動制御手段は、上記無線信号を受信した時
に、挟み込みが発生する可能性の有る所定の範囲内に上
記車両用開閉体が位置すると上記位置検出手段により検
出されている場合に上記車両用開閉体を反転駆動させる
ように上記駆動手段を制御することを特徴とする。
【0007】請求項3に係る車両用開閉体の制御装置で
は、請求項1に係る車両用開閉体の制御装置であって、
上記動作検出手段は、上記車両用開閉体が動作中である
か否かを検出すると共に、動作方向を検出し、上記駆動
制御手段は、上記動作検出手段により上記車両用開閉体
が閉方向に動作されていることが検出されている場合の
みに上記車両用開閉体を反転駆動させるように上記駆動
手段を制御することを特徴とする。
【0008】請求項4に係る車両用開閉体の制御装置で
は、請求項1に係る車両用開閉体の制御装置であって、
上記無線信号には、携帯型機器固有のID情報が含ま
れ、上記駆動制御手段は、上記携帯型機器からの無線信
号に含まれるID情報と、予め記憶しておいたID情報
との照合をして一致する場合に上記車両用開閉体を反転
駆動させることを特徴とする。
【0009】請求項5に係る車両用開閉体の制御装置で
は、請求項1に係る車両用開閉体の制御装置であって、
上記無線信号には、上記携帯型機器の操作時間が含ま
れ、上記駆動制御手段は上記無線信号を受信したとき
に、上記動作検出手段によって検出された上記車両用開
閉体の動作状態が動作中でない場合には、上記操作時間
と予め定められた所定時間とを比較し、上記操作時間が
上記所定時間以上である場合に上記車両用開閉体の駆動
を開始し、上記車両用開閉体が動作中であることが検出
されている場合には、上記携帯型機器の操作時間が予め
定められた所定時間よりも短い場合であっても上記車両
用開閉体を反転駆動させることを特徴とする。
【0010】上述の課題を解決するために、請求項6に
係る車両用開閉体の制御方法では、車両用開閉体の動作
を制御する操作部を複数備えた携帯型機器をユーザが操
作したことを示す無線信号を携帯型機器から受信し、上
記携帯型機器からの無線信号に従って上記車両用開閉体
を動作させている最中に、上記携帯型機器から再度無線
信号を受信したときに開作動又は閉作動させている上記
車両用開閉体を反転駆動させる。
【0011】請求項7に係る車両用開閉体の制御方法で
は、請求項6に係る車両用開閉体の制御方法であって、
上記車両用開閉体の位置を検出しながら上記車両用開閉
体を動作させている最中に、無線信号を受信したときに
は、挟み込みが発生する可能性の有る所定範囲内に上記
車両用開閉体が位置するときのみに上記車両用開閉体を
反転駆動させることを特徴とする。
【0012】請求項8に係る車両用開閉体の制御方法で
は、請求項6に係る車両用開閉体の制御方法であって、
上記車両用開閉体が閉方向に動作している最中にのみ上
記車両用開閉体を反転駆動させることを特徴とする。
【0013】請求項9に係る車両用開閉体の制御方法で
は、請求項6に係る車両用開閉体の制御方法であって、
上記携帯型機器からの無線信号を受信したときに、無線
信号に含まれるID情報と、予め記憶しておいたID情
報との照合をし、双方のID情報が一致する場合に上記
車両用開閉体を駆動することを特徴とする。
【0014】請求項10に係る車両用開閉体の制御方法
では、請求項6に係る車両用開閉体の制御方法であっ
て、上記携帯型機器の操作時間を含む無線信号を受信し
たときに、上記車両用開閉体が動作中でない場合には、
上記操作時間と予め定められた所定時間とを比較し、上
記操作時間が上記所定時間以上である場合に上記車両用
開閉体の駆動を開始し、上記車両用開閉体を動作させて
いる最中に再度無線信号を受信したときには、上記携帯
型機器からの無線信号に含まれる操作時間を判定し、上
記操作部の操作時間が所定時間よりも短い場合であって
も上記車両用開閉体を反転駆動させることを特徴とす
る。
【0015】
【発明の効果】請求項1に係る車両用開閉体の制御装置
によれば、動作検出手段により車両用開閉体が動作中で
あることが検出されているときに、携帯型機器の何れか
の操作部が操作されたことを示す無線信号を受信手段で
受信したことに応じて車両用開閉体を反転駆動させるの
で、携帯型機器の操作に応じて自動的に開閉動作してい
る最中の車両用開閉体を反転動作させるに際しての操作
の迅速性を高めることができる。
【0016】請求項2に係る車両用開閉体の制御装置に
よれば、挟み込みが発生する可能性の有る範囲内に車両
用開閉体が位置すると位置検出手段により検出されてい
る場合に車両用開閉体を反転駆動させるので、閉方向の
作動させているときに車両用開閉体の挟み込みが発生す
る可能性が高いことに対応した処理をすることができ
る。
【0017】請求項3に係る車両用開閉体の制御装置に
よれば、動作検出手段により車両用開閉体が閉方向に動
作されていることが検出されている場合のみに車両用開
閉体を反転駆動させるので、挟み込みの発生の可能性の
高い閉作動時のみ反転駆動を行って、誤作動をを防止す
ることができる。
【0018】請求項4に係る車両用開閉体の制御装置に
よれば、携帯型機器からの無線信号に含まれるID情報
と、予め記憶しておいたID情報との照合をして一致す
る場合に車両用開閉体を反転駆動させるので、車両の携
帯型機器からの無線信号を受信して車両用開閉体が作動
することを防止することができる。
【0019】請求項5に係る車両用開閉体の制御装置に
よれば、車両用開閉体が動作中であることが検出されて
いるときには、携帯型機器の操作時間が所定時間よりも
短い場合であっても車両用開閉体を反転駆動させるの
で、携帯型機器の操作から反転作動させるまでの時間を
短縮することができ、更に操作の迅速性を高めることが
できる。
【0020】請求項6に係る車両用開閉体の制御方法に
よれば、携帯型機器からの無線信号に従って車両用開閉
