JP2003246895A - シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途 - Google Patents
シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れたヒートシール性とイージーピール性を持
ち、かつ低いシール温度でも高いシール強度が発現する
シーラント用樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】メルトフローレートが0.1〜30(g/
10分)、密度が0.900〜0.940(g/c
m3)であり、かつ特定のメルトテンション値を持つエ
チレン系重合体(A)30〜90重量%、メルトフロー
レートが0.5〜50(g/10分)、密度が0.90
0(g/cm3)未満であり、かつ示差走査熱量分析
(DSC)で求められる融点が80℃未満であるエチレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体(B)5〜60重
量%、およびメルトフローレートが0.1〜25(g/
10分)、密度が0.880〜0.925(g/c
m3)のブテン系重合体(C)5〜30重量%から形成
されるシーラント用樹脂組成物である。この組成物から
得られるフィルムは、包装用フィルムのシーラント層と
して好適である。
ち、かつ低いシール温度でも高いシール強度が発現する
シーラント用樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】メルトフローレートが0.1〜30(g/
10分)、密度が0.900〜0.940(g/c
m3)であり、かつ特定のメルトテンション値を持つエ
チレン系重合体(A)30〜90重量%、メルトフロー
レートが0.5〜50(g/10分)、密度が0.90
0(g/cm3)未満であり、かつ示差走査熱量分析
(DSC)で求められる融点が80℃未満であるエチレ
ン・α−オレフィンランダム共重合体(B)5〜60重
量%、およびメルトフローレートが0.1〜25(g/
10分)、密度が0.880〜0.925(g/c
m3)のブテン系重合体(C)5〜30重量%から形成
されるシーラント用樹脂組成物である。この組成物から
得られるフィルムは、包装用フィルムのシーラント層と
して好適である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシーラント用樹脂組
成物、ヒートシール性およびイージーピール性を兼ね備
えたシーラントフィルム、さらにはそのシーラントフィ
ルムを用いた積層体フィルムおよび容器に関する。
成物、ヒートシール性およびイージーピール性を兼ね備
えたシーラントフィルム、さらにはそのシーラントフィ
ルムを用いた積層体フィルムおよび容器に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】近年の食の多様化に伴い、様々な
包装材料が提案されている。中でも、イージーピール性
を有する容器は、即席麺、ヨーグルト容器、菓子容器、
その他の食品容器として広く用いられている。イージー
ピール性を有するシーラントフィルムには、密封性とイ
ージーピール性という相反する性能を、同時に満足する
ことが要求されている。さらには、食品容器の多様化に
よって、様々なヒートシール強度を有するシーラントフ
ィルムの開発が所望されている。例えば、熱に弱い食品
を包装する際、内容物保護のため比較的低温でヒートシ
ールする必要がある。そのような用途に対しては、低温
でのヒートシールでも強いシール強度が発現でき、しか
もイージーピール性を示すようなシーラントフィルムが
求められている。
包装材料が提案されている。中でも、イージーピール性
を有する容器は、即席麺、ヨーグルト容器、菓子容器、
その他の食品容器として広く用いられている。イージー
ピール性を有するシーラントフィルムには、密封性とイ
ージーピール性という相反する性能を、同時に満足する
ことが要求されている。さらには、食品容器の多様化に
よって、様々なヒートシール強度を有するシーラントフ
ィルムの開発が所望されている。例えば、熱に弱い食品
を包装する際、内容物保護のため比較的低温でヒートシ
ールする必要がある。そのような用途に対しては、低温
でのヒートシールでも強いシール強度が発現でき、しか
もイージーピール性を示すようなシーラントフィルムが
求められている。
【0003】特開平10−337829号公報には、低
密度ポリエチレンとポリブテン−1から形成される易開
封性フィルムが開示されている。しかしながら、同公報
によって得られるシーラントフィルムは、低温でシール
した場合のシール強度が不十分であるという問題点があ
った。
密度ポリエチレンとポリブテン−1から形成される易開
封性フィルムが開示されている。しかしながら、同公報
によって得られるシーラントフィルムは、低温でシール
した場合のシール強度が不十分であるという問題点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヒートシー
ル強度とイージーピール性とのバランスに優れ、特には
低いシール温度でも高いシール強度を発現することので
きるシーラント樹脂組成物、その組成物から得られるシ
ーラントフィルム、およびそれを用いた積層体フィルム
および容器の提供を目的とする。
ル強度とイージーピール性とのバランスに優れ、特には
低いシール温度でも高いシール強度を発現することので
きるシーラント樹脂組成物、その組成物から得られるシ
ーラントフィルム、およびそれを用いた積層体フィルム
および容器の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、メル
トフローレート(MFR、ASTM D1238、19
0℃、2.16kg荷重)が0.1〜30(g/10
分)、密度(ASTMD1505)が0.900〜0.
940(g/cm3)であり、かつメルトテンション
(MT)とメルトフローレート(MFR)とが次の関係
式 40×(MFR)-0.67 ≦ MT ≦ 250×(MF
R)-0.67 を満たすエチレン系重合体(A)30〜90重量%、メ
ルトフローレート(MFR、ASTM D1238、1
90℃、2.16kg荷重)が0.5〜50(g/10
分)、密度(ASTM D1505)が0.900(g
/cm3)未満であり、かつ示差走査熱量分析(DS
C)で求められる融点が80℃未満であるエチレン・α
−オレフィンランダム共重合体(B)5〜60重量%、
およびメルトフローレート(MFR、ASTM D12
38、190℃、2.16kg荷重)が0.1〜25
(g/10分)、密度(ASTM D1505)が0.
880〜0.925(g/cm3)のブテン系重合体
(C)5〜30重量%から形成されるシーラント用樹脂
組成物に関する。
トフローレート(MFR、ASTM D1238、19
0℃、2.16kg荷重)が0.1〜30(g/10
分)、密度(ASTMD1505)が0.900〜0.
940(g/cm3)であり、かつメルトテンション
(MT)とメルトフローレート(MFR)とが次の関係
式 40×(MFR)-0.67 ≦ MT ≦ 250×(MF
R)-0.67 を満たすエチレン系重合体(A)30〜90重量%、メ
ルトフローレート(MFR、ASTM D1238、1
90℃、2.16kg荷重)が0.5〜50(g/10
分)、密度(ASTM D1505)が0.900(g
/cm3)未満であり、かつ示差走査熱量分析(DS
C)で求められる融点が80℃未満であるエチレン・α
−オレフィンランダム共重合体(B)5〜60重量%、
およびメルトフローレート(MFR、ASTM D12
38、190℃、2.16kg荷重)が0.1〜25
(g/10分)、密度(ASTM D1505)が0.
880〜0.925(g/cm3)のブテン系重合体
(C)5〜30重量%から形成されるシーラント用樹脂
組成物に関する。
【0006】さらに本発明は、上記本発明の樹脂組成物
からなるシーラントフィルムであり、および該シーラン
トフィルムから形成される積層体フィルムおよび容器に
関する。
からなるシーラントフィルムであり、および該シーラン
トフィルムから形成される積層体フィルムおよび容器に
関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、エチレン系重合体、エ
チレン・α−オレフィン共重合体およびブテン系重合体
から構成される樹脂組成物、またその組成物を用いたシ
ーラントフィルム、積層体フィルム、および容器に関す
る。次にそれらの各構成について具体的に説明する。
チレン・α−オレフィン共重合体およびブテン系重合体
から構成される樹脂組成物、またその組成物を用いたシ
ーラントフィルム、積層体フィルム、および容器に関す
る。次にそれらの各構成について具体的に説明する。
【0008】エチレン系重合体(A)
本発明の樹脂組成物におけるエチレン系重合体(A)と
しては、ASTM D1238に準じ190℃、2.1
6kg荷重で測定したメルトフローレート(以下MFR
と略記する)が0.1〜30、好ましくは0.5〜20
(g/10分)であり、密度(ASTM D1505)
が0.900〜0.940、好ましくは0.900〜
0.930(g/cm3)であり、かつメルトテンショ
ン(MT)とメルトフローレート(MFR)とが次の関
係式 40×(MFR)-0.67 ≦ MT ≦ 250×(MF
R)-0.67 を満たすエチレン系重合体(A)を満たしている。ここ
で、MTおよびMFRは、いずれも190℃で測定した
値である。メルトテンション(MT)は、溶融させたエ
チレン系重合体を一定速度で延伸したときの応力を測定
することによって求められる値である。具体的には、東
洋精機製MT測定機を用い、樹脂温度190℃、押出速
度15mm/分、巻取速度15m/分、ノズル径2.0
9mmφ、ノズル長さ8mmの条件で測定した値であ
る。MFRが上記範囲にあり、MTが上記関係式の範囲
内にあることで、エチレン系重合体の溶融張力を高め、
成形性が良好となる。
しては、ASTM D1238に準じ190℃、2.1
6kg荷重で測定したメルトフローレート(以下MFR
と略記する)が0.1〜30、好ましくは0.5〜20
(g/10分)であり、密度(ASTM D1505)
が0.900〜0.940、好ましくは0.900〜
0.930(g/cm3)であり、かつメルトテンショ
ン(MT)とメルトフローレート(MFR)とが次の関
係式 40×(MFR)-0.67 ≦ MT ≦ 250×(MF
R)-0.67 を満たすエチレン系重合体(A)を満たしている。ここ
で、MTおよびMFRは、いずれも190℃で測定した
値である。メルトテンション(MT)は、溶融させたエ
チレン系重合体を一定速度で延伸したときの応力を測定
することによって求められる値である。具体的には、東
