JP2003253896A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JP2003253896A
JP2003253896A JP2002059424A JP2002059424A JP2003253896A JP 2003253896 A JP2003253896 A JP 2003253896A JP 2002059424 A JP2002059424 A JP 2002059424A JP 2002059424 A JP2002059424 A JP 2002059424A JP 2003253896 A JP2003253896 A JP 2003253896A
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floor
slope structure
building
slope
space
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JP2002059424A
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English (en)
Inventor
Kunio Watanabe
邦夫 渡辺
Takeshi Kuzunuki
武 葛貫
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Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高層住宅等の多層建物に付随する空間を有効
に利用しつつ、歩行障害者や高齢者等の非常時の安全性
を十分に確保する。 【解決手段】 共用廊下3の内周側に、上下方向に連通
する無床空間2を配置し、共用廊下3の外周側に共用廊
下3に接続する住戸ゾーン4を配置する。共用廊下3と
連絡し、歩行者の避難路を形成するスロープ構造部6,
7を、共用廊下3の内側に、かつ無床空間2の外側に、
複数階にわたって連層的に設ける。スロープ構造部6,
7は、螺旋状をなす。互いに独立した避難経路を形成す
る複数のスロープ構造部6,7を重層させて設ける。共
用廊下3から各スロープ構造部6,7に連絡する、複数
の連絡口8,9を同一階に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行者の避難路と
して利用されるスロープを備えた建物に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎え、各種公共施設をはじ
め、住宅においても戸建て住宅・集合住宅を問わず、バ
リアフリー仕様の物件が提供されている。行政において
も、公共性の高い建物は勿論のこと、集合住宅について
も、新築建物や増築・大規模改修建物に対してバリアフ
リー仕様(特に共用部)の指導を行っている。バリアフ
リーの配慮がなされることにより、障害をもつ人や車椅
子を使用する人でも不自由のない生活ができるようにな
りつつある。
【0003】しかし、日常生活はともかく、地震や火災
等の災害時、非常時の避難については十分な配慮がなさ
れているとはいえない。例えば、高層の集合住宅におい
て、建物の避難設備としては、一般に避難階段が挙げら
れる。通常のエレベーターは停電により止まる等の問題
があり、また、非常用のエレベータは基本的には消火・
救助用として使用されるため、避難用としては利用しな
いことになっている。
【0004】避難階段は、健常者にとっては問題はない
が、車椅子での利用は不可能であり、身体障害者や高齢
者等にとっては利用しにくい。このため、非常時の安全
性が十分に確保されているとはいえない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情を
考慮してなされたもので、その目的は、高層住宅等の多
層建物に付随する空間を有効に利用しつつ、歩行障害者
や高齢者等の非常時の安全性を十分に確保することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 共用廊下の内周側
に、上下方向に連通する無床空間を配置し、共用廊下の
外周側に共用廊下に接続する住戸ゾーンを配置し、共用
