JP2003248540A - 皮膚感覚提示装置 - Google Patents
皮膚感覚提示装置Info
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Abstract
能とする皮膚感覚提示装置を提供する。 【解決手段】 ストライプ状(又はマトリクス状)電極
3を持つ固定子1上に柔らかな薄膜移動子11を配置
し、この薄膜移動子11と前記固定子1の電極3間に電
圧を印加し、静電吸引力を発生させる構成とし、前記ス
トライプ状電極3に種々の連続するパルス波を印加し、
前記薄膜移動子11に操作者の指21を当てて動かすこ
とにより、目的のザラザラ感ツルツル感に相当する触覚
を提示することができる。つまり、相互の電位分布の相
対変化が静電力の変化に代えられ、あたかも操作者の指
先21で凹凸面をなぞっているような疑似体験ができ
る。
Description
ティやゲーム機等における、仮想的触感を再現する装置
や、家庭用PC等における触覚情報提示に利用する皮膚
感覚(触覚)提示装置に関するものである。
おいては、従来、視覚・聴覚・力覚による表現が主流で
あったが、近年、皮膚感覚(=触感)による表現の重要
性が増してきている。これまでに、複数の皮膚感覚提示
装置が開発されてきているが、その多くは、盲人用の点
字装置としての応用を念頭においたものであるか、また
は、従来の盲人用点字装置の技術に基づいて開発された
ものであり、汎用的な触感を再現する皮膚感覚提示装置
は、未だ実用化されていない。
細に説明する。
理学的には、その神経受容器の違いから大きく二つの感
覚に分けられる。
る深部感覚、もう一つは、皮膚表面に存在する受容器で
知覚される皮膚感覚である。
を動かした際に発生する摩擦力などの、(マクロ的な)
力を感ずる感覚である。これに対し、皮膚感覚というの
は、指先表面に存在する受容器(温点、圧点、痛点)に
よって感じ取る感覚で、物体表面の温度、凹凸、摩擦係
数などといった表面テクスチャを感じ取るものである。
ことは、バーチャルリアリティや体感ゲームなどの世界
で非常に重要視されている。しかし、現在のところ、深
部感覚を再現するデバイスについては実用化が進んでい
るものの、皮膚感覚を再現するデバイスは、まだ研究が
始まったばかりといった状況である。
広い感触の総称であり、これらすべての感覚を統合的に
提示することは現状では困難である。そのため、それぞ
れの感覚に特化した形で、研究開発が行われている。本
発明は、凹凸感(=面粗さ)を提示するためのデバイス
に関するものである。
じめとして古くより多くの研究が行われている。その多
くは振動子や電極などの刺激子をマトリクス状に配置
し、各刺激子が発生させる刺激強度を制御することで、
様々な凹凸を再現するものである。これらの中で、本発
明に最も近い技術としては、Strongらにより考案
されたElectrotactile Display
が挙げられる。この装置では、2.54mm間隔でマト
リクス状に並べた電極を指でなぞるだけというシンプル
な構成で、点字相当のテクスチャを提示することに成功
している。
凸は、小さいものでは数十〜数百ミクロン程度の間隔で
分布していると考えられ、汎用的な触感を提示するには
mm以下のオーダーの位置分解能で刺激を提示できるこ
とが望ましい。しかし、前述の刺激子を配置する方式で
は、主に振動子や電極等の刺激子のサイズによる制約か
ら配置間隔を細かくすることが困難であるため、mm以
下の位置分解能を達成することは難しい。そのため、点
字等の提示は可能であっても、例えばサンドペーパーの
ような微細なテクスチャの提示は困難であり、汎用的な
触感の提示には問題がある。
e Displayは、同様の装置を試作したTang
らにより、指先の発汗に伴い安定性が低下する、という
問題点も指摘されている。
ダに推力もしくは摩擦力等を発生しうる手段を有し、ス
ライダを介して操作者の指先に刺激を与えるタイプの装
置も考案されている。
skyらによるSandpaperSystem、Na
raらによるSAW Tactile Displa
y、また、本願発明者らが既に特願2000−2265
06として提案している皮膚感覚提示装置などがある。
ystemの装置構成を図12に示す。
はその固定部101の上面、103は2自由度ジョイス
ティックのつまみ、104はつまみ103と一緒に移動
する上面カバー、105は操作者の手、106は2自由
度ジョイスティックの軸、107は第1のDDモータ、
108は第2のDDモータである。
ードバックがかけられるようになっており、指先で(図
では手105全体だが)ジョイスティックのつまみ10
3を水平方向に動かすと、あたかも凹凸の面をなぞって
いるかのごとく、ジョイスティックのつまみ103が振
動する。この振動周期と強さを制御することで、様々な