洋精機製MT測定機を用い、樹脂温度190℃、押出速
度15mm/分、巻取速度15m/分、ノズル径2.0
9mmφ、ノズル長さ8mmの条件で測定した値であ
る。MFRが上記範囲にあり、MTが上記関係式の範囲
内にあることで、エチレン系重合体の溶融張力を高め、
成形性が良好となる。
【0009】本発明の組成物に使用されるエチレン系重
合体(A)は、前記の物性を満たしている限り、ラジカ
ル触媒を用いて高圧下で製造されたいわゆる高圧法ポリ
エチレンであっても、あるいはチーグラー触媒またはメ
タロセン触媒を用い、エチレンとα−オレフィン等のコ
モノマーの存在下、中低圧下で製造されたいわゆる中低
圧ポリエチレンであってもよい。高圧法ポリエチレンで
は、分子鎖中に長鎖分岐が存在し、これにより高い溶融
張力を示すことから、本発明においては好ましく使用で
きる。
合体(A)は、前記の物性を満たしている限り、ラジカ
ル触媒を用いて高圧下で製造されたいわゆる高圧法ポリ
エチレンであっても、あるいはチーグラー触媒またはメ
タロセン触媒を用い、エチレンとα−オレフィン等のコ
モノマーの存在下、中低圧下で製造されたいわゆる中低
圧ポリエチレンであってもよい。高圧法ポリエチレンで
は、分子鎖中に長鎖分岐が存在し、これにより高い溶融
張力を示すことから、本発明においては好ましく使用で
きる。
【0010】エチレン・α−オレフィンランダム共重合
体(B) 本発明の樹脂組成物における(B)成分として使用され
るエチレン・α−オレフィンランダム共重合体は、エチ
レンと炭素数3〜20、好ましくは3〜10までのα―
オレフィンとを共重合することによって得られるランダ
ム共重合体である。α―オレフィンの具体例としては、
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
セン、1−ドデセンが挙げられ、好ましくは1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテンである。共重合体中の
α−オレフィン含量としては、5〜50モル%、通常7
〜30モル%である。
体(B) 本発明の樹脂組成物における(B)成分として使用され
るエチレン・α−オレフィンランダム共重合体は、エチ
レンと炭素数3〜20、好ましくは3〜10までのα―
オレフィンとを共重合することによって得られるランダ
ム共重合体である。α―オレフィンの具体例としては、
プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
セン、1−ドデセンが挙げられ、好ましくは1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテンである。共重合体中の
α−オレフィン含量としては、5〜50モル%、通常7
〜30モル%である。
【0011】エチレン・α−オレフィンランダム共重合
体のMFR(ASTM D1238、190℃、2.1
6kg荷重)は0.5〜50、好ましくは1.0〜30
(g/10分)であり、密度(ASTM D1505)
が0.900(g/cm3)未満、好ましくは0.85
0〜0.890(g/cm3)であり、かつ示差走査熱
量分析(DSC)で求められる融点が80℃未満または
融点が観測されない非晶性である。
体のMFR(ASTM D1238、190℃、2.1
6kg荷重)は0.5〜50、好ましくは1.0〜30
(g/10分)であり、密度(ASTM D1505)
が0.900(g/cm3)未満、好ましくは0.85
0〜0.890(g/cm3)であり、かつ示差走査熱
量分析(DSC)で求められる融点が80℃未満または
融点が観測されない非晶性である。
【0012】上記エチレン・α−オレフィンランダム共
重合体の製造法については特に制限はないが、チーグラ
ー・ナッタ触媒、あるいはメタロセン触媒の存在下、エ
チレンとα−オレフィンとを共重合することによって製
造することができる。
重合体の製造法については特に制限はないが、チーグラ
ー・ナッタ触媒、あるいはメタロセン触媒の存在下、エ
チレンとα−オレフィンとを共重合することによって製
造することができる。
【0013】さらに、本発明においては、密度および/
またはMFRの異なる数種類のエチレン・α−オレフィ
ンランダム重合体をブレンドした組成物で使用すること
もできる。
またはMFRの異なる数種類のエチレン・α−オレフィ
ンランダム重合体をブレンドした組成物で使用すること
もできる。
【0014】ブテン系重合体(C)
本発明の樹脂組成物において使用されるブテン系重合体
(B)としては、1−ブテン単独重合体、あるいは1−
ブテンと1−ブテンを除く炭素数2〜20、好ましくは
2〜10のα−オレフィンとの共重合体である。α−オ
レフィンの具体例としては、エチレン、プロピレン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテ
ン、1−デセン、1−ドデセンが挙げられ、好ましくは
エチレン、プロピレンである。ブテン系重合体中の1−
