JP2003237034A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003237034A
JP2003237034A JP2002036979A JP2002036979A JP2003237034A JP 2003237034 A JP2003237034 A JP 2003237034A JP 2002036979 A JP2002036979 A JP 2002036979A JP 2002036979 A JP2002036979 A JP 2002036979A JP 2003237034 A JP2003237034 A JP 2003237034A
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temperature
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forming apparatus
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Kazunobu Shima
和伸 志摩
Hidetoshi Nishikawa
英利 西川
Masazumi Ishikawa
正純 石川
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その表面層にインクを付与された被記録媒体
を加熱することにより表面層に付与されたインクを被記
録媒体の定着層に加熱定着させる際被記録媒体の温度分
布ができるだけ一様となるように構成された画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、被記録媒体1を加熱す
るためにマトリックス状に配置された複数の加熱ユニッ
ト40からなる加熱装置4と、被記録媒体の表面温度分
布を測定する温度センサ手段3と、温度センサ手段によ
って得られた被記録媒体の表面温度分布が所定の温度分
布に維持されるように加熱装置を制御する加熱制御ユニ
ット7とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その表面層にイン
クを付与された被記録媒体を加熱することにより表面層
に付与されたインクを被記録媒体の定着層に定着させる
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常水を主体とするインクのような印刷
用液体を被記録媒体を付与して印刷物を得る印刷技術と
して、例えば、熱転写シートにインクジェットプリンタ
等でまず一次画像を形成し、次いで画像が形成された熱
転写シートを被記録シートに重ね合わせて加圧・加熱を
施すことにより、熱転写シートに形成されていた画像
(インク)を熱転写シートのインク定着層に熱昇華転写
して熱転写シートに二次画像を形成して、最終的な印刷
物を得る熱転写技術が、特開平10−16188号公報
などからよく知られている。また、特開平10−230
589号公報には、被記録シートのインク定着層にあら
かじめラミネート材層を設けておき、このラミネート材
層上からインクジェットプリンタ等で画像形成を行い、
その後加熱ローラを通じて加圧・加熱することによりラ
ミネート材層を透明化するとともにインクの染料を定着
層に定着させて印刷物を得る熱定着印刷技術が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した2つのタイプ
の印刷技術を含む種々の画像形成装置において画像を形
成しているインクを加熱により定着させる技術は最終製
品としての印刷物の品質に大きな影響を与えることから
非常に重要である。特に、シート状の被記録媒体に熱を
付与して画像の定着を行う際、加熱工程においてシート
上の温度分布が一様にならず大きな温度差が偏在した場
合しわや波うちがさらには色ムラが発生し、最終製品の
品質低下をもたらす。この問題は、単に加熱装置の温度
を一定に保持するだけでは、何らかの外乱等によって生
じうる被記録媒体表面の温度分布の変動には対処できな
いという解決の困難性を持っている。上記実状に鑑み、
本発明の課題は、その表面層にインクを付与された被記
録媒体を加熱することにより表面層に付与されたインク
を被記録媒体の定着層に加熱定着させる際被記録媒体の
表面温度分布ができるだけ前設定された分布、一般には
