JP2003246129A - 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 - Google Patents

印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法

Info

Publication number
JP2003246129A
JP2003246129A JP2002052406A JP2002052406A JP2003246129A JP 2003246129 A JP2003246129 A JP 2003246129A JP 2002052406 A JP2002052406 A JP 2002052406A JP 2002052406 A JP2002052406 A JP 2002052406A JP 2003246129 A JP2003246129 A JP 2003246129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print sheet
type
user
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002052406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3937872B2 (ja
Inventor
Shinya Komatsu
伸也 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002052406A priority Critical patent/JP3937872B2/ja
Publication of JP2003246129A publication Critical patent/JP2003246129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3937872B2 publication Critical patent/JP3937872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が設定した印刷シートと、印刷装置に
セットされた印刷シートとの不一致による印刷シート、
インク、及び時間の浪費を防止する印刷装置等を実現す
る。 【解決手段】 印刷シートの種類を判別する判別手段
と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用
者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用者
によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷装
置において、使用者が設定した印刷シートの種類と、判
別手段によって判別された印刷シートの種類とが相違す
る場合に、報知手段によってこの事象、及び、該事象に
対する対処方法として、印刷シートを交換すること、判
別した印刷シートに適した印刷を実行すること、印刷を
中止すること、が可能である旨を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置、コンピ
ュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷
方法に関する。
【0002】
【背景技術】インクジェットプリンタ等の印刷装置に用
いられる印刷シートは様々なメーカーから様々な種類の
印刷シートが提供されている。このような印刷シートの
うち、いずれの印刷シートを用いて印刷するかは、使用
者に委ねられることになる。また、最近では、印刷装置
にセットされた印刷シートの種類を判別する判別装置を
備え、判別された印刷シートの種類に応じて印刷する印
刷装置が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ば、画質を厭わない文書データを印刷する際に、同じ印
刷装置にて前回画像を印刷した際に用いた高画質が得ら
れるように表面処理された光沢紙等の高価な印刷シート
がセットされていた場合には、セットされている印刷シ
ートの種類を使用者が確認せずに印刷を行うと、文書デ
ータであるにもかかわらず、高価な光沢紙に印刷されて
しまい、高価な印刷シートを無駄に消費してしまうとい
う課題があった。
【0004】また、使用者が写真画像などの高画質画像
を印刷するために、光沢紙等の表面処理された印刷シー
トを指定して印刷を実行した場合であっても、印刷装置
には、普通紙等がセットされており、所望の高画質画像
が得られず、インクや印刷シート、さらには時間をも浪
費してしまうという課題があった。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、使用者が指定した
印刷シートと、印刷装置にセットされた印刷シートとの
不一致による印刷シート、インク、及び時間の浪費を防
止する印刷装置、この印刷装置に印刷させるコンピュー
タプログラム、この印刷装置を有するコンピュータシス
テム、及び、印刷方法を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、印刷シ
ートの種類を判別する判別手段と、使用者に対し報知す
べき事象が生じた際に当該使用者にその事象を報知する
報知手段とを備え、前記使用者によって使用する印刷シ
ートの種類が設定される印刷装置において、使用者が設
定した印刷シートの種類と、前記判別手段によって判別
された印刷シートの種類とが相違する場合に、前記報知
手段によってこの事象、及び、該事象に対する対処方法
として、前記印刷シートを交換すること、判別した印刷
シートに適した印刷を実行すること、印刷を中止するこ
と、が可能である旨を報知することを特徴とする印刷装
置である。本発明の他の特徴については、添付図面及び
以下の記載により明らかにする。
【0007】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、
少なくとも次のことが明らかにされる。
【0008】印刷シートの種類を判別する判別手段と、
使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用者に
その事象を報知する報知手段とを備え、前記使用者によ
って使用する印刷シートの種類が設定される印刷装置に
おいて、使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判
別手段によって判別された印刷シートの種類とが相違す
る場合に、前記報知手段によってこの事象、及び、該事
象に対する対処方法として、前記印刷シートを交換する
こと、判別した印刷シートに適した印刷を実行するこ
と、印刷を中止すること、が可能である旨を報知するこ
とを特徴とする印刷装置である。このような印刷装置に
よれば、使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判
別手段によって判別された印刷シートの種類とが相違す
る場合には、その事象と共に、その対処方法をも使用者
に報知することが可能となる。
【0009】かかる印刷装置において、前記各対処方法
は、一度に報知されることが望ましい。このような印刷
装置によれば、使用者は報知された情報から、対処可能
な対処方法を一度に知り得ることが可能となる。
【0010】かかる印刷装置において、前記各対処方法
を、使用者が選択するための選択手段が備えられている
が望ましい。このような印刷装置によれば、対処方法を
使用者に報知すると共に、その選択手段も同時に提供す
ることが可能となる。
【0011】かかる印刷装置において、前記対処方法と
して、前記印刷シートを交換することが選択された場合
には、設定された印刷シートの種類と、当該印刷シート
に交換することを促す旨が報知されることが望ましい。
このような印刷装置によれば、印刷シートを交換するこ
