JP2003244932A - 磁力応用回転装置 - Google Patents

磁力応用回転装置

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JP2003244932A
JP2003244932A JP2002230658A JP2002230658A JP2003244932A JP 2003244932 A JP2003244932 A JP 2003244932A JP 2002230658 A JP2002230658 A JP 2002230658A JP 2002230658 A JP2002230658 A JP 2002230658A JP 2003244932 A JP2003244932 A JP 2003244932A
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magnetic force
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rotating
magnets
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Toshiji Hanada
利次 鼻田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回転側磁石と固定側磁石との磁力の反発力に
より回転駆動させる発電機の回転速度を制御し、蓄電池
等への供給電圧の安定化を図ることができる磁力応用回
転装置を提供する。 【解決手段】 発電機6を進退動させて第1プーリ7を
主軸プーリ5に当接または離反させるシリンダと、回転
軸4の他端部に取り付けられた回転盤24と、この回転
盤24の同心円上に対向配置された固定盤25と、第1
磁石28、第2磁石29、第3磁石30を番号順に配し
て1組とし、複数組の各磁石28〜30が前記回転盤2
4ならびに固定盤25の半径方向に延出する配置で、始
動モータ2を回転駆動させた後、モータ回転センサより
所定回転数を示す検出信号が送出されてきたとき、前記
シリンダを前進動させて前記主軸プーリ5に前記第1プ
ーリ7を当接し前記発電機6を起動させてから、クラッ
チ接離手段を接断動作させる制御手段と、を備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁力応用回転装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁力応用回転装置の一例として、永久磁
石の磁力を利用することにより回転体の回転トルクを高
めることを目的とした装置がある。このものは、回転体
の回転軸に固定された回転盤と、この回転盤に対向して
配置された固定盤のそれぞれに複数個の磁石を設けてお
り、回転盤側の磁石と固定盤側の磁石とは、互いに対向
する磁極が同極となるように配置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
磁力応用回転装置は、単に回転盤と固定盤とに永久磁石
を対向配置しただけの構造であるため、外部から回転盤
に対し回転力を与えたとき、負荷の小さいものであれば
磁石の反発力により回転トルクを得て短時間は回転し続
ける。しかし、負荷の大きい回転体であると、外部から
回転盤に対し回転駆動力を与えても、永久磁石の反発力
だけでは回転トルクを得ることができず、短時間でも連
続回転させることは難しい。
【0004】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、始動モータ及び回転側磁石と固定
側磁石との磁力の反発力により回転駆動させる発電機の
回転速度を制御し、蓄電池等への供給電圧の安定化を図
ることができる磁力応用回転装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、装置本体の
フレームに取り付けられた始動モータと、この始動モー
タのシャフト端部とこのシャフトの軸心上で回転自在に
軸支された回転軸の一端部とを連結または接断させるク
ラッチと、前記始動モータが所定回転数になったときに
前記クラッチを接断動作させるクラッチ接離手段と、前
記回転軸の中途に固着された主軸プーリに連動する第1
プーリをそのシャフトに固着した発電機と、前記フレー
ムに取り付けられ前記発電機を進退動させて前記第1プ