体を動作させている最中に、携帯型機器から無線信号を
受信したときに開作動又は閉作動させている車両用開閉
体を反転駆動させるので、携帯型機器の操作に応じて自
動的に開閉動作している最中の車両用開閉体を反転動作
させるに際しての操作の迅速性を高めることができる。
【0021】請求項7に係る車両用開閉体の制御方法に
よれば、車両用開閉体の位置を検出しながら車両用開閉
体を動作させている最中に、無線信号を受信したときに
は、挟み込みが発生する可能性が有る所定の範囲内に車
両用開閉体が位置するときのみに車両用開閉体を反転駆
動させるので、閉方向の作動させているときに車両用開
閉体の挟み込みが発生する可能性が高いことに対応した
処理をすることができる。
【0022】請求項8に係る車両用開閉体の制御方法に
よれば、車両用開閉体が閉方向に動作している最中にの
み車両用開閉体を反転駆動させるので、車両用開閉体の
慣性力によって制御領域外となって反転動作をしないこ
とを防止することができる。
【0023】請求項9に係る車両用開閉体の制御方法に
よれば、携帯型機器からの無線信号に含まれるID情報
と、予め記憶しておいたID情報との照合をして一致す
る場合に車両用開閉体を反転駆動させるので、他車両の
携帯型機器からの無線信号を受信して車両用開閉体が作
動することを防止することができる。
【0024】請求項10に係る車両用開閉体の制御方法
によれば、車両用開閉体が動作中であるときには、携帯
型機器の操作時間が所定時間よりも短い場合であっても
車両用開閉体を反転駆動させるので、携帯型機器の操作
から反転作動させるまでの時間を短縮することができ、
更に操作の迅速性を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたスライドドアシステムに適用される。
【0027】[スライドドアシステムの構成]このスラ
イドドアシステムは、主として、ユーザが保有する携帯
型コントローラ1と、携帯型コントローラ1からの無線
信号を受信可能な位置に設けられたキーレス制御装置2
と、車両内に設けられたスライドドア制御装置3、スラ
イドドア駆動機構部4及びスライドドア駆動部5とを備
えて構成されている。
【0028】携帯型コントローラ1は、複数の操作ボタ
ンが設けられてなり、車両に乗車するユーザに所有され
る。この携帯型コントローラ1に設けられている操作ボ
タンとしては、スライドドアを開動作開始させる開扉ボ
タン、スライドドアを閉動作開始させる閉扉ボタン、ド
アの施解錠を行う施解錠ボタン等がある。携帯型コント
ローラ1は、各操作ボタンが押圧操作されることにより
操作ボタンに応じた操作コマンドを無線信号にして無線
アンテナ1aを介して送出する。また、この携帯型コン
トローラ1は、操作コマンドを送出すると共に、他の無
線信号と区別するためのID情報を付加する。なお、こ
の携帯型コントローラ1の具体的な構成については後述
する。
【0029】キーレス制御装置2は、携帯型コントロー
ラ1からの無線信号を無線アンテナ1bを介して受信す
る。このキーレス制御装置2は、無線信号に含まれるI
D情報を認識し、更に操作に応じたコマンド内容を解釈
して、スライドドア作動信号をスライドドア制御装置3
に出力する。なお、このキーレス制御装置2の具体的な
構成については後述する。
【0030】スライドドア制御装置3は、携帯型コント
ローラ1からのスライドドア作動信号、IGNスイッチ
6、メインスイッチ7及び開閉スイッチ8からの信号に
従ってスライドドア駆動機構部4の動作を制御する。I
GNスイッチ6、メインスイッチ7及び開閉スイッチ8
は、例えば運転席から操作可能な位置であって車両内に
設けられて操作される。このスライドドア制御装置3
は、主として、スライドドア作動信号に従ってスライド
ドアの開動作、閉動作、反転動作をするようにスライド
ドア駆動機構部4を制御する。なお、このスライドドア
制御装置3の具体的な構成については後述する。
【0031】開閉スイッチ8は、スライドドアの開動作
を開始する操作入力信号を生成するためのスイッチ、ス
ライドドアの閉動作を開始する操作入力信号を生成する
ためのスイッチからなる。この開閉スイッチ8は、各ス
イッチが操作されることに応じて操作入力信号をスライ
ドドア制御装置3に出力する。
【0032】メインスイッチ7は、スライドドア制御装
置3の制御の許可、禁止を行う信号を生成するスイッチ
からなり、操作されることに応じて許可信号又は禁止信
号をスライドドア制御装置3に出力する。
【0033】スライドドア駆動機構部4は、スライドド
ア駆動モータ(M)11、パルスエンコーダ12、クラ
ッチ機構13、スライド機構14を有して構成されてい
る。
【0034】スライドドア駆動モータ11は、スライド
ドア制御装置3からの駆動信号に従ってスライドドアを
駆動させるトルクを発生する。このスライドドア駆動モ
ータ11は、スライドドア制御装置3からデューティ比
が制御された電力が供給され、デューティ比に応じたト
ルクを発生させる。これにより、スライドドア駆動モー
タ11は、クラッチ機構13を介してドラム機構21を
回転駆動してスライドドアを駆動する。
【0035】スライド機構14は、ドラム機構21、プ
ーリー22、連結機構23がワイヤ24を介して接続さ
れている。このスライド機構14は、ドラム機構21が
スライドドア駆動モータ11と連接されて構成されてお
り、スライドドア駆動モータ11のトルクによってドラ
ム機構21が回転駆動して、ワイヤ24を巻き付けた
り、開放したりする。これにより、ドラム機構21は、
ワイヤ24を巻き付ける動作又はワイヤ24を開放する
動作をすることでトルクを連結機構23に与えてスライ
ドドアを開方向又は閉方向に動作させる。
【0036】パルスエンコーダ12は、ドラム機構21
の回転駆動動作を検出してスライドドアのドア駆動パル
スを生成する。パルスエンコーダ12は、スライドドア
