JP2003251863A - プリンタ及びプリンタ制御プログラム - Google Patents

プリンタ及びプリンタ制御プログラム

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JP2003251863A
JP2003251863A JP2002056254A JP2002056254A JP2003251863A JP 2003251863 A JP2003251863 A JP 2003251863A JP 2002056254 A JP2002056254 A JP 2002056254A JP 2002056254 A JP2002056254 A JP 2002056254A JP 2003251863 A JP2003251863 A JP 2003251863A
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data
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Sachiko Hanada
祥子 花田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレータが任意にバーコード描画の基準値M
を調整することができるプリンタを、提供する。 【解決手段】ページ記述言語解釈部44は、ネットワー
クインタフェース部15及びインタフェースマネージャ
42を介してHOST2から受信したバーコード描画コ
マンド中のパラメータm,パネル部19を介してオペレ
ータによって入力されたパネル解像度dpi及びバーコー
ド幅拡大・縮小率bpを下記関数に代入することにより、
基準値Mを算出する。 M=(600×(m+1)/120−1)×dpi/600×bp/100 そして、ページ記述言語解釈部44は、算出した基準値
Mをバーコード描画コマンド中のデータを構成する各数
字に相当するバーコードパターンを構成する各バーのモ
ジュール数倍することにより、バーコードを構成する各
バーの幅を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストからのコマ
ンドに従って印刷媒体上にバーコードを印刷するプリン
タに、関する。
【0002】
【従来の技術】バーコードは、比較的簡単な読取装置に
て正確な情報を再生可能な点で、広く用いられている。
そこで、プリンタには、このようなバーコードを紙や透
明フィルム等のラベル上に印刷できることが、求められ
ている。このようなバーコードの印刷のために、ホスト
上のアプリケーションによってバーコードのイメージデ
ータを生成する場合もあるが、最近では、ホスト上で編
集されたバーコードを描画するためのバーコードコード
描画コマンドをプリンタ内で解釈してバーコードのイメ
ージを展開する機能を持った言語(エミュレーション言
語)も開発され且つ実用されている。
【0003】この言語におけるバーコード描画コマンド
は、ESC(B n1 n2 k m s v1 v2 c d1d2 d3〜dkであり、
そのパラメータn1及びn2は、当該コマンドにおけるバー
コード設定(k m s v1 v2 c)とバーコードデータの総
バイト数を示し、パラメータkはバーコードの種類を示
し、mは最小モジュール幅を示し、パラメータsは白バ
ーの微調整値を示し、パラメータv1及びv2は垂直方向の
高さを示し、パラメータcはチェックディジットキャラ
クタ等の設定を示し、d1 〜dkはバーコードに変換され
るデータ(数字列)を示す。
【0004】そして、プリンタのページ言語解釈部は、
バーコード描画コマンドによって指示されたパラメータ
が示す描画位置及び最小モジュールの幅([単位:do
t],以下、「基準値」という)に基づいて、バーコー
ドを描画する。上記パラメータmからこの基準値を算出
する関数は、その言語を用いるあらゆるプリンタ機種に
共通しており、機種毎に相違するものではない。即ち、
この関数は、以下の内容となっている。
【0005】 M=(600×(m+1)/120−1)×dpi/600 ……(1) 但し、dpiは、パネル解像度(印刷媒体上での印刷解像
度:300又は600)である。また、mは、1〜5のうち、
算出される基準値Mがバーコードの規定範囲内に収まる
数が選択される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タのエンジン特性、解像度、搬送方向が異なると、同じ
バーコード描画コマンドに基づいて印刷されたバーコー
ドが、縮んだり、間延びすることがある。その結果、印
刷されたバーコードの各バーの最小モジュールが、バー
コードの規定範囲(読み取り可能範囲)から外れてしま
い、その結果として、バーコードを正確に読み取ること
ができなくなってしまう問題が生ずる。
【0007】例えば、POSTNETの場合、規約上、
Long Barの長さは2.92〜3.43mm、Short Bar の長さは1.
