JP2003236939A - フィルムのラミネート装置及びそれを用いたラミネートフィルムの製造方法 - Google Patents

フィルムのラミネート装置及びそれを用いたラミネートフィルムの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】無溶剤タイプのラミネートフィルムにおいて外
観不良が発生しない真に適切なラミネート加工条件を導
き出すことにあり、更には特に外観の改善が望まれるP
ETフィルムとVMCPPフィルムおよびVMOPPと
のラミネート加工を可能とする。 【解決手段】無溶剤型接着剤で加工するラミネートフィ
ルムの製造において、該接着剤を基材フィルムに塗工し
た後、基材フィルムと貼合フィルムとを圧着する第1ラ
ミネート部、直後に再びラミネートフィルムを圧着する
第2ラミネート部を設けたことを特徴とするフィルムの
ラミネート装置からなる。また、前記のラミネート装置
の第1ラミネート部と第2ラミネート部との間のテンシ
ョンを自由にコントロールできることを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚のフィルムを
無溶剤型接着剤により貼り合わせてなるフィルムのラミ
ネート装置およびそれを用いたラミネートフィルムの製
造方法に関するものであり、ラミネート後発生する発
泡、梨地を抑制し、外観良好なラミネートフィルムの製
造装置、製造方法に関する。特に外観の不良を発生する
とされてきたポリエステルフィルム/接着剤/アルミ蒸
着ポリプロピレンフィルム(無延伸及び延伸)の外観を
改良できるラミネートフィルムの製造装置、製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブル複合包材を得るため
のラミネート法として、プラスチックフィルムの表面に
有機溶剤に溶解した接着剤を塗布し、熱風又は加熱によ
って溶剤を蒸発させ乾燥状態にして、貼り合せるべきフ
ィルムを重ね合わせて加熱圧着する溶剤型ドライラミネ
ーション法が知られている。この方法は、接着剤が湿潤
状態のうちに貼り合わせを行うウェットラミネーション
法に比べてコスト的には高くなるが、高速で能率よく貼
り合わせ加工ができるとともに、接着剤の種類とその塗
布量を選定することによって、殆どすべてのフィルムに
適用できるため、包装材料に必要な諸性質を持った各種
のラミネートフィルムの製造が可能である。このドライ
ラミネーション法を行う溶剤型ラミネーター20の概略
構成を図4に示す。 溶剤型ドライラミネーション工程
の概略を図4に沿って説明すると、第1基材21をコー
ティング部25(一般にはグラビアコート方式が採用さ
れている)を通して、第1基材21に接着剤24を塗布
した後、乾燥ゾーン26に通して接着剤24を乾燥(一
般には80〜120℃の熱風吹き付け方式が採用されて
いる)し、次に乾燥工程を経て粘着状態となった第1基
材21の接着剤面と第2基材22とをゴムロール27a
及び加熱金属ロール27bからなるドライラミネート部
DLにてニップして加熱圧着する。この際、加熱金属ロ
ール27bは60〜80℃に加熱する。その後冷却ロー
ル28により冷却して巻き取る。なお、巻き取ったラミ
ネートフィルム23は、接着剤24の硬化促進のため3
5〜45℃のエージング処理を行う。
【0003】かかる工程を経て製造されるラミネートフ
ィルムのうち食品用の包材として利用されるものは、外
側のフィルムとして、弾性率が高く、耐熱性及び寸法安
定性の良いフィルムを採用すると共に、内容物側のフィ
ルムとしては、比較的低温にて軟化するヒートシール性
を有し且つ溶剤が内容物側に漏れないようにするためガ
スバリア性を有しているアルミ蒸着フィルムを採用して
いる。このような食品用の包材として主流を占めている
ラミネートフィルムを図6(a)、(b)に示す。両方
の基材フィルム2e、2opとも内側フィルム3と接着
剤層4を介して貼り合わせられており、内側フィルム3
はアルミ蒸着ポリプロピレン(VMCPP)フィルムで
ある。なお、フィルム2e、2opはそれぞれポリエス
テル(PET)フィルムと2軸延伸ポリプロピレン(O
PP)フィルムである。ここで、図6(a)のラミネー
トフィルム1’におけるPETフィルムは耐熱性、寸法
安定性に優れ、剛性が大きく強度が強いと言う性質を有
している。かかる性質についてPETフィルムと比較す
れば、OPPフィルムは劣ってはいるもの、防湿性に優
れ更には低価格である等の利点を有していることから図
6(b)のラミネートフィルム1”はスナック菓子用の
包装等に多用されれている。一方、上記のような有機溶
剤を含有する接着剤を使用するドライラミネーション法
は、有機溶剤に起因する環境汚染、消防法上の問題、溶
剤コストの問題(溶剤に対する設備コスト等を含む)等
の諸問題を抱えているのが現状である。また、食品包装
の分野では、溶剤型の接着剤を使用したラミネートフィ
ルムには残留溶剤臭があって好ましくないという背景が
