JP2003253790A - 外壁パネル及びユニット建物 - Google Patents

外壁パネル及びユニット建物

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JP2003253790A
JP2003253790A JP2002053800A JP2002053800A JP2003253790A JP 2003253790 A JP2003253790 A JP 2003253790A JP 2002053800 A JP2002053800 A JP 2002053800A JP 2002053800 A JP2002053800 A JP 2002053800A JP 2003253790 A JP2003253790 A JP 2003253790A
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Japan
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floor
building
wall panel
unit
wall
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JP2002053800A
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Katsuya Tanaka
勝哉 田中
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の外壁の表面を美麗に加飾することので
きる外壁パネルと、外壁パネルの表面が美麗に加飾され
たユニット建物を提供する。 【解決手段】 表面が加飾された外壁面材43かなる外
壁パネル4である。この外壁面材43の表面を、中間部
を境にして上側45と下側42が異なる状態に、加飾す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面が種々な色や
色模様や凹凸模様に加飾された外壁パネルとユニット建
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の住宅では、多くの場合、外壁全体
が略同じ色や色模様や凹凸模様に加飾されているが、最
近では、住宅の意匠性を向上させるために、上側と下側
が異なる状態に加飾されてツートーン状の外観を呈する
建物が多くなっている。一方、ユニット建物は、運搬可
能な一定の大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げ
られた建物ユニットと屋根ユニットや屋根パネルを、予
め、工場で製造し、この建物ユニットと屋根ユニットや
屋根パネルの複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組
み立てて建物にするものであって、現場施工期間が短
く、且つ、寸法精度の良い標準化された建物に仕上がる
特徴があることから、近年、多く建てられている。
【0003】このユニット建物においても、外周面に取
り付けられた外壁パネルの上側と下側が異なる状態に加
飾されてツートーン状の外観を呈するものが多くなって
いる。例えば、登録意匠番号1041906の類似1公
報には、1階と2階の外壁の表面が異なる色や模様に加
飾されてツートーン状の外観を呈するユニット建物が記
載されている。
【0004】ユニット建物では、上記のように、複数個
の建物ユニットを工場で製造し、この複数個の建物ユニ
ットを施工現場で据え付けるから、1階の建物ユニット
と2階の建物ユニットとは別々になっていて、上記公報
に記載されているツートーン状のユニット建物になすに
は、この1階の建物ユニットの外壁パネルの表面と2階
の外壁パネルの表面を異なった状態に加飾し、この建物
ユニットを据え付ければよい。従って、このツートーン
状のユニット建物では、建物ユニットに取り付ける外壁
パネルの表面は、1階の建物ユニットと2階の建物ユニ
ットではそれぞれ異なる状態に加飾されているが、1個
の建物ユニットだけを見れば、外壁パネルの表面全体が
略同じ状態に加飾されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載されている建物ユニットでは、1階の建物ユニットの
外壁パネルの表面の加飾と、2階の建物ユニットの外壁
パネルの表面の加飾の境界が惚けて、いま1つ美麗さに
欠ける。即ち、上記のように、ユニット建物は工場で建
物ユニットを製造し、これを施工現場に運搬し、施工現
場で組み立てて建物とする関係で、1階の建物ユニット
と2階の建物ユニットとは独立していて、1階の建物ユ
ニットの上に2階の建物ユニットを据え付けると、1階
の建物ユニットの外壁パネルと2階の建物ユニットの外
壁パネルとの境には、隙間が存在する。従って、この隙
間から屋内に雨水が浸入しないように、この隙間にガス
