JP2003233424A - Xyステージの位置補正方法、装置、及び、これを用いた位置決め方法、装置 - Google Patents

Xyステージの位置補正方法、装置、及び、これを用いた位置決め方法、装置

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JP2003233424A
JP2003233424A JP2002034638A JP2002034638A JP2003233424A JP 2003233424 A JP2003233424 A JP 2003233424A JP 2002034638 A JP2002034638 A JP 2002034638A JP 2002034638 A JP2002034638 A JP 2002034638A JP 2003233424 A JP2003233424 A JP 2003233424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の価格を上げることなく、高いレーザ加
工位置精度を実現する。 【解決手段】 予めパターンが規則的に形成された基準
マスク30をXYステージ10上に配置し、各パターン
32の位置をカメラ44で撮影して得た座標値に基づい
て、XYステージの位置を補正する際に、XYステージ
の位置測定用のスケール20X、20Yをレーザ測長に
より補正し、前記基準マスク30の所定の列上に並んだ
パターンの位置を、前記レーザ測長により補正したXY
ステージ用のスケールを基準として求め、該補正後のス
ケール測定値に基づいて、前記座標値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、XYステージの位
置補正方法、装置、及び、これを用いた位置決め方法、
装置に係り、特に、レーザ加工システムで、300mm
×300mmを越える大ストロークのXYステージを使
用する際に用いるのに好適な、XYステージの位置補正
方法、装置、及び、これを用いた位置決め方法、装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ステージ上に配設された物体を二次元方
向に自在に移動するXYステージが知られている。この
XYステージで、機械的な位置決め精度を向上するに
は、高精度の部品を使用する必要があり、又、組み立て
に精度が要求され、価格が高価になると共に、組み立て
工数が増える等の問題点を有する。
【0003】このような問題点を解決するべく、特開平
10−105242や特開平7−325623には、予
めパターンの位置座標を正確に測定して作成されたガラ
スマスクを基準マスクとして用い、これをXYステージ
上にセットして、基準マスク上のパターン位置により定
まる設計値に相当した量だけXYステージを駆動し、そ
のときのXYステージの位置と基準マスクに記されたパ
ターン位置との誤差を求め、この誤差から補正テーブル
を作成し、記憶装置等へ記憶して、XYステージを所定
位置へ移動させる際は、補正テーブルから所定位置に移
動するための補正量を求め、求めた補正量を用いてXY
ステージの駆動量を得て、XYステージの位置を補正す
る方法が記載されている。
【0004】この方法では、基準マスクに高精度が要求
され、温度変化の影響が小さくなるように、例えば石英
のマスクを使用するのが望ましいとされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな低熱膨張率の材料は、一般に非常に高価であり、特
にレーザ加工システム等で要求される300mm×30
0mm以上の大きさになると、XYステージ本体の価格
より基準マスクの方が高価となるという問題がある。数
多くのXYステージを補正するのであれば、このような
高価な基準マスクでも使用可能であるが、数十台までの
少量のXYステージの位置補正を行う際には、作業中に
おける破損の恐れもあり、現実的でない。又、合成石英
の熱膨張率は0.6μm/℃であり、基準マスクの製作
された周囲温度(例えば17℃)と、補正を行う場所の
温度(例えば23℃)が異なるときには、温度変化分の
位置誤差がステージ位置精度に反映されてしまうという
問題点も有していた。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解消するた