ブテン含有量としては、60〜100、好ましくは70
〜100(モル%)である。
(B)としては、1−ブテン単独重合体、あるいは1−
ブテンと1−ブテンを除く炭素数2〜20、好ましくは
2〜10のα−オレフィンとの共重合体である。α−オ
レフィンの具体例としては、エチレン、プロピレン、1
−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテ
ン、1−デセン、1−ドデセンが挙げられ、好ましくは
エチレン、プロピレンである。ブテン系重合体中の1−
ブテン含有量としては、60〜100、好ましくは70
〜100(モル%)である。
【0015】ブテン系重合体の密度は、0.880〜
0.925、好ましくは0.885〜0.920(g/
cm3)である。この密度範囲にあると、粘着性が小さ
いことから、フィルムから容器を製造する際に、ロール
等の装置へのフィルムの付着が少なく、高い充填速度で
内容物を充填することが可能である。
0.925、好ましくは0.885〜0.920(g/
cm3)である。この密度範囲にあると、粘着性が小さ
いことから、フィルムから容器を製造する際に、ロール
等の装置へのフィルムの付着が少なく、高い充填速度で
内容物を充填することが可能である。
【0016】また、MFR(190℃)は0.1〜2
5、好ましくは0.5〜25、より好ましくは1〜25
(g/10分)の範囲にある。この範囲内にあると、成
形機のモーターに過大な負荷を与えることなく、高い成
形スピードでフィルムを成形することができる。
5、好ましくは0.5〜25、より好ましくは1〜25
(g/10分)の範囲にある。この範囲内にあると、成
形機のモーターに過大な負荷を与えることなく、高い成
形スピードでフィルムを成形することができる。
【0017】このようなブテン系重合体は、特公昭64
−7088号公報、特開昭59−206415号公報、
特開昭59−206416号公報、特開平4−2185
08号公報、特開平4−218607号公報、特開平8
−225605号公報等に記載された、立体規則性触媒
を用いた重合方法で製造することが出来る。本発明にお
いて使用されるブテン系重合体は、1種類であっても、
2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
−7088号公報、特開昭59−206415号公報、
特開昭59−206416号公報、特開平4−2185
08号公報、特開平4−218607号公報、特開平8
−225605号公報等に記載された、立体規則性触媒
を用いた重合方法で製造することが出来る。本発明にお
いて使用されるブテン系重合体は、1種類であっても、
2種類以上を組み合わせて使用してもよい。
【0018】樹脂組成物
本発明の樹脂組成物は、エチレン系重合体(A)とエチ
レン・α−オレフィンランダム共重合体(B)およびブ
テン系重合体(C)からなり、その混合割合は、(A)
が30〜90、好ましくは40〜80重量%、(B)が
5〜60、好ましくは10〜50重量%、(C)が5〜
30、好ましくは10〜30重量%の範囲にある。ここ
で、(A)、(B)および(C)の合計量は100重量
%である。各成分の割合がこの範囲内にあると、その組
成物から得られるフィルムは、シール強度とイージーピ
ール性とのバランスに優れており、実用上好適な易開封
性容器が得られる。
レン・α−オレフィンランダム共重合体(B)およびブ
テン系重合体(C)からなり、その混合割合は、(A)
が30〜90、好ましくは40〜80重量%、(B)が
5〜60、好ましくは10〜50重量%、(C)が5〜
30、好ましくは10〜30重量%の範囲にある。ここ
で、(A)、(B)および(C)の合計量は100重量
%である。各成分の割合がこの範囲内にあると、その組
成物から得られるフィルムは、シール強度とイージーピ
ール性とのバランスに優れており、実用上好適な易開封
性容器が得られる。
【0019】本発明の樹脂組成物の特徴として、ある特
定の性質を持つエチレン・α−オレフィンランダム共重
合体を、樹脂組成物の構成成分として使用することにあ
る。前記のようなエチレン・α−オレフィンランダム共
重合体を使用することで、低いシール温度でも、シール
強度とイージーピール性とのバランスに優れたフィルム
となる。またエチレン・α−オレフィンランダム共重合
体の量により、最適シール温度を制御することが可能な
ため、多様な特性をもつ易開封容器に対応できる。
定の性質を持つエチレン・α−オレフィンランダム共重
合体を、樹脂組成物の構成成分として使用することにあ
る。前記のようなエチレン・α−オレフィンランダム共
重合体を使用することで、低いシール温度でも、シール
強度とイージーピール性とのバランスに優れたフィルム
となる。またエチレン・α−オレフィンランダム共重合
体の量により、最適シール温度を制御することが可能な
ため、多様な特性をもつ易開封容器に対応できる。
【0020】本発明においては、本発明の樹脂組成物と