一様となるように構成された画像形成装置を提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、その表面層にインクを付与された被記録媒体を加熱
することにより表面層に付与されたインクを被記録媒体
の定着層に定着させる、本発明による画像形成装置で
は、前記被記録媒体を加熱するためにマトリックス状に
配置された複数の加熱ユニットからなる加熱装置と、前
記被記録媒体の表面温度分布を測定する温度センサ手段
と、前記温度センサ手段によって得られた前記被記録媒
体の表面温度分布が所定の温度分布に維持されるように
前記加熱装置を制御する加熱制御ユニットとが備えられ
ている。
【0005】この構成では、インクジェットヘッドなど
のインク付与装置によってインク画像が形成された表面
層から浸透してくるインクを定着層にて定着するために
必要な熱を被記録媒体に与える加熱装置がマトリックス
状に配置された複数の加熱ユニットから構成されている
ので、加熱定着されるべき被記録媒体表面の区画された
領域の内の任意の領域を強くあるいは弱く加熱すること
ができる。つまり、赤外線センサなどで構成される物体
の表面温度分布を測定する温度センサ手段を用いて被記
録媒体の表面温度分布を求め、その結果局所的に高い又
は低い温度が発生している場合、その問題となる領域に
対応する加熱ユニットからの熱付与を大きくしたり又は
小さくすることで可及的に被記録媒体の表面温度分布を
所定温度分布に、一般には一様にすることができる。こ
れにより、加熱工程における被記録媒体にしわや波うち
などの変形の発生及び色ムラなどの発色不良が抑制され
て、高品質な印刷物を作り出すことができる。
【0006】局部的な領域で発生した表面温度異常を解
消するために、前述の各加熱ユニットは加熱制御ユニッ
トによって個別に制御されるが、各加熱ユニットで発生
する熱エネルギが他の加熱ユニットで発生する熱エネル
ギとできるだけ混ざり合うことなしに対応する被記録媒
体の1つの領域に到達することができるように、本発明
の好適な実施形態の1つでは、前記加熱ユニットは隣接
する加熱ユニットとの間に熱遮断可能な隔壁を設けてい
る。
【0007】前述した加熱装置の本発明による具体的な
構成の1つとして、少なくとも複数の加熱ユニットに共
通する送風ファンと各加熱ユニットに組み込まれるとと
もに独立的に制御可能なヒータ素子から構成されるもの
がある。この構成では、各加熱ユニットには他の加熱ユ
ニットのヒータ素子とは独立して制御されるヒータ素子
が組み込まれており、そのヒータ素子によって生み出さ
れた熱を熱流として被記録媒体の対応する領域に送り出
す送風は共通の送風ファンによって生み出される。つま
り、被記録媒体の各領域へ到達する熱流の風量は同じで
あってもその中に含まれている熱量を各加熱ユニット毎
に調整することができるので、被記録媒体に生じている
表面温度分布を所定の分布に追従させることができる。
【0008】加熱装置の本発明による具体的な構成の他
の1つとして、逆に、少なくとも複数の加熱ユニットに
共通するヒータ素子と各加熱ユニットに組み込まれると
ともに独立的に制御可能な送風ファンを備えているもの
がある。この構成では、各加熱ユニットには他の加熱ユ
ニットの送風ファンとは独立して制御される送風ファン
が組み込まれており、加熱ユニットによって加熱された
空気は各送風ファンによって熱流となって被記録媒体の
対応する領域に送り出される。つまり、この構成では、
被記録媒体の各領域へ送り出される熱流が有する単位体
積当たりの熱量は実質的に同じでも被記録媒体の各領域
に到達する熱流の流量を各加熱ユニット毎に調整するこ
とができるので、被記録媒体に生じている表面温度分布
を所定の分布に追従させることができる。
【0009】本発明の好適な実施形態の他の1つでは、
前記被記録媒体は前記加熱装置内を搬送されながら加熱
ユニットによって加熱され、かつ前記温度センサ手段は
前記加熱ユニットのマトリックス状配置に対応して規定
された搬送移動中の前記被記録媒体上の各領域に対して
表面温度を算定可能なように構成されている。この構成
では、被記録媒体は加熱装置内を移動しながら加熱され
ることになるので、被記録媒体の表面に平行となるよう
にマトリックス状に配置された各加熱ユニットの加熱対
象となる被記録媒体の領域は時間とともに変化すること
になる。このため、処理対象となる被記録媒体の表面を
加熱ユニットの配置マトリックスに対応して区画された