02〜1.52mm、黒バーの幅は0.38〜0.64mm、白バーの幅は
0.30〜0.64mmと、規定されている。このうち、黒バーの
幅の上限値0.38mm及び下限値0.64mmは、パネル解像度dp
i=600であると、夫々、8.98dot,15.12dotにて描画さ
れる。従って、この場合には、M=9[dot]を導くm=
1,又は、M=14[dot]を導くm=2が、上記パラメ
ータmとして選択される。そして、m=1が選択された
場合、上記理由に因ってバーコードが少し縮んだだけ
で、その最小モジュールが0.38mmよりも狭くなってしま
う可能性がある。また、m=2が選択された場合、上記
理由に因ってバーコードが少し延びただけで、その最小
モジュールが0.63mmよりも広くなてしまう可能性があ
る。これらの場合には、いずれも、バーコードに変調さ
れていたデータを復調することは不可能となる。
【0008】本発明は、以上の問題に鑑みて案出された
ものであり、その課題は、プリンタのエンジン特性、解
像度、搬送方向等の事情に応じて、オペレータが任意に
バーコード描画の基準値Mを調整することができるプリ
ンタ,及び、プリンタのマイクロコンピュータ制御用の
プリンタ制御プログラムを、提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の手段を採用した。即ち、本発明に
よるプリンタは、バーコード最小モジュール幅を規定す
るパラメータ及びバーコード化されるデータを含むバー
コード描画コマンドをホストから受信し、このバーコー
ド描画コマンドに従ってバーコードを印刷するプリンタ
であって、ホストから前記バーコード描画コマンド,及
び、オペレータによって入力されたバーコードの拡大縮
小率を受信するデータ入力部と、このデータ入力部を介
して受信した前記バーコード描画コマンドに含まれる前
記パラメータ及び前記拡大縮小率に基づいて、これらを
パラメータ及び拡大縮小率を変数とする関数を実行する
ことによってバーコードの最小モジュール幅に対応する
基準値を算出し、算出した基準値及び前記バーコード描
画コマンドに含まれるデータに基づいてバーコードを描
画するためのイメージデータを生成する制御部と、この
制御部によって生成されたイメージデータに基づいて印
刷媒体上にバーコードを印刷するプリンタエンジンと
を、備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明によるプリンタ制御プログラ
ムは、描画コマンドをホストから受信するインタフェー
ス,このインタフェースを介して受信された前記描画コ
マンドを処理するマイクロコンピュータ,このマイクロ
コンピュータによって生成されたイメージデータに基づ
いて印刷媒体に画像を印刷するプリンタエンジン及び前
記マイクロコンピュータに対するデータを入力する入力
装置を含むプリンタにおける前記マイクロコンピュータ
に対して、バーコード最小モジュール幅を規定するパラ
メータ及びバーコード化されるデータを含むバーコード
描画コマンドが前記ホストから前記インタフェースを介
して受信した場合に、前記入力装置を介して入力される
バーコードの拡大縮小率を受付させ、前記バーコード描
画コマンドに含まれる前記パラメータ及び前記拡大縮小
率に基づいて、これらをパラメータ及び拡大縮小率を変
数とする関数を実行することによってバーコードの最小
モジュール幅に対応する基準値を算出させ、算出した基
準値及び前記バーコード描画コマンドに含まれるデータ
に基づいてバーコードを描画するためのイメージデータ
を生成させ、このイメージデータに基づく印刷媒体への
印刷を前記プリンタエンジンに指示することを、特徴と
する。
【0011】以上のように構成されると、バーコードを
印刷しようとするオペレータは、ホスト上で印刷すべき
バーコードを編集して(若しくは、アプリケーションが
予め用意している幾つかのバーコードの中から何れかを
選択して)、プリンタドライバにバーコード描画コマン
ドを生成され、このバーコード描画コマンドをバーコー
ド描画プリンタへ送信させる。これとともに、オペレー
タは、バーコード描画プリンタのエンジン特性、解像
度、搬送方向等の事情に因る印刷後のバーコードの縮小
又は延びを相殺して、印刷されるバーコードの最小モジ
ュール幅を規定範囲に収めるのに適切な拡大縮小率を、