しての性能を損なわない範囲で、必要に応じて酸化防止
剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、スリップ剤、アンチブロ
ッキング剤、結晶核剤等の添加物を含んでいてもよい。
しての性能を損なわない範囲で、必要に応じて酸化防止
剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、スリップ剤、アンチブロ
ッキング剤、結晶核剤等の添加物を含んでいてもよい。
【0021】また、前記各成分および必要に応じて各種
添加剤を、例えばヘンシェルミキサー、バンバリーミキ
サー、タンブラーミキサー等の混合機でブレンドした
後、一軸ないしは二軸の押出機を用いてペレット状とし
て後述のフィルム成形に使用することも可能であるが、
前記成分をブレンドした状態でフィルム成形機に供する
ことも可能である。
添加剤を、例えばヘンシェルミキサー、バンバリーミキ
サー、タンブラーミキサー等の混合機でブレンドした
後、一軸ないしは二軸の押出機を用いてペレット状とし
て後述のフィルム成形に使用することも可能であるが、
前記成分をブレンドした状態でフィルム成形機に供する
ことも可能である。
【0022】シーラントフィルム
本発明の樹脂組成物からフィルム成形することによっ
て、イージーピール性を必要とする包装材のシーラント
フィルムを製造することができる。フィルムの成形は、
キャスト成形法であってもインフレーション成形法であ
ってもよく、通常樹脂温度180〜240℃の条件で均
一膜厚の良好なフィルムを製造することができる。フィ
ルムの厚みは、通常3〜100μm、好ましくは5〜8
0μmの範囲である。
て、イージーピール性を必要とする包装材のシーラント
フィルムを製造することができる。フィルムの成形は、
キャスト成形法であってもインフレーション成形法であ
ってもよく、通常樹脂温度180〜240℃の条件で均
一膜厚の良好なフィルムを製造することができる。フィ
ルムの厚みは、通常3〜100μm、好ましくは5〜8
0μmの範囲である。
【0023】積層体フィルム
前記シーラントフィルムは、それ単独で使用することも
可能であるが、基材フィルムに積層した積層体フィルム
の構成で、一般に包装フィルムまたは包装シートとして
使用される。
可能であるが、基材フィルムに積層した積層体フィルム
の構成で、一般に包装フィルムまたは包装シートとして
使用される。
【0024】基材フィルムとしては、特に限定されるも
のではないが、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリ
オレフィンフィルム、スチレン系樹脂のフィルム、ポリ
エチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート
等のポリエステルのフィルム、ナイロン6やナイロン
6,6のようなポリアミドのフィルム、またはこれらの
延伸フィルム、ポリオレフィンフィルムとポリアミドフ
ィルムやエチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム
のようなガスバリヤー性のある樹脂フィルムとの積層フ
ィルム、アルミニウム等の金属箔、あるいはアルミニウ
ムやシリカ等を蒸着させた蒸着フィルムや紙等が、包装
材の使用目的に応じて適宜選択使用される。この基材フ
ィルムは、1種類のみならず、2種類以上を組み合わせ
て使用することもできる。
のではないが、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリ
オレフィンフィルム、スチレン系樹脂のフィルム、ポリ
エチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート
等のポリエステルのフィルム、ナイロン6やナイロン
6,6のようなポリアミドのフィルム、またはこれらの
延伸フィルム、ポリオレフィンフィルムとポリアミドフ
ィルムやエチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム
のようなガスバリヤー性のある樹脂フィルムとの積層フ
ィルム、アルミニウム等の金属箔、あるいはアルミニウ
ムやシリカ等を蒸着させた蒸着フィルムや紙等が、包装
材の使用目的に応じて適宜選択使用される。この基材フ
ィルムは、1種類のみならず、2種類以上を組み合わせ
て使用することもできる。
【0025】シーラントフィルム層は、積層体フィルム
の少なくとも一方の最外層に位置するので、その製造に
あたり、基材フィルム上に前記本発明の樹脂組成物を直
接押出ラミネーションしたり、基材フィルムとシーラン
トフィルムとをドライラミネーションしたり、あるいは
両層を構成する樹脂を共押出する方法を採用することが
できる。
の少なくとも一方の最外層に位置するので、その製造に
あたり、基材フィルム上に前記本発明の樹脂組成物を直
接押出ラミネーションしたり、基材フィルムとシーラン