領域を設定しておき、移動しながら加熱されるこの各領
域の表面温度を刻々と測定し、場合によって異常な温度
となっている領域が見つかると、その時点でその領域に
熱を与えることになる加熱ユニットを特定して調整制御
することで所定の表面温度分布が得られるようにする。
つまり、各加熱ユニットが加熱する領域は時間とともに
変わるので、加熱対象となる領域を時間経過とともに求
めていくのである。
【0010】温度センサ手段に関しては、一方では加熱
ユニットと同様なマトリックス配置されるとともに被記
録媒体の各領域表面を撮影する複数の赤外線カメラユニ
ットからの信号を処理して各領域の表面温度を求めるよ
うに構成することができる。その際は、被記録媒体が移
動しながら加熱される場合、搬送移動する被記録媒体の
特定領域とこの特定領域を撮影する赤外線カメラユニッ
トの関係を順次切り換えていくことで移動する被記録体
上に割り当てられた全ての領域の表面温度を求めるよう
に構成する。また、他方では、温度センサ手段を被記録
媒体の全表面を撮影することが可能な赤外線カメラを用
い、取得される撮影画面を加熱ユニットと同様なマトリ
ックスに分割するとともに、これらの分割された撮影画
面部分と搬送移動する被記録媒体の特定領域との対応関
係を順次切り換えていくことで移動する被記録体上に割
り当てられた全ての領域の表面温度を求めるように構成
してもよい。このような構成の選択は、配置スペースや
測定条件等の設計的要請から決定するとよい。
【0011】本発明によるさらに好適な実施形態の1つ
では、前記各領域の維持すべき温度分布は加熱経過時間
に応じて異なる温度となっており、加熱初期においては
本格的な加熱定着プロセスが行われない低い温度、好ま
しくは80℃程度に、本格的な加熱定着プロセスが行わ
れる高い温度、好ましくは180℃程度に、加熱後期に
は再び低い温度、好ましくは80℃程度に設定されてい
る。本願発明者の知見によれば、加熱定着処理時におい
て、緩やかな勾配でもって非記録媒体の表面温度をイン
ク定着温度まで上昇させ、その後温度を一定に保ちなが
ら加熱定着処理を続行し、最後には再び穏やかな勾配で
もって非記録媒体の表面温度を下げるといったように、
加熱時間経過とともに変化する温度分布を採用すること
により、最終製品としての印刷物におけるしわや波うち
の発生及び色ムラ等の画質低下の発生が抑制される。本
発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた
実施形態の説明により明らかになるだろう。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明による画像形成装置
で扱われる被記録媒体1の一例を図1を用いて説明す
る。この被記録媒体1はPET(ポリエチレンテレフタ
レート)等のフィルムシートからなる基材10の表面に
ウレタン樹脂等でインクつまり染料のための定着層11
を形成し、さらにその上にインクを浸透させることがで
きる浸透層としての表面層12を形成している。基材1
0の表面が染料を定着することができる性質を持ってい
る場合、定着層11を省略することができる。この被記
録媒体1の表面層12にインクジェットプリンタ等でイ
ンク滴を付与して画像が形成された後、適正な温度に加
熱されると付与されたインク滴は表面層を浸透して定着
層11でその染料が定着される。さらに、表面層12を
引き剥がすことにより、非常に光沢感のある鮮やかな画
像記録済みシートが最終印刷物100として得られる。
この被記録媒体1では最終的に表面層12を定着層11
又は基材10から引き剥がす必要があるのでそれらの間
に易剥離剤を与えておくと好都合である。
【0013】このような被記録媒体1を用いて最終印刷
物100を作製する手順を図1と図2を用いて説明す
る。ロール状に巻かれた被記録媒体1を巻き戻しながら
プリント面であるその表面層12がインクジェットヘッ
ド2のインク吐出口側に来るように搬送される。インク
ジェットヘッド2のインク吐出口は被記録媒体1の搬送
方向に対して横断方向につまり主走査方向に複数列で並
設されており、所定幅でもって被記録媒体1の表面層1
2にインクを吐出するとともに被記録媒体1が搬送され
ていくこと(副走査)によって順次プリント画像が形成
されていく。カラープリント画像を形成する場合は異な
る主要色を吐出可能な複数のインクジェットヘッド2が
用意される。例えば、写真画質のカラープリント画像が
