JP2003249104A - 灯 具 - Google Patents

灯 具

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JP2003249104A
JP2003249104A JP2002047892A JP2002047892A JP2003249104A JP 2003249104 A JP2003249104 A JP 2003249104A JP 2002047892 A JP2002047892 A JP 2002047892A JP 2002047892 A JP2002047892 A JP 2002047892A JP 2003249104 A JP2003249104 A JP 2003249104A
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reflecting
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JP2002047892A
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Norifumi Imazeki
規文 今関
Takashi Nakanishi
崇 中西
Takeaki Okamura
武昭 岡村
Nobuyuki Suzuki
信之 鈴木
Hirokuni Osugi
浩邦 大杉
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、光束利用効率を高めると共に、発
光面の光ムラを抑えて、見栄えが向上するようにした灯
具を提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも一つの光源11と、各光源か
らの光をそれぞれ平行光として反射させる第一の反射面
12bと、第一の反射面で反射された平行光を第二の反
射面に向かって反射させる中間反射面13bと、中間反
射面で反射された光を前方に向かって反射させる第二の
反射面14bと、第二の反射面の前方に配置されたレン
ズ15bと、を備えており、上記光源が、光軸方向に関
して、レンズの外側に配置されるように、灯具10を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車に設
けられた尾灯,制動灯,方向指示器,ハイマウントスト
ップランプ等の各種信号灯等として使用される車両用灯
具あるいは各種照明灯等に使用される灯具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、光源として発光素子、例えばLE
D(発光ダイオード)を使用して、縦長または横長の車
両用灯具を構成する場合、長手方向に沿って多数のLE
Dを並べると共に、LEDから側方に出射した光を反射
部材により反射して前方に向かって照射するようにして
いる。このような構成により、各LEDが発光すること
により、各LEDからの光の一部が直接に、または他の
一部が反射部材により反射されて、前方に向かって照射
されることにより、縦長または横長の発光面全体が光る
ように観察され得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の灯具においては、LEDから直接前方に向か
って照射される光が高輝度であると共に、反射部材で反
射された光の指向特性が弱い。このため、LEDから出
射する光の利用効率が低くなり、ある程度の光量を確保
するためには、LEDの個数を多くしなければならず、
コストが高くなってしまうと共に、LEDの発熱量が多
くなり、光度維持率が低下しやすい。
【0004】また、前方から観察したとき、LEDが直
接光により点状に光っているように見えると共に、反射
部材で反射された光が拡散してしまうことから、反射部
材の反射面からの光が暗く観察されることになる。これ
により、前方から観察したとき、光ムラが多くなる。従
って、LEDが高輝度で点状に見えることから、ブツブ
ツ感が発生すると共に、反射部材の反射面がきれいに光
って見えないことから、灯具全体としての見栄えがあま
りよくない。
【0005】これに対して、LEDからの光を均一にす
るために、LEDの前方に、例えば魚眼フレネルカット
等のカットを設けたレンズを配置することも可能である
が、このようなカットを設けたレンズにより、灯具全体
のデザインの自由度が小さくなってしまう。
【0006】本発明は、以上の点から、光束利用効率を
高めると共に、発光面の光ムラを抑えて、見栄えが向上
するようにした、灯具を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明の第
一の構成によれば、少なくとも一つの光源と、各光源か
らの光をそれぞれ平行光として反射させる第一の反射面
と、第一の反射面で反射された平行光を前方に向かって
反射させる第二の反射面と、第二の反射面の前方に配置
されたレンズと、を備えており、上記光源が、光軸方向
に関して、レンズの外側に配置されていることを特徴と
する、灯具により、達成される。
【0008】また、上記目的は、本発明の第二の構成に
よれば、少なくとも一つの光源と、各光源からの光をそ
れぞれ平行光として反射させる第一の反射面と、第一の
反射面で反射された平行光を第二の反射面に向かって反
射させる中間反射面と、中間反射面で反射された光を前