ある。そこで、近年になって有機溶剤を含まないタイプ
の接着剤、いわゆる無溶剤型接着剤がメーカーより提供
されており、かかる接着剤を介して貼り合せたラミネー
トフィルムによる食品用包材も市場には一部出回ってき
ている。このタイプのラミネートフィルムは、省エネル
ギー、省資源、環境問題、残留溶剤がない等の種々の利
点を有しているから、無溶剤型接着剤を用いるラミネー
トフィルムは溶剤型接着剤を用いるラミネートフィルム
と共存しつつ今後更に増加していくものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようする課題】ところで、図5に示すよ
うな、無溶剤型ラミネーターによって製造する、有機溶
剤を含まない無溶剤型接着剤を用いるラミネート加工方
法により製造したラミネートフィルム(以下、無溶剤タ
イプのラミネートフィルムと称する)は、その仕上がり
外観が溶剤タイプのラミネートフィルムと比較して良く
ないという問題点がある。すなわち、ラミネート直後に
おいて無地面、印刷面共に微小な斑点状の欠陥(発泡)
や小さい凹凸(梨地)の発生する状態がしばしば身受け
られ、この外観不良はエージング処理を経て多くは消失
するが、フィルムの種類によっては発泡、梨地が残って
包材が外観不良を呈する場合がある。このような外観不
良発生を抑制すべくラミネート加工現場においては運用
面の改善が種々行なわれているが完全な解決には到って
いない。特に外観不良の目立ちやすい特定のフィルムを
組合せたラミネートフィルムの代表的なものとしては、
図6(a)に示す2軸延伸ポリエステルフィルム2eと
蒸着ポリプロピレンフィルム3あるいは図6(b)に示
す2軸延伸ポリプロピレンフィルム2opと蒸着ポリプ
ロピレンフィルム3を組合せたラミネートフィルム
1’、1”が挙げられる。このタイプのフィルムにおい
ては、微小な斑点状の欠陥と小さい凹凸が目視し得る状
態のままで解消しないので結果的に外観不良を呈してお
り包材として使用できないのが現状である。本願発明の
目的は、無溶剤タイプのラミネートフィルムにおいて外
観不良が発生しない真に適切なラミネート加工条件を導
き出すことにあり、更には特に外観の改善が望まれるP
ETフィルムとVMCPPフィルムおよびVMOPPと
のラミネート加工を可能とする事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、無溶剤型接着剤で加工するラミネートフ
ィルムの製造において、該接着剤を基材フィルムに塗工
した後、基材フィルムと貼合フィルムとを圧着する第1
ラミネート部、直後に再びラミネートフィルムを圧着す
る第2ラミネート部を設けたことを特徴とするフィルム
のラミネート装置からなる。請求項2に記載した発明
は、請求項1に記載の第1ラミネート部と第2ラミネー
ト部との間のテンションを自由にコントロールできるこ
とを特徴とするものである。請求項3に記載した発明
は、請求項1または請求項2に記載したラミネート装置
を用いて、第1ラミネート部のローラーの温度が50℃
以上100℃未満の加温を行っており、第2ラミネート
部のローラーの温度が0℃以上50℃未満に設定されて
いることを特徴とするラミネートフィルムの製造方法か
らなる。請求項4に記載した発明は、請求項1または請
求項2に記載したラミネート装置を用いて、第1ラミネ
ート部と第2ラミネート部との間のテンションが0kg
f/m以上15kgf/m未満に調整されていることを
特徴とする製造方法である。請求項5に記載した発明
は、請求項3または請求項4に記載した製造方法におい
て用いる無溶剤型接着剤が、加温により粘度が低下する
タイプの2液混合の無溶剤型接着剤であることを特徴と
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、ポリエステルフィルム
や2軸延伸ポリプロピレンフィルム等の基材フィルムと
蒸着ポリプロピレンフィルムとを外観の良い状態にラミ
ネートする装置とその装置を用いて加工する際の加工条
件であって、以下、図面等により具体的に説明する。
【0007】図1は、本願発明の実施に使用する無溶剤
型ドライラミネーターの概略構成図である。図2は、図
1のラミネーターにおけるコーティング部周辺の構成を
示した図である。図3は、本願発明の方法により製造し
たラミネートフィルムの構成図である。
【0008】すなわち、無溶剤型接着剤で加工するラミ
ネートフィルムの製造において、該接着剤を基材フィル
ムに塗工した後、基材フィルムと貼合フィルムとを圧着
するラミネート部、直後に再びラミネートフィルムを
圧着するラミネート部を設けていることを特徴とする
フィルムのラミネート装置。さらには、ラミネート部
のローラーの温度が50℃以上100℃未満の加温を行
っており、ラミネート部のローラーの温度が0℃以上
50℃未満に設定されていることを特徴とするラミネー
トフィルムの製造方法。上記、ラミネート部とラミネ