めになされたもので、熱膨張率の小さな高価な基準マス
クを用いることなくXYステージの位置精度を高めるこ
とを課題とする。
【0007】本発明は、又、XYステージが暴走等によ
り機械的なストッパに衝突して、真直度やヨーイング等
の精度が悪化してしまった場合に、低価格且つ速やかに
ステージ精度を回復することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、予めパターン
が規則的に形成された基準マスクをXYステージ上に配
置し、各パターンの位置をカメラで撮影して得た座標値
に基づいて、XYステージの位置を補正する際に、XY
ステージの位置測定用のスケールをレーザ測長により補
正し、前記基準マスクの所定の列上に並んだパターンの
位置を、前記レーザ測長により補正したXYステージ用
のスケールを基準として求め、該補正後のスケール測定
値に基づいて前記座標値を補正するようにして、前記課
題を解決したものである。
【0009】又、前記レーザ測長の方向を、各ステージ
の送り方向と一致させて、補正精度を高めたものであ
る。
【0010】又、前記基準マスクの傾き補正を、前記レ
ーザ測長による補正を行った列の交点を基準として行う
ことにより、同じく補正精度を高めたものである。
【0011】本発明は、又、予めパターンが規則的に形
成された基準マスクを用いてXYステージの位置を補正
するためのXYステージの位置補正装置において、XY
ステージ上に基準マスクを固定する手段と、該基準マス
ク上の各パターンの位置を撮影する撮像手段と、XYス
テージの位置測定用のスケールを補正するためのレーザ
測長手段と、前記基準マスク上の所定の列上に並んだパ
ターンの位置を、前記レーザ測長により補正したXYス
テージ用のスケールを基準として求める位置測定手段
と、前記撮像手段により得た各パターンの座標値を、前
記位置測定手段により得た補正後のスケール測定値に基
づいて補正する手段と、を備えたことにより、前記課題
を解決したものである。
【0012】又、前記撮像手段の撮像中心と前記レーザ
測長手段の光軸が一致するようにして、補正精度を高め
たものである。
【0013】本発明は、又、前記の位置補正方法により
求めた補正値を利用して、XYステージを目標位置に位
置決めすることを特徴とするXYステージの位置決め方
法を提供するものである。
【0014】本発明は、又、前記の位置補正装置と、該
位置補正装置により補正した座標値を用いて、XYステ
ージの位置決めを行う手段とを備えたことを特徴とする
XYステージの位置決め装置を提供するものである。
【0015】本発明は又、前記の位置決め方法を用い
て、XYステージ上に配置された加工対象物の位置決め
を行うことを特徴とする加工方法を提供するものであ
る。
【0016】本発明は、又、前記の位置決め装置と、該
位置決め装置により位置決めされるXYステージ上に加
工対象物を固定する手段と、前記XYステージ上の加工
対象物を加工する手段とを備えたことを特徴とする加工
装置を提供するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照として、本発明の
実施形態を詳細に説明する。
【0018】本実施形態では、図1(正面図)、図2
(平面図)及び図3(要部斜視図)に示す如く、Y軸モ
ータ14YによってY軸方向(図2の上下方向)に駆動
されるYステージ12Yと、該Yステージ12Y上に配
置された、X軸モータ14XによりX軸方向(図1及び
図2の左右方向)に駆動されるXステージ12Xと、該
Xステージ12X上で加工対象物や基準マスク30を固
定する吸着テーブル16を備えたXYステージ10を対
象としている。
【0019】前記Xステージ12X及びYステージ12
Yには、各々図3に示す如く、リニヤスケール20X、
20Yが配設され、Xステージ12X又はYステージ1
2Y側に固定されたスケール本体22X、22Yと、Y
ステージ12Y又はベース18側に固定された走査ユニ
ット24X、24Yの相対変位により、各ステージ12
X、12Yの各軸(X軸及びY軸)方向の位置を測定す
るようにされている。図において、26X、26Yはケ
ーブルである。
【0020】前記基準マスク30は、一般的に使われる
ソーダライム等の比較的安価なガラス製とされ、図4に
示す如く、例えば碁盤の目上に規則的に配置されたパタ
ーンである位置検出用マーク32が描画されている。各
マーク32の絶対位置精度は、高い程望ましく、例えば
3μm以下とされている。一般的なガラス成分であるソ
ーダライムの熱膨張率は8.5μm/℃であり、位置検
出用マーク32の位置精度は、温度変化の影響を大きく
受けるが、各マーク32の配列の真直性は、温度が変化
しても変化しない。
【0021】前記XYステージ10の上方には、図1に
示す如く、カメラ観察系として、照明装置40と、レン
ズ42を介して、前記基準マスク30のマーク32を撮
像するカメラ44と、該カメラ44により取得された画
像を処理して、各マーク32の位置を求める画像処理装
置46と、該画像処理装置46による画像処理結果をモ
ニタ50に表示するパソコン(PC)48が設けられて
いる。
【0022】ここで、レーザ光軸と同軸にカメラ観察系
を設置し、補正を行う方が補正精度は高まるが、レーザ
光軸とは異なる位置にカメラを設置し、補正を実施して
も構わない。その場合、光軸から離れるほど、補正精度
が悪化する傾向がある。
【0023】前記照明装置40は、リング照明でも同軸
照明でも、位置検出用マーク32の画像処理検出に支障
をきたさない照明法であれば構わない。
【0024】前記XYステージ10の位置決めは、図3
に示したように、リニアスケール20X、20Yとサー
ボモータ14X、14Yを有するフルクローズ制御系を
用いるのが望ましく、レーザ測長によりピッチエラー補
正を行い、軸方向の位置決め精度を補正する。具体的に
は、リニヤスケール20X、20Yによる測定値と、レ
ーザ測長により測定した値との対比表をコンピュータ上
で作成し、レーザ測長で計測した値を基準にステージ1
2X、12Yが動くように、リニヤスケール20X、2
0Yを通してフィードバック制御をかける。
【0025】図2に示した如く、レーザ測長によりスト
ローク方向に補正を行なった軸を基準マスク30による
補正の基準軸とする。この基準軸は、レーザ加工による
加工点19を通るようにする方が、補正精度が向上す
る。
【0026】そのため、前記XYステージ10には、更
に、図5に例示する如く、例えば干渉によるレーザ測長
器60が設けられ、図2に示した加工点19を通るXス
テージ12Xの送り方向(X軸方向)の位置及びYステ
ージ12Yの送り方向(Y軸方向)の位置を高精度に測
定可能とされている。図5において、62は、XYステ
ージ10と共に移動するようにされた可動側ミラーであ
る。
【0027】ここで、レーザ測長器60から照射される
レーザ光は、ビームスプリッタ66及び固定側ミラー6
8を介して可動側ミラー62で反射してレーザ測長器6
0に戻るため、レーザ測長器60は、照射光と反射光と
の関係から、可動側ミラー62と固定側ミラー68の距
離x、即ちXYステージ10のX軸方向の距離を得る。
又、レーザ測長器60から照射されるレーザ光は、ビー
ムスプリッタ66及び固定側ミラー70を介して可動側
ミラー62で反射してレーザ測長器60に戻るため、レ
ーザ測長器60は、固定側ミラー70と可動側ミラー6
2間の距離yを検出し、XYステージ10のY軸方向の
距離を得る。
【0028】以下、図6を参照して具体的な処理手順を
説明する。
【0029】まずステップ100で、XYステージ10
上に基準マスク30を配置し、吸着テーブル16又は治
具により固定する。このとき、基準マスクパターン軸と
ステージ軸との傾きは、なるべく少なくなるようにし
て、補正範囲の最初と最後で、パターンがカメラ44の
視野内で検出可能な程度とする。
【0030】次いでステップ102に進み、基準マスク
30の四隅のパターンをカメラ44で見て、そのパター
ン座標を測定し、基準マスクパターン軸のステージ軸に
対する傾きを計算する。なお、図7に示す如く、XYス
テージ10上に回転可能なθステージ15が付いている
場合には、該θステージ15により基準マスク30を回
転し、基準マスク30のパターン軸がステージ軸と平行
になるように補正することができる。
【0031】次いでステップ104に進み、基準マスク
30をX軸方向及びY軸方向に一列ずつ、所定ピッチ
(例えばパターンピッチの1〜5倍)で送りながら、格
子状に並んだ各位置検出用マーク32をカメラ44で見
て、画像処理により座標値を得ると共に、各基準軸上に
あるパターンについては、レーザ測長器60による測長
値も得る。
【0032】次いでステップ106で、得られた座標か
ら、基準マスク30の傾きによる座標誤差を計算により
取り除く。この際、X軸レーザ測長を行った列とY軸レ
ーザ測長を行った列の交点を基準(0,0)として、傾
きによる誤差を計算する。
【0033】これにより、ステップ108で、補正した
いストローク範囲における各格子点でのX、Y軸方向の
補正値の集合である第1次補正マップが完成する。この
第1次補正マップは、基本的に、特開平10-10524
2や特開平7−325623により作成されるものと同
じである。
【0034】次いで、ステップ110に進み、レーザ測
長器60により求めた値により、X成分を補正する。具
体的には、図8に示すデータ(X1,YL)のX1を、レ
ーザ測長によって求めたX1Lに変更し、(X1,Y1)
〜(X1,YN)のX1に(X1-X1L)を加算する。同様
にして、各格子点のX成分を補正する。
【0035】次いでステップ112に進み、データ(X
L,Y1)のY1を、レーザ測長で求めた値Y1Lに変更
し、(X1,Y1)〜(XN,Y1)のY1に(Y1-Y1L)
を加算する。同様にして、各格子点のY成分を補正す
る。
【0036】このようにして、レーザ測長補正をベース
に、ステップ108で完成した第1次補正マップを補正
することによって、ステップ114で第2次補正マップ
が完成する。
【0037】XYステージ10を所定の位置に移動させ
るときには、図9に示すような手順による。
【0038】即ち、まずステップ200で、XYステー
ジ10の移動量(目標値)を入力する。
【0039】次いで、ステップ202で、図8に示した
ような第2次補正マップから、図10に示す如く、移動
すべき点(X,Y)を囲む近傍4点A、B、C、Dの補
正データを取り出す。
【0040】次いでステップ204で、取り出した近傍
4箇所のデータから、図10に示す如く、目標位置
(X,Y)における補正量をキーストン補正(台形補
正)により算出し、ステップ206で、補正量を加算し
て、ステップ208で、補正量分を含めた位置にXYス
テージ10を移動させる。
【0041】この際、測定ピッチ(補正ピッチ)を狭め
る程、精密な補正が可能となる。
【0042】このようにして、例えば300mm×30
0mmを越える大ストロークのXYステージをレーザ加
工システムで使用する場合でも,高価な高精度XYステ
ージや補正方法を使用することなく、加工位置精度を高
めることができる。
【0043】又、XYステージは、暴走等により機械的
なストッパに衝突してしまうと、真直度やヨーイング等
の精度が悪化してしまい、ステージの修理によりこれを
修正するには、時間、コスト共に掛かるが、本発明に示
すように、基準マスクを用いて位置補正をやり直すこと
により、絶対位置精度を容易に一定の値(例えば±2μ
m〜±5μm)に回復することが可能となる。
【0044】なお前記実施形態においては、本発明が、
レーザ加工システムに適用されていたが、本発明の適用
対象はこれに限定されず、他の加工機や、加工機以外に
も同様に適用できることは明らかである。
【0045】又、XYステージの位置を検出する手段も
リニヤスケールに限定されず、例えばステージ送り軸の
回転を検出するロータリエンコーダであっても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、装置の価格を上げるこ
となく、高い位置決め精度を実現することができる。
又、補正により、製品毎に安定した精度を得ることがで
きる。更に、一度XYステージの精度が落ちた場合にお
いても、物理的な修正を施すことなく、再測定してソフ
トウエアによる補正により、比較的容易に且つ速やかに
ステージ精度を回復することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の全体の構成を示す正面
【図2】同じくXYステージの平面図
【図3】同じく斜視図
【図4】同じく基準マスクの平面図
【図5】同じくレーザ測長の構成を示す斜視図
【図6】同じく補正マップ作成手順を示す流れ図
【図7】XYステージの変形例を示す斜視図
【図8】本発明に係る実施形態の補正マップの例を示す
図表
【図9】同じく位置補正量の算出手順を示す流れ図
【図10】同じく補正位置の算出方法を示す説明図
【符号の説明】
10…XYステージ 12X…Xステージ 12Y…Yステージ 14X…X軸モータ 14Y…Y軸モータ 16…吸着テーブル 19…加工点 20X、20Y…リニヤスケール 30…基準マスク 32…位置検出用マーク 40…照明装置 44…カメラ 46…画像処理装置 38…パソコン(PC) 50…モニタ 60…レーザ測長器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA03 AA06 BB27 FF04 FF51 GG04 HH04 HH13 LL12 PP12 2F078 CA08 CB06 CB12 CC01 5H303 AA01 BB02 BB07 BB12 CC02 DD01 EE03 EE09 FF08 FF13 GG13 HH02 HH07 LL03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めパターンが規則的に形成された基準マ
    スクをXYステージ上に配置し、各パターンの位置をカ
    メラで撮影して得た座標値に基づいて、XYステージの
    位置を補正する際に、 XYステージの位置測定用のスケールをレーザ測長によ
    り補正し、 前記基準マスクの所定の列上に並んだパターンの位置
    を、前記レーザ測長により補正したXYステージ用のス
    ケールを基準として求め、 該補正後のスケール測定値に基づいて前記座標値を補正
    することを特徴とするXYステージの位置補正方法。
  2. 【請求項2】前記レーザ測長の方向を、各ステージの送
    り方向と一致させたことを特徴とする請求項1に記載の
    XYステージの位置補正方法。
  3. 【請求項3】前記基準マスクの傾き補正を、前記レーザ
    測長による補正を行った列の交点を基準として行うこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のXYステージの位
    置補正方法。
  4. 【請求項4】予めパターンが規則的に形成された基準マ
    スクを用いてXYステージの位置を補正するためのXY
    ステージの位置補正装置において、 XYステージ上に基準マスクを固定する手段と、 該基準マスク上の各パターンの位置を撮影する撮像手段
    と、 XYステージの位置測定用のスケールを補正するための
    レーザ測長手段と、 前記基準マスク上の所定の列上に並んだパターンの位置
    を、前記レーザ測長により補正したXYステージ用のス
    ケールを基準として求める位置測定手段と、 前記撮像手段により得た各パターンの座標値を、前記位
    置測定手段により得た補正後のスケール測定値に基づい
    て補正する手段と、 を備えたことを特徴とするXYステージの位置補正装
    置。
  5. 【請求項5】前記撮像手段の撮像中心と前記レーザ測長
    手段の光軸が一致するようにされていることを特徴とす
    る請求項4に記載のXYステージの位置補正装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれかに記載の位置補
    正方法により求めた補正値を利用して、XYステージを
    目標位置に位置決めすることを特徴とするXYステージ
    の位置決め方法。
  7. 【請求項7】請求項4又は5に記載の位置補正装置と、 該位置補正装置により補正した座標値を用いて、XYス
    テージの位置決めを行う手段と、 を備えたことを特徴とするXYステージの位置決め装
    置。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の位置決め方法を用いて、
    XYステージ上に配置された加工対象物の位置決めを行
    うことを特徴とする加工方法。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の位置決め装置と、 該位置決め装置により位置決めされるXYステージ上に
    加工対象物を固定する手段と、 前記XYステージ上の加工対象物を加工する手段と、 を備えたことを特徴とする加工装置。
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