JP2003240776A - クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置 - Google Patents

クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置

Info

Publication number
JP2003240776A
JP2003240776A JP2002035556A JP2002035556A JP2003240776A JP 2003240776 A JP2003240776 A JP 2003240776A JP 2002035556 A JP2002035556 A JP 2002035556A JP 2002035556 A JP2002035556 A JP 2002035556A JP 2003240776 A JP2003240776 A JP 2003240776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test piece
reader
chromatograph
time
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002035556A
Other languages
English (en)
Inventor
邦夫 ▲高▼田
Kunio Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP2002035556A priority Critical patent/JP2003240776A/ja
Publication of JP2003240776A publication Critical patent/JP2003240776A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験片における検査対象液の滴下された時間
を確実に把握し、この滴下開始後の経過時間をクロマト
グラフリーダに確実に伝達することにより、任意のタイ
ミングで測定を行うことのできるクロマトグラフリーダ
を用いた測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並び
にクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置を提供
すること。 【解決手段】 試験片1に検体Sを滴下し、所定時間経
過後、前記試験片1をクロマトグラフリーダ16に装填
して、試験片1に測定光を照射して測定を行うようにし
たクロマトグラフリーダを用いた測定方法において、前
記試験片1をセットする試験片ホルダ7に、試験片1を
セットした時点からの経過時間を計測させる一方、前記
クロマトグラフリーダ16に、試験片1をセットした試
験片ホルダ7が装填されたときに試験片ホルダ7によっ
て計測された経過時間が伝達されるようにすることによ
り、クロマトグラフリーダ16に装填された試験片1に
おける検体の滴下開始後の経過時間が前記クロマトグラ
フリーダ16に伝達されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クロマトグラフ
リーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホル
ダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】酵素免疫測定方法の一つに、所定の試薬
を設けた試験片に検体として血液を滴下し、この滴下さ
れた血液は、試験片内を浸透して所定の時間が経過する
と、試験片の最終部分に設けられた判定部において試薬
と反応して発色が生ずる。この発色の生じた試験片をク
ロマトグラフリーダに装填して、前記発色した判定部分
に対して所定波長の光を照射して吸光度を測定し、この
吸光度に基づいて血液の分析を行うクロマトグラフリー
ダを用いた測定方法がある。
【0003】ところで、従来においては、前記試験片に
おける発色が妥当であるか否かの確認は、熟練の測定担
当者(オペレータ)が試験片の前記判定部の発色目視に
よって行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、試験片
に設けられている判定部により、前記発色の有無を目視
によって行う場合、その発色の発現を待つ必要があり、
その待機時間中に他の作業を行うなどすることにより、
測定のタイミングを逸することがあった。また、検査施
設によっては多数の検体を処理するために、通常は1台
のクロマトグラフリーダによって、複数の試験片を試験
するようにしているが、測定すべき試験片の数が増える
に伴って、一人の測定担当者が全ての試験片における発
色状態を始終監視することは困難になってくる。
【0005】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、試験片における検査対象液の滴
下された時間を確実に把握し、この滴下開始後の経過時
間をクロマトグラフリーダに確実に伝達することによ
り、任意のタイミングで測定を行うことのできるクロマ
トグラフリーダを用いた測定方法およびそれに用いる試
験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/