ーリを前記主軸プーリに当接または離反させるシリンダ
と、前記回転軸の他端部に取り付けられた回転盤と、こ
の回転盤の同心円上に対向配置された固定盤と、略直方
体状の第1磁石、この第1磁石よりも幅狭の第2磁石、
略台形で薄板状の第3磁石を番号順に配して1組とし、
複数組の各磁石が前記回転盤ならびに固定盤の半径方向
に延出する配置で、かつ対向する磁石相互は同極となる
ように前記各盤の周方向に沿ってそれぞれ列設してなる
回転側および固定側磁石群と、前記始動モータを回転駆
動させた後、モータ回転センサより所定回転数を示す検
出信号が送出されてきたとき、前記シリンダを前進動さ
せて前記主軸プーリに前記第1プーリを当接し前記発電
機を起動させてから、前記クラッチ接離手段を接断動作
させる制御手段と、を備えてなることを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記第1
磁石の各一側面に、前記第3磁石の各他側面が接合し
て、この第3磁石と前記第1磁石とが周方向に隣接配置
され、略コ字状の第2磁石の内側面が前記第3磁石の一
側部寄りの外側面にそれぞれ接合されてなることを特徴
としている。また、請求項3に記載の発明は、前記第1
磁石と前記第3磁石との一方の接合面間に、薄板状の磁
力線遮蔽部材がそれぞれ介設されてなることを特徴とし
ている。また、請求項4に記載の発明は、前記第3磁石
の外側面から突出する前記第2磁石の外側面が、薄板状
の磁力線遮蔽部材により覆われてなることを特徴として
いる。また、請求項5に記載の発明は、前記第1磁石の
前後両側面が、薄板状の磁力線遮蔽部材により覆われて
なることを特徴としている。また、請求項6に記載の発
明は、前記磁石群を構成する第1磁石、第2磁石および
第3磁石が、前記回転盤並びに固定盤の各周面に対し傾
斜角を有して列設されてなることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明の
実施の形態に係る磁力応用回転装置を示す正面図、図2
は、同磁力応用回転装置の回転盤側を示す裏面図、図3
は、同固定盤側を示す平面図、図4は、図2のIV−IV線
に沿った縦断面図である。この磁力応用回転装置は、主
要部として装置本体1に配設された始動モータ2、回転
軸4、発電機6、補助モータ10、回転盤24、固定盤
25、回転側磁石群26および固定側磁石群27等を備
え、操作パネル41に設けた制御部40により発電機6
の回転速度を安定に制御する構成となっている。装置本
体1は、複数本の縦フレームと横フレームとを組み合わ
せて、外側板により覆い縦長の矩形状箱形に形成されて
いる。この装置本体1は、前後の縦フレーム1a,1b
間の上部側中央に、架台フレーム1fを架け渡して両端
を固定している。また、左右の縦フレーム1c,1d間
の略中央には、支持フレーム1gを架け渡して両端を固
定している。さらに、装置本体1の下部側には、略矩形
状の基盤1hを固着してある。
【0008】始動モータ2は、架台フレーム1fの上面
に載置され、そのシャフトを下向きにしている。この始
動モータ2は、制御部40により制御される始動モータ
駆動部34からの信号を受けて回転制御されるようにな
っている。なお、この始動モータ2には、回転数を検出
する始動モータ回転センサ31が取り付けられている。
また、この始動モータ2のシャフトと回転軸4との間に
は、クラッチ3が装着されている。回転軸4は、シャフ
トの軸心上となるように、上端が取付部3c側の上部軸
受4aに軸支され、中途が支持フレーム1gおよび支持
板15側の中央軸受4bに軸支され、下端が基盤1hに
設けられた下部軸受4cに回転自在に軸支されている。
クラッチ3は、連結板3aと被連結板3bとからなり、
クラッチ制御部33にて連結または接断制御されるよう
になっている。連結板3aは、前記シャフトの下端に、
被連結板3bは回転軸4の上端にそれぞれ固着されてい
る。
【0009】クラッチ制御部33は、前記架台フレーム
1fの下面に固着された取付部3cに取り付けられてい
る。そして、制御部40からの制御信号により動作し始
動モータ2が回転駆動するときは、連結板3aと被連結
板3bとを連結状態にして始動モータ2のシャフトの回
転力を回転軸4側に伝達して回転させる。また、始動モ
ータ2が予め設定された所定回転数に達したときに、連
結板3aと被連結板3bとの連結を接断して離反させる