ート部のテンションが0kgf/m以上15kgf/
m未満に調整されていることを特徴とするラミネートフ
ィルムの製造方法。使用する接着剤が、加温により粘度
が低下するタイプの無溶剤型接着剤であることを特徴と
する請求項1、2、3、4記載のラミネートフィルムの
製造方法に関する。
【0009】本発明者は、上記問題解決のための研究と
して、図6のノンソルラミネーターにおいてニップロー
ルの温度を0℃から90℃まで調整したところ、温度が
高い場合、発泡、梨地は改善されるが、フィルムのトン
ネリングや加熱後のテンションによるフィルムダメージ
(VMCPP等の無機バリア層を含む場合にはバリア劣
化)があること、低温時にはフィルムのトンネリングや
フィルムダメージは認められない代りに発泡、梨地が著
しく発生することを突き止め、図1および図2に示すよ
うに、従来のラミネート部を第1ラミネート部DL1と
して、新しく第2ラミネート部DL2を設け、さらに、
第1ラミネート部DL1と第2ラミネート部DL2との
間にテンションコントロール部TCを設けことにより、
課題を解決しうることを見出し本発明を完成するに到っ
た。
【0010】無溶剤型接着剤を用いるドライラミネータ
ーにおけるコーティング部15は、4本ロールコート方
式ないし5本ロールコート方式が採用されていることが
多い。本実施例は4本ロールコート方式の例で説明して
いる。コーティング部において、第1基材11に接着剤
14を塗布した後、当該第1基材11の接着剤面に第2
基材12を合わせながら第1ラミネート部DL1(ゴム
ロール16aと加熱金属ロール16b)にてニップ、テ
ンションコントロール部TCを経て、さらに第2ラミネ
ート部DL2(ゴムロール17aと加熱金属ロール17
b)にてニップする。なお、巻き取ったラミネートフィ
ルム13は、接着剤の硬化促進の為、35℃〜45℃の
温度にてエージング処理を行う。
【0011】コーティング部15は、加熱により粘度を
適正値に調整した接着剤14を第1基材11に塗工する
装置で、図2にも示すように公知の4本ロールコート方
式を採用しており、構成は上から順に、バックアップロ
ール15a(金属)、コーティングロール15b(ゴ
ム)、メータリングロール15c(金属)及びアプリケ
ーションロール15d(ゴム)の4本のロールからな
る。アプリケーションロール15dとメータリングロー
ル15cとの間に接着剤貯留部を設けてあり、ここに接
着剤供給部18から2液混合無溶剤型接着剤14が供給
されてくる。そして、バックアップロール15aとコー
ティングロール15bの間を第1基材が通り、接着剤貯
留部に貯えられた接着剤14はメータリングロール15
cとコーティングロール15bを介して第1基材11に
塗工される。ここでバックアップロール15aは発熱機
構等を有することで第1基材11を挟んで第1基材11
の反対側に塗工される接着剤14の温度を調整すること
が可能になっている。また、各ロール間の間隔を調整す
ることにより接着剤14の塗工量(1〜2g/m2■)
を調整することができる。
【0012】接着剤供給部19は、2液混合タイプの接
着剤14を使用するため、該接着剤14の主剤14aを
供給する系統(タンク、ポンプ、これらの配管)19a
と、副剤(硬化剤)14bを供給する系統(タンク、ポ
ンプ、これらの配管)19bと、主剤14aと副剤14
bとを混合して供給するアプリケーション治具19cか
ら構成されている。こここでアプリケーション治具19
cはアプリケーションロール15dとメータリングロー
ル15cとの間の上方に位置し、両ロールの巾方向に走
査し得る構造を有しており、ある程度まで接着剤14の
粘度を下げてから接着剤貯留部に供給を行うようになっ
ている。
【0013】
【実施例】この実施例では、前記図1および図2に示し
たノンソル(無溶剤)ラミネーターを用いて、第1ラミ
ネート部16の温度を80℃、第2ラミネート部37の
温度を20℃とし、テンションコントロール18のテン
ションを10kgf/mとした。そして、接着剤14を
塗工する1層目のフィルム、即ち第1基材11にPET
(ボリエステル)フィルム、これに貼り合わせる2層目
のフィルム、即ち第2基材12にVMCPP(アルミ蒸
着ポリプロピレン)フィルムを用いた。このフィルムの
組み合わせは従来良好な貼り合わせが不可能とされてい
たフィルムの組み合わせである。また、接着剤は無溶剤
型接着剤(主剤:三井武田ケミカル社製「A−69
5」、副剤「三井武田ケミカル社製「A−95」)を温
度70℃(塗工粘度660mmPa・s)で使用して貼
り合わせを行った。この接着剤は、配合粘度が、60℃
で1000mmPa・s、80℃で430mmPa・s
と、温度が上昇するほど粘度が下がる性質を有する。
【0014】
【比較例1】図5に示す、従来の無溶剤型ラミネーター
(テンションコントロール、第2ラミネート部はない)
を用いて、接着剤、ラミネートするフィルムは実施例と
同じ条件とした。ラミネート部36でのロール温度を8
0℃とした。