とを選択するだけで、交換すべき印刷シートの種類を知
り得ることが可能となり、使用者は印刷シートの交換操
作をスムーズに行うことが可能となる。
【0012】かかる印刷装置において、前記判別手段
は、印刷シートに向けて光を発する発光部と、前記光の
印刷シートによる反射光のうち主として正反射成分を受
光する正反射受光部と、前記反射光の拡散反射成分を受
光する拡散反射受光部とを備え、前記拡散反射受光部の
受光量を用いた表面光沢度に応じた前記印刷シートの種
類と、前記正反射受光部の受光量を用いた厚さに応じた
前記印刷シートの種類とを判別することが望ましい。こ
のような印刷装置によれば、前記印刷シートの種類の相
違として印刷シートの光沢度及び厚さの相違を使用者に
報知することが可能となる。
【0013】さらに、かかる印刷装置において、前記報
知手段は、前記事象を前記印刷装置に備えられた表示部
に表示することとしてもよい。このような印刷装置によ
れば、印刷シートの種類の相違を表示部に表示すること
により、使用者にその事象を明確に報知することが可能
となる。
【0014】さらに、かかる印刷装置において、前記報
知手段は、前記事象を前記印刷装置が接続されたコンピ
ュータの表示部に表示することとしてもよい。このよう
な印刷装置によれば、印刷装置に特段の報知手段を備え
ることなく印刷シートの種類の相違を使用者に報知する
ことが可能となる。
【0015】さらに、かかる印刷装置において、前記報
知に基づいて、使用者が印刷を取り止めた場合には、判
別した記録シートを排出することが望ましい。このよう
な印刷装置によれば、何ら特段の操作をすることなく、
印刷に使用しない印刷シートが排出されるので、本来使
用すべき印刷シートを即座にセットすることが可能とな
る。
【0016】さらに、かかる印刷装置において、印刷シ
ートの交換検知手段を有し、前記報知に基づいて、使用
者が印刷シートを交換したことを前記交換検知手段によ
って検知した場合には、交換された印刷シートに対し印
刷シートの種類を前記判別手段によって判別することが
望ましい。このような印刷装置によれば、印刷シートが
交換された後に、前記判別手段によって交換された印刷
シートの種類を判別するので、その判別結果が、使用者
が設定した印刷シートの種類と相違する場合には再び使
用者にその事象を報知することが可能となる。
【0017】さらに、かかる印刷装置において、前記報
知後に、印刷を継続する旨の指令信号が入力された場合
には、判別された印刷シートの種類に適した印刷を実行
することが望ましい。このような、印刷装置によれば、
使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判別手段に
よって交換された印刷シートの種類とが相違する場合で
あっても、使用者の意志を確認した上で、判別された印
刷シートの種類に適した印刷を実行することが可能とな
る。
【0018】また、印刷シートの種類を判別する判別手
段と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使
用者にその事象を報知する報知手段と、印刷シートの交
換検知手段を備え、前記使用者によって使用する印刷シ
ートの種類が設定される印刷装置において、使用者が設
定した印刷シートの種類と、前記判別手段によって判別
された印刷シートの種類とが相違する場合には、この事
象、及び、該事象に対する対処方法として、前記印刷シ
ートを交換すること、判別した印刷シートに適した印刷
を実行すること、印刷を中止すること、が可能である旨
を一度に報知し、前記報知は、使用者が前記対処方法を
選択可能な選択手段を有し、前記対処方法として、前記
印刷シートを交換することが選択された場合には、設定
された印刷シートの種類と、当該印刷シートに差し替え
ることを促す旨が報知され、前記判別手段は、印刷シー
トに向けて光を発する発光部と、前記光の印刷シートに
よる反射光のうち主として正反射成分を受光する正反射
受光部と、前記反射光の拡散反射成分を受光する拡散反
射受光部とを備え、前記拡散反射受光部の受光量を用い
た表面光沢度に応じた前記印刷シートの種類と、前記正
反射受光部の受光量を用いた厚さに応じた前記印刷シー
トの種類とを判別し、前記報知手段は、前記印刷装置が
接続されたコンピュータの表示部に表示される画面情報
であり、前記報知に基づいて、使用者が印刷を取り止め
た場合には、判別した記録シートを排出し、印刷シート
の交換検知手段を有し、前記報知に基づいて、使用者が
印刷シートを交換したことを前記交換検知手段によって
検知した場合には、交換された印刷シートに対し印刷シ
ートの種類を前記判別手段によって判別し、前記報知後
に、印刷を継続する旨の指令信号が入力された場合に
は、判別された印刷シートの種類に適した印刷を実行す
ることを特徴とする印刷装置である。
【0019】このような印刷装置によれば、使用者が指
定した印刷シートと、印刷装置にセットされた印刷シー
トとの不一致による印刷シート、インク、及び時間の浪
費を防止することが可能となり、使用者は、希望する印
刷シートに所望の印刷を行うことが可能となる。
【0020】また、印刷シートの種類を判別する判別手
段と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使
用者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用
者によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷
装置において、使用者が設定した印刷シートの種類と、
前記判別手段によって判別された印刷シートの種類とが
相違する場合に、前記報知手段によってこの事象、及
び、該事象に対する対処方法として、前記印刷シートを
交換すること、判別した印刷シートに適した印刷を実行
すること、印刷を中止すること、が可能である旨を報知
する機能を実現させるためのコンピュータプログラムも
実現可能となる。
【0021】また、コンピュータ本体、このコンピュー
タ本体に接続される表示装置、及び、印刷シートの種類
を判別する判別手段と、使用者に対し報知すべき事象が
生じた際に当該使用者にその事象を報知する報知手段と
を備え、前記使用者によって使用する印刷シートの種類
が設定される印刷装置を有するコンピュータシステムに
おいて、使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判
別手段によって判別された印刷シートの種類とが相違す
る場合に、前記報知手段によってこの事象、及び、該事
象に対する対処方法として、前記印刷シートを交換する
こと、判別した印刷シートに適した印刷を実行するこ
と、印刷を中止すること、が可能である旨を報知するこ
とを特徴とするコンピュータシステムも実現可能とな
る。
【0022】また、印刷シートの種類を判別する判別手
段と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使
用者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用
者によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷
装置を用いた印刷方法において、使用者が設定した印刷
シートの種類と、前記判別手段によって判別された印刷
シートの種類とを比較するステップと、比較した結果が
相違する場合に、前記報知手段によりこの事象、及び、
該事象に対する対処方法として、前記印刷シートを交換
すること、判別した印刷シートに適した印刷を実行する
こと、印刷を中止すること、が可能である旨を報知する
ステップとを有することを特徴とする印刷方法である。
【0023】このような印刷方法によれば、使用者が設
定した印刷シートの種類と、前記判別手段によって判別
された印刷シートの種類とが相違する場合には、その事
象と共に、その対処方法をも使用者に報知することが可
能となる。
【0024】===印刷装置の概略構成=== まず、図1を参照して本実施の形態に係る印刷装置の主