要求される場合には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックなどのインクに加え同色の濃淡インクが用いられ
る。インクジェットヘッド2自体には汎用的なインクジ
ェットプリンタに搭載されているものが流用されるの
で、ここではこれ以上の説明を省略する。
【0014】インクジェットヘッド2から吐出されたイ
ンク滴2aによって表面層12にプリント画像を形成さ
れた被記録媒体1は、インクの定着層11への加熱定着
のため加熱定着領域に送られる。この加熱定着領域には
加熱装置4と加熱中の被記録媒体1の温度分布を測定す
る温度センサ手段3を構成する赤外線カメラ30が備え
られている。この加熱装置4は、後で詳しく説明する
が、ヒータ素子としての電気ヒータ線41と送風ファン
42を備えた加熱ユニット40が4x4(16個)のマ
トリックス状に被記録媒体1の搬送面と平行な平面に配
置した構成を採用している。したがって、加熱装置4は
この加熱定着領域を通過する被記録媒体1を加熱ユニッ
ト4のマトリックスに対応する区画領域毎に任意に加熱
調整することができる。
【0015】赤外線カメラ30は被記録媒体1に形成さ
れるプリント画像全体を撮影することができるように調
整されており、得られた撮影画像から上述した加熱ユニ
ット4の配置マトリックスに対応して定義された被記録
媒体1の区画領域単位の表面温度分布を求めることがで
きる。測定された表面温度分布から区画領域毎の表面温
度を求め、これに基づいて各加熱ユニット4を制御する
ことで、加熱定着領域を通過する被記録媒体1の表面温
度分布を加熱工程中に表面温度分布に変動させる要因が
生じたとしても可能な限りその加熱工程中において表面
温度分布を一様に戻すことが可能となる。
【0016】加熱定着領域を通過した被記録媒体1で
は、そのプリント画像を形成しているインク(染料)が
定着層11に定着している。その後、形成されているプ
リント画像のサイズに合わせてシートカッター5によっ
て被記録媒体1をカットし、さらに表面層12を剥離す
ることによって、最終印刷物100が作り出される。な
お、被記録媒体1の一連の搬送はここではローラ方式で
示されている搬送機構6によって行われているが、ベル
ト方式など他の搬送方式を採用してもよい。インクジェ
ットヘッド2、加熱装置4、温度センサ手段3、シート
カッター5、そして搬送機構6は、コントローラ7によ
って統括制御されている。搬送機構6によって搬送され
る被記録媒体1の位置を把握するため搬送機構6によっ
て形成される搬送ラインの所定位置にシート検出センサ
8が設置されており、その検出信号はコントローラ7に
送られる。
【0017】このような原理で動作する画像形成システ
ムの一例として、インクジェットプリント装置20の排
紙側に熱定着のための加熱装置4を装着するとともに、
コントローラ7として汎用パソコンを利用したものが図
3に示されている。本発明の画像形成装置は、インクジ
ェットプリント装置20が組み込まれた形態でもよい
し、インクジェットプリント装置20を含まない加熱定
着装置単体の形態でもよい。
【0018】次に、図4を用いて加熱装置4と温度セン
サ手段3について説明する。前述したように、この加熱
装置4は、マトリックス状に配置されたここでは16個
の加熱ユニット40から構成されている。各加熱ユニッ
ト40は、他の加熱ユニット40からの熱影響を避ける
ため及び発生した熱流の多くが対向する被記録媒体1の
表面に達するように筒状のここでは四角形筒に構成され
た隔壁43を備えている。この隔壁43内の上部には送
風ファン42が取り付けられており、その下部には加熱
素子の一例である電気ヒータ線41が取り付けられてい
る。送風ファン42はコントローラ7によって制御され
るモータ42aとこのモータ42aの回転軸に固定され
た送風羽根42bとから構成されているが、必要な場合
モータ42aとして可変モータが使用される。
【0019】ある加熱ユニット40の電気ヒータ線41
を最大駆動するとともに送風ファン41を回転させるこ
とによりこの加熱ユニット40に対向している被記録媒
体1の局地的な領域が強く加熱されることになる。逆に
電気ヒータ線41への給電を遮断するとともに送風ファ
ン41を回転させることによりこの加熱ユニット40に
対向している被記録媒体1の局地的な領域が弱く加熱さ
れるか又は冷却されることになる。つまり、この加熱装
