JP2003253727A - 防臭装置及びこれを備えた水洗便器 - Google Patents

防臭装置及びこれを備えた水洗便器

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JP2003253727A
JP2003253727A JP2002109797A JP2002109797A JP2003253727A JP 2003253727 A JP2003253727 A JP 2003253727A JP 2002109797 A JP2002109797 A JP 2002109797A JP 2002109797 A JP2002109797 A JP 2002109797A JP 2003253727 A JP2003253727 A JP 2003253727A
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toilet
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water film
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Takanobu Deguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗式の便器における排便時の臭気をその発
生初期から防除することができる簡単な構成の防臭装
置、及びこの防臭装置を備えた水洗便器を得る。 【解決手段】 先端部が水洗式便器本体1の槽内空間に
配置された気泡放出ノズル31と、この気泡放出ノズル
31に界面活性剤水溶液及び空気を供給する気液混合部
32とを有する防臭装置であって、気泡放出ノズル31
が前記界面活性剤水溶液と空気とを気泡として放出し、
放出された気泡の層BLが前記便器本体1の槽内を覆う
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水洗式の便器に装着
して防臭効果を発揮する防臭装置、及びこの防臭装置を
備えた水洗便器に関する。
【0002】
【従来の技術】便所や便器の防臭又は消臭には従来から
数多くの方法が提案されている。これらの方法を大別す
ると以下のようになる。 マスキング剤又は反応性消臭剤を散布するか又は揮散
させる。揮散した臭気成分を吸着剤又は反応性吸収剤
に吸収し固定又は分解する。ロータンク内の水に消臭
剤を徐々に溶解させ、フラッシュ時に便器内に導入す
る。二酸化炭素を発生させる組成物を水洗便器に投入
し発泡させる。水洗便器の水面を水溶性消臭紙で覆
う。微生物を繁殖させて臭気成分を分解する。便所
の天井又は便器の側壁から排気する。便器内に発泡液
収容容器を設け、複数の通気用小孔を有する中空体から
気体を吹き込んで泡沫を形成し、この泡沫層位置で排便
する(特開平10−159152号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の各消臭方法には
それぞれ問題点がある。例えば消臭のために薬剤や微生
物を使用する方法は、何れも遅効性であって発生初期の
臭気を除去することができない。ロータンク内の水に消
臭剤を溶解させる方法は消臭を必ずしも必要としない小
用時にも消費され無駄が多い。二酸化炭素を発生させる
方法はその都度薬剤を投入する必要がある上に遅効性で
あって発生初期の臭気を防除できない。便器の側壁から
排気する方法はその排気の処理が問題になる。便器内に
発泡液収容容器を設ける方法は便器の構造が複雑になり
コストが嵩む。本発明は前記の課題を解決するためにな
されたものであって、従ってその目的は、水洗式の便器
における排便時の臭気をその発生初期から防除すること
ができる簡単な構成の防臭装置、及びこの防臭装置を備
えた水洗便器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、水洗式便器の槽内を覆う水膜が形成され
るようにした防臭装置を提供する。前記水膜は前記槽内
の上層部に形成されることが好ましい。
【0005】***物から発生する臭気は水膜によって拡
散が遮断される。従って用便の期間中、便器内に水膜を
形成して槽内を覆うようにすれば、この水膜を通過して
底部に落下した***物から発生する臭気は水膜に遮断さ
れ又は吸収されて外部への発散を発生初期から防止する
