JP2003243696A - 自己走査型発光素子アレイチップ - Google Patents

自己走査型発光素子アレイチップ

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JP2003243696A
JP2003243696A JP2002341628A JP2002341628A JP2003243696A JP 2003243696 A JP2003243696 A JP 2003243696A JP 2002341628 A JP2002341628 A JP 2002341628A JP 2002341628 A JP2002341628 A JP 2002341628A JP 2003243696 A JP2003243696 A JP 2003243696A
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element array
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JP2002341628A
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Seiji Ono
誠治 大野
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Siを構造材料として用い、Si基板上に形
成した自己走査型発光素子アレイを提供する。 【解決手段】 Si基板30上に格子不整合緩和層32
を形成する。格子不整合緩和層32上に、エピタキシャ
ル成長により、n形AlGaAs層14,p形AlGa
As層16,n形AlGaAs層18,p形AlGaA
s層20が順次積層されている。AlGaAs層20上
には、アノード電極22が、AlGaAs層18上には
ゲート電極24が、GaAs基板の裏面にはカソード電
極26が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光サイリスタを
用いた自己走査型発光素子アレイチップ、特に、Si基
板上に形成された自己走査型発光素子アレイチップに関
する。さらには、このような自己走査型発光素子アレイ
チップを用いた光書込みヘッドおよび光プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】発光素子を配列したLED(発光ダイオ
ード)アレイには、駆動回路とのワイヤボンドのために
ボンディングパッドと呼ばれるパターンが設けられてい
る。このパッドは、ワイヤボンドを行うために発光素子
よりも大きな面積が必要である。高精細になるほど単位
長さあたりの発光素子の数が増加するので、パッドの数
も増加する。このため、高精細になってもパッドの面積
が同じであれば、LEDアレイチップに占めるパッドの
面積が増加し、高精細になるほどLEDアレイチップの
面積が増加するという問題点があった。
【0003】このような問題点を解決した発光素子アレ
イとして、本発明者らは発光素子アレイの構成要素とし
てpnpn構造を持つ発光サイリスタに注目し、発光点
の自己走査が実現できる自己走査型発光素子アレイを既
に特許出願(特許文献1〜4参照)し、光プリンタ用の
光書込みヘッドとして実装上簡便となること、発光素子
ピッチを細かくできること、コンパクトな自己走査型発
光素子アレイを作製できること等を示している。
【0004】
【特許文献1】特開平1−238962号公報
【特許文献2】特開平2−14584号公報
【特許文献3】特開平2−92650号公報
【特許文献4】特開平2−92651号公報
【0005】図1は、発光サイリスタの基本構造を示す
概略断面図である。図1において、10はn形のGaA
s基板であり、この基板上に、n形GaAsバッファ層
12,n形AlGaAs層14,p形AlGaAs層1
6,n形AlGaAs層18,p形AlGaAs層20
が順次積層されている。AlGaAs層20上には、ア
ノード電極22が、AlGaAs層18上にはゲート電
極24が、GaAs基板の裏面にはカソード電極26が
設けられている。
【0006】この例では、n形GaAs基板上にバッフ
ァ層を介してn形層,p形層,n形層,p形層の順で積