の開閉動作に従ったドア駆動パルスをスライドドア制御
装置3に供給する。このパルスエンコーダ12により生
成されるドア駆動パルスは、スライドドアの移動速度に
応じた周波数となる。なお、パルスエンコーダ12、機
械式エンコーダであっても良く、更には光学式エンコー
ダであっても良い。
【0037】クラッチ機構13は、スライドドア制御装
置3の制御に従って、スライドドア駆動モータ11とド
ラム機構21との接続関係を切り換える。
【0038】スライドドア駆動部5は、スライドドアに
設けられたクロージャ制御部31、ドアハンドル32、
クローズモータ33、リリースモータ34、ハーフラッ
チスイッチ35、ラッチ機構部36を有して構成されて
いる。また、このスライドドア駆動部5は、図示しない
バッテリの電力がスライドドア制御装置3を介して供給
される給電コネクタ37を有する。
【0039】スライドドア駆動部5に設けられた各部
は、スライドドアシステムのクロージャシステムとして
機能する。すなわち、このスライドドアシステムにおい
て、スライドドア駆動機構部4により制御するスライド
ドアの制御領域は、半ドア状態が検出される位置(ハー
フラッチ位置)から全開位置までであり、スライドドア
駆動部5の制御領域は、ハーフラッチ位置から全閉位置
までである。
【0040】ラッチ機構部36は、スライドドアがハー
フラッチ位置に達したことを検出する検出機構を備え
る。このラッチ機構部36は、スライドドアがハーフラ
ッチ位置に達したことがハーフラッチスイッチ35によ
り検出される。ハーフラッチスイッチ35は、スライド
ドアがハーフラッチ位置に達したことを検出すると、ハ
ーフラッチ検出信号をクロージャ制御部31に出力す
る。
【0041】また、このラッチ機構部36は、クローズ
モータ33によりスライドドアを全閉状態とすると共
に、リリースモータ34によりスライドドアを開状態と
するクローズ/リリース機構を備える。このラッチ機構
部36は、クローズモータ33により発生したトルクに
よりクローズ/リリース機構を動作させてスライドドア
を全閉状態にし、リリースモータ34により発生したト
ルクによりクローズ/リリース機構を動作させてスライ
ドドアを開状態にする。
【0042】クロージャ制御部31は、ドアハンドル3
2の動作、ハーフラッチ検出信号、及び、開閉スイッチ
8携帯型コントローラ1の操作に応じてラッチ機構部3
6の動作を制御する。このクロージャ制御部31は、ユ
ーザによるドアハンドル32の操作によりスライドドア
が開状態に操作されたことを検出する。
【0043】また、このクロージャ制御部31は、スラ
イドドアが開状態であることを認識している場合であっ
て、ハーフラッチスイッチ35によりスライドドアがハ
ーフラッチ位置に達したことを認識し、給電コネクタ2
1からの電力をクローズモータ33に供給してトルクを
発生させる。これにより、クロージャ制御部31は、ラ
ッチ機構部36のクローズ/リリース機構を動作させて
スライドドアを全閉状態にする。
【0044】更に、クロージャ制御部31は、スライド
ドアが全閉状態であることを認識している場合であっ
て、開閉スイッチ8又はキーレス制御装置2からの信号
がスライドドア制御装置3から入力されたことに応じて
給電コネクタ21からの電力をリリースモータ34に供
給してトルクを発生させる。これにより、クロージャ制
御部31は、ラッチ機構部36のクローズ/リリース機
構を動作させてスライドドアを開状態にして、ウェザー
ストリップ反力によりスライドドアをハーフラッチ位置
よりも開方向に位置させる。この状態において、スライ
ドドアは、スライドドア駆動機構部4による制御領域に
位置し、クロージャ制御部31は、給電コネクタ21を
介してハーフラッチ検出信号をスライドドア制御装置3
に出力する。
【0045】「スライドドア制御装置の具体的な機能構
成」スライドドア制御装置3は、その機能的な構成を図
2に示すように、メインスイッチ7及び開閉スイッチ8
と接続されたスイッチ操作判断部41、キーレス制御装
置2と接続された駆動判断部42及びスライドドア作動
状態出力部43、駆動方向決定部44、スライドドア駆
動モータ11と接続されたモータ駆動回路45、パルス
エンコーダ12と接続されたドア速度・作動方向算出部
46及びドア位置算出部47、ドア速度制御部48、ド
ア位置判断部49を備える。
【0046】ドア位置算出部47は、パルスエンコーダ
12からドア駆動パルスを入力して、スライドドアの移
動量を算出する。このドア位置算出部47は、算出した
スライドドアの移動量をドア位置情報としてドア位置判
断部49に出力する。このドア位置算出部47は、例え
ばスライドドアが全開位置にあるときのドア位置情報と
して全閉位置から全開位置までのパルス数を保持する。
そして、ドア位置算出部47は、スライドドアが全開状
態から閉方向に移動したことによりドア駆動パルスが入
力されると、全開位置のパルス数から入力されたパルス
数を減じてドア位置情報を算出する。
【0047】ドア速度・作動方向算出部46は、パルス
エンコーダ12からのドア駆動パルスを入力し、ドア駆
動パルスの周期を算出することでスライドドアの実際の
移動速度(実移動速度)を算出して、実移動速度情報を
生成して駆動判断部42及びドア速度制御部48に出力
する。また、このドア速度・作動方向算出部46は、ド
ア駆動パルスを用いてスライドドアの作動方向を算出し
て作動方向情報を出力する。
【0048】ドア位置判断部49は、スライドドア駆動
モータ11によってスライドドアが動作開始するときの
ドア位置情報を記憶している。このドア位置判断部49
は、動作開始時のドア位置情報と、ドア位置算出部47
からのドア位置情報とを用いた演算をして、現在のドア
位置を判断する。そして、ドア位置判断部49は、判断
結果を駆動判断部42、ドア速度制御部48及びスライ
ドドア作動状態出力部43に出力する。