トフィルムとをドライラミネーションしたり、あるいは
両層を構成する樹脂を共押出する方法を採用することが
できる。
【0026】積層体フィルムの一実施態様として、シー
ラントフィルム層/ポリオレフィンフィルム層/他のフ
ィルム層の構成を挙げることができる。ここで、他のフ
ィルム層としては、前記したポリスチレンフィルム、ポ
リエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフ
ィンフィルムとガスバリヤー性樹脂フィルムとの積層フ
ィルム、アルミニウム箔、蒸着フィルム、および紙から
なる群から選ばれる層を挙げることができる。
ラントフィルム層/ポリオレフィンフィルム層/他のフ
ィルム層の構成を挙げることができる。ここで、他のフ
ィルム層としては、前記したポリスチレンフィルム、ポ
リエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフ
ィンフィルムとガスバリヤー性樹脂フィルムとの積層フ
ィルム、アルミニウム箔、蒸着フィルム、および紙から
なる群から選ばれる層を挙げることができる。
【0027】ポリオレフィン層と他のフィルム層とが充
分な接着強度で接合できない場合には、シーラントフィ
ルム層/ポリオレフィンフィルム層/接着層/他のフィ
ルム層の構成にすることができる。接着層としては、ウ
レタン系やイソシアネート系接着剤のようなアンカーコ
ート剤を用いたり、不飽和カルボン酸グラフトポリオレ
フィンのような変性ポリオレフィンを接着性樹脂として
用いると、隣接層を強固に接合することができる。
分な接着強度で接合できない場合には、シーラントフィ
ルム層/ポリオレフィンフィルム層/接着層/他のフィ
ルム層の構成にすることができる。接着層としては、ウ
レタン系やイソシアネート系接着剤のようなアンカーコ
ート剤を用いたり、不飽和カルボン酸グラフトポリオレ
フィンのような変性ポリオレフィンを接着性樹脂として
用いると、隣接層を強固に接合することができる。
【0028】容器
前記した積層体フィルムのシーラントフィルム層同士を
向かい合わせ、あるいは積層体フィルムのシーラントフ
ィルム層と他のフィルムとを向かい合わせ、その後、外
表面側から所望容器形状になるようにその周囲の少なく
とも一部をヒートシールすることによって、容器を製造
することができる。また周囲を全てヒートシールするこ
とにより、密封された袋状容器を製造することができ
る。この袋状容器の成形加工を内容物の充填工程と組み
合わせると、すなわち、袋状容器の底部および側部をヒ
ートシールした後内容物を充填し、次いで上部をヒート
シールすることで包装体を製造することができる。従っ
て、この積層体フィルムは、スナック菓子等の固形物、
粉体、あるいは液体材料の自動包装装置に利用すること
ができる。
向かい合わせ、あるいは積層体フィルムのシーラントフ
ィルム層と他のフィルムとを向かい合わせ、その後、外
表面側から所望容器形状になるようにその周囲の少なく
とも一部をヒートシールすることによって、容器を製造
することができる。また周囲を全てヒートシールするこ
とにより、密封された袋状容器を製造することができ
る。この袋状容器の成形加工を内容物の充填工程と組み
合わせると、すなわち、袋状容器の底部および側部をヒ
ートシールした後内容物を充填し、次いで上部をヒート
シールすることで包装体を製造することができる。従っ
て、この積層体フィルムは、スナック菓子等の固形物、
粉体、あるいは液体材料の自動包装装置に利用すること
ができる。
【0029】また、積層体フィルムないしシートを、ま
たは他のフィルムないしシートを予め真空成形や圧空成
形等によりカップ状に成形した容器、射出成形等で得ら
れた容器、あるいは紙基材から形成された容器等に内容
物を充填し、その後本発明の積層体フィルムを蓋材とし
て被覆し、容器上部ないし側部をヒートシールすること
により、内容物を包装した容器が得られる。この容器
は、即席麺、味噌、ゼリー、プリン、スナック菓子等の
包装に好適に利用される。
たは他のフィルムないしシートを予め真空成形や圧空成
形等によりカップ状に成形した容器、射出成形等で得ら
れた容器、あるいは紙基材から形成された容器等に内容
物を充填し、その後本発明の積層体フィルムを蓋材とし
て被覆し、容器上部ないし側部をヒートシールすること
により、内容物を包装した容器が得られる。この容器
は、即席麺、味噌、ゼリー、プリン、スナック菓子等の
包装に好適に利用される。
【0030】
【実施例】次に実施例によって本発明を説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
発明はこれに限定されるものではない。
【0031】
【実施例1】コア層にスクリュー径40mmの押出機お
よびシーラント層に30mmの押出機を兼ね備えた、ダ
イ幅300mmの2層T−ダイキャスト成形機にて、以
下の樹脂原料を使用して、成形温度220℃、チルロー
