JP2003236496A - 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料 - Google Patents

畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料

Info

Publication number
JP2003236496A
JP2003236496A JP2002035648A JP2002035648A JP2003236496A JP 2003236496 A JP2003236496 A JP 2003236496A JP 2002035648 A JP2002035648 A JP 2002035648A JP 2002035648 A JP2002035648 A JP 2002035648A JP 2003236496 A JP2003236496 A JP 2003236496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
livestock
furnace
ash
incinerated
fat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002035648A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kusaka
幹生 日下
Hirokazu Nagatomi
裕和 永富
Ryoichi Fujita
良一 藤田
Toru Ko
亨 高
Tadaaki Mori
忠明 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUNUGIZA KK
MORI PLANT KK
NICHINAN ENGINEERING KK
Oshima Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
KUNUGIZA KK
MORI PLANT KK
NICHINAN ENGINEERING KK
Oshima Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUNUGIZA KK, MORI PLANT KK, NICHINAN ENGINEERING KK, Oshima Shipbuilding Co Ltd filed Critical KUNUGIZA KK
Priority to JP2002035648A priority Critical patent/JP2003236496A/ja
Publication of JP2003236496A publication Critical patent/JP2003236496A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60—Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動物の死体を含む畜産副生物の処理を無公害状
態で焼却し、その残存灰の有効利用を図る。 【解決手段】畜産副生物等の被燃焼物を、先ず破砕し、
次いでその油脂分を分離させ、この残存固形分を旋回燃
焼炉に投入し、かつ、前記の分離された油脂を燃料とし
て焼却する。更に、炉中またはバグフィルターに残存す
る焼却灰はガラスカレットと混合してタイル、煉瓦など
の陶器質材料とし、これを適宜形状に成形して焼成する
ことによってタイル、煉瓦などを製造する一環システム
を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、畜産副生物、例え
ば狂牛病（牛海綿状脳症、ＢＳＥとも略称される。）で
屠殺され、或いは斃死した牛馬、豚、鶏等の動物の死
体、骨、ＢＳＥに感染する可能性の高い危険部位等、お
よびそれらの糞尿を効率よく処理するシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】斃死し或いは狂牛病で屠殺された牛等の
動物は燃焼炉の底部に設けたストーカーや炉床上に置
き、主として補助バーナーなどにより加熱して水分を蒸
発させて乾燥状態にし、それを焼却するに至るという方
法がとられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、殆どの動物の
体は水分率が８０〜９０％であることから、その焼却能
率は極めて悪い。特に、疫病などにより牛馬が大量に斃
死した場合などにおいては焼却能力が需要に応じきれ
ず、焼却までの間、死体を保管するに適した場所を確保
しなければならないという問題があった。
【０００４】更には、燃焼炉からの排気ガスに含まれる
臭気並びに異常プリオンの完全無臭、無害化或いは焼却