ことができる。このとき、水膜が前記便器の槽内上層部
に形成されるようにすれば、用便の更に初期の段階から
臭気を遮断することができる。この防臭装置を適用する
便器は一般の水洗便器であって、槽内の水は常時排出さ
れる構造になっているので、水膜を形成するために槽内
に噴射された水は便器の排水口を通して排出され、便器
内の水位を上昇させることはない。水膜を形成するため
の水は、予め消臭剤、マスキング剤、消毒剤、色素、洗
浄剤などを含んでいてもよい。
【0006】前記の防臭装置は、水平方向に延びるスリ
ットが形成された1以上の水膜形成ノズルと、この水膜
形成ノズルに加圧水を供給する手段とを有するものであ
ることが好ましい。前記の水膜形成ノズルは、シャワー
機能付き水洗便器の上向きシャワー用ノズルと一体に成
形されていてもよい。
【0007】水膜形成ノズルは、例えば水平方向に延び
るスリットが形成された偏平なノズルであり、この水膜
形成ノズルを便器の槽内、好ましくは槽内の上層部に配
置し加圧水を噴出させれば、槽内を水平方向に覆う水膜
が容易に形成できる。水膜の形成に用いられる加圧水
は、例えば水道管から配管を通じて供給してもよいが、
別途に加圧水を供給する手段を設ければ水道管からの配
管が必要なくなり、便器への取付けが容易になる。加圧
水を供給する手段としては例えば水を充填した容器とポ
ンプとの組合わせが好適である。このポンプは電動式で
も足踏み式又は手動式などであってよい。ポンプが電動
式である場合は、例えば容器と水膜形成ノズルとの間に
送水ポンプを配置し、便座裏側などにスイッチを設置す
れば、着座/脱座に応じてスイッチをオン/オフし、用
便の期間中のみ水膜形成ノズルから水膜を噴出させるこ
とができる。また、足踏み式や手動式ポンプを用いる場
合は一般に、水を充填した容器の気相をポンプで圧縮す
ることによって水膜を形成するための水圧を得ることが
できる。
【0008】水膜形成ノズルがシャワー機能付き水洗便
器の上向きシャワー用ノズルと一体に成形されていれ
ば、新たに水膜形成ノズルを便器内に取付ける煩わしさ
が省け、便器の外観も改善される。水膜形成ノズルを上
向きシャワー用ノズルと一体に成形する場合は、上向き
シャワー用ノズルの作動プログラムと組合わせて、用便
中は水膜を形成し、終了後に水膜形成を停止し次いで上
向きシャワーが作動するようにすることが好ましい。
【0009】本発明はまた、先端部が水洗式便器の槽内
空間に配置された気泡放出ノズルと、この気泡放出ノズ
ルに界面活性剤水溶液及び空気を供給する気液供給手段
とを有し、前記気泡放出ノズルが前記界面活性剤水溶液
と空気とを気泡として放出し、放出された気泡の層が前
記便器の槽内を覆うようにした防臭装置を提供する。前
記気泡の層は、その厚みが前記便器の槽内上層部に達す
るように形成されることが好ましい。前記気泡放出ノズ
ルは、シャワー機能付き水洗便器の上向きシャワー用ノ
ズルと一体に成形されていてもよい。
【0010】本発明はまた、先端部が水洗式便器の底部
に残留している水の水面下に挿入された気泡放出ノズル
と、この気泡放出ノズルに界面活性剤水溶液及び空気を
供給する気液供給手段とを有し、前記気泡放出ノズルが
前記界面活性剤水溶液と空気とを前記水中に放出して前
記水面上に気泡を発生し、発生した気泡の層が前記便器
の槽内を覆うようにした防臭装置を提供する。前記気泡
の層は、その厚みが前記槽内の上層部に達するように形
成されることが好ましい。
【0011】***物から発生する臭気は気泡層によって
発散が遮断される。従って用便の期間中、便器の槽内を
覆うように気泡層を形成してしておけば、この気泡層を
通過して底部に落下した***物から発生する臭気はこの
気泡層に遮断され又は吸収され、外部への発散を発生初
期から防止することができる。また、この気泡層の表面
が槽内の上層部に達するように形成されていれば、用便
の更に初期の段階から***物による臭気を遮断すること
ができる。
【0012】前記の気泡層を形成する手段として、気泡
放出ノズルを水洗式便器の槽内空間に配置しこの気泡放
出ノズルに界面活性剤水溶液及び空気を供給し気泡放出
ノズルが前記界面活性剤水溶液と空気とを気泡として放
出するようにしてもよく、又は水洗式便器の底部に貯留
された水の水面下に気泡放出ノズルの先端部を挿入しこ
の気泡放出ノズルに界面活性剤水溶液と空気とを供給し