ル温度30℃にて、コア層/シーラント層(50μm/
20μm)の層構成からなるフィルムを作成した。得ら
れたフィルムのヒートシール強度、イージーピール性お
よび糸引き性を以下の方法で評価した。結果を表1に示
す。
よびシーラント層に30mmの押出機を兼ね備えた、ダ
イ幅300mmの2層T−ダイキャスト成形機にて、以
下の樹脂原料を使用して、成形温度220℃、チルロー
ル温度30℃にて、コア層/シーラント層(50μm/
20μm)の層構成からなるフィルムを作成した。得ら
れたフィルムのヒートシール強度、イージーピール性お
よび糸引き性を以下の方法で評価した。結果を表1に示
す。
【0032】コア層 : 高圧法低密度ポリエチレン(密
度0.917g/cm3、MFR(190℃)9.5g
/10分) シーラント層 : 高圧法ポリエチレン(密度0.917
g/cm3、MFR(190℃)9.5g/10分)5
0重量%、エチレン・1−ブテン共重合体(密度0.8
85g/cm3、MFR(190℃)20g/10分、
1−ブテン含量11モル%、融点75℃)30重量%、
およびブテン系重合体成分として1−ブテン重合体(密
度0.915g/cn3、MFR(190℃)1.8g
/10分)20重量%からなる組成物。
度0.917g/cm3、MFR(190℃)9.5g
/10分) シーラント層 : 高圧法ポリエチレン(密度0.917
g/cm3、MFR(190℃)9.5g/10分)5
0重量%、エチレン・1−ブテン共重合体(密度0.8
85g/cm3、MFR(190℃)20g/10分、
1−ブテン含量11モル%、融点75℃)30重量%、
およびブテン系重合体成分として1−ブテン重合体(密
度0.915g/cn3、MFR(190℃)1.8g
/10分)20重量%からなる組成物。
【0033】(1)ヒートシール強度:15mmの短冊
状試験片を2枚作成し、シール層同士を向かい合わせ、
所定の温度で、圧力0.2MPa、シール時間0.5秒
の条件でヒートシールを行った。その後、層間を180
度方向に300mm/分の速度で剥離させ、その時の剥
離強度を測定し、その値をヒートシール強度(N/15
mm)とした。
状試験片を2枚作成し、シール層同士を向かい合わせ、
所定の温度で、圧力0.2MPa、シール時間0.5秒
の条件でヒートシールを行った。その後、層間を180
度方向に300mm/分の速度で剥離させ、その時の剥
離強度を測定し、その値をヒートシール強度(N/15
mm)とした。
【0034】
【実施例2、比較例1】シーラント層として用いた高圧
法ポリエチレン、エチレン・1−ブテン共重合体および
1−ブテン系重合体を表−1記載の含有量とした以外
は、実施例1と同様にしてフィルムの評価を行った。結
果を表1に示す。
法ポリエチレン、エチレン・1−ブテン共重合体および
1−ブテン系重合体を表−1記載の含有量とした以外
は、実施例1と同様にしてフィルムの評価を行った。結
果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】表1に示した結果から明らかなように、本
発明のフィルムは、従来よりも低いシール温度で高いシ
ール強度が発現する。また、イージーピール性も良好で
あった。
発明のフィルムは、従来よりも低いシール温度で高いシ
ール強度が発現する。また、イージーピール性も良好で
あった。
【0037】
【発明の効果】本発明のシーラント用樹脂組成物は、そ
れから得られるフィルムがヒートシール性とイージーピ
ール性とのバランスに優れており、かつ、より低いシー
ル温度でも高いシール強度を発現できるため、食品包装
用容器に好適に使用できる。
れから得られるフィルムがヒートシール性とイージーピ
ール性とのバランスに優れており、かつ、より低いシー
ル温度でも高いシール強度を発現できるため、食品包装
用容器に好適に使用できる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
C08J 5/18 CES C08J 5/18 CES
C08L 23/08 C08L 23/08
23/20 23/20
Fターム(参考) 3E086 AC07 AD01 AD06 BA04 BA13
BA14 BA15 BB51 BB90 CA01
DA08
4F071 AA15 AA15X AA16 AA17
AA18 AA20X AA21 AA21X
AA76 AF54 AF59 BC01 BC12
4F100 AB10B AB33B AK03B AK04A
AK04C AK06A AK07C AK09A
AK12B AK41B AK46B AK62A
AK67 AK68C AL05A BA02
BA03 BA07 BA10A BA10C
DA01 DG10B EH23 EH66B
GB16 JA04A JA06A JA13A
JD02B JK06 JL12A JL14
4J002 BB03W BB05X BB17Y GG02
4J100 AA02P AA03Q AA04P AA04Q