凹凸の面を表現できる。
容易に検出することができるため、検出したスライダ位
置に応じて与える刺激に変調をかけることで、微細なテ
クスチャを表現することが可能である。そのため、適切
なセンサとアクチュエータとを用いれば、mm以下のオ
ーダーの表現分解能も比較的容易に達成されうる。
に刺激を与える場合、刺激が指全体に伝わってしまい、
局所的な刺激を提示することが難しい。すなわち、現実
に面をなぞった際には、指の腹の各部分でそれぞれ異な
った微細振動が発生するのに対して、図12に示すよう
なタイプの皮膚感覚提示装置においては、それら各部の
振動を平均化した振動を、指全体に共通して与えること
しかできない。
現実の感覚とは異なるものとなってしまう。また、同様
の理由により、サンドペーパーなどのように凹凸が連続
的に分布しているテクスチャは表現しやすいものの、例
えば、単独で存在するライン状の突起や溝などの表現は
困難である。
る発想の装置も多く提案されているが、表現能力や、利
用の簡便さなどの点においてそれぞれ課題を有してい
る。
でに提案されている皮膚感覚提示装置においては、表現
の分解能や、刺激の提示方法に問題があり、より現実に
近い感触を与えることは困難である。
により、精密な触感表現を可能とする皮膚感覚提示装置
を提供することを目的とする。
成するために、 〔1〕皮膚感覚提示装置において、電極を有する固定子
と、表面もしくは内部に適度な導電性を持たせた移動子
からなる装置を備え、操作者が前記移動子を指で動かし
た際に、前記固定子の電極に印加する電圧を適切に制御
することにより、前記固定子の電極と前記移動子間の静
電吸引力に起因する摩擦振動を前記操作者の指先に伝達
し、それにより様々な皮膚感覚を提示することを特徴と
する。
において、前記固定子の電極はストライプ状又はマトリ
クス状に形成されることを特徴とする。
において、前記移動子は薄膜状の移動子からなることを
特徴とする。
において、前記移動子の位置を検出する手段を有し、検
出した位置に基づき前記固定子の各電極に印加する電圧
を制御することにより、様々な皮膚感覚を提示すること
を特徴とする。
において、前記移動子を柔軟な素材とすることにより、
移動子・固定子間に発生する摩擦力分布を大きく変化さ
せることなく前記操作者の指先に伝達することを特徴と
する。
において、前記電極として透明電極材料を用い、この透
明電極材料からなる電極をディスプレイの上に重ねるこ
とで、視覚情報と皮膚感覚情報をあわせて提示すること
を特徴とする。
において、前記ディスプレイはタッチパネルディスプレ
イであることを特徴とする。
て詳細に説明する。
装置の模式図、図2はその皮膚感覚提示装置のA−A線
断面図、図3はその皮膚感覚提示装置のB−B線断面図
である。
この固定子1は、基板2上にストライプ状(もしくは、
マトリクス状)の電極3が形成され、その上に絶縁膜
(絶縁フィルム)4が被覆されたものである。11は移
動子(フィルム)であり、この移動子11は薄膜12か
らなり、その薄膜12の上面は、適度な導電率を持つよ
うに処理される。その際の最も簡単な処理方法は、軽く
湿らすことである。ここでは、その薄膜12の上面に導
電体層13が形成されている。また、この薄膜12は可
能な限り薄いことが望ましい。なお、21は移動子11
を押さえて動かす操作者の指である。
ために設けられたリニアエンコーダー(LE)である。
このエンコーダー31はできるかぎり軽量かつ低摩擦な
ものであることが望ましい。なお、矢印は操作方向を示
している。
に電圧を印加すると、移動子11上面の適度な導電率を
持った導電体層13が導体として働き、移動子11と固
定子1の間には、静電吸引力が発生する。
に、連続するパルス波を与えると、移動子11と固定子
1間には連続的に変化する静電吸引力が働く。この際、
ストライプ状の電極3を構成する各々の電極に与える電
圧をそれぞれ独立に制御することにより、静電吸引力の
大きさを場所により異なるものとすることができる。
かいものとすると、パルス波を印加した状態で移動子1
1を動かす場合、移動子11は分布した静電吸引力のた
めに、各部分に異なる摩擦力が働き、結果として各部分
が異なった振動を起こす。そこで、この移動子11を操
作者の指21で押さえて動かすと、操作者の指21に
は、この分布した振動が伝わり、あたかも、実際の面を
なぞっているかのような感触を得ることができる。
りに対して、振動源が指先を動いていく感触が得られる
ので、従来のスライダを具備したタイプの装置では得難
かったすべり感が得られる。
装置においては、指で触れるパーツが、パーツ全体で同
じようにしか振動できなかったのに対し、本発明の皮膚
感覚提示装置では、指の触れるパーツが、極めて柔軟か
つ薄い素材(例えば、ポリイミドフィルム:厚さ7.5
μm)でできているため、パーツ上の各部分で異なる振