ケット等の防水材や水切り板が取り付けられている。
【0006】この防水材や水切り板によって、1階の建
物ユニットの外壁パネルの加飾と2階の建物ユニットの
外壁パネルの加飾が分離され、この境界にある防水材や
水切り板が目立って、いま1つ美麗さに欠けるものとな
っている。そこで、本発明の目的は、建物の外壁の表面
を美麗に加飾することのできる外壁パネルと、外壁パネ
ルの表面が美麗に加飾されたユニット建物を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、表面が加飾された外壁面材からなる外壁パネルであ
って、前記外壁面材の表面は上下方向の中間部を境にし
て上側と下側が異なる状態に加飾されているものであ
る。
【0008】請求項1記載の発明における異なる状態に
加飾されているとは、外観が異なる状態に加飾されてい
ることをいう。具体的には、外壁面材の表面の色や色彩
が異なったり、外壁面材に施されている色模様や凹凸模
様が異なったり、外壁面材に取り付けられているタイル
等の化粧材の有無やこの化粧材の色や模様が異なってい
ることをいう。勿論、平坦な模様も加飾の1種である。
【0009】この請求項1記載の発明の外壁パネルは建
物躯体に取り付けるものである。この際の建物躯体と
は、現場で建てる建物躯体であってもよいし、工場で建
物ユニットを製造し、これを施工現場で組み立てるユニ
ット建物の建物躯体であってもよい。特に、この請求項
1記載の発明は、請求項3記載の発明のようなユニット
建物の建物躯体に取り付けると、上階の建物ユニットと
下階の建物ユニットの間にある防水材や水切り板が目立
つことなく、中間部を境にして上側と下側とを異なる状
態に加飾することができるので、かかるユニット建物に
好適な外壁パネルである。
【0010】請求項2記載の発明は、各階毎に別個の外
壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であっ
て、前記外壁パネルのうちの少なくとも1部の外壁パネ
ルの表面は、上下方向の中間部を境にして上側と下側が
異なる状態に加飾されているものである。
【0011】この請求項2記載の発明では、外壁パネル
の表面は、上下方向の中間部を境にして異なる状態に加
飾されているが、このように異なる状態に加飾するに
は、予め、上した方向の中間部を境にして上側と下側を
異なる状態に加飾し、この加飾した外壁パネルの上側に
は、上側と同じ状態に加飾した外壁パネルを、又、加飾
した外壁パネルの下側には、下側と同じ状態に加飾した
外壁パネルを、それぞれ取り付けるとよい。
【0012】又、塗料を塗布して異なる状態に加飾する
場合、例えば、異なる色や色彩や色模様で加飾する場合
には、建物ユニットの躯体に外壁パネルを取り付けた
り、建物ユニットを組み立ててユニット建物とした後
に、塗料等を塗布して、外壁パネルの中間部を境にして
上側と下側を異なる状態に加飾してもよい。
【0013】請求項3記載の発明は、各階毎に別個の外
壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であっ
て、前記外壁パネルのうち少なくとも1部の外壁パネル
は、請求項1記載の外壁パネルであるものである。
【0014】請求項4記載の発明は、下階建物ユニット
の上に上階建物ユニットが載置されて構成され、下階建
物ユニットと上階建物ユニットの境界である水平目地を
挟んで外壁パネルが横溝模様に加飾され、他の部分は略
平滑になされているものである。
【0015】この請求項4記載の発明における横溝模様
とは、凹凸を設けて横溝模様を形成させてもよいし、塗
料を塗布した塗装で横溝模様を形成させてもよい。又、
この請求項4記載の発明における下階建物ユニットと上
階建物ユニットの境界である水平目地を挟んで外壁パネ
ルが横溝模様に加飾されていることとは、上階の外壁パ
ネルの表面の下部だけであってもよいし、下階の外壁パ
ネルの表面の上部だけであってもよいし、両方であって
もよいことを意味している。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の外
壁パネル又は請求項2又は3に記載の発明に係り、前記
上側が平坦に加飾され、下側が凹凸模様に加飾されてい
るものである。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1又は6記
載の外壁パネル又は請求項2、3、5のいずれかに記載
のユニット建物に係り、前記上側が明色に加飾され、下
側が暗色に加飾されているものである。この請求項6記
載の発明における配色と暗色とは相対的なものであっ
て、暗色の方が明色より明るい色であればよい。
【0018】(作用)請求項1記載の発明では、表面が
加飾された外壁面材からなる外壁パネルであって、前記
外壁面材の表面は上下方向の中間部を境にして上側と下
側が異なる状態に加飾されているので、この外壁パネル