廊下と連絡し、歩行者の避難路を形成するスロープ構造
部を、共用廊下の内側に、かつ無床空間の外側に、複数
階にわたって連層的に設けた、建物である。
【0007】さらに、本発明は、次のような構成を有す
るものとすることができる。 (2) スロープ構造部は、螺旋状をなす。 (3) 互いに独立した避難経路を形成する複数のスロープ
構造部を重層させて設けた。 (4) 共用廊下から各スロープ構造部に連絡する、複数の
連絡口を同一階に設けた。 (5) スロープ構造部は、避難階に直通する避難経路を形
成する。 (6) スロープ構造部は、共用廊下の内周にほぼ沿うよう
に設けられ、無床空間をほぼ包囲して旋回している。 (7) 無床空間に立体駐車設備を有し、スロープ構造部
は、立体駐車設備を覆う耐火壁を隔ててその外側に設け
られている。 (8) 建物本体の平面形がほぼC字形、L字形又はコ字形
をなし、これらの屈曲形の内周にほぼ沿ってスロープ構
造部が設けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、各図において同じ要
素には同じ符号を用い、適宜その説明を省略する場合が
ある。
【0009】〔実施形態1〕図1は、本発明に係る実施
形態1の建物の基準階の平面図、図2は縦断面図であ
る。集合住宅として構成された多層の建物1のほぼ中央
に、上下方向に連通する無床空間2が設けられている。
建物1本体の基準階の平面形(平断面)はほぼロ字形を
なしている。無床空間2は、建物の上下方向に複数階に
わたって床の無い空間として形成されるもので、屋内空
間、屋外空間のいずれでもよい。無床空間2は、床の無
い空間の機能を発揮し得るものであればよく、例えば、
吹抜け空間、設備収納空間等として形成される。図示の
例では、無床空間2を建物の1階から屋上まで連通する
吹抜け空間Aとして形成し、共用廊下、住戸ゾーンに対
する採光通風空間として利用している。吹抜け空間の屋
上頂部には屋根が無いのが一般的であるが、屋根を設置
してもよい。
【0010】建物1本体の内周に、共用廊下3が配置さ
れている。共用廊下3は、屈曲部を有し、環状をなし、
ロ字形の平面形を呈している。共用廊下3の内周側に、
上下方向に連通する無床空間2が配置されている。共用
廊下3の外周側に有床の住戸ゾーン4が配置されてい
る。住戸ゾーン4は、共用廊下3に接続している。共用
廊下3及び住戸ゾーン4の床は、水平面をなす。住戸ゾ
ーン4は、集合住宅では住戸、病院では病室、ホテルで
は宿泊室、オフィスビルでは事務所や店舗等、主たる日
常生活空間が形成されるゾーンである。各住戸の間仕切
り(住戸配置)は図示省略している。共用廊下3は無床
空間2からの採光を充分に得ることができる。共用廊下
を通気可能な開放廊下として構成してもよいし、腰壁部
及び窓を設けた非開放廊下として構成してもよい。開放
廊下は、側面に開放部が形成され、開放部から採光及び
通気の得られる廊下である。共用廊下は、通常、片持ち
構造部材として構成されるが、共用廊下の内周側に鉛直
方向の支持部材(柱、壁)を設けてもよい。
【0011】スロープ構造部6,7は、共用廊下3の内
側に、かつ無床空間2の外側に、複数階にわたって連層
的に設けられている(図2では1階〜最上階)。スロー
プ構造部6,7は、平面視、環状をなし、ロ字形を呈し
ている。スロープ構造部6,7は、共用廊下3の内周に
ほぼ沿うように設けられているので、両者は、相似形の
環状平面形を形成している。符号8,9は、スロープ構
造部6,7と共用廊下3との連絡口(スロープへの出入
口)である。スロープ構造部6,7は、それぞれ連絡口
8,9を介して共用廊下3と連絡しており、歩行者の避
難路を形成する。歩行者には、健常者の他、車椅子使用
者などの歩行障害者を含む。スロープ構造部6,7は、
歩行者が移動するために使用されるものであって、自動
車や2輪自動車の移動は対象外である。
【0012】スロープ構造部6,7は、螺旋状をなして
いる。無床空間2を包囲して旋回している。螺旋の筋
は、曲線で形成されないものも含むものとする。スロー
プ構造部6,7は、無床空間2(吹抜け空間A)を包囲
して旋回している態様であるため、内周側面が無床空間
2(吹抜け空間A)に面し、採光の得られる開放感のあ
るスロープを構築することが可能である。スロープ構造