測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、試験片に検体を滴下し、所定時間経
過後、前記試験片をクロマトグラフリーダに装填して、
試験片に測定光を照射して測定を行うようにしたクロマ
トグラフリーダを用いた測定方法において、前記試験片
をセットする試験片ホルダに、試験片をセットした時点
からの経過時間を計測させる一方、前記クロマトグラフ
リーダに、試験片をセットした試験片ホルダが装填され
たときに試験片ホルダによって計測された経過時間が伝
達されるようにすることにより、クロマトグラフリーダ
に装填された試験片における検体の滴下開始後の経過時
間が前記クロマトグラフリーダに伝達されるようにして
いる(請求項1)。
【0007】前記クロマトグラフリーダを用いる測定方
法において、試験片に例えば血液を滴下すると同時にこ
の試験片を試験片ホルダにセットする。この試験片のセ
ットによって試験片ホルダにおいては、計時が始まる。
そして、前記試験片において、発色が生じてなくても、
前記試験片をセットした状態の試験片ホルダをクロマト
グラフリーダの試料室に装填すると、試験片ホルダにお
ける計時内容が時刻データとしてクロマトグラフリーダ
の制御部に伝達される。これによって、クロマトグラフ
リーダが現在装填されている試験片における発色の読み
取りに最適となるタイミングを自ら認識することがで
き、所定の時間が経過したとき、前記試験片に対して所
定の測定光を照射することができる。また、読み取りに
最適となる以前に、試験片ホルダは最適になるであろう
時間を計算するための上方をクロマトグラフリーダに伝
達することができる。
【0008】そして、前記測定方法において、請求項2
に記載されるように、試験片ホルダに温度センサを設
け、試験片がセットされたときの温度履歴についてもク
ロマトグラフリーダに伝達されるようにした場合、この
温度データと上述の時間管理とに基づいて、試験片にお
ける最良の発色状態になる時間を推定することができ、
これに基づいて所定の測定または予測推論アルゴリズム
の反映を行わせることができる。
【0009】そして、この発明は、試験片に検体を滴下
し、所定時間経過後に前記試験片をクロマトグラフリー
ダに装填して、前記試験片に測定光を照射して測定を行
うようにしたクロマトグラフリーダを用いる測定方法に
用いられる前記試験片を保持する試験片であって、前記
試験片ホルダの内部に、試験片が保持された際に当該保
持された時刻を検知し時刻データとして記憶する手段
と、クロマトグラフリーダへの装填時に前記時刻データ
を前記クロマトグラフリーダに設けられた受信手段に送
信する手段とを設けたことを特徴としている(請求項
3)。
【0010】また、この発明は、試験片に検体を滴下
し、所定時間経過後に前記試験片をクロマトグラフリー
ダに装填して、前記試験片に測定光を照射して測定を行
うようにしたクロマトグラフリーダを用いる測定方法に
用いられる前記試験片を保持する試験片であって、前記
試験片ホルダの内部に、試験片が保持された際に当該保
持された時刻を検知し時刻データとして記憶する手段
と、前記試験片が保持された時点の試験片または外気の
温度を計測し温度データとして記憶する手段と、クロマ
トグラフリーダへの装填時に前記時刻データおよび温度
データを前記クロマトグラフリーダに設けられた受信手
段に送信する手段とを設けたことを特徴としている(請
求項4)。
【0011】さらに、この発明は、試験片に検体を滴下
し、所定時間経過後に前記試験片をクロマトグラフリー
ダに装填して、前記試験片に測定光を照射して測定を行
うようにしたクロマトグラフリーダを用いる検査/測定
装置であって、前記試験片を保持する試験片ホルダに、
前記試験片が保持された際に当該保持された時刻を検知
し時刻データとして記憶する手段と、前記前記試験片が
保持された時点の試験片または外気の温度を計測し温度
データとして記憶する手段と、クロマトグラフリーダへ
の装填時に前記時刻データおよび温度データを前記クロ
マトグラフリーダに送信する手段とを設ける一方、前記
クロマトグラフリーダには、前記試験片ホルダからの時
刻データおよび温度データを受信する手段を設けたこと
を特徴としている(請求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を、図を参
照しながら説明する。図1〜図4は、この発明の一つの
実施の形態を示す。図1〜図4において、1は例えば酵
素免疫測定用の試験片で、例えば薄くて細長い短冊状の
メンブレンよりなり、その内部は、ピペットなど適宜の
分注器2によって滴下された血液などの検体Sが毛管現
象によって滴下された位置から適宜の発色試薬が設けら
れた判定部まで移動可能なように構成されている。そし
て、この試験片1の長手方向の一端部(前端部)1aに
近い内部には、マグネット3が埋設されている。また、
この試験片1の上面には、検体滴下口窓4および測定光
透過窓5が試験片1の長手方向において適宜の間隔を隔
てて設けられており、図示例では、光透過窓5は試験片
1の他端部(後端部)1b近くの判定部6の上方に形成
されている。なお、判定部6は、光透過性に形成されて
いる。
【0013】7は試験片1を水平に保持する試験片ホル
ダで、試験片1より大きい直方体状で、例えばプラスチ
ックよりなり、その上方には、試験片1をほぼタイトな
状態にセットする凹部(セット部)8が形成されてい
る。このセット部8の周囲の壁面8aは、上部側が底部
