JP2003251509A - 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法 - Google Patents

精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法

Info

Publication number
JP2003251509A
JP2003251509A JP2002054615A JP2002054615A JP2003251509A JP 2003251509 A JP2003251509 A JP 2003251509A JP 2002054615 A JP2002054615 A JP 2002054615A JP 2002054615 A JP2002054615 A JP 2002054615A JP 2003251509 A JP2003251509 A JP 2003251509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining
workpiece
spindle
axial direction
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002054615A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Sugano
洋一 菅野
Chiaki Yokoyama
千昭 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku University NUC
Original Assignee
Tohoku University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tohoku University NUC filed Critical Tohoku University NUC
Priority to JP2002054615A priority Critical patent/JP2003251509A/ja
Publication of JP2003251509A publication Critical patent/JP2003251509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用の加工装置を用いた場合であっても、高精
度にドリル等の加工具を送ることで、低コスト、かつ、
容易に微小径ドリル加工を行うための精密加工用治具を
提供すること。 【解決手段】主軸13に固定される取付アダプタ30
と、取付アダプタ30から軸方向に交差する方向に延設
された第1アーム34と、第1アーム34に設けられた
雌ネジ孔34aと、雌ネジ孔34aに螺合されるととも
に第1アーム34から軸方向に沿って板材W側へその一
部を突出させるとともに、その先端部を被加工物が載置
される水平固定ブロック17に当接させるための雄ネジ
棒41と、この雄ネジ棒41を所定の角度だけその軸周
りに回転させる円盤42とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微小な径の穴を形
成するためのドリル加工等の精密加工を行うための精密
加工用治具、加工装置及び精密加工方法に関し、特に低
コストで高精度な加工を行えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】微小な穴の加工方法には、放電加工、電
子ビーム加工、レーザ加工、ドリル加工等がある。これ
らの中でもドリル加工は最も一般的、かつ、簡便な方法
である。市販されているドリルのうち直径が2.6μm
のものが最小であるが、汎用のボール盤にチャッキング
でき、しかも入手が容易なドリルは、直径が40μmの
ものが一般的である。
【0003】しかしながら微小径ドリル加工では、希望
する直径のドリルがあっても容易に穴を開けることがで
きるわけではなく、ボール盤の回転軸の振れの抑制、ド
リルのチャッキング精度の向上、過大なドリル送りの防
止等が必要となる。このため、例えばドリルを送る際の
トルクを厳密に制御することで微小径ドリル加工を高精
度に行うことができる微小径ドリル加工の専用機を用い
る方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した微小径ドリル
加工の専用機を用いたドリル加工であると次のような問
題があった。すなわち、専用機においては、ドリルを送
る際のトルクを制御することによって微小径の穴加工を
行うことから、トルクの計測を高い精度で行っている。
このため、装置が高価格となり、しかも微小径ドリル加
工の専用機であるため、微小径ドリル加工を行う頻度の
少ない工場等での専用機の導入は困難である。一方、こ
のような専用機を用いない場合には、ミクロンオーダで
ドリルを送る必要があるものの、そのように高精度にド
リルを送ることはできるものはない。
【0005】そこで本発明は、汎用の加工装置を用いた
場合であっても、高精度にドリル等の加工具を送ること
で、低コスト、かつ、容易に微小径ドリル加工を行うた
めの精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の精密加工用治具、加工装置及
び精密加工方法は次のように構成されている。
【0007】(1)被加工物への穴加工を行うためのド
