JPH08105095A - 臭気防止装置 - Google Patents
臭気防止装置Info
- Publication number
- JPH08105095A JPH08105095A JP6239990A JP23999094A JPH08105095A JP H08105095 A JPH08105095 A JP H08105095A JP 6239990 A JP6239990 A JP 6239990A JP 23999094 A JP23999094 A JP 23999094A JP H08105095 A JPH08105095 A JP H08105095A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chemical
- toilet
- nozzle
- connecting pipeline
- toilet bowl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 列車のトイレルームの便器１２の流出口２２
に接続配管２４を介して排水管２６が接続されている。
接続配管２４内には、上下左右の全方位に向って薬剤を
噴出するノズル３０が設けられ、薬剤供給装置３４から
薬剤が供給可能とされている。薬剤は、便器１２の水洗
作動の終了後にノズル３０から噴出される。 【効果】 接続配管２４の内面だけでなく、目皿２８の
裏面にも薬剤が噴出され、しかも薬剤が長時間にわたっ
て付着するようになるため、臭気が十分に防止される。
に接続配管２４を介して排水管２６が接続されている。
接続配管２４内には、上下左右の全方位に向って薬剤を
噴出するノズル３０が設けられ、薬剤供給装置３４から
薬剤が供給可能とされている。薬剤は、便器１２の水洗
作動の終了後にノズル３０から噴出される。 【効果】 接続配管２４の内面だけでなく、目皿２８の
裏面にも薬剤が噴出され、しかも薬剤が長時間にわたっ
て付着するようになるため、臭気が十分に防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水洗便器からの臭気発生
を防止するための装置に係り、特に列車トイレの臭気を
抑制するのに好適な臭気防止装置に関する。
を防止するための装置に係り、特に列車トイレの臭気を
抑制するのに好適な臭気防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】列車トイレの便器は、排水管を介してタ
ンクに接続されているが、この排水管を介してタンク内
の臭気が逆流し、かなり強い臭気がトイレ内にこもり易
い。この対策として、便器洗浄水に薬剤を添加すること
が行なわれているが、洗浄水と共に流れ去ってしまうた
め、十分な臭気防止効果は得られていない。
ンクに接続されているが、この排水管を介してタンク内
の臭気が逆流し、かなり強い臭気がトイレ内にこもり易
い。この対策として、便器洗浄水に薬剤を添加すること
が行なわれているが、洗浄水と共に流れ去ってしまうた
め、十分な臭気防止効果は得られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、列車ト
イレにはかなり強い臭気がこもっていた。
イレにはかなり強い臭気がこもっていた。
【０００４】また、この列車トイレの便器の目皿の裏側
には尿石などの汚れが付着し易く、これも強い臭気をも
たらす原因となっていた。
には尿石などの汚れが付着し易く、これも強い臭気をも
たらす原因となっていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の臭気防止装置
は、水洗便器の排水流路に設けられ、目皿の裏側に向っ
て薬剤を噴出可能なノズルと、該水洗便器の洗浄終了後
に該ノズルに薬剤を供給する薬剤供給装置とを備えてな
るものである。
は、水洗便器の排水流路に設けられ、目皿の裏側に向っ
て薬剤を噴出可能なノズルと、該水洗便器の洗浄終了後
に該ノズルに薬剤を供給する薬剤供給装置とを備えてな
るものである。
【０００６】
【作用】水洗便器の洗浄終了後に排水流路に薬剤を噴出
することにより、該排水流路内面に薬剤を長時間付着さ
せておくことができ、十分な洗浄効果が得られる。特
に、この薬剤が目皿の裏にもかけられるため、目皿の裏
の汚れも落とすことができる。
することにより、該排水流路内面に薬剤を長時間付着さ
せておくことができ、十分な洗浄効果が得られる。特
に、この薬剤が目皿の裏にもかけられるため、目皿の裏
の汚れも落とすことができる。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第１図は本発明の実施例に係る臭気防止装置を備え
た列車のトイレルームの便器付近の縦断面図、第２図は
薬剤供給装置の構成を示す概略的な断面図である。
る。第１図は本発明の実施例に係る臭気防止装置を備え