構成になっている。なお、前記回転軸4の上端側の中途
部には、主軸プーリ5が固着されている。前記発電機6
は、右側縦フレーム1aの上部寄りに支持アームおよび
第1可動台8を介して下向きに取り付けられている。そ
して、この発電機6には、回転数を検出する発電機回転
センサ32が設けられている。また、図示省略している
が、発電機6の出力側に外部出力端子が接続されてお
り、発電機6の駆動時に発生する出力電圧を外部に出力
できるようになっている。さらに、この発電機6は、シ
ャフトの下端に前記主軸プーリ5より小径の第1プーリ
7を固着してある。第1可動台8は厚板であり、一端が
右側縦フレーム1aに回動自在に支持され、第1シリン
ダ9により水平方向へ進退動自在となっている。
【0010】この第1シリンダ9は、制御部40の制御
信号を受けてロッドが前進動するようになっている。通
常はロッドが後退位置にあり、第1可動台8および発電
機6を定位置に保持して、主軸プーリ5と第1プーリ7
とを離間させている。一方、第1シリンダ9が駆動して
そのロッドが前進動すると、第1可動台8および発電機
6が前進し、主軸プーリ5に第1プーリ7が当接して始
動モータ2の回転力が発電機6側に伝達されるようにな
っている。補助モータ10は、左側縦フレーム1bの上
部寄りに支持アーム、水平支持板12および第2可動台
13を介して下向きに取り付けられている。この補助モ
ータ10は、制御部40により制御される補助モータ駆
動部35からの信号を受けて回転制御されるようになっ
ている。また、この補助モータ10は、シャフトの下端
に前記主軸プーリ5より小径の第2プーリ11を固着し
てある。第2可動台13も厚板であって、一端が左側縦
フレーム1bに回動自在に支持され、第2シリンダ14
により水平方向へ進退動自在となっている。この第2シ
リンダ14も、制御部40の制御信号を受けてロッドが
前進動するようになっている。通常はロッドが後退位置
にあり、第2可動台13および補助モータ10を定位置
に保持して、主軸プーリ5と第2プーリ11とを離間さ
せている。一方、第2シリンダ14が駆動してそのロッ
ドが前進動すると、第2可動台13および補助モータ1
0が前進し、主軸プーリ5に第2プーリ11が当接して
主軸プーリ5を介し補助モータ10の回転力が発電機6
側に伝達されるようになっている。
【0011】回転盤24は、図1、図2および図4に示
しており、全体が円盤状で、前記回転軸4の下端部に取
り付けられている。すなわち、この回転盤24は、皿状
の本体部に後述の第1〜第3磁石28〜30を15組固
着するためのネジ挿入孔を形成してある。これらのネジ
挿入孔は、各磁石28〜30に予め刻設された2本1対
のネジ孔に対応した間隔で、各1対をそれぞれ半径方向
の向きとし、15組分の磁石に応じた所要数が回転盤2
4の周方向に沿って設けられている。また、この回転盤
24は、中心部に装着された連結部17に回転軸4の下
端部が連結され、回転自在に吊下げられている。なお、
この回転盤24は、装置の大きさに応じて直径Φが20
0mm〜2200mmの範囲で製作される。一方、固定
盤25は、図1、図3および図4に示しており、前記回
転盤24と略同径の円盤状で、スライド部材23に取り
付けられ、前記回転盤24の同心円上に対向配置されて
いる。スライド部材23は方形状で、中央に前記回転軸
4の挿通孔が、各コーナに磁石間隔調整機構17のガイ
ドロッド22を螺合するネジ孔が形成されている。この
スライド部材23は、前記回転盤24の本体部と同じく
円形部に第1〜第3磁石28〜30を15組固着するた
めのネジ挿入孔を形成してある。これらのネジ挿入孔
は、各磁石28〜30に予め刻設された2本1対のネジ
孔に対応した間隔で、各1対を半径方向の向きとし、1
5組分の磁石に応じた所要数が固定盤25の円形部の周
方向に沿って設けられている。なお、このスライド部材
23も、装置の大きさに応じて長さLを200mm〜2
400mmの範囲で製作される。
【0012】磁石間隔調整機構17は、図1に示す如く
調整モータ18、各1対のギャボックス19,20およ
びガイドロッド22を備えており、固定盤25と回転盤
24との間隔を任意に調整可能な構成となっている。調
整モータ18は、左側縦フレーム1b寄りの基盤1h上
に固定され、そのシャフトを一方のギャボックス19側
に連結している。この調整モータ18は、制御部40に
より制御される調整モータ駆動部36からの信号を受け