層されているが、p形GaAs基板上に、バッファ層を
介してp形層,n形層,p形層,n形層の順で積層され
る場合には、最上層の上の電極はカソード電極、基板裏
面の電極はアノード電極となる。
【0007】以上のような発光サイリスタを用いた自己
走査型発光素子アレイの3つの基本構造について説明す
る。
【0008】図2は、自己走査型発光素子アレイの第1
の基本構造の等価回路図である。発光素子として、発光
サイリスタT(−2)〜T(+2)を用い、発光サイリ
スタT(−2)〜T(+2)には、各々ゲート電極G-2
〜G+2が設けられている。各々のゲート電極には、負荷
抵抗RL を介して電源電圧VGKが印加される。また、各
々のゲート電極G-2〜G+2は、相互作用を作るために抵
抗RI を介して電気的に接続されている。また、各単体
発光サイリスタのアノード電極に、3本の転送クロック
ライン(φ1 ,φ2 ,φ3 )が、それぞれ3素子おきに
(繰り返されるように)接続される。
【0009】動作を説明すると、まず転送クロックφ3
がハイレベルとなり、発光サイリスタT(0)がオンし
ているとする。このとき3端子サイリスタの特性から、
ゲート電極G0 は零ボルト近くまで引き下げられる。電
源電圧VGKを仮に5ボルトとすると、負荷抵抗RL 、相
互作用抵抗RI のネットワークから各発光サイリスタの
ゲート電圧が決まる。そして、発光サイリスタT(0)
に近い素子のゲート電圧が最も低下し、以降順にT
(0)から離れるにしたがいゲート電圧は上昇してい
く。これは次のように表せる。
【0010】 VG0<VG1=VG-1 <VG2=VG-2 (1) これらの電圧の差は、負荷抵抗RL ,相互作用抵抗RI
の値を適当に選択することにより設定することができ
る。
【0011】3端子サイリスタのアノード側のターンオ
ン電圧VONは、ゲート電圧より拡散電位Vdif だけ高い
電圧となることが知られている。
【0012】VON≒VG +Vdif (2) したがって、アノードにかける電圧をこのターンオン電
圧VONより高く設定すれば、その発光サイリスタはオン
することになる。
【0013】さてこの発光サイリスタT(0)がオンし
ている状態で、次の転送クロックパルスφ1 にハイレベ
ル電圧VH を印加する。このクロックパルスφ1 は発光
サイリスタT(+1)とT(−2)に同時に加わるが、
ハイレベル電圧VH の値を次の範囲に設定すると、発光
サイリスタT(+1)のみをオンさせることができる。
【0014】 VG-2 +Vdif >VH >VG+1 +Vdif (3) これで発光サイリスタT(0),T(+1)が同時にオ
ンしていることになる。そしてクロックパルスφ3 のハ
イレベル電圧を切ると、発光サイリスタT(0)がオフ
となりオン状態の転送ができたことになる。
【0015】このように、自己走査型発光素子アレイで
は抵抗ネットワークで各発光サイリスタのゲート電極間
を結ぶことにより、発光サイリスタに転送機能をもたせ
ることが可能となる。上に述べたような原理から、転送
クロックφ1 ,φ2 ,φ3 のハイレベル電圧を順番に互
いに少しずつ重なるように設定すれば、発光サイリスタ
のオン状態は順次転送されていく。すなわち、発光点が
順次転送され、自己走査型発光素子アレイを実現するこ
とができる。
【0016】このような自己走査型発光素子アレイで
は、1チップあたり、転送クロックφ 1 ,φ2 ,φ3
の3個のボンディングパッドと、電源電圧VGK用の1個
のボンディングパッドとが必要とされる。
【0017】図3は、自己走査型発光素子アレイの第2
の基本構造の等価回路図である。この自己走査型発光素
子アレイは、発光サイリスタのゲート電極間の電気的接
続の方法としてダイオードを用いている。発光サイリス
タT(−2)〜T(+2)は、一列に並べられた構成と
なっている。G-2〜G+2は、発光サイリスタT(−2)
〜T(+2)のそれぞれのゲート電極を表す。RL はゲ
ート電極の負荷抵抗を表し、D-2〜D+2は電気的相互作
用を行うダイオードを表す。またVGKは電源電圧を表
す。各単体発光サイリスタのアノード電極に、2本の転
送クロックライン(φ1 ,φ2 )がそれぞれ1素子おき
に接続される。
【0018】動作を説明する。まず転送クロックφ2