側より広くなるようにテーパ状となっている。この試験
片ホルダ7の底部7aには、試験片1のマグネット3に
対応する位置にリードスイッチ9が埋設されるととも
に、このリードスイッチ9がオンすることにより動作を
開始するタイマー用IC10が設けられている。また、
11は底部7aに埋設され、セット部8にセットされた
試験片1の温度を測定するための温度センサで、例えば
熱電対またはサーミスタなどよりなる。そして、12は
タイマー用IC10および温度センサ11を制御し、こ
れらからの信号をデータとして記憶し、送信コイル(後
述する)に所定のデータを送るマイクロCPU(マイク
ロプロセッサ)であり、底部7aに埋設されている。ま
た、13はマイクロCPU12から送られる時刻データ
および温度データをクロマトグラフリーダ(後述する)
側に送信するための送信コイルで、底部7a内に埋設さ
れている。14はタイマー用IC10、温度センサ1
1、マイクロCPU12および送信コイル13などの駆
動用電源で、例えばボタン電池よりなる。また、15は
試験片1の光透過窓5に対応する位置に設けられる光通
過用孔で、底部7aに上下方向に貫設されている。
【0014】16はクロマトグラフリーダで、そのケー
ス16A内に制御部17を備えるとともに、ケース16
Aの一側側には、開口16aが形成されており、この開
口16aの近傍には適宜の波長の測定光を下方に発する
光源18が設けられている。制御部17は、受信コイル
(後述する)からの信号に基づいて光源18に対するオ
ン信号を出力するように構成されている。
【0015】19はクロマトグラフリーダ16の試料室
で、この実施の形態においては、開口16aに対して、
図1において両矢印Aで示すように挿抜され、ケース1
6Aに対して自在に着脱できるように構成されている。
この試料室19は、例えば断面視コ字状に形成されてお
り、試験片1をセットした状態の試験片ホルダ7を上部
材19Aと下部材19Bとの間の空間に挿抜できるよう
に構成されている。
【0016】そして、上部材19Aの開放端側には光源
18からの測定光を通過させる孔20が上下方向に貫設
される一方、下部材19Bの光通過用孔20に対応する
位置に光検出器21が設けられるとともに、受信用コイ
ル22が埋設されている。つまり、図2に示すように、
クロマトグラフリーダ16の試料室19に対して、試験
片1を所定の状態でセットした状態の試験片ホルダ7を
所定の状態に挿入したとき、光源18、光通過孔20、
光透過窓5、判定部6、光通過孔15および光検出器2
1が一直線上に位置し、試験片ホルダ7側の送信コイル
13と試料室19側の受信コイル22が互いに対応する
ように構成されている。
【0017】また、試料室19の奥側の側部材19Cに
は、受信コイル22の信号を取り出すためのコネクタ2
3が設けられており、クロマトグラフリーダ16側の制
御部17に接続されたコネクタ24に対して電気的に分
離自在に接続できるように構成されている。なお、19
a,19bは、上部材19A、下部材19Bの引き出し
側端部に形成されるストッパである。
【0018】なお、上記クロマトグラフリーダ16は、
演算制御部としてのパソコン(図示していない)からの
指令によって制御され、光検出器21の出力は、このパ
ソコンに送られて、適宜演算される。
【0019】次に上記構成の動作について説明すると、
今、試料室19が、図2に示すように、クロマトグラフ
リーダ16に対して所定の状態で装着されているものと
する。図1に示すように、採取された血液Sをピペット
2を用いて試験片1の滴下口4から滴下する。この検体
Sが滴下された試験片1を、矢印Bで示すように、素早
く、試験片ホルダ7のセット部8にセットする。この試
験片1のセットによって、試験片1のマグネット3が試
験片ホルダ7のリードスイッチ9をオンさせ、このオン
動作基づく信号がタイマー用IC10に入力し、タイマ
ー用IC10が計時を開始するとともに、温度センサ1
1によってセットされた試験片1の温度が計測される。
【0020】そして、前記試験片ホルダ7にセットされ
た試験片1を試験片ホルダ7とともにクロマトグラフリ
ーダ16の試料室19に装填すると、試験片ホルダ7側
の送信コイル13から試料室19側の受信コイル22に
対して、試験片ホルダ7のマイクロCPU12に記憶さ
れている時刻データおよび温度データが伝達され、これ
らのデータがクロマトグラフリーダ16の制御部17に
伝達される。これによって、前記制御部17には、現
在、試料室19に装填されている試験片1の検体滴下開
始時間からの経過時間および温度履歴が記録され、試験
片1における発色の読み取りに最適となるタイミングを
自ら認識することができる。そして、所定の時間が経過
すると、試験片1が発色するとともに、制御部17から
光源18に対して発光指令が出力され、これによって光
源18が所定波長の測定光を発し、この測定光が光通過
孔20、光透過窓5、判定部6および光通過孔15を経
て光検出器21に入射し、そのとき、光検出器21から
吸光度を表す出力がパソコンに送られ、パソコンにおい
て前記吸光度に基づいて血液の分析を行うことができ
る。
【0021】上述したように、この発明のクロマトグラ
フリーダを用いる測定方法においては、測定担当者は、
検体Sが滴下された試験片1を試験片ホルダ7のセット
部8に対して素早くセットするだけで、試験片1におけ
る検体滴下時間が試験片ホルダ7によって把握される。
