JP2003229021A - ポリマー電解質と該電解質を用いたポリマー二次電池 - Google Patents
ポリマー電解質と該電解質を用いたポリマー二次電池Info
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Abstract
優れたポリマー電解質および、該ポリマー電解質を用い
た二次電池を提供する。 【解決手段】 分岐ポリエーテル、常温溶融性の4級ア
ンモニウム塩及び電解質塩化合物を複合化することで、
固体電解質の低温でのイオン伝導性を改善し、かつ、高
い安全性を確保させる。
Description
ル、常温溶融性の4級アンモニウム塩及び電解質塩化合
物からなるポリマー電解質と該ポリマー電解質を用いた
二次電池に関する。
から非水電解液を用いた二次電池、特にリチウムイオン
二次電池が多く利用されるようになってきた。しかし、
低粘度、低沸点の電解液を含む二次電池には漏液や高温
域での安全性に問題がある。このため、電解質の全部ま
たは一部に高分子マトリクスを使用したポリマー二次電
池の研究開発が盛んになってきている。高分子マトリク
スとしてはポリフッ化ビニリデンなどのように、それ自
身にはイオン伝導性を示さないものと、ポリエチンオキ
シドに代表されるイオン伝導性ポリマーに大別される。
イオン輸送の観点からはイオン伝導性に優れたエーテル
結合を有する非晶質分岐ポリマーマトリクスを用いる方
が、より特性の高いポリマー二次電池を得やすい。
が無く、揮発性の溶媒を含まないために爆発や発火の危
険性が極めて低いが、低温でのイオン伝導性が不足して
いることや、カチオン輸率の低いことなどが問題として
挙げられる。また、伝導度向上の目的で、ポリマーに従
来の非水電解液を添加すると安全性の低下につながると
いう問題があった。
ウム(EMI)クロリドと塩化アルミニウムを混合する
ことにより、常温溶融塩を生成することは古くから知ら
れており、該塩は比較的高い伝導性や広い電位窓を持つ
こと、さらに不燃性、不揮発性という有機電解液とは異
なる特徴を有することから電解質としての可能性が検討
されてきた。しかし、EMIカチオンはリチウムよりも
高い電位で分解することから、リチウム二次電池を構成
できず、電池材料としては問題が有った。
オンとして4級アンモニウムカチオンを用いた常温溶融
塩の報告が松本らによりなされている(特開平11−2
97355)。カチオン種とアニオン種の組み合わせで
さまざまな物性の常温溶融塩を作成することが可能にな
りつつあるが、室温で液状ゆえの電気化学デバイスから
の漏液とそれに伴う周辺機器の汚損・侵蝕、電気回路の
短絡等の安全性の問題は従来の電解液と同様に改善が望
まれる。
での伝導度向上を図り、かつ高い安全性を有するポリマ
ー電解質を得ること、および該電解質を用いた低温特性
と安全性に優れたポリマー二次電池を得ることを課題と
するものである。
テル、常温溶融性の4級アンモニウム塩および電解質化
合物を含んでなるポリマー電解質によって、上記の課題
を解決するものである。分岐ポリエーテルに4級アンモ
ニウムカチオンを用いた常温溶融塩を混合すると揮発性
成分および/または可燃性成分を加える必要無く(安全
性)、イオンの移動性を向上させる事が可能になり、充
放電時の分極を抑え、当該課題が解決できる。
の炭素原子に、水素原子に代えて、2つ以上の原子から
構成される置換基が結合しているポリエーテルである。
ポリエーテル主鎖は、一般に、ポリオキシエチレン鎖で
ある。分岐ポリエーテルにおける置換基を構成する原子
の例は、炭素原子、酸素原子、水素原子である。
次のとおりである。アルキル基、例えば、炭素数1〜1
0のアルキル基、および −CH2−O−(CH2−CH2−O)p−A基 [上記式中、Aは、炭素数1〜10のアルキル基、p
は、0〜10、例えば、0〜7、特に1〜5の整数であ
る。]
2−CH2−O)p−A基(Aは炭素数1〜10のアル
キル基、pは0〜10の整数である。)である。]を有