として外部の概略構成について説明する。図1は本実施
の形態に係る印刷装置の概略構成を示した図である。図
1には、印刷装置の一例としてのカラープリンタCPを
示した。なお、このカラープリンタCPは、印刷装置本
体としてのプリンタ本体10と、このプリンタ本体10
に取り外し可能に装着されたロール紙ユニット24とを
有している。
【0025】カラープリンタCPは、カラー画像の出力
が可能なプリンタであり、例えば、シアン(C)、マゼ
ンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色の色
インクを、ロール紙を始めとする被印刷体上に吐出して
ドットを形成することによって画像を形成するインクジ
ェット方式のプリンタである。なお、色インクとして、
上記4色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、L
C)、ライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)、ダーク
イエロ(暗いイエロ、DY)を用いてもよい。
【0026】図1に示すように、カラープリンタCP
は、背面から供給された印刷用紙等の被印刷体を前面か
ら排出する構造を備えており、プリンタ本体10の前面
には操作パネル11、排紙部12が備えられており、内
部には、例えば印刷ヘッドの位置検知センサ、印刷シー
トの交換検知手段を兼ねる紙検知センサ76(図3)、
などのカラープリンタCPの状態を検出するための各種
センサ(図示せず)、及び、使用者への報知手段をなす
ブザー70(図3)が備えられ、背面には給紙部13が
備えられている。操作パネル11には、各種操作ボタン
111、使用者に各種情報を報知するための表示ランプ
112及び表示ディスプレイ113が設けられている。
排紙部12は、不使用時に排紙口を塞ぐ排紙トレー12
1が備えられている。給紙部13には、カット紙(図示
しない)を保持する給紙ホルダ131、ロール紙ユニッ
ト24を保持するロール紙ユニットホルダ20、21が
備えられている。この給紙ホルダ131には、印刷シー
トとして、マット紙、普通紙、光沢紙、OHP用シート
など、印刷可能な様々な材質や表面状態を有するシート
部材や、様々な厚さを有する印刷シートをセットして給
紙することが可能である。また、ロール紙ユニット24
にあっても、印刷可能な様々な材質や表面状態を有する
シート部材や、様々な厚さを有するシート部材が芯材に
巻き付けられてこの給紙部13から供給される。
【0027】===カラープリンタCPの内部構成==
= 次に、図2を参照してカラープリンタCPの内部構成に
ついて説明する。図2は本実施の形態に係るカラープリ
ンタCPの内部構成を示した図である。
【0028】カラープリンタCPは、図示するように、
キャリッジ28に搭載された印刷ヘッドIH1〜IH4
を駆動してインクの吐出及びドット形成を行う機構と、
このキャリッジ28をキャリッジモータ30によってプ
ラテン42の軸方向に往復動させる機構と、紙送りモー
タ31によってロール紙ユニット24から供給される印
刷用ロール紙32を搬送する機構と、制御回路50とを
有している。
【0029】キャリッジ28をプラテン42の軸方向に
往復動させる機構は、プラテン42の軸と並行に架設さ
れ、キャリッジ28を摺動可能に保持する摺動軸44
と、キャリッジモータ30との間に無端の駆動ベルト4
5を張設するプーリ46等から構成されている。
【0030】ロール紙ユニット24から供給される印刷
用ロール紙32を搬送する機構は、プラテン42と、プ
ラテン42を回転させる紙送りモータ31と、図示しな
い給紙補助ローラと、紙送りモータ31の回転をプラテ
ン42及び給紙補助ローラに伝えるギヤ機構48と、プ
ラテン42の回転角度を検出するエンコーダ47とを有
している。また、ロール紙ユニットホルダ20に設けら
れた接点201に対向して、プリンタ本体10に接点1
01が設けられている。
【0031】制御回路50は、プリンタの操作パネル1
1や接続されたパーソナルコンピュータから印刷指令信
号が入力されると、紙送りモータ31やキャリッジモー
タ30、印刷ヘッドIH1〜IH4の動きを適切に制御
する。カラープリンタCPのロール紙ユニットホルダ2
0、21に保持されたロール紙ユニット24の印刷用ロ
ール紙32は、プラテン42と給紙補助ローラの間に挟
み込まれるようにセットされ、プラテン42の回転角度
に応じて所定量だけ送られる。
【0032】キャリッジ28には、多数のノズルを備え
た印刷ヘッドIH1〜IH4と、この印刷ヘッドIH1
〜IH4と一体に設けられたカートリッジ装着部18が
固定され、このカートリッジ装着部18にインクカート
リッジINC1とインクカートリッジINC2とが装着
される。インクカートリッジINC2には黒(K)イン
クが収容され、インクカートリッジINC1には他のイ
ンク、すなわち、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロ(Y)の3色インクが収容されている。ライトシアン
(LC)、ライトマゼンタ(LM)、ダークイエロ(D
Y)のインクも収容可能であることは既述の通りであ
る。また、キャリッジ28の主走査方向の側部には、印
刷シートの判別装置を構成し、後述する反射型光学セン
サ29が搭載されている。
【0033】===制御回路50の内部構造=== 次に図3を参照してカラープリンタCPの制御回路50
の内部構成について説明する。図3は本実施の形態に係
るカラープリンタCPの制御回路50の内部構成を示し
たブロック図である。
【0034】図3に示すように、制御回路50の内部に
は、表示手段としてのディスプレイ90aを備えたコン
ピュータ90から供給された信号を受信するバッファメ
モリ51と、印刷データを格納するイメージバッファ5
2と、カラープリンタCP全体の動作を制御するシステ
ムコントローラ54と、メインメモリ56と、EEPR
OM58とを備えている。システムコントローラ54に
は、さらに、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆
動回路61と、紙送りモータ31を駆動する副走査駆動
回路62と、印刷ヘッドIH1〜IH4を駆動するヘッ
ド駆動回路63と、反射型光学センサ29の発光部3
8、正反射受光部40、拡散反射受光部41を制御する
反射型光学センサ制御回路65と、使用者への報知手段
としての前記表示ランプ112、表示ディスプレイ11
3、ブザー70を制御する報知手段制御回路72と、紙
検知センサ76を制御する紙検知センサ制御回路74と
が接続されている。また、反射型光学センサ制御回路6
5は、正反射受光部40及び拡散反射受光部41により
受光される反射光から変換される電気信号を測定するた
めの電気信号測定部66を備えている。さらに、反射型
光学センサ制御回路65は、正反射受光部40の受光量
に基づいて発光部38から発せられる光の強度を制御す
ることを可能とする発光制御部64を備えている。
【0035】コンピュータ90から転送された印刷デー
タは、一旦、バッファメモリ51に蓄えられる。カラー
プリンタCP内では、システムコントローラ54が、バ
ッファメモリ51から印刷データの中から必要な情報を
読み取り、これに基づいて、主走査駆動回路61、副走
査駆動回路62、ヘッド駆動回路63に対して制御信号
を送る。
【0036】イメージバッファ52には、バッファメモ
リ51で受信された複数の色成分の印刷データが格納さ
れる。ヘッド駆動回路63は、システムコントローラ5
4からの制御信号に従って、イメージバッファ52から
各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッ
ドIH1〜IH4に設けられた各色のノズルアレイを駆
動する。
【0037】また、制御回路50は、印刷装置内に設け
られた前記各種センサからの出力信号を検知すると、所
定の制御手段により設定された処理を実行する。例え