ハイレベルとなり、発光サイリスタT(0)がオンして
いるとする。このとき3端子サイリスタの特性からゲー
ト電極G0 は零ボルト近くまで引き下げられる。電源電
圧VGKを仮に5ボルトとすると、抵抗RL ,ダイオード
-2〜D+2のネットワークから各発光サイリスタのゲー
ト電圧が決まる。そして発光サイリスタT(0)に近い
素子のゲート電圧が最も低下し、以降順にT(0)から
離れるにしたがいゲート電圧は上昇していく。
【0019】しかしながら、ダイオード特性の一方向
性,非対称性から、電圧を下げる効果は、T(0)の右
方向にしか働かない。すなわちゲート電極G1 はG0
対し、ダイオードの順方向立ち上がり電圧Vdif だけ高
い電圧に設定され、ゲート電極G2 はG1 に対し、さら
にダイオードの順方向立ち上がり電圧Vdif だけ高い電
圧に設定される。一方、T(0)の左側のゲート電極G
-1はダイオードD-1が逆バイアスになっているため電流
が流れず、したがって電源電圧VGKと同電位となる。
【0020】次の転送クロックパルスφ1 は、最近接の
発光サイリスタT(1),T(−1)、そしてT(3)
およびT(−3)等に印加されるが、これらのなかで、
最もターンオン電圧の最も低い素子はT(1)であり、
T(1)のターンオン電圧は約G1 のゲート電圧+V
dif であるが、これはVdif の約2倍である。次にター
ン電圧の低い素子はT(3)であり、Vdif の約4倍で
ある。T(−1)とT(−3)のオン電圧は、約VGK
dif となる。
【0021】以上から、転送クロックパルスのハイレベ
ル電圧をVdif の約2倍からVdifの約4倍の間に設定
しておけば、発光サイリスタT(1)のみをオンさせる
ことができ、転送動作を行うことができる。
【0022】このような自己走査型発光素子アレイで
は、1チップあたり転送クロックφ1,φ2 用の2個の
ボンディングパッドと、電源電圧VGK用の1個のボンデ
ィングパッドとが必要とされる。
【0023】図4は、自己走査型発光素子アレイの第3
の基本構造の等価回路図である。この自己走査型発光素
子アレイは、スイッチ素子T(−1)〜T(2)、書込
み用発光素子L(−1)〜L(2)からなる。スイッチ
素子部分の構成は、ダイオード接続を用いた例を示して
いる。スイッチ素子のゲート電極G-1〜G1 は、書込み
用発光素子のゲートにも接続される。書込み用発光素子
のアノードには、書込み信号Sinが加えられている。
【0024】以下に、この自己走査型発光素子アレイの
動作を説明する。いま、転送素子T(0)がオン状態に
あるとすると、ゲート電極G0 の電圧は、VGK(ここで
は5ボルトと想定する)より低下し、ほぼ零ボルトとな
る。したがって、書込み信号Sinの電圧が、pn接合の
拡散電位(約1ボルト)以上であれば、発光素子L
(0)を発光状態とすることができる。
【0025】これに対し、ゲート電極G-1は約5ボルト
であり、ゲート電極G1 は約1ボルトとなる。したがっ
て、発光素子L(−1)の書込み電圧は約6ボルト、発
光素子L(1)の書込み電圧は約2ボルトとなる。これ
から、発光素子L(0)のみに書き込める書込み信号S
inの電圧は、約1〜2ボルトの範囲となる。発光素子L
(0)がオン、すなわち発光状態に入ると、書込み信号
inラインの電圧は約1ボルトに固定されてしまうの
で、他の発光素子が選択されてしまう、というエラーは
防ぐことができる。
【0026】発光強度は書込み信号Sinに流す電流量で
決められ、任意の強度にて画像書込みが可能となる。ま
た、発光状態を次の素子に転送するためには、書込み信
号S inラインの電圧を一度零ボルトまでおとし、発光し
ている素子をいったんオフにしておく必要がある。
【0027】このような自己走査型発光素子アレイで
は、1チップあたり転送クロックφ1,φ2 ,φ3 用の
3個のボンディングパッドと、電源電圧VGK用の1個の
ボンディングパッドと、書込み信号Sin用の1個のボン
ディングパッドとが必要とされる。
【0028】以上のように、自己走査型発光素子アレイ
では、1チップあたり数個のボンディングパッドで多く
の発光点をコントロールできるため、高精細になっても
パッドの数はほとんど増やさなくても良いという利点が
ある。また、元々、ボンディングパッドの数が少ないの
