JP2003245788A - レーザー加工機の加工ノズル - Google Patents

レーザー加工機の加工ノズル

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JP2003245788A
JP2003245788A JP2002048058A JP2002048058A JP2003245788A JP 2003245788 A JP2003245788 A JP 2003245788A JP 2002048058 A JP2002048058 A JP 2002048058A JP 2002048058 A JP2002048058 A JP 2002048058A JP 2003245788 A JP2003245788 A JP 2003245788A
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JP
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processing nozzle
assist gas
tip
nozzle
processing
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JP2002048058A
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Yoshihisa Miyamoto
佳尚 宮本
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工ノズル先端部がワークに接触した場合で
も、アシストガスの流れを止めることなくレーザー加工
を継続可能とするレーザー加工機の加工ノズルの提供。 【解決手段】 アシストガスGaを用いるレーザー加工
機の加工ノズルNzであって、該加工ノズル先端部底面
1にアシストガスGaの流路2となる凹部5と、ワーク
当接部3となる凸部6とを形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アシストガスを用
いるレーザー加工機の加工ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー加工機の加工ノズルの先
端部底面は平面状に形成され(図3、図4参照)、加工ノ
ズル先端部底面とワーク(被加工物)の面との距離(ギ
ャップg)は、センサにより自動的に保持されるように
なっているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述の従来
例では、例えば、冷却水の噴出等による信号不受理やそ
の他のノイズを拾う等の外乱によりセンサが不安定とな
った場合、或は、ワークの反り返りが原因で、前記加工
ノズルがワークと接触した瞬間にアシストガスの流れが
止まり、例えば切断加工していた場合には、切断不良と
なり、延いては製品不良を生ずることとなる。また、ア
シストガス圧検知センサ等で、アラームとなり、クリア
可能なトラブルとも云えない事象にも拘らず、機械停止
となることが度々発生する等の問題がある。
【0004】本発明は、上述の点に着目して成されたも
ので、加工ノズル先端部がワークに接触した場合でも、
アシストガスの流れを止めることなくレーザー加工を継
続可能とするレーザー加工機の加工ノズルを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0006】(1)アシストガスを用いるレーザー加工
機の加工ノズルであって、該加工ノズル先端部底面にア
シストガスの流路とワーク当接部とを設けたレーザー加
工機の加工ノズル。
【0007】(2)前項(1)記載のレーザー加工機の
加工ノズルにおいて、前記流路は、前記加工ノズル先端
部底面に沿ってアシストガスの流出口を中心に四方に分
流するように設けた溝状凹部からなり、前記ワーク当接
部は、前記溝状凹部以外の凸部にて形成されるレーザー
加工機の加工ノズル。
【0008】(3)前項(1)記載のレーザー加工機の
加工ノズルにおいて、前記ワーク当接部は、前記加工ノ
ズル先端部底面の所定部位に設けた複数の凸部からな
り、前記流路は、前記凸部以外の流出口を含む凹部にて
形成されるレーザー加工機の加工ノズル。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るレーザー加工
機の加工ノズルの実施の形態を説明する。
【0010】図1は、本発明に係る加工ノズルの先端部
底面に設けたアシストガスの流路とワーク当接部の構成
例を示す下方より眺めた斜視図、(a)は流路が四方に
広がる溝状凹部を形成した場合の例、(b)は加工ノズ
ル先端底面部所定部位に複数の凸部を設け、凸部の周囲
に流出口を含む凹部を形成した場合の例、(c)は加工
ノズル先端底面部周縁部位に複数の堰状凸部を設け、凸
部以外の底面部に流出口を含む凹部を形成した場合の
例、図2は、本発明に係る加工ノズルの作用を示す説明
図、図3は、従来例における加工ノズルを斜め下方より
眺めた先端部の構成例を示す斜視図、図4は、従来例に
おける加工ノズルの機能を説明する側面図、(a)はギ
ャップが正常に保たれた場合のアシストガスが流れてい
る状態を示す説明図(良好な状態)、(b)は加工ノズ
ル先端部がワークに当接・接触しアシストガスの流れが
止まった状態を示す説明図(切断不良な状態)である。
【0011】以下に、本発明に係るレーザー加工機の加
工ノズルの実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】(実施例1)本発明に係る実施例1は、図1
(a)に示すように、アシストガスGaを用いるレーザ
ー加工機の加工ノズルNzにおいて、該加工ノズル先端
部底面1にアシストガスGaの流路2とワーク当接部3
とを設けたことを特徴とし、前記流路2は、前記加工ノ
ズルNz先端の底面に沿ってアシストガスGaの流出口
4を中心に四方に分流するように設けた溝状凹部5′か
ら構成して成る。
【0013】上述の構成及び図面を参照して作用を説明
する。
【0014】図1(a)及び図2において、例えば前述
のように、冷却水の噴出等による信号不受理やその他の
ノイズを拾う等の外乱によりセンサが不安定となった場
合、或は、ワークの反り返りが原因で、前記加工ノズル
先端部がワークWと接触した場合、ワーク当接部3を形
成する凸部6がワークWと当接・接触する為、アシスト
ガスGaは流路2となる溝状凹部5′を経由して流れを
止めることなく外部へ流出するので、トラブルを生ずる
ことなく、切断加工等の加工操作を継続することが出来
る。