リルが取り付けられ、かつ、上記ドリルの軸方向に沿っ
て駆動される主軸に着脱自在に取り付けられる精密加工
用治具において、上記主軸に固定される着脱部と、この
着脱部から上記軸方向に交差する方向に延設されたアー
ム部と、このアーム部に設けられた雌ネジ孔と、この雌
ネジ孔に螺合されるとともに上記アーム部から少なくと
も上記軸方向に沿って上記被加工物側へその一部を突出
させるとともに、その先端部を上記被加工物が載置され
る作業台に当接させるための雄ネジ棒と、この雄ネジ棒
を所定の角度だけその軸周りに回転させる回転部とを備
えていることを特徴とする。
【0008】(2)上記(1)に記載された精密加工用
治具であって、上記主軸の上記軸方向への移動量を計測
する計測手段を備えていることを特徴とする。
【0009】(3)被加工物への加工を行うための加工
具が取り付けられ、かつ、上記加工具の加工方向に沿っ
て駆動される主軸に着脱自在に取り付けられる精密加工
用治具において、上記主軸に固定される着脱部と、この
着脱部から上記ドリルの軸方向に交差する方向に延設さ
れたアーム部と、このアーム部に設けられた雌ネジ孔
と、この雌ネジ孔に螺合されるとともに上記アーム部か
ら少なくとも上記軸方向に沿って上記被加工物側へその
一部を突出させるとともに、その先端部を上記被加工物
が載置される作業台に当接させるための雄ネジ棒と、こ
の雄ネジ棒を所定の角度だけその軸周りに回転させる回
転部とを備えていることを特徴とする。
【0010】(4)被加工物を加工具を用いて加工する
加工装置において、上記被加工物を載置する作業台と、
この作業台に向けて往復動するとともに、その先端に加
工具が取り付けられた主軸と、この主軸に固定された精
密加工用治具を備え、上記精密加工用治具は、上記主軸
に着脱自在に固定される着脱部と、この着脱部から上記
ドリルの軸方向に交差する方向に延設されたアーム部
と、このアーム部に設けられ上記軸方向と平行する軸を
有する雌ネジ孔と、この雌ネジ孔に螺合されるとともに
上記アーム部から少なくとも上記ドリルの進行方向にそ
の一部を突出させるとともに、その先端部を上記被加工
物が載置される作業台に当接させるための雄ネジ棒と、
この雄ネジ棒を所定の角度だけその軸周りに回転させる
回転部とを具備することを特徴とする。
【0011】(5)先端に被加工物への加工を行う加工
具が設けられるとともにその加工方向に沿って往復動す
る主軸に取り付けられる精密加工方法において、上記主
軸をその軸方向に駆動し上記加工具の先端を上記被加工
物に接触させる加工具接触工程と、上記主軸に取り付け
られた固着部材に設けられた雌ネジ孔に雄ネジ棒を螺合
させてその先端を上記被加工物が載置された作業台に当
接させる螺合工程と、上記雄ネジ棒を回転させて上記雄
ネジ棒を上記作業台から所定寸法だけ離間させる離間工
程と、上記主軸をその軸方向に駆動し上記加工具により
上記被加工物を加工する加工工程と、上記雄ネジ棒の先
端が上記作業台に当接することで上記主軸の移動を規制
する規制工程とを備えていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る精密加工用治具20が取り付けられた汎用ボール盤1
0を示す斜視図、図2〜図5は精密加工用治具20の各
部品を示す図、図6は加工工程を示す説明図である。
【0013】汎用ボール盤10は、作業台11と、この
作業台11に図示しない支持柱によって取り付けられた
主軸駆動部12と、主軸駆動部12により図1中矢印Z
方向に往復動される主軸13と、この主軸13に取り付
けられた回転軸14と、この回転軸14の先端に取り付
けられドリルDを固定するチャック機構15と、被加工
体である板材Wを支持する支持台16とを備えている。
【0014】作業台11上には、後述する精密加工治具
20の送り量調節ゲージ40の雄ネジ棒41及びダイヤ
ルゲージ50のスピンドル52の先端に突き当てるため
の水平固定ブロック17,18が積まれている。
【0015】主軸13には、精密加工用治具20が着脱
自在に取り付けられている。精密加工用治具20は、主
軸13に取り付けられる取付アダプタ30と、この取付
アダプタ30の後述する第1アーム34に取り付けられ
た送り量調節ゲージ40と、取付アダプタ30の後述す
る第2アーム35に取り付けられたダイヤルゲージ50
とを備えている。
【0016】取付アダプタ30は、図2の(a)〜
(d)に示すように、主軸13を挟んで対向配置された
第1部材31及び第2部材32を備えている。第1部材
31及び第2部材32は、第1部材31の凹部31a及
び第2部材32の凹部32aにより主軸13の外周を挟
み込んで、第1部材31のネジ孔31b及び第2部材3
2の貫通孔32bに挿入されるボルト33により締結し
ている。なお、凹部31a及び凹部32aの内径と主軸
13の外周との差を調整するために図3の(a),
(b)に示すような断面が半円状のスペーサ34を挟み
込んでも良い。
【0017】第1部材31には、第1アーム34及び第
2アーム35とがそれぞれ両側に延設されている。第1
アーム34には、雌ネジが形成された孔部34aが設け
られている。また、第2アーム35には、雌ネジが形成
された凹部35aが設けられている。
【0018】送り量調節ゲージ40は、孔部34aに捩
じ込まれる雄ネジ(ピッチ)が形成された雄ネジ棒41
と、この雄ネジ棒41の上端に設けられた円盤42と、
円盤42に取り付けられたポインタ43とを備えてい
る。
【0019】円盤42の側面には等間隔に100本の溝
42aと、1つの切欠42bが切られている。溝42a
は目盛として使用する。例えば、雄ネジ棒41のネジピ
ッチを0.5mm、溝42aの本数を100本とする
と、目盛1つ分を回転させると、雄ネジ棒41は0.0
05mm進むこととなる。なお、目盛の目安として円盤
42の切欠42bに挿入されるポインタ43を用いる。
【0020】ダイヤルゲージ50は、メータ部51と、
このメータ部51に取り付けられたスピンドル52とを
備えている。メータ部51は、その裏面側に設けられた
図示しないブラケットが第2アーム35の凹部35aに
挿入されるボルト(不図示)により締結されている。な
お、スピンドル52の軸方向の変位量がメータ部51で
表示される。
【0021】このように構成された汎用ボール盤10及
び精密加工用治具20を用いて、次のようにして微小径
ドリル加工を行う。最初に、加工対象となる板材Wをチ
ャック機構15に固定する。なお、必要に応じて固定用
の治具を用いても良い。
【0022】精密加工用治具20を主軸13に取り付け
る。このとき、ダイヤルゲージ50のスピンドル52の
先端が水平固定ブロック18に当接するように水平固定
ブロック18の種類を交換・積増等を行う。
【0023】次に汎用ボール盤10のチャック機構15
にドリルDを取り付け、ドリルDの刃先が板材Wの表面
に接する位置まで主軸13を下降させる。接した時点で
のダイヤルゲージ50のメータ部51の目盛をゼロ点と
する。また、送り量調節ゲージ40の雄ネジ棒41の先
端が水平固定ブロック17に当接するように水平固定ブ
ロック17の種類を交換・積増等を行う。
【0024】次に、円盤42を必要量回転させ、図6の
(a)に示すように水平固定ブロック17より1回目の
切削量t1だけ上昇させる。そして、主軸13を僅かに
上昇させた後、例えば1100〜2900rpmで回転
軸14の回転を始め、ゆっくりと主軸13を下降させ、
板材Wの切削を開始する。
【0025】主軸13の下降とともに切削が進み、送り
量調節ゲージ40の雄ネジ棒41の先端が水平固定ブロ
ック17に当接するとその下降が規制されるため、主軸
13の下降も停止する。この時点で図6の(b)に示す
ようにドリルDの刃先は板材Wに深さt1だけ進行して
いる。なお、ダイヤルゲージ50の目盛はt1を示すこ
ととなる。
【0026】次に、円盤42を必要量回転させ、図6の
(c)に示すように、水平固定ブロック17より2回目
の切削量t2だけ上昇させる。そして、主軸13を僅か
に上昇させた後、ゆっくりと主軸13を下降させ、板材
Wの切削を再開する。
【0027】主軸13の下降とともに切削が進み、送り
量調節ゲージ40の雄ネジ棒41の先端が水平固定ブロ
ック17に当接するとその下降が規制されるため、主軸
13の下降は停止する。この時点で図6の(d)に示す
ようにドリルDの刃先は板材Wに深さt2だけ進行す
る。このとき、ダイヤルゲージ50のメータ部51の目
盛は1回目の切削量t1と2回目の切削量t2の合計で
あるt1+t2を示すこととなる。
【0028】このような工程を繰り返す。なお、適宜、
切屑等は除去するとともに必要に応じて潤滑油を供給す
る。そして、ダイヤルゲージ50の目盛が板材Wの厚み
以上になった時点で切削作業を終了する。
【0029】なお、送り量は漸減ステップ加工が良い。
すなわち、加工当初は送り量を多く、穴が深くなるにし
たがって送り量を少なくしていく。例えば、0.3mm
の穴の場合、送り量は0.02mm、0.01mm、
0.005mmとする。
【0030】上述したように、本実施の形態に係る汎用
ボール盤10及び精密加工用治具20を用いてドリル加
工を行うと、微小量ずつドリルDを送ることができ、高
精度に穴加工を行うことができる。具体的には、厚さ3
mmのステンレス板には直径0.3mmの、厚さ1mm
のステンレス板には0.25mm,0.2mmの、厚さ
0.3mmのステンレス板には0.15mm,0.1m
mのドリル加工が可能であった。
【0031】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではない。すなわち、上述した例では、雄ネジの
ピッチを0.5mm、送り量調節ゲージ40の目盛を1
00等分することで、1目盛当りの進行量を0.005
mmとしたが、ドリルの径や被加工体の厚さ・材質等に
よって適宜変更可能である。水平固定ブロックの替わり
に、自在に高さを調節できる水平固定でもよい。
【0032】また、汎用ボール盤について説明したが、
他の加工機械にもその主軸の径に合わせて取付アダプタ
を製作することで、旋盤の押しコップ、立型フライス盤
(主軸が手動で上下できるもの)にも使用できる。特
に、フライス盤に取り付けた場合に、XYZステージを
利用することにより、穴加工位置の割り出しができるこ
と、ポジション(マグネ)スケールと併用することで、
より正確な穴加工ができる。この他、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、汎用の加工装置であっ
ても、高精度にドリル等の加工具を送ることで、低コス
ト、かつ、容易に微小径ドリル加工を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施の形態に係る精密加工用
治具が取り付けられた汎用ボール盤を示す斜視図。
【図2】同精密加工用治具を示す図であって、(a)は
左側面図、(b)は平面図、(c)は右側面図、(d)
は正面図である。