部6,7は、避難階に直通する避難経路を形成してい
る。避難階とは、地上又は地上に準ずる避難上安全な場
所に直接通じる出入口のある階をいう。通常、1階が避
難階であるが、1階以外の階である場合もある。
【0013】互いに独立した避難経路を形成する2つの
スロープ構造部6,7が、重層される態様で設けられて
いる。平面的に見ると同じ位置(投影面)に、2つのス
ロープ構造部6,7が、建物の上下方向に延びるように
二重螺旋状に設けられている。共用廊下3から各スロー
プ構造部6,7にそれぞれ連絡する、複数の連絡口8,
9が同一階に設けられている。
【0014】符号5はコア部であり、エレベータ50、
避難階段51を備えている。コア部5は、共用廊下3の
外側に配置され、共用廊下3と接続している。コア部5
と連絡口8とは、共用廊下3を挟んで対向する位置にあ
る。
【0015】(スロープ構造部6, 7の詳細)図3
(a)はスロープ構造部6, 7付近の拡大平面図、図3
(b)はスロープ構造部6, 7を模式的に示す斜視図で
ある。スロープ構造部6, 7は、二重螺旋状のスロープ
を構成している。スロープ構造部6は、複数の直線状の
斜路60,61と、各斜路60,61を連結する出入床
部65、中間床部66とを有している。出入床部65、
中間床部66は水平面として形成されている。これらが
上下方向に複数階にわたって順次接続され、連層的に設
置され、破線で示す直方体空間内に、螺旋状のスロープ
構造部6を形成している。直線状の斜路60,61は、
共用廊下3の長手方向、内側に沿っている。出入床部6
5は共用廊下3に接続する。出入床部65、中間床部6
6は平面視環状をなすスロープの各コーナー部に位置し
ている。また、共用廊下3の屈曲部の内側角部に位置し
ている。出入床部65、中間床部66で、歩行者の進行
方向が変わる。
【0016】同様に、スロープ構造部7は、複数の直線
状の斜路70,71と、各斜路70,71を連結する出
入床部75、中間床部76とを有している。出入床部7
5、中間床部76は水平面として形成されている。これ
らが上下方向に複数階にわたって順次接続され、連層的
に設置され、破線で示す直方体空間内に、螺旋状のスロ
ープ構造部7を形成している。直線状の斜路70,71
は、共用廊下3の長手方向、内周に沿っている。出入床
部75は共用廊下3に接続する。出入床部75、中間床
部76は平面視環状をなすスロープの各コーナー部に位
置している。また、共用廊下3の屈曲部の内側角部に位
置している。出入床部75、中間床部76で、歩行者の
進行方向が変わる。
【0017】歩行者は、直線状の斜路60,61(7
0,71)を直進し、出入床部65(75)、中間床部
66(76)でほぼ直角に曲がり、移動する。スロープ
は階段に比べて勾配が緩やかなため、1階分を昇降する
のに必要な移動距離(斜路の進行方向の総長さ)は必然
的に長くなるが、斜路60,61(70,71)を共用
廊下3の長手方向、内周に沿わせることで、斜路の長手
方向の長さを確保し、また、無床空間2を残し、スペー
スを有効に利用している。
【0018】ちなみに、建物の階高を約3. 0mに想定
した場合において、階段の場合、踏面を240mm、蹴
上げを200mmとすると、段部(傾斜部)の勾配が1
/ 1. 2となり、段部の進行方向の総長さ(1階当た
り)は3. 6mである。これに対し、スロープでは、斜
路の勾配を1/ 12とすると、斜路の進行方向の総長さ
(1階当たり)は36mであり、階段の10倍に相当す
る。したがって、スロープをどのような建物にどのよう
に適用するかということが難しくかつ重要なテーマとな
る。
【0019】斜路60,61(70,71)は、車椅子
の移動に適した所要の幅員(例えば0.9m以上、好ま
しくは1.2m以上)を有する細長い長方形(直線状)
の平面形に形成されており、適度な勾配(例えば、1/
8〜1/20、好ましくは1/12以下)を有してい
る。1本の斜路60,61(70,71)の途中には適
宜、平坦部(水平面)を設けてもよい。
【0020】図3(b)に示すとおり、各スロープ構造
部6(7)は、建物の階高間(上下階:Fn+1階とF
n階との間)においては、複数(2本)の直線状の斜路
60,61(70,71)と、各斜路60,61(7