【0049】スイッチ操作判断部41は、開閉スイッチ
8及びメインスイッチ7からの操作入力信号を入力する
と、開閉スイッチ8及びメインスイッチ7の操作内容を
判断して、操作内容判断信号を駆動判断部42に出力す
る。
【0050】駆動判断部42は、スイッチ操作判断部4
1からの操作内容判断信号から、ユーザの操作内容を認
識する。また、この駆動判断部42は、キーレス制御装
置2からのスライドドア作動信号を入力して、携帯型コ
ントローラ1の操作内容を認識する。
【0051】また、駆動判断部42は、ハーフラッチス
イッチ35からハーフラッチ検出信号を入力すると、ス
ライドドアの半ドア状態にあることを認識する。この半
ドア状態において、駆動判断部42は、スライドドアの
位置がスライドドア駆動機構部4の制御範囲外にあり、
スライドドア駆動部5の制御範囲であることを認識す
る。更に、駆動判断部42は、ドア位置判断部49から
のドア位置情報及びドア速度・作動方向算出部46から
のドア速度情報、ドア作動方向情報を入力して、現在の
スライドドアの状態を認識する。
【0052】このように駆動判断部42は、認識した操
作内容とスライドドアの状態に基づいて、スライドドア
の駆動内容を判断し、スライドドアの駆動内容を示す駆
動内容信号を駆動方向決定部44及びスライドドア作動
状態出力部43に出力する。
【0053】駆動判断部42は、スライドドアが作動し
ていることをドア速度情報、ドア作動方向情報に基づい
て認識している時に、後述するスライドドア作動信号を
入力したときには、現在の作動方向から逆方向に作動さ
せる反転動作をする駆動内容信号を駆動方向決定部44
に出力する。このとき、駆動判断部42は、先ず、モー
タブレーキを掛ける駆動内容信号を駆動方向決定部44
に出力する。次いで、駆動判断部42は、モータブレー
キを掛けてから所定期間後にスライドドアを反転移動さ
せる駆動内容信号を駆動方向決定部44に出力する。更
に、駆動判断部42は、スライドドアが停止中であるこ
とをドア速度情報、ドア作動方向情報に基づいて認識し
ている時に、スライドドア作動信号を入力したときに
は、ドア位置情報に基づいてドア作動方向を判断し、判
断したドアの駆動方向に駆動する駆動内容信号を駆動方
向決定部44へ出力する。具体的には、例えばドアが全
開位置である場合はドアを閉作動、全開位置でない場合
はドアを開作動する駆動内容を駆動方向決定部44へ出
力する。
【0054】駆動方向決定部44は、駆動判断部42か
らの駆動内容信号に従ってドア開閉駆動モータ48の駆
動方向を判定して、モータ駆動回路45を制御する制御
信号を出力する。
【0055】モータ駆動回路45は、駆動方向決定部4
4からの制御信号に従ってスライドドア駆動モータ11
をスライドドアの開方向又は閉方向、又は停止状態とす
るように駆動する電源供給をする。また、このモータ駆
動回路45は、ドア速度制御部48からの目標速度情報
に従って、スライドドア駆動モータ11に供給する電力
量を調整して、スライドドアに与えるトルクを調整して
スライドドアの移動速度を制御する。
【0056】ドア速度制御部48は、ドア位置判断部4
9からドア位置情報を入力し、ドア位置に応じてスライ
ドドアの目標とする目標移動速度を取得する。このドア
速度制御部48は、ドア位置情報に従ったスライドドア
の位置に対するドア速度を示す目標速度テーブルを内部
に記憶している。このドア速度制御部48は、入力した
ドア位置情報、ドア移動速度及びドア移動方向に応じて
目標速度テーブルを参照し、目標速度情報を取得して目
標速度情報をモータ駆動回路45に出力する。
【0057】スライドドア作動状態出力部43は、ドア
位置判断部49からのドア位置情報及び駆動判断部42
からの駆動内容信号から、現在のスライドドアの作動状
態を示すスライドドア作動状態情報をキーレス制御装置
2に出力する。
【0058】「携帯型コントローラ及びキーレス制御装
置の具体的な機能構成」携帯型コントローラ1は、図3
に示すように、ユーザにより操作可能な施錠スイッチ5
1、解錠スイッチ52、スライドドア開扉スイッチ53
及びスライドドア閉扉スイッチ54と、各スイッチの操
作内容を判断するスイッチ操作判断部55と、コマンド
送信判断部56と、キーレス制御装置2に無線信号を送
信する送信部57とを備える。
【0059】各スイッチ51〜54は、ユーザに操作可
能な位置に設けられており、ユーザによる押圧操作がス
イッチ操作判断部55により検出される。
【0060】スイッチ操作判断部55は、各スイッチ5
1〜54の操作を検出すると、操作されたスイッチの種
類及び操作時間(押圧時間)を判断し、その判断結果を
コマンド送信判断部56に出力する。このとき、スイッ
チ操作判断部55は、例えば50msec等の所定時間
以上各スイッチ51〜54が操作されたことを判断する
と、ユーザによるスイッチ操作がなされたことを判断
し、スイッチの種類を示す信号をコマンド送信判断部5
6に出力する。
【0061】コマンド送信判断部56は、スイッチ操作
判断部55から入力された信号から、操作されたスイッ
チの種類に応じたコマンドを生成して、送信部57に出
力する。また、このコマンド送信判断部56は、携帯型
コントローラ1を識別するためのID情報、操作時間を
示す情報をコマンドに付加する。
【0062】送信部57は、コマンド送信判断部56か
らのコマンド、ID情報及び操作時間を無線信号に変換
してキーレス制御装置2に送信する。
【0063】キーレス制御装置2は、携帯型コントロー
ラ1からの無線信号を受信する受信部61、受信コマン
ド判断部62、ID照合部63、スライドドア作動状態
判断部64、通常/非通常出力判断部65、施解錠出力
判断部66、スライドドア作動信号出力部67を備え
る。
【0064】受信部61は、携帯型コントローラ1から
の無線信号を受信して、後段の受信コマンド判断部62