そして、この把握された検体滴下時間は、試験片1をセ
ットした試験片ホルダ7を、クロマトグラフリーダ16
の試料室19に装填することにより、クロマトグラフリ
ーダ16の制御部17に伝達される。したがって、従来
のように、測定担当者が、個々の試験片1についての検
体滴下時間を記憶したり記録したりする必要がなくな
り、任意のタイミングで測定を行うことのでき、その結
果、測定時間をきわめて合理的にかつ容易に管理するこ
とができる。
【0022】そして、仮に、クロマトグラフリーダ16
が1台でしかも試料室19が1つしかないような場合で
あっても、試験片1および試験片ホルダ7を多数用意し
ておこことにより、試験片1における検体滴下時間を試
験片ホルダ6によって把握させることができ、検体の数
(量)が増えても、所望の測定を正確かつ効率よ行うこ
とができる。
【0023】ところで、試験片1における発色は、試験
片1に検体が滴下されたときの温度によっても大きく左
右されるが、上記実施の形態のように、試験片ホルダ7
に、試験片1の温度を検出する温度センサ11を設け、
試験片1が試験片ホルダ7にセットされたときの温度に
ついてもクロマトグラフリーダ16に伝達されるように
すれば、この温度データに基づいて、試験片1における
最良の発色状態になる時間を推定することができ、これ
に基づいて所定の測定を行わせることができる。なお、
温度センサ11によって試験片1の周囲の外気温度を計
測するようにしてもよい。
【0024】この発明は、上述の実施の形態に限られる
ものではなく、クロマトグラフリーダ16によって試験
片1における発色を読み取らせるようにした測定方法に
ついて広く適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、試験片における検体の滴下された時間を確実に把握
し、この滴下開始後の経過時間をクロマトグラフリーダ
に確実に伝達するようにしているので、試験片における
反応の時間管理は、人の記憶や記録に頼るものではない
ので、測定時間をきわめて合理的にかつ容易しかも正確
に管理することができる。したがって、血液など検体の
測定精度が大いに向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のクロマトグラフリーダを用いる検査
/測定装置を概略的に示す斜視図である。
【図2】前記装置の要部を概略的に示す拡大断面図であ
る。
【図3】試験片および試験片ホルダの一例を示す断面図
である。
【図4】試験片ホルダの構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1…試験片、7…試験片ホルダ、10…タイマー用I
C、11…温度センサ、12…マイクロCPU、13…
送信コイル、16…クロマトグラフリーダ、22…受信
コイル、S…検体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験片に検体を滴下し、所定時間経過
    後、前記試験片をクロマトグラフリーダに装填して、前
    記試験片に測定光を照射して測定を行うようにしたクロ
    マトグラフリーダを用いた測定方法において、前記試験
    片を保持する試験片ホルダに、試験片をセットした時点
    からの経過時間を計測させる一方、前記クロマトグラフ
    リーダに、試験片をセットした試験片ホルダが装填され
    たときに試験片ホルダによって計測された経過時間が伝
    達されるようにすることにより、クロマトグラフリーダ
    に装填された試験片における検体の滴下開始後の経過時
    間が前記クロマトグラフリーダに伝達されるようにした
    ことを特徴とするクロマトグラフリーダを用いる測定方
    法。
  2. 【請求項2】 試験片ホルダに温度センサを設け、試験
    片がセットされたときの温度についてもクロマトグラフ
    リーダに伝達されるようにしてなる請求項1に記載のク
    ロマトグラフリーダを用いる測定方法。
  3. 【請求項3】 試験片に検体を滴下し、所定時間経過後
    に前記試験片をクロマトグラフリーダに装填して、前記
    試験片に測定光を照射して測定を行うようにしたクロマ
    トグラフリーダを用いる測定方法に用いられる前記試験
    片を保持する試験片であって、前記試験片ホルダの内部
    に、試験片が保持された際に当該保持された時刻を検知
    し時刻データとして記憶する手段と、クロマトグラフリ
    ーダへの装填時に前記時刻データを前記クロマトグラフ
    リーダに設けられた受信手段に送信する手段とを設けた
    ことを特徴とするクロマトグラフリーダを用いる測定方
    法に用いられる試験片ホルダ。
  4. 【請求項4】 試験片に検体を滴下し、所定時間経過後
    に前記試験片をクロマトグラフリーダに装填して、前記
    試験片に測定光を照射して測定を行うようにしたクロマ
    トグラフリーダを用いる測定方法に用いられる前記試験
    片を保持する試験片であって、前記試験片ホルダの内部
    に、試験片が保持された際に当該保持された時刻を検知
    し時刻データとして記憶する手段と、前記試験片が保持
    された時点の試験片または外気の温度を計測し温度デー
    タとして記憶する手段と、クロマトグラフリーダへの装
    填時に前記時刻データおよび温度データを前記クロマト
    グラフリーダに設けられた受信手段に送信する手段とを
    設けたことを特徴とするクロマトグラフリーダを用いる
    測定方法に用いられる試験片ホルダ。
  5. 【請求項5】 試験片に検体を滴下し、所定時間経過後
    に前記試験片をクロマトグラフリーダに装填して、前記
    試験片に測定光を照射して測定を行うようにしたクロマ
    トグラフリーダを用いる検査/測定装置であって、前記
    試験片を保持する試験片ホルダに、前記試験片が保持さ
    れた際に当該保持された時刻を検知し時刻データとして
    記憶する手段と、前記前記試験片が保持された時点の試
    験片または外気の温度を計測し温度データとして記憶す
    る手段と、クロマトグラフリーダへの装填時に前記時刻
    データおよび温度データを前記クロマトグラフリーダに
    送信する手段とを設ける一方、前記クロマトグラフリー
    ダには、前記試験片ホルダからの時刻データおよび温度
    データを受信する手段を設けたことを特徴とするクロマ
    トグラフリーダを用いる検査/測定装置。
JP2002035556A 2002-02-13 2002-02-13 クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置 Withdrawn JP2003240776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035556A JP2003240776A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035556A JP2003240776A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003240776A true JP2003240776A (ja) 2003-08-27

Family

ID=27777716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035556A Withdrawn JP2003240776A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003240776A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266884A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Jokoh Co Ltd 免疫学的クロマトグラフ法を用いた複数の試験紙片の短時間連続定量測定方法
JP2009109384A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Arkray Inc 試験片およびイムノクロマトグラフィ装置
JP2012150129A (ja) * 2012-05-14 2012-08-09 Arkray Inc イムノクロマトグラフィ装置
JP2013076711A (ja) * 2007-10-31 2013-04-25 Arkray Inc イムノクロマトグラフィ装置
US9670222B2 (en) 2009-12-17 2017-06-06 Centrexion Therapeutics Corporation CCR2 receptor antagonists and uses thereof
US10213428B2 (en) 2015-07-02 2019-02-26 Centrexion Therapeutics Corporation (4-((3R,4R)-3-methoxytetrahydro-pyran-4-ylamino)piperidin-1-yl)(5-methyl-6-(((2R,6S)-6-(p-tolyl)tetrahydro-2H-pyran-2-yl)methylamino)pyrimidin-4-yl)methanone citrate

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006266884A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Jokoh Co Ltd 免疫学的クロマトグラフ法を用いた複数の試験紙片の短時間連続定量測定方法
JP4633510B2 (ja) * 2005-03-24 2011-02-16 株式会社常光 免疫学的クロマトグラフ法を用いた複数の試験紙片の短時間連続定量測定装置
JP2009109384A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Arkray Inc 試験片およびイムノクロマトグラフィ装置
JP2013076711A (ja) * 2007-10-31 2013-04-25 Arkray Inc イムノクロマトグラフィ装置
US9670222B2 (en) 2009-12-17 2017-06-06 Centrexion Therapeutics Corporation CCR2 receptor antagonists and uses thereof
US10196402B2 (en) 2009-12-17 2019-02-05 Centrexion Therapeutics Corporation CCR2 receptor antagonists and uses thereof