動を発生させることができる。
装置のシステム構成図である。なお、図1〜図3に示す
実施例と同じ部分には同じ符号を付してそれらの説明は
省略する。
(LE)31からの信号を電子制御装置32に入力して
移動子11の位置の演算を行い、その移動子11の位置
に応じて制御信号を電圧制御器33に出力して、固定子
1の電極3にその制御された電圧を印加するようにして
いる。なお、矢印は操作方向を示している。
移動子11にはその位置を検出するためのリニアエンコ
ーダー31が設けられており、移動子位置、すなわち指
先位置を検出することができる。よって、その位置の検
出結果に基づき、電極3に印加する電圧を制御すること
により、擬似的に、微細なテクスチャを表現することが
可能となる。すなわち、盲人用点字装置に見られるよう
な刺激子を配列したタイプの装置においては、表現の分
解能が刺激子の配列ピッチにより決定されてしまうのに
対し、本発明の皮膚感覚提示装置では、電極3の配列ピ
ッチによらず、微細なテクスチャを表現することができ
る。
ツルツル感を的確に表現させることができる。
トライプ状の電極構造について述べたが、パターンの無
い平板状の電極構造とするようにしてもよい。
たものを示しているが、例えば、薄膜状のフィルムなど
の柔軟な素材を用いる。
表示付き皮膚感覚提示装置の代用写真、図6はその断面
模式図である。なお、図6(b)は図6(a)のC−C
線断面拡大図である。
LCD、42は固定子(ステータ)、43はスライダ
ー、44は操作者の指、45は移動方向を示しており、
タッチパネルLCD41上の固定子42は、下部より透
明プラスチックフィルム42A、ITO電極42B、ウ
レタン42Cからなり、固定子42上を移動するスライ
ダー43は、ウレタン43A、アルミニウム電極43
B、透明プラスチックフィルム43Cからなる。このス
ライダー43は、操作者の指44に巻付けられるように
構成されている。
に貼り付けた透明電極(ITO電極42B)からなる固
定子42と操作者の指44に巻き付けられたアルミ蒸着
フィルム(アルミニウム電極43B)からなるスライダ
ー43とで構成される。操作者はスライダー43が巻き
付けられた操作者の指44で、直接タッチパネルLCD
41に表示されている模様や図形などをなぞることによ
り、その触感を直接得ることが可能である。すなわち、
透明電極(ITO電極42B)を用いることにより、モ
ニタに表示される画像などの視覚情報とともに皮膚感覚
情報を提示することができる。
ン42Cをコーティングし、絶縁層(厚さ6.5μm)
を形成したものであり、無色透明である。このITO電
極42Bはフィルム全体にコートされた単相電極であ
り、電圧を印加できるように配線されている。この固定
子42をタッチパネルLCD41(Gunze,AV7
630FT02)に貼り付けてある。
フィルム(アルミニウム電極43B)にウレタン43A
をコーティングし、保護層(厚さ0.5μm)を形成し
たものである。アルミニウムが蒸着されている導電層4
3Bは導線を介してグランドに接続されている。
LCD41を操作者の指44でなぞるとタッチパネルL
CD41の機能により、パソコン(PC)画面上のカー
ソルが動く。このカーソル位置を指位置としている。カ
ーソル位置に応じてPCから電圧値を送り、これを増幅
して固定子のITO電極42Bに印加する構成となって
いる。
である。タッチパネルの他方式として静電容量式や弾性
表面波式があるが、静電容量式の場合は固定子により弾
性表面波が適切に伝わらなくなるために用いることが困
難であると考えられる。
とともに皮膚感覚情報を提示することができるため、操
作性や臨場感をより高めることが可能となる。
いることにより、ディスプレイに直接触れて皮膚感覚を
提示することができる。
装置の触感提示原理について説明する。
装置による触感の提示原理の説明の断面模式図である。
は絶縁膜、53はアルミニウム電極(スライダー)、5
4は操作者の指、55は移動方向、56は静電吸引力、
57は摩擦力である。
ことにより、ITO電極51とスライダー53の導電層
との間に静電吸引力56が発生する。この状態で操作者
の指54を動かすと摩擦力57が発生する。この摩擦力
57が操作者の指54に加わり操作者は触感を得ること
ができる。したがって、ITO電極51に印加する電圧
を制御することにより、操作者の指54に加わる摩擦力
57を制御し、様々な触感の提示が行なえる。
る摩擦力の測定を行なった。
擦力の測定方法を示す模式図である。
固定子、62は摩擦力の測定対象としてのスライダーフ
ィルムを20mm角のアクリル板に貼り付けたスライダ
ー、63はロードセル、64はステージ60の移動方
向、65はスライダー62に加えられる与圧である。
ジ60に貼り付け、スライダー62に50gfの与圧6