することが好ましい。例えば、繰り返し単位(i)およ
び繰り返し単位(ii)の合計モル量に対して、繰り返し
単位(i)の量は50〜99モル%、繰り返し単位(i
i)の量は1〜50モル%であってよい。
キシエチレン単位(例えば、置換基R11としての−C
H2−O−(CH2−CH2−O)p−CH3において、
pが例えば0〜7、特に1〜5である単位)を側鎖とし
て有する分岐ポリエーテルが好ましい。
(CH2-CHZ-O)c− [式中、R11はメチル基又は−CH2−O−(CH2−
CH2−O)p−CH3基を表し、Zは反応性官能基を
表す。a、b及びcは繰り返し単位の比率を表し、aは
50〜99モル%、bは1〜50モル%、cは0〜10
モル%である。pは0〜7の整数である。]で示される
共重合体であってよい。
ド/プロピレンオキシド共重合体、エチレンオキシド/
メチルグリシジルエーテル共重合体、エチレンオキシド
/メトキシエトシキエチルグリシジルエーテル共重合
体、エチレンオキシド/2-(2-メトキシエトキシ)エチ
ルグリシジルエーテル共重合体などである。
分析)による融解熱量が40J/g以下であるものが好
ましい。分岐ポリエーテルは、(特に、未架橋状態で)
重量平均分子量(Mw)が100,000以上のものが好
ましい。さらに重量平均分子量(Mw)が200,00
0から3,000,000のものがより好ましい。
飽和基、反応性ケイ素基、エポキシ基またはハロゲン原
子などの反応性官能基を有する繰り返し単位を含む3元
以上の共重合体(例えば、3元共重合体)であっても構
わない。反応官能基を有する繰り返し単位として、式
(iii): −CH2-CHZ-O− (iii) [式中、Zは反応性官能基を表す。]が挙げられる。例
えば、繰り返し単位(iii)の量は、繰り返し単位(i)
から(iii)の全合計モル量に対して、0〜10モル%、
例えば1〜8モル%であってよい。
応性官能基を有するオキシラン化合物から誘導すること
ができる。エチレン性不飽和基を含有するオキシラン化
合物としてはアリルグリシジルエーテル、ビニルグリシ
ジルエーテル及びメタクリル酸グリシジル等が挙げられ
る。反応性ケイ素基を含有するオキシラン化合物として
は3-グリシドキシプロピルトリメトキシシランや2-グ
リシドキシエチルトリメトキシシランがある。両末端に
エポキシ基を有するオキシラン化合物には2,3-エポキ
シプロピル-2’-3’-エポキシ-2’-メチルプロピル
エーテルなどがある。ハロゲン原子を含有するオキシラ
ン化合物にはエピクロロヒドリン、エピブロモヒドリン
がある。
4級アンモニウム塩を含有する。常温溶融性の4級アン
モニウム塩は、融点が80℃以下、例えば60℃以下、
特に40℃以下である4級アンモニウム塩である。常温
溶融性の4級アンモニウム塩は、アニオン成分およびカ
チオン成分から構成される。
は、N(CF3SO2)2 −(以下、「TFSI」と略
す。)、N(C2F5SO2)2 −(以下、「BET
I」と略す。)、CF3SO3 −、BF4 −、およびP
F6 −が挙げられる。
は、式(I): N+R21R22R23R24 (I) [式中、R21、R22、R23は同一又は異なってい
てもよく、低級アルキル基、アリール基、複素環基、ア
ラルキル基を表す。R21とR22は一緒にシクロアル
キル基を形成してもよい。R24はアルキル基を表
す。]で示される4級アンモニウムカチオンが挙げられ
る。
いて、低級アルキル基は、炭素数1〜10、例えば1〜
5の直鎖または分枝のアルキル基であってよい。低級ア
ルキル基の例としては、メチル、エチル、n-プロピ
ル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチ
ル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシルなどが挙げられる。
〜12であってよい。アリール基の例としては、フェニ
ル、ナフチル、トルイル、キシリル等が挙げられる。ア
リール基は、ハロゲン原子(例えば、F、Cl、Br、
I)、水酸基、低級アルコキシ基(炭素数例えば1〜
8)(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブト
キシ)、カルボキシル基、アセチル基、プロパノイル
基、チオール基、アルキルチオ基(炭素数例えば1〜
8)(メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチル
チオ)、アミノ基、低級アルキルアミノ基(炭素数例え
ば1〜8)、ジ低級アルキルアミノ基(アルキル基の炭
素数例えば1〜8)などの置換基を1〜3個有していて
もよい。
は窒素等の複素原子を含む環状基である。複素環基の炭
素数は、例えば2〜15であってよい。複素環基におけ
る環構成原子の数は、例えば3〜20であってよい。複
素環基の例としては、ピリジル、チエニル、イミダゾリ
ル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピ
ロリジニル、ピペラジニル、モルホリニル等が挙げられ
る。
であってよい。アラルキル基の例としては、ベンジル、
フェネチルなどが挙げられる。R21とR22が一緒に
なって形成されるシクロアルキル基の炭素数は、例えば
3〜10であってよい。シクロアルキル基の例は、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシルなどである。
例えば1〜10であってよい。R2 4基の例は、メチ
ル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、
イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシルなどであ
る。
しては、トリメチルプロピルアンモニウム、トリメチル
ブチルアンモニウム、トリメチルヘキシルアンモニウ
ム、トリメチルメトキシメチルアンモニウム、トリメチ
ルフェニルアンモニウム、トリメチルシクロヘキシルア
ンモニウム、ジメチルエチルヘキシルアンモニウム、ト
リメチルベンジルアンモニウム、トリメチルビニルアン
モニウム、トリメチル(メトキシカルボニルエチル)ア
ンモニウム、トリメチルエチルアンモニウム、トリメチ
ル(ヒドロキシエチル)アンモニウム、トリエチルメチ
ルアンモニウム、ジエチルメチルヘキシルアンモニウ
ム、トリメチル(ペンタメチルフェニル)アンモニウ
ム、トリエチルベンジルアンモニウム、N−メチルブチ
ルピペリジニウム、N−ジメチルピペリジニウム、N−
メチルプロピルピペリジニウム、N−メチルプロピルピ
ロリジニウム、トリエチルブチルアンモニウム、トリエ
チルアミルアンモニウム、トリブチルメチルアンモニウ
ム、トリブチルフェニルアンモニウム、トリブチルベン
ジルアンモニウム、およびトリメチルアリルアンモニウ
ム等が挙げられる。
は、低融点(例えば、融点40℃以下)の常温溶融塩を
形成する非対称4級アンモニウムカチオンが特に好まし
い。カチオン成分の特に好ましい例として、トリメチル
プロピルアンモニウム、トリメチルブチルアンモニウ
ム、トリメチルメトキシメチルアンモニウム、トリメチ
ルメトキシエチルアンモニウムなどが挙げられる。
混合比率は、分岐ポリエーテルが3〜95重量%、特に
10〜90重量%、4級アンモニウム塩が97〜5重量
%、特に90〜10重量%であることが好ましい。
混合した複合物は、各種の電解質塩化合物の共存下、ポ
リマー電解質として使用することができる。電解質塩化
合物としては、金属陽イオン、アンモニウムイオン、ア
ミジニウムイオン、及びグアジニウムイオンから選ばれ
た陽イオンと、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオ
ン、過塩素酸イオン、チオシアン酸イオン、テトラフル
オロホウ素酸イオン、硝酸イオン、AsF6 −、PF6
−、ステアリルスルホン酸イオン、オクチルスルホン酸
イオン、ドデシルベンゼンスルホン酸イオン、ナフタレ
ンスルホン酸イオン、ドデシルナフタレンスルホン酸イ
オン、7,7,8,8−テトラシアノ−p−キノジメタ
ンイオン、X1SO3 −、[(X1SO2)(X2SO
2)N]−、[(X1SO2)(X2SO2)(X3S
O2)C]−、及び[(X1SO2)(X2SO2)Y
C]−から選ばれた陰イオンとなる化合物が挙げられ
る。但し、X1、X2、X3及びYは電子吸引性基であ
る。好ましくはX1、X2、及びX3は各々独立して炭
素数が1から6迄のパーフルオロアルキル基又はパーフ
ルオロアリール基であり、Yはニトロ基、ニトロソ基、
カルボニル基、カルボキシル基又はシアノ基である。X
1、X2、及びX3は各々同一であっても、異なってい
ても良い。
を用いることが出来る。好ましくはMn、Fe、Co、
Ni、Cu、Zn、及びAg金属から選ばれた金属の陽
イオンが用いられる。また、Li、Na、K、Rb、C
s、Mg、Ca及びBa金属から選ばれた金属の陽イオ
ンを用いても好ましい結果が得られる。電解質塩化合物
として前述の化合物を2種類以上併用することは自由で
ある。
としてはLi塩化合物が好ましく、より好ましくは過塩
素酸リチウム、四フッ化ホウ素リチウム、六フッ化リン
酸リチウム、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム、
ビストリフルオロメタンスルホン酸イミドリチウム(L
iTFSI)などが具体例として挙げられるがこれらに
限定されるものではない。また、ポリマー電解質には強
度向上や水分トラップのためのマグネシア、シリカ、ア
ルミナおよびチタン酸バリウムなどの無機酸化物微粒子
を混在させてもよい。
と4級アンモニウム塩の合計量100重量部に対して、
2〜400重量部、例えば5〜100重量部であってよ
い。ポリマー電解質は、一次電池または二次電池、例え
ばリチウム二次電池において使用できる。電池における
ポリマー電解質の厚さは、特に限定されるものではない
が、例えば、2μm〜2mmであってよい。
リチウム、ニッケル酸リチウム、スピネル型マンガン酸
リチウム或いはマンガンの一部をニッケルやコバルトで
置換したスピネル化合物、酸化バナジウム、層状マンガ
ン酸リチウム、硫化チタンおよびオリビン型リン酸鉄リ
チウムなどが挙げられる。負極として用いることの出来
る材料には特に制限がないが、炭素系材料、金属リチウ
ム、リチウムアルミニウム合金、ウッド合金、チタン及
びスズのリチウム複合酸化物などが挙げられる。
二次電池について実施例を挙げて具体的に説明する。実
施例におけるポリマー電解質の低温でのイオン伝導度
は、10℃における交流法による測定値を用い、また二
次電池の低温特性向上においては、充放電効率と充放電
容量が向上することを比較例を挙げて明らかにする。
で4.2Vと3.0Vの間で充放電試験を行い、充放電
容量と充放電効率の測定を行った。ここで、放電容量は
正極活物質単位重量当たりの放電容量(mAh/g)で
表わされ、充放電効率は放電容量/充電容量(%)で表
わされる。なお、本発明におけるポリマー電解質と二次
電池は下記の実施例に示したものに限定されるものでは
なく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して
実施できるものである。
ル6を以下の手順で合成した。脱水されたヘキサン中に
下記組成のモノマー成分を仕込み、有機錫−リン酸エス
テル縮合物触媒を用いて25℃で16時間かけてポリエ
ーテルの調製を行った。表1に得られた各ポリエーテル
の性状を示す。
ロマトグラフィーで測定を行い、標準ポリスチレン換算
による分子量を算出した。島津製作所(株)製RID-6
A測定装置と昭和電工(株)製カラム、ショウデックスK
D-807を用いた。ポリマー組成は1H核磁気共鳴ス
ペクトルを用いて確認した。融解熱量は示差走査熱量分
析(DSC)を用いて測定した。
り、EOはエチレンオキシド、POはプロピレンオキシド、
MGEはメチルグリシジルエーテル、AGEはアリルグリシジ
ルエーテル、GMAはメタクリル酸グリシジル、EM1はメト
キシエトシキエチルグリシジルエーテルおよびEM2は2-
(2-メトキシエトキシ)エチルグリシジルエーテルを表
す。表中のEO/EM1=85/15はエチレンオキシドとメト
キシエトシキエチルグリシジルエーテルの2元共重合体
を表し、共重合体中のモノマーのモル比率がエチレンオ
キシド:メトキシエトシキエチルグリシジルエーテル=
85:15であることを表す。同様にEO/EM2/AGE=8
6/11/3はエチレンオキシド、2-(2-メトキシエ
トキシ)エチルグリシジルエーテル及びアリルグリシジ
ルエーテルの3元共重合体を表し、共重合体中のモノマ
ーのモル比率がエチレンオキシド:2-(2-メトキシエ
トキシ)エチルグリシジルエーテル:アリルグリシジル
エーテル=86:11:3であることを表す。表中のポ
リマー6はポリエチレンオキシドを表す。
ム90重量部に電気化学工業(株)製アセチレンブラック
とポリフッ化ビニリデンを各々5重量部加え、N-メチ
ル-2-ピロリドン分散液中で1時間混合し、ペースト状
としてアルミニウム箔上に乾燥膜厚15μmとなるよう
均一に塗布し、130℃で2時間乾燥後、ロールプレス
機(サンク株式会社製チビロールプレス)でプレスし
た。得られたフィルム状電極から直径10mmの円板に
切り抜いて正極板を調製した。
8、粒子径25μm)90重量部にポリフッ化ビニリデ
ンを10重量部加え、N-メチル-2-ピロリドン分散液
中で1時間混合し、ペースト状として銅箔上に乾燥膜厚
20μmとなるよう均一に塗布し、130℃で2時間乾
燥後、ロールプレス機(サンク株式会社製チビロールプ
レス)でプレスした。得られたフィルム状電極から直径
10mmの円板に切り抜いて負極板を調製した。
ス(トリフルオロメタンスルホニウム)イミド(TMPA
−TFSI)およびリビストリフルオロメタンスルホン
酸イミドリチウム(LiTFSI)を重量比で1:1:
0.54となるように秤量した。秤量後、アセトニトリ
ルをポリエーテル100重量部に対して500重量部を
加えて均一になるまで撹拌混合した。混合溶液を2時間
静置して脱泡した後、PETフィルムに乾燥厚みが50μ
mとなるよう均一に塗布した。100℃で10分間加熱
して溶媒を除去後、80℃で24時間真空乾燥を行っ
た。これを電解質aとする。電解質aを直径15mmの
SUS316電極で挟み10℃にてイオン伝導度を測定
したところ7.7×10−5S/cmであった。
Iを重量比で1:1:0.54となるように秤量した。
秤量後、アセトニトリルをポリエーテル100重量部に
対して500重量部を加えて均一になるまで撹拌混合し
た。製造例1で調製した正極板と製造例2で調製した負
極板に調製した溶液を塗布し電解質組成物を充填した後
80℃で24時間真空乾燥を行った。この正負極間に、
実施例1で調製した電解質aを挟み3分間、圧着させた
後、コイン型セル2032に挿入し封缶した。作製した
コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は13
8mAh/g、効率は99.3%であった。
解質を作成した。これを電解質bという。実施例1と同
様にして電解質bのイオン伝導度を測定したところ、
6.2×10−5S/cmであった。
いた以外は実施例2と同様にしてコインセルを作製し
た。コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は
125mAh/g、効率は98.5%であった。
Iを重量比で1:1:0.54となるように秤量した。
ポリエーテル100重量部に対して500重量部のアセ
トニトリルを加えて均一に溶解させた後、架橋開始剤と
して過酸化ベンゾイルを1重量部、ビスマレイミド架橋
助剤を2重量部加えた。混合溶液を2時間静置して脱泡
した後PETフィルムに乾燥厚みが50μmとなるよう
均一に塗布した。100℃で10分間加熱して溶媒を除
去後、100℃で2時間加熱し架橋を行った。架橋後、
80℃で24時間真空乾燥を行い、これを電解質cとす
る。実施例1と同様にして電解質cのイオン伝導度を測
定したところ、7.5×10−5S/cmであった。
ス(トリフルオロメタンスルホニウム)イミド(TMPA
−TFSI)およびビストリフルオロメタンスルホン酸
イミドリチウム(LiTFSI)を重量比で1:1:
0.54となるように秤量した。秤量後、アセトニトリ
ルをポリエーテル100重量部に対して500重量部を
加えて均一になるまで攪拌混合した。製造例1で調製し
た正極板に調製した溶液を塗布し電解質組成物を充填し
た後80℃で24時間真空乾燥を行った。この正極板と
金属リチウム負極間に、実施例5で調製した電解質cを
挟み3分間、圧着させた後、コイン型セル2032に挿
入し封缶した。作製したコインセルの充放電試験を行っ
たところ放電容量は135mAh/g、効率は99.4
%であった。
解質を作成した。これを電解質dという。実施例1と同
様にして電解質dのイオン伝導度を測定したところ、
7.4×10−5S/cmであった。
いた以外は実施例6と同様にしてコインセルを作製し
た。コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は
132mAh/g、効率は99.2%であった。
解質を作成した。これを電解質eという。実施例3と同
様にして電解質eのイオン伝導度を測定したところ、
5.1×10−5S/cmであった。
いた以外は実施例6と同様にしてコインセルを作製し
た。コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は
122mAh/g、効率は98.2%であった。
Iを重量比で1:1:0.54となるように秤量した。
秤量後、アセトニトリルをポリエーテル100重量部に
対して500重量部を加えて均一になるまで撹拌混合し
た。混合溶液を2時間静置して脱泡した後、PETフィ
ルムに乾燥後厚みが50μmになるように塗工した。1
00℃で10分間加熱して溶媒を除去後、80℃で24
時間真空乾燥を行った。これを電解質fとする。電解質
fを直径15mmのSUS316電極で挟み10℃にて
イオン伝導度を測定したところ7.3×10−6S/c
mであった。
いた以外は実施例4と同様にしてコインセルを作製し
た。コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は
68mAh/g、効率は61.2%であった。
Iを重量比で1:4:1となるように秤量した。ポリエ
ーテル100重量部に対して300重量部のアセトニト
リルを加えて均一に溶解させた後、架橋開始剤として過
酸化ベンゾイルを1重量部、ビスマレイミド架橋助剤を
2重量部加えた。混合溶液を2時間静置して脱泡した
後、PETフィルムに乾燥後厚みが50μmになるように
塗工した。100℃で10分間加熱して溶媒を除去後、
100℃で2時間加熱し架橋を行った。架橋後、80℃
で24時間真空乾燥を行い、これを電解質gとする。実
施例1と同様にして電解質gのイオン伝導度を測定した
ところ、1.7×10−4S/cmであった。
Iを重量比で1:4:1となるように秤量した。ポリエ
ーテル100重量部に対して300重量部のアセトニト
リルを加えて均一に溶解させた。製造例1で調製した正
極板と製造例2で調製した負極板に調製した溶液を塗布
し電解質組成物を充填した後80℃で24時間真空乾燥
を行った。この正負極間に、実施例11で調製した電解
質gを挟み3分間、圧着させた後、コイン型セル203
2に挿入し封缶した。作製したコインセルの充放電試験
を行ったところ放電容量は139mAh/g、効率は9
9.4%であった。
ム−ビス(トリフルオロメタンスルホニウム)イミド(T
MMMA−TFSI)およびLiTFSIを重量比で
1:4:1となるように秤量した。それ以外は実施例1
1と同様にして電解質を得た。これを電解質hとする。
実施例1と同様にして電解質hのイオン伝導度を測定し
たところ、2.8×10−4S/cmであった。
ム−ビス(トリフルオロメタンスルホニウム)イミド(T
MMMA−TFSI)およびLiTFSIを重量比で
1:4:1となるように秤量した。それ以外は実施例1
2と同様にして正負極を調製した。この正負極と電解質
hを用いて実施例13と同様にコインセルを作製した。
コインセルの充放電試験を行ったところ放電容量は13
8mAh/g、効率は99.3%であった。
優れていて、かつ高いイオン伝導性をもつ分岐ポリエー
テルと難燃性、不揮発性かつ高いイオン導電性を持つ4
級アンモニウム塩系常温溶融塩を使用した本発明のポリ
マー電解質は、低温での優れたイオン導電性を有し、該
電解質を用いたリチウム二次電池は漏液とそれに伴う漏
液とそれに伴う周辺機器の汚損・侵蝕、電気回路の短絡
等の問題がない点で安全性が高く、高電圧充電が可能
で、かつ、低温での優れた充放電効率と高い放電容量を
併せ持つ優れた二次電池として機能するものである。
Claims (10)
- 【請求項1】 分岐ポリエーテル、常温溶融性の4級ア
ンモニウム塩および電解質塩化合物を混合してなるポリ
マー電解質。 - 【請求項2】 分岐ポリエーテルの融解熱量が40J/
g以下であり、重量平均分子量が100,000以上で
ある請求項1に記載のポリマー電解質。 - 【請求項3】 分岐ポリエーテルが、ポリエーテル主鎖
の炭素原子に、2つ以上の原子から構成される置換基が
結合しているポリエーテルである請求項1または2に記
載のポリマー電解質。 - 【請求項4】 分岐ポリエーテルが、式(i): −CH2-CH2-O− (i) で示される繰り返し単位、および式(ii): −CH2-CHR11-O− (ii) [式中、R11は、メチル基または−CH2−O−(CH
2−CH2−O)p−A基(Aは炭素数1〜10のアル
キル基、pは0〜10の整数である。)である。]で示
される繰り返し単位を有する請求項1〜3のいずれかに
記載のポリマー電解質。 - 【請求項5】 分岐ポリエーテルが、さらに、式(ii
i): −CH2−CHZ−O− (iii) [式中、Zは反応性官能基を表す。]で示される繰り返
し単位を有する請求項1〜4のいずれかに記載のポリマ
ー電解質。 - 【請求項6】 分岐ポリエーテルが、反応性官能基を利
用して架橋された架橋物である請求項1〜5のいずれか
に記載のポリマー電解質。 - 【請求項7】 4級アンモニウム塩のカチオン成分が、
下記式(I): N+R21R22R23R24 (I) [式中、R21、R22、R23は同一又は異なってい
てもよく、低級アルキル基、アリール基、複素環基また
はアラルキル基を表す。R21とR22は一緒にシクロ
アルキル基を形成してもよい。R24はアルキル基を表
す。]で示される4級アンモニウムカチオンである請求
項1〜6のいずれかに記載のポリマー電解質。 - 【請求項8】 4級アンモニウム塩のアニオン成分が、
N(CF3SO2) 2 −、N(C2F5SO2)2 −、
CF3SO3 −、BF4 −、およびPF6 −からなる群
から選ばれる請求項1〜6のいずれかに記載のポリマー
電解質。 - 【請求項9】 電解質塩化合物がリチウム塩である請求
項1〜8のいずれかに記載のポリマー電解質。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のポリ
マー電解質を用いたポリマー二次電池。
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- 2002-02-04 JP JP2002026792A patent/JP2003229021A/ja active Pending
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