で、チップ内でのボンディングパッドの配置を工夫、例
えばボンディングパッドをチップの両端に配置すること
により、高精細になってもチップの幅(短辺の長さ)を
小さくできるという特徴がある。したがって、同じ面積
のウェハからの取得数を多くすることができ、低コスト
化が可能である。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自己走査型発
光素子アレイチップの幅が0.2mmを下回ってくる
と、基板に使っているGaAsは、もろい性質のためチ
ップ強度が十分でなく、光書込みヘッドの組立時に折れ
てしまうという問題点があった。
【0030】本発明の目的は、上述のような問題点を解
決するために、Siを構造材料として用い、Si基板上
に形成した自己走査型発光素子アレイチップを提供する
ことにある。
【0031】本発明の他の目的は、このような自己走査
型発光素子アレイチップを用いた光書込みヘッド、さら
には光プリンタを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の自己走査型発光
素子アレイチップは、Si基板と、Si基板上に設けら
れたpnpn層よりなる自己走査型発光素子アレイとを
備え、あるいは、Si基板と、Si基板上に形成された
格子不整合緩和層と、格子不整合緩和層上に形成された
pnpn層よりなる自己走査型発光素子アレイとを備え
ている。
【0033】チップの幅は、0.03mm以上で0.3
mm以下とするのが好適である。0.03mmより小さ
いと、チップの切断が困難であり、0.3mmより大き
いと、チップ幅の増大で単位面積あたりのチップ取得数
が低下する。
【0034】なお、チップの幅は、0.05mm以上で
0.2mm以下とするのが、さらに好ましい。
【0035】また、チップの長さは、2mm以上で10
0mm以下とするのが好適である。2mmよりも短いと
チップのハンドリングが難しくなり、100mmよりも
長いとシリコンウェハからの取得数が低下するので歩留
まりが悪くなる。
【0036】なお、チップの長さは、5mm以上で20
mm以下とするのが、さらに好ましい。
【0037】以上のようなチップ幅およびチップ長の組
合わせとするのが、チップのハンドリングや取得数の観
点から好ましいことは、当業者であるならば、容易にわ
かるであろう。
【0038】
【発明の実施の形態】
【実施例1】ウェハ上の繰り返し寸法ピッチが約5.4
mm(長さ)×約0.2mm(幅)の自己走査型発光素
子アレイを、Si基板上に成膜したAlGaAsダブル
ヘテロ構造のpnpnエピタキシャル層に形成した。
【0039】図5は、このような構造の1個の発光素子
すなわち発光サイリスタの概略断面図である。Si基板
30上に格子不整合緩和層32を形成する。格子不整合
緩和層を形成する理由は、Si基板上に格子定数が異な
る膜を形成すると、基板が反ってしまうので、これを防
止するためである。格子不整合緩和層としては、InG
aAs/GaAsの歪み超格子構造を用いた。格子不整
合緩和層32上に、エピタキシャル成長により、n形A
lGaAs層14,p形AlGaAs層16,n形Al
GaAs層18,p形AlGaAs層20が順次積層さ
れている。AlGaAs層20上には、アノード電極2
2が、AlGaAs層18上にはゲート電極24が、G
aAs基板の裏面にはカソード電極26が設けられてい
る。
【0040】比較のために、図5の構成でSi基板では
なくGaAs基板を用いたものも作製した。いずれの基
板もウェハプロセス時は0.6mm厚で行い、完成後、
1200番手の砥石を使ったグラインディングで0.3
mm厚になるまで基板の裏面を削り、ダイシングソウで
所定の寸法に切断した。ダイシング時の刃厚は0.03
mmであったので、切りあがったときのチップ幅は0.
17mmとなった。
【0041】この2種類のチップの曲げ強度を、4点曲
げ法で測定した。結果を図6に示す。横軸は曲げ力(Be
nding force )fb (N)を、縦軸はチップ折れの発生
確率(Probability of failure)F(x)%を示してい
る。
【0042】また、GaAs基板のもので、2チップ分
の幅のチップ(0.4mm繰り返し幅、切り上がり0.