【図3】同精密加工用治具に組み込まれたスペーサを示
す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図。
【図4】同精密加工用治具に組み込まれた送り量調節ゲ
ージを示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面
図。
【図5】同精密加工用治具に組み込まれたポインタを示
す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図。
【図6】同精密加工用治具を用いてドリル加工を行う工
程を示す説明図。
【符号の説明】
10…汎用ボール盤 13…主軸 14…回転軸 15…チャック機構 17,18…水平固定ブロック 20…精密加工治具 30…取付アダプタ 34…第1アーム 34a…孔部 40…送り量調節ゲージ 41…雄ネジ棒 42…円盤 50…ダイヤルゲージ 52…スピンドル D…ドリル W…板材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物への穴加工を行うためのドリルが
    取り付けられ、かつ、上記ドリルの軸方向に沿って駆動
    される主軸に着脱自在に取り付けられる精密加工用治具
    において、 上記主軸に固定される着脱部と、 この着脱部から上記軸方向に交差する方向に延設された
    アーム部と、 このアーム部に設けられた雌ネジ孔と、 この雌ネジ孔に螺合されるとともに上記アーム部から少
    なくとも上記軸方向に沿って上記被加工物側へその一部
    を突出させるとともに、その先端部を上記被加工物が載
    置される作業台に当接させるための雄ネジ棒と、 この雄ネジ棒を所定の角度だけその軸周りに回転させる
    回転部とを備えていることを特徴とする精密加工用治
    具。
  2. 【請求項2】上記主軸の上記軸方向への移動量を計測す
    る計測手段を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の精密加工用治具。
  3. 【請求項3】被加工物への加工を行うための加工具が取
    り付けられ、かつ、上記加工具の加工方向に沿って駆動
    される主軸に着脱自在に取り付けられる精密加工用治具
    において、 上記主軸に固定される着脱部と、 この着脱部から上記ドリルの軸方向に交差する方向に延
    設されたアーム部と、 このアーム部に設けられた雌ネジ孔と、 この雌ネジ孔に螺合されるとともに上記アーム部から少
    なくとも上記軸方向に沿って上記被加工物側へその一部
    を突出させるとともに、その先端部を上記被加工物が載
    置される作業台に当接させるための雄ネジ棒と、 この雄ネジ棒を所定の角度だけその軸周りに回転させる
    回転部とを備えていることを特徴とする精密加工用治
    具。
  4. 【請求項4】被加工物を加工具を用いて加工する加工装
    置において、 上記被加工物を載置する作業台と、 この作業台に向けて往復動するとともに、その先端に加
    工具が取り付けられた主軸と、 この主軸に固定された精密加工用治具を備え、 上記精密加工用治具は、上記主軸に着脱自在に固定され
    る着脱部と、 この着脱部から上記ドリルの軸方向に交差する方向に延
    設されたアーム部と、 このアーム部に設けられ上記軸方向と平行する軸を有す
    る雌ネジ孔と、 この雌ネジ孔に螺合されるとともに上記アーム部から少
    なくとも上記ドリルの進行方向にその一部を突出させる
    とともに、その先端部を上記被加工物が載置される作業
    台に当接させるための雄ネジ棒と、 この雄ネジ棒を所定の角度だけその軸周りに回転させる
    回転部とを具備することを特徴とする加工装置。
  5. 【請求項5】先端に被加工物への加工を行う加工具が設
    けられるとともにその加工方向に沿って往復動する主軸
    に取り付けられる精密加工方法において、 上記主軸をその軸方向に駆動し上記加工具の先端を上記
    被加工物に接触させる加工具接触工程と、 上記主軸に取り付けられた固着部材に設けられた雌ネジ
    孔に雄ネジ棒を螺合させてその先端を上記被加工物が載
    置された作業台に当接させる螺合工程と、 上記雄ネジ棒を回転させて上記雄ネジ棒を上記作業台か
    ら所定寸法だけ離間させる離間工程と、 上記主軸をその軸方向に駆動し上記加工具により上記被
    加工物を加工する加工工程と、 上記雄ネジ棒の先端が上記作業台に当接することで上記
    主軸の移動を規制する規制工程とを備えていることを特
    徴とする精密加工方法。
JP2002054615A 2002-02-28 2002-02-28 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法 Pending JP2003251509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054615A JP2003251509A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002054615A JP2003251509A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003251509A true JP2003251509A (ja) 2003-09-09

Family

ID=28665721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002054615A Pending JP2003251509A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003251509A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170116189A (ko) * 2010-09-08 2017-10-18 산드빅 인터렉츄얼 프로퍼티 에이비 보어 절삭 공구 및 보어 절삭 공구를 제조하는 방법
CN108500319A (zh) * 2018-03-05 2018-09-07 嘉善强锐五金制品厂(普通合伙) 一种用于螺帽打孔的打孔机构
CN111112690A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 国营第六一六厂 一种精密倾斜角度可调微细计量孔加工夹具
CN111889722A (zh) * 2020-07-20 2020-11-06 邹城兖矿泰德工贸有限公司 合金开孔器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170116189A (ko) * 2010-09-08 2017-10-18 산드빅 인터렉츄얼 프로퍼티 에이비 보어 절삭 공구 및 보어 절삭 공구를 제조하는 방법
KR101985128B1 (ko) * 2010-09-08 2019-05-31 산드빅 인터렉츄얼 프로퍼티 에이비 보어 절삭 공구 및 보어 절삭 공구를 제조하는 방법
CN108500319A (zh) * 2018-03-05 2018-09-07 嘉善强锐五金制品厂(普通合伙) 一种用于螺帽打孔的打孔机构
CN111112690A (zh) * 2019-12-30 2020-05-08 国营第六一六厂 一种精密倾斜角度可调微细计量孔加工夹具
CN111112690B (zh) * 2019-12-30 2024-05-28 国营第六一六厂 一种精密倾斜角度可调微细计量孔加工夹具
CN111889722A (zh) * 2020-07-20 2020-11-06 邹城兖矿泰德工贸有限公司 合金开孔器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI322729B (en) Lathe, computer program for lathe control, and machining method by lathe
JP2009289786A (ja) ウエーハの切削方法
WO2021117526A1 (ja) 加工装置、加工方法および切削工具
JP5313018B2 (ja) ウエーハの加工方法
JPH06328301A (ja) 回転切削方法およびその装置
WO2017110307A1 (ja) 工作機械及び切削方法
US20070204464A1 (en) Jewelry making machine with improved cutting capabilities and methods of use thereof
CN108020479B (zh) 一种锯切模拟试验装置及试验方法
JP2003251509A (ja) 精密加工用治具、加工装置及び精密加工方法
TWM575735U (zh) Deep hole ball thread hard turning machining lathe equipment
KR101009444B1 (ko) 연속 가공형 앵글 헤드
CN116475906A (zh) 立卧磨双磨头加工中心
CN108205290A (zh) 基于激光位移传感器的工件调平装置
CN106475592A (zh) 深槽内孔加工装置及加工方法
JP2012051070A (ja) 平面加工工具およびこれを用いた平面加工方法
JP2001162426A (ja) 曲面切削装置及び曲面切削方法
JPH05337787A (ja) 工作機械のボーリング径補正装置
JP5328011B2 (ja) 歯車材料支持装置、歯車加工装置、及び歯車製造方法
JP2014188628A (ja) 溝加工方法
JP2021160069A (ja) 加工工具及び加工装置
JP2006159362A (ja) ラップ定盤のフェ−シング装置
JPS6171968A (ja) 回転砥石の摩耗補償方法
JP2001322012A (ja) 切削工具の取り付けホルダー及び切削工具の位置調整装置
JP2003311610A (ja) 研削盤及びこれを用いた研削方法
BE1028957A1 (nl) Werkwijze voor kwalitatief, nauwkeurig en duurzaam frezen van metaal

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040617

A977 Report on retrieval

Effective date: 20041224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20050222

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050524

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02