を横方向に並べて建物躯体に取り付けると、この外壁パ
ネルの中間部を境しにして上側と下側が異なる外観を呈
する建物となる。
【0019】しかも、この外壁パネルの上側の加飾と下
側の加飾の境には隙間がないので、この外壁パネルを取
り付けると、上側と下側で外観がはっきりと変わり、す
っきりした極めて美麗な建物となる。又、この外壁パネ
ルを取り付けて、上側と下側が異なる状態に加飾した建
物としては、この種々に加飾された外壁パネルを種々に
組み合わせることにより、従来の単一の加飾に比べて外
観の異なる建物の種類を多くすることができ、建物を建
てる人にとっては、選択できる加飾の種類が増加する。
【0020】請求項2記載の発明では、各階毎に別個の
外壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であ
って、前記外壁パネルのうちの少なくとも1部の外壁パ
ネルの表面は、上下方向の中間部を境にして上側と下側
が異なる状態に加飾されているので、このユニット建物
は、一部の外壁パネルの中間部を境にして、上側と下側
が異なる外観を呈する。
【0021】しかも、この外壁パネルの上側の加飾と下
側の加飾の境には隙間がないので、このユニット建物
は、上側と下側で外観がはっきりと変わり、すっきりし
た極めて美麗な建物である。又、このユニット建物は、
種々に加飾された外壁パネルを種々に組み合わせること
により、従来の単一の加飾に比べて外観の異なる建物の
種類を多くすることができ、ユニット建物を建てる人に
とっては、選択できる加飾の種類が増加する。
【0022】請求項3記載の発明では、各階毎に別個の
外壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であ
って、前記外壁パネルのうち少なくとも1部の外壁パネ
ルは、請求項1記載の外壁パネルであるので、このユニ
ット建物は、請求項1記載の外壁パネルの中間部を境に
して、上側と下側とで異なる外観を呈する。
【0023】しかも、この外壁パネルの上側の加飾と下
側の加飾の境には隙間がないので、このユニット建物
は、この請求項1記載の外壁パネルの中間部を境にし
て、上側と下側で外観がはっきりと変わり、すっきりし
て極めて美麗である。又、このユニット建物は、種々に
加飾された請求項1記載の外壁パネルを種々に組み合わ
せることにより、従来の単一の加飾に比べて外観の異な
る種類を多くすることができ、ユニット建物を建てる人
にとっては、選択できる加飾の種類が増加する。
【0024】請求項4記載の発明では、下階建物ユニッ
トの上に上階建物ユニットが載置されて構成され、下階
建物ユニットと上階建物ユニットの境界である水平目地
を挟んで外壁パネルが横溝模様に加飾され、他の部分は
略平滑になされているので、このユニット建物は、上階
の建物ユニットと下階の建物ユニットの間にある横方向
に長い境界に取り付けられた防水材や水切り板が、水平
目地を挟んだ外壁パネルの横溝模様によって、目立たな
くなり、極めて美麗である。
【0025】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
外壁パネル又は請求項2又は3に記載の発明に係り、前
記上側が平坦に加飾され、下側が凹凸模様に加飾されて
いるので、上側の平坦な加飾と下側凹凸模様の加飾の組
み合わせが好ましく、安定した感じがして極めて美麗な
ユニット建物である。
【0026】請求項6記載の発明では、請求項1又は6
記載の外壁パネル又は請求項2、3、5のいずれかに記
載のユニット建物に係り、前記上側が明色に加飾され、
下側が暗色に加飾されているので、上側の明色の加飾と
下側の暗色の加飾の組み合わせが好ましく、安定した感
じがして極めて美麗なユニット建物である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例で説明する。 (実施例1)図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はユニット建物の斜視図、図2は建物ユニット
を示す一部切欠斜視図、図3は1階の建物ユニットに取
り付ける外壁パネルを示すもので、(イ)は表面を上に
した状態の斜視図、(ロ)は裏面を上にした状態の斜視
図、図4は2階の建物ユニットに取り付ける外壁パネル
を示す斜視図である。
【0028】図1〜図4において、Uはユニット建物で
あり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎
9の上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて1階
が形成され、この1階の建物ユニット1の上に9個の建
物ユニット1が据え付けられて2階が形成され、この2
階の建物ユニット1の上に屋根パネル2が取り付けられ
たものである。尚、1階の建物ユニット1と2階の建物