37mm幅)も切り出して評価を行った。
【0043】図6より、GaAs基板において出来上が
りチップ幅0.17mmのものと、0.37mmのもの
の曲げ強度は、ほぼチップ幅に比例していることが判
る。一方、Si基板は、F(x)=50%で比較する
と、チップ幅0.17mmのGaAs基板のものに比べ
て、曲げ強度は4倍程度強いことが判った。
【0044】次に、前述の3種類のチップをボンディン
グマシンで光書込みヘッド実装基板上に配列し、導電性
ペーストで接着,焼成固着した。各12000チップに
対するチップ折れの発生数を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】発生率は、それぞれGaAs基板の0.1
7mm幅品で0.52%、0.37mm幅品で0.08
%、また、Si基板の0.17mm幅品では発生しなか
った。この発生率の差は、図6において、ある曲げ力f
b に対する折れの発生確率F(x)と、ダイボンディン
グマシンや焼成で加わる力の確率分布Q(x)との積の
積分と考えられる。
【0047】単純なモデルとして、 Q(fb =2N)=0.1 Q(fb =0)=0.9 (10回のうち1回は2ニュートン(N)の力が加わ
り、9回は力が加わらない)を考えると、おおよそ折れ
の発生率を説明できる。このモデルを元に、Si基板で
の折れの発生率を推定すると、3×10-6となり、同じ
幅のGaAs基板に比べて1/1000程度と非常に小
さい発生率となる。このチップを光書込みヘッド用とし
て使う場合、A3サイズ用のヘッドで60個程度のチッ
プを配列する必要があり、折れ発生率をxとすると、1
ヘッドあたり1個も折れない確率Pは、 P=(1−x)60 であり、0.17mm幅では約73%、0.37mm幅
では約95%となる。このように、0.17mm幅で
は、4ヘッドに1チップはチップ折れが発生するため、
ヘッドの生産は困難である。
【0048】なお、本実施例ではグラインディング時の
砥石の番手として1200番というかなり細かい番手を
用いた場合の実験結果を示したが、GaAsなどもろい
材料の強度は、この基板裏面のグラインディング時の傷
に負うところが大きいことが知られており、研削条件で
強度は大きく変化する。更に細かい番手の砥石を使うこ
とで、強度を増すことは可能であるが、切削速度が遅く
なるため、あまり細かい砥石を使うことには限界があ
る。また、グラインディング工程自体を排し、はじめか
ら薄いウェハでプロセスを行うことも考えられるが、G
aAs基板は強度の点から困難である。
【0049】自己走査型発光素子アレイチップは、構造
上、非常に細幅にできるため、チップコストを下げられ
る可能性を持っているが、多数の発光点を一列に並べる
という要請から、チップは5mm以上の長さとなり、非
常に細長い形状となる。このため折れやすく、細幅化に
は限界があった。しかし、以上の所見から、Siを基板
とすることで、0.2mm幅以下のチップを歩留まりよ
く取り扱うことができるようになった。
【0050】なお、本実施例はSi基板上に格子不整合
緩和層としてInGaAs/GaAsの歪み超格子を置
き、その上にAlGaAsをエピタキシャル成長させた
場合を例としてあげたが、格子不整合緩和層としては別
の構成でもよく、また成長させる膜はAlGaAsに限
らず、III 族元素としてB,Al,Ga,In、V族元
素としてN,P,As,Sbを組成とするIII −V族化
合物半導体または、II族元素としてZn,Cd、VI族元
素としてO,S,Se,Te組成とするII−VI族化合物
半導体でもよい。
【0051】また、たとえばGaAs基板上に成長させ
たエピタキシャル層に素子を作り込んだ後、GaAs基
板の大部分をグラインディングや化学的エッチングなど
で取り除き、Si基板に張り付けたものでもよい。すな
わち、機械的な構造材料としてSiが使われていれば本
発明の効果は同様に得られる。
【0052】このような構造の自己走査型発光素子アレ
イチップは、GaAs基板上に、pnpn層よりなる自
己走査型発光素子アレイを形成し、GaAs基板を除去
し、GaAs基板が除去された部分に、Si基板を張り
付け、Si基板を研磨し、自己走査型発光素子アレイチ
ップに切断することにより作製される。
【0053】
【実施例2】実施例1では、Si基板を用いた0.17
mm(幅)×5.4mm(長さ)×0.3mm(厚さ)
の寸法のチップについて説明した。
【0054】従来の技術で説明したように、光書込みヘ