AA07Q AA17Q CA01 CA04
DA13 DA14 DA36 DA43 JA58
Claims (7)
- 【請求項1】メルトフローレート(MFR、ASTM
D1238、190℃、2.16kg荷重)が0.1〜
30(g/10分)、密度(ASTM D1505)が
0.900〜0.940(g/cm3)であり、かつメ
ルトテンション(MT)とメルトフローレート(MF
R)とが次の関係式 40×(MFR)-0.67 ≦ MT ≦ 250×(MF
R)-0.67 を満たすエチレン系重合体(A)30〜90重量%、 メルトフローレート(MFR、ASTM D1238、
190℃、2.16kg荷重)が0.5〜50(g/1
0分)、密度(ASTM D1505)が0.900
(g/cm3)未満であり、かつ示差走査熱量分析(D
SC)で求められる融点が80℃未満であるエチレン・
α−オレフィンランダム共重合体(B)5〜60重量
%、およびメルトフローレート(MFR、ASTM D
1238、190℃、2.16kg荷重)が0.1〜2
5(g/10分)、密度(ASTM D1505)が
0.880〜0.925(g/cm3)のブテン系重合
体(C)5〜30重量%から形成されるシーラント用樹
脂組成物。 - 【請求項2】前記エチレン系重合体が、高圧法ポリエチ
レンであることを特徴とする請求項1記載のシーラント
用樹脂組成物。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の樹脂組成物から
なり、その厚さが3〜100μmであるシーラントフィ
ルム。 - 【請求項4】請求項3に記載のシーラントフィルムの層
と、ポリオレフィンフィルム、ポリスチレンフィルム、
ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレ
フィンとガスバリヤー性樹脂フィルムとの積層フィル
ム、アルミ箔、紙、および蒸着フィルムとからなる群か
ら選ばれる少なくとも一つのフィルム層とを含む積層体
であることを特徴とする積層体フィルム。 - 【請求項5】請求項4に記載のシーラントフィルムの層
と、ポリオレフィンフィルム層と、ポリオレフィンフィ
ルム、ポリスチレンフィルム、ポリエステルフィルム、
ポリアミドフィルム、ポリオレフィンとガスバリヤー性
樹脂フィルムとの積層フィルム、アルミ箔、紙、および
蒸着フィルムとからなる群から選ばれる少なくとも一つ
のフィルム層とが、この順に積層されていることを特徴
とする積層体フィルム。 - 【請求項6】請求項4または5に記載の積層体フィルム
のシーラントフィルム層面同士を合わせ、その少なくと
も一部がヒートシールされていることを特徴とする容
器。 - 【請求項7】請求項4または5に記載の積層体フィルム
のシーラントフィルム層と、ポリエチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、およびポリプロピレンからなる群
から選ばれる樹脂の成形体とを向かい合わせ、その少な
くとも一部がヒートシールされていることを特徴とする
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047349A JP2003246895A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002047349A JP2003246895A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246895A true JP2003246895A (ja) | 2003-09-05 |
Family
ID=28660431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002047349A Pending JP2003246895A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | シーラント用樹脂組成物、シーラントフィルムおよびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256636A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 蓋材 |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002047349A patent/JP2003246895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006256636A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Dainippon Printing Co Ltd | 蓋材 |
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