置4では、通過する被記録媒体1の特定の領域を他の領
域に較べて強く又は弱く加熱することができるので、加
熱工程の途中において場合によっては生じる被記録媒体
1の表面温度分布の偏りを解消することができる。
【0020】上記加熱装置4の制御のためには加熱装置
4を通過している被記録媒体1の表面温度分布を迅速か
つ正確に測定する必要がある。このため、この実施形態
では、温度センサ手段3としてサーモグラフ技術を採用
しており、加熱装置4の搬送エリア全体を視野に入れる
ことができる赤外線カメラ30を用いて、その撮影画像
として得られる表面温度に依存する濃度分布画像から被
記録媒体1の局地的な領域の温度値を算定している。サ
ーモグラフ技術自体はよく知られているので、ここでは
これ以上の説明は省略するが、赤外線カメラ30によっ
て取得された撮影画像がコントローラ7に送り込まれる
と、まず所定のマトリックスに区画された領域内の色分
布からこの領域が代表する温度値を算定して、代表温度
値からなる温度分布マトリックスを生成する。ここで
は、このマトリックスのサイズは、加熱ユニット40の
配置マトリックスのサイズに合わされており、この温度
分布マトリックスにおいて所定の温度レベルから外れた
値が存在すると、コントローラ7はその値に対応する被
記録媒体1上の領域に対向する加熱ユニット40を制御
して、その領域の表面温度を所定の温度レベル内にもっ
てくるようにする。つまり、赤外線カメラ30とコント
ローラ7により温度センサ手段3が構成されるととも
に、このコントローラ7は温度センサ手段3によって得
られた被記録媒体1の表面温度分布が所定の温度分布に
維持されるように加熱装置4を構成する各加熱ユニット
40を制御する加熱制御ユニットとしても機能する。
【0021】コントローラ7は、CPU、ROM、RA
M、I/Oインタフェース回路などからなるマイクロコ
ンピュータシステムを中核部材として構成されており、
図5に示されるように、I/Oインタフェース回路を介
して、スキャナやMO/CDドライブといったデジタル
画像データを入力するためのデバイスからなる画像デー
タ入力部9、赤外線カメラ30、シート検出センサ8、
送風ファン42、電気ヒータ線41、インクジェットヘ
ッド2、被記録媒体1のための搬送機構6、シートカッ
ター5などの周辺機器と接続している。
【0022】コントローラ7の各機能はハードウエア又
はソフトウエアあるいはその両方により作り出される
が、ここでは特に本発明に関連する機能要素だけをとり
挙げるならば、画像データ入力部9から送り込まれた画
像データに対して色補正や解像度変更などを施す画像処
理部71、シート検出センサ8からの被記録媒体1の検
出信号と搬送機構6による被記録媒体1の搬送速度とか
ら被記録媒体1の位置を算定するシート位置算定部7
2、赤外線カメラ30から送り込まれた撮影画像信号を
処理し、その温度に依存する濃度分布を求める温度分布
算定部73、温度分布算定部73によって算定された濃
度分布から被記録媒体1の分割された各領域を代表する
表面温度を算定する領域温度算定部74、各加熱ユニッ
ト40の送風ファン42の駆動を制御する送風ファン制
御部75、各加熱ユニット40の電気ヒータ線41の作
動を制御するヒータ素子制御部76、画像処理部71に
よって処理された画像データに基づいて対応するプリン
ト画像を被記録媒体1の表面層12に形成すべくインク
ジェットヘッド2を駆動制御するプリント制御部77、
搬送機構6の動作を制御する搬送制御部78などが代表
的なものである。
【0023】赤外線カメラ30と加熱装置2とコントロ
ーラ7の関連機能によってプリント画像形成済みの被記
録媒体1をその表面温度分布が一様となるように加熱さ
れる様子を図6の模式流れ図を用いて説明する。
【0024】(#1)まず、インクジェットヘッド2に
よってその表面層12にインクプリント画像を形成した
被記録媒体1が加熱装置4のエリアに搬入されたことが
シート検出センサ8によって検知される。なお、加熱装
置4の各加熱ユニット40の電気ヒータ線41と送風フ
ァン42は搬送ラインに向けて熱を付与すべく標準設定
レベルで駆動している。赤外線カメラ30は加熱ユニッ
ト40のマトリックス配置に対応して区画された領域を
走査して撮影画像信号をコントローラ7に転送する。温
度分布算定部73は、シート位置算定部72による加熱
搬送中の被記録媒体1の位置情報と赤外線カメラ30か
らの撮影画像信号から仮想的に設定された4x4のマト