5で固定子61に押し付けた。この状態でステージ60
を0.5mm/sの速度で動かし、スライダー62に働
く摩擦力をロードセル63により測定した。
9(a)に、同様の印加電圧波形で振幅が60V0-p か
ら200V0-p のときの摩擦力測定結果を図9(b)に
示す。印加電圧波形で正負の電圧が交互に現れるのは、
同極性の電圧を与え続けると摩擦力が低下するためであ
る。これはフィルムの帯電によるものと考えられる。
直後に摩擦力は最大となり、その後時間とともに減衰す
ることが分かる。また、摩擦力は印加電圧のほぼ2乗に
比例することが分かる。
ndows(登録商標)用アプリケーションを試作した。
例えば、図10(a)に示すようなテクスチャを表現し
たい場合は、図10(b)に示すように、図10(a)
中の色(白と黒)の境界で切り替わるように電圧を印加
することとした。なお、図10(a)における矢印は、
指の動作を示す。
標)用アプリケーションを示す図である。図11に示す
上三段では様々な種類や粗さの模様をなぞっている感覚
を受けることができる。また、図11に示す最下段では
色の濃いものほど強い粗さ感の提示を受けることができ
る。用いた最大印加電圧振幅は250V0-p 程度であ
る。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、以下のような効果を奏することができる。
め、移動子と固定子との間に働く静電吸引力を場所によ
り異なるものとすることができ、例えば、指先と指の腹
など、場所により異なった刺激を与えることができる。
そのため、現実の面をなぞった際に近い感触を提示する
ことが可能となる。
動子(フィルム)を挟み込むようにしたので、指先の発
汗の影響を受けにくく、長時間にわたり安定した駆動を
実現することができる。
し、移動子と指先を一緒に動かす仕様となっているた
め、容易に指先位置を測定することができる。
することで従来よりも豊かな表現が可能となる。また、
指先に何らかの付加的な装置を装着する必要はなく、単
に薄膜状の移動子(フィルム)に触れて動かすだけであ
るため、簡便かつ軽量で実用性が高い。
を見ながら直接触れて皮膚感覚を提示することができる
ようになるため、皮膚感覚情報を視覚情報とともに得る
ことができ、操作性や臨場感をより高めることが可能と
なる。
図である。
テム構成図である。
膚感覚提示装置の代用写真である。
面模式図である。
よる触感の提示原理の説明の断面模式図である。
方法を示す模式図である。
を示す図である。
加電圧との関係を示す図である。
用アプリケーションの例を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 電極を有する固定子と、表面もしくは内
部に適度な導電性を持たせた移動子からなる装置を備
え、操作者が前記移動子を指で動かした際に、前記固定
子の電極に印加する電圧を適切に制御することにより、
前記固定子の電極と前記移動子間の静電吸引力に起因す
る摩擦振動を前記操作者の指先に伝達し、それにより様
々な皮膚感覚を提示することを特徴とする皮膚感覚提示
装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記固定子の電極はストライプ状又はマトリクス状
に形成されることを特徴とする皮膚感覚提示装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記移動子は薄膜状の移動子からなることを特徴と
する皮膚感覚提示装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記移動子の位置を検出する手段を有し、検出した
位置に基づき前記固定子の各電極に印加する電圧を制御
することにより、様々な皮膚感覚を提示することを特徴
とする皮膚感覚提示装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記移動子を柔軟な素材とすることにより、移動子
・固定子間に発生する摩擦力分布を大きく変化させるこ
となく前記操作者の指先に伝達することを特徴とする皮
膚感覚提示装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記電極として透明電極材料を用い、該透明電極材
料からなる電極をディスプレイの上に重ねることで、視
覚情報と皮膚感覚情報をあわせて提示することを特徴と
する皮膚感覚提示装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の皮膚感覚提示装置におい
て、前記ディスプレイはタッチパネルディスプレイであ
ることを特徴とする皮膚感覚提示装置。
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