て水面で泡立てるようにしてもよい。何れの場合も生成
した気泡の層が便器の槽内を覆うようになる。界面活性
剤としては壊れにくい泡を多量に発生するようなものを
選択することが好ましく、またこの界面活性剤水溶液は
発泡補助剤、泡強化剤、消臭剤、マスキング剤、消毒
剤、色素、洗浄剤などを含んでいてもよい。
【0013】本発明はまた前記の何れかの防臭装置を備
えた水洗便器を提供する。本発明の防臭装置は何れも、
便器本体とは別体の組込みセットとして製品化すること
ができ、この場合はユーザーがこの防臭装置を水洗便器
に装着して使用することになるが、便器自体に予め本発
明の防臭装置を組込んでおけば、ユーザーによる組込み
の手間が省け、機能的にもデザイン的にも使い勝手が向
上する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を具体例
によって説明するがこれらの具体例は本発明を何ら制限
するものではない。なお、添付の図面は本発明の思想を
説明するためのものであって、説明に不用な要素は省略
しまた各要素の形状や寸法比は必ずしも実際のものを反
映していない。
【0015】(実施形態1)図1は実施形態1の防臭装
置を装着した洋式水洗便器を手前側から見た断面図であ
る。図2は、図1に示す便器に装着された本発明の防臭
装置を上から見た平面図である。この便器は概略、便器
本体1と便座2とからなっている。便器本体1は、上部
開口3の周囲を上縁部4が囲み、この上縁部4は内側が
スカート状に若干垂下し跳ね返りを防止している。便器
本体1の底部5は下方に向けてすぼまり、最下部に排水
口6が形成されている。この排水口6はサイホン管7を
経由して下水管に連結され、便器内の水面Hはサイホン
管7の高さに依存して常にほぼ一定に保たれている。図
示しないがこの便器にはフラッシャー設備が設けられ、
便器内の***物はフラッシャーの水圧で排水口6からサ
イホン管7を経由して下水管に排出されるようになって
いる。便座2は、下面に間隔を置いてリブ8が成形さ
れ、このリブによって上縁部4上に載置されている。
【0016】本実施形態の防臭装置10は概略、2基の
水膜形成ノズル11,11と、これらの水膜形成ノズル
を連結する分配管16と、水膜形成ノズル11,11に
水膜形成用の加圧水を供給する配管12と、送水ポンプ
13と、貯水タンク14と、スイッチボックス15とか
らなっている。この防臭装置10は分配管16をスカー
ト状に垂下した便器上縁部4の裏側溝にはめ込むことに
より便器に外付けにより装着されている。
【0017】水膜形成ノズル11,11は何れも、水平
方向に延びるスリット11Aが便器上縁部4に沿って形
成され、水膜WFを水平方向に幅広く噴射するようにな
っている。双方の水膜形成ノズル11、11を連結する
分配管16の一方の端末には配管12が連結され、この
配管12は、便器の上縁部4を回り込み、便座2に形成
されたリブ8の間隙を通って便器外部の床面に導かれ、
電動ポンプ13に連結されている。電動ポンプ13は貯
水タンク14の底部に接続されている。
【0018】リブ8によって形成された上縁部4と便座
2との間隙にはスイッチボックス15が配置されてい
る。このスイッチボックス15にはマイクロスイッチ1
5Aと停止スイッチ15Bとが配設され、配線17によ
って図示しない電動ポンプ13の制御基板に接続されて
いる。マイクロスイッチ15Aは、ヒトが便座2に腰掛
けると、その際の便座2の沈み込みを受けてオンとなり
電動ポンプ13を作動させる。停止スイッチ15Bは、
手で操作できる位置に配置され、これを押すと電動ポン
プ13が停止できるようになっている。電動ポンプ13
は図示しない配線によって電源に接続されている。
【0019】本防臭装置10は以下のように作動する。
ヒトが便座に腰掛けると、その荷重によってマイクロス
イッチ15Aがオンとなり電動ポンプ13が作動し、貯
水タンク14内の水が吸引され、加圧水として配管1
2、分配管16を経由して双方の水膜形成ノズル11、
11に送られる。加圧水は水膜形成ノズル11、11の
スリット11A,11Aから噴射され、便器内の上層部
に水平方向に広がる水膜WF,WFを形成する。双方の
水膜WF,WFは中央部付近で合体し、全体として便器
の上部開口3の付近を一体の水膜として覆うようにな
る。この状態で***物が落下すると、直ちに水膜WFを
通過し水面Hから便器の貯留水中に落下する。従って排