た列車のトイレルームの便器付近の縦断面図、第２図は
薬剤供給装置の構成を示す概略的な断面図である。
【０００８】列車のトイレルーム１０内に男子用便器１
２が設置されている。この便器１２は、その上側に自動
洗浄装置１４が備えられており、便器１２の内面に向っ
て洗浄水を注ぎかけるためのノズル１６が該自動洗浄装
置１４から便器１２内に差し込まれている。自動洗浄装
置１４は赤外線センサ１８を備えており、便器１２の直
前から使用者が立ち去ると、ノズル１６から洗浄水を流
出させるよう構成されている。
２が設置されている。この便器１２は、その上側に自動
洗浄装置１４が備えられており、便器１２の内面に向っ
て洗浄水を注ぎかけるためのノズル１６が該自動洗浄装
置１４から便器１２内に差し込まれている。自動洗浄装
置１４は赤外線センサ１８を備えており、便器１２の直
前から使用者が立ち去ると、ノズル１６から洗浄水を流
出させるよう構成されている。
【０００９】この便器１２はトイレルーム１０内の床面
に設置されたベースボックス２０上に立設されている。
この便器１２の流出口２２は、接続配管２４を介して排
水管２６に接続されている。流出口２２には目皿２８が
被せられている。
に設置されたベースボックス２０上に立設されている。
この便器１２の流出口２２は、接続配管２４を介して排
水管２６に接続されている。流出口２２には目皿２８が
被せられている。
【００１０】この接続配管２４内に、上下及び前後左右
に薬剤を噴霧可能なノズル３０が設けられている。この
ノズル３０は、配管３２を介して薬剤供給装置３２から
薬剤が供給される。
に薬剤を噴霧可能なノズル３０が設けられている。この
ノズル３０は、配管３２を介して薬剤供給装置３２から
薬剤が供給される。
【００１１】この薬剤供給装置３４は、薬剤を貯めるた
めのタンク３６と、このタンク３６内の薬剤を循環させ
るためのポンプ３８及び絞り４４付きの循環配管４０
と、ポンプ４０の下流側の循環配管から分岐した前記配
管３２と、この配管３２に設けられた電磁弁４２とを備
えている。
めのタンク３６と、このタンク３６内の薬剤を循環させ
るためのポンプ３８及び絞り４４付きの循環配管４０
と、ポンプ４０の下流側の循環配管から分岐した前記配
管３２と、この配管３２に設けられた電磁弁４２とを備
えている。
【００１２】この電磁弁４２は、前記自動洗浄装置１４
の洗浄終了信号に基いて所定時間だけ開弁される。
の洗浄終了信号に基いて所定時間だけ開弁される。
【００１３】このように構成された臭気防止装置を備え
た列車トイレにおいて、使用者がベースボックス２０の
上に立って便器１２を使用し、やがて立ち去ると、自動
洗浄装置１４がノズル１６から水を便器１２内に流出さ
せ、該便器１２の内面を水で洗浄する。自動洗浄装置１
４の洗浄が終了すると、該自動洗浄装置１４は洗浄終了
信号を電磁弁４２に出力し、電磁弁４２は所定時間だけ
開弁する。なお、ポンプ３８は連続的に作動されてお
り、電磁弁４２が開弁すると、ポンプ３８の吐出圧によ
り液状の薬剤がノズル３０から噴霧される。このノズル
３０は薬剤を上下左右の全方位に噴出するため、薬剤が
接続配管２４の内面だけでなく、目皿２８の裏面にも注
ぎかけられる。
た列車トイレにおいて、使用者がベースボックス２０の
上に立って便器１２を使用し、やがて立ち去ると、自動
洗浄装置１４がノズル１６から水を便器１２内に流出さ
せ、該便器１２の内面を水で洗浄する。自動洗浄装置１
４の洗浄が終了すると、該自動洗浄装置１４は洗浄終了
信号を電磁弁４２に出力し、電磁弁４２は所定時間だけ
開弁する。なお、ポンプ３８は連続的に作動されてお
り、電磁弁４２が開弁すると、ポンプ３８の吐出圧によ
り液状の薬剤がノズル３０から噴霧される。このノズル
３０は薬剤を上下左右の全方位に噴出するため、薬剤が
接続配管２４の内面だけでなく、目皿２８の裏面にも注
ぎかけられる。
【００１４】便器１２の次の使用者が直ちに現われない
限り、便器１２は洗浄作動されないため、ノズル３０か
ら噴霧された薬剤は目皿２８の裏面や配管２４、排水管
２６の内面に長時間にわたって付着するようになり、こ
れらが十分に洗浄される。
限り、便器１２は洗浄作動されないため、ノズル３０か
ら噴霧された薬剤は目皿２８の裏面や配管２４、排水管
２６の内面に長時間にわたって付着するようになり、こ
れらが十分に洗浄される。
【００１５】このように、薬剤によって目皿２８の裏側
や接続配管２４の内面、排水管２６の上部内面が十分に
洗浄されるところから、臭気発生が十分に防止されるよ
うになる。
や接続配管２４の内面、排水管２６の上部内面が十分に
洗浄されるところから、臭気発生が十分に防止されるよ
うになる。
【００１６】なお、本発明においては、この薬剤として
は洗浄剤を含むものが好適であり、好ましくは洗浄剤の
ほかにさらに消臭剤や殺菌剤を含むのが好適である。た