灰の安全な最終処分が必要である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次の手段をとったものである。
【０００６】請求項１に係る発明においては、畜産副生
物や動物の死体等の被処理物を破砕する破砕機と、破砕
機から得られた破砕物を減圧下で乾燥するクッカーと、
該クッカーが発生する排スチームから熱を取り出す熱交
換器および該脱水後の残留物から油脂分を分離する圧搾
機と、油脂分分離後の脱脂残留物および該熱交換器から
排出する水分を焼却する旋回燃焼炉と、その旋回燃焼炉
から発生した排ガス中の焼却灰を捕捉するバグフィルタ
ーと、前記分離された油脂分を燃料とする陶器焼成炉と
からなる畜産副生物の焼却処理システムを構築した。
【０００７】請求項２に係る発明においては、畜産副生
物や動物の死体の被処理物を破砕し、旋回燃焼炉で焼却
し、その燃焼排ガスからバグフィルターを介して得られ
る焼却灰とガラスカレットを主原料とするタイルまたは
煉瓦に代表される陶器質材料を製造することにより該畜
産副生物などの有効利用を図ったものである。
【０００８】請求項３に係る発明においては、タイルま
たは煉瓦に代表される陶器質材料の主成分である焼却灰
は動物のみならずその糞尿、鶏糞等を焼却して得られる
残存灰を含むものとして焼却灰の有効利用を図った。
【０００９】
【作用】畜産副生物や動物など被処理物を破砕して後、
減圧クッカーで脱水し、次いでスクリュープレスなどに
より圧縮して脂肪分が抽出され、その残留物（以後、肉
骨粉と称す。）と分離される。この工程を経た被処理物
はおよそ９０％の水分が絞り出されることになりそのボ
リュームは大幅に減少する。この肉骨粉を燃焼炉に投入
して焼却するもので、前記の疫病などによる大量斃死が
ありバッチ処理が必要な場合においてもこの圧搾工程を
経ておけば大きな貯蔵庫を必要としないというメリット
がある。
【００１０】次に、前記被処理物のクッカー行程で発生
した廃ガス（蒸気）は熱交換器で水分とガスに分離さ
れ、この臭気を含んだ水分とガスは油水分離装置を経て
前記の燃焼炉に導入され燃焼される。従って、たとえ水
分中に異常プリオンが残存していたとしても高温度にて
完全に燃焼される。また、スクリュープレスなどにより
加圧して絞り出した油脂分は前記の旋回燃焼炉の補助燃
料として、または後記の陶器焼成炉の補助燃料として使
用されるので外部に飛散漏洩させることはない。
【００１１】燃焼炉から排出する焼却灰はガラスカレッ
トと混合されてタイルまたは煉瓦に代表される陶器質材
料に用いられ、焼成される。この陶器焼成炉の燃料とし
て前記の脂肪分が使用されるので畜産副生物はそのすべ
てが有効に利用されることになる。
【００１２】
【発明の実施の形態】上記の構成になる本発明の実施の
形態を図を参照して詳細に説明する。
【００１３】図１は、本発明に係る畜産副生物の処理お
よびタイル製造システムの概要図である。その構成を説
明すると破砕機１のホッパー１ａから被処理物（畜産副
生物）を投入すると小片に圧し潰される。その破砕物は
クッカー２の投入口２ａから蒸気等により加熱されたク
ッカー２に投入されて攪拌、乾燥される。しかも、その
容器内は真空ポンプにより減圧されているので被処理物
の水分は水蒸気となってサイクロン３を経て熱交換器４
に至る。この熱交換器４で冷却された水蒸気はドレンタ
ンク５に集められ、ガスと水になって後記の旋回燃焼炉
７に導入されて高温度で焼却される。
【００１４】前記のクッカー２において脱水した被処理
物はスクリュープレス等の圧搾機構を有する圧搾機６に
投入されて肉骨粉と油脂分が分離される。この油脂分は
油脂槽１１に集められて旋回燃焼炉７の補助燃料として
使用され、或いは後記の陶器焼成炉１３の燃料とされ
る。
【００１５】前記の旋回燃焼炉７には圧搾機６によって
油脂分が絞り出された残渣すなわち、動物等の肉骨粉が
その炉口から投入される。これらの被処理物はその９０
％近くが水分と油脂分であり、従って、その残渣は１０
〜２０％程度で決して多くはない。これらの肉骨粉が旋
回燃焼炉７中で完全に燃焼される。このような旋回燃焼
炉７による焼却において煤煙（飛灰）は非常に細かいも
のとなる。その排煙筒７ａから誘引送風機１５により吸
引された炉内ガスは熱交換器８およびバグフィルター９
を経て気体は大気中に排出される。この気体には臭気が
殆ど含まれていない。
【００１６】また、このバグフィルター９から取り出さ
れる焼却灰はカルシウム成分が豊富な微粒子である。本
発明においてはこの微粒子をタイルや煉瓦の主原料とし
て再利用を図るものである。
【００１７】一般の固定床炉やストカー炉、或いはロー
タリーキルンで焼却されたものや溶融されたものは粉砕
工程、再結晶化工程を経てタイルや煉瓦の主原料として
再利用されている。また、被処理物の燃焼に流動床炉な
どの流動媒体を使用したものはその媒体との分離工程が