ば、印刷シート判別手段としての前記反射型光学センサ
29の出力信号に基づいて反射型光学センサ制御回路6
5により印刷シートの種類が判別され、判別された印刷
シートの種類と、使用者により指定された印刷シートの
種類とが相違する場合には、前記表示ランプ112、表
示ディスプレイ113、ブザー70等の報知手段により
その事象を使用者に報知する処理を実行する。印刷シー
トの判別方法、及び、使用者への報知等の判別後の処理
については後述する。
【0038】===反射型光学センサの構成例=== 図4は、反射型光学センサ29の一例を説明するための
模式図である。反射型光学センサ29はキャリッジ28
に取り付けられ、例えば発光ダイオードから構成される
発光部38と、例えばフォトトランジスタから構成され
る正反射受光部40及び拡散反射受光部41とを有して
いる。
【0039】発光部38が発した光が、印刷シートとし
ての例えば印刷用紙Pに対し所定の角度をなして光を照
射するように設定されており、正反射受光部40は、印
刷用紙Pに照射された反射光の主に正反射成分が入射さ
れる位置に配設されている。ここでは、印刷用紙Pとし
て厚手の光沢用紙がセットされた際に、正反射成分が正
反射受光部40に入射するように反射光路上に設置され
ている。また、拡散反射受光部41は、発光部38と、
正反射受光部40との中間位置、即ち印刷用紙Pの照射
位置に対して鉛直上に配置され、これら発光部38と、
正反射受光部40と、拡散反射受光部41とは副走査方
向に並べて配置されている。そして、これら正反射受光
部40と、拡散反射受光部41とに受光された入射光
は、電気信号に変換され、受光した反射光の光量に応じ
た受光センサの出力値として、電気信号の大きさが測定
される。
【0040】なお、上記においては、図に示されるよう
に、発光部38と正反射受光部40と拡散反射受光部4
1とを一体として反射型光学センサ29とする構成とし
たが、発光機器と2つの受光機器のように各々別個の機
器として構成してもよい。
【0041】また、上記においては、受光した反射光の
光量を得るために、反射光を電気信号に変換した後に電
気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定さ
れるものではなく、受光した反射光の光量に応じた受光
センサの出力値を測定することができればよい。
【0042】====反射型光学センサによる判別原理
=== 図5に反射型光学センサ29の発光部38から照射され
た光の反射状態を示す図である。
【0043】図5(a)は、マット紙や普通紙などの表
面が粗いマット系の印刷シートに光を照射した場合を示
している。発光部38から発せられた指向性の高い光
は、マット紙等に照射されると拡散し、反射光路上に設
置された正反射受光部40に入射する反射光の光量は、
照射光より大幅に低減される。このとき、照射位置の鉛
直上に設置された拡散反射受光部41には、上記拡散さ
れた反射光が相当量受光される。
【0044】一方、光沢紙やOHP用シート等の表面の
平滑度が高い光沢系の印刷シートの場合には、図5
(b)に示すように、前記マット系の印刷シートの場合
とは逆に、発光部38から発せられた光の多くが、印刷
シートで正反射し正反射受光部40に入射され、拡散反
射受光部41には、僅かな拡散光が入射されることにな
る。特に、OHP用シートの場合には、拡散反射成分が
極めて小さく、拡散反射受光部41に入射される光の光
量はほぼ0となる。図6は、マット紙、普通紙、光沢
紙、OHP用シートの4種類の印刷シートに対する拡散
反射受光部41の出力を示している。縦軸は、正反射受
光部40の出力に対する拡散反射受光部41の出力の比
であり、横軸は、反射型光学センサ29と印刷シートと
の距離を表している。図示するように、反射型光学セン
サ29と印刷シートとの距離が、例えば、図中のL点と
なるように反射型光学センサ29を配置し、閾値をA、
B、Cと設定することによって、4種類の印刷シートを
判別することが可能となる。
【0045】本実施形態の正反射受光部40は、厚手の
光沢紙の正反射光が入射される反射光路上に設置してい
るので、厚手の光沢系印刷シートがセットされた場合に
は、受光量が大きくなり、薄手の光沢系印刷シートがセ
ットされた場合には、その印刷シートによる正反射光路
上から外れるため、受光量は大幅に小さくなる。したが
って、厚手の印刷シートと、薄手の印刷シートとを判別
するための厚さ判別閾値は、厚手の印刷シートにより反
射する光を正反射受光部40が受光する受光量と、薄手
の印刷シートにより反射する光を正反射受光部40が受
光する受光量との間に設定する。本実施形態では、マッ
ト系印刷シートの厚さ判別閾値をD、光沢系印刷シート
の厚さ判別閾値をEとする。
【0046】===印刷シートの判別装置による判別動
作=== 次に、図7を参照して、カラープリンタCPを用いた印
刷シートの判別動作の一例について説明する。図7は印
刷シートの判別方法を示すフローチャートである。
【0047】印刷シートの判別は、カラープリンタCP
による一連の印刷動作の中で、給紙直後に行われる。カ
ラープリンタCPのシステムコントローラ54は、ユー
ザの操作によるコンピュータ90からの印刷指令信号を
受信すると、主走査駆動回路61によりキャリッジモー
タ30を駆動し、キャリッジ28を所定の位置に移動さ
せた後に、副走査駆動回路62により紙送りモータ31
を駆動し、印刷用ロール紙32を給紙し所定の位置に搬
送して停止させる。このとき、キャリッジ28は、非印
刷領域すなわち、給紙される印刷用ロール紙32の上方
から外れる位置に移動し、キャリッジ28の側部に設け
られた反射型光学センサ29が、搬送されてプラテン4
2上に載置される印刷用ロール紙32の上方に位置する
ように移動する。一方、印刷用ロール紙32の先端は、
反射型光学センサ29の発光部38からの光が照射され
る位置を通過して停止し、プラテン42上に印刷用ロー
ル紙32が載置された状態になる。
【0048】印刷用ロール紙32がプラテン42上に配
置されると、制御回路50によって発光部38から光が
発せられる。この光の印刷用ロール紙32による反射光
の拡散成分は拡散反射受光部41に受光される。制御回
路50では、拡散反射受光部41の受光量Q1と、正反
射受光部40の受光量Q2とを検出し、図6に示す第1
種類判別閾値Bと比較する(S101)。このとき、前
記種類判別閾値Bより前記受光量の比Q1/Q2の方が
大きい場合には、マット系の印刷シートと判別され、種
類判別閾値Bより受光量の比Q1/Q2の方が小さい場
合には、光沢系の印刷シートと判別される(S10
2)。さらに、光沢系の印刷シートと判別された印刷シ
ートに対しては、図6に示す種類判別閾値Cと比較し
(S114)、受光量の比Q1/Q2が種類判別閾値C
より小さく極めて0に近いことが検知された場合には、
OHP用シートとして判別される(S119)。
【0049】光沢系の印刷シートと判別された印刷シー
トのうち受光量の比Q1/Q2が種類判別閾値Cより大
きい印刷シートは、正反射受光部40の受光量Q2と前
記厚さ判別閾値Eとが比較される(S115)。比較し
た結果、厚さ判別閾値Eより受光量Q2の方が大きい場
合には、上述したように厚手の光沢系印刷シートと判別
され(S117)、厚さ判別閾値Eより受光量Q2の方
が小さい場合には、薄手の光沢系印刷シートと判別され
る(S118)。
【0050】また、種類判別閾値Bより拡散反射受光部
41の受光量Q1と、正反射受光部40の受光量Q2と
の比Q1/Q2の方が大きく、マット系の印刷シートと
判別されると(S102)、正反射受光部の受光量Q2
と厚さ判別閾値Dとが比較される(S103)。比較し
た結果、厚さ判別閾値Dより受光量Q2の方が大きい場
合には、厚手のマット系印刷シートと判別され、厚さ判
別閾値Dより受光量Q2の方が小さい場合には、薄手の
マット系印刷シートと判別される(S104)。
【0051】厚手のマット系印刷シートと判別される
と、拡散反射受光部41の受光量Q1と、正反射受光部
