JP2003245161A - アームレスト装置 - Google Patents

アームレスト装置

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JP2003245161A
JP2003245161A JP2002049018A JP2002049018A JP2003245161A JP 2003245161 A JP2003245161 A JP 2003245161A JP 2002049018 A JP2002049018 A JP 2002049018A JP 2002049018 A JP2002049018 A JP 2002049018A JP 2003245161 A JP2003245161 A JP 2003245161A
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JP
Japan
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armrest
seat back
rotation
reclining
gear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2002049018A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Otsuka
和正 大塚
Kaname Shinoda
要 篠田
Daisuke Maruyama
大助 丸山
Takahisa Onishi
貴久 大西
Kei Matsuoka
圭 松岡
Hikoyuki Nakamura
彦志 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takanichi Co Ltd
Original Assignee
Takanichi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートバックのリクライニング角を変化させ
てもアームレスト本体は常に水平位置を保持できるよう
にしたアームレスト装置を提供すること。 【解決手段】 リクライニング式のシートバック1aに
取り付けられるアームレスト装置であって、前記シート
バック1aのリクライニング回転中心に非回転式の固定
ギヤ3を設ける一方、該固定ギヤ3と同歯数の回転ギヤ
4をアームレスト本体2の回転中心に設け、この回転ギ
ヤ4と固定ギヤ3とを回転伝達手段5により連結して、
シートバック1aのリクライニング動作に連動してアー
ムレスト本体2が常に水平位置を保持するように回動す
るものとした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シートバックのリ
クライニング角を変化させてもアームレスト本体は常に
水平位置を保持できるようにしたアームレスト装置に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、自動車等のシートにおいて
は、シートバックの後傾角度を自由に選択して安楽姿勢
をとることができるリクライニング機構を有しているの
が普通である。一方、最近では着座者の腕の安楽姿勢を
確保する目的でシートバックの側面側にアームレスト装
置を取り付けたものも広く普及してきた。 【0003】しかしながら、前記アームレスト装置にお
いては、アームレスト本体の引き出し角度がシートバッ
クに対してほぼ直角の一定角度を保持する構造であるた
め、シートバックをリクライニングさせた場合、前記ア
ームレスト本体はシートバックとともに後傾することと
なる。この結果、アームレスト本体は水平状態から大き
く立ちあがった状態になるため不自然な位置関係にな
り、腕を載せてリラックスすることができないという問
題点があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、シートバックのリクライニン
グ角を変化させてもアームレスト本体は常に水平位置を
保持することができ、シートバックのリクライニング状
態でもアームレスト本体を利用して腕を十分にリラック
スさせることができるアームレスト装置を提供すること
を目的として完成されたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のアームレスト装置は、リクライニ
ング式のシートバックに取り付けられるアームレスト装
置であって、前記シートバックのリクライニング回転中
心に非回転式の固定ギヤを設ける一方、該固定ギヤと同
歯数の回転ギヤをアームレスト本体の回転中心に設け、
この回転ギヤと固定ギヤとを回転伝達手段により連結し
て、シートバックのリクライニング動作に連動してアー
ムレスト本体が常に水平位置を保持するように回動する
ものとしたことを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を自動車
用シートに適用した場合を示すものであって、図1にお
いて1aはシートバック、1bはシートクッションであ
り、シートバック1aは後傾角度を自由に選択して安楽
姿勢をとることができる一般的なリクライニング機構を
有するものである。また、2はシートバック1aの側面
側に取り付けられたアームレスト本体であり、以上の構
成は通常の自動車用シートと基本的に同じである。 【0007】そして本発明では、前記シートバック1a
のリクライニング回転中心に非回転式の固定ギヤ3を設
ける一方、該固定ギヤ3と同歯数の回転ギヤ4をアーム
レスト本体2の回転中心に設け、この回転ギヤ4と固定
ギヤ3とを回転伝達手段5により連結して、シートバッ
ク1aのリクライニング動作に連動してアームレスト本
体2が常に水平位置を保持するように回動するものとし
た点に特徴を有するものである。 【0008】即ち、図3に示されるように、シートバッ
ク1aの下方部にはリクライニング回転用のシャフト6
が配置されており、該シャフト6の両端部には非回転式