方に向かって反射させる第二の反射面と、第二の反射面
の前方に配置されたレンズと、を備えており、上記光源
が、光軸方向に関して、レンズの外側に配置されている
ことを特徴とする、灯具により、達成される。
【0009】本発明による灯具は、好ましくは、上記第
二の反射面が、少なくとも一部に反射光の配光制御を行
なうカットを備えている。
【0010】本発明による灯具は、好ましくは、上記第
二の反射面が、平面状に形成されている。
【0011】本発明による灯具は、好ましくは、上記第
二の反射面が、曲面状に形成されている。
【0012】本発明による灯具は、好ましくは、上記中
間反射面が、平面状に形成されている。
【0013】本発明による灯具は、好ましくは、上記中
間反射面が、曲面状に形成されている。
【0014】本発明による灯具は、好ましくは、一つの
第二の反射面に対して、複数個の光源,第一の反射面及
び/または中間反射面が配置されている。
【0015】本発明による灯具は、好ましくは、上下方
向に関して第二の反射面が対として配置されており、上
方の第二の反射面に対して、上側に光源,第一の反射面
及び/または中間反射面が配置され、下方の第二の反射
面に対して、下側に光源,第一の反射面及び/または中
間反射面が配置されている。
【0016】本発明による灯具は、好ましくは、上方の
光源から出射した光が上方の第一の反射面及び/または
中間反射面で反射されて、上方の第二の反射面に入射す
ると共に、下方の光源から出射した光が下方の第一の反
射面及び/または中間反射面で反射されて、下方の第二
の反射面に入射する。
【0017】本発明による灯具は、好ましくは、上方の
光源から出射した光が上方の第一の反射面及び/または
中間反射面で反射されて、下方の第二の反射面に入射す
ると共に、下方の光源から出射した光が下方の第一の反
射面及び/または中間反射面で反射されて、上方の第二
の反射面に入射する。
【0018】本発明による灯具は、好ましくは、上記光
源が、発光ダイオードである。
【0019】本発明による灯具は、好ましくは、上記光
源が、実装基板を介して灯具の固定部に対して熱的に結
合されている。
【0020】本発明による灯具は、好ましくは、さら
に、上記光源,第一の反射面及び第二の反射面に隣接し
て、バルブと、バルブから出射した光を仮想焦点に集光
させるバルブ反射面と、バルブ及びバルブ反射面を前方
に対して隠蔽する遮蔽部材と、を備えている。
【0021】上記第一の構成によれば、発光ダイオード
等から成る各光源から出射した光は、それぞれ第一の反
射面により反射された後、第二の反射面により反射さ
れ、さらにレンズを介して前方に向かって照射される。
【0022】また、上記第二の構成によれば、発光ダイ
オード等から成る各光源から出射した光は、それぞれ第
一の反射面により反射された後、中間反射面により反射
され、さらに第二の反射面により反射されて、レンズを
介して前方に向かって照射される。
【0023】この場合、光源から出射した光は、その大
部分が第一の反射面で反射されて平行光となって、第二
の反射面または中間反射面に導かれて、前方への照射に
利用されることになるので、光の利用効率が向上する。
従って、同じ明るさの照射光を得るためには、光源の個
数が少なくて済み、コストが削減され得ると共に、発熱
量が低減され得る。
【0024】また、光源が、光軸方向に関してレンズの
外側に配置されていることから、点灯時には、前方から
観察したとき、光源が直接に見えるようなことはなく、
第二の反射面により反射された発光部のみが観察され得
ることになるので、光源が輝点として観察されるような
ことがなく、均一感のある点灯フィーリングが得られる
ことになる。さらに、非点灯時にも、同様に前方から観
察したとき、光源が直接に見えないので、非点灯時の見
栄えも向上することになる。
【0025】上記第二の反射面が、少なくとも一部に反
射光の配光制御を行なうカットを備えている場合には、
光源自体の配光特性を利用するのではなく、第二の反射
面に備えられたカットにより前方に向かって照射される
光の配光制御を行なうことにより、配光制御の自由度が
大きくなる。
【0026】上記第二の反射面が、平面状に形成されて
いる場合には、第二の反射面により反射された光が、ほ
ぼ平行光となってレンズに入射するので、均一な発光面
を得ることができる。
【0027】上記第二の反射面が、曲面状に形成されて
いる場合には、第二の反射面により反射された光が、前
方に向かって集束しまたは拡散してレンズに入射するこ
とになるので、特定箇所の輝度を高くしたり、あるいは
広い発光面を形成することができる。
【0028】上記中間反射面が、平面状に形成されてい
る場合には、第一の反射面で反射された光が、中間反射
面で反射されたとき、平行光のままで第二の反射面に導
かれることになる。
【0029】上記中間反射面が、曲面状に形成されてい
る場合には、第一の反射面で反射された光が、中間反射
面で反射されたとき、集束光または拡散光となって第二
の反射面に導かれることになる。
【0030】一つの第二の反射面に対して、複数個の光
源,第一の反射面及び/または中間反射面が配置されて
いる場合には、各光源から出射した光は、それぞれ第一
の反射面及び/または中間反射面で反射された後、共通
の一つの第二の反射面に入射することになるので、より
高光度の配光を得ることができる。
【0031】上下方向に関して第二の反射面が対として