40の受光量Q2との比Q1/Q2と、第2種類判別閾
値Aとを比較する(S105)。このとき、前記種類判
別閾値Aより受光量の比Q1/Q2の方が大きい場合に
は、厚手のマット紙であると判別され(S107)、種
類判別閾値Aより受光量の比Q1/Q2の方が小さい場
合には、厚手の普通紙と判別される(S108)。
【0052】一方、薄手のマット系印刷シートと判別さ
れた場合には、発光部38の発光量の調整を行う(S1
09)。これは、薄手の印刷シートの場合には、判別す
べき印刷シートと反射型光学センサ29との距離が広く
なることにより光量が低減しSN比が低下し、マット紙
と普通紙との光量差が不明確になることを防止するため
である。このため、厚手のマット系印刷シートの正反射
光量と同等の正反射光量が得られるように、正反射受光
部40の出力に基づいて、発光制御部64により発光部
38の出力を調整する。
【0053】発光部38の出力を調整した後に、前記受
光量の比Q1/Q2と、第2種類判別閾値Aとを比較す
る(S110)。このとき、前記種類判別閾値Aより受
光量の比Q1/Q2の方が大きい場合には、薄手のマッ
ト紙であると判別され(S112)、種類判別閾値Aよ
り受光量の比Q1/Q2の方が小さい場合には、薄手の
普通紙と判別される(S113)。
【0054】本実施形態の印刷シート判別装置を備えた
カラープリンタCPによれば、印刷シート判別装置発光
部38と、正反射受光部40と、拡散反射受光部41と
の簡単な構成によって、マット紙、普通紙、光沢紙、O
HP用シートの種類を判別するだけでなく、厚さをも判
別することができる。これにより、印刷シートの種類や
厚さに合わせた印刷をすることができ、より高画質な画
像を印刷することが可能となる。
【0055】本実施形態では、印刷シートの判別位置を
一カ所として説明したが、キャリッジ28を移動した
り、印刷用ロール紙32を搬送したりすることにより、
判別箇所を変更し、複数箇所により判別を行うと判別精
度を向上させることが可能となる。
【0056】====判別結果に基づく印刷装置の動作
=== 次に、図8を参照して、本実施の形態に係るカラープリ
ンタCPによる使用者への報知方法の一例について説明
する。図8は使用者が設定した印刷シートとしての用紙
の種類と、前記判別手段によって判別後のカラープリン
タCPの動作を示すフローチャートである。
【0057】カラープリンタCPによる印刷は、このカ
ラープリンタCPに接続されたコンピュータ90からの
印刷指令信号により実行される(S201)。このと
き、コンピュータ90からは、印刷指令信号とともに、
高精細モード、きれいモード、早いモードなど使用者が
設定した印刷モード、及び、マット紙、普通紙、光沢
紙、OHP用シート及びそれらの厚さ、サイズ等の印刷
すべき用紙の種類を示す情報と、印刷すべき画像等を前
記印刷モード及び用紙の種類に適したデータに変換した
印刷データとがカラープリンタCPに送信される。
【0058】上記印刷指令信号等を受信したカラープリ
ンタCPは、装填されている用紙を給紙し、前記印刷シ
ートの判別手段によって、給紙した用紙の種類を判別す
る(S202)。判別した用紙の種類と、前記印刷指令
信号とともに受信し、使用者が設定した用紙の種類とが
一致した場合には(S203)、所定の印刷動作を実行
する(S207)。判別した用紙の種類と、使用者が設
定した用紙の種類とが相違した場合には、前記制御回路
50により、この事象を示す信号が、カラープリンタC
Pが接続されているコンピュータ90に送出され、コン
ピュータ90のディスプレイ90aにその事象を報知す
る警告画面が表示される(S204)。
【0059】図9は、前記警告画面の一例を示してい
る。この警告画面には、例えば、カラープリンタCPに
装填されている用紙の種類(A5 光沢紙)、設定され
た用紙の種類(A4 普通紙)、及び、それらが相違す
る旨を示す警告メッセージとともに、この事象に対する
対処方法として、3つの選択肢が、一つの画面上に一度
に表示される。この選択肢としては、例えば、カラープ
リンタCPに装填する用紙を交換する旨を示す「用紙差
し替え」、判別した印刷シートに適した印刷を実行する
旨を示す「装填されている用紙に合わせて印刷データを
変更」、印刷を中止する旨を示す「印刷中止」、など挙
げられる。
【0060】また、これら選択肢は、ラジオボタンとし
て画面上にレイアウトされており、使用者は希望する対
処方法を、ディスプレイ90aに表示されたラジオボタ
ンをマウス等により操作することにより所望の対処方法
を選択することが可能である。
【0061】使用者により、「用紙差し替え」が選択さ
れると(S205)、給紙されていた用紙が排紙され
(S209)、ディスプレイ90aに用紙の交換を促す
報知画面が表示される(S210)。図10は報知画面
の一例を示している。この報知画面には、例えば、カラ
ープリンタに装填すべき用紙の種類、すなわち、設定さ
れた用紙の種類(A4 普通紙)と、装填すべき用紙の
装填を促すメッセージとが表示されている。また、この
報知画面には、使用者が用紙を交換した後に、用紙を交
換した事象を示す信号をプリンタ送出するための、例え
ば「OK」等のラジオボタンがレイアウトされている。
このラジオボタンが操作されると、交換された用紙が給
紙されて前記判別処理が実行され(S202)、前述し
た印刷処理が実行される(S203〜S210)。本実
施形態では、用紙の交換をラジオボタンにより入力する
例を示したが、用紙の装填や抜き取りを検知可能な用紙
検知センサなどの信号を用いて、交換された用紙の判別
処理を実行しても構わない。
【0062】また、使用者により、「装填されている用
紙に合わせて印刷データを変更」が選択されると(S2
05)、前記印刷指令信号とともに受信した印刷データ
を、判別した印刷シートに適した印刷処理を実行するた
めの印刷データに変換し(S206)、印刷処理を実行
する(S207)。この印刷データの変換は、例えば、
印刷シートの種類に応じたルックアップテーブルを選択
するものであったり、インターレース方式の印刷を実行
するために行われる所定のアルゴリズムによる周知のラ
スタライズ処理などを示す。
【0063】使用者により、「印刷中止」が選択される
と(S205)、制御回路50により紙送りモータ31
を駆動して前記判別した用紙を排紙する(S208)。
【0064】本実施形態では、報知手段をカラープリン
タCPが接続されているコンピュータ90のディスプレ
イ90aに表示された画面情報としたが、カラープリン
タCPの表示ディスプレイ113にタッチパネル等の入
力手段を備えた構成としても構わない。
【0065】さらに、印刷モードや印刷シートの製造メ
ーカー名と、この印刷モード等に適した推奨印刷シート
の判別データとを対応付けてカラープリンタCP内のメ
モリに予め記憶しておくと、カラープリンタCPにセッ
トされた印刷シートが設定された印刷モードに適合しな
い場合や、印刷シートの製造メーカーが相違する場合に
も、その事象を使用者に報知することが可能となる。
【0066】===その他の実施の形態=== 以上、一実施の形態に基づき本発明に係る印刷装置等を
説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明
の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定す
るものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することな
く、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物
が含まれることはもちろんである。
【0067】前述の実施形態に係るプリンタ本体と該プ
リンタ本体に取り外し可能に装着された被印刷体ユニッ
トを有するプリンタ、コンピュータ本体、CRT等の表
示装置、マウスやキーボード等の入力装置、フレキシブ
ルドライブ装置、及び、CD−ROMドライブ装置を備
えたコンピュータシステムも実現可能であり、このよう