にて処理可能な信号形態に変換して受信コマンド判断部
62に出力する。
【0065】受信コマンド判断部62は、受信部61か
らのコマンドを解釈して各スイッチ51〜54の操作内
容を判断し、受信したコマンドに付加されたID情報及
び操作時間と共にID照合部63に出力する。
【0066】ID照合部63は、予め登録した携帯型コ
ントローラ毎のID情報を記憶しており、コマンドに付
加されたID情報との照合をする。ID照合部63は、
照合した結果、受信コマンド判断部62からのID情報
と記憶しておいたID情報とが一致するときには共に入
力したコマンドと操作時間とを通常/非通常出力判断部
65に出力する。一方、ID照合部63は、記憶してお
いたID情報と入力したID情報とが一致しないときに
は、入力したコマンドを通常/非通常出力判断部65へ
出力しない。
【0067】スライドドア作動状態判断部64は、スラ
イドドア作動状態出力部43からのスライドドア作動状
態情報を入力し、スライドドアの動作状態、スライドド
アの施解錠状態を判断する。このスライドドア作動状態
判断部64は、判断した結果を施解錠出力判断部66及
び通常/非通常出力判断部65に出力する。
【0068】通常/非通常出力判断部65は、ID照合
部63からのコマンド及び操作時間を入力し、操作され
たスイッチ種類(コマンド)及びスイッチ操作時間と、
スライドドア作動状態判断部64からの判断結果とから
図4に示す出力判断テーブルを参照する。そして、通常
/非通常出力判断部65は、出力判断テーブルからスラ
イドドア作動信号出力部67及び施解錠出力判断部66
へ出力する内容を制御する。
【0069】通常/非通常出力判断部65は、例えばス
ライドドア開扉スイッチ53が長時間操作されたことを
示すコマンドとスイッチの操作時間とを入力し、スライ
ドドアが作動中であることを示す判断結果をスライドド
ア作動状態判断部64から入力した場合には、出力判断
テーブルを参照して、スイッチの操作時間が後述する判
断基準によって長時間であると判断された場合にはスラ
イドドア作動信号を出力するようにスライドドア作動信
号出力部67を制御する。また、通常/非通常出力判断
部65は、例えば施錠スイッチ51が操作されたことを
示すコマンドとスイッチの操作時間とをID照合部63
から入力し、スライドドアが作動中であることを示す判
断結果をスライドドア作動状態判断部64から入力した
場合には、出力判断テーブルを参照して、スイッチの操
作時間が後述する判断基準によって短時間であると判断
された場合には、スライドドア作動信号を出力するよう
にスライドドア作動信号出力部67を制御すると共に、
スライドドアを施錠する施錠信号を施解錠出力判断部6
6へ出力する。
【0070】ここで、出力判断テーブルにおいては、操
作時間の「短」は例えば10msec以上であり、
「長」は例えば350msec以上と設定されている。
すなわち、実際にユーザーが携帯型コントローラを操作
する時間がコマンド送信判断部56にて判断する50m
secと出力判断テーブルにて設定された10msec
との和である60msec以上であって、50msec
と350msecとの和である400msec未満であ
る場合にはスイッチ操作時間が短いと判断し、400m
sec以上である場合にはスイッチ操作時間が長いと判
断する。
【0071】スライドドア作動信号出力部67は、通常
/非通常出力判断部65の制御に従って、出力判断テー
ブルを参照して決定された出力を示すスライドドア作動
信号を駆動判断部42に出力する。
【0072】施解錠出力判断部66は、通常/非通常出
力判断部65からの施錠又は解錠信号が入力されると、
スライドドア作動状態判断部64からのスライドドアの
動作状態とに基づいて、施錠又は解錠を実行するか否か
を判断して、施錠要求又は解錠要求を不図示のドアロッ
ク制御装置に出力する。
【0073】[スライドドアシステムの動作]つぎに、
上述したように構成されたスライドドアシステムの動作
について図5及び図6のフローチャートを参照して説明
する。
【0074】先ず、図5を参照してキーレス制御装置2
の動作について説明する。図5によれば、携帯型コント
ローラ1からのコマンドを受信部61により受信すると
ステップS1以降の処理を開始して、受信コマンド判断
部62によりスライドドアを開扉作動又は閉扉作動させ
るコマンドか否かを判定する(ステップS1)。開扉作
動又は閉扉作動させるコマンドを受信したと判定したと
きにはコマンド及びID情報を受信コマンド判断部62
に出力し、受信コマンド判断部62によりID情報の照
合を行い、記憶しておいたID情報とステップS1で受
信したID情報が一致しているか否かを判定する(ステ
ップS2)。記憶しておいたID情報とステップS1で
受信したID情報とが一致したときにはコマンドを通常
/非通常出力判断部65に出力し、通常/非通常出力判
断部65によりスライドドアが作動中か否かを判定する
(ステップS3)。通常/非通常出力判断部65により
スライドドアが作動中であると判定したときには、出力
判断テーブルに従ってスライドドア作動信号をスライド
ドア作動信号出力部67から駆動判断部42へ出力して
処理を終了する(ステップS4)。
【0075】ステップS3にてスライドドアが作動中で
ないときには、通常/非通常出力判断部65によりID
照合部63から送られたスイッチ操作時間が所定時間
(例えば350msec)以上であるか否かを判定する
(ステップS5)。通常/非通常出力判断部65により
スイッチ操作時間が所定時間以上であると判定したとき
には、出力判定テーブルに従ってスライドドア作動信号
をスライドドア作動信号出力部67から駆動判断部42
へ出力して処理を終了する(ステップS4)。
【0076】ステップS1にて開扉作動又は閉扉作動さ
せるコマンドを受信しなかった場合、ステップS2でI
D情報の照合が一致しなかった場合、更にステップS5
でスイッチ操作時間が所定時間以上でない場合には、受
信したコマンドがスライドドアを施錠させるコマンドで
あるか否かを判定する(ステップS6)。受信したコマ
ンドが施錠させるコマンドであると判定したときにはス
テップS7及びステップS8にてステップS2及びステ
ップS3と同様の処理を行う。すなわち、受信したコマ
ンドに付加されたID情報が記憶しておいたID情報と
合致し、スライドドアが作動中であるときにはスライド
ドア作動信号を出力する(ステップS4)。一方、スラ
イドドアを施錠させるコマンドでない場合、受信したコ
マンドに付加されたID情報が記憶しておいたID情報
と合致しない場合、又はスライドドアが作動中でない場
合にはステップS9に処理を進めて、受信したコマンド
がスライドドアを解錠させるコマンドであるか否かを判
定する。
【0077】受信したコマンドがスライドドアを解錠さ
せるコマンドであると判定したときにはステップS10
及びステップS11にてステップS2及びステップS3
と同様の処理を行う。すなわち、受信したコマンドに付
加されたID情報が記憶しておいたID情報と合致し、
スライドドアが作動中であるときにはスライドドア作動
信号を出力する(ステップS4)。一方、スライドドア
を解錠させるコマンドでない場合、受信したコマンドに
付加されたID情報が記憶しておいたID情報と合致し
ない場合、又はスライドドアが作動中でない場合には処
理を終了する。
【0078】このような処理を行うことにより、キーレ
ス制御装置2では、出力判断テーブルに従ったスライド
ドア作動信号を駆動判断部42に出力することができ
る。
【0079】つぎに、上述したようにキーレス制御装置
2から出力したスライドドア作動信号を入力したときの
駆動判断部42の処理手順について図6を参照して説明
する。
【0080】先ず、駆動判断部42によりキーレス制御
装置2からスライドドア作動信号を受信したか否かを判
定し(ステップS21)、受信したと判定したときには
ドア位置判断部49からのドア位置情報からスライドド
アが全開状態であるか否かを判定する(ステップS2
2)。スライドドアが全開状態でないと判定したときに
はステップS23以降に処理を進め、スライドドアが全
開状態であると判定したときにはステップS29以降に
処理を進める。
【0081】ステップS23において、駆動判断部42
は、携帯型コントローラ1がスライドドアを開方向に作
動させる操作がなされたと判断して駆動判断信号を生成
して出力し、スライドドアが開作動させているときに再
度キーレス制御装置2からスライドドア作動信号を入力
したか否かを判定する(ステップS24)。スライドド
アが開作動中に再度スライドドア作動信号を入力した場
合にはスライドドアを閉作動させる判断内容信号を駆動
方向決定部44に出力する。これにより、駆動判断部4
2は、開方向に作動させていたスライドドアを閉方向に
作動させて反転制御する。
【0082】一方、再度スライドドア作動信号を入力し
ていない場合にはドア速度・作動方向算出部46からの
移動速度情報から挟み込みを検出したか否かを判定し
(ステップS25)、挟み込みを検出したときにはスラ
イドドアを閉作動させる判断内容信号を駆動方向決定部
44に出力する。一方、挟み込みを検出していない場合
にはスライドドアが全開位置に到達したか否かを判定し
て(ステップS26)、スライドドアが全開位置に到達
するまでステップS23〜ステップS26の処理を繰り
返す。
【0083】スライドドアが全開位置に到達すると、駆
動判断部42は、スライドドア駆動モータ11を停止さ
せる判断内容信号を出力し(ステップS27)、全開状
態でスライドドアを停止させる制御をする(ステップS
28)。
【0084】また、ステップS22でスライドドアが全
開位置でないと判定した時、ステップS24で開作動中
にスライドドア作動信号を入力した時、又はステップS
25で挟み込みを検出した時には、駆動判断部42は、
スライドドアを閉作動させる判断内容信号を駆動方向決
定部44に出力して、スライドドアの閉作動を開始させ
る(ステップS29)。
【0085】そして、スライドドアを閉作動させている
ときに、再度キーレス制御装置2からスライドドア作動
信号を入力したか否かを判定する(ステップS30)。
スライドドアが開作動中に再度スライドドア作動信号を
入力した場合にはスライドドアを開作動させる判断内容
信号を駆動方向決定部44に出力する(ステップS2
3)。これにより、駆動判断部42は、閉方向に作動さ
せていたスライドドアを開方向に作動させて反転制御す
る。
【0086】一方、再度スライドドア作動信号を入力し
ていない場合にはドア速度・作動方向算出部46からの
移動速度情報から挟み込みを検出したか否かを判定し
(ステップS31)、挟み込みを検出したときにはスラ
イドドアを開作動させる判断内容信号を駆動方向決定部
44に出力する(ステップS23)。一方、挟み込みを
検出していない場合にはスライドドアがハーフラッチ位
置に到達したか否かを判定して(ステップS32)、ス
ライドドアがハーフラッチ位置に到達するまでステップ
S29〜ステップS32の処理を繰り返す。
【0087】スライドドアがハーフラッチ位置に到達す
ると、駆動判断部42は、スライドドア駆動モータ11
を停止させる判断内容信号を出力し(ステップS3
3)、全開状態でスライドドアを停止させる制御をする
(ステップS34)。
【0088】なお、上述した一例では、開作動又は閉作
動させている最中に携帯型コントローラ1の何れかのス
イッチ51〜54が操作されたときに反転作動させる場
合について説明したが、閉作動させている最中のみに携
帯型コントローラ1の何れかのスイッチ51〜54が操
作されたときに反転動作するようにしても良い。
【0089】また、上述した一例では、スライドドアの