更に必要となるが、本発明の如く旋回燃焼炉を用いて焼
却処理したものは前記の処理や分離工程を必要としない
利点がある。
【００１８】一方、ガラスの製造工場や加工工場、鏡加
工工場その他から排出される廃棄ガラスや廃棄されたガ
ラス瓶などは破砕されてガラス粉となる（このガラス粉
を以後、ガラスカレットと称する）。このガラスカレッ
トと前記のバグフィルター９から回収された焼却灰が適
量混合されてタイルまたは煉瓦に代表される陶器質材料
となる。これを成形機１２により所定の形状に成形し、
次いで陶器焼成炉１３によって焼成される。この陶器焼
成炉１３から排気されるガスはパイプ１３ａを経由して
前記旋回燃焼炉７における旋回流形成用エアとしても使
用される。
【００１９】以上が本発明に係る畜産副生物の処理およ
びタイル製造システムの内容であり、次にそのタイル、
煉瓦などの製造について説明する。
【００２０】
【実施例】先ず、畜産副生物や斃死牛等を破砕機１によ
って圧し潰し、これをクッカー２に導入して加熱、乾燥
し、同時にパイプ１０ａに接続された真空ポンプなどの
減圧機１０によって該クッカー２の容器内を徐々に減圧
した。これによって水蒸気がパイプ２ｃを通りサイクロ
ン３および熱交換器４へと吸引され、この熱交換器４に
よって熱エネルギーが回収され、その後、該水蒸気はド
レンタンク５に入って水分とガスとに分離された。この
ガスと水分は未だ獣脂状の悪臭が残存しているのでその
ままでは投棄できない。そこで、その水分はパイプ５ａ
を経て旋回燃焼炉の火中に滴下し、高温で焼却してその
臭気を消滅させた。また、真空ポンプ１０からのガスは
パイプ１０ａを経て旋回燃焼炉７内に吹き込み、炉内の
旋回流形成用空気とした。従って、この空気も高温にさ
らされて臭気が消滅することになった。
【００２１】前記のクッカー２内の被処理物は水分が蒸
発し、油脂分と固形分の混合物は排出口２ｂから排出し
て圧搾機６に投入した。その固形分は該圧搾機６により
加圧されて残存の油脂分が抽出され、これも前記の油脂
タンク１１に蓄えられる。圧搾機６で圧搾された絞りか
す、すなわち肉骨粉は排出口６ａから排出されて旋回燃
焼炉に少量ずつ投入した。
【００２２】この旋回燃焼炉７は炉の内周壁が円形でそ
の中心に円筒体７ａが炉底を貫通して炉の天井近くまで
に立設されており、炉外から炉壁を貫通するように設置
した助然用バーナー７ｂからの火炎がその円筒体と内周
壁の間の円筒状空間内に吹き込まれ、同じく炉外から炉
壁を通して炉内壁の接線方向に装着されたエアノズルか
らのエアによって生ずる旋回流に乗って燃焼するもので
ある。この助然用バーナーに供給する燃料に前記の油脂
タンク１１に蓄えられた油脂分が使用される。この旋回
燃焼炉に投入された前記の肉骨粉は該炉中を旋回流に乗
って燃焼する。この燃焼によって生ずる高温の排ガスに
は肉骨粉の焼却灰が混入しており、誘引送風機１５に吸
引されて前記の円筒体７ａを通り、熱交換器８に至って
熱エネルギーを、次いでバグフィルター９で焼却灰を回
収した。
【００２３】このように旋回燃焼炉によって肉骨粉を焼
却し、バグフィルターで回収した焼却灰には砂等の異物
が混入することがなく、その成分はＣａＯが５０〜７０
％、Ｋ２Ｏが５〜１０％、Ｐ２Ｏ５が１０〜２０％、Ｃ
ｌが１〜２％、Ｎａが１〜２％およびその他の成分であ
り、粒径も平均で５〜７μｍとほぼ均質なものであっ
た。
【００２４】こうした焼却灰、或いは他の焼却方法によ
る粉砕、再結晶化処理をし、メッシュを揃えた焼却灰１
００重量部に対して廃棄ガラスであるカレット５０〜１
５０重量部を混合してタイルまたは煉瓦に代表される陶
器質材料とし、これに水を加えて成形機１２によりタイ
ルおよび煉瓦の形状に成形した。そしてこれを乾燥養生
し、その後陶器焼成炉１３によって焼成した。この場合
の焼成温度は８５０〜９５０℃で焼成時間を１〜２時間
とした。前記の斃死などの牛が異常プリオンに冒されて
いたとしても焼却灰をこのような高温で長時間焼成する
ことによって完全に死滅することになり、タイル自体は
全く安全なものとなった。
【００２５】次に、畜産副産物としての鶏糞について本
発明装置を適用し、処理をした。この鶏糞には水分が比
較的少ないことによりクッカーを使用せずに直接旋回燃
焼炉７で焼却した。この焼却によって鶏糞中に含まれる
無機物類は円筒状燃焼空間の底部に落下するが、バグフ
ィルターによって捕捉される焼却灰はＣａＯが３０〜４
０％，Ｋ２Ｏが２０〜３０％、Ｐ２Ｏ５が１５〜２５
％，ＳＯ３が５〜１０％、およびその他の成分であっ
た。
【００２６】この焼却灰１００重量部に対してガラスカ
レット５０〜１５０重量部を混合し、これに水を加えて
タイルまたは煉瓦に代表される陶器質材料とし、これを
所定の形状に成形して前記と同様に養生後、焼成した。
【００２７】また、別個にこの旋回燃焼炉７によって籾
殻を焼却し、バグフィルターによって回収した焼却灰１
００重量部を前記の鶏糞焼却灰１００重量部に加え、更
に高炉水滓の磨砕物６０〜１００重量部を混合し、これ
に水を加えてタイルまたは煉瓦に代表される陶器質材料
とし、所定形状に成形した。その後の養生を経て１６０
℃前後のオートクレーブにて２〜３時間熱水反応を行わ
せた。
【００２８】以上により得られたタイルの諸物性を表
１、表２に示す。なお、表中のタイルは肉骨粉焼却灰
の粒子径が７μｍより小さいものをカレットと混合して
成形後に焼成したもの、タイルは肉骨粉焼却灰の粒子
径が７μｍより大きいものをカレットと混合して成形後
に焼成したもの、タイルは鶏糞焼却灰にカレットを混
合して成形後に焼成したもの、タイルは鶏糞焼却灰と
籾殻焼却灰に高炉滓を混合して成形後にオートクレーブ
したものである。
【００２９】
【表１】
【００３０】
【表２】
【００３１】
【発明の効果】本発明に係る畜産副生物の処理およびタ
イル製造システムは、臭気が発生するなど、しばしば公
害を伴う畜産副生物の処理について、先ず、油脂分を分
離し、残存物はその油脂分を助燃剤として焼却し、焼却
灰、飛灰などの回収物を有効に使用する一貫したシステ
ムとしたもので省資源、省エネルギーの観点から有効な
ものである。
【００３２】このシステムから得られたタイルまたは煉
瓦に代表される陶器質材料においては、使用する焼却灰
の粒度を、また、ガラスカレットの含有量を適宜選定す
ることによって吸水性、透水性等の性質を付与すること
ができ、また、釉薬を使用することによって耐水性タイ
ルとすることも可能であり、用途は広い。しかも、タイ
ル、煉瓦は最終製品で使用後、そのまま投棄しても無
害、かつ、安定で合理的な処理法といえる。
【００３３】畜産副生物の処理およびタイル製造システ
ムにおいては、伝染病などにより斃死が多発して焼却処
理能力を上回った時において、前記のクッカー２および
圧搾機６により水分および油脂分を固形分から分離した
状態でそれぞれを別個に保管することが可能であり、こ
れにより保管に必要な場所を小さくすることができる。
【００３４】上記の説明で明らかなように、動物などの
畜産副生物を処理した場合、そのすべてが焼却されてタ
イル或いは煉瓦等に使用されることになり公害防止はも
とより資源の有効利用になる。
【００３５】動物の死体を含む畜産副生物の焼却処理中
に生じる悪臭と病原菌を含んだガスが、炉内の旋回流形
成のために必要なエアとして吹き込まれるので結果的に
該悪臭と病原菌が高温燃焼によって無菌化、無臭化され
る。これが旋回燃焼炉をこのシステムに組み込んだこと
の最大のメリットである。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明に係る畜産副生物の処理および
タイル製造システムである。
【符号の説明】
１ 破砕機 ２ クッカー ３ サイクロン ４ 熱交換器 ５ ドレンタンク ６ スクリュープレス等の圧搾機構を有する圧搾機 ７ 旋回燃焼炉 ８ 熱交換器 ９ バグフィルター １０ 真空ポンプ １１ 油脂タンク １２ 成形機 １３ 陶器焼成炉 １４ 押込送風機 １５ 誘引送風機 １６ 油水分離器 １７ 真空タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ２３Ｇ 5/033 Ｆ２３Ｇ 7/00 Ｃ 5/32 7/05 Ｎ 7/00 Ｆ２６Ｂ 5/04 7/05 Ｂ０９Ｂ 3/00 ３０３Ｚ // Ｆ２６Ｂ 5/04 ＺＡＢＺ (71)出願人 000247535 株式会社モリプラント 大阪市阿倍野区昭和町２丁目３番３号 (72)発明者 日下 幹生 大阪市港区福崎３丁目１番201号株式会社 大島造船所内 (72)発明者 永富 裕和 大阪市港区福崎３丁目１番201号株式会社 大島造船所内 (72)発明者 藤田 良一 大阪市生野区巽南５丁目２番41号株式会社 クヌギザ内 (72)発明者 高 亨 大阪府泉北郡忠岡町新浜２丁目５番８号日 南エンジニヤリング株式会社内 (72)発明者 森 忠明 大阪市阿倍野区昭和町２丁目３番３号株式 会社モリプラント内 Ｆターム(参考） 3K061 LA02 LA06 LA11 3K065 AA23 AB03 AC11 BA05 BA10 3L113 AA06 AC23 AC68 BA02 BA38 DA06 DA26 4D004 AA04 AA18 AA37 AB01 BA02 BA03 CA03 CA04 CA13 CA14 CA28 CB13 CB15 CB28 CB31 CB43

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】畜産副生物や動物の死体を破砕する破砕機
    と、破砕機から得られた破砕物を減圧下で乾燥するクッ
    カーと、該クッカーからの排スチームから熱を取り出す
    熱交換器および該クッカーにより水分を蒸発せしめた残