【比較例2】ラミネート部36でのロール温度を20℃
とした以外は比較例1と同じ条件でラミネートした。
【表1】
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無溶剤型接着剤によりフィルムの貼り合わせに際し、第
1ラミネート部にて発泡、梨地を抑制し、テンションコ
ントロール部、第2ミネート部によりフィルムのダメー
ジを抑制し、トンネリング防止を可能としたことによっ
て、従来から外観不良の発生により製品化が困難とされ
ていたフィルム組み合わせでの包装用ラミネートフィル
ムとして前記発泡、梨地の発生のないラミネートフィル
ムを、フィルムのダメージ、トンネリングのない安定し
た加工条件での製造が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に使用する無溶剤型ドライラミネ
ーターの概略構成図である。
【図2】図1のラミネーターにおけるコーティング部周
辺の構成を示した図である。
【図3】本発明の方法により製造したラミネートフィル
ムの構成図である。
【図4】従来の溶剤型ドライラミネーターの概略構成図
である。
【図5】従来の無溶剤型ドライラミネーターの概略構成
図である
【図6】従来のドライラミネーション法により製造した
ラミネートフィルムの構成図である。
【符号の説明】
DL ラミネート部 DL1 第1ラミネート部 DL2 第2ラミネート部 G ガイドロール TC テンションコントロール部 SR 送りロールユニット UW アンワインダ RW リワインダ VM 蒸着層 1 ラミネートフィルム 2 第1基材 2e ポリエステルフィルム 2op 2軸延伸ポリプロピレンフィルム 3 第2基材 4 接着剤 10 本発明の無溶剤型ドライラミネート装置 11 第1基材 12 第2基材 13 ラミネートフィルム 14 接着剤(接着剤貯留部) 15 コーティング部 15aバックアップロール 15bコーティングロール 15cメータリングロール 15dアプリケーションロール 16a、17a 加圧ゴムロール 16b、17b 加熱金属ロール 18 混合供給部 19 接着剤供給部 20 溶剤型ドライラミネート装置 21 第1基材 22 第2基材 23 ラミネートフィルム 24 溶剤型接着剤(接着剤貯留部) 25 コーティング部 25a 加圧ゴムロール 25b 加熱金属ロール 26 乾燥ゾーン 27a ゴムロール 27b 加熱金属ロール 28 冷却ロール 30従来の無溶剤型ドライラミネート装置 31 第1基材 32 第2基材 33 ラミネートフィルム 34 無溶剤型接着剤(接着剤貯留部) 35 コーティング部 35a バックアップロール 35b コーティングロール 35c メータリングロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F211 AA24 AD03 AD08 AM32 AR04 AR06 TA03 TC02 TC05 TD11 TH06 TJ30 TN09 TN43 TQ03 TQ10 4J040 JA01 JA03 MA02 MA10 MA11 MB03 NA08 PA30 PA33 PB05 PB08 PB19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無溶剤型接着剤で加工するラミネートフィ
    ルムの製造において、該接着剤を基材フィルムに塗工し
    た後、基材フィルムと貼合フィルムとを圧着する第1ラ
    ミネート部、直後に再びラミネートフィルムを圧着する
    第2ラミネート部を設けたことを特徴とするフィルムの
    ラミネート装置。
  2. 【請求項2】第1ラミネート部と第2ラミネート部との
    間のテンションを自由にコントロールできることを特徴
    とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載したラミネ
    ート装置を用いて、第1ラミネート部のローラーの温度
    が50℃以上100℃未満の加温を行っており、第2ラ
    ミネート部のローラーの温度が0℃以上50℃未満に設
    定されていることを特徴とするラミネートフィルムの製
    造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載したラミネ
    ート装置を用いて、第1ラミネート部と第2ラミネート
    部との間のテンションが0kgf/m以上15kgf/
    m未満に調整されていることを特徴とするラミネートフ
    ィルムの製造方法。
  5. 【請求項5】無溶剤型接着剤が、加温により粘度が低下
    するタイプの2液混合の無溶剤型接着剤であることを特
    徴とする請求項3または請求項4に記載のラミネートフ
    ィルムの製造方法。
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