て回転制御されるようになっている。前記ギャボックス
19,20は、内部に伝達歯車を収納したもので、所定
の間隔をあけて基盤1h上に固定されている。そして、
ギャボックス19,20は、シャフト21で相互に連結
され、それぞれにガイドロッド22の下端が連結される
ようになっている。このガイドロッド22は丸棒状で、
外周面にネジ部が刻設されている。これらガイドロッド
22は、基盤1h側から回転盤24側に近接する長さを
有しており、各下端がギャボックス19,20に連結保
持されて、回転自在に立設されている。そして、各ガイ
ドロッド22にスライド部材23のネジ孔がそれぞれ螺
入されると、回転に伴い固定盤25を上下動可能とな
る。つまり、前記調整モータ18を正回転させると、そ
のシャフトとともにギャボックス19,20内の歯車が
回転し、両ガイドロッド22が連動する。すると、これ
に螺合したスライド部材23が上動して固定盤25も上
昇する。このため、固定盤25が回転盤24側に近づい
て固定側磁石群27と回転側磁石群26との間隔が狭ま
る。一方、調整モータ18を逆回転させると、スライド
部材23が下動して固定盤25も下降する。よって、固
定盤25が回転盤24側から離間して固定側磁石群27
と回転側磁石群26との間隔も広がる。これにより、磁
石群26,27相互の磁力を調整して反発力の強弱も加
減できるものである。
【0013】回転側磁石群26は、図4〜図7に示して
おり、第1、第2および第3磁石28〜30を1組とし
た複数組を回転盤24の周方向に沿って列設したもので
ある。第1磁石28は、図5に示す如く直方体状に形成
されている。この第1磁石28は、長さLを15〜12
00mm、幅Wを5〜300mm、高さHを10〜50
0mmの範囲としている。なお、この第1磁石28に
は、ハードクロム処理やダブルニッケルクロム処理が施
されている。第2磁石29は、図6に示す如く幅狭の略
コ字状に形成されている。この第2磁石29は、L字状
の磁石29a,29bを接合したもので、各磁石29
a,29bの長さL1が36〜700mm、全長L2が
72〜1400mmである。また、幅W1を10〜20
0mm、幅W2を10〜200mm、高さH1を10〜
200mm、高さH2を15〜350mmの範囲として
いる。第3磁石30は、図7に示す如く薄板の略台形状
に形成されている。この第3磁石30は、長さL3を3
0〜1250mm、幅W3を30〜350mm、幅W4
を10〜200mm、高さH2を3〜200mmとして
いる。従って、第1磁石28の長さLよりも第2磁石2
9の全長L2が大となっている。
【0014】これらの磁石28,29,30を回転盤2
4に固定する場合は、3個を番号順に並べて1組とし、
15組が回転盤24の周方向に列設するように接着及び
ネジで固着する。この際は、第1磁石28の各一側面
に、第3磁石30の各他側面を接合し、この第3磁石3
0と第1磁石28とを周方向に隣接配置する。そして、
第2磁石29の内側面を第3磁石30の一側部寄りの外
側面にそれぞれ接合する。また、第1磁石28の一部が
回転盤24の外周面24aおよび一側面24bのそれぞ
れから突出し、第2磁石29の両端部が前記回転盤24
の径方向の内側および外側のそれぞれから突出するよう
にしておく。そして、この回転側磁石群26は、図2に
示す如く各組の第1磁石28が固定盤25の中心から半
径方向に向けて伸びる直線Cの線上に並ぶ配列とする。
この状態で、回転盤24の本体部に形成されたネジ挿入
孔に取付ネジを挿入し、かつ各磁石のネジ孔に螺入する
ことによりそれぞれを強固に固着する。こうすると、回
転側磁石群26は、N極からS極に向けて放出される磁力
線が遮蔽されることなく、固定側磁石群27との間の磁
力によって強力な反発力が得られるようになる。
【0015】固定側磁石群27も、図4〜図7に示した
回転側磁石群26と同一形状の第1、第2および第3磁
石28,29,30を用いている。本例では、これらの
磁石3個を番号順に1組とした15組を固定盤25の周
方向に沿って接着・ネジ止めにより列設する。この場合
も、第1磁石28の一部を固定盤25の外周面25aお
よび一側面25bのそれぞれから突出させ、第2磁石2
9の両端部を固定盤25の径方向の内側および外側のそ
れぞれから突出させる。また、この固定側磁石群27
は、図3に示したように、回転側磁石群26と同じく各
組の第1磁石28が固定盤25の中心から半径方向に向
けて伸びる直線Cの線上に並ぶ配列とする。そして、固
定盤25に形成されたネジ挿入孔に取付ネジを螺入し、
かつ各磁石を接着することによりそれぞれを強固に固着
する。これにより、回転側磁石群26や固定側磁石群2
7を構成する第1および第2磁石28,29は、回転盤
24と固定盤25との間において対向する磁極が同極の
S極となっている。本例では、円周方向に等間隔で並ん
だS極同士が垂直方向で対向している。
【0016】そして、各第1磁石28の一部は、回転盤
24の外周面24aと固定盤25の外周面25aから突
出し、かつS極側が各盤の一側面24b,25bよりそ
れぞれ突出している。また、各第2磁石29の両端部
は、回転盤24および固定盤25の径方向の内側と外側
とに突出することにより、S極側が前記第1磁石28よ
りも長く延出している。このため、両盤24,25間で
互いに対向し等間隔をあけて並ぶ各S極が、円周方向に
沿って段差を有した凹凸状となる。これにより、両盤2
4,25それぞれに等間隔をあけて並ぶ各N極よりS極側
に向けて放出される磁力線が、段差部分で密度差を生じ
る。すると、回転側磁石群26に固定側磁石群27を接
近させたとき、S極同士では反発力が生じるが、磁力線
に密度差があるため、垂直方向に対し斜め方向への排斥
力が作用する。この結果、回転盤24に強い回転トルク
が生じる。よって、回転盤24を何らかの外力で回転駆
動させると、磁力線の反発力により回転する。なお、こ
の固定側磁石群27は、磁石を回転側磁石群26と同数
の15組を用いたが、偶数の16組を固定盤25の周方
向に沿って列設してもよい。こうすれば、対向する磁石
相互に位置ずれが生じるので、N極からS極に向かう磁力
線がより一層の傾斜角をもって反発しあう状態となり、
このとき回転盤24の回転トルクがさらにアップする。
【0017】図8は、第2磁石の第1変形例を示す平面
図、図9は、同第1変形例を示す側面図である。この第
2磁石29Aも、L字状の磁石29a,29bを接合し
たもので、各磁石29a,29bの長さL1が30〜7
00mm、全長L2が60〜1400mmである。ま
た、幅W1を10〜350mm、幅W2を10〜200
mm、高さH1を10〜200mm、高さH2を15〜
350mmの範囲としている。図10は、第2磁石の第
2変形例を示す平面図、図11は、同第2変形例を示す
側面図である。この第2磁石29Bは、複数個の磁石を
接合したもので、3分割するとL字状の磁石29a,2
9bの間に直方体の磁石29cを接合した構造となって
いる。各磁石29a,29bの長さL4は20〜400
mm、磁石29cの長さL5は50〜800mmで、全
長L2が90〜1600mmとなっている。また、幅W
1を10〜200mm、幅W2を10〜200mm、高
さH1を10〜200mm、高さH4を100〜250
mm、高さH5を100〜250mm、高さH2を15
〜350mmの範囲としている。
【0018】図12は、磁力応用回転装置の電気的構成
を示すブロック線図である。同図において、31は前述
の始動モータ回転センサ、32は発電機回転センサ、3
3はクラッチ制御部、34は始動モータ駆動部、35は
補助モータ駆動部、36は調整モータ駆動部、37は第
1シリンダ駆動部、38は第2シリンダ駆動部である。
【0019】また、39はメモリであり、制御部40が
発電機6の回転数を安定に維持制御するための各種デー
タが予め記憶されている。この制御部40は、磁力応用
回転装置全体の動作を制御するもので、前記各センサ、
駆動部およびシリンダ31〜38等と各機能に応じて一
方向あるいは双方向性に接続されている。
【0020】次に、上記磁力応用回転装置の動作につい
て、図を参照しつつ説明する。まず、オペレータが、装
置本体1に設けた操作パネル41の起動スイッチをオン
操作すると、制御部40が始動モータ2を回転駆動させ
る。この際、回転側および固定側磁石群26,27の相
互の磁力により、双方に強力な反発力が作用するので、
回転盤24側の回転トルクがアップする。つぎに、制御
部40は、始動モータ回転センサ31から所定回転数を
示す検出信号が送出されてくると、クラッチ制御部40
を動作させ、クラッチ3を接断動作させる。
【0021】また、第1シリンダ9のロッドを前進動さ
せて主軸プーリ5に第1プーリ7を当接して連動させ
る。これに伴い、発電機6が起動しその出力電圧が外部