US11046706B2 (en) 2009-12-17 2021-06-29 Centrexion Therapeutics Corporation CCR2 receptor antagonists and uses thereof
US11731981B2 (en) 2009-12-17 2023-08-22 Centrexion Therapeutics Corporation CCR2 receptor antagonists and uses thereof
JP2012150129A (ja) * 2012-05-14 2012-08-09 Arkray Inc イムノクロマトグラフィ装置
US10213428B2 (en) 2015-07-02 2019-02-26 Centrexion Therapeutics Corporation (4-((3R,4R)-3-methoxytetrahydro-pyran-4-ylamino)piperidin-1-yl)(5-methyl-6-(((2R,6S)-6-(p-tolyl)tetrahydro-2H-pyran-2-yl)methylamino)pyrimidin-4-yl)methanone citrate
US10568885B2 (en) 2015-07-02 2020-02-25 Centrexion Therapeutics Corporation (4-((3R,4R)-3-methoxytetrahydro-pyran-4-ylamino)piperidin-1-y1)(5-methyl-6-(((2R,6S)-6-(p-tolyl)tetrahydro-2H-pyran-2-citrate
US11147814B2 (en) 2015-07-02 2021-10-19 Centrexion Therapeutics Corporation (4-((3R,4R)-3-methoxytetrahydro-pyran-4-ylamino)piperidin-1-yl)(5-methyl-6-(((2R,6S)-6-(p- tolyl)tetrahydro-2H-pyran-2-yl)methylamino)pyrimidin-4-yl)methanone citrate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8411274B2 (en) Microelectronic sensor device for optical examinations on a wetted surface
US8373861B2 (en) System for rapid analysis of microbiological materials in liquid samples
JP4160674B2 (ja) 液体試料の分析系
US7964147B2 (en) Hand-held analysis device
JP3483306B2 (ja) 電子測定装置のボタンレスメモリシステム
JP2812625B2 (ja) 液体試料自動分析装置
CA2607086C (en) System for rapid analysis of microbiological materials in liquid samples
JP2561509B2 (ja) 試験片を用いる生化学分析方法及び装置
JP4986487B2 (ja) 血液凝固時間測定装置
JP2012523550A5 (ja)
US10036760B2 (en) Sample analyzer and sample analysis method
JP4604109B2 (ja) 試料検査のための手持ち式分析装置
JP2003240776A (ja) クロマトグラフリーダを用いる測定方法およびそれに用いる試験片ホルダ並びにクロマトグラフリーダを用いる検査/測定装置
US20200068683A1 (en) Method to correct signal light intensities measured by a detector of a detection unit in a laboratory instrument
KR101238467B1 (ko) 체액을 분석하기 위한 소형 분석 장치, 및 상기 장치의 제어 방법
JP4734495B2 (ja) 分析検査結果を処理するための方法及び装置
JPH0334592B2 (ja)
JP5264851B2 (ja) 自動分析装置及び試薬管理方法
US20080206100A1 (en) Automatic analyzer
JPS6082865A (ja) 自動化学分析装置
JPS59228167A (ja) 血液凝固時間測定装置
JP2023059170A (ja) 蛍光検出器
JP2023538617A (ja) 複数試験デバイスの並列処理のためのトレイ
Jung et al. RAPTOR: a fluoroimmunoassay-based fiber optic sensor for detection of food pathogens
JPH0373826A (ja) 生化学分析方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20051227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761