位置に拘わらず反転作動させる場合について説明した
が、駆動判断部42によりスライドドアが予め定められ
た、挟み込みが発生する可能性の有る範囲に位置する場
合のみに反転動作をしても良い。
【0090】[実施の形態の効果]以上詳細に説明した
ように、本発明を適用したスライドドアシステムによれ
ば、スライドドアを開作動又は閉作動させているときに
携帯型コントローラ1の何れかのスイッチ51〜54を
操作したことによりキーレス制御装置2によってスライ
ドドア作動信号をスライドドア制御装置3に出力するこ
とにより、開作動中又は閉作動中のスライドドアを反転
作動させることができる。すなわち、このスライドドア
システムによれば、スライドドアが作動している最中に
携帯型コントローラ1の何れかのスイッチ51〜54を
操作させることでスライドドアを反転作動させることが
できる。
【0091】したがって、このスライドドアシステムに
よれば、ユーザが挟み込み等の認識をして、携帯型コン
トローラ1の操作に応じて自動的に開閉動作している最
中のスライドドアを反転動作させるに際しての操作の迅
速性を高めることができる。
【0092】また、このスライドドアシステムによれ
ば、閉作動させている最中のみに携帯型コントローラ1
の何れかのスイッチ51〜54が操作されたときに反転
動作させることにより、スライドドアの挟み込みが発生
する可能性が高いことに対応した処理をすることができ
る。
【0093】更に、このスライドドアシステムによれ
ば、駆動判断部42によりスライドドアの全開近傍範囲
及び全閉近傍範囲外にスライドドアが位置する場合のみ
に反転動作をさせることにより、スライドドアの慣性力
によってスライドドア駆動部5の制御領域となって携帯
型コントローラ1の何れかのスイッチ51〜54を操作
しても反転動作をしないことを防止することができる。
【0094】更にまた、このスライドドアシステムによ
れば、図5のステップS2、ステップS7、ステップS
10での処理にて、携帯型コントローラ1のコマンドに
付加されたID情報と、予め記憶しておいたID情報と
の照合をして一致した場合のみにスライドドアを反転さ
せるので、他車の携帯型コントローラ1からの無線信号
を受信してスライドドアを作動させることを防止するこ
とができる。
【0095】更にまた、このスライドドアシステムによ
れば、図4に示すようにスライドドアが作動中である場
合には、各スイッチ51〜54の操作時間が短くてもス
ライドドアを作動させるスライドドア作動信号を生成し
てスライドドアを反転作動させることができるので、携
帯型コントローラ1の操作から反転作動させるまでの時
間を短縮することができ、更に操作の迅速性を高めるこ
とができる。
【0096】なお、上述の実施の形態は本発明の一例で
ある。このため、本発明は、上述の実施形態に限定され
ることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明
に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に
応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0097】なお、本実施例においては、スライド式の
ドア機構の制御に本発明を適用して説明したが、これ
が、トランククリッドやその他の開閉体の制御であって
も適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したスライドドアシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】スライドドア制御装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】携帯型コントローラ及びキーレス制御装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】出力判断テーブルの内容を説明するための図で
ある。
【図5】キーレス制御装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】駆動判断部の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 携帯型コントローラ 2 キーレス制御装置 3 スライドドア制御装置 4 スライドドア駆動機構部 5 スライドドア駆動部 6 IGNスイッチ 7 メインスイッチ 8 開閉スイッチ 11 スライドドア駆動モータ 12 パルスエンコーダ 13 クラッチ機構 14 スライド機構 21 ドラム機構 22 プーリー 23 連結機構 24 ワイヤ 31 クロージャ制御部 32 ドアハンドル 33 クローズモータ 34 リリースモータ 35 ハーフラッチスイッチ 36 ラッチ機構部 37 給電コネクタ 41 スイッチ操作判断部 42 駆動判断部 43 スライドドア作動状態出力部 44 駆動方向決定部 45 モータ駆動回路 46 ドア速度・作動方向算出部 47 ドア位置算出部 48 ドア速度制御部 49 ドア位置判断部 51 施錠スイッチ 52 解錠スイッチ 53 スライドドア開扉スイッチ 54 スライドドア閉扉スイッチ 55 スイッチ操作判断部 56 コマンド送信判断部 57 送信部 61 受信部 62 受信コマンド判断部 63 ID照合部 64 スライドドア作動状態判断部 65 通常/非通常出力判断部 66 施解錠出力判断部 67 スライドドア作動信号出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 341 341A Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 BA04 CA06 DA03 DB03 EA01 EA16 EB01 EC01 GA01 GA05 GA06 GA10 GB00 GB06 GB12 GB15 GC02 GC06 GC10 GD03 GD05 KA02 KA13 KA25 5K048 AA04 AA08 BA42 DC01 EB01 HA02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用開閉体の動作を制御する無線信号