ユニット1の間には、アルミニウム製長尺体の水切り板
3が取り付けられている。
【0029】このユニット建物Uを構成する建物ユニッ
ト1は、図2に示すように、長方形の四隅に立設した4
本の鋼製四角筒状の柱11と、この4本の柱11の下端
部を長方形の辺に沿って連結した4本の鋼製断面コ字形
長尺体の床梁12と、この4本の柱11の上端部を長方
形の辺に沿って連結した4本の鋼製断面コ字形長尺体の
天井梁13とからなる骨格を有する。
【0030】そして、建物ユニット1は、この骨格の相
対する床梁12に鋼製四角筒状の床小梁14を差し渡
し、この床小梁14の上に木製の床根太15を取り付
け、この床根太15の上にパーチクルボードの床面材1
6を取り付けて床を形成し、相対する天井梁13に木製
の天井野縁17を差し渡して取り付け、この天井野縁1
7の下面に石膏ボードの天井面材18を取り付けて天井
を形成したものである。
【0031】又、外壁を設ける場所には、床梁12と天
井梁13とに間柱19を差し渡し、この間柱19に外壁
パネル3と図示しない内壁パネルを取り付け、この外壁
パネル3と内壁パネルとの間にグラスウールの図示しな
い断熱材を取り付けて、外壁を形成する。この建物ユニ
ット1に取り付ける外壁パネル4には、1階の建物ユニ
ット1に取り付ける外壁パネル4−1と、2階の建物ユ
ニット1に取り付ける外壁パネル4−2の2種類ある。
【0032】外壁パネル4−1は、図3に示すように、
硬質木片セメント板の外壁面材本体41と、この外壁面
材本体41の表面全体に貼り付けられた茶色のタイルで
加飾された下側加飾46からなる1階の外壁パネル用の
外壁面材43−1と、この外壁面材43−1の裏面に取
り付けられた取付金具44とからなる。又、外壁パネル
4−2は、図4に示すように、硬質木片セメント板の外
壁面材本体41と、この外壁面材本体41の中間部を境
にして下側に貼り付けられた茶色のタイルで加飾された
下側加飾46と、下側の白色平板状の上側加飾45とか
らなる2階の外壁パネル用の外壁面材43−2と、この
外壁面材43−2の裏面に取り付けられた取付金具44
とからなる。
【0033】この外壁パネル4−1、4−2に取り付け
る取付金具44は、外壁面材43の裏面の周囲に取り付
けられた鋼製四角筒状の枠441と、両側の相対する枠
441に差し渡された桟442とからなる。この2階の
外壁パネル4−2を1階の外壁パネル4−1と比較する
と、1階の外壁パネル4−1は、表面全体が下側加飾4
6であるが、2階の外壁パネル4−2は、中間部2を境
にして下側が下側加飾46であり、上側が上側加飾45
であることが異なる。尚、この上側加飾45と下側加飾
46との境は、図1に示すように、高窓8の下である。
【0034】そして、この外壁パネル4の取付構造は、
建物ユニット1の間柱19に通孔191を設け、取付金
具44の両側の枠441には通孔443を設けていて、
隣合う間柱19に外壁パネル4を押し付け、間柱19の
通孔191から取付金具44の通孔443に通された図
示しないリベットで、外壁パネル4が建物ユニット1に
取り付けられている。尚、この下側加飾46は茶色をし
ているし、1階の建物ユニット1と2階の建物ユニット
1との間に設けられている水切り板3には、下側加飾4
6と略同じ茶色の塗料が塗布されている。又、上側加飾
45は白色である。
【0035】次に、このユニット建物Uの施工方法及び
作用について説明する。工場で、建物ユニット1、屋根
パネル2を製造する。この際の建物ユニット1の製造方
法について説明する。図3に示すように、外壁面材本体
41の裏面に取付金具44を接着剤で取り付け、更に、
外壁面材本体41から取付金具44にビスを螺入して、
外壁面材本体41の裏面に取付金具44を強固に取り付
けた後に、この外壁面材本体41の表面全体にタイルを
貼り付けて下側加飾46を形成して外壁パネル4−1を
製造する。
【0036】又、図4に示すように、外壁面材本体41
の裏面に取付金具44を接着剤で取り付け、更に、外壁
面材本体41から取付金具44にビスを螺入して、外壁
面材本体41の裏面に取付金具44を強固に取り付けた
後に、この外壁面材本体41の表面の中間部を境にして
下側にタイルを貼り付けて下側加飾46を形成し、上側
の表面に白色の塗料を塗布して上側加飾45を形成し
て、外壁パネル4−2を製造する。
【0037】一方、図2に示すように、長方形の四隅に
柱11を立設しこの4本の柱11の下端部を長方形の辺
に沿って床梁12で連結し、この4本の柱11の上端部
を長方形の辺に沿って天井梁13で連結して、建物ユニ
ット1の骨格を製造する。そして、この骨格の相対する
床梁12に床小梁14を差し渡し、この床小梁14の上
に床根太15を取り付け、この床根太15の上に床面材
16を取り付けて床を形成し、相対する天井梁13に天
井野縁17を差し渡して取り付け、この天井野縁17の
下面に天井面材18を取り付けて天井を形成する。
【0038】外壁を設ける場所には、床梁12と天井梁
13とに間柱19を差し渡し、隣合う間柱19に外壁パ
ネル4を押し付け、間柱19の通孔191から取付金具
44の通孔443にリベットを通し、このリベットで、
外壁パネル4を建物ユニット1に取り付ける。この際、
1階に据え付ける建物ユニット1には、外壁パネル4−
1を使用し、2階に据え付ける建物ユニット1には、外
壁パネル4−2を使用する。又、屋根パネル2を製造す
る。
【0039】このようにして製造した建物ユニット1、
屋根パネル2を施工現場に運搬し、施工現場では、予
め、設けられている基礎9の上に、9個の建物ユニット
1を据え付けて1階を形成し、この1階の建物ユニット
1の上に9個の建物ユニット1を据え付けて2階を形成
し、この2階の建物ユニット1の上に屋根パネル2を取
り付ける。そして、1階の建物ユニット1と2階の建物
ユニット1の間に水切り板3を取り付けたり、その他種
々な仕上げを行うと、ユニット建物Uが完成する。
【0040】このようにして完成したユニット建物Uで
は、2階の建物ユニット1の外壁パネル1の中間部を境
にして、上側が白色平板状の上側加飾45であり、下側
が茶色のタイルが貼り付けられた下側加飾46であるの
で、上側と下側で異なる外観を呈する。しかも、この外
壁パネルの上側と下側の境には隙間がないので、上階と
下階とでは外観がはっきりと変ってすっきりとするし、
この平板状の白色の上側加飾45と、茶色のタイルであ
る下側加飾46の組み合わせが好ましく、安定した感じ
がして極めて美麗なユニット建物Uである。
【0041】(実施例2)図5〜図7は本発明の他の実
施例を示すもので、図5はユニット建物の斜視図、図6
は1階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを示す斜
視図、図7は2階の建物ユニットに取り付ける外壁パネ
ルを示す斜視図である。
【0042】図5〜図7において、Uaはユニット建物
であり、このユニット建物Uaは、図5に示すように、
基礎9aの上に、9個の建物ユニット1aが据え付けら
れて1階が形成され、この1階の建物ユニット1aの上
に9個の建物ユニット1aが据え付けられて2階が形成
され、この2階の建物ユニット1aの上に屋根パネル2
aが取り付けられたものである。尚、1階の建物ユニッ
ト1aと2階の建物ユニット1aの間には、アルミニウ
ム製長尺体の水切り板3aが取り付けられている。
【0043】この建物ユニット1aは、建物ユニット1
aに取り付ける外壁パネル4aが異なるだけで、その他
は実施例1と略同じであるので、外壁パネル4aを主に
して説明し、その他の説明を省略する。外壁パネル4a
には、1階の建物ユニット1aに取り付ける外壁パネル
4a−1と、2階の建物ユニット1aに取り付ける外壁
パネル4a−2の2種類ある。
【0044】1階の外壁パネル4a−1は、図6に示す
ように、硬質木片セメント板の1階の外壁パネル用の外
壁面材43a−1と、この外壁面材43a−1の裏面に
取り付けられた取付金具44aとからなる。この1階の
外壁パネル用の外壁面材43a−1の表面には、中間部
を境にして下側に白色の格子状凹凸模様の下側加飾46
aが設けられ、上側に白色の平板状模様の上側加飾45
aが設けられている。
【0045】又、2階の外壁パネル4a−2は、図7に
示すように、硬質木片セメント板の2階の外壁パネル用
の外壁面材43a−2と、この外壁面材43a−2の裏
面に取り付けられた取付金具44aとからなる。この2
階の外壁パネル用の外壁面材43a−2の表面には、白
色の平板状模様の上側加飾45aが設けられていてい
る。又、外壁パネル4a−1、4a−2に取り付ける取
付金具44aは、実施例1と略同じであるので,説明を
省略する。
【0046】次に、このユニット建物Uaの施工方法及
び作用について説明する。工場で、建物ユニット1a、
屋根パネル2aを製造する。この際の建物ユニット1a
の製造方法について説明する。先ず、下部の格子模様と
上部の平板状模様からなる内面を有する型に硬質木片セ
メント板の原料(セメント組成物と木片の混合物)を挿
入し、全体をプレスして、外壁パネル4a−1用の外壁
面材本体を製造する。
【0047】又、全体が平板状の内面を有する型に硬質
木片セメント板の原料(セメント組成物と木片の混合
物)を挿入し、全体をプレスして、外壁パネル4a−2
用の外壁面材本体を製造する。このようにして製造した
外壁パネル4a−1用の外壁面材本体の裏面に、取付金
具44aを強固に取り付け、この外壁面材本体の表面に
白色の塗料を塗布して上側加飾45aと下側加飾46a
を設けて外壁面材43a−1として、図6に示す1階の
外壁パネル4a−1を製造する。
【0048】又、外壁パネル4a−2用の外壁面材本体
の裏面に、取付金具44aを強固に取り付け、この外壁
面材本体の表面に白色の塗料を塗布して上側加飾45a
を設けて外壁面材43a−2として、図7に示す2階の
外壁パネル4a−2を製造する。一方、建物ユニット1
aを製造する。
【0049】尚、外壁を設ける場所には、床梁と天井梁
とに間柱を差し渡し、隣合う間柱に外壁パネル4aを取
り付ける。この際、1階の建物ユニット1aには、外壁
パネル4a−1を取り付け、2階の建物ユニット1aに
は、外壁パネル4a−2を使用する。又、屋根パネル2
aを製造する。
【0050】このようにして製造された建物ユニット1
a、屋根パネル2aを施工現場に運搬し、施工現場で
は、予め、設けられている基礎9aの上に、9個の建物
ユニット1aを据え付けて1階を形成し、この1階の建
物ユニット1aの上に9個の建物ユニット1aを据え付
けて2階を形成し、この2階の建物ユニット1aの上に
屋根パネル2aを取り付ける。そして、1階の建物ユニ
ット1aと2階の建物ユニット1aの間に水切り板3a
を取り付けたり、その他種々な仕上げを行うと、ユニッ
ト建物Uaが完成する。
【0051】このようにして完成したユニット建物Ua
では、1階の建物ユニット1aの外壁パネル1aの中間
部を境にして、上側が平板状模様の上側加飾45aであ
り、下側が格子状凹凸模様の下側加飾46aであるの
で、上側と下側とが異なる外観を呈する。しかも、この
外壁パネルの上側と下側の境界には隙間がないので、上
側と下側とでは外観がはっきりと変ってすっきりとする
し、この格子状凹凸模様の下側加飾46aが重厚などっ
しりとした感じがするし、平板状模様の上側加飾45a
が清楚な感じがし、この加飾の組み合わせが好ましく、
安定した感じがして極めて美麗なユニット建物Uaであ
る。
【0052】(実施例3)図8〜図10は本発明の別の
実施例を示すもので、図8はユニット建物の斜視図、図
9は1階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを示す
斜視図、図10は2階の建物ユニットに取り付ける外壁
パネルを示す斜視図である。
【0053】図8〜図10において、Ubはユニット建
物であり、このユニット建物Ubは、図8に示すよう
に、基礎9bの上に、9個の建物ユニット1bが据え付
けられて1階が形成され、この1階の建物ユニット1b
の上に9個の建物ユニット1bが据え付けられて2階が
形成され、この2階の建物ユニット1bの上に屋根パネ
ル2bが取り付けられたものである。尚、1階の建物ユ
ニット1bと2階の建物ユニット1bの間には、アルミ
ニウム製長尺体の水切り板3bが取り付けられている。
【0054】この建物ユニット1bは、外壁パネル4b
が異なるだけで、その他は実施例1と略同じであるの
で、外壁パネル4bを主として説明し、その他の説明を
省略する。外壁パネル4bには、1階に取り付ける外壁
パネル4b−1と、2階に取り付ける外壁パネル4b−
2の2種類ある。
【0055】1階の外壁パネル4b−1は、図9に示す
ように、硬質木片セメント板の1階の外壁パネル用の外
壁面材43b−1と、この外壁面材43b−1の裏面に
取り付けられた取付金具44bとからなる。この1階の
外壁パネル用の外壁面材43b−1の表面には、上部に
凹凸の横溝模様47bが設けられ、この凹凸の横溝模様
431bの下側は、茶色の平板状模様の下側加飾46b
が設けられている。尚、凹凸の横溝模様47bの溝部に
は灰色の塗料が塗装され、陸部には白色の塗料が塗装さ
れている。
【0056】又、2階の外壁パネル4b−2は、図11
に示すように、硬質木片セメント板の2階の外壁パネル
用の外壁面材43b−2と、この外壁面材43b−2の
裏面に取り付けられた取付金具44bとからなる。この
2階の外壁パネル用の外壁面材43b−2の表面には、
下部に凹凸の横溝模様47bが設けられ、この凹凸の横
溝模様435bの上側は、白色の平板状模様の上側加飾
45bが設けられている。尚、凹凸の横溝模様47bの
溝部には灰色の塗料が塗装され、立部には白色の塗料が
塗装されている。又、外壁パネル4b−1、4b−2に
取り付ける取付金具44bは、実施例1と略同じである
ので、説明を省略する。
【0057】次に、このユニット建物Ubの施工方法及
び作用について説明する。工場で、建物ユニット1b、
屋根パネル2bを製造する。この際の建物ユニット1b
の製造方法について説明する。先ず、上部の凹凸の横溝
模様と下部の平板状模様からなる内面を有する型に硬質
木片セメント板の原料を挿入し、全体をプレスして、外
壁パネル4b−1用の外壁面材本体を製造する。この外
壁パネル4b−1用の外壁面材本体の裏面に、取付金具
44bを強固に取り付ける。
【0058】そして、この外壁面材本体の凹凸の横溝模
様の溝部に灰色の塗料を、又、陸部に白色の塗料を塗布
して凹凸の横溝模様47bを形成し、平板状模様に茶色
の塗料を塗布して下側加飾46bを形成して外壁面材4
3b−1として、図9に示す外壁パネル4b−1を製造
する。又、下部の凹凸の横溝模様と上部の平板状模様か
らなる内面を有する型に硬質木片セメント板の原料を挿
入し、全体をプレスして、外壁パネル4b−2用の外壁
面材本体を製造する。
【0059】この外壁パネル4b−2用の外壁面材本体
の裏面に、取付金具44bを強固に取り付ける。そし
て、この外壁面材本体の凹凸の横溝模様の溝部に灰色の
塗料を、又、陸部に白色の塗料を塗布して凹凸の横溝模
様47bを形成し、平板状模様に白色の塗料を塗布して
下側加飾46bを形成して外壁面材43b−2として、
図10に示す2階の外壁パネル4b−2を製造する。
【0060】一方、建物ユニット1bを製造する。尚、
外壁を設ける場所には、床梁と天井梁とに間柱を差し渡
し、隣合う間柱に外壁パネル4bを取り付ける。この
際、1階の建物ユニット1bには、外壁パネル4b−1
を取り付け、2階の建物ユニット1bには、外壁パネル
4b−2を使用する。又、屋根パネル2bを製造する。
【0061】このようにして製造された建物ユニット1
b、屋根パネル2bを施工現場に運搬し、施工現場で
は、予め、設けられている基礎9bの上に、9個の建物
ユニット1bを据え付けて1階を形成し、この1階の建
物ユニット1bの上に9個の建物ユニット1bを据え付
けて2階を形成し、この2階の建物ユニット1bの上に
屋根パネル2bを取り付ける。そして、1階の建物ユニ
ット1bと2階の建物ユニット1bの間に水切り板3b
を取り付けたり、その他種々な仕上げを行うと、ユニッ
ト建物Ubが完成する。
【0062】このようにして完成したユニット建物Ub
では、2階の建物ユニット1bと1階の建物ユニット1
bの横方向に長い境に水切り板3bが取り付けられてい
るが、2階の外壁パネル4b−2の表面の下部と1階の
外壁パネル4b−1の表面の上部とに凹凸の横溝模様4
7bがあり、この凹凸の横溝模様47bによって、この
水切り板3bが目立たなくなる。しかも、この凹凸の横
溝模様47bの上側の上側加飾45bは淡色の白色に着
色されているし、下側の下側加飾46bは濃色の茶色に
着色されているので、この加飾の組み合わせが好まし
く、安定した感じがして極めて美麗なユニット建物Ub
である。
【0063】この実施例1〜実施例3の上側と下側が異
なる状態に加飾したユニット建物U、Ua、Ubに示す
ように、種々な上側加飾と下側加飾を種々に組み合わせ
ることにより、従来の単一の加飾に比べて外観の異なる
種類を多くすることができ、ユニット建物を建てる人に
とっては、選択できる加飾の幅が増加するので、極めて
便利である。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、表面が加飾され
た外壁面材からなる外壁パネルであって、前記外壁面材
の表面は中間部を境にして上側と下側が異なる状態に加
飾されているから、この外壁パネルを横方向に並べて建
物躯体に取り付けると、上側と下側が異なる外観を呈す
るし、この外壁パネルの上側の加飾と下側の加飾の境に
は隙間がなく、上側と下側とでは外観がはっきりと変わ
り、すっきりした極めて美麗な建物となる。
【0065】又、この外壁パネルを取り付けて、上側と
下側が異なる状態に加飾した建物は、この種々に加飾さ
れた外壁パネルを種々に組み合わせることにより、従来
の単一の加飾に比べて外観の異なる建物の種類を多くす
ることができ、建物を建てる人にとっては、選択できる
加飾の種類が増加し、極めて便利である。
【0066】請求項2記載の発明は、各階毎に別個に外
壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であっ
て、前記外壁パネルのうちの少なくとも1部の外壁パネ
ルの表面は、上下方向の中間部を境にして上側と下側が
異なる状態に加飾されているから、このユニット建物
は、一部の外壁パネルの中間部を境にして、上側と下側
が異なる外観を呈するし、この外壁パネルの上側の加飾
と下側の加飾の境には隙間がなく、上側と下側とでは外
観がはっきりと変わり、すっきりした極めて美麗な建物
である。
【0067】又、このユニット建物は、種々に加飾され
た外壁パネルを種々に組み合わせることにより、従来の
単一の加飾に比べて外観の異なる建物の種類を多くする
ことができ、ユニット建物を建てる人にとっては、選択
できる加飾の種類が増加し、極めて便利である。
【0068】請求項3記載の発明は、階階毎に別個の外
壁パネルが外周面に取り付けられたユニット建物であっ
て、前記外壁パネルのうちの少なくとも1部の外壁パネ
ルは、請求項1記載の外壁パネルであるから、この請求
項1記載の外壁パネルの中間部を境にして、上側と下側
が異なる外観を呈するし、この外壁パネルの上側の加飾
と下側の加飾の境には隙間がなく請求項1記載の外壁パ
ネルの中間部を境にして、上側と下側とでは外観がはっ
きりと変わり、すっきりした極めて美麗な建物である。
【0069】又、このユニット建物は、種々に加飾され
た外壁パネルを種々に組み合わせることにより、従来の
単一の加飾に比べて外観の異なる建物の種類を多くする
ことができ、ユニット建物を建てる人にとっては、選択
できる加飾の種類が増加し、極めて便利である。
【0070】請求項4記載の発明は、下階建物ユニット
の上に上階建物ユニットが載置されて構成され、下階建
物ユニットと上階建物ユニットの境界である水平目地を
挟んで外壁パネルが横溝模様に加飾され、他の部分は略
平滑になされているから、このユニット建物は、上階の
建物ユニットと下階の建物ユニットの間にある横方向に
長い境界に取り付けられた防水材や水切り板が、水平目
地を挟んだ外壁パネルの横溝模様によって、目立たなく
なり、極めて美麗である。
【0071】請求項5記載の発明は、請求項1記載の外
壁パネル又は請求項2又は3に記載のユニット建物に係
り、前記上側が平坦に加飾され、下側が凹凸模様に加飾
されているから、上側の平坦な加飾と下側凹凸模様の加
飾の組み合わせが好ましく、安定した感じがして極めて
美麗なユニット建物である。
【0072】請求項6記載の発明は、請求項1又は6記
載の外壁パネル又は請求項2、3、5のいずれかに記載
のユニット建物に係り、前記上側が明色に加飾され、下
側が暗色に加飾されているから、上側の明色の加飾と下
側の暗色の加飾の組み合わせが好ましく、安定した感じ
がして極めて美麗なユニット建物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ユニット建物
の斜視図である。
【図2】建物ユニットを示す一部切欠斜視図である。
【図3】1階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを
示すもので、(イ)は表面を上にした状態の斜視図、
(ロ)は裏面を上にした状態の斜視図である。
【図4】2階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを
示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すもので、ユニット建
物の斜視図である。
【図6】1階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを
示す斜視図である。
【図7】2階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを
示す斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例を示すもので、ユニット建
物の斜視図である。
【図9】1階の建物ユニットに取り付ける外壁パネルを
示す斜視図である。
【図10】2階の建物ユニットに取り付ける外壁パネル
を示す斜視図である。
【符号の説明】
U、Ua、Ub ユニット建物 1、1a、1b 建物ユニット 4、4a、4b 外壁パネル 42 茶色の化粧材(タイル) 43−1 1階の外壁面材 43a−1 1階の外壁面材 43b−1 1階の外壁面材 43−2 2階の外壁面材 43a−2 2階の外壁面材 43b−2 2階の外壁面材 44、44a、44b 取付具 45、45a、45b 上側加飾 46、46a、46b 下側加飾 47b 横溝模様

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が加飾された外壁面材からなる外壁
    パネルであって、前記外壁面材の表面は上下方向の中間
    部を境にして上側と下側が異なる状態に加飾されている
    ことを特徴とする外壁パネル。
  2. 【請求項2】 各階毎に別個の外壁パネルが外周面に取
    り付けられたユニット建物であって、前記外壁パネルの
    うちの少なくとも1部の外壁パネルの表面は、上下方向
    の中間部を境にして上側と下側が異なる状態に加飾され
    ていることを特徴とするユニット建物。
  3. 【請求項3】 各階毎に別個の外壁パネルが外周面に取
    り付けられたユニット建物であって、前記外壁パネルの
    うち少なくとも1部の外壁パネルは、請求項1記載の外
    壁パネルであることを特徴とするユニット建物。
  4. 【請求項4】 下階建物ユニットの上に上階建物ユニッ
    トが載置されて構成され、下階建物ユニットと上階建物
    ユニットの境界である水平目地を挟んで外壁パネルが横
    溝模様に加飾され、他の部分は略平滑になされているこ
    とを特徴とするユニット建物。
  5. 【請求項5】 前記上側が平坦に加飾され、下側が凹凸
    模様に加飾されていることを特徴とする請求項1記載の
    外壁パネル又は請求項2又は3に記載のユニット建物。
  6. 【請求項6】 前記上側が明色に加飾され、下側が暗色
    に加飾されていることを特徴とする請求項1又は5記載
    の外壁パネル又は請求項2、3、4、5のいずれかに記
    載のユニット建物。
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