にして実現されたコンピュータシステムは、システム全
体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
【0068】前述の実施形態に係るプリンタ本体と該プ
リンタ本体に取り外し可能に装着された被印刷体ユニッ
トを有するプリンタに、コンピュータ本体、表示装置、
入力装置、フレキシブルディスクドライブ装置、及び、
CD−ROMドライブ装置がそれぞれ有する機能又は機
構の一部を持たせてもよい。例えば、プリンタが、画像
処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及
び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記
録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱
部を有する構成としてもよい。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、使用者が設定した印刷
シートと、印刷装置にセットされた印刷シートとの不一
致による印刷シート、インク、及び時間の浪費を防止す
る印刷装置、この印刷装置に印刷させるコンピュータプ
ログラム、この印刷装置を有するコンピュータシステ
ム、及び、印刷方法を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るカラープリンタCPの概略
構成を示した図である。
【図2】本実施の形態に係るカラープリンタCPの内部
構成を示した図である。
【図3】本実施の形態に係るカラープリンタCPの制御
回路50の内部構成を示すブロック図である。
【図4】反射型光学センサ29の一例を説明するための
模式図である。
【図5】反射光の印刷シートによる相違を示す概念図で
ある。
【図6】反射型光学センサ29の受光量の違いを印刷シ
ートの種類別に示した図である。
【図7】印刷シートの判別装置による判別方法を示すフ
ローチャートである。
【図8】使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判
別手段によって判別後のカラープリンタCPの動作を示
すフローチャートである。
【図9】コンピュータ90による警告表示の一例を示す
概念図である。
【図10】コンピュータ90による報知表示の一例を示
す概念図である。
【符号の説明】
10 プリンタ本体 11 操作パ
ネル 111 操作ボタン 112 表示ラ
ンプ 113 表示ディスプレイ 12 排紙部 121 排紙トレー 13 給紙部 131 給紙ホルダ 18 カート
リッジ装着部 20、21 ロール紙ユニットホルダ 201 接点 202 送受信
部 24 ロール紙ユニット 28 キャリ
ッジ 29 反射型光学センサ 30 キャリ
ッジモータ 31 紙送りモータ 32 印刷用
ロール紙 33 記憶素子 38 発光部 40 正反射受光部 41 拡散反
射受光部 42 プラテン 44 摺動軸 45 駆動ベルト 46 プーリ 47 エンコーダ 48 ギヤ機
構 50 制御回路 51 バッフ
ァメモリ 52 イメージバッファ 54 システ
ムコントローラ 56 メインメモリ 58 EEP
ROM 61 主走査駆動回路 62 副走査
駆動部 63 ヘッド駆動回路 64 発光制
御部 65 反射型光学センサ制御回路 66 電気信
号測定部 70 ブザー 72 報知手
段制御回路 74 紙検知センサ制御回路 76 紙検知
センサ 90 コンピュータ 90a ディス
プレイ CP カラープリンタ INC1、INC2 インクカートリッジ IH1、IH2、IH3、IH4 印刷ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AR01 HK07 HV12 HV33 3F048 AA05 AB01 BA06 BB02 BC03 DA08 DC14 3F343 FA02 FB02 FB04 FB05 FC29 KB07 KB20 LA04 LC19 LC20 MA00 MA03 MB19 MC27 MC28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷シートの種類を判別する判別手段
    と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用
    者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用者
    によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷装
    置において、 使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判別手段に
    よって判別された印刷シートの種類とが相違する場合
    に、前記報知手段によってこの事象、及び、該事象に対
    する対処方法として、前記印刷シートを交換すること、
    判別した印刷シートに適した印刷を実行すること、印刷
    を中止すること、が可能である旨を報知することを特徴
    とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置において、 前記各対処方法は、一度に報知されることを特徴とする
    印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置
    において、 前記各対処方法を、使用者が選択するための選択手段が
    備えられていることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の印刷装置において、 前記対処方法として、前記印刷シートを交換することが
    選択された場合には、設定された印刷シートの種類と、
    当該印刷シートに交換することを促す旨が報知されるこ
    とを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の印刷装置において、前記判別手段は、印刷シートに向
    けて光を発する発光部と、前記光の印刷シートによる反
    射光のうち主として正反射成分を受光する正反射受光部
    と、前記反射光の拡散反射成分を受光する拡散反射受光
    部とを備え、前記拡散反射受光部の受光量を用いた表面
    光沢度に応じた前記印刷シートの種類と、前記正反射受
    光部の受光量を用いた厚さに応じた前記印刷シートの種
    類とを判別することを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5に記載の印刷装置
    において、 前記報知手段は、前記事象を前記印刷装置に備えられた
    表示部に表示することを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項5に記載の印刷装置
    において、 前記報知手段は、前記事象を前記印刷装置が接続された
    コンピュータの表示部に表示することを特徴とする印刷
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の印刷装置において、 前記報知に基づいて、使用者が印刷を取り止めた場合に
    は、判別した記録シートを排出することを特徴とする印
    刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の印刷装置において、 印刷シートの交換検知手段を有し、前記報知に基づい
    て、使用者が印刷シートを交換したことを前記交換検知
    手段によって検知した場合には、交換された印刷シート
    に対し印刷シートの種類を前記判別手段によって判別す
    ることを特徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかに記
    載の印刷装置において、前記報知後に、印刷を継続する