    留脱水物から油脂分を分離する圧搾機と、油脂分分離後
    の脱脂残留物および該熱交換器から排出する水分を焼却
    する旋回燃焼炉と、その旋回燃焼炉から発生した排ガス
    中の焼却灰を捕捉するバグフィルターと、前記分離され
    た油脂分を補助燃料とする陶器焼成炉とからなる畜産副
    生物の処理システム。
  2. 【請求項２】畜産副生物や動物の死体を破砕し、旋回燃
    焼炉で焼却し、その燃焼排煙からバグフィルターを介し
    て得られる焼却灰およびガラスカレットを主原料とする
    ことを特徴とするタイルまたは煉瓦に代表される陶器質
    材料。
  3. 【請求項３】タイルまたは煉瓦に代表される陶器質材料
    の主成分である焼却灰は、動物または鶏糞を燃焼させた
    焼却炉の残存灰であることを特徴とする請求項２記載の
    タイルまたは煉瓦に代表される陶器質材料。
JP2002035648A 2002-02-13 2002-02-13 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料 Pending JP2003236496A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035648A JP2003236496A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035648A JP2003236496A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003236496A true JP2003236496A (ja) 2003-08-26

Family

ID=27777777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035648A Pending JP2003236496A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003236496A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227593B1 (ko) * 2010-07-14 2013-01-29 주식회사 가이아 파쇄건조기
CN103264037A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 浙江布莱蒙农业科技股份有限公司 一种疫病死亡禽畜处理工艺
CN103264038A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 浙江布莱蒙农业科技股份有限公司 一种疫病死亡禽畜处理装置
CN103464444A (zh) * 2013-09-13 2013-12-25 临海市多宝田自动化设备有限公司 畜禽废弃物无害化制全智能处理机
JP2014504206A (ja) * 2011-04-07 2014-02-20 ビューティフル エンヴァイロメンタル コンストラクション カンパニー リミテッド 原位置地中酸化（燃焼）による家畜埋立地の安定化処理システムおよび処理方法
CN103817135A (zh) * 2014-02-27 2014-05-28 临海市多宝田自动化设备有限公司 畜禽无害化智能处理机
CN104772323A (zh) * 2015-04-08 2015-07-15 湖南盛路人防科技有限责任公司 一种动物无害化处理设备及其利用该设备进行无害化处理的方法
CN104858201A (zh) * 2014-02-21 2015-08-26 江苏绿汇宿动实业有限公司 一种病死畜禽无害化处理设备
CN104998893A (zh) * 2015-08-17 2015-10-28 浙江多宝田自动化设备有限公司 病死禽畜无害化处理工艺流程及处理***
CN107525076A (zh) * 2017-09-11 2017-12-29 王海森 一种畜牧养殖场病死动物尸体无害化处理装置
CN107952788A (zh) * 2018-01-17 2018-04-24 贵州德科科技有限公司 一种用于处理城市混合生活垃圾中死家禽的设备
CN109340755A (zh) * 2018-09-23 2019-02-15 赵洁 一种环境垃圾环保发电处理的入料添加组合结构
CN110394225A (zh) * 2019-07-19 2019-11-01 源创环境科技有限公司 一种建筑垃圾砖混分离综合处置工艺

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101227593B1 (ko) * 2010-07-14 2013-01-29 주식회사 가이아 파쇄건조기
JP2014504206A (ja) * 2011-04-07 2014-02-20 ビューティフル エンヴァイロメンタル コンストラクション カンパニー リミテッド 原位置地中酸化（燃焼）による家畜埋立地の安定化処理システムおよび処理方法
CN103264037A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 浙江布莱蒙农业科技股份有限公司 一种疫病死亡禽畜处理工艺
CN103264038A (zh) * 2013-04-16 2013-08-28 浙江布莱蒙农业科技股份有限公司 一种疫病死亡禽畜处理装置
CN103464444A (zh) * 2013-09-13 2013-12-25 临海市多宝田自动化设备有限公司 畜禽废弃物无害化制全智能处理机
CN104858201A (zh) * 2014-02-21 2015-08-26 江苏绿汇宿动实业有限公司 一种病死畜禽无害化处理设备
CN103817135A (zh) * 2014-02-27 2014-05-28 临海市多宝田自动化设备有限公司 畜禽无害化智能处理机
CN104772323A (zh) * 2015-04-08 2015-07-15 湖南盛路人防科技有限责任公司 一种动物无害化处理设备及其利用该设备进行无害化处理的方法
CN104998893A (zh) * 2015-08-17 2015-10-28 浙江多宝田自动化设备有限公司 病死禽畜无害化处理工艺流程及处理***
CN107525076A (zh) * 2017-09-11 2017-12-29 王海森 一种畜牧养殖场病死动物尸体无害化处理装置
CN107952788A (zh) * 2018-01-17 2018-04-24 贵州德科科技有限公司 一种用于处理城市混合生活垃圾中死家禽的设备
CN109340755A (zh) * 2018-09-23 2019-02-15 赵洁 一种环境垃圾环保发电处理的入料添加组合结构
CN109340755B (zh) * 2018-09-23 2020-06-19 新昌县益旭龙机械科技有限公司 一种环境垃圾环保发电处理的入料添加组合结构
CN110394225A (zh) * 2019-07-19 2019-11-01 源创环境科技有限公司 一种建筑垃圾砖混分离综合处置工艺
CN110394225B (zh) * 2019-07-19 2021-01-29 源创环境科技有限公司 一种建筑垃圾砖混分离综合处置工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003236496A (ja) 畜産副生物の処理システムおよび処理残渣からなる陶器質材料
JP4987428B2 (ja) 高含水率有機系廃棄物の処理方法及び処理装置
CN100556835C (zh) 污泥干化、焚烧处理方法及集成装置
JP5334316B2 (ja) 廃棄物のセメント燃料化方法及び燃料化装置
JP2002273480A (ja) 汚泥の処理方法及び装置
CN110068013A (zh) 一种污泥深脱干化焚烧发电***
JP4445148B2 (ja) 汚泥の処理方法及び装置
CN207514918U (zh) 一种垃圾与半干污泥协同焚烧处理装置
CN107986601A (zh) 一种污泥处理***
CN104006390B (zh) 一种水泥厂协同处置垃圾发电的方法
WO2014206454A1 (en) Method of drying solid biomass
CN1772662A (zh) 一种在生产水泥的同时又处理污泥的方法
KR20120084127A (ko) 이동식 살처분 소각장치
CN114110619B (zh) 污泥干化焚烧一体化处理装置及方法
CN109809672A (zh) 一种污泥处理***
CN102701559A (zh) 一种污水处理厂污泥和餐厨废油综合处置方法和装置
CN104858219B (zh) 一种病死禽畜干化焚烧热解***及其工艺
CN214619596U (zh) 一种掺烧污泥的制粉***
JP5412711B2 (ja) 高含水率無機系廃棄物の処理方法及び処理装置
WO2023187794A1 (en) A system for solid municipal waste disposal
CN201102928Y (zh) 污泥干化、焚烧集成装置
JP2005279501A (ja) 有機性廃棄物の処理方法及びその装置
US8636840B2 (en) Process for utilizing organic waste materials
JPS56124823A (en) Sludge incineration treatment
JP3867258B2 (ja) 乾燥設備における製品発火防止機構並びに製品発火防止方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080617