【0015】(実施例2)本発明に係る実施例2は、図
1(b)に示すように、加工ノズル先端部底面1にアシ
ストガスGaの流路2とワーク当接部3とを設け、前記
ワーク当接部3は、前記加工ノズル先端部底面1の所定
部位に設けた複数の筒状の凸部6からなり、前記流路2
は、前記凸部6以外の流出口4を含む凹部5にて形成さ
れる。
【0016】作用について説明すると、実施例1の場合
と同様に、外乱、或はワークの反り返り等が原因でセン
サが不安定となり、前記加工ノズル先端部がワークWと
接触した場合、ワーク当接部3を形成する等間隔で配設
された複数の筒状の凸部6がワークWと当接・接触する
為、アシストガスGaは流路2となる凹部5を経由して
流れを止めることなく外部へ流出するので、トラブルを
生ずることなく、切断加工等の加工操作を継続すること
が出来る。
【0017】(実施例3)本発明に係る実施例3は、図
1(c)に示すように、加工ノズル先端部底面1にアシ
ストガスGaの流路2とワーク当接部3となる前記加工
ノズル先端部底面1の周縁部に設けた複数の堰状凸部
6′からなり、前記流路2は、前記堰状凸部6′以外の
流出口4を含みアシストガスGaの流路2となる凹部5
にて形成される。
【0018】作用について説明すると、実施例1、2の
場合と同様に、外乱、或はワークの反り返り等が原因で
センサが不安定となり、前記加工ノズル先端部がワーク
Wと接触した場合、ワーク当接部3を形成する前記加工
ノズル先端部底面1の周縁部に設けた複数の堰状凸部
6′がワークWと当接・接触する為、アシストガスGa
は流路2となる前記堰状凸部6′以外の流出口4を含む
凹部5を経由して流れを止めることなく外部へ流出する
ので、トラブルを生ずることなく、切断加工等の加工操
作を継続することが出来る。
【0019】尚、加工ノズル先端部底面1に設けるアシ
ストガスGaの流路2とワーク当接部3の形状、個数、
レイアウト(放射状に等配等)は本実施例にて説明した
ものに限定するものではなく、加工ノズル先端部が、セ
ンシング不良、若しくは何らかの原因でワークWに当接
してしまっても、従来例(図4(b)参照)のようにア
シストガスGaの流出を妨げ、加工ノズルNz内にアシ
ストガスGaが滞留する事態を誘起することなく、前記
アシストガスGaを正常に流出し得る構成とすれば良い
(図2参照)。
【0020】他の符号について、Leは、レーザー加工
用のレーザー光線である。
【0021】尚、ワーク当接部3を形成する凸部6、
6′の高さhは加工ノズル先端とワークWとの間の正常
なギャップgよりも大きくない、即ちh≦gの関係が成
立するように設定する必要がある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
工ノズル先端部底面にワーク当接部とアシストガス流路
を設けることにより、加工ノズル先端部がワークに接触
した場合でも、アシストガスの流れを止めることなくレ
ーザー加工を継続可能とし、製品不良の発生を防止でき
るという効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る加工ノズルの先端部底面に設け
たアシストガスの流路とワーク当接部の構成例を示す下
方より眺めた斜視図、(a)は流路が四方に広がる溝状
凹部を形成した場合の例、(b)は加工ノズル先端底面
部所定部位に複数の凸部を設け、凸部の周囲に流出口を
含む凹部を形成した場合の例、(c)は加工ノズル先端
底面部周縁部位に複数の堰状凸部を設け、凸部以外の底
面部に流出口を含む凹部を形成した場合の例
【図2】 本発明に係る加工ノズルの作用を示す説明図
【図3】 従来例における加工ノズルを斜め下方より眺
めた先端部の構成例を示す斜視図
【図4】 従来例における加工ノズルの機能を説明する
側面図、(a)はギャップが正常に保たれた場合のアシ
ストガスが流れている状態を示す説明図(良好な状
態)、(b)は加工ノズル先端部がワークに当接・接触
しアシストガスの流れが止まった状態を示す説明図(切
断不良な状態)
【符号の説明】
1 加工ノズル先端部底面 2 流路 3 ワーク当接部 4 流出口 5 凹部 5′ 溝状凹部 6 凸部 6′ 堰状凸部 Ga アシストガス h 凸部(ワーク当接部)の高さ Nz 加工ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシストガスを用いるレーザー加工機の
    加工ノズルであって、該加工ノズル先端部底面にアシス
    トガスの流路とワーク当接部とを設けたことを特徴とす
    るレーザー加工機の加工ノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザー加工機の加工ノ
    ズルにおいて、前記流路は、前記加工ノズル先端部底面
    に沿ってアシストガスの流出口を中心に四方に分流する
    ように設けた溝状凹部からなり、前記ワーク当接部は、
    前記溝状凹部以外の凸部にて形成されることを特徴とす
    るレーザー加工機の加工ノズル。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザー加工機の加工ノ
    ズルにおいて、前記ワーク当接部は、前記加工ノズル先
    端部底面の所定部位に設けた複数の凸部からなり、前記
    流路は、前記凸部以外の流出口を含む凹部にて形成され
    ることを特徴とするレーザー加工機の加工ノズル。
JP2002048058A 2002-02-25 2002-02-25 レーザー加工機の加工ノズル Withdrawn JP2003245788A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240364A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Towa Corp レーザ加工に用いるアシストガスの噴射ノズル及びレーザ加工装置
JP2014008521A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Mitsubishi Electric Corp レーザ加工機の加工ノズル、及び、レーザ加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011240364A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Towa Corp レーザ加工に用いるアシストガスの噴射ノズル及びレーザ加工装置
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