だし、本発明では、洗浄剤、消臭剤及び殺菌剤のうち１
種又は２種だけを用いても良い。
は洗浄剤を含むものが好適であり、好ましくは洗浄剤の
ほかにさらに消臭剤や殺菌剤を含むのが好適である。た
だし、本発明では、洗浄剤、消臭剤及び殺菌剤のうち１
種又は２種だけを用いても良い。
【００１７】
【発明の効果】以上の通り、本発明の臭気防止装置によ
ると、列車などの便器からの臭気の発生を十分に防止す
ることができる。
ると、列車などの便器からの臭気の発生を十分に防止す
ることができる。
【図１】実施例に係る臭気防止装置を備えた列車のトイ
レルームの要部縦断面図である。
レルームの要部縦断面図である。
【図２】実施例に係る臭気防止装置の構成を示す概略的
な断面図である。
な断面図である。
１２ 便器 ２８ 目皿 ３０ ノズル ３４ 薬剤供給装置 ３８ ポンプ ４２ 電磁弁
Claims (1)
- 【請求項１】 水洗便器の排水流路に設けられ、目皿の
裏側に向って薬剤を噴出可能なノズルと、該水洗便器の
洗浄終了後に該ノズルに薬剤を供給する薬剤供給装置と
を備えてなる臭気防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239990A JPH08105095A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 臭気防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6239990A JPH08105095A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 臭気防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08105095A true JPH08105095A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17052839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6239990A Withdrawn JPH08105095A (ja) | 1994-10-04 | 1994-10-04 | 臭気防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08105095A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100831653B1 (ko) * | 2006-11-29 | 2008-05-23 | 현대로템 주식회사 | 전동차의 단부 프레임 구조 |
| JP2008138422A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器 |
| JP2008291649A (ja) * | 2008-09-08 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器 |
| US8381321B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-02-26 | Panasonic Corporation | Toilet apparatus |
-
1994
- 1994-10-04 JP JP6239990A patent/JPH08105095A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8381321B2 (en) | 2006-10-13 | 2013-02-26 | Panasonic Corporation | Toilet apparatus |
| KR100831653B1 (ko) * | 2006-11-29 | 2008-05-23 | 현대로템 주식회사 | 전동차의 단부 프레임 구조 |
| JP2008138422A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器 |
| JP4552930B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2010-09-29 | パナソニック電工株式会社 | 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器 |
| JP2008291649A (ja) * | 2008-09-08 | 2008-12-04 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 洗浄水吐出装置及びこれを備えた水洗便器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |