JP2003246422A - 破損検出方法および破損検出プログラム - Google Patents

破損検出方法および破損検出プログラム

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JP2003246422A
JP2003246422A JP2002045770A JP2002045770A JP2003246422A JP 2003246422 A JP2003246422 A JP 2003246422A JP 2002045770 A JP2002045770 A JP 2002045770A JP 2002045770 A JP2002045770 A JP 2002045770A JP 2003246422 A JP2003246422 A JP 2003246422A
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JP2002045770A
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Takaaki Hoshino
敬亮 星野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置の機構部の破損を検出する破
損検出方法および破損検出プログラムに関し、リニア検
出機能を用いて装置の機構部の全体をスキャンして面情
報を得て、正常時の面情報と差異のある部分を抽出し、
故障個所を特定して故障時の対応を迅速かつ的確な行な
うことを目的とする。 【解決手段】 装置の各部位をリニアスキャンすると共
に、当該リニアスキャンとほぼ直角方向に微小量移動さ
せることを繰り返して当該各部位の面情報を取得するス
テップと、ステップによって予め取得して記憶しておい
た正常時の面情報と、ステップによって逐次取得した面
情報とを比較して差異を検出して破損個所を指摘するス
テップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置の機構部の破
損を検出する破損検出方法および破損検出プログラムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多数のカートリッジを収納し、上
位からの要求に応じて、ロボットのアームで該当カート
リッジを把握して取り出してデータ読取装置に装着し、
該当データを読み出す装置がある。当該装置では、カー
トリッジの背面などに貼り付けられたバーコードをリニ
アCCDで読み取って該当カートリッジを取り出すよう
にしている。この際、装置の機構部などの破損を検出す
るセンサを取り付けて当該センサで破損を検出して管理
者に知らせて修理などするようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、センサなどの
検出機能がついた部位の故障の場合には当該故障を検出
できるが、センサのついていない部位の故障は検出でき
ず、複合動作+数個のセンサを併用し、故障個所の特定
を行なうようにしていた。
【0004】このため、破損した部位にセンサなどの検
出機構がない場合には、破損個所を特定することが困難
であり、故障時の対応に手間がかかるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、これらの問題を解決するため、
リニア検出機能を用いて装置の機構部の全体をスキャン
して面情報を得て、正常時の面情報と差異のある部分を
抽出し、故障個所を特定して故障時の対応を迅速かつ的
確な行なうことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。
【0007】図1において、装置1は、各部位の故障を
検出する対象の装置(ここでは、ライブラリ装置)であ
って、移動機構2、リニアCCD3などから構成される
ものである。
【0008】移動機構2は、リニアCCD3をスキャン
方向と直角方向に微量移動(傾斜)させたりなどするも
のである。
【0009】コントローラ11は、各種制御を行なうも
のであって、ここでは、ロボット移動手段12、画像読
取手段13、異常検出手段14などから構成されるもの
である。
【0010】ロボット移動手段12は、移動機構2を移
動(あるいは傾斜)させてリニアCCD3をスキャン方
向と直角方向に微量づつ移動させるものである。
【0011】画像読取手段13は、リニアCCD3でリ
ニアスキャンしつつスキャン方向に直角方向に移動させ
て面情報を読み取らせるものである。
【0012】異常検出手段14は、正常時の面情報と、
逐次取得した面情報との差異を検出して異常(故障)を
検出するものである。
【0013】次に、動作を説明する。リニアCCD3に
よって装置1の各部位をリニアスキャンすると共に、ロ
ボット移動手段12がリニアスキャンとほぼ直角方向に
微小量移動させることを繰り返し、画像読取手段13が
リニアCCD3から信号を読み出して装置1の各部位の
面情報を取得し、異常検出手段14が予め取得して記憶
しておいた正常時の面情報と逐次取得した面情報とを比
較して差異を検出して異常(破損)個所を指摘するよう
にしている。
【0014】この際、リニアCCD3によって装置1内
の各部位に添付されたバーコードを読み取って当該部位
の情報を取得するようにしている。
【0015】従って、リニア検出機能を用いて装置の機
構部の全体をスキャンして面情報を得て、正常時の面情
報と差異のある部分を抽出することにより、故障個所を
特定して故障時の対応を迅速かつ的確に行なうことが可
能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図1から図8を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、装置1は、各部位の故障を検出する対象
の装置であって、ここでは、ライブラリ装置であり、移
動機構(ロボット)2、リニアCCD3、レンズ4、セ
ル(収納棚)5などから構成されるものである。
【0018】移動機構2は、リニアCCD3をスキャン
方向と直角方向に移動(傾斜)させるものであって、ロ
ボットのハンドにリニアCCD3を保持させたものであ
る。リニアCCD3のリニアスキャン方向と直角方向へ
の移動は、当該移動機構2である、ロボットのハンドを
微量傾けることでリニアCCD3のセル5のリニアスキ
ャンする部分を直角方向に移動させてもよい。
【0019】リニアCCD3は、ライン状に多数の検出
素子を並べたものである。レンズ4は、セル5の画像を
リニアCCD3の面に結像させるものである。
【0020】セル5は、カートリッジを収納するセル
(収納棚)である。コントローラ11は、プログラムに
従い各種制御を行なうものであって、ここでは、ロボッ
ト移動手段12、画像読取手段13、異常検出手段1
4、故障個所特定テーブル15などから構成されるもの
である。
【0021】ロボット移動手段12は、移動機構2を移
動(あるいは傾斜)させてリニアCCD3をスキャン方
向と直角方向に微量づつ移動させるものである。
【0022】画像読取手段13は、リニアCCD3でリ
ニアスキャンしつつスキャン方向に直角方向に移動させ
て、ここでは、セル(収納棚)5の面情報を読み取るも
のである。
【0023】異常検出手段14は、正常時の面情報と、
逐次取得した面情報との差異を検出して異常(故障)個
所を検出するものである。
【0024】故障個所特定テーブル15は、セル5の故
障個所を設定するテーブルである(図7参照)。
【0025】ホスト21は、ネットワークを介してコン
トローラ11と接続し、該当セル5から該当カートリッ
ジを取り出して該当位置のデータを読み出して通知させ
てデータベース22に格納したり、データベース22か
ら読み出したデータをカートリッジに書き込んでセル5
に収納させたりなどするものである。
【0026】次に、図2および図3のフローチャートの
順番に従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0027】図2は、本発明の動作説明フローチャート
(その1)を示す。図2において、S1は、電源投入す
る。これは、図1の装置1およびコントローラ11の電
源を投入する。
【0028】S2は、インベントリ動作開始する。これ
は、S1で電源投入したことに対応して、後述する図6
の初期位置から各セルに収納されているカートリッジの
背面に貼り付けてあるバーコードを、図示外のバーコー
ドリーダでラインスキャン(X方向)して順次読取開始
する。
【0029】S3は、異常ラベル無しか判別する。YE
Sの場合には、異常ラベルが無く(正常)と判明したの
で、S4以降の正常時の動作を行なう。一方、NOの場
合には、異常ラベルがラインスキャンで検出されたの
で、S31以降の異常ラベル検出時の動作を行なう。
【0030】S31は、リトライ開始する。これは、S
3のNOで異常ラベル検出されたので、リトライ開始す
る。
【0031】S32は、リトライでバーコードが読めた
か判別する。YESの場合には、S4の正常時の動作に
進む。NOの場合には、S33に進む。
【0032】S33は、不良ラベルと認識し、そのセル
は使用しないようにホストに通達する。これは、バーコ
ードの読めないセル5について、ホスト21に不良ラベ
ルの旨を通知し、管理者に知らせたり、当がセルを使用
しないようにする。
【0033】S4は、待機モードに移行する。S5は、
磁気CTGの搬送命令か受信されたか判別する。YES
の場合には、S6に進む。NOの場合には、S13に進
む。
【0034】S6は、S5のYESで磁気CTG(磁気
カートリッジ)の搬送命令が受信されたと判明したの
で、指定セルもしくは、指定ドライブに磁気CTGを搬
送する。
【0035】S7は、搬送完了か判別する。YESの場
合には、S8でテーブル内の該当セルを”正常”に更新
する。これは、後述する図7の故障個所特定テーブル1
5の搬送完了したセルを”正常”(◎)と更新する。そ
して、S4で待機モードに移行する。一方、S7のNO
の場合には、S8に進む。
【0036】S8は、Time Out(タイムアウ
ト)か判別する。YESの場合には、S10に進む。N
Oの場合には、S6に戻り繰り返す。
【0037】S10は、S8のYESでタイムアウトと
判明したので、異常終了する。S11は、テーブル内の
該当セルを”異常”に更新する。これは、後述する図7
の故障個所特定テーブル15の搬送完了したセルを”異
常”(×)と更新する。
【0038】S12は、ホストに搬送失敗を通知し「機
構部破損・故障個所検出モード」に移行する。これは、
セル異常と判明したので、後述する図3に進む。
【0039】S13は、ラベル読取命令か判別する。Y
ESの場合には、S14に進む。NOの場合には、S1
8に進む。
【0040】S14は、S13のYESでラベル読取命
令と判明したので、指定セルにハンドを位置付ける。
【0041】S15は、読取り開始する。S16は、読
取りOKか判別する。YESの場合には、S17でホス
トに読み取った結果を通達し、S4に戻る。一方、NO
の場合には、S34でテーブル内の該当セルを”異常”
に更新(図7のテーブルの該当セルを”異常”(×)に
更新)し、S33に進む。
【0042】S18は、CTG投入指示か判別する。Y
ESの場合には、S19に進む。NOの場合には、S2
3に進む。
【0043】S19は、S18のYESでCTG投入指
示と判明したので、CTG投入口にロボットのハンドを
位置付ける。
【0044】S20は、読取り開始する。S19で位置
付けたCTG投入口に投入されたCTGに貼り付けられ
ているバーコードを読取り開始する。
【0045】S21は、読取りOKか判別する。YES
の場合には、S22でCTG(カートリッジ)を空いて
いるセルに搬送し、S7に進む。一方、NOの場合に
は、S34でテーブル内の該当セルを”異常”(×)に
更新し、S33に進む。
【0046】S23は、n分以上、ホストから命令が来
ないか判別する。YESの場合には、S24で「機構部
破損・故障個所検出モード」に移行する(図3に移行す
る)。一方、NOの場合には、S4に戻る。
【0047】以上によって、ホスト21からの命令に従
い、CTG(カートリッジ)を該当セルに搬送して投入
したり、該当セルからラベルを読み取ったりなどするこ
とが可能となる。そして、これら動作中に異常検出され
たときに図3の機構部破壊・故障個所検出モードに移行
する。
【0048】図3は、本発明の動作説明フローチャート
(その2)を示す。ここでは、機構部破損・故障個所検
出モード時の詳細処理を示す。
【0049】図3において、S41は、ハンドを駆動
し、初期位置に位置付けを行なう。これは、ロボットの
ハンドを、後述する図6の左下の初期位置に位置付けを
行なう。
【0050】S42は、BCR(バーコードリーダ、リ
ニアCCD)の読取りを開始する。S43は、読み取っ
たイメージデータをバッファに保存する。
【0051】S44は、バッファ内のビット・チェック
する。S45は、ビット数=CCD画素数か判別する。
YESの場合には、S46に進む。NOの場合には、異
常終了する(リトライなどする)。
【0052】S46は、面情報を取得するため、ハンド
をY方向に数十μm移動させる。これは、後述する図6
でY移動方向に数十μm移動する(例えばロボットのハ
ンドを図6で上方向に移動あるいは上方向に数十μm移
動相当分だけ傾ける)。
【0053】S47は、画像取得ルーチンの実行を行な
う。これは、既述したS42からS45を実行し、当該
Y移動方向に数十μm移動させる毎に、X方向のライン
スキャンを行い、結果として面情報を取得する。
【0054】S48は、1セルに相当するn回移動した
か判別する。YESの場合には、S49に進む。NOの
場合には、S46に戻り繰り返す。
【0055】S49は、それぞれの位置で取得したイメ
ージデータの結合を行なう。これにより、ラインCCD
を用いて数十μm毎にラインスキャンして面情報に結合
できたこととなる。
【0056】S50は、結合したイメージデータをメモ
リに転送する。S51は、保存してある正常な画像情報
と比較する。これは、S41からS50で生成した現在
時点の面情報と、予め正常時に取得した面情報とを比較
する。正常の場合(両者の差異がない場合)には、S5
5に進む。異常の場合には、両者の面情報の差異がある
と判明したので(後述する図8の(b)参照)、S52
に進む。
【0057】S52は、正常な画像情報と異なるイメー
ジデータのアドレスを特定する。これは、正常な画像情
報(面情報)と、現時点で取得した面情報との異なるイ
メージデータのアドレス(X移動方向のアドレスおよび
Y移動方向のアドレス)を特定する。
【0058】S53は、特定したアドレスがどの部位を
指すか、故障個所特定テーブルにて検索を行う。これ
は、S52で特定したアドレスをもとに、後述する図7
の故障個所特定テーブル15を検索して該当部位(セ
ル)を特定する。
【0059】S54は、テーブルと合致した部位を上位
(ホスト21)に通知する。S55は、有効視野範囲外
の検出を行なうため、スイブル(ロボットのハンドを回
転する機構部)を駆動する。
【0060】S56は、画像取得ルーチン+結合、検索
ルーチンを実行する。これは、既述したS42からS4
5、S49からS54の処理を実行する。
【0061】S57は、スイブルの移動範囲内の検出が
終了か判別する。YESの場合には、S58に進む。N
Oの場合には、S55に戻り繰り返す。
【0062】S58は、Y方向に対する有効視野範囲外
の検出を行なうため、ハンドをY方向に駆動する。
【0063】S59は、画像取得ルーチン(S42から
S45)+結合、検索ルーチン(S49からS54)を
実行する。
【0064】S60は、Yの移動範囲内の検出が終了か
判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合に
は、S58に戻り繰り返す。
【0065】以上のように、ラインCCDを用いて例え
ば後述する図6の初期位置からラインスキャン(X方向
にラインスキャン)およびY方向に数十μm毎に移動さ
せてラインスキャンを繰り返して面情報を取得し、以前
に取得した正常時の面情報とを比較し、差異があるとき
は当該差異の部位(アドレス)をもとに後述する図7の
テーブルを検索して異常部位(異常セル)を検出するこ
とが可能となる。以下順次詳細に説明する。
【0066】図4は、本発明の説明図(バーコードリー
ダ)を示す。これは、ラインCCDを用いてバーコード
を読み取るバーコードリーダであって、本願では当該ラ
インCCDを用いて、ラインスキャン方向と直角方向に
当該ラインCCDを機械的に移動させ、結果として面情
報を取得するようにしている。
【0067】図4の(a)は上面図を示す。ここでは、
ラインCCDのライン方向をX移動方向とし、LEDで
バーコードあるいは図6のセルなどを光照射し、反射光
をレンズでラインCCDに結像し、バーコードあるいは
図6のセルの画像をラインスキャンして検出し、ライン
画像を取得する。
【0068】図4の(b)は側面図を示す。ここでは、
Y移動方向と記載した方向にラインCCDで検出する部
位を移動(Y方向に数十μm移動、あるいは傾斜してバ
ーコードあるいはセルの部位で数十μm移動)させて、
それぞれラインスキャンし、結果としてラインスキャン
型のバーコードリーダで、面情報を取得することが可能
となる。
【0069】図5は、本発明の説明図(CCD方式のバ
ーコードリーダ)を示す。これは、既述した図4のバー
コードリーダを用いて、カートリッジの背面に貼り付け
られたバーコードを読取る様子を示す。ここで、カート
リッジの背面に貼り付けたバーコードを読み取る方向が
X移動方向であり、これに直角方向に機械的に移動する
方向がY移動方向である。これにより、カートリッジの
背面に貼り付けられたバーコードを読み取ることが可能
となると共に、図示外の機構によりY移動方向に移動
(傾斜)しつつラインスキャンを繰り返し、面情報を取
得することが可能となる。
【0070】図6は、本発明の説明図(ライブラリ装
置)を示す。これは、既述した図4、図5のラインCC
Dを用いて、ライブラリ装置に設けた多数のセルをX移
動方向にラインスキャンしつつ、数十μm毎にY移動方
向にステップ移動させ、結果として図示のセルの全面の
面情報を取得する様子を示す。ここで、図示外のロボッ
トのハンドに搭載したラインCCD(バーコードリー
ダ)を左下の初期位置に位置付け、点線の矢印で示す経
路で当該ハンド(ラインCCD)を自動的に移動させつ
つ、ラインスキャンして例えば各セル毎の面情報を自動
的に取得する。
【0071】図7は、本発明の故障個所特定テーブル例
を示す。これは、既述した図6のライブラリ装置の各セ
ルに付与したAからQの行と、各行内の1から22の列
について、テーブルにして各セルの下記の状態を設定し
て管理するテーブルの例である。
【0072】 ・○:CTG(カートリッジ)有り+ラベル(バーコー
ド)読めない ・◎:CTG有り+ラベル読める ・なし:CTG無し ・×:異常セル 以上のように、図6のライブラリ装置について、各セル
を行列に対応づけて現在の状態を設定して管理すること
が可能となる。また、各行列は図示しないがアドレスに
対応づけられているので、図6の初期位置からロボット
のハンドに搭載したラインCCDでセルの背面に貼り付
けたバーコードを読み取ったり、セルの面情報を取得し
て正常時の面情報と比較して差異があるときに異常セル
として検出し当該テーブルに設定することにより、所定
時間毎あるいは暇なとき(既述した図2のS23のYE
Sのとき)に全てのセルについて最新の状態に自動更新
することが可能となる。
【0073】図8は、本発明の説明図を示す。図8の
(a)は、正常なセルの面情報例を示す。これは、正常
時のセルの面情報を予め取得して保存した例を示す。
【0074】図8の(b)は、異常なセルの面情報例を
示す。これは、既述した図6のライブラリ装置1でロボ
ットのハンドに搭載したラインCCD(バーコードリー
ダ)でラインスキャンすると共に直角方向に数十μm毎
にステップ移動させて取得した異常のセルの面情報を模
式的に表したものであり、図8の(a)の正常時の面情
報と比較し、ここでは、点線の楕円の部位のイメージデ
ータに差異がありと検出され、異常セルと自動検出され
る様子を模式的に示す。
【0075】以上のように、正常時のセルの面情報と、
逐次検出した同一のセルの面情報とを比較し、イメージ
データに差異があるときに異常セルとして自動検出する
ことが可能となる。
【0076】(付記1)装置の機構部の破損を検出する
破損検出方法において、装置の各部位をリニアスキャン
すると共に、当該リニアスキャンとほぼ直角方向に微小
量移動させることを繰り返して当該各部位の面情報を取
得するステップと、上記ステップによって予め取得して
記憶しておいた正常時の面情報と、上記ステップによっ
て逐次取得した面情報とを比較して差異を検出して破損
個所を指摘するステップとを有する破損検出方法。
【0077】(付記2)上記リニアスキャンによって上
記各部位に添付されたバーコードを読み取って当該部位
の情報を取得するステップを有する付記1記載の破損検
出方法。
【0078】(付記3)装置の機構部の破損を検出する
破損検出プログラムにおいて、装置の各部位をリニアス
キャンすると共に、当該リニアスキャンとほぼ直角方向
に微小量移動させることを繰り返して当該各部位の面情
報を取得するステップと、上記ステップによって予め取
得して記憶しておいた正常時の面情報と、上記ステップ
によって逐次取得した面情報とを比較して差異を検出し
て破損個所を指摘するステップとしてコンピュータに機
能させるための破損検出プログラム。
【0079】(付記4)装置の機構部の破損を検出する
破損検出装置において、装置の各部位をリニアスキャン
すると共に、当該リニアスキャンとほぼ直角方向に微小
量移動させることを繰り返して当該各部位の面情報を取
得する手段と、上記ステップによって予め取得して記憶
しておいた正常時の面情報と、上記ステップによって逐
次取得した面情報とを比較して差異を検出して破損個所
を指摘する手段とを備えたことを特徴とする破損検出装
置。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リニア検出機能を用いて装置の機構部の全体をスキャン
して面情報を得て、正常時の面情報と差異のある部分を
抽出する構成を採用しているため、ライブラリ装置のカ
セットを収納するセルなどの機構を持つ部位の故障個所
を特定して故障時の対応を迅速かつ的確に行なうことが
可能となる。また、バーコードを読み取るリニア検出機
構を用い、ラインスキャンと直角方向にステップ移動さ
せて面情報を取得しているため、ラインスキャンするバ
ーコードリーダを転用してそのままで機構部の故障個所
を自動的に簡易に特定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(その1)で
ある。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その2)で
ある。
【図4】本発明の説明図(バーコードリーダ)である。
【図5】本発明の説明図(CCD方式のバーコードリー
ダ)である。
【図6】本発明の説明図(ライブラリ装置)である。
【図7】本発明の故障個所特定テーブル例である。
【図8】本発明の説明図である。
【符号の説明】
1:装置(ライブラリ装置) 2:移動機構(ロボット) 3:リニアCCD 4:レンズ 5:セル(収納棚) 11:コントローラ 12:ロボット移動手段 13:画像読取手段 14:異常検出手段 15:故障個所特定テーブル 21:ホスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の機構部の破損を検出する破損検出方
    法において、 装置の各部位をリニアスキャンすると共に、当該リニア
    スキャンとほぼ直角方向に微小量移動させることを繰り
    返して当該各部位の面情報を取得するステップと、 上記ステップによって予め取得して記憶しておいた正常
    時の面情報と、上記ステップによって逐次取得した面情
    報とを比較して差異を検出して破損個所を指摘するステ
    ップとを有する破損検出方法。
  2. 【請求項2】上記リニアスキャンによって上記各部位に
    添付されたバーコードを読み取って当該部位の情報を取
    得するステップを有する請求項1記載の破損検出方法。
  3. 【請求項3】装置の機構部の破損を検出する破損検出プ
    ログラムにおいて、 装置の各部位をリニアスキャンすると共に、当該リニア
    スキャンとほぼ直角方向に微小量移動させることを繰り
    返して当該各部位の面情報を取得するステップと、 上記ステップによって予め取得して記憶しておいた正常
    時の面情報と、上記ステップによって逐次取得した面情
    報とを比較して差異を検出して破損個所を指摘するステ
    ップとしてコンピュータに機能させるための破損検出プ
    ログラム。
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