0,71)の各端部に位置する出入床部65(75)、
中間床部66(76),出入床部65(75)とを有
し、ほぼL字状の平面形をなしている。建物の階高は、
ある階の床からその直上階の床までの高さをいう。
【0021】L字状の平面形の端部に位置する出入床部
65(75)は、各階の床面に相当するレベルに設置さ
れ、共用廊下3と同じレベルに位置している。出入床部
65(75)に、共用廊下3からの連絡口8(9)が設
けられている(「IN」で表示)。同一階において、ス
ロープ構造部6の出入床部65と、スロープ構造部7の
出入床部75とは、平面視、環状(ロ字状)をなすスロ
ープの等分位置(対角位置)(同時に環状(ロ字状)を
なす共用廊下3の等分位置(対角位置))にある。出入
床部65と出入床部75とが、無床空間2を中心として
対向する平面的位置にある。これに対応して、スロープ
構造部6の連絡口8と、スロープ構造部7の連絡口9と
は、平面視、環状(ロ字状)をなすスロープの等分位置
(対角位置)(同時に環状(ロ字状)をなす共用廊下3
の等分位置(対角位置))にある。建物の上下方向にお
いて、平面視ほぼ同じ位置で、スロープ構造部6の連絡
口8とスロープ構造部7の連絡口9とが交互に連続する
態様となっている。各階とも、スロープ構造部6又は7
への連絡口8又は9は、ほぼ同じ位置に設けられてい
る。どの階でも迷わずに確実に連絡口8又は9からスロ
ープ構造部6又は7へ出入りすることができる。出入床
部をコーナー部に配置しているので、共用廊下とスロー
プ構造部を連結する各階の連絡口は、共用廊下及びスロ
ープ構造部の環状平面形の屈曲部に配置されている。連
絡口を、歩行者が共用廊下の屈曲部の2方向から出入床
部へ出入する構成とすることができる。スロープ構造部
の出入床部と中間床部との間を、直線状の斜路として有
効利用することができる。中間床部66(76)は、2
本の直線状の斜路60,61(70,71)を接続し、
踊り場を形成している。中間床部66(76)は、階高
間にあり、上下階(Fn+1階とFn階)の間の階高を
ほぼ2等分した各水平レベルに位置している。歩行者
は、2本の直線状の斜路60,61(70,71)及び
これらを接続する出入床部65(75)、中間床部66
(76)のみを経由することで、上階(Fn+1階)か
らその下階(Fn階)へ移動することができる。各スロ
ープ構造部6,7の上方には、ほぼ階高に相当する空間
が形成されている。移動する歩行者の頭上に十分な高さ
が確保され、安全かつスピーディーに移動可能である。
【0022】(主な特徴)スロープ構造部6,7は、上
下方向に複数階にわたって連層的に設置され、建物の上
階から避難階まで歩行者の避難経路が確保される直通構
造に構成されている。つまり、この直通構造は、歩行者
がスロープ構造部6,7以外の他の部分を迂回すること
なく、スロープ構造部6,7のみを経由して、目的とす
る避難階まで辿りつく構造である。歩行者は、一旦、共
用廊下3からスロープ構造部6,7に入ると、スロープ
構造部6,7の内部を移動するだけで、目的とする下階
(例えば避難階)まで安全に到達することができる。ま
た、斜路を上れば、下階から上階への移動も可能であ
る。避難階段とは別個の安全な避難経路が担保される。
歩行障害者はスロープ構造部6,7を利用して自力で移
動することができるため、健常者が避難階段51を使用
して避難するのと同様な非常時の安全な避難方法が担保
される。
【0023】互いに独立した避難経路を形成する2つの
スロープ構造部6,7によって、2つの異なる避難ルー
トが形成されている。このため、各ルートを介して同時
に多数の歩行者が避難することができ、安全性が高い。
下層になるほど、避難する人の数は増えるため、2つの
独立した避難ルートが形成されていることは避難時の安
全性を大いに向上させる。各避難ルートに繋がる2つの
連絡口8,9が同一階にあり、しかも2つの連絡口8,
9は、環状(ロ字状)平面形をなす共用廊下3の等分位
置(対角位置)にあるため、共用廊下3を介して各住戸
から近い方の連絡口を選択することができ、避難が容易
かつ確実である。共用廊下の内周にほぼ沿うスロープ構
造部によって、共用廊下の内側のスペースを有効に利用
し、斜路の長手方向の長さを確保している。重層させて
設けた2つの螺旋状のスロープ構造部6,7によって、