泄物から発生する臭気は水膜WFに遮断され又は吸収さ
れて外部への発散を発生初期段階から防止することがで
きる。用便が終了したときは手で停止スイッチ15Bを
押すと、電動ポンプ13が停止し、水膜WFの噴射は止
まる。電動ポンプ13が作動中、水膜形成ノズル11,
11から放出された水は排水口6から随時排出されるの
で、便器内の水面Hが上昇することはない。貯水タンク
14内の水に予め消臭剤、マスキング剤、消毒剤、色
素、洗浄剤などを添加しておけば水膜WF自体にそれら
薬剤の効果を与えることができる。これによって、消臭
効果をさらに発揮させることができると共に洗浄効果が
高まり、節水効果も得ることができる。
【0020】(実施形態2)図3は実施形態2の防臭装
置を装備した洋式水洗便器を側面から見た断面図であ
る。図4は、図3に示す便器の側部に装着された制御ボ
ックスを上方から見た平面図である。この便器は概略、
便器本体1と便座2と装置室21と制御ボックス22
と、この便器に内装された防臭装置20とからなってい
る。便器本体1は、上部開口3の周囲を上縁部4が囲
み、底部5は下方に向けてすぼまり、最下部に排水口6
が形成されている。この排水口6はサイホン管7を経由
して下水管に連結され、便器内の水面Hはサイホン管7
の高さに依存して常にほぼ一定に保たれている。図示し
ないがこの便器にはフラッシャー設備が設けられ、便器
内の***物はフラッシャーの水圧により排水口6からサ
イホン管7を経由して下水管に排出されるようになって
いる。便座2は、下面に間隔を置いてリブ8が成形さ
れ、このリブによって上縁部4上に載置されている。
【0021】リブ8によって形成された上縁部4と便座
2との間隙には本防臭装置20の一部であるマイクロス
イッチ15Aが装着されている。このマイクロスイッチ
15Aは、ヒトが便座に腰掛けると、その際の便座2の
沈み込みを受けてオンとなるように調整されている。
【0022】装置室21には、便器の奥部壁面から手前
に向けて出没自由とされたシャワー管23が先端部を突
出した状態で収容されている。このシャワー管23は先
端部に上向きノズル24を備え、シャワー管23が便器
内を手前方向に伸張したときこの上向きノズル24から
温水が噴射されるようになっている。シャワー管23の
先端部にはまた、本防臭装置20の一部である水膜形成
ノズル11が装着されている。この水膜形成ノズル11
は水平方向に広がるスリット11Aを有し、シャワー管
23が便器の奥部壁面に収容されている期間中に、便器
の上層部を覆うように幅広く広がる水膜WFを噴射す
る。装置室21の内部には本防臭装置20の一部をなす
電磁弁26が収容され、この電磁弁26と水膜形成ノズ
ル11とはシャワー管23内を伸縮自由に通る連結管2
7によって連結されている。
【0023】制御ボックス22はその上面に、本防臭装
置20の一部をなす停止スイッチ15B、シャワー洗浄
開始スイッチ22A、ビデ洗浄開始スイッチ22B、シ
ャワー停止スイッチ22C及びシャワー水温調整ダイア
ル25を有している。なお制御ボックス22には便座保
温スイッチ、便座温度調整ダイアル、温風噴射スイッチ
及び温風温度調整ダイアルなどが装備されていてもよい
がここでは省略する。
【0024】図5は、本実施形態における防臭装置20
の構成を示す概略図である。この防臭装置は概略、マイ
クロスイッチ15A、停止スイッチ15B、電磁弁26
及び水膜形成ノズル11からなっている。電磁弁26は
装置室21内に組込まれていて、その入力側は水道水の
配管28に連結され出力側は伸縮自由の連結管27を経
由して水膜形成ノズル11に連結されている。この電磁
弁26はマイクロスイッチ15Aがオンになると開通と
なり、停止スイッチ15Bが押されると閉止となるよう
に調整されている。
【0025】本防臭装置20は以下のように作動する。
ヒトが便座に腰掛けると、その荷重によってマイクロス
イッチ15Aがオンとなり、電磁弁26が開通する。こ
れによって水圧を伴った水道水が連結管27から水膜形
成ノズル11に圧入され、その偏平なスリット11Aか
ら噴射され、便器の上層部を覆うように水膜WFを形成
する。このときシャワー管23は先端部を残して装置室
21に収容されているので、水膜WFは便器槽内のほぼ
全面を覆うようになる。水膜WFの噴射はヒトが便座に
腰掛けている期間持続するが、制御ボックス22の停止