配置されており、上方の第二の反射面に対して、上側に
光源,第一の反射面及び/または中間反射面が配置さ
れ、下方の第二の反射面に対して、下側に光源,第一の
反射面及び/または中間反射面が配置されている場合に
は、互いに独立した対の灯具が上下に重なって配置され
ることになり、より上下に細長い発光面が得られること
になる。
【0032】上方の光源から出射した光が上方の第一の
反射面及び/または中間反射面で反射されて、上方の第
二の反射面に入射すると共に、下方の光源から出射した
光が下方の第一の反射面及び/または中間反射面で反射
されて、下方の第二の反射面に入射する場合には、上下
の第二の反射面が、それぞれ上方及び下方の光源,第一
の反射面及び/または中間反射面による光を、互いに独
立的に前方に向かって反射させることになる。
【0033】上方の光源から出射した光が上方の第一の
反射面及び/または中間反射面で反射されて、下方の第
二の反射面に入射すると共に、下方の光源から出射した
光が下方の第一の反射面及び/または中間反射面で反射
されて、上方の第二の反射面に入射する場合には、上下
の第二の反射面が、それぞれ下方及び上方の光源,第一
の反射面及び/または中間反射面による光を、互いに交
差した状態で前方に向かって反射させることになる。こ
れにより、互いに独立した対の灯具が上下に重なって配
置されることになり、より上下に細長い発光面が得られ
ると共に、灯具全体の意匠デザインや形状そして発光面
の均一感のために、設計の自由度が大きくなる。
【0034】上記光源が、実装基板を介して灯具の固定
部に対して熱的に結合されている場合には、光源の駆動
時に発生する熱が、実装基板を介して灯具の固定部、例
えばハウジングやカバー部に放熱されることになる。従
って、光源が高温化して、発光効率が低下することが抑
制され得るので、高光度の発光面が得られることにな
る。。
【0035】さらに、上記光源,第一の反射面及び第二
の反射面に隣接して、バルブと、バルブから出射した光
を仮想焦点に集光させるバルブ反射面と、バルブ及びバ
ルブ反射面を前方に対して隠蔽する遮蔽部材と、を備え
ている場合には、光源から第一の反射面及び第二の反射
面で反射されて前方に照射される照射光とは別に、バル
ブから出射した光が、バルブ反射面により反射されて、
仮想焦点に向かって集光しながら、前方に向かって照射
されることになる。この場合、バルブ及びバルブ反射面
は、前方に対して遮蔽部材により隠蔽されているので、
前方から観察したとき、バルブ及びバルブ反射面が直接
に見えるようなことはなく、均一感のある点灯フィーリ
ングが得られると共に、非点灯時には、バルブ及びバル
ブ反射面が見えないことから、非点灯時の見栄えが向上
することになる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図14を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0037】図1及び図2は、本発明を適用した車両用
灯具の第一の実施形態の構成を示している。図1及び図
2において、車両用灯具10は、例えば自動車の補助灯
であって、光源としての横向きに配置されたLED(発
光ダイオード)11と、LED11の光軸前方を包囲す
るように配置された第一の反射部材12と、第一の反射
部材12で反射された反射光を反射させる中間反射部材
13と、中間反射部材13で反射された反射光を前方に
向かって反射させる第二の反射部材14と、第二の反射
部材14の前方に配置されたレンズ15と、から構成さ
れている。
【0038】図示の場合、LED11は、互いに二個づ
つ並んでいると共に、上下に配置されることにより、全
体として4個設けられている。そして、各LED11に
対して、それぞれ第一の反射部材12,中間反射部材1
3及び第二の反射部材14が設けられている。
【0039】上記LED11は、例えば図3(A)に示
すように、垂直に配置された金属基板16上に横向きに
実装されていて、外部から給電されることにより、横方
向に向かって光軸11aを中心として光を出射するよう
になっている。ここで、上記LED11は、図示のよう
に、固定用ステー17により保持されていると共に、金
属基板16が、車両用灯具10のハウジング等の固定部
10aに対して、支持用ステー18を介して固定保持さ
れている。これにより、上記LED11は、駆動時に発
生する熱が、金属基板16から支持用ステー18を介し
て固定部10aに対して放熱されることになる。尚、上
記LED11は、その金属基板16が、図3(B)に示
すように、直接に固定部10aに対して取り付けられて
いてもよい。これにより、金属基板16は、直接に固定
部10aに対して放熱されるので、放熱効率がより一層
向上することになる。
【0040】上記第一の反射部材12は、図3乃至図7
に示すように、反射鏡として構成されており、金属,樹
脂等から成る本体12aと、本体12aのLED11側
の表面に形成された反射膜12bと、から構成されてお
り、反射膜12bの表面が第一の反射面として作用する
ようになっている。この場合、反射膜12bは、例えば
アルミニウム等の金属蒸着により形成されているが、他
の手段により形成されていてもよい。
【0041】さらに、上記反射膜12bは、その第一の
反射面としての表面が、焦点位置が上記LED11の発
光位置付近に位置するように配置された回転放物面また