ホストのプリンタドライバ画面又はプリンタの入力装置
に入力する。すると、この拡大縮小率は、データ入力部
を介して、制御部(プリンタ制御プログラムを実行して
いるマイクロコンピュータ)に入力される。この制御部
(プリンタ制御プログラムを実行しているマイクロコン
ピュータ)は、受信したバーコード描画コマンドに含ま
れるパラメータ及び入力された拡大縮小率を関数に代入
して、バーコードの最小モジュール幅の基準値を算出
し、算出した基準値を整数倍した白バー及び黒バーをバ
ーコード描画コマンドに含まれるデータに従って並べる
ことによって、バーコードのイメージデータを生成し、
生成したイメージデータに従ったべーコード印刷をプリ
ンタエンジンに指示する。その結果、読み取りミスを生
じずに正確なデータ復調が可能となるバーコードが、印
刷媒体上に印刷される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるプリンタの実
施の形態を、図面を参照して、説明する。 <ハードウェア構成>図1は、本実施形態によるプリン
タ1を備えた印刷システムの模式図である。この図1に
示されるように、プリンタ1は、複数のホスト・パーソ
ナル・コンピュータ(以下HOSTと略記)2と、LA
N等のネットワーク3を介して夫々接続されている。
【0013】図2は、プリンタ1のブロック図である。
この図2に示されるように、プリンタ1は、相互に接続
された主制御部10,及び入出力制御部11を、備えて
いる。主制御部10は、図示せぬCPU,メモリコント
ローラ,及びI/O制御回路等を有する。
【0014】また、プリンタ1は、入出力制御部11に
夫々接続されたHDD12,及びEEPROM13を、
備えている。入出力制御部11は、これらHDD12,
及びEEPROM13に対してデータの書込/読出が可
能である。
【0015】さらに、プリンタ1は、主制御部10に夫
々接続されたSDRAM14,及び,インタフェース部
としてのネットワーク・インタフェース(ネットワーク
I/F)15を、備えている。SDRAM14は、デー
タを記憶可能な記憶領域を有する。ネットワークI/F
15は、入出力制御部11に接続されているとともに、
信号線であるネットワーク3を介して各HOST2に夫
々接続されている。
【0016】また、プリンタ1は、主制御部10に夫々
接続された印刷エンジン16,搬送装置17,及び,排
出ユニット18を、備えている。印刷エンジン16は、
図示せぬレーザビーム走査光学系,ドラム,及びトナー
供給部等を有し、図示せぬ用紙カセットから繰り出され
た用紙等の媒体に対して、300dpi又はその倍の解像度で
印刷を行う。搬送装置17は、印刷エンジン16により
印刷されたドキュメントを排出ユニット18へ搬送す
る。
【0017】さらに、プリンタ1は、主制御部10に接
続された入力装置としてのパネル部19を、備えてい
る。このパネル部19は、図3に示すように、利用者に
情報を表示するための表示部としての液晶パネル19
1,及び、利用者に情報を入力させる複数のボタン(4
個一組のカーソルキー192a,確定キー192b,
等)を含む入力部192,及びこれら液晶パネル191
及び入力部192を制御する制御装置(図示略)から、
構成されている。なお、図3の例は、パネル部バーコー
ド幅拡大・縮小率のメニューが選択された状態であるの
で、選択可能な幾つかのバーコード幅拡大・縮小率の選
択肢がスクロール可能な態様でリストアップされている
とともに、何れかのバーコード幅拡大・縮小率を示すた
めにカーソルキー192aによって上下移動されるカー
ソル191aが、表示されている。この例においては、
オペレータによるカーソルキー192aの操作に基づい
て上下移動されるカーソル191aよってパネル部19
1上に表示されている何れかのバーコード幅拡大縮小率
が示されている状態で、確定キー192b押下される
と、カーソル191aによって示されているバーコード
幅拡大・縮小率が、選択されたものとして、主制御部1
0に入力される。また、パネル部19からは、上述した
パネル解像度dpi(300又は600)を入力することも可能
である。
【0018】主制御部10及び入出力制御部11は、制
御部として機能するマイクロコンピュータであり、後述
するソフトウェアを実行することができる。