スイッチ15Bが押されると電磁弁26が閉じ、水膜W
Fの噴射は止まる。水膜形成ノズル11から放出された
水は排水口6から随時排出されるので、便器内の水面H
が上昇することはない。
【0026】その後にシャワー洗浄開始スイッチ22A
又はビデ洗浄開始スイッチ22Bが押されるとシャワー
管23が各スイッチに対応して所定の長さまで伸張し、
上向きノズル24から温水が噴射される。シャワー停止
スイッチ22Cを押すと温水の噴射が停止し、シャワー
管23は装置室21内に収容される。ヒトが便座から立
ち上がると、マイクロスイッチ15Aはオフとなり、こ
のオフ信号によって防臭装置20の作動システムはリセ
ットされる。誤動作を防ぐために、停止スイッチ15B
が押されない限りシャワー洗浄開始スイッチ22A及び
ビデ洗浄開始スイッチ22Bが作動しないようにしても
よく、またシャワー洗浄開始スイッチ22A又はビデ洗
浄開始スイッチ22Bが押されたとき、これらと連動し
て停止スイッチ15Bが作動して水膜を停止するように
してもよい。
【0027】本防臭装置20を備えた水洗便器は、用便
の期間中水膜WFが便器の上層部を覆うように形成され
るので、臭気は水膜WFに遮断され又は吸収されて外部
への発散を発生の初期段階から防止することができる。
また水膜WFは停止スイッチ15Bを押すことで着座し
たまま随時に停止できるのでシャワー洗浄その他の動作
を妨げることはない。
【0028】(実施形態3)図6は実施形態3の防臭装
置を装備した洋式水洗便器を側面から見た断面図であ
る。図7は、本実施形態における防臭装置の構成を示す
概略図である。この便器は概略、便器本体1と便座2と
装置室21と、この便器に内装された防臭装置30とか
らなっている。便器本体1は、上部開口3の周囲を上縁
部4が囲み、この上縁部4は内側がスカート状に若干垂
下し跳ね返りを防止している。便器本体1の底部5は下
方に向けてすぼまり、最下部に排水口6が形成されてい
る。この排水口6はサイホン管7を経由して下水管に連
結され、便器内の水面Hはサイホン管7の高さに依存し
て常にほぼ一定に保たれている。図示しないがこの便器
にはフラッシャー設備が設けられ、便器内の***物はフ
ラッシャーの水圧で排水口6からサイホン管7を経由し
て下水管に排出されるようになっている。
【0029】装置室21は便器本体1の奥部に設けら
れ、便器の奥部壁面から手前に向けて出没自由とされた
シャワー管23が先端部を突出した状態で収容されてい
る。このシャワー管23は先端部に上向きノズル24を
備え、シャワー管23が便器内を手前方向に伸張したと
きこの上向きノズル24から温水が噴射されるようにな
っている。便座2は、下面に間隔を置いてリブ8が成形
され、このリブによって上縁部4上に載置されている。
【0030】本実施形態の防臭装置30は概略、マイク
ロスイッチ15Aと、気泡放出ノズル31と、気液混合
部32と、貯水タンク33と、泡センサ34とからなっ
ている。マイクロスイッチ15Aはリブ8によって形成
された上縁部4と便座2との間隙に設置され、ヒトが便
座に腰掛けると、その際の便座2の沈み込みを受けてオ
ンとなるように調整されている。マイクロスイッチ15
Aは配線15Cによって気液混合部32の一部であるエ
アポンプ36の制御基板36Aに接続されている。気泡
放出ノズル31は、シャワー管23と並列に便器の奥部
壁面から手前に向けて先端部を突出させて配設され、ノ
ズル先端の開口部は下向きに拡径されている。気泡放出
ノズル31はシャワー管23と異なり、奥部壁面に固定
されている。
【0031】気液混合部32と貯水タンク33とは装置
室21内に設置されている。気液混合部32は、空気導
入管35,エアポンプ36,及び混合管37からなる。
このうちエアポンプ36は制御基板36Aからの指示に
より空気導入管35から取り入れた空気を断続的な圧力
波に変換して混合管37に送る。混合管37は2重管構
造になっていて、内管は外套管に挿入されて一方の端末
が外套管内に開口し他方の端末はエアポンプ36の出力
側に接続されている。外套管は軸線上の一方の端部が封
止され他方の端部が気泡放出ノズル31に接続されてい
る。また外套管の側壁からは導管33Aが延び、この導
管33Aは貯水タンク33の底部に接続されている。貯
水タンク33には界面活性剤水溶液が貯留されている。
この界面活性剤水溶液は壊れにくい泡が生成するよう調