    旨の指令信号が入力された場合には、判別された印刷シ
    ートの種類に適した印刷を実行することを特徴とする印
    刷装置。
  11. 【請求項11】 印刷シートの種類を判別する判別手段
    と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用
    者にその事象を報知する報知手段と、印刷シートの交換
    検知手段を備え、前記使用者によって使用する印刷シー
    トの種類が設定される印刷装置において、 使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判別手段に
    よって判別された印刷シートの種類とが相違する場合に
    は、この事象、及び、該事象に対する対処方法として、
    前記印刷シートを交換すること、判別した印刷シートに
    適した印刷を実行すること、印刷を中止すること、が可
    能である旨を一度に報知し、 前記報知は、使用者が前記対処方法を選択可能な選択手
    段を有し、前記対処方法として、前記印刷シートを交換
    することが選択された場合には、設定された印刷シート
    の種類と、当該印刷シートに差し替えることを促す旨が
    報知され、前記判別手段は、印刷シートに向けて光を発
    する発光部と、前記光の印刷シートによる反射光のうち
    主として正反射成分を受光する正反射受光部と、前記反
    射光の拡散反射成分を受光する拡散反射受光部とを備
    え、前記拡散反射受光部の受光量を用いた表面光沢度に
    応じた前記印刷シートの種類と、前記正反射受光部の受
    光量を用いた厚さに応じた前記印刷シートの種類とを判
    別し、 前記報知手段は、前記印刷装置が接続されたコンピュー
    タの表示部に表示される画面情報であり、 前記報知に基づいて、使用者が印刷を取り止めた場合に
    は、判別した記録シートを排出し、 印刷シートの交換検知手段を有し、前記報知に基づい
    て、使用者が印刷シートを交換したことを前記交換検知
    手段によって検知した場合には、交換された印刷シート
    に対し印刷シートの種類を前記判別手段によって判別
    し、 前記報知後に、印刷を継続する旨の指令信号が入力され
    た場合には、判別された印刷シートの種類に適した印刷
    を実行することを特徴とする印刷装置。
  12. 【請求項12】 印刷シートの種類を判別する判別手段
    と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用
    者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用者
    によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷装
    置において、使用者が設定した印刷シートの種類と、前
    記判別手段によって判別された印刷シートの種類とが相
    違する場合に、前記報知手段によってこの事象、及び、
    該事象に対する対処方法として、前記印刷シートを交換
    すること、判別した印刷シートに適した印刷を実行する
    こと、印刷を中止すること、が可能である旨を報知する
    機能を実現させるためのコンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータ本体、このコンピュータ
    本体に接続される表示装置、及び、印刷シートの種類を
    判別する判別手段と、使用者に対し報知すべき事象が生
    じた際に当該使用者にその事象を報知する報知手段とを
    備え、前記使用者によって使用する印刷シートの種類が
    設定される印刷装置を有するコンピュータシステムにお
    いて、 使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判別手段に
    よって判別された印刷シートの種類とが相違する場合
    に、前記報知手段によってこの事象、及び、該事象に対
    する対処方法として、前記印刷シートを交換すること、
    判別した印刷シートに適した印刷を実行すること、印刷
    を中止すること、が可能である旨を報知することを特徴
    とするコンピュータシステム。
  14. 【請求項14】 印刷シートの種類を判別する判別手段
    と、使用者に対し報知すべき事象が生じた際に当該使用
    者にその事象を報知する報知手段とを備え、前記使用者
    によって使用する印刷シートの種類が設定される印刷装
    置を用いた印刷方法において、 使用者が設定した印刷シートの種類と、前記判別手段に
    よって判別された印刷シートの種類とを比較するステッ
    プと、比較した結果が相違する場合に、前記報知手段に
    よりこの事象、及び、該事象に対する対処方法として、
    前記印刷シートを交換すること、判別した印刷シートに
    適した印刷を実行すること、印刷を中止すること、が可
    能である旨を報知するステップとを有することを特徴と
    する印刷方法。
JP2002052406A 2002-02-27 2002-02-27 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 Expired - Fee Related JP3937872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052406A JP3937872B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052406A JP3937872B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003246129A true JP2003246129A (ja) 2003-09-02
JP3937872B2 JP3937872B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=28664093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002052406A Expired - Fee Related JP3937872B2 (ja) 2002-02-27 2002-02-27 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3937872B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005219374A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力装置及びこれを用いた画像出力システム
JP2005262640A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Ricoh Printing Systems Ltd 印刷制御装置
JP2006056045A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Dainippon Printing Co Ltd 用紙適合性検出システム
JP2007136815A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2007304492A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008076920A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US7990826B2 (en) 2003-08-29 2011-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium type discrimination apparatus, recording apparatus, and discrimination method