【0019】<ソフトウェア構成>図4は印刷システム
(HOST2及びプリンタ1)のソフトウェア構成図で
ある。この図4における一点鎖線以上の部分である
(B)〜(D)層が、ソフトウェアを示している。但
し、一点鎖線以下の部分である(A)層は、ハードウェ
アを示している。
【0020】(B)層はハードウェア依存のソフトウェ
ア,(C)層はコマンド(言語)から独立したソフトウ
ェア,(D)層はコマンド(言語)に依存したソフトウ
ェアを、夫々示している。
【0021】HOST2には、デバイスドライバ21,
並びに図示せぬオペレーティングシステム,アプリケー
ションプログラム,及びツールプログラム等が、予めイ
ンストールされている。デバイスドライバ21は、アプ
リケーションプログラムやツールプログラムによって作
成されたデータを、印刷データに変換してプリンタ1へ
と送出する。この印刷データには、実際の印刷対象とな
る印刷対象データ,及びジョブ管理言語が含まれてい
る。印刷対象データは、ページ記述言語(アプリケーシ
ョンプログラムによって編集されたバーコードを360dpi
又はその倍の解像度で印刷するためのバーコード描画コ
マンドを含むシリアルプリンタ用エミュレーション言
語)により記述されている。
【0022】プリンタ1は、データ処理の流れの順に、
インタフェースマネージャ42,ジョブ管理言語解釈部
43,ページ記述言語解釈部44,プリンティングマネ
ージャ45,及びエンジンコントローラ46を、有す
る。また、プリンタ1は、当該プリンタ1の状態を監視
するステータスマネージャ47を、有する。
【0023】HOST2のデバイスドライバ21から送
出された印刷データは、プリンタ1におけるインタフェ
ースマネージャ42によって受信され、ジョブ管理言語
解釈部43よってそのジョブ管理言語が解析され、当該
印刷処理に関する各種の指定が抽出される。また、パネ
ル部19から入力された各種指定情報(バーコード幅拡
大・縮小率,パネル解像度dpi,等)は、インタフェー
スマネージャ42によって受信され、ページ記述言語解
釈部44に渡される。
【0024】印刷データの印刷対象データは、ページ記
述言語解釈部44によって解釈される。即ち、ページ記
述言語解釈部44は、印刷対象データ及びパネル部19
から入力された各種指定情報(バーコード幅拡大・縮小
率,パネル解像度dpi,等)に基づいて中間コードデー
タを1ページ単位で生成し、生成された中間コードデー
タに関連付けられた印刷構造体を作成する。なお、これ
ら中間コードデータ及び印刷構造体は、SDRAM14
上の所定の記憶領域に記憶される。
【0025】プリンティングマネージャ45は、ページ
記述言語解釈部44において生成された中間コードデー
タを印刷イメージに変換する。ここで、中間コードデー
タが印刷イメージに変換されると、該中間コードデータ
に関連付けられていた印刷構造体は、変換により得られ
た印刷イメージに関連付けられることになる。
【0026】エンジンコントローラ46は、プリンティ
ングマネージャ45により変換されて得られた印刷イメ
ージを、用紙に印刷させる。即ち、エンジンコントロー
ラ46は、印刷エンジン16,及び搬送装置17を制御
して、図示せぬ用紙カセットから用紙を送り出させて印
刷エンジン16へ搬送させ、当該印刷イメージを用紙に
印刷させる。この印刷済みの用紙(ドキュメント)は、
搬送装置17により排出ユニット18へ搬送される。
【0027】ステータスマネージャ47は、プリンタ1
の状態を監視している。
【0028】<処理内容>以下、上述した各プログラム
のうち、ページ記述言語解釈部44による処理内容を、
バーコード描画コマンドを受信した場合に限定して、図
5のフローチャートを用いて説明する。
【0029】図5に示すように、ページ記述言語解釈部
44は、バーコード描画コマンドを受信すると、S1に
おいて、オペレータがパネル部19を操作することによ
って何れかのバーコード幅拡大・縮小率が選択されるの
を待つ。そして、何れかのバーコード幅拡大・縮小率が
選択されると、ページ記述言語解釈部44は、次のS2
において、選択されたバーコード幅拡大・縮小率の値
(bp=[%])が、予め保持しているバーコード幅拡大・縮
小率の初期値(bp=100[%])と異なるか否かを、チェッ