整されている。またこの界面活性剤水溶液は、発泡の障
害にならない範囲で消臭剤、マスキング剤、消毒剤、色
素、洗浄剤などを含んでいてもよい。これによって、消
臭効果をさらに発揮させることができると共に洗浄効果
が高まり、節水効果も得ることができる。
【0032】泡センサ34は便器槽内の気泡放出ノズル
31の先端部から更に突出した位置に下向きに装着され
ている。この泡センサ34は、便器内に十分な厚さの気
泡層BLが形成されてその表面が泡センサ35に接触す
ると、電磁的な信号を、配線34Aを経由してエアポン
プ36の制御基板36Aに送り、電動ポンプ33の作動
を停止するようになっている。
【0033】本防臭装置30は以下のように作動する。
先ず準備として、貯水タンク33に界面活性剤水溶液を
入れておく。ヒトが便座2に腰掛けると、その荷重によ
ってマイクロスイッチ15Aがオンとなり、エアポンプ
36が作動する。エアポンプ36は空気導入管35から
取り入れた空気を断続的な圧力波に変換して混合管37
に送る。混合管37内に空気が噴射されると管内は陰圧
となり、貯水タンク33内の界面活性剤水溶液は導管3
3Aを通して吸い上げられ、適量が混合管37内に導入
される。混合管37内では波状の空気流と界面活性剤水
溶液とが烈しく混合して発泡し、発泡状態で加圧され、
気泡放出ノズル31の先端から放出される。このとき圧
力が開放されるので泡はシャボン玉状に膨張し、順次便
器内の水面H上に蓄積される。十分な気泡が形成され、
気泡層BLの厚みが上層部に達すると、気泡層BLの表
面が泡センサ34に接触する。泡センサ34は、気泡層
BLを検知すると、その信号をエアポンプの制御基板3
6Aに送る。これによりエアポンプ36が作動を停止す
る。
【0034】用便の際に発生する臭気は十分な厚みの気
泡層BLによって発散が遮断される。気泡層BLは便器
槽内の上層部に達するまで生成されるので、用便のより
初期の段階から***物による臭気を効果的に遮断するこ
とができる。気泡層は***物が通過してもその通路が直
ちに復元され臭気を通過させるような穴ができることは
ない。便器内に形成された気泡層BLはフラッシングに
より容易に除去することができる。
【0035】(実施形態4)図8(a)は実施形態4の
防臭装置を装備した洋式水洗便器を側面から見た断面図
であり、図8(b)は図8(a)に示す便器の側部に装
着された制御ボックスを上方から見た平面図である。図
9は、本実施形態における防臭装置の構成を示す概略図
である。この便器は概略、便器本体1と便座2と装置室
21と、この便器に内装された防臭装置40とからなっ
ている。便器本体1及び便座2は、実施形態2で説明し
たものと実質的に同様であるので、ここでは詳しい説明
を省略する。
【0036】装置室21は便器本体1の奥部に設けら
れ、便器の奥部壁面から手前に向けて出没自由とされた
シャワー管23が先端部を突出した状態で収容されてい
る。このシャワー管23は先端部に上向きノズル24を
備え、シャワー管23が便器内を手前方向に伸張したと
きこの上向きノズル24から温水が噴射されるようにな
っている。
【0037】制御ボックス22はその上面に、本防臭装
置40の一部となる停止スイッチ15B、シャワー洗浄
開始スイッチ22A、ビデ洗浄開始スイッチ22B、シ
ャワー停止スイッチ22C及び及びシャワー水温調整ダ
イアル25を有している。なお制御ボックス22には便
座保温スイッチ、便座温度調整ダイアル、温風噴射スイ
ッチ及び温風温度調整ダイアルなどが装備されていても
よいがここでは省略する。
【0038】本実施形態の防臭装置40は概略、マイク
ロスイッチ15Aと、気泡放出ノズル41と、気液輸送
部42と、貯水タンク43と、停止スイッチ15Bとか
らなっている。マイクロスイッチ15Aはリブ8によっ
て形成された上縁部4と便座2との間隙に設置され、ヒ
トが便座に腰掛けると、その際の便座2の沈み込みを受
けてオンとなるように調整されている。マイクロスイッ
チ15Aは配線15Cによって気液輸送部42の一部で
ある気液輸送ポンプ44の制御基板44Aに接続されて
いる。停止スイッチ15Bも配線15Dによって制御基
板44Aに接続されている。気泡放出ノズル41は、装
置室21から便器本体1の奥部壁面を貫通して槽内に伸
び、その先端開口が便器の底部5に貯留された水の水面
Hより下方に挿入されている。
【0039】気液輸送部42と貯水タンク43とは装置
室21内に設置されている。気液輸送部42は、気液輸
送ポンプ44、空気導入管45、及び切替えコック46
からなる。このうち気液輸送ポンプ44と切替えコック
46とは制御基板44Aからの指示により逐次的に作動
するようになっている。切替えコック42は貯水タンク
43から供給される界面活性剤水溶液と空気導入管45
から導入される空気とを切り替えて、何れか一方を気液
輸送ポンプ44に送るようになっている。以下、界面活
性剤水溶液を気液輸送ポンプ44に送る切替えコック4
3のモードを通液モード(A)、空気を気液輸送ポンプ
44に送るモードを通気モード(B)と称する。通液モ
ード(A)から通気モード(B)への切替えは制御基板
44Aに搭載されたタイマー回路により行われる。気液
輸送ポンプ44はマイクロスイッチ15Aのオンによっ
て運転を開始し、一定時間経過後、制御基板44Aに搭
載されたタイマー回路の作動により、又は停止スイッチ
15Bが押されることにより運転を停止する。貯水タン
ク43には界面活性剤水溶液が貯留されている。この界
面活性剤水溶液は壊れにくい泡が生成するよう調整され
ている。またこの界面活性剤水溶液は、発泡の障害にな
らない範囲で消臭剤、マスキング剤、消毒剤、色素、洗
浄剤などを含んでいてもよい。
【0040】本防臭装置40の作動プログラムを図10
に示す。ヒトが便座2に腰掛けると、その荷重によって
マイクロスイッチ15Aがオンとなる。このとき、切替
えコック46は通液モード(A)になっている。マイク
ロスイッチ15Aがオンとされたことにより気液輸送ポ
ンプ44は運転を開始し、これによって貯水タンク43
内の界面活性剤水溶液が切替えコック46、気液輸送ポ
ンプ44を通って気泡放出ノズル41の先端から便器底
部5に貯留された水中に噴射される。これにより、便器
底部5の水相に界面活性剤が混合され発泡可能状態にな
る。必要量の界面活性剤が水相に導入されたときタイマ
ーにより切替えコック46は通気モード(B)に切替え
られる。これにより貯水タンク43からの界面活性剤水
溶液の供給は遮断されるが、気液輸送ポンプ44は引き
続き運転されているので、代わりに空気導入管45から
空気が吸入され、吸入された空気は気液輸送ポンプ44
を通って気泡放出ノズル41の先端から便器底部5の水
中に噴射される。界面活性剤を含む水相に空気が吹き込
まれることによって、水面H上に大量の気泡が発生す
る。空気が送り続けられることによって気泡層BLは厚
みを増し、やがて気泡層BLの表面が便器上層部に達す
るようになる。気泡層BLの表面が便器上層部に達する
に要する時間は界面活性剤の濃度や空気吹き込み量など
に依存して実験的にほぼ決定できるので、予測された所
要時間を気液輸送ポンプ44のタイマーに設定しておく
ことにより、気泡層BLが便器から溢れだす前に気泡の
発生を停止することができる。タイマーが設定されてい
るに係わらず気泡層が便器の上部開口3から溢れそうに
なった場合は、手で停止スイッチ15Bを押すことによ
り気液輸送ポンプ44を停止することもできる。
【0041】気液輸送ポンプ44が停止した後にシャワ
ー洗浄開始スイッチ22A又はビデ洗浄開始スイッチ2
2Bが押されるとシャワー管23が各スイッチに対応し
て所定の長さまで伸張し、上向きノズルから温水が噴射
される。このとき気泡層BLは温水に洗い流されてほと
んどが消滅する。残留した気泡層BLもフラッシングに
より全て消滅する。シャワー停止スイッチ22Cを押す
と温水の噴射は停止し、シャワー管23はシャワー洗浄
装置21内に収容される。ヒトが便座から立ち上がる
と、マイクロスイッチ15Aはオフとなり、これによっ
て切替えコック46は通液モード(A)に復帰し防臭装
置40の作動システムはリセットされる。
【0042】本防臭装置40を備えた水洗便器は、用便
の期間中気泡層BLが便器の上層部を覆うように形成さ
れるので、臭気は気泡層BLに遮断され又は吸収されて
外部への発散を発生の初期段階から防止することができ
る。また気泡層BLは適当な高さまで達したときタイマ
ーにより成長が止まるので気泡があふれ出したりシャワ
ー洗浄その他の作動を妨げることはない。
【0043】
【発明の効果】本発明の防臭装置は水洗式便器の槽内を
覆う水膜を形成するものであるので、***物から発生す
る臭気は水膜によって拡散が遮断され、外部への発散を
発生初期から防止することができる。本発明の防臭装置
は水洗式便器の槽内空間に配置された気泡放出ノズル又
は先端部が水洗式便器の底部に残留している水の水面下
に挿入された気泡放出ノズルにより気泡を発生し、発生
した気泡の層が便器の槽内を覆うようにしたものである
ので、***物から発生する臭気は気泡層によって拡散が
遮断され、外部への発散を発生初期から防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1の防臭装置を装着した洋式水洗便
器を手前側から見た断面図である。
【図2】 図1に示す便器に装着された本発明の防臭装
置を上から見た平面図である。
【図3】 実施形態2の防臭装置を装備した洋式水洗便
器を側面から見た断面図である。
【図4】 図3に示す便器の側部に装着された制御ボッ
クスを上方から見た平面図である。
【図5】 前記実施形態における防臭装置の構成を示す
概略図である。
【図6】 実施形態3の防臭装置を装備した洋式水洗便
器を側面から見た断面図である。
【図7】 前記実施形態における防臭装置の構成を示す
概略図である。
【図8】 (a)は実施形態4の防臭装置を装備した洋
式水洗便器を側面から見た断面図であり、(b)は図8
(a)に示す便器の側部に装着された制御ボックスを上
方から見た平面図である。
【図9】 前記実施形態における防臭装置の構成を示す
概略図である。
【図10】 前記実施形態における防臭装置の作動プロ
グラムを示すブロック図である。
【符号の説明】
1…便器本体 2…便座 3…上部開口 4…上縁部 5…底部 10…防臭装置 11…水膜形成ノズル、11A…スリット 13…電動ポンプ 14…貯水タンク 15…スイッチボックス、15A…マイクロスイッチ、
15B…停止スイッチ 20…防臭装置 23…シャワー管 26…電磁弁 30…防臭装置 31…気泡放出ノズル 32…気液混合部 33…貯水タンク 34…泡センサ 40…防臭装置 41…気泡放出ノズル 42…気液輸送部 43…貯水タンク WF…水膜 B…気泡、BL…気泡層 H…水面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗式便器の槽内を覆う水膜が形成され
    るようにしたことを特徴とする防臭装置。
  2. 【請求項2】 前記水膜が前記槽内の上層部に形成され
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の防臭装
    置。
  3. 【請求項3】 前記の防臭装置は、水平方向に延びるス
    リットが形成された1以上の水膜形成ノズルと、この水
    膜形成ノズルに加圧水を供給する手段とを有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防臭装置。
  4. 【請求項4】 前記水膜形成ノズルが、シャワー機能付
    き水洗便器の上向きシャワー用ノズルと一体に成形され
    たことを特徴とする請求項3に記載の防臭装置。
  5. 【請求項5】 先端部が水洗式便器の槽内空間に配置さ
    れた気泡放出ノズルと、この気泡放出ノズルに界面活性
    剤水溶液及び空気を供給する気液供給手段とを有し、前
    記気泡放出ノズルが前記界面活性剤水溶液と空気とを気
    泡として放出し、放出された気泡の層が前記便器の槽内
    を覆うようにしたことを特徴とする防臭装置。
  6. 【請求項6】 先端部が水洗式便器の底部に残留してい
    る水の水面下に挿入された気泡放出ノズルと、この気泡
    放出ノズルに界面活性剤水溶液及び空気を供給する気液
    供給手段とを有し、前記気泡放出ノズルが前記界面活性
    剤水溶液と空気とを前記水中に放出して前記水面上に気
    泡を発生し、発生した気泡の層が前記便器の槽内を覆う
    ようにしたことを特徴とする防臭装置。
  7. 【請求項7】 前記気泡の層は、その厚みが前記槽内の
    上層部に達するように形成されることを特徴とする請求
    項5又は請求項6に記載の防臭装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7の何れかに記載の防
    臭装置を備えたことを特徴とする水洗便器。
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