は近似回転放物面として形成されており、LED11か
ら出射した光を平行光として反射させるようになってい
る。尚、反射膜12bは、LED11の光軸11aを中
心として配置されており、LED11から出射する光束
のほぼ全体を反射させるように構成されている。
【0042】上記中間反射部材13は、図4乃至図7に
示すように、同様に反射鏡として構成されており、金
属,樹脂等から成る本体13aと、本体13aの第一の
反射部材12に対向した表面に形成された反射膜13b
と、から構成されており、反射膜13bの表面が中間反
射面として作用するようになっている。この場合、反射
膜13bは、例えばアルミニウム等の金属蒸着により形
成されているが、他の手段により形成されていてもよ
い。さらに、上記反射膜13bは、その中間反射面とし
ての表面が、平面(または階段状の平面)に形成されて
おり、第一の反射部材12の反射膜12bで反射された
平行光を、隣接する第二の反射部材14に向かって反射
させるようになっている。
【0043】上記第二の反射部材14は、図4乃至図7
に示すように、同様に反射鏡として構成されており、金
属,樹脂等から成る本体14aと、本体14aの中間反
射部材13に対向した表面に形成された反射膜14b
と、から構成されており、反射膜14bの表面が第二の
反射面として作用するようになっている。この場合、反
射膜14bは、例えばアルミニウム等の金属蒸着により
形成されているが、他の手段により形成されていてもよ
い。さらに、上記反射膜14bは、その第二の反射面と
しての表面が、全体として平面に形成されていると共
に、表面に横向きのV字状溝を備えることにより、階段
状平面として形成されており、中間反射部材13の反射
膜13bからの反射光を、前方に向かって上下方向の拡
散を伴って反射させるようになっている。
【0044】上記レンズ15は、図1,図2,図6及び
図7に示すように、車両用灯具10の前面全体を覆うア
ウターレンズ15aと、上下に対となった第二の反射部
材14の各対毎に前方に配置されたインナーレンズ15
bと、から構成されている。上記アウターレンズ15a
は、図示の場合、全体がほぼ同じ厚さに形成されてお
り、内側から入射する光を実質的にそのまま透過させる
ようになっている。また、上記インナーレンズ15b
は、内面または外面に縦基調の所謂フルートカット(図
示せず)を備えており、内側から入射する光を横方向に
拡散して、配光制御を行なうようになっている。
【0045】ここで、上記LED11,第一の反射部材
12及び中間反射部材13は、第二の反射部材14で反
射された光の光軸に関して、第二の反射部材14の外側
に配置されている。この場合、LED11から出射した
光が第一の反射部材12により反射されて平行光となっ
て、中間反射部材13を介して第二の反射部材14に導
かれるようになっているので、中間反射部材13と第二
の反射部材14が比較的離れていても、中間反射部材1
3からの反射光は、第二の反射部材14に対して確実に
入射し得ることになる。
【0046】本発明実施形態による車両用灯具10は、
以上のように構成されており、点灯時には、LED11
が外部から給電されることにより光を出射すると、この
光が、第一の反射部材12の反射膜12bにより反射さ
れて、平行光となって反射され、中間反射部材13に向
かって進む。中間反射部材13に入射した平行光は、中
間反射部材13の反射膜13bにより反射されて、隣接
する第二の反射部材14に向かって進むことになる。そ
して、第二の反射部材14に入射した平行光は、第二の
反射部材14の反射膜14bにより反射され、その際上
下方向に拡散されて、前方に向かって進み、インナーレ
ンズ15bにより左右方向に拡散されて、前方に向かっ
て照射されることになる。
【0047】この場合、LED11から出射した光が、
すべて第一の反射部材12の反射膜12bで反射され、
さらに中間反射部材13の反射膜13bで反射され、第
二の反射部材14の反射膜14bにより反射されて、前
方に向かって導かれることから、LED11の光利用効
率が高くなる。これにより、LED11の個数が削減さ
れ得ることになり、コストが低減され得る。
【0048】そして、LED11は、金属基板16に実
装されると共に、支持用ステー18を介してあるいは直
接に固定部10aに取り付けられているので、この固定
部10aに対して効率よく放熱されることになり、高熱
によるLED11の光度維持率の低下が防止され、LE
D11の発光光度が低下するようなことはない。
【0049】さらに、前方から観察したとき、LED1
1は第二の反射部材14の外側に配置されているので、
LED11が直接に見えるようなことはない。従って、
LED11が高輝度の発光点として観察されることはな
く、第二の反射部材14が全体として均一な発光部とし
て観察され得ることになり、均一感のある点灯フィーリ
ングが得られることになる。
【0050】また、第二の反射部材14での反射の際に
上下方向に拡散されると共に、インナーレンズ15bを
透過する際に左右方向に拡散されることにより、前方に
向かって照射される光が配光制御されることにより、第
二の反射部材14による発光面全体がきれいに光って見
えることになり、見栄えが向上することになる。
【0051】さらに、非点灯時には、前方から観察した
とき、LED11が直接に見えないことから、無垢感,
重量感のある見栄えが形成され、見栄えが向上され得る