接続端子から出力される。この発電により回転数が低下
しはじめると、発電機回転センサ32から発電機6の回
転数が所定値以下に低下したことを示す検出信号が入力
する。この検出信号を受けると、制御部40は補助モー
タ10を回転駆動させ、かつ第2シリンダ14を前進動
させて主軸プーリ5に第2プーリ11を当接させて連動
させる。
【0022】これにより、発電機6が回転数を増して予
め設定した回転速度に達する。このような回転制御は、
各回転センサからの検出信号に基づき、第1、第2シリ
ンダ14や補助モータ10を駆動して適宜行われるの
で、常に安定した回転数に維持される。従って、発電機
6から外部出力端子を介して定電圧を出力することがで
きる。このため、外部出力端子に蓄電池を接続してある
と、安定した電圧が供給されるので、効率のよい蓄電が
可能となる。
【0023】図13は磁石群の第1変形例を示す斜視
図、図14は同磁石群を示す側周面図である。この磁石
群26A(27A)は、第1、第2および第3磁石2
8,29,30を1組とした前記回転側および固定側磁
石群26,27と基本的構成が略同一である。すなわ
ち、これら回転側と固定側の各磁石群26A(27A)
は、第1、第2および第3磁石28A,29C,30A
からなり、第1磁石28Aと第3磁石30Aとの一方の
接合面28a,30a間に、補正予備部材41をそれぞ
れ介設している。補正予備部材41は、第1磁石28A
の一方の接合面28aと同一サイズで、0.5mm〜1
2mmの薄板状にSS材等の金属材により形成されてい
る。この補正予備部材41は、磁石群26A(27A)
を組み立てるとき、強力接着剤等を用いて、第1磁石2
8Aの接合面28aと第3磁石30Aの接合面30aと
の間に差し込み接着する。
【0024】これにより、各磁石群26A(27A)に
1枚の補正予備部材41が介設されるので、各磁石の磁
力線が回転盤および固定盤24,25の周面にほぼ直交
する方向と、周面に対し傾斜角を有する方向とに放出さ
れ、回転盤24の回転力がより高められる。なお、第3
磁石30Aは、図14に示如く上部側にSS材からなる
薄板状の磁気装着層30bを形成し、略中央に磁力シー
ルド材からなる薄板状の磁力線シールド層30cを設け
ている。また、下部側は、スペーサーアルミ材(52
S)を用いた磁力線規制層30dとしている。磁気装着
層30bは、1.6mm〜12mmの範囲、磁力線シー
ルド層30cは3mm〜250mmの範囲である。この
ように、第3磁石30Aに磁気装着層30b、磁力線シ
ールド層30cおよび磁力線規制層30dを設けると、
各磁石からの磁力線がアトランダムに放散されるのが規
制されて同極集中することにより、対極反発力を増して
回転盤24の回転トルクをアップすることができる。
【0025】図15は、磁石群の第2変形例を示す平面
図、図16は、同磁石群を示す側周面図である。この磁
石群26B(27B)は、前記回転側および固定側磁石
群26A(27A)と基本的構成が略同一である。すな
わち、これら回転側と固定側の各磁石群26B(27
B)は、第1、第2および第3磁石28B,29D,3
0Bからなり、前記補正予備部材41に加えて、磁力線
保護部材42をそれぞれ設けている。この磁力線保護部
材42は、補正予備部材41と同じく薄板状のSS材で
あり、第3磁石30Bの外側面から突出する第2磁石2
9Dの外側面を被覆している。この被覆においては、補
正予備部材41の上端に磁力線保護部材42の一端を連
結させ、他端を第3磁石30Bの外側面にまで延出し、
第2磁石29Dの上面および左右両側面を覆う。
【0026】なお、第3磁石30Bは、図16に示す如
く前記磁力線シールド層30cを上下に重ねて二層構造
としている。また、この第3磁石30Bは、図15に示
すように、第1磁石28Bよりも若干短い寸法とし、回
転盤および固定盤24,25の各内周面において、各磁
石群26B(27B)に凹状部が生じるようにしてあ
る。このように、第2磁石29Dの外側面を磁力線保護
部材42により覆い、第3磁石30Bの磁力線シールド
層30cを二層にしたうえ、各磁石群26B(27B)
に凹状部を生じさせたので、各磁石の磁力線の放出を周
方向で好適に調節できる。よって、各磁石からの磁力線
がアトランダムに放散されるのがよりよく規制されて同
極集中することにより、対極反発力を増し、このときの
回転盤24の回転トルクをさらにアップさせることが可
能になる。
【0027】図17は、磁石群の第3変形例を示す平面
図、図18は、同磁石群を示す側周面図である。この磁
石群26C(27C)は、前記回転側および固定側磁石
群26B(27B)と基本的構成が略同一である。すな
わち、これら回転側と固定側の各磁石群26C(27
C)は、前記補正予備部材41、磁力線保護部材42に
加えて補正予備部材43をそれぞれ設けている。この補
正予備部材43も、補正予備部材41、磁力線保護部材
42と同じく薄板状のSS材であり、第1磁石28Bの
前後両側面28a,28bを覆っている。なお、この第
1磁石28Bは、図17に示すように、第3磁石30B
よりも若干短い寸法とし、回転盤および固定盤24,2
5の各外周面に沿って凹状部が生じるようにしてある。
これにより、各磁石の磁力線の放出を径外方向で好適に
調節でき、回転盤24の回転力を一層高めることが可能
になる。
【0028】図19は、磁石群の第4変形例を示す平面
図、図20は、同磁石群を示す側周面図である。この磁
石群26D(27D)は、前記回転側および固定側磁石
群26C(27C)と基本的構成が略同一である。これ
ら回転側と固定側の各磁石群26D(27D)は、前記
第1および第2磁石28B,29Dと略同形状の磁石2
8C,29Eを用いており、第3磁石30Cのみ下面側
を傾斜面としている。そして、これら磁石28C,29
E,30Cは、回転盤および固定盤24,25の周面に
固定するとき、第1および第2磁石28C,29Cを傾
斜させた状態で、第3磁石30Cの傾斜面を密接に固着
する。これにより、各磁石群26D(27D)が、回転
盤および固定盤24,25の周面に所用の角度に傾斜し
て配列されるので、各磁石群26D(27D)の磁力相
互の反発力が増し、このときの回転盤24の回転力がよ
り高められる。
【0029】図21は、磁石群の第4変形例を示す平面
図、図22は、同磁石群を示す側周面図である。この磁
石群26E(27E)は、前記回転側および固定側磁石
群26D(27D)と基本的構成が略同一である。これ
ら回転側と固定側の各磁石群26E(27E)も、前記
第1、第2および第3磁石28C,29E,30Cと略
同形状の磁石28D,29F,30Dを用いているが、
第3磁石30Cの下面側を平面としている。また、第
1、第2磁石28D,29Fは、下部側を所用の傾斜角
θに形成するものと、直角にしたものとの2タイプを用
意している。そして、これら磁石28D,29F,30
Dは、回転盤および固定盤24,25の周面に固定する
とき、第1および第2磁石28D,29Fを傾斜させた
状態で、第3磁石30Dとともに各下面を密接に固着す
る。この際、傾斜角θのあるタイプと直角のタイプと
は、交互の配列とする。これにより、各磁石群26E
(27E)が、回転盤および固定盤24,25の周面に
所用の角度に傾斜して配列されるので、前述の如く各磁
石群26E(27E)の磁力相互の反発力が増し、この
ときの回転盤24の回転力がより高められるものであ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1磁
石、第2磁石および第3磁石を1組とした複数組の磁石
群を同極が対向するように回転盤ならびに固定盤の周方
向に沿ってそれぞれ列設しており、始動モータを回転駆
動させてから、所定回転数になると発電機を起動させた
後、クラッチ接離手段を接断動作させる構成となってい
るので、発電機の起動後は固定盤側磁石群の磁力と回転
盤側磁石群の磁力との強い反発作用とも相俟って回転す
ることにより、回転盤の回転に連動して発電機が電圧を
出力できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁力応用回転装置を
示す正面図である。
【図2】同磁力応用回転装置の回転盤側を示す裏面図で
ある。
【図3】磁力応用回転装置の固定盤側を示す平面図であ
る。
【図4】図2のIV−IV線に沿った縦断面図である。
【図5】第1磁石を示す斜視図である。
【図6】第2磁石を示す斜視図である。
【図7】第3磁石を示す斜視図である。
【図8】第2磁石の第1変形例を示す平面図である。
【図9】同第1変形例を示す側面図である。
【図10】第2磁石の第2変形例を示す平面図である。
【図11】同第2変形例を示す側面図である。
【図12】磁力応用回転装置の電気的構成を示すブロッ
ク線図である。
【図13】磁石群の第1変形例を示す斜視図である。
【図14】同磁石群を示す側周面図である。
【図15】磁石群の第2変形例を示す平面図である。
【図16】同磁石群を示す側周面図である。
【図17】磁石群の第3変形例を示す平面図である。
【図18】同磁石群を示す側周面図である。
【図19】磁石群の第4変形例を示す平面図である。
【図20】同磁石群を示す側周面図である。
【図21】磁石群の第5変形例を示す平面図である。
【図22】同磁石群を示す側周面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 始動モータ 3 クラッチ 4 回転軸 5 主軸プーリ 6 発電機 7 第1プーリ 24 回転盤 25 固定盤 26 磁石群 27 磁石群 28 第1磁石 29 第2磁石 30 第3磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体のフレームに取り付けられた始
    動モータと、 この始動モータのシャフト端部とこのシャフトの軸心上
    で回転自在に軸支された回転軸の一端部とを連結または
    接断させるクラッチと、 前記始動モータが所定回転数になったときに前記クラッ
    チを接断動作させるクラッチ接離手段と、 前記回転軸の中途に固着された主軸プーリに連動する第
    1プーリをそのシャフトに固着した発電機と、 前記フレームに取り付けられ前記発電機を進退動させて
    前記第1プーリを前記主軸プーリに当接または離反させ
    るシリンダと、 前記回転軸の他端部に取り付けられた回転盤と、 この回転盤の同心円上に対向配置された固定盤と、 略直方体状の第1磁石、この第1磁石よりも幅狭の第2
    磁石、略台形で薄板状の第3磁石を番号順に配して1組
    とし、複数組の各磁石が前記回転盤ならびに固定盤の半
    径方向に延出する配置で、かつ対向する磁石相互は同極
    となるように前記各盤の周方向に沿ってそれぞれ列設し
    てなる回転側および固定側磁石群と、 前記始動モータを回転駆動させた後、モータ回転センサ
    より所定回転数を示す検出信号が送出されてきたとき、
    前記シリンダを前進動させて前記主軸プーリに前記第1
    プーリを当接し前記発電機を起動させてから、前記クラ
    ッチ接離手段を接断動作させる制御手段と、を備えてな
    る磁力応用回転装置。
  2. 【請求項2】 前記第1磁石の各一側面に、前記第3磁
    石の各他側面が接合して、この第3磁石と前記第1磁石
    とが周方向に隣接配置され、略コ字状の第2磁石の内側
    面が前記第3磁石の一側部寄りの外側面にそれぞれ接合
    されてなることを特徴とする請求項1に記載の磁力応用
    回転装置。
  3. 【請求項3】 前記第1磁石と前記第3磁石との一方の
    接合面間に、薄板状の磁力線遮蔽部材がそれぞれ介設さ
    れてなることを特徴とする請求項2または3に記載の磁
    力応用回転装置。
  4. 【請求項4】 前記第3磁石の外側面から突出する前記
    第2磁石の外側面が、薄板状の磁力線遮蔽部材により覆
    われてなることを特徴とする請求項3に記載の磁力応用
    回転装置。
  5. 【請求項5】 前記第1磁石の前後両側面が、薄板状の
    磁力線遮蔽部材により覆われてなることを特徴とする請
    求項3に記載の磁力応用回転装置。
  6. 【請求項6】 前記磁石群を構成する第1磁石、第2磁
    石および第3磁石が、前記回転盤並びに固定盤の各周面
    に対し傾斜角を有して列設されてなることを特徴とする
    請求項1乃至4に記載の磁力応用回転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100986151B1 (ko) 2010-04-01 2010-10-08 유영실 자기력 평형 전기발생장치
CN113624285A (zh) * 2021-09-11 2021-11-09 山东泰展机电科技股份有限公司 电机出厂前检测平台

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KR100986151B1 (ko) 2010-04-01 2010-10-08 유영실 자기력 평형 전기발생장치
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