共用廊下の内側のスペース(無床空間の周長)を有効に
利用している。占有面積も小さい。同じ構造のスロープ
構造部6,7を併設すればよいので、設計・施工もしや
すい。
【0024】スロープ構造部6,7とコア部5とは、建
物の共用廊下3を介して互いに結ばれており、歩行者が
同一階のスロープ構造部6とコア部5(避難階段51)
とを選択して出入できると共に、同一階のスロープ構造
部6とコア部5との間を共用廊下3を介して往来できる
建物の平面的位置に配置されている。通常、スロープ構
造部6,7は歩行障害者及び健常者の利用に供せられ、
避難階段51は健常者の利用に供される。歩行障害者
は、他人の補助が無いと避難階段51を自力で歩行する
ことはできないが、スロープ構造部6,7であれば自力
で移動することができる。すなわち、歩行障害者はスロ
ープ構造部6,7を利用し、健常者と共に、あるいは自
力で安全に避難階まで避難することができる。さらに、
健常者にあっては、避難階段51又はスロープ構造部
6,7のいずれかを自由に選択して安全に避難すること
ができる。
【0025】〔実施形態2〕図4は、本発明に係る実施
形態2の建物1の下層階の平面図、図5は図4のA−A
断面図である。建物1の上層階は図1と同じ態様であ
る。この実施形態では、建物1のほぼ中央の無床空間2
は、地下階から中間階までは設備収納空間として形成さ
れ、立体駐車設備Bが設けられている。立体駐車設備B
の頂部よりも上方は、建物の最上階に至るまで吹抜け空
間Aとしている。立体駐車設備は機械式である。スロー
プ構造部6,7は、吹抜け空間A及び立体駐車設備Bの
周囲を旋回して、避難階(ここでは1階)から最上階に
至るまで配置されている。
【0026】共用廊下3とスロープ構造部6,7の境界
には、建物1の上下方向において立体駐車設備Bを包囲
する範囲で、耐火壁Cが形成され、防火区画されてい
る。スロープ構造部6,7には、共用廊下3への連絡口
8,9の近傍には、加圧排煙システムによる排煙設備8
0が設けられ、共用廊下3からスロープ6,7への煙の
侵入を防止する。立体駐車設備Bの周囲及び頂部は、耐
火壁Dで覆われており、防火区画されている。スロープ
構造部6,7の構成は、実施形態1と同様に構成されて
いる。耐火壁は所定の耐火性能を有する壁であればよ
く、例えば、鉄筋コンクリート造の耐震壁、又は乾式構
造壁の非耐力壁として構成してもよい。機械式立体駐車
場設備の上面は、通常、屋根その他の適宜構造体によっ
て閉鎖されるが、閉鎖しなくてもよい。機械式立体駐車
設備の閉鎖された屋根を、広場又は庭園として構成し、
上層部の居住者の利用に供するようにしてもよい。
【0027】〔実施形態3〕図6は、本発明に係る実施
形態3の建物の下層階の平面図である。 この実施形態
は、上記実施形態2の変形例である。建物1の上層階は
図1と同じ態様である。この実施形態では、建物1のほ
ぼ中央の無床空間2に、地下階から中間階まで設備収納
空間として形成され、立体駐車設備Bが設けられている
点等は実施形態2と同じであるが、無床空間2におい
て、立体駐車設備Bと、スロープ構造部6,7との間に
充分な吹抜け空間2aが設けられている。下層階では、
無床空間2は、設備収納空間(立体駐車設備B)及び吹
抜け空間2aによって構成され、吹抜け空間2aによっ
て、スロープ構造部6,7の内周側を壁面で閉鎖せずに
開放させて採光を得ることができ、閉塞感がなくなる。
【0028】〔実施形態4〕図7は、本発明に係る実施
形態4の建物の基準階の平面図、図8は図7のA−A断
面図である。この実施形態では、建物1のほぼ中央の無
床空間2に、地下階から建物の最上階に至るまで立体駐
車設備Bが設けられている。
【0029】スロープ構造部6は、立体駐車設備Bを包
囲して旋回している。共用廊下3とスロープ構造部6の
境界には、耐震壁でもある耐火壁C’が配置され、防火
対策が施されている。立体駐車設備Bの周囲は、耐火壁
Dで覆われており、防火区画されている。スロープ構造
部6には、加圧排煙システムによる排煙設備80が設け
られ、防火対策が施されている。
【0030】立体駐車設備Bの配置された無床空間2の
広さは、実施形態1,2に比べて小さい。実施形態1〜
3と異なり、単一のスロープ構造部6のみ設けられてい