ことになる。
【0052】図8は、本発明を適用した車両用灯具の第
二の実施形態の構成を示している。図8において、車両
用灯具20は、図1及び図2に示した車両用灯具10と
ほぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる構成
になっている。即ち、この場合、中間反射部材13の反
射膜13bは、その中間反射面としての表面が、曲面図
示の場合凸面として形成されている。これに対応して、
第二の反射部材14の反射膜14bは、その第二の反射
面としての表面が、全体として大きな曲率半径の曲面、
図示の場合凸面として形成されていると共に、表面に横
向きのV字状溝を備えることにより、階段状曲面として
形成されており、中間反射部材13の反射膜13bから
の拡散反射光を、前方に向かって上下方向の拡散を伴っ
て集束させるように反射させる。
【0053】このように構成された車両用灯具20によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に、
点灯時には、LED11が外部から給電されることによ
り光を出射すると、この光が、第一の反射部材12の反
射膜12bにより反射されて、平行光となって反射さ
れ、中間反射部材13に向かって進む。中間反射部材1
3に入射した平行光は、中間反射部材13の反射膜13
bにより反射されて、第二の反射部材14に向かって拡
散しながら進む。そして、第二の反射部材14に入射し
た拡散光は、第二の反射部材14の反射膜14bにより
反射され、その際上下方向に拡散されると共に、集束し
ながら前方に向かって進み、インナーレンズ15bによ
り左右方向に拡散されて、前方に向かって照射されるこ
とになる。
【0054】この場合も、図1及び図2に示した車両用
灯具10と同様にして作用すると共に、中間反射部材1
3により反射された光が拡散するので、第二の反射部材
14の反射膜14bを大きくすることができる。従っ
て、第二の反射部材14による発光面を大きくすること
ができると共に、第二の反射部材14により反射された
光が、集束しながら前方に向かって照射されることにな
るので、前方の比較的離れた位置の照射光度を高めるこ
とができる。
【0055】図9は、本発明を適用した車両用灯具の第
三の実施形態の構成を示している。図9において、車両
用灯具30は、図1及び図2に示した車両用灯具10と
ほぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる構成
になっている。即ち、この場合、一つの中間反射部材1
3に対して、それぞれ二つのLED31及び第一の反射
部材32が設けられている。上記LED31及び第一の
反射部材32は、上下方向に並んで配設されており、各
LED31から出射した光が、それぞれ対応する第一の
反射部材32により平行光として反射され、共通の中間
反射部材13で反射されて、共通の第二の反射部材14
で前方に向かって反射されるようになっている。
【0056】このように構成された車両用灯具30によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に、
点灯時には、LED11が外部から給電されることによ
り光を出射すると、この光が、第一の反射部材12の反
射膜12bにより反射されて、平行光となって反射さ
れ、中間反射部材13に向かって進む。中間反射部材1
3に入射した平行光は、中間反射部材13の反射膜13
bにより反射されて、第二の反射部材14に向かって拡
散しながら進む。そして、第二の反射部材14に入射し
た拡散光は、第二の反射部材14の反射膜14bにより
反射され、その際上下方向に拡散されると共に、集束し
ながら前方に向かって進み、インナーレンズ15bによ
り左右方向に拡散されて、前方に向かって照射されるこ
とになる。
【0057】この場合、一つの第二の反射部材14に対
して、二つのLED31からの光が入射することになる
ので、第二の反射部材14により前方に向かって反射さ
れる光が約二倍の光度となり、高光度の配光が得られる
ことになる。
【0058】図10は、本発明を適用した車両用灯具の
第四の実施形態の構成を示している。図10において、
車両用灯具40は、図1及び図2に示した車両用灯具1
0とほぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる
構成になっている。即ち、この場合、一つの第二の反射
部材14に対して、それぞれ二つのLED41,第一の
反射部材42及び中間反射部材43が設けられている。
上記LED41,第一の反射部材42及び中間反射部材
43は、前後方向に並んで配設されており、各LED4
1から出射した光が、それぞれ対応する第一の反射部材
42により平行光として反射され、それぞれ対応する中
間反射部材43で反射されて、共通の第二の反射部材1
4で前方に向かって反射されるようになっている。
【0059】このように構成された車両用灯具40によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に作
用すると共に、図9に示した車両用灯具30と同様に、
一つの第二の反射部材14に対して、二つのLED41
からの光が入射することになるので、第二の反射部材1
4により前方に向かって反射される光が約二倍の光度と
なり、高光度の配光が得られることになる。