リックス面に同様に区画分割された被記録媒体1の表面
領域を割り当て、被記録媒体1の各表面領域の濃度(輝
度)分布を算定する。次いで、領域温度算定部74はこ
の濃度分布と予め設定されている濃度/温度変換テーブ
ルを利用して、加熱搬送されている被記録媒体1の各表
面領域の表面温度を決定する。
【0025】(#2)ここでは、被記録媒体1はさらに
加熱定着エリア内に進入してきた状態が示されている。
上述した方法で、加熱搬送されている被記録媒体1の各
表面領域の表面温度が求められている。この例では、被
記録媒体1の先端領域の大部分が約180℃となってお
り、その後側の領域でもやがて180℃付近に達するこ
とが予想される。但し、搬送方向で右側の縁領域が他の
領域に較べて表面温度が低い傾向となっているため、コ
ントローラ7は加熱装置4の対応する加熱ユニット40
の電気ヒータ線41又は送風ファン42あるいはその両
方をさらに強い熱が該当領域に付与されるように調整す
る。
【0026】(#3)被記録媒体1はさらに加熱定着エ
リア内に進入し、被記録媒体1に形成されているプリン
ト画像領域の加熱定着処理が進行することになるが、加
熱ユニット40の個別的フィードバック制御の効用で被
記録媒体1の表面温度分布が一様化されていく。
【0027】(#4)上述のごとく、加熱ユニット40
の電気ヒータ線41又は送風ファン42あるいはその両
方がフィードバック制御されることにより、加熱定着処
理の進行とともに被記録媒体1の各表面領域の表面温度
が一様な値に維持される。ここで使用されている被記録
媒体1では、表面層12に付与された吐出インクが昇華
して定着層で定着するために適した温度が約180℃で
あるので、全ての表面領域の温度が180℃を維持する
ように制御されていることが理解できる。しかしなが
ら、部分的に特殊なインクを使用したり、特殊な材料が
組み込まれるといった特殊なケースでは、特定の領域だ
け他の領域とは異なる表面温度に維持されるように制御
することも可能である。
【0028】このようにして結果的にその表面層12に
プリント画像が形成された被記録媒体1を表面全体の温
度分布が一様になるように加熱することになり、局部的
な温度偏差の発生により生じるしわや波打ちは大幅に抑
制されることになる。さらに、インクの定着層への昇華
定着に要求されている最適温度を全ての領域で高い精度
でもって維持できることから、最終印刷物100におけ
る画像の発色や鮮明度の向上という利点も得られる。
【0029】上記実施の形態の説明では、加熱装置4に
よる被記録媒体1の加熱は被記録媒体1の基材10側か
ら行われているが、これとは逆に被記録媒体1の表面層
12側から行われるような構成を採用してもよい。ま
た、被記録媒体1の表面温度分布の測定も、加熱側もし
くは非加熱側のいずれを採用してもよい。但し、被記録
媒体1の基材10の厚みが相当あり、その熱伝導率が無
視できない場合、より正確に表面層12の温度を直接測
定するために表面層12側から表面温度分布の測定を行
うことが好ましい。
【0030】さらに、上記実施の形態の説明では、プリ
ント画像を形成された被記録媒体1が加熱装置4内を搬
送されながら加熱される構成であったが、より精度の高
い表面温度分布の維持を達成するために被記録媒体1を
加熱装置4内で静止させて加熱定着を行う構成を採用す
ることも可能である。
【0031】加熱装置4の形態も種々に変更可能であ
る。例えば、送風ファン42を少なくとも複数の加熱ユ
ニット40に好ましくは全ての加熱ユニット40に共通
させ、被記録媒体1に向けて送り出す風量は常に一定と
しておき、各加熱ユニットに組み込まれるヒータ素子4
1を独立的に制御可能として、各加熱ユニット40によ
って被記録媒体1に与えられる熱を調整できるように構
成してもよい。逆に、少なくとも複数の加熱ユニットに
好ましくは全ての加熱ユニットに共通するヒータ素子4
1(ハロゲンランプなどが好適である)設け、送風ファ
ン42を各加熱ユニット毎に組み込み、被記録媒体1に
向けて送り出す風量を個別に調整することにより被記録
媒体1に与えられる熱を調整できるように構成してもよ
い。
【0032】プリント画像が形成された被記録媒体1の
加熱定着において前もって設定される表面温度分布は1
つの温度値に維持するのではなく、加熱の時間経過とと
もに変化する温度値、例えば加熱初期には80℃、加熱
中期には180℃、加熱後期には再び80℃といったよ