クする。そして、両者が一致していれば、予め保持して
いるバーコード幅拡大・縮小率の初期値(bp=100[%])
をそのまま採用する。これに対して、両者が異なってい
れば、選択されたバーコード幅拡大・縮小率の値(bp=
[%])を採用する。
【0030】次のS5では、ページ記述言語解釈部44
は、バーコード描画コマンドに含まれていたパラメータ
m,S3又はS4にて採用されたバーコード幅拡大・縮
小率の値(bp=[%])及びパネル部19から入力されたパ
ネル解像度dpiを下記関数(2)に代入することによ
り、基準値Mを算出する。
【0031】 M=(600×(m+1)/120−1)×dpi/600×bp/100 ……(2) 次のS6では、ページ記述言語解釈部44は、バーコー
ド描画コマンドに含まれるデータを構成する各数字に対
応したバーのパターンを構成する2本の黒バー及び2本
の白バーの夫々について、S5にて算出された基準値M
をそのバーに対応するモジュール数(1〜4)倍するこ
とによって、そのバーを描画するためのバー幅(ドット
数)を決定する。そして、ページ記述言語解釈部44
は、このようにして決定された全バーのバー幅(ドット
数)と、バーコード描画コマンドに含まれる他のパラメ
ータに基づいて、決定されたバー幅(ドット数)にてバ
ーコードを構成する各バーを描画するための中間コード
データを、生成する。
【0032】次のS7では、ページ記述言語解釈部44
は、S6にて生成した中間コードデータをプリンティン
グマネージャ45に渡して、この中間コードデータに基
づくバーコードの印刷イメージへの展開を行わしめる。
その後、プリンティングマネージャ45によって展開さ
れた印刷イメージに基づいて、エンジンコントローラ4
6が印刷エンジン16を制御することによって、搬送装
置17が搬送する用紙(印刷媒体)上にバーコードの印
刷がなされ、排出ユニット18に排出される。 <実施形態による作用>以上説明したように、本実施形
態によれば、オペレータは、一旦テスト印刷をする等の
手段に拠り、このプリンタによって印刷されるバーコー
ドの最小モジュール幅が規定範囲内に収まっているかど
うかを調べる。そして、最小モジュール幅が規定範囲内
から外れている場合には、最小モジュール幅を規定値の
範囲内に納めるためのバーコード幅拡大・縮小値を算出
する。そして、その後の本印刷においては、オペレータ
は、パネル部19を操作することによって、先に算出し
ておいたバーコード幅拡大・縮小率を入力する。する
と、プリンタ1内において、入力されたバーコード幅拡
大・縮小率に応じて基準値Mが増減する。それにより、
最終的に印刷されるバーコードにおける最小モジュール
幅が縮小又は拡大されて、基準範囲内に収まることにな
る。もし、未だ最小モジュール幅が規定範囲内に収まら
なければ、上述した作業を繰り返すことになる。このよ
うにして、最小モジュール幅が規定範囲内に収まってい
るバーコードは、バーコードリーダーによって読み取ら
れても、そこにバーコード化されていたデータ(数字
列)が正確に復調される。
【0033】なお、本実施形態においては、バーコード
幅拡大・縮小率は、パネル部19を介して直接入力され
たが、HOST2上のデバイスドライバ21用の操作画
面上において、オペレータによって入力されても良い。
この場合、デバイスドライバ21は、入力されたバーコ
ード幅拡大・縮小率を指定するコマンドを発行して、プ
リンタ1に通知する。すると、このコマンドは、ネット
ワークインタフェース15及びインタフェースマネージ
ャを介してジョブ管理言語解釈部43に渡され、ジョブ
管理言語解釈部43が、このコマンドからバーコード幅
拡大・縮小率を抽出して、ページ記述言語解釈部44に
渡すことになる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタのエンジン特
性、解像度、搬送方向等の事情に応じて、オペレータ
が、任意にバーコード描画の基準値Mを調整することが
できるので、印刷されたバーコードの最小モジュール幅
を規定値の範囲内に納めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるプリンタシステム
の概略構成を示すブロック図
【図2】 プリンタの回路構成を示すブロック図
【図3】 パネル部の構成を示す平面図