【0060】図11は、本発明を適用した車両用灯具の
第五の実施形態の構成を示している。図11において、
車両用灯具50は、図1及び図2に示した車両用灯具1
0とほぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる
構成になっている。即ち、この場合、上下対になってい
るLED11,第一の反射部材12,中間反射部材13
及び第二の反射部材14に関して、上方のLED11か
ら出射した光L1が、上方の第一の反射面12及び中間
反射面13で反射されて、下方の第二の反射面14に入
射すると共に、下方のLED11から出射した光L2
が、下方の第一の反射面12及び中間反射面13で反射
されて、上方の第二の反射面14に入射するようになっ
ている。
【0061】このように構成された車両用灯具50によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に作
用すると共に、上下のLED11から出射した光L1,
L2が、それぞれ互いに交差して下方及び上方の第二の
反射部材14に入射することになるので、中間反射部材
13から第二の反射部材14までの距離を十分に取るこ
とができる。従って、車両用灯具50の意匠デザイン要
求や自動車ボディー形状等の制約、あるいは点灯時の均
一感の向上を効果的に実現することができることにな
る。
【0062】図12は、本発明を適用した車両用灯具の
第六の実施形態の構成を示している。図12において、
車両用灯具60は、図1及び図2に示した車両用灯具1
0とほぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる
構成になっている。即ち、この場合、中間反射部材13
が省略されており、各LED11から出射した光が、第
一の反射部材61により平行光として反射されて、第二
の反射部材14に導かれるようになっている。尚、この
場合、第一の反射部材61は、LED11からの光を第
二の反射部材14に向かって反射させるように、適宜に
配置されている。
【0063】このように構成された車両用灯具60によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に作
用すると共に、各LED11から出射した光が、第一の
反射部材61により反射されて、直接に第二の反射部材
14に向かって進むので、中間反射部材13による反射
の際の光度低下がなくなり、前方に向かって照射される
光の光度が向上すると共に、部品点数が少なくて済み、
部品コスト及び組立コストが低減され得ることになる。
【0064】図13は、本発明による車両用灯具の第七
の実施形態を示している。図13において、車両用灯具
70は、図1及び図2に示した車両用灯具10とほぼ同
様に構成されており、以下の点でのみ異なる構成になっ
ている。即ち、この場合、第二の反射部材14の後方
に、バルブ71が配置されていると共に、バルブ71を
前方に対して隠蔽するカバー72が設けられている。さ
らに、バルブ71の側方には、バルブ71の光を側方に
向かって仮想焦点に集光させる半球面状のバルブ反射部
材73が設けられている。これに対して、レンズ15
は、アウターレンズ15aの内側にて、インナーレンズ
15bと並んで、バルブ71からバルブ反射部材73で
反射されて前方に向かって照射される光を配光制御する
ターンインナーレンズ15cを備えている。
【0065】このように構成された車両用灯具70によ
れば、図1及び図2に示した車両用灯具10と同様に作
用して、各LED11から出射した光が、第一の反射部
材12,中間反射部材13及び第二の反射部材14で反
射されて、インナーレンズ15bを通って、前方に向か
って照射されると共に、バルブ71から出射した光は、
バルブ反射部材72により反射されて、その仮想焦点に
向かって集束しながら、前方に向かって照射され、ター
ンインナーレンズ15cを透過する際に、適宜に配光制
御されて、前方に向かって照射されることになる。
【0066】この場合、図1及び図2に示した車両用灯
具10の機能に加えて、バルブ71による照射機能が追
加されることになる。そして、上記バルブ71は、バル
ブ反射部材73を備えていることにより、その光利用効
率が向上することになると共に、カバー72により前方
に対して隠蔽されているので、前方から観察したとき、
バルブ71はカバー72の影に位置することになり、バ
ルブ71が直接に見えるようなことはない。従って、バ
ルブ71が高輝度の発光点として観察されることはな
く、ターンインナーレンズ15cの領域が全体として均
一な発光部として観察され得ることになり、バルブ71
に関しても、均一感のある点灯フィーリングが得られる
ことになる。
【0067】図14は、本発明を適用した車両用灯具の
第八の実施形態の構成を示している。図14において、
車両用灯具80は、図13に示した車両用灯具70とほ
ぼ同様に構成されており、以下の点でのみ異なる構成に
なっている。即ち、この場合、各第二の反射部材14
が、図8の車両用灯具20における第二の反射部材14
と同様に、全体として曲率半径の大きい凹面として形成
されていると共に、レンズ15のインナーレンズ15b
が、前述したフルートカットを備えていない。
【0068】このように構成された車両用灯具80によ
れば、図13に示した車両用灯具70と同様に作用する
と共に、第二の反射部材14で反射された光が、左右に