る。単一のスロープ構造部6は、一つの避難経路を形成
するもので、共用廊下3との連絡口8のある出入床部6
5が各階に1つづつ設けられている。実施形態1〜3の
ように、互いに独立した避難経路を形成する2つのスロ
ープ構造部6,7を、螺旋状に重層される態様で設ける
ためには、それに見合った無床空間2の広さが必要であ
る。この実施形態4は、無床空間2の広さが比較的狭
く、スロープの直線状の斜路長さが充分に取れない場合
や、複数のスロープ構造部を設ける必要のない場合に有
効である。建物の1階分を昇降するのに最低限必要なス
ロープの総長さを小さくするには斜路の勾配との関係で
限界がある。1階毎にほぼ同位置に連絡口を備えた単一
のスロープ構造部6を、無床空間2を包囲して旋回して
いる態様で設ける場合、無床空間2の広さは、建物の1
階分を昇降するのに最低限必要なスロープの総長さに相
当する周長が必要となる。つまり、無床空間2の周長
を、建物の1階分を昇降するのに最低限必要なスロープ
の総長さを有するものと設定することにより、1階毎に
ほぼ同位置に連絡口を備えた旋回形のスロープ構造部6
を設けることができる。無床空間2の周長を、建物の1
階分を昇降するのに最低限必要なスロープの総長さの2
倍を有するものと設定することにより、実施形態1〜3
のように、互いに独立した避難経路を形成する2つのス
ロープ構造部6,7を、二重螺旋状に重層される態様で
設けることができる。
【0031】スロープ構造部6は、建物の階高間(上下
階の間)において、4本の直線状の斜路60,61,6
2,63と、斜路の端部に位置する出入床部65、中間
床部66,67,68、出入床部65とを有し、ほぼロ
字状の平面形をなしている。連絡口8が設けられる出入
床部65は各階とも同じ位置にある。歩行者は、出入床
部65から、4本の直線状の斜路60,61,62,6
3と、各斜路を接続する3つの中間床部(踊り場)6
6,67,68とを経て移動し、無床空間2(立体駐車
設備B)の周りを一周し、そのすぐ下の階の同位置にあ
る出入床部65へと到達する。
【0032】〔実施形態5〕図9は、本発明に係る実施
形態5の建物の基準階の平面図である。この実施形態で
は、建物1本体の基準階の平面形が実施形態1のものと
異なっている。集合住宅として構成された多層の建物1
のほぼ中央に、上下方向に連通する無床空間2が設けら
れている。建物1本体の平面形はほぼC字形ないしL字
形をなしているので、無床空間2は(共用廊下3aを除
くと)開放空間を介して外部空間と水平方向に連通して
いる態様である。建物1本体の桁行方向には端部面(妻
面)1a,1bを有している。無床空間2を、吹抜け空
間Aとしている。建物1本体の平面形はほぼコ字形とす
ることもできる(図示省略)。
【0033】建物1の内周に、共用廊下3が配置されて
いる。共用廊下3は、屈曲部を有し、環状をなしてい
る。共用廊下の一部3aは、端部面1a,1b付近同士
を互いに結ぶ渡り廊下状になっている。共用廊下3,3
aの内周側に、上下方向に連通する無床空間2(吹抜け
空間A)が配置されている。共用廊下3の外周側に住戸
ゾーン4が配置されている。住戸ゾーン4は共用廊下3
に接続している。
【0034】スロープ構造部6は、建物本体1の屈曲形
の内周にほぼ沿っている。スロープ構造部6は、共用廊
下3,3aの内側に、かつ無床空間2の外側に、複数階
にわたって連層的に設けられている。スロープ構造部6
は、平面視、環状をなしている。スロープ構造部6は、
共用廊下3,3aの内周にほぼ沿うように設けられてい
る。スロープ構造部6は、無床空間2を包囲して旋回し
ている。
【0035】この実施形態5では、実施形態4と同様、
単一のスロープ構造部6のみ設けられている。スロープ
構造部6は、建物の階高間(上下階の間)において、5
本の直線状の斜路60,61,62,63,64と、斜
路の端部に位置する出入床部65、中間床部66,6
7,68,69とを有し、不整形な五角形の環状平面形
をなしている。連絡口8が設けられる出入床部65は各
階とも同じ位置にある。歩行者は、出入床部65から、
5本の直線状の斜路60,61,62,63,64と、
各斜路を接続する4つの中間床部(踊り場)66,6
7,68,69とを経て移動し、無床空間2の周りを一
周し、そのすぐ下の階の同じ位置にある出入床部65へ