    を、複数の操作部の操作内容に応じて送信する携帯型機
    器と、前記操作部の操作内容を示す無線信号を受信する
    受信手段と、 上記車両用開閉体を開方向又は閉方向に駆動する駆動手
    段と、 少なくとも上記車両用開閉体が動作中であるか否かを検
    出する動作検出手段と、 上記駆動手段を制御する駆動制御手段とを備え、 上記駆動制御手段は、上記動作検出手段により上記車両
    用開閉体が動作中であることが検出されているときに、
    上記携帯型機器の何れかの操作部が操作されたことを示
    す無線信号を上記受信手段で受信したことに応じて上記
    車両用開閉体を反転駆動させるように上記駆動手段を制
    御することを特徴とする車両用開閉体の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記車両用開閉体の位置を検出する位置
    検出手段を更に備え、 上記駆動制御手段は、上記無線信号を受信した時に、挟
    み込みが発生する可能性の有る所定の範囲内に上記車両
    用開閉体が位置すると上記位置検出手段により検出され
    ている場合に上記車両用開閉体を反転駆動させるように
    上記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の車両用開閉体の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記動作検出手段は、上記車両用開閉体
    が動作中であるか否かを検出すると共に、動作方向を検
    出し、 上記駆動制御手段は、上記動作検出手段により上記車両
    用開閉体が閉方向に動作されていることが検出されてい
    る場合のみに上記車両用開閉体を反転駆動させるように
    上記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記
    載の車両用開閉体の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記無線信号には、携帯型機器固有のI
    D情報が含まれ、 上記駆動制御手段は、上記携帯型機器からの無線信号に
    含まれるID情報と、予め記憶しておいたID情報との
    照合をして一致する場合に上記車両用開閉体を反転駆動
    させることを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記無線信号には、上記携帯型機器の操
    作時間が含まれ、 上記駆動制御手段は上記無線信号を受信したときに、上
    記動作検出手段によって検出された上記車両用開閉体の
    動作状態が動作中でない場合には、上記操作時間と予め
    定められた所定時間とを比較し、上記操作時間が上記所
    定時間以上である場合に上記車両用開閉体の駆動を開始
    し、 上記車両用開閉体が動作中であることが検出されている
    場合には、上記携帯型機器の操作時間が予め定められた
    所定時間よりも短い場合であっても上記車両用開閉体を
    反転駆動させることを特徴とする請求項1に記載の車両
    用開閉体の制御装置。
  6. 【請求項6】 車両用開閉体の動作を制御する操作部を
    複数備えた携帯型機器をユーザが操作したことを示す無
    線信号を携帯型機器から受信し、 上記携帯型機器からの無線信号に従って上記車両用開閉
    体を動作させている最中に、 上記携帯型機器から再度無線信号を受信したときに開作
    動又は閉作動させている上記車両用開閉体を反転駆動さ
    せることを特徴とする車両用開閉体の制御方法。
  7. 【請求項7】 上記車両用開閉体の位置を検出しながら
    上記車両用開閉体を動作させている最中に、無線信号を
    受信したときには、 挟み込みが発生する可能性の有る所定の範囲内に上記車
    両用開閉体が位置するときのみに上記車両用開閉体を反
    転駆動させることを特徴とする請求項6に記載の車両用
    開閉体の制御方法。
  8. 【請求項8】 上記車両用開閉体が閉方向に動作してい
    る最中にのみ上記車両用開閉体を反転駆動させることを
    特徴とする請求項6に記載の車両用開閉体の制御方法。
  9. 【請求項9】 上記携帯型機器からの無線信号を受信し
    たときに、無線信号に含まれるID情報と、予め記憶し
    ておいたID情報との照合をし、 双方のID情報が一致する場合に上記車両用開閉体を駆
    動することを特徴とする請求項6に記載の車両用開閉体
    の制御方法。
  10. 【請求項10】 上記携帯型機器の操作時間を含む無線
    信号を受信したときに、上記車両用開閉体が動作中でな
    い場合には、上記操作時間と予め定められた所定時間と
    を比較し、上記操作時間が上記所定時間以上である場合
    に上記車両用開閉体の駆動を開始し、 上記車両用開閉体を動作させている最中に再度無線信号
    を受信したときには、上記携帯型機器からの無線信号に
    含まれる操作時間を判定し、上記操作部の操作時間が所
    定時間よりも短い場合であっても上記車両用開閉体を反
    転駆動させることを特徴とする請求項6に記載の車両用
    開閉体の制御方法。
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