うに経時的に複数の温度値に設定することも可能であ
る。また、被記録媒体1の特定領域だけ他の領域と異な
る温度を維持するように設定することも可能である。
【0033】温度センサ手段は、被記録媒体1の全域の
表面温度を測定可能な測定装置で構成する代わりに、マ
トリックス配置された各加熱ユニット40のそれぞれに
対応して配置されるとともに割り当てられた領域の表面
温度だけを測定する複数の測定装置で構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置で扱われる被記録媒
体の一例を示す断面図
【図2】被記録媒体を供給して最終印刷物得られるまで
の工程を示す説明図
【図3】本発明による画像形成装置の一つの実施形態を
示す外観図
【図4】加熱装置と温度センサ手段の構成を示す模式図
【図5】コントローラの機能を説明する機能ブロック図
【図6】加熱装置によって被記録媒体をその表面温度分
布が一様となるように加熱される様子を示す模式流れ図
【符号の説明】
1 被記録媒体 2 インクジェットヘッド 3 温度センサ手段 4 加熱装置 6 搬送機構 7 コントローラ(加熱制御ユニット) 8 シート検出センサ 30 赤外線カメラ 40 加熱ユニット 41 電気ヒータ線(ヒータ素子) 42 送風ファン 72 シート位置算定部 73 温度分布算定部 74 領域温度算定部 75 送風ファン制御部 76 ヒータ素子制御部
フロントページの続き (72)発明者 石川 正純 和歌山県和歌山市梅原579番地の1 ノー リツ鋼機株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA04 EB13 EB30 EC14 EC29 FC06 FD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面層にインクを付与された被記録
    媒体を加熱することにより表面層に付与されたインクを
    被記録媒体の定着層に定着させる画像形成装置におい
    て、 前記被記録媒体を加熱するためにマトリックス状に配置
    された複数の加熱ユニットからなる加熱装置と、 前記被記録媒体の表面温度分布を測定する温度センサ手
    段と、 前記温度センサ手段によって得られた前記被記録媒体の
    表面温度分布が所定の温度分布に維持されるように前記
    加熱装置を制御する加熱制御ユニットと、が備えられて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱ユニットは隣接する加熱ユニッ
    トとの間に熱遮断可能な隔壁を設けていることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱装置は少なくとも複数の加熱ユ
    ニットに共通する送風ファンと各加熱ユニットに組み込
    まれるとともに独立的に制御可能なヒータ素子を備えて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置は少なくとも複数の加熱ユ
    ニットに共通するヒータ素子と各加熱ユニットに組み込
    まれるとともに独立的に制御可能な送風ファンを備えて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記被記録媒体は前記加熱装置内を搬送
    されながら加熱ユニットによって加熱され、かつ前記温
    度センサ手段は前記加熱ユニットのマトリックス状配置
    に対応して規定された搬送移動中の前記被記録媒体上の
    各領域に対して表面温度を算定可能なように構成されて
    いることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記各領域の維持すべき温度分布は加熱
    経過時間に応じて異なる温度となっており、加熱初期に
    おいては本格的な加熱定着プロセスが行われない低い温
    度、好ましくは80℃程度に、本格的な加熱定着プロセ
    スが行われる高い温度、好ましくは180℃程度に、加
    熱後期には再び低い温度、好ましくは80℃程度に設定
    されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の画像形成装置。
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