【図4】 プリンタシステムのソフトウェア構成図
【図5】 ページ記述言語解釈部44による処理内容を
示すフローチャート
【符号の説明】
1 プリンタ 2 HOST 10 主制御部 11 入出力制御部 15 ネットワークインタフェース部 16 印刷エンジン 19 パネル部 44 ページ記述言語解釈部 45 プリンティングマネージャ 46 エンジンコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーコード最小モジュール幅を規定するパ
    ラメータ及びバーコード化されるデータを含むバーコー
    ド描画コマンドをホストから受信し、このバーコード描
    画コマンドに従ってバーコードを印刷するプリンタであ
    って、 ホストから前記バーコード描画コマンド,及び、オペレ
    ータによって入力されたバーコードの拡大縮小率を受信
    するデータ入力部と、 このデータ入力部を介して受信した前記バーコード描画
    コマンドに含まれる前記パラメータ及び前記拡大縮小率
    に基づいて、これらをパラメータ及び拡大縮小率を変数
    とする関数を実行することによってバーコードの最小モ
    ジュール幅に対応する基準値を算出し、算出した基準値
    及び前記バーコード描画コマンドに含まれるデータに基
    づいてバーコードを描画するためのイメージデータを生
    成する制御部と、 この制御部によって生成されたイメージデータに基づい
    て印刷媒体上にバーコードを印刷するプリンタエンジン
    とを備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】前記プリンタエンジンは、その解像度が3
    00dpi又はその倍であり、 前記制御部には、前記バーコード描画コマンドに基づい
    て360dpi又はその倍の解像度で前記イメージデー
    タを生成するシリアルプリンタ用のエミュレーション言
    語解釈部が含まれていることを特徴とする請求項1記載
    のプリンタ。
  3. 【請求項3】描画コマンドをホストから受信するインタ
    フェース,このインタフェースを介して受信された前記
    描画コマンドを処理するマイクロコンピュータ,このマ
    イクロコンピュータによって生成されたイメージデータ
    に基づいて印刷媒体に画像を印刷するプリンタエンジン
    及び前記マイクロコンピュータに対するデータを入力す
    る入力装置を含むプリンタにおける前記マイクロコンピ
    ュータに対して、 バーコード最小モジュール幅を規定するパラメータ及び
    バーコード化されるデータを含むバーコード描画コマン
    ドが前記ホストから前記インタフェースを介して受信し
    た場合に、 前記入力装置を介して入力されるバーコードの拡大縮小
    率を受付させ、 前記バーコード描画コマンドに含まれる前記パラメータ
    及び前記拡大縮小率に基づいて、これらをパラメータ及
    び拡大縮小率を変数とする関数を実行することによって
    バーコードの最小モジュール幅に対応する基準値を算出
    させ、 算出した基準値及び前記バーコード描画コマンドに含ま
    れるデータに基づいてバーコードを描画するためのイメ
    ージデータを生成させ、 このイメージデータに基づく印刷媒体への印刷を前記プ
    リンタエンジンに指示するプリンタ制御プログラム。
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WO2013061468A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 富士通株式会社 画像生成方法、情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置
EP2677418A2 (en) 2012-06-21 2013-12-25 Seiko Epson Corporation Image processing device, image processing system, and printing method

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