拡散されずに、前方に向かって集束しながら照射される
ことになる。これにより、第二の反射部材14による上
下方向の拡散のみによって、配光制御が行なわれると共
に、前方から観察したとき、インナーレンズ15bのフ
ルートカットが視認され得ないので、新規な見栄えが得
られることになる。
【0069】上述した実施形態においては、例えば自動
車の補助灯としての車両用灯具10乃至80について説
明したが、これに限らず、例えば自動車の尾灯,制動
灯,方向指示器,ハイマウントストップランプ等の各種
信号灯等として使用される車両用灯具や、各種照明灯等
に使用される灯具に対して本発明を適用し得ることは明
らかである。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
光源から出射した光は、それぞれ第一の反射面により反
射されて平行光となって、中間反射面により反射され、
あるいは直接に第二の反射面に入射し、さらに第二の反
射面により反射されて、レンズを介して前方に向かって
照射される。
【0071】この場合、光源から出射した光は、その大
部分が第一の反射面で反射されて平行光となって、前方
への照射に利用されることになるので、光の利用効率が
向上する。従って、同じ明るさの照射光を得るために
は、光源の個数が少なくて済み、コストが削減され得る
と共に、発熱量が低減され得る。
【0072】また、光源が、光軸方向に関してレンズの
外側に配置されていることから、点灯時には、前方から
観察したとき、光源が直接に見えるようなことはなく、
第二の反射面により反射された発光部のみが観察され得
ることになるので、光源が輝点として観察されるような
ことがなく、均一感のある点灯フィーリングが得られる
ことになる。さらに、非点灯時にも、同様に前方から観
察したとき、光源が直接に見えないので、非点灯時の見
栄えも向上することになる。
【0073】このようにして、本発明によれば、光束利
用効率を高めると共に、発光面の光ムラを抑えて、見栄
えが向上するようにした、極めて優れた灯具が提供され
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両用灯具の第一の実施形態
の構成を示す概略斜視図である。
【図2】図1の車両用灯具の正面図である。
【図3】図1の車両用灯具におけるLED,第一の反射
部材及び中間反射部材の領域の構成例を示す部分拡大横
断面図である。
【図4】図1の車両用灯具におけるLED,第一の反射
部材,中間反射部材及び第二の反射部材の関係を示す概
略斜視図である。
【図5】図4の各部材の側面図である。
【図6】図1の車両用灯具の縦断面図である。
【図7】図1の車両用灯具の下端付近を示す部分拡大縦
断面図である。
【図8】本発明を適用した車両用灯具の第二の実施形態
における下端付近を示す部分拡大縦断面図である。
【図9】本発明を適用した車両用灯具の第三の実施形態
における下端付近を示す部分拡大縦断面図である。
【図10】本発明を適用した車両用灯具の第四の実施形
態における下端付近を示す部分拡大縦断面図である。
【図11】本発明を適用した車両用灯具の第五の実施形
態における縦断面図である。
【図12】本発明を適用した車両用灯具の第六の実施形
態における縦断面図である。
【図13】本発明を適用した車両用灯具の第七の実施形
態における横断面図である。
【図14】本発明を適用した車両用灯具の第八の実施形
態における横断面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40,50,60,70,80
車両用灯具 11 LED(光源) 12 第一の反射部材 12b 反射膜(第一の反射面) 13 中間反射部材 13b 反射膜(中間反射面) 14 第二の反射部材 15 レンズ 15b インナーレンズ 61 第一の反射部材 71 バルブ(光源) 72 カバー 73 バルブ反射部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年1月24日(2003.1.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決する手段】上記目的は、本発明の第一の構
成によれば、少なくとも一つの光源と、各光源からの光
を第二反射面に向かって反射させる第一の反射面と、第
一の反射面で反射された光を前方に向かって反射させる
第二の反射面と、第二の反射面の前方に配置されたレン
ズと、を備えており、上記光源が、光軸方向に関して、
レンズの有効発光部の外側に配置されていることを特徴
とする、灯具により、達成される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 また、上記目的は、本発明の第二の構成
によれば、少なくとも一つの光源と、各光源からの光を
それぞれ第二反射面に向かって反射させる第一の反射面
と、第一の反射面で反射された光を第二の反射面に向か
って反射させる中間反射面と、中間反射面で反射された
光を前方に向かって反射させる第二の反射面と、第二の
反射面の前方に配置されたレンズと、を備えており、上
記光源が、光軸方向に関して、レンズの有効発光部の外
側に配置されていることを特徴とする、灯具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Q 1/00 H N (72)発明者 岡村 武昭 東京都目黒区中目黒2−9−13スタンレ− 電気株式会社内 (72)発明者 鈴木 信之 東京都目黒区中目黒2−9−13スタンレ− 電気株式会社内 (72)発明者 大杉 浩邦 東京都目黒区中目黒2−9−13スタンレ− 電気株式会社内 Fターム(参考) 3K080 AA01 AB01 BA07 BB01 BC02 BC03 BC06 BD01 CC06

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの光源と、各光源からの
    光を第二反射面に向かって反射させる第一の反射面と、
    第一の反射面で反射された光を前方に向かって反射させ
    る第二の反射面と、第二の反射面の前方に配置されたレ
    ンズと、を備えており、 上記光源が、光軸方向に関して、レンズの外側に配置さ
    れていることを特徴とする、灯具。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの光源と、各光源からの
    光をそれぞれ第二反射面に向かって反射させる第一の反
    射面と、第一の反射面で反射された光を第二の反射面に
    向かって反射させる中間反射面と、中間反射面で反射さ
    れた光を前方に向かって反射させる第二の反射面と、第
    二の反射面の前方に配置されたレンズと、を備えてお
    り、 上記光源が、光軸方向に関して、レンズの外側に配置さ
    れていることを特徴とする、灯具。
  3. 【請求項3】 上記第二の反射面が、少なくとも一部に
    反射光の配光制御を行なうカットを備えていることを特
    徴とする、請求項1または2に記載の灯具。
  4. 【請求項4】 上記第二の反射面が、平面状に形成され
    ていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記
    載の灯具。
  5. 【請求項5】 上記第二の反射面が、曲面状に形成され
    ていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記
    載の灯具。
  6. 【請求項6】 上記中間反射面が、平面状に形成されて
    いることを特徴とする、請求項2から5の何れかに記載
    の灯具。
  7. 【請求項7】 上記中間反射面が、曲面状に形成されて
    いることを特徴とする、請求項2から5の何れかに記載
    の灯具。
  8. 【請求項8】 一つの第二の反射面に対して、複数個の
    光源,第一の反射面及び/または中間反射面が配置され
    ていることを特徴とする、請求項1から7の何れかに記
    載の灯具。
  9. 【請求項9】 上下方向に関して第二の反射面が対とし
    て配置されており、上方の第二の反射面に対して、上側
    に光源,第一の反射面及び/または中間反射面が配置さ
    れ、下方の第二の反射面に対して、下側に光源,第一の
    反射面及び/または中間反射面が配置されていることを
    特徴とする、請求項1から8の何れかに記載の灯具。
  10. 【請求項10】 上方の光源から出射した光が上方の第
    一の反射面及び/または中間反射面で反射されて、上方
    の第二の反射面に入射すると共に、下方の光源から出射
    した光が下方の第一の反射面及び/または中間反射面で
    反射されて、下方の第二の反射面に入射することを特徴
    とする、請求項9に記載の灯具。
  11. 【請求項11】 上方の光源から出射した光が上方の第
    一の反射面及び/または中間反射面で反射されて、下方
    の第二の反射面に入射すると共に、下方の光源から出射
    した光が下方の第一の反射面及び/または中間反射面で
    反射されて、上方の第二の反射面に入射することを特徴
    とする、請求項9に記載の灯具。
  12. 【請求項12】 上記光源が、発光ダイオードであるこ
    とを特徴とする、請求項1から11の何れかに記載の灯
    具。
  13. 【請求項13】 上記光源が、実装基板を介して灯具の
    固定部に対して熱的に結合されていることを特徴とす
    る、請求項1から12の何れかに記載の灯具。
  14. 【請求項14】 さらに、上記光源,第一の反射面及び
    第二の反射面に隣接して、バルブと、バルブから出射し
    た光を仮想焦点に集光させるバルブ反射面と、バルブ及
    びバルブ反射面を前方に対して隠蔽する遮蔽部材と、を
    備えていることを特徴とする、請求項1から13の何れ
    かに記載の灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038722A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP2019192367A (ja) * 2018-04-19 2019-10-31 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2019204610A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 市光工業株式会社 車両用灯具

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