ッドに自己走査型発光素子アレイチップを用いること
で、ワイヤボンディングの数を激減することができた。
例えば、A3サイズ用の光書込みヘッドに、256発光
点の自己走査型発光素子アレイチップを配列して120
0dpiの発光素子アレイを作製した場合、ワイヤボン
ディングの数が、約15000本から1300本に減っ
た。
【0055】しかし、発光素子アレイチップを並べるダ
イボンディングの作業は、従来と同数である。この作業
時間を縮めるには、チップの長さを長くし、書込みヘッ
ド1本あたりのチップ数を減らせばよい。従来のGaA
s基板では、機械的にもろいためあまり長いチップを作
ると折れやすくなっていた。また、GaAs基板では、
大口径のウェハが得にくく、あまり長いチップを作ると
取得数が減ってしまうという問題点があった。
【0056】そこで、Si基板上に自己走査型発光素子
アレイを作ることで、基板厚さ0.3mm、実施例1の
チップの3倍の長さの16.2mmのチップを作った。
このチップを使って光書込みヘッドを試作したところ、
チップ折れは発生しなかった。1ヘッドあたりのチップ
の数が1/3となったため、ダイボンディングに要する
時間は、約1/2.5程度に縮まった。
【0057】また、SiはGaAsに比べて硬い材料で
あるため、ダイシング時のチッピングが少なく、高速で
ダイシングが可能である。この特徴は、1枚のウェハか
ら細長いチップを多数個切断しなければならない自己走
査型発光素子アレイでは、特にメリットが大きい。
【0058】
【実施例3】チップを並べて、光書込みヘッドを作ると
き、チップ表面の傾きは、そのまま発光点の副走査方向
のずれとなるため、できるだけ小さくしたい。このため
には、チップの厚さが薄い方が望ましい。特にチップ幅
が細くなると、より薄いチップにしないと、表面が傾い
てしまう。チップ表面の傾きを小さくするために、チッ
プの高さは幅よりも小さいことが望ましい。そこで、
0.6mm厚さのSi基板を0.1mm厚になるまでグ
ラインダで研削した。この厚さになっても、チップのダ
イボンディングなどに特に支障はなくチップ折れも発生
しなかった。
【0059】チップが薄くなった分、チップ傾きの影響
が少なくなり、副走査方向のずれの標準偏差は、0.3
mm厚の時の約1/3程度に減った。
【0060】また、発熱源であるチップ表面と裏面の距
離が短くなったため、熱抵抗が下がり、発光によるチッ
プの温度上昇が抑制された。従来の0.3mm厚のGa
As基板では、約1000K/W程度の熱抵抗であった
が、0.1mm厚のSi基板では、Siの熱伝導率がG
aAsの2倍程度高い効果もあわせて、約400K/W
まで下がった。従って、10mW/チップの平均電力で
発光させると、これまで10℃の温度上昇が起こってい
たが、4℃程度となった。この温度上昇は、チップ内で
均一には起こらず、ある固有の温度分布となり、光量分
布を生じさせる。このため、熱抵抗の改善は、光量分布
の改善となる。
【0061】
【実施例4】Si基板上に格子不整合緩和層を介して部
分的にGaAsエピタキシャル膜を形成する技術を用い
ることにより、Si基板側に駆動回路を作製し、GaA
s側に発光素子を作製し、互いを配線することで、自己
走査型発光素子アレイチップ同様に、ボンディングパッ
ドの数を減らした発光素子アレイチップをモノリシック
に実現できる。しかし、駆動回路は発光素子の数だけ必
要なため、チップ面積は大きくなる。
【0062】発光素子アレイに、自己走査型発光素子ア
レイを用いることによって、例えば図4に示した構造の
自己走査型発光素子アレイでは、駆動回路はφ1 ,φ
2 ,S in用の3個程度で済む。このため、駆動回路を内
蔵させてもチップ面積は増加しない。
【0063】したがって、本実施例では、Si基板の一
部上に格子不整合層を介してpnpn層よりなる自己走
査型発光素子アレイを形成し、Si基板側に数個の駆動
回路を作製する。
【0064】図7は、このようにして作製された自己走
査型発光素子アレイチップの構造を示す。Si基板30
の一部上に格子不整合層を介してpnpn層よりなる自
己走査型発光素子アレイ40が形成されている。Si基
板30上には、VDD電源ボンディングパッド42、VSS
電源ボンディングパッド44と、φ1 用ボンディングパ
ッド46、φ2 用ボンディングパッド48と、Sin用ボ
ンディングパッド50が設けられている。
【0065】VDD電源ボンディングパッド42から延び
るVDD電源ライン52は、自己走査型発光素子アレイ4
0のVGK端子に接続されている。VSS電源ボンディング
パッドから延びるVSS電源ライン54は、自己走査型発
光素子アレイ40のカソード共通電極に接続されてい
る。VDD電源ライン52とVSS電源ライン54との間に
は、φ1 用CMOSドライバ56、φ2 用CMOSドラ
イバ58、Sin用CMOSドライバ60が形成されてい
る。各ドライバの入力端子は各ボンディングに接続され
ている。ドライバ56の出力端子は、抵抗62を経て自
己走査型発光素子アレイ40のφ1 端子に接続され、ド
ライバ58の出力端子は、抵抗64を経てφ2 端子に接
続され、ドライバ60の出力端子は、抵抗66を経てS
in端子に接続されている。
【0066】このように、ドライバはφ1 ,φ2 ,Sin
用の3個程度で済むため、駆動回路を内蔵させてもチッ
プ面積は増加しない。
【0067】
【実施例5】次に、以上に説明した自己走査型発光素子
アレイチップを用いた光書込みヘッド、このような光書
込みヘッドを用いた光プリンタについて説明する。
【0068】図8は、光書込みヘッドの主要部を示す斜
視図である。光書込みヘッドは、実装基板70上に複数
個の自己走査型発光素子アレイチップ72を千鳥配置で
配列して構成された自己走査型発光素子アレイ74と、
複数個の正立等倍レンズ(ロッドレンズ)76を配列し
て構成された正立等倍レンズアレイ78とを備えてい
る。発光素子アレイ74から出た光は、レンズアレイ7
8により集光されて、感光ドラム(図示せず)上に照射
される。
【0069】図9は、このような光書込みヘッド80を
備える光プリンタの構成を示す。円筒形の感光ドラム8
2の表面に、アモルファスSi等の光導電性を持つ材料
(感光体)が作られている。このドラムはプリントの速
度で回転している。回転しているドラムの感光体表面
を、帯電器84で一様に帯電させる。そして、光書込み
ヘッド80で、印字するドットイメージの光を感光体上
に照射し、光の当たったところの帯電を中和する。続い
て、現像器88で感光体上の帯電状態にしたがって、ト
ナーを感光体上につける。そして、転写器90でカセッ
ト92中から送られてきた用紙94上に、トナーを転写
する。用紙は、定着器96にて熱等を加えられ定着さ
れ、スタッカ98に送られる。一方、転写の終了したド
ラムは、消去ランプ100で帯電が全面にわたって中和
され、清掃器102で残ったトナーが除去される。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を有する自
己走査型発光素子チップを実現することが可能になっ
た。 (1)従来のGaAs基板のものに比べて、チップ強度
を増大させることができる。 (2)チップ強度を増大できるため、チップの幅を細く
することができ、ウェハからのチップ取得数を多くする
ことができ、さらなる低コスト化が可能になる。
【0071】また、本実施例の光書込みヘッドおよび光
プリンタは、以下の効果を有する。 (1)チップ幅低減によりウェハからのチップ取得数が
増加するので、チップのコストダウンが行え、低コスト
の光書込みヘッドや光プリンタを提供できる。 (2)長いチップを用いることができるので、ダイボン
ディングのタクトが向上でき、光書込みヘッドを短時間
で生産できる。また、光プリンタの生産性も向上でき
る。 (3)チップ厚さを薄くできるので、チップの傾きが減
少でき、光量分布が均一な光書込みヘッドを生産でき
る。さらに、チップの薄型化により、発光時の温度上昇
が抑制できるので、ヘッドの光量分布の改善が行える。
この光量分布改善により、光プリンタの性能が向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の発光サイリスタの概略断面図である。
【図2】自己走査型発光装置の第1の基本構造の等価回
路図である。
【図3】自己走査型発光装置の第2の基本構造の等価回
路図である。
【図4】自己走査型発光装置の第3の基本構造の等価回
路図である。
【図5】本発明に係る発光サイリスタの概略断面図であ
る。
【図6】2種類のチップの曲げ強度を4点曲げ法で測定
した結果を示すグラフである。
【図7】駆動回路内蔵の自己走査型発光素子アレイチッ
プの構造を示す図である。
【図8】光プリンタヘッドの主要部を示す斜視図であ
る。
【図9】光プリンタヘッドを備える光プリンタの構成を
示す図である。
【符号の説明】
10 n形GaAs基板 12 n形GaAsバッファ層 14 n形AlGaAs層 16 p形AlGaAs層 18 n形AlGaAs層 20 p形AlGaAs層 22 アノード電極 24 ゲート電極 26 カソード電極 30 Si基板 32 格子不整合緩和層 40 自己走査型発光素子アレイ 42,44,46,48,50 ボンディング 56,58,60 CMOSドライバ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Si基板と、 前記Si基板上に設けられたpnpn層よりなる自己走
    査型発光素子アレイとを備える自己走査型発光素子アレ
    イチップ。
  2. 【請求項2】Si基板と、 前記Si基板上に形成された格子不整合緩和層と、 前記格子不整合緩和層上に形成されたpnpn層よりな
    る自己走査型発光素子アレイとを備える自己走査型発光
    素子アレイチップ。
  3. 【請求項3】チップの幅が、0.03mm以上で0.3
    mm以下の範囲にあることを特徴とする請求項1または
    2に記載の自己走査型発光素子アレイチップ。
  4. 【請求項4】チップの幅が、0.05mm以上で0.2
    mm以下の範囲にあることを特徴とする請求項3に記載
    の自己走査型発光素子アレイチップ。
  5. 【請求項5】チップの長さが2mm以上で100mm以
    下の範囲にあることを特徴とする請求項3に記載の自己
    走査型発光素子アレイチップ。
  6. 【請求項6】チップの長さが5mm以上で20mm以下
    の範囲にあることを特徴とする請求項5に記載の自己走
    査型発光素子アレイチップ。
  7. 【請求項7】チップの高さが、チップの幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の自己
    走査型発光素子アレイチップ。
  8. 【請求項8】Si基板と、 前記Si基板の一部上に形成された格子不整合緩和層
    と、 前記格子不整合緩和層上に形成されたpnpn層よりな
    る自己走査型発光素子アレイと、 前記Si基板上に形成された駆動回路とを備える自己走
    査型発光素子アレイチップ。
  9. 【請求項9】前記pnpn層は、III 族元素としてB,
    Al,Ga,In、V族元素としてN,P,As,Sb
    を組成とする化合物半導体であることを特徴とする請求
    項1〜8のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイ
    チップ。
  10. 【請求項10】前記pnpn層は、II族元素としてZ
    n,Cd、VI族元素としてO,S,Se,Teを組成と
    する化合物半導体であることを特徴とする請求項1〜8
    のいずれかに記載の自己走査型発光素子アレイチップ。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の自己走査型発光素子ア
    レイチップを製造する方法であって、 半導体基板を準備する工程と、 前記半導体基板上に、 pnpn層よりなる自己走査型発光素子アレイを形成す
    る工程と、 前記半導体基板を除去する工程と、 前記半導体基板が除去された部分に、Si基板を張り付
    ける工程と、 前記Si基板を研磨する工程と、 自己走査型発光素子アレイチップに切断する工程とを含
    む、自己走査型発光素子アレイチップの製造方法。
  12. 【請求項12】請求項2に記載の自己走査型発光素子ア
    レイチップを製造する方法であって、 Siウェハを準備する工程と、 前記Siウェハ上に格子不整合緩和層を形成する工程
    と、 前記格子不整合緩和層上に、pnpn層よりなる自己走
    査型発光素子アレイを形成する工程と、 前記Siウェハの裏面を研磨する工程と、 自己走査型発光素子アレイチップに切断する工程とを含
    む自己走査型発光素子アレイチップの製造方法。
  13. 【請求項13】請求項1〜10のいずれかに記載の自己
    走査型発光素子アレイチップを備える光書込みヘッド。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の光書込みヘッドを備
    える光プリンタ。
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