の固定ギヤ3が設けられている。一方、アームレスト本
体2はシャフト7によりシートバック1aの側面側に回
動自在に取り付けらており、この回転中心には前記固定
ギヤ3と同歯数の回転ギヤ4が設けられている。そし
て、該回転ギヤ4と固定ギヤ3とは回転伝達手段5によ
り連結されており、図2に示されるように、リクライニ
ング動作を行うとシートバック1aのリクライニング方
向への回転とは反対方向へ回転ギヤ4が回転するよう構
成されている。しかも、回転ギヤ4の歯数は固定ギヤ3
の歯数と同一であるため、アームレスト本体2は常に初
期状態である水平状態を保持しつつ回動するのである。 【0009】なお、図示のものでは回転伝達手段5とし
て、回転ギヤ4と固定ギヤ3とを連結する遊び歯車(ア
イドルギヤ)を用いた場合を示している。この遊び歯車
はシートバック1aの回転をアームレスト本体2に伝達
するのみであるので歯数の制限はない。また、回転伝達
手段5としてチェーンやベルトを用いることも可能であ
る。 【0010】また図示のものでは、図4に示されるよう
に、回転ギヤ4の同軸上外側には回転板8が取り付けら
れているとともに所定場所に2個の位置決め用の凹部8
a、8aが形成されており、アームレスト本体2に設け
た弾発式の突出ピン9の先端を前記いずれかの凹部8a
に嵌合することにより、アームレスト本体2をシートバ
ック1aに対して水平に飛び出させて使用に供する状態
と、シートバック1aの側面に沿わせて格納した状態の
いずれかの状態を選択できるように構成されている。 【0011】更に、図5に示されるように、前記位置決
め用の凹部8aに代えて回転板8の表面に放射状の凹凸
8bを形成しておけば、細かな設定でアームレスト本体
2を任意の位置に固定することができ、着座者の好みに
合わせてアームレスト本体2の位置を調整することがで
きる。 【0012】このように構成したものでは、図1に示さ
れるように、通常はアームレスト本体2が水平な状態に
あって着座者の肘掛として利用に供される。一方、図2
に示されるように、シートバック1aを後方側へリクラ
イニング作動させると、回転伝達手段5である遊び歯車
が固定ギヤ3に噛合して時計方向へ回転し、これにより
回転ギヤ4は反時計方向へ回転する。しかも、固定ギヤ
3と回転ギヤ4の歯数は等しいためにアームレスト本体
2はシートバック1aがリクライニング回転した分だけ
逆方向に回転することとなり、常に水平状態を保持する
こととなる。従って、リクライニング状態でも肘を違和
感なく掛けることができ優れた使用性を発揮するもので
ある。 【0013】 【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はシートバックのリクライニング角を変化させてもア
ームレスト本体は常に水平位置を保持することができ、
シートバックのリクライニング状態でもアームレスト本
体を利用して腕を十分にリラックスさせることができる
ものである。よって本発明は従来の問題点を一掃したア
ームレスト装置として、産業の発展に寄与するところは
極めて大である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。 【図2】シートバックをリクライニングした状態を示す
側面図である。 【図3】本発明の実施の形態を示す正面図である。 【図4】その他のアームレスト本体を示すもので(a)
は側面図、(b)は正面図である。 【図5】回転ギヤのその他の例を示す斜視図である。 【符号の説明】 1a シートバック 2 アームレスト本体 3 固定ギヤ 4 回転ギヤ 5 回転伝達手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 大助 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 (72)発明者 大西 貴久 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 (72)発明者 松岡 圭 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 (72)発明者 中村 彦志 愛知県豊田市大島町前畑1番地の1 高島 屋日発工業株式会社内 Fターム(参考) 3B087 DC01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 リクライニング式のシートバックに取り
    付けられるアームレスト装置であって、前記シートバッ
    クのリクライニング回転中心に非回転式の固定ギヤを設
    ける一方、該固定ギヤと同歯数の回転ギヤをアームレス
    ト本体の回転中心に設け、この回転ギヤと固定ギヤとを
    回転伝達手段により連結して、シートバックのリクライ
    ニング動作に連動してアームレスト本体が常に水平位置
    を保持するように回動するものとしたことを特徴とする
    アームレスト装置。
JP2002049018A 2002-02-26 2002-02-26 アームレスト装置 Withdrawn JP2003245161A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017132384A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 株式会社Subaru 車両用アームレスト制御装置
CN108099722A (zh) * 2017-12-27 2018-06-01 上汽大众汽车有限公司 悬臂式扶手
CN108688518A (zh) * 2017-03-30 2018-10-23 株式会社斯巴鲁 车辆用座椅装置
CN109649237A (zh) * 2018-12-29 2019-04-19 宁波继峰汽车零部件股份有限公司 一种可自动收起的多档位侧扶手

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Effective date: 20050510