と到達する。
【0036】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲で種々の変形、付加等が可能であ
る。スロープ構造部は、最上階から避難階まで上下方向
に連層的に設置されているのが好ましいが、建物を下層
階(避難階から中間階までの範囲)と上層階(中間階か
ら最上階までの範囲)の2つに分けて、下層階には2つ
のスロープ構造部を設けるが、上層階には1つのスロー
プ構造部を設ける構成にしてもよい。建物の下層階にの
みスロープ構造部を設けてもよい。スロープ構造部を、
建物の屋上にも連絡しているものとすることにより、屋
上への避難が可能となる。屋上にヘリポート等の設備が
ある場合に特に有効である。スロープ構造部の構造種別
は、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、PC、その他により
構成し得、何ら限定されるものではない。また、スロー
プ構造部を支持する骨組については、説明していない
が、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、その他により構成し
得、何ら限定されるものではない。手摺や側壁等の形成
は任意に行うことができる。スロープ構造部が適用され
る建物の形状、構造、階数等も上記の実施の形態に限定
されない。集合住宅に好適に適用されるが、他の用途の
建物、例えば、病院、福祉施設、ホテル、オフィスビル
等にも適用することができる。スロープ構造部の平面形
状は、特に限定されない。建物本体の平面形に合わせて
スロープ構造部を構築することができる。例えば、建物
本体の内周部が円形や8角形等の多角形に形成される場
合、これらの内周部に沿った形状に、スロープ構造部の
平面形を形成することができる。スロープ構造部は、共
用廊下に厳密に沿っていなくてもよい。スロープ構造部
と共用廊下との間に間隙(吹抜け空間)を設けてもよ
い。無床空間の広さによっては、互いに独立した避難経
路を形成する3つ以上のスロープ構造部を重層させて設
けてもよい。スロープ構造部の斜路は、平面視直線でな
く、曲線であってもよい。出入床部の位置や出入床部、
中間床部の平面形状も特に限定されない。スロープ構造
部の出入床部を、コーナー部に配置するのではなく、ス
ロープ構造部の環状平面形の長手方向の中間部に設けて
もよい。スロープ構造部を屋内用、屋外用のいずれに構
成してもよい。平面視円形のスロープ構造部とする場
合、中間床部を設けなくてもよい。連絡口と出入床部と
の間に、附室を設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高層住宅等の多層建物に付随する空間を有効に利用して
スロープ構造部を設けており、歩行障害者や高齢者等は
スロープ構造部を利用して自力で移動することができる
ため、健常者が避難階段を使用して避難するのと同様な
非常時の安全な避難方法が担保される。よって、階段で
の移動が困難な歩行障害者や高齢者等の非常時の安全性
を十分に確保することができる。健常者は勿論、特に足
の不自由な人や車椅子を使用する人が安心して生活する
ことができる建物が提供される。その社会的意義もきわ
めて大きく、有益なものである。スロープ構造部は、連
絡する共用廊下の内側に設けられ、共用廊下と反対側の
建物の外周側にスロープ構造部が突出して表れることを
避け得るため、建物の美観を損ないにくい。共用廊下の
外周側に配置された共用廊下に接続する住戸ゾーンに
は、共用廊下と反対の側の面から充分な採光が得られ
る。
【0038】螺旋状をなすスロープ構造部によって、移
動が楽でスムーズである。
【0039】互いに独立した避難経路を形成する複数の
スロープ構造部を重層させて設けることによって、複数
の異なる避難ルートが形成されている。このため、各ル
ートを介して同時に多数の歩行者が避難することがで
き、安全性が高い。下層になるほど、避難する人の数は
増えるため、複数の独立した避難ルートが形成されてい
ることは避難時の安全性を大いに向上させる。重層させ
て設けた複数のスロープ構造部によって、スペースを有
効に利用している。占有面積も小さい。同じ構造のスロ
ープ構造部を併設すればよいので、設計・施工もしやす
い。
【0040】共用廊下から各スロープ構造部に連絡す
る、複数の連絡口を同一階に設けることにより、避難が
容易かつ確実である。
【0041】スロープ構造部は、避難階に直通する避難
経路を形成するものとすることにより、歩行者がスロー
プ構造部以外の他の部分を迂回することなく、スロープ
構造部のみを経由して、目的とする避難階まで辿りつく
構造であるため、歩行者は、一旦、共用廊下からスロー
プ構造部に入ると、スロープ構造部の内部を移動するだ
けで、目的とする下階(例えば避難階)まで安全に到達
することができる。
【0042】スロープ構造部は、共用廊下の内周にほぼ
沿うように設けられ、無床空間をほぼ包囲して旋回して
いる構成により、共用廊下の内周に沿うスペースを利用
して斜路の長手方向の長さを確保することができ、ま
た、スロープ構造部の内側にある無床空間は吹抜け空間
や設備収納部としてその機能を発揮することができる。
【0043】無床空間に立体駐車設備を有し、スロープ
構造部は、立体駐車設備を覆う耐火壁を隔ててその外側
に設けられている構成により、立体駐車設備と共用廊下
との間に、安全なスロープ構造部を設けることができ
る。
【0044】建物本体の平断面がほぼC字形、L字形又
はコ字形をなし、これらの屈曲形の内周にほぼ沿ってス
ロープ構造部が設けられている構成により、屈曲形の内
周に沿うスペースを有効に利用して斜路の長手方向の長
さを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の建物の基準階の平面図である。
【図2】実施形態1の建物の縦断面図である。
【図3】実施形態1の(a)はスロープ構造部6, 7付
近の拡大平面図、(b)はスロープ構造部6, 7を模式
的に示す斜視図である。
【図4】実施形態2の建物の下層階の平面図である。
【図5】図4(実施形態2の建物)のA−A断面図であ
る。
【図6】実施形態3の建物の下層階の平面図である。
【図7】実施形態4の建物の基準階の平面図である。
【図8】図7(実施形態4の建物)のA−A断面図であ
る。
【図9】実施形態5の建物の基準階の平面図である。
【符号の説明】
1 建物 2 無床空間 3 共用廊下 4 住戸ゾーン 5 コア部 6,7 スロープ構造部 8,9 連絡口 50 エレベータ 51 避難階段 60,61,62,63 斜路 65 出入床部 66,67,68 中間床部 70,71 斜路 75 出入床部 76 中間床部 A 吹抜け空間 B 立体駐車設備 C,C’ 耐火壁 D 耐火壁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共用廊下の内周側に、上下方向に連通す
    る無床空間を配置し、共用廊下の外周側に共用廊下に接
    続する住戸ゾーンを配置し、 共用廊下と連絡し、歩行者の避難路を形成するスロープ
    構造部を、共用廊下の内側に、かつ無床空間の外側に、
    複数階にわたって連層的に設けた、建物。
  2. 【請求項2】 スロープ構造部は、螺旋状をなす、 請求項1に記載の建物。
  3. 【請求項3】 互いに独立した避難経路を形成する複数
    のスロープ構造部を重層させて設けた、 請求項2に記載の建物。
  4. 【請求項4】 共用廊下から各スロープ構造部に連絡す
    る、複数の連絡口を同一階に設けた、 請求項3に記載の建物。
  5. 【請求項5】 スロープ構造部は、避難階に直通する避
    難経路を形成する、 請求項1〜4のいずれかに記載の建物。
  6. 【請求項6】 スロープ構造部は、共用廊下の内周にほ
    ぼ沿うように設けられ、無床空間をほぼ包囲して旋回し
    ている、 請求項1〜5のいずれかに記載の建物。
  7. 【請求項7】 無床空間に立体駐車設備を有し、スロー
    プ構造部は、立体駐車設備を覆う耐火壁を隔ててその外
    側に設けられている、 請求項1〜6のいずれかに記載の建物。
  8. 【請求項8】 建物本体の平面形がほぼC字形、L字形
    又はコ字形をなし、これらの屈曲形の内周にほぼ沿って
    スロープ構造部が設けられている、 請求項1〜7のいずれかに記載の建物。
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