JP2003250878A - オムツの処理装置および処理方法 - Google Patents

オムツの処理装置および処理方法

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JP2003250878A
JP2003250878A JP2002044584A JP2002044584A JP2003250878A JP 2003250878 A JP2003250878 A JP 2003250878A JP 2002044584 A JP2002044584 A JP 2002044584A JP 2002044584 A JP2002044584 A JP 2002044584A JP 2003250878 A JP2003250878 A JP 2003250878A
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JP
Japan
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diaper
heating chamber
superheated steam
steam
heating
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Application number
JP2002044584A
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English (en)
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Ichifuku Nitta
一福 新田
Keiichi Miyamoto
啓一 宮本
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METORAN KK
Metran Co Ltd
Original Assignee
METORAN KK
Metran Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙オムツを簡便な構成で処理できる装置および
方法を提供する。 【解決手段】加熱室12に紙オムツを投入する。加熱室
12には、常圧で200℃〜500℃程度とされた過熱
水蒸気が充満されている。この過熱水蒸気により紙オム
ツを加熱する。加熱された紙オムツは、乾燥して炭化す
る。炭化した紙オムツを回収して再利用することが可能
である。過熱水蒸気を用いて紙オムツを乾燥させている
ので、紙オムツが燃焼するおそれを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オムツの処理装置
および処理方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】使用済みの紙オムツは、多くの場合、焼
却により処理されている。しかしながら、使用済みオム
ツは多くの水分を含むため、焼却に要する熱量が大きく
なり、焼却炉に負担をかけてしまう。また、使用済みオ
ムツは、水分を吸っているために重く、しかもかさばる
ため、回収者への負担が大きい。
【0003】また、病院内で患者により使用されたオム
ツは、一般に、滅菌や消毒という処理の必要がある。こ
の滅菌・消毒処理も手間のかかる作業であり、作業者へ
の負担が大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の事情
に基づいてなされたもので、その目的は、オムツ、例え
ば紙オムツを簡便な構成で加熱処理できる装置および方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のオムツ処
理装置は、本体を備えており、前記本体は、加熱室を有
し、前記加熱室は、その内部にオムツを収容できる構成
となっており、かつ、前記加熱室の内部は、過熱水蒸気
を充満できる構成となっているものである。
【0006】請求項2記載のオムツ処理装置は、請求項
1記載のものにおいて、前記加熱室に過熱水蒸気を供給
する水蒸気供給部をさらに備えた構成となっている。
【0007】請求項3記載のオムツ処理装置は、請求項
2記載のものにおいて、前記水蒸気供給部は、原料水ま
たは原料水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする加熱部を備
えている構成となっている。
【0008】請求項4記載のオムツ処理装置は、請求項
2または3記載のものにおいて、前記水蒸気供給部は、
前記本体の内部に存在する過熱水蒸気と原料水または原
料水蒸気との間で熱交換を行う熱交換部を備えた構成と
なっている。
【0009】請求項5記載のオムツ処理装置は、請求項
2〜4のいずれか1項記載のものにおいて、前記水蒸気
供給部は、前記加熱室の内部に配置された供給管を有し
ており、前記供給管は、前記加熱室の内部に連通され、
かつ、過熱水蒸気を前記加熱室に供給する開口を備えて
いる構成となっている。
【0010】請求項6記載のオムツ処理装置は、請求項
1〜5のいずれか1項記載のものにおいて、前記加熱室
内において前記オムツを支持する支持体をさらに備えた
構成となっている。
【0011】請求項7記載のオムツ処理装置は、請求項
6記載のものにおいて、前記支持体の下方には、処理さ
れたオムツが収納される回収部が配置されている構成と
なっている。
【0012】請求項8記載のオムツ処理装置は、請求項
2〜5のいずれか1項に記載のものにおいて、前記本体
の内部に供給された過熱水蒸気を前記水蒸気供給部に環
流させる循環流路をさらに備えた構成となっている。
【0013】請求項9記載のオムツ処理装置は、請求項
2〜5のいずれか1項に記載のものにおいて、前記本体
は、さらに予熱室を備えており、前記予熱室には、前記
水蒸気供給部の全部または一部が収納されている構成と
なっている。
【0014】請求項10記載のオムツ処理装置は、請求
項9記載のものにおいて、前記予熱室は、前記加熱室に
隣接して配置されており、さらに、前記予熱室と前記加
熱室とは、開閉可能な扉により仕切られている構成とな
っている。
【0015】請求項11記載のオムツ処理装置は、請求
項10記載のものにおいて、前記扉には、前記予熱室と
加熱室とを連通させることができ、かつ、開閉可能とさ
れた窓が備えられている構成となっている。
【0016】請求項12記載のオムツ処理装置は、請求
項1〜11のいずれか1項記載のものにおいて、前記加
熱室で加熱された前記オムツを冷却する冷却部をさらに
備えた構成となっている。
【0017】請求項13記載のオムツ処理装置は、請求
項12記載のものにおいて、前記冷却部は、請求項6記
載の支持体の上方に配置されている構成となっている。
【0018】請求項14記載のオムツ処理方法は、過熱
水蒸気によりオムツを加熱処理する構成となっている。
【0019】請求項15記載のオムツ処理方法は、過熱
水蒸気によりオムツを加熱し、これによって、前記オム
ツを炭化させる構成となっている。
【0020】請求項16記載の処理物の製造方法は、過
熱水蒸気によりオムツを加熱し、これによって、前記オ
ムツから処理物を得る構成となっている。
【0021】請求項17記載の処理物の製造方法は、請
求項16記載のものにおいて、前記処理物は、オムツが
炭化したものを含んでいる。
【0022】請求項18記載のオムツ処理装置は、本体
を備えたオムツ処理装置であって、前記本体は、加熱室
を有し、前記加熱室は、その内部にオムツを収容できる
構成となっており、かつ、前記加熱室の内部は、過熱蒸
気を充満できる構成となっているものである。
【0023】請求項19記載のオムツ処理装置は、請求
項1記載のものにおいて、前記加熱室は、その内部に複
数のローラを有しており、前記複数のローラは、その軸
線がほぼ平行でかつ千鳥状に配置されており、これによ
って、前記複数のローラを介して前記オムツを下流側に
移動させることができるようになっており、前記複数の
ローラの側方には、前記複数のローラに沿って移動する
前記オムツに対して過熱水蒸気を供給する供給管が配置
されている構成となっている。
【0024】請求項20記載のオムツ処理装置は、請求
項19記載のものにおいて、前記複数のローラの近傍
に、前記複数のローラに付着した前記オムツを落下させ
るスクレーパを配置したものである。
【0025】請求項21記載のオムツ処理装置は、請求
項19または20に記載のものにおいて、前記複数のロ
ーラの上流側に、前記複数のローラに対して供給される
オムツを破砕する破砕部を設置したものである。
【0026】請求項22記載のオムツ処理装置は、請求
項19〜21のいずれか1項記載のものにおいて、前記
過熱水蒸気に代えて、水以外から得られた過熱蒸気が用
いられているものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
るオムツ(例えば紙オムツ)の処理装置を、添付の図面
に基づいて説明する。なお、添付の図面においては、部
材の大きさや厚さや形状は、理解を容易とするために、
あえて模式的に記載している。本実施形態の処理装置
は、本体1と、水蒸気供給部2と、支持体3と、回収部
4と、冷却部5と、循環流路6とを主な構成として備え
ている。
【0028】本体1は、上面が閉じられた略筒状に形成
されている。本体1の内面には、ほぼ全面にわたって、
耐火物(例えば耐火れんが)が取り付けられている(図
示せず)。本体1は、予熱室11と、加熱室12と、排
気筒13とを備えている。予熱室11と加熱室12と
は、本体1の内部に形成された空間を上下に仕切ること
によって形成されている。これにより、予熱室11と加
熱室12とは、上下に隣接して配置された構成となって
いる。予熱室11には、水蒸気供給部2の主要部分が配
置されている(後述)。予熱室11の側面には、開口1
11が形成されている。開口111には、これを開閉す
るための扉112が取り付けられている。扉112に
は、図示しないアクチュエータ(例えば油圧シリンダ)
が取り付けられており、図示しない制御装置からの指令
によって、扉112を開閉するようになっている。
【0029】加熱室12は、隣接する予熱室11との間
に形成された開口121を備えている。開口121に
は、これを開閉するための扉122が取り付けられてい
る。扉122にも、図示しないアクチュエータが取り付
けられており、制御信号に従って、扉122を開閉する
ようになっている。扉122には、予熱室11と加熱室
12とを連通させる窓123が形成されている(図2参
照)。窓123には、シャッタ124が取り付けられて
いる。シャッタ124にもアクチュエータ(図示せず)
が取り付けられており、制御信号にしたがって開閉でき
るようになっている。加熱室12は、その下部に、傾斜
面125と、縮径部126とを備えている。縮経部12
6は、加熱室12よりも径が小さい筒状とされている。
傾斜面125は、加熱室12の径を縮径部126に向け
て徐々に小さくすることによって形成されている。
【0030】排気筒13は、この実施形態では、予熱室
11の上部に取り付けられている。排気筒13の一端
は、予熱室11の内部に連通されている。排気筒13の
他端は、屋外に配置されている。
【0031】水蒸気供給部2は、原料水または原料水蒸
気(常圧で100℃以下の水蒸気)導入用の配管21
と、熱交換部22と、接続用の配管23と、加熱部24
と、接続用の配管25と、供給管26とを主な構成とし
て備えている。配管21・25の一部と供給管26とを
除き、水蒸気供給部2は、本体1の予熱室11の内部に
配置されている。配管21の一端は、原料水タンクまた
は原料水蒸気供給部(図示せず)に接続されている。配
管21に供給される水蒸気は、原料水を沸騰させたり、
超音波を用いることで発生させられるものである。ここ
で、原料水としては、カルシウム分の少ない軟水を用い
ることが好ましい。配管21の他端は、熱交換部22に
接続されている。
【0032】熱交換部22は、例えば、周回された配管
や、配管を分岐して構成したフィンにより構成されてい
る。熱交換部22は、その内部に原料水(または水蒸
気)を通過させることにより、本体1(この実施形態で
は予熱室11)の内部に存在する水蒸気との熱交換を行
うようになっている。そのための熱交換部22の構成
は、従来から知られたものを用いることができるので、
ここでの詳細な説明は省略する。
【0033】加熱部24は、本体241と、交流の電源
242とを備えている。本体241は、その内部に、原
料水または水蒸気を受け入れる内部空間を有している。
また、本体241の外面には、この実施形態では、誘導
加熱を行うための、電気的な導体(図示せず)が配置さ
れている。さらに、本体241の外表面も、電気的な導
体(例えばアルミニウム合金)により構成されている。
電源242は、誘導加熱を行うための導体に接続されて
おり、本体241に対して誘導加熱を行うことができる
ようになっている。本実施形態では、この誘導過熱によ
り、原料水または水蒸気を加熱して、過熱水蒸気を得る
構成となっている。ここで、過熱水蒸気とは、常圧で1
00℃以上に熱せられた水蒸気をいう。本体241は、
配管23を介して、熱交換部22に接続されている。こ
れにより、熱交換部22で加熱された原料水または水蒸
気を本体241の内部に導入することができる。
【0034】供給管26は、図1に示されるように、複
数となっており、かつ、斜め下方に向けて延長されてい
る。各供給管26の一端は、一本の配管25に接続され
ており、この配管25を介して加熱部24に接続されて
いる。供給管26の他端は、開口されており、この他端
から加熱室12に、供給管26に送られた過熱水蒸気を
供給することができるようになっている。特に、本実施
形態では、供給管26は、支持体3の上部に載せられた
オムツA(図1参照)に向けて過熱水蒸気を吹き付ける
ことができる向きに設置されている。
【0035】支持体3は、平板状に形成されており、図
1に示されるように、加熱室12の縮径部126の中間
位置に、ほぼ水平となるように取り付けられている。さ
らに、支持体3は、取付状態において、縮径部126の
内部を閉鎖するようになっている。
【0036】回収部4は、袋状に形成されており、支持
体3および供給管26の下方に配置されている。回収部
4の開口部は、加熱室12の縮径部126の下部に、着
脱可能なように取り付けられている。これにより、回収
部4は、支持体3から落下してくる処理物をその内部に
収納することができるようになっている。
【0037】冷却部5は、供給管51を備えている。供
給管51の一端は、加熱室12の内部であって、かつ、
支持体3の上方に配置されている。さらに供給管51の
一端は、支持体3の上部に載せられたオムツA(図1参
照)に向けて配置されている。供給管51の他端は、図
示しない冷却水タンクに接続されており、冷却水タンク
から供給管51に向けて、図示しないポンプにより冷却
水を供給できるようになっている。
【0038】循環流路6は、配管61とファン62と逆
止弁63とを有している。配管61の一端は、図1に示
されるように、予熱室11の内部に連通されている。配
管61の他端は、水蒸気供給部2の加熱部24における
本体241に接続されている。ファン62は、配管61
に取り付けられており、予熱室11内の水蒸気を加熱部
24に送り出すことができるようになっている。逆止弁
63は、配管61における水蒸気の逆流を防止できるよ
うになっている。
【0039】つぎに、本実施形態にかかる処理装置を用
いた、オムツの処理方法について説明する。この処理方
法の概略的な流れを図3に示す。初期状態では、扉11
2と扉122とは、いずれも閉状態にあるとする。ま
た、後述する扉112、扉122、シャッタ124の開
閉は、制御装置およびアクチュエータを介して自動的に
行うことができる。例えば、スイッチを押すことによ
り、下記に示される手順で自動的に各扉を動作させるこ
とも容易に可能である。
【0040】まず、オムツを予熱室11に投入する(ス
テップ3−1)。オムツは、袋詰めされていることが望
ましい。この明細書では、袋詰めされた状態のオムツ
を、単にオムツと称することがある。袋の材質として
は、例えばポリエチレンである。また、このステップで
は、予熱室11内が十分に冷えており、危険のない状態
で、扉112を開状態とする。ついで、開口111から
予熱室11の内部にオムツを投入する。投入されたオム
ツは、予熱室11の内部において、扉122の上面によ
って支持される。オムツ投入後、扉112を閉める。
【0041】ついで、予熱を行う(ステップ3−2)。
ここでは、配管21、熱交換部22および配管23を介
して、加熱部24に原料水(または水蒸気)を送る。加
熱部24では、電源242を用いた誘導加熱により、原
料水(または水蒸気)を加熱し、常圧で200℃〜50
0℃の過熱水蒸気とする。一般的には、加熱部24に導
入された状態では、原料水は、水蒸気となっていること
が好ましい。加熱部24で発生した熱は、予熱室11を
加熱し、予熱室11にある廃棄物を予熱する。これによ
り、廃棄物の加熱処理時間を短縮でき、しかも、熱の利
用効率を向上することが可能となる。一方、加熱部24
で得られた過熱水蒸気は、配管25を介して供給管26
に送られ、この供給管26から加熱室12に供給され、
加熱室12に充満する。このとき、扉122に形成され
た窓123を開状態としておく。これにより、加熱室1
2にある空気を予熱室11に排出することができ、加熱
室12から酸素を十分に減少させることが可能となる。
また、窓123を開状態とすることにより、予熱室11
を加熱することができ、予熱室11内の廃棄物を予熱す
ることもできる。予熱室11に移動した空気は、排気筒
13から外部に排出できる(図1における排ガスG参
照)。ここで、本実施形態では、排ガスGには、空気と
水蒸気のみが基本的には含まれており、有害物質の混入
は考えられない。そこで、本実施形態は、排ガスGをそ
のまま建物外に排出することも可能になるという利点が
ある。ついで、シャッタ124を操作して、窓123を
閉じる。
【0042】過熱水蒸気が加熱室12に充満したのち、
扉122を開ける。これにより、オムツを加熱室12に
導入することができる(ステップ3−3)。投入された
オムツ(図3中符号Aで示す。)は、自重により落下し
て、支持体3によって支持される。
【0043】ついで、扉122を閉める。この状態で、
供給管26の開口261から供給された過熱水蒸気によ
り、オムツが加熱される(ステップ3−4)。加熱され
たオムツは乾燥し、さらに十分加熱されると、炭化す
る。
【0044】ここで、本実施形態では、過熱水蒸気が充
満した雰囲気中でオムツを加熱処理しているので、オム
ツが燃焼するおそれを十分に低減させることが可能であ
る。このため、廃棄物の燃焼に伴う排ガスの発生を防止
することができる。すると、排ガスの処理のための設備
を簡略とすることができ、装置の簡便化、低コスト化が
容易になるという利点がある。
【0045】また、本実施形態では、過熱水蒸気でオム
ツを加熱することにより、オムツの滅菌や消毒を行うこ
とができるという利点もある。
【0046】本実施形態では、扉122を閉めた後、予
熱室11の扉112を開けて、次のオムツを投入するこ
ともできる。このようにすると、加熱室12からの熱に
より、次のオムツを効率的に予熱することが可能であ
る。
【0047】一方、予熱および加熱工程中は、循環流路
6のファン62を動作させておく。これにより、予熱室
11中にある、ある程度加熱された水蒸気を加熱部24
に送り込むことができる。これにより、装置としての熱
効率向上が期待できる。
【0048】さらに、本実施形態では、予熱室11の内
部に熱交換部22を配置したので、予熱室11中の熱の
一部を熱交換部22により回収して、有効利用すること
ができるという利点がある。
【0049】ついで、所定時間が経過した後、加熱部2
4での加熱を停止する。この停止は、タイマにより行え
ばよい。ついで、原料水(または原料水蒸気)の提供を
停止する。これにより、供給管26から加熱室12への
過熱水蒸気の供給を停止することができる。その後、冷
却部5から、支持体3上のオムツに向けて、冷却水を浴
びせる。これにより、加熱処理されたオムツ(本明細書
において処理物と称することがある。)を冷却すること
ができる。
【0050】ついで、支持体3を本体1から引き出す。
これにより、処理物Wが下方に落下し、回収部4の内部
に収納される(図1参照)。ここで、処理物は冷却され
ているので、回収部4は、過度に熱せられることがな
い。したがって、回収部4を扱う作業を安全に行うこと
ができる。ついで、回収部4を本体1から取り外して、
処理物を回収する。
【0051】ついで、加熱室12の内部に処理物が残存
していれば、これを回収する。ついで、支持体3や回収
部4を元の状態に戻す。ついで、予熱室11にある廃棄
物を加熱室12に落下させる。以降の動作は前記と同様
である。もし、予熱室11に予め廃棄物を投入しておか
なかった場合には、廃棄物を予熱室11に投入する工程
から繰り返す。
【0052】本実施形態の方法によれば、過熱水蒸気に
よりオムツを十分に加熱することにより、オムツを、炭
化した処理物とすることができる。処理物が炭化してい
ると、例えば、土壌改良材として環境保全用に用いるこ
とができるなど、資源として利用することが可能とな
る。
【0053】さらに本実施形態の方法によれば、過熱水
蒸気によりオムツを加熱しているので、オムツを十分に
乾燥させることが可能である。これにより、処理物を軽
量化することができる。さらには、通常の焼却炉での焼
却処分を、焼却炉に大きな負担をかけることなく、行う
ことができる。
【0054】また、本実施形態の方法によれば、過熱水
蒸気によりオムツを加熱して、乾燥または炭化させてい
るので、処理後に処理物を押さえ付けることにより、オ
ムツの体積を容易に減らすことができる。これにより、
処理物の取り扱いが容易になるという利点もある。
【0055】なお、前記第1実施形態では、過熱水蒸気
を用いたが、他の種類の過熱蒸気を用いることも可能で
ある。
【0056】また、前記第1実施形態では、加熱部24
における加熱手段として誘導加熱を用いたが、これに限
らず、通常の抵抗加熱、バーナによる加熱、マイクロ波
による加熱など、各種の加熱手段を用いることが可能で
ある。
【0057】つぎに、本発明の第2実施形態に係るオム
ツ処理装置を図4および図5に基づいて説明する。この
装置は、本体1と、水蒸気供給部2と、回収部4と、供
給部7とを主な構成として備えている。
【0058】供給部7は、本体1に対してオムツを供給
する部分である。供給部7は、ホッパ71と、破砕部7
2とを備えている。ホッパ71は、オムツを一旦収容
し、下方に落下させて送り出すものである。破砕部72
は、二つの破砕ローラ721を備えている。二つの破砕
ローラ721は、互いに平行に配置されている。破砕ロ
ーラ721は、それらの間にオムツを挟みながら下方に
送り出すことで、オムツを裁断ないし破砕することがで
きるようになっている。
【0059】本体1は、導入部1100と、加熱室11
20と、熱交換部1130と、配管1140とを備えて
いる。導入部1100は、ガイド1101と、シャッタ
1102および1103とを備えている。ガイド111
0は、下方に向けて縮径した筒状とされている。シャッ
タ1120は、ガイド1110の内部に、開閉可能なよ
うに取り付けられている。さらに、シャッタ1120
は、閉状態ではガイド1110内の空間をほぼ閉鎖し、
開状態ではオムツの通過を許容するように設定されてい
る。シャッタ1130は、シャッタ1120の下方に配
置されており、これとほぼ同様に構成されている。シャ
ッタ1130の開閉タイミングは、シャッタ1120が
開の時に閉となり、シャッタ1120が閉の時に開とな
るように設定されている。配管1140は、ガイド11
10の途中に設置されている。配管1140は、ガイド
1110の内部にあるオムツに対して、殺菌および消臭
のための薬剤を噴霧することができるようになってい
る。
【0060】加熱室1120は、実質的に密閉された空
間を内部に有している。加熱室1120の内面には、ほ
ぼ全面にわたって、耐火物(例えば耐火れんが)が取り
付けられている(図示せず)。加熱室1120は、その
内部に、複数のローラ1121とスクレーパ1122と
を有している。複数のローラ1121は、その軸線がほ
ぼ平行でかつ千鳥状に配置されている。これによって、
複数のローラ1121は、それらを介してオムツを下流
側(下方)に移動させることができるようになってい
る。複数のローラ1121は、図示しないモータによっ
て、交互に逆方向に回転するようになっている。
【0061】各ローラ1121の内部には、図5の概略
的な断面に示されるように、ローラ加熱用の配管112
3と、排気用の配管1124とが配置されている。配管
1123は、水蒸気供給部2の加熱部1240(後述)
に接続されており、ローラ1121の内部に過熱水蒸気
を供給できるようになっている。排気用の配管1124
は、図示しない排気用のファンに接続されており、その
吸引力によって、外部(または交換部本体1131)に
向けて強制排気されるようになっている。各ローラ11
21は、軸受1125によって支持されている(図5参
照)。
【0062】スクレーパ1122は、それぞれ、各ロー
ラ1121に対応してひとつずつ配置されている。各ス
クレーパ1122は、各ローラ1121に接触してお
り、各ローラ1121に付着したオムツを下方に落下さ
せることができるようになっている。望ましくは、各ス
クレーパ1122の位置は、「スクレーパ1122によ
って落下したオムツが、その下方に位置するローラ11
21の表面に載って下方に移動できる位置」とされる。
【0063】熱交換部1130は、交換部本体1131
と排気筒1132とを備えている。交換部本体1131
の内部は、加熱室1120の内部と連通されている。交
換部本体1131の内部には、排出される過熱水蒸気
と、導入される水蒸気または水との熱交換を行うラジエ
タ(図示せず)が配置されている。排気筒1132は、
交換部本体1131からの排気を外部に導くようになっ
ている。
【0064】水蒸気供給部2は、原料水蒸気または原料
水導入用の配管1210と、加熱部1240と、複数の
供給管1260とを備えている。配管1210は、原料
水タンクまたは原料水蒸気供給部(図示せず)に接続さ
れており、加熱部1240の内部に原料水または原料水
蒸気を供給するようになっている。
【0065】加熱部1240は、第1実施形態における
加熱部24と同様に、誘導加熱などの任意の加熱手段に
よって、原料水または原料水蒸気を過熱水蒸気とするも
のである。
【0066】複数の供給管1260の一端は、加熱部1
240に接続されている。複数の供給管1260の他端
は、各ローラ1121における、オムツが移動する側を
向いて配置されている。これにより、供給管1260
は、ローラ1121に沿って移動するオムツに対して過
熱水蒸気を供給することができるようになっている。
【0067】回収部4は、上面が開口された箱体状とさ
れている。回収部4は、最も下流側に位置するローラ1
121の下方に配置されている。これにより、落下する
処理物を回収部4の内部に収納することができる。 つ
ぎに、前記した第2実施形態の処理装置の動作について
説明する。まず、供給部7のホッパ71に、処理すべき
オムツを収容する。ついで、破砕部72のローラ721
を駆動する。これにより、オムツを破断ないし破砕しな
がら、本体1に供給することができる。
【0068】下方に落下したオムツは、本体1の導入部
1100に入る。ここで、シャッタ1102とシャッタ
1103とは、交互に開閉動作させられている。この交
互の開閉動作により、オムツを、加熱室1120に移動
させることができる。また、本実施形態では、シャッタ
1102とシャッタ1103とを交互に開閉させている
ので、加熱室12の内部に充満された過熱水蒸気が外部
に流出することがほとんどなく、このために熱効率がよ
いという利点がある。また、シャッタ1102とシャッ
タ1103との開閉周期(時間)は、なるべく短いこと
が好ましい。そのようにすると、破断されたオムツを連
続的かつ平均的に下方に送ることができる。すると、下
流における、過熱水蒸気による加熱処理をムラ無く行う
ことができ、加熱処理の効率を向上させることができ
る。さらに、本実施形態では、ガイド1101の途中に
ある配管1140を介して、殺菌や消臭用の薬剤をオム
ツに対して噴霧することができる。
【0069】導入部1100から落下したオムツは、加
熱室1120における最上部のローラ1121の上面に
載る。ここでは、予め、各ローラ1121を、互いに逆
方向に回転させておく。最上部のローラ1121の回転
に伴い、オムツが下方に移動すると、その途中にある供
給管1260から、移動途中のオムツに対して、過熱水
蒸気が吹き付けられる。ついで、最上部のローラ112
1から、2番目のローラ1121にオムツが落下して載
り変わる。2番目のローラ1121は、最上部のローラ
1121とは逆方向に移動しながら、オムツを下方に移
送する。その間、対応する位置にある供給管1260か
ら過熱水蒸気がオムツに吹き付けられる。以降、同様に
して、下流に移動するオムツに過熱水蒸気を吹き付けて
いくことができる。
【0070】これにより、本実施形態では、オムツを加
熱処理することができる。加熱処理後に得られる処理物
の状態としては、乾燥状態またはわずかに炭化している
状態が好ましい。また、供給する過熱水蒸気の温度は、
180℃から220℃、より具体的には200℃程度が
好ましい。この温度であると、オムツを構成する吸水性
ポリマーおよびセルローズが分解しないため、発煙を少
なく抑えることができる。ただし、吸水性ポリマーは、
アクリル酸ナトリウムの重合物なので、熱分解しても、
有害物質を発生することは無いと考えられる。
【0071】また、本実施形態では、前記の工程中にお
いて、ローラ1121の内部に、配管1123から過熱
水蒸気を供給しておく。これにより、ローラ1121を
予熱しておくことができ、オムツの加熱処理に要する時
間を短縮することができる。
【0072】最下部のローラ1121から落下した処理
物は、回収部4の内部に収納される。使用者は、適宜な
時期に回収部4を本体1から取り出す。この作業は、本
体1に形成した図示しない開口部を介して行う。つい
で、回収部4に収納された処理物を回収する。回収され
た処理物は、焼却場で焼却処理される。本実施形態にお
ける他の構成および利点は、前記した第1実施形態と同
様である。
【0073】なお、前記第2実施形態においては、ロー
ラ1121の内部を過熱水蒸気で加熱する構成とした。
しかしながら、ローラ1121の加熱手段としては、そ
れ以外にも、誘導加熱を用いた手段や、ローラ1121
の外部から過熱水蒸気を供給するといった手段も可能で
ある。
【0074】なお、前記各実施形態の記載は単なる一例
に過ぎず、本発明に必須の構成を示したものではない。
各部の構成は、本発明の趣旨を達成できるものであれ
ば、前記に限らない。
【発明の効果】本発明によれば、紙オムツなどのオムツ
を簡便な構成で処理できる装置および方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるオムツ処理装置
の概略的な全体構成を説明するための縦断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に用いる扉の図であり、
図(a)は平面図、図(b)は図(a)のB−B線に沿
う断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態におけるオムツ処理方法
の概略を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態におけるオムツ処理装置
の概略的な全体構成を説明するための要部の縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第2実施形態において用いるローラの
要部拡大断面図である。
【符号の説明】
A オムツ G 排ガス W 処理物 1 本体 11 予熱室 111 予熱室の開口 112 予熱室の扉 12 加熱室 121 加熱室の開口 122 加熱室の扉 123 窓 124 シャッタ 125 傾斜面 126 縮径部 13 排気筒 2 水蒸気供給部 22 熱交換部 24 加熱部 241 加熱部の本体 242 電源 26 供給管 261 開口 3 支持体 4 回収部 5 冷却部 51 供給管 6 循環流路 61 配管 62 ファン 63 逆止弁 1120 加熱室 1121 ローラ 1122 スクレーパ 1260 供給管 72 破砕部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 3/00 ZAB F26B 15/20 F26B 3/04 21/00 P 15/20 B09B 3/00 303Z 21/00 ZAB Z Fターム(参考) 3L113 AA05 AC05 AC13 AC31 AC65 AC85 BA01 DA13 4C058 AA05 BB05 4C341 LL13 LL30 4D004 AA50 AC04 BA04 CA04 CA26 CB04 CB33 CB45 CC03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体を備えたオムツ処理装置であって、
    前記本体は、加熱室を有し、前記加熱室は、その内部に
    オムツを収容できる構成となっており、かつ、前記加熱
    室の内部は、過熱水蒸気を充満できる構成となっている
    ことを特徴とするオムツ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱室に過熱水蒸気を供給する水蒸
    気供給部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載
    のオムツ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記水蒸気供給部は、原料水または原料
    水蒸気を加熱して過熱水蒸気とする加熱部を備えている
    ことを特徴とする請求項2記載のオムツ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記水蒸気供給部は、前記本体の内部に
    存在する過熱水蒸気と原料水または原料水蒸気との間で
    熱交換を行う熱交換部を備えたことを特徴とする請求項
    2または3記載のオムツ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記水蒸気供給部は、前記加熱室の内部
    に配置された供給管を有しており、前記供給管は、前記
    加熱室の内部に連通され、かつ、過熱水蒸気を前記加熱
    室に供給する開口を備えていることを特徴とする請求項
    2〜4のいずれか1項記載のオムツ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱室内において前記オムツを支持
    する支持体をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか1項記載のオムツ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記支持体の下方には、処理されたオム
    ツが収納される回収部が配置されていることを特徴とす
    る請求項6記載のオムツ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記本体の内部に供給された過熱水蒸気
    を前記水蒸気供給部に環流させる循環流路をさらに備え
    たことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載
    のオムツ処理装置。
  9. 【請求項9】 前記本体は、さらに予熱室を備えてお
    り、前記予熱室には、前記水蒸気供給部の全部または一
    部が収納されていることを特徴とする請求項2〜5のい
    ずれか1項に記載のオムツ処理装置。
  10. 【請求項10】 前記予熱室は、前記加熱室に隣接して
    配置されており、さらに、前記予熱室と前記加熱室と
    は、開閉可能な扉により仕切られていることを特徴とす
    る請求項9記載のオムツ処理装置。
  11. 【請求項11】 前記扉には、前記予熱室と加熱室とを
    連通させることができ、かつ、開閉可能とされた窓が備
    えられていることを特徴とする請求項10記載のオムツ
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記加熱室で加熱された前記オムツを
    冷却する冷却部をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1〜11のいずれか1項記載のオムツ処理装置。
  13. 【請求項13】 前記冷却部は、請求項6記載の支持体
    の上方に配置されていることを特徴とする請求項12記
    載のオムツ処理装置。
  14. 【請求項14】 過熱水蒸気によりオムツを加熱処理す
    ることを特徴とするオムツ処理方法。
  15. 【請求項15】 過熱水蒸気によりオムツを加熱し、こ
    れによって、前記オムツを炭化させることを特徴とする
    オムツ処理方法。
  16. 【請求項16】 過熱水蒸気によりオムツを加熱し、こ
    れによって、前記オムツから処理物を得ることを特徴と
    する処理物の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記処理物は、オムツが炭化したもの
    を含むことを特徴とする請求項16記載の処理物の製造
    方法。
  18. 【請求項18】 本体を備えたオムツ処理装置であっ
    て、前記本体は、加熱室を有し、前記加熱室は、その内
    部にオムツを収容できる構成となっており、かつ、前記
    加熱室の内部は、過熱蒸気を充満できる構成となってい
    ることを特徴とするオムツ処理装置。
  19. 【請求項19】 前記加熱室は、その内部に複数のロー
    ラを有しており、前記複数のローラは、その軸線がほぼ
    平行でかつ千鳥状に配置されており、これによって、前
    記複数のローラを介して前記オムツを下流側に移動させ
    ることができるようになっており、前記複数のローラの
    側方には、前記複数のローラに沿って移動する前記オム
    ツに対して過熱水蒸気を供給する供給管が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のオムツ処理装置。
  20. 【請求項20】 前記複数のローラの近傍には、前記複
    数のローラに付着した前記オムツを落下させるスクレー
    パが配置されていることを特徴とする請求項19記載の
    オムツ処理装置。
  21. 【請求項21】 前記複数のローラの上流側には、前記
    複数のローラに対して供給されるオムツを破砕する破砕
    部が設置されていることを特徴とする請求項19または
    20に記載のオムツ処理装置。
  22. 【請求項22】 前記過熱水蒸気に代えて、水以外から
    得られた過熱蒸気が用いられていることを特徴とする請
    求項19〜21のいずれか1項記載のオムツ処理装置。
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