JP2012148435A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Canon Inc 印刷装置及び印刷装置の制御方法
US9121691B2 (en) 2013-01-07 2015-09-01 Seiko Epson Corporation Recording medium determination apparatus and recording medium determination method
JP2015160737A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP2020062831A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
CN116198242A (zh) * 2021-12-01 2023-06-02 珠海趣印科技有限公司 一种基于esc\pos指令打印标签的方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990826B2 (en) 2003-08-29 2011-08-02 Canon Kabushiki Kaisha Recording medium type discrimination apparatus, recording apparatus, and discrimination method
JP2005219374A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fuji Xerox Co Ltd 画像出力装置及びこれを用いた画像出力システム
JP2005262640A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Ricoh Printing Systems Ltd 印刷制御装置
JP4602030B2 (ja) * 2004-08-18 2010-12-22 大日本印刷株式会社 用紙適合性検出システム
JP2006056045A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Dainippon Printing Co Ltd 用紙適合性検出システム
JP2007136815A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Canon Inc 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP4667213B2 (ja) * 2005-11-17 2011-04-06 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2007304492A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008076920A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012148435A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Canon Inc 印刷装置及び印刷装置の制御方法
US9002255B2 (en) 2011-01-17 2015-04-07 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and printing apparatus control method
US9121691B2 (en) 2013-01-07 2015-09-01 Seiko Epson Corporation Recording medium determination apparatus and recording medium determination method
JP2015160737A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成方法
JP2020062831A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 セイコーエプソン株式会社 印刷装置
CN116198242A (zh) * 2021-12-01 2023-06-02 珠海趣印科技有限公司 一种基于esc\pos指令打印标签的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3937872B2 (ja) 2007-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008221543A (ja) 画像形成装置
JP2016215591A (ja) 記録装置および制御方法
JP3937872B2 (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法
JP5982938B2 (ja) 画像形成装置及び媒体端部判定方法
JP2008132613A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP5407844B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP4400507B2 (ja) 液滴噴射装置
JP2011121271A (ja) 記録方法
JP3876734B2 (ja) 印刷シートの判別装置、印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷シートの判別方法
JP4067771B2 (ja) 画像記録装置
JP5862173B2 (ja) 画像記録装置
JP4433853B2 (ja) 媒体判別装置、媒体判別方法、印刷装置、プログラム及び印刷システム
JP6705523B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2006341936A (ja) 記録装置及び記録方法
JP3948311B2 (ja) 印刷シートの判別装置、印刷装置、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷シートの判別方法
JP2009208894A (ja) 印刷装置
JP4032886B2 (ja) 傾き検出装置及び傾き検出方法
JP2007008704A (ja) 媒体認識装置
JP2006044039A (ja) 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷パターンの印刷方法
JP2005306524A (ja) 記録装置
JP6493815B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2004098392A (ja) 印刷装置およびコンピュータシステム
JP2005280038A (ja) プリンタ制御装置及びプリンタ並びにプリンタ制御方法
JP2006062142A (ja) 印刷装置、印刷方法、プログラムおよび印刷システム
JP2004209889A (ja) 記録装置、記録方法、コンピュータプログラム、及び、コンピュータシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040812

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040812

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060718

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees