JP2003227998A - 走査光学系 - Google Patents

走査光学系

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JP2003227998A
JP2003227998A JP2002026590A JP2002026590A JP2003227998A JP 2003227998 A JP2003227998 A JP 2003227998A JP 2002026590 A JP2002026590 A JP 2002026590A JP 2002026590 A JP2002026590 A JP 2002026590A JP 2003227998 A JP2003227998 A JP 2003227998A
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大輔 是枝
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/125Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴーストの発生を防止するために少なくとも
1のレンズ面を基準走査面から偏心させても、走査線の
ボウのみならず、走査線の傾きや波面の発生を抑えるこ
とができるとともに、像面湾曲を良好に補正することが
できる走査光学系を、提供する。 【解決手段】走査光学光学系5は、ポリゴンミラー4側
に凹面を向けた正メニスカスのプラスチックレンズであ
る第1レンズ6と、ポリゴンミラー4側に平面を向けた
平凸のガラスレンズである第2レンズ7とから、構成さ
れている。第1レンズ6の両レンズ面は、ともに、主走
査方向の断面形状が設計上の光学面基準軸からの主走査
方向の距離の関数,副走査方向の断面の曲率が光学面基
準軸からの主走査方向の距離の関数として夫々独立に定
義される非球面であり、夫々、副走査方向において、そ
の光学面基準軸が基準走査面に対して平行且つ逆方向に
シフトすることによって、偏心している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックレン
ズを含む2枚構成であって面間反射ゴースト防止がなさ
れている走査光学系に、関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタやレーザースキャ
ナやバーコードリーダに用いられる走査装置は、レーザ
光源から射出されたレーザービームを、ポリゴンミラー
等の光偏向器によって、等角速度で偏向しながら反射さ
せ、主走査方向(光偏向器による偏向に伴う光スポット
の移動方向)においてfθ特性を有する走査光学系によ
って、被走査面上を等速で直進する光スポットとして収
束させる。
【0003】なお、光偏向器の各反射面の面倒れに因る
被走査面上での光スポットの副走査方向(主走査方向に
直交する方向)へのズレをキャンセルする(面倒れ補正
の)ために、レーザ光源から射出されて平行光とされた
レーザービームを、光偏向器よりも前に配置したシリン
ドリカルレンズによって、副走査方向において光偏向器
の反射面上に一旦収束させ、走査光学系によって、副走
査平面内で光偏向器の反射面と被走査面とを共役にする
構成も、一般に採用されている。従って、多くの走査光
学系は、上述した主走査方向におけるfθ特性の他、副
走査方向において偏向器の反射面と被走査面とを共役に
する機能をも、兼ね備えている。
【0004】以上のような機能を有する走査光学系は、
以前は、複数のガラスレンズのみから構成されていた。
そして、各ガラスレンズの各レンズ面には、伝統的な手
法により、反射防止のためのコーティングが施されてい
た。従って、各レンズ面において反射された迷光が被走
査面に達することに因って生じるゴーストは、あまり問
題にはならなかった。
【0005】ところが、最近では、低コスト化のため
に、ガラスレンズに代えてプラスチックレンズを採用す
ることが、多くなってきている。その場合、技術的な問
題やコスト上の問題に拠り、プラスチックレンズの各レ
ンズ面には反射防止コートが施されない場合がある。そ
の結果、プラスチックレンズを一部又は全部に採用した
走査光学系は、ガラスレンズのみからなる走査光学系に
比べて、各レンズ面間で反射光が生じる比率が格段に高
くなるので、ゴーストが画質(レーザビームプリンタの
場合)や読取品質(レーザスキャナの場合)に与える悪
影響の度合いが非常に大きくなる。
【0006】そのため、従来、プラスチックレンズを一
部又は全部に採用した走査光学系において面間反射に因
るゴーストを防止するためのアイデアが、各種提案され
ている。そのうちの一つが、本出願人によって提案され
た特開平7−230051号公報記載のものである。即
ち、この公報には、走査光学系を構成するプラスチック
レンズの所定レンズ面を基準走査面(走査光学系への入
射前におけるレーザビームのビーム軸が走査によって通
過する面)から副走査方向へ偏心させる事と、それに因
って生ずるボウ(被走査面上における光スポットの軌跡
である走査線の湾曲)を補正するために別のレンズ面を
逆方向に偏心させる事が、開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報記載の各実施例のうち、特に、2枚構成のもの
は、レンズ面が4枚しかないのにも拘わらず、単純な球
面,シリンドリカル面又はアナモフィック面形状のレン
ズ面を偏心させるだけのものであったので、性能の点に
おいて十分とは言えなかった。即ち、比較的光偏向器の
近傍に配置される2枚のレンズのみから構成される走査
光学系は、上述の面倒れ補正のため副走査方向に強いパ
ワーを持つ必要がある。このような副走査方向に強いパ
ワーを持つ単純な形状の球面等を偏心させようとする
と、走査線のボウが補正できたとしても、走査線の傾き
や、波面のねじれ等の発生を抑えることができなくなっ
てしまう。このような走査線の傾きや波面のねじれが発
生してしまうと、印字や読取品質に悪影響が生じてしま
う。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、プラスチックレンズを一部又は全部に
含む2枚構成でありながら、ゴーストの発生を防止する
ために少なくとも1のレンズ面を基準走査面から偏心さ
せていても、走査線のボウのみならず、走査線の傾きや
波面の発生を抑えることができるとともに、像面湾曲を
良好に補正することができる走査光学系の提供を、課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に案出された本発明による走査光学系は、光偏向器によ
って主走査方向に偏向される光束を被走査面上に収束さ
せるための走査光学系であって、少なくとも1枚のプラ
スチックレンズを含む互いに分離されて配置された2枚
のレンズから構成され、前記プラスチックレンズにおけ
る少なくとも2つのレンズ面は、夫々、主走査平面内の
形状が設計上の光学面基準軸からの主走査方向の距離の
関数,前記主走査平面に直交する副走査平面内の曲率が
光学面基準軸からの主走査方向の距離の関数として夫々
独立に定義される非球面形状を有し、前記非球面形状を
有するレンズ面のうちの少なくとも一つレンズ面は、そ
の光学面基準軸が、副走査方向において前記光束の軸か
ら偏心していることを、特徴とする。
【0010】本発明において、このような構成を採用し
たのは、以下の理由による。即ち、本発明においても、
上述した従来のものと同様に、4つのレンズ面のうちの
少なくとも1つのレンズ面を副走査平面内で光束の軸か
ら偏心させることによって、各レンズ面にて生じた反射
光を正規光に対し副走査方向に飛ばし、これによって、
その反射光が被走査面に達することに起因して生ずる面
間反射ゴーストを、防止している。このようにレンズ面
を偏心させるにしても、ガラスレンズの一方のレンズ面
を他方のレンズ面に対して偏心させることは、加工上の
理由に依り困難である。従って、走査光学系を構成する
少なくとも1枚のプラスチックの何れかのレンズ面を偏
心させるのが、現実的である。
【0011】また、被走査面近傍に副走査方向のパワー
を担当する長尺レンズを持たない2枚構成の走査光学系
であると、比較的光偏向器近傍に配置されるこれら2枚
のレンズの何れかの面が副走査方向のパワーを大きく持
たざるを得ず、他方、上記面間反射ゴーストを防止する
には、副走査方向の大きなパワーを持った面を偏心させ
る必要がある。
【0012】さらに、像面湾曲を補正するには、上記定
義による非球面形状のレンズ面が必要になるが、このよ
うな非球面形状をガラス面に形成することは困難である
ので、プラスチックレンズのレンズ面をこのような非球
面形状にせざるを得ない。
【0013】以上の条件を勘案すると、走査光学系を構
成する1枚のプラスチックレンズの一方のレンズ面の形
状を上記定義による非球面形状とし、そのレンズ面を光
束の軸から偏心させることが、最も合理的である。
【0014】但し、このようにして1つのレンズ面を光
束の軸から偏心させると、上述したように、走査線のボ
ウ,走査線の傾き,波面のねじれ等の問題が生じる。そ
こで、本発明においては、走査光学系を構成する何れか
のプラスチックレンズにおける上記偏心させたレンズ面
とは異なるレンズ面の形状をも、上記定義による非球面
形状としたのである。その結果、本発明によると、2枚
構成の走査光学系においても、面間反射ゴーストを防止
することができ、しかも、像面湾曲を補正することがで
きるとともに、走査線のボウ,走査線の傾き及び波面の
ねじれの発生を抑制することができる。
【0015】上記定義による非球面の光学面基準軸は、
光束の軸に対してシフト(平行ずれ)することによって
偏心していても良いし、チルト(傾斜)することによっ
て偏心していても良い。但し、金型加工の容易さを考慮
すると、光学面基準軸を光束の軸からシフトさせること
が、より好ましい。
【0016】なお、光学面基準軸を光束の軸からシフト
させる場合には、上記定義による非球面形状を有する2
つのレンズ面における夫々の光学面基準軸の前記副走査
方向における前記光束の軸からの偏心量をδ1,δ2と
して(単位:mm)、条件式 1.0<|δ1−δ2|<3.0 ……(1) を満たすことが望ましい。この条件式(1)の下限を超
えると、面間反射ゴーストの対策としては不十分であ
り、この条件式(1)の上限を超えると、偏心量が大き
くなりすぎて走査光学系としての本来の性能を十分満足
させることが難しくなるからである。
【0017】本発明においては、走査光学系は、少なく
とも1枚のプラスチックレンズを含む2枚のレンズから
構成されていれば良いので、プラスチックレンズとガラ
スレンズとから構成されても良いし、2枚のプラスチッ
クレンズから構成されても良い。前者の場合、プラスチ
ックレンズの両レンズ面が上記定義による非球面として
加工され、少なくとも一方のレンズ面の光学面基準軸が
光束の軸から偏心されることになる。なお、この場合に
は、プラスチックレンズの両レンズ面の光学面基準軸同
士が互いに偏心していても良いし、両レンズ面の光学面
基準軸同士が違いに偏心していないプラスチックレンズ
が光束の軸から偏心して配置されていても良い。後者の
場合、上記定義による2つの非球面が同じレンズの両レ
ンズ面に形成されていても良いし、2枚のレンズに夫々
1面づつ形成されていても良い。
【0018】走査光学系がガラスレンズとプラスチック
レンズとから構成される場合には、前記ガラスレンズの
2つのレンズ面を夫々平面及びトーリック面とし、前記
ガラスレンズの単独の焦点距離をfgz,走査光学系全
体の焦点距離をfzとして、条件式 0.7<fgz/fz<1.8 ……(2) を満たすようにしても良い。ガラスレンズの一方のレン
ズ面を平面とすれば、加工が容易になるが、条件式
(2)の下限を超えると、トーリック面の感度が高くな
って加工性が悪くなり、条件式(2)の上限を超える
と、プラスチックレンズの副走査方向の屈折率が大きく
なるので温度変化に依る性能の劣化が大きくなるからで
ある。
【0019】本発明は、走査光学系の副走査方向の倍率
をmとして、条件式 1.0<|m|<4.0 ……(3) を満たす光学系に適用すると効果的である。この条件式
を満たす光学系では、光偏向器に近いところに設けられ
る面の副走査方向のパワーが強くなるので偏心による収
差の発生が大きく、本発明を適用することにより面間反
射ゴーストを防止しつつ走査線のボウ,傾き及び波面の
ねじれの発生を抑制することができる。条件式(3)の
下限を超えると走査光学系全体が大型化し、上限を超え
るとレンズの取り付け感度が高くなり製造し難くなる。
【0020】なお、この明細書では被走査面上で光束が
走査する方向を主走査方向、これに直交する方向を副走
査方向とする。また、主走査方向において走査範囲の中
心に向かうビームの中心軸を基準ビーム軸と呼び、主走
査方向に平行でかつ基準ビーム軸を含む面を主走査平
面、主走査平面と主走査方向に直交する面を副走査平面
とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による走査光学系の
実施の形態を、説明する。
【0022】図1,図7,図13,図19は、本発明に
よる走査光学系の実施の形態である走査装置の主走査平
面における光学構成の説明図である。また、図2,図
8,図14,図20は、この走査装置の副走査平面にお
ける光学構成の説明図である。これら各図において、半
導体レーザー等の光源1から発してコリメートレンズ2
により平行光束とされたレーザービームは、副走査方向
にのみパワーを持つシリンドリカルレンズ3を介して、
ポリゴンミラー(光偏向器)4の反射面4aに入射し、反
射面4aによって走査・偏向されて、2枚構成の走査光
学系5を介して被走査面8上に収束されて、主走査方向
に走査するスポットを形成する。
【0023】シリンドリカルレンズ3は、光源1から発
するレーザービームをポリゴンミラー4の反射面4aの
近傍で線状に結像させるために、副走査方向に正のパワ
ーを有する。
【0024】ポリゴンミラー4は、正多角柱形状を有し
ており、その中心軸と平行な各側面が、反射面4aとし
て形成されている。そして、シリンドリカルレンズ3を
透過したレーザービームを各反射面4aによって反射し
つつ、その中心軸を回転軸として回転することにより、
反射光を等角速度で偏向する。なお、このポリゴンミラ
ー4に面倒れがない場合に、その各反射面4aよって偏
向されたレーザービームの中心軸が通過する平面が、主
走査平面である。また、主走査方向において走査範囲の
中心に向かうレーザービームのビーム軸を、以下、「基
準ビーム軸Ax」と称する。
【0025】走査光学系5は、副走査方向においてポリ
ゴンミラー4の反射面4a近傍で線状に結像された光束
を、その入射角如何に関わらず、その光軸に対して垂直
な被走査面8上に再結像させる。即ち、走査光学系5
は、副走査方向において、反射面4aと被走査面8とを
ほぼ共役とする機能を有するとともに、主走査方向にお
いて、平行光束であるレーザービームをその入射角如何
に関わらず平面である被走査面8上に収束させる像面湾
曲補正機能及び等角速度で偏向されるレーザービームを
被走査面8上において等速移動させるfθ特性を有して
いる。
【0026】被走査面8は、基準ビーム軸Axに対して
垂直に配置されている。
【0027】以下、走査光学系5の具体的構成を表す4
つの実施例を、順に説明する。何れの実施例も、上述し
た走査光学系5の基本的機能を、備えている。
【0028】
【実施例1】第1実施例による走査光学系5の形状は、
図1及び図2に示されている。これら各図に示されるよ
うに、走査光学系5の第1実施例は、ポリゴンミラー4
側から被走査面8側に向けて順に、ポリゴンミラー4側
に凹面を向けた正メニスカスレンズであるプラスチック
製の第1レンズ6と、ポリゴンミラー4側に平面を向け
た平凸レンズであるガラス製の第2レンズ7とから、構
成されている。
【0029】この第1レンズ6のポリゴンミラー4側の
レンズ面(第1面)6a,及び、被走査面8側のレンズ
面(第2面)6bは、共に、主走査平面内の形状が設計
上の光学面基準軸からの主走査方向の距離の関数,副走
査平面内の曲率が光学面基準軸からの主走査方向の距離
の関数として夫々独立に定義される非球面(以下、「ア
ナモフィック非球面」と称する)である。この第1レン
ズ6の各レンズ面(第1面6a,第2面6b)は、その
光学面基準軸が基準ビーム軸Axに対して副走査方向へ
シフトすることによって、偏心している。
【0030】また、第2レンズ7のポリゴンミラー4側
のレンズ面(第3面)7aは、平面であり、第2レンズ
7の被走査面8側のレンズ面(第4面)7bは、主走査
方向及び副走査方向において共に正のパワーを持ち、主
走査平面内にある曲線を主走査方向と平行な軸を中心に
回転させてできるトーリック面である。
【0031】以下の表1は、第1実施例におけるポリゴ
ンミラー4の反射面4aから被走査面8まで構成を示
す。表中において、「焦点距離」は走査光学系5全体の
主走査方向の焦点距離であり、「走査幅」は、ポリゴン
ミラー4の各反射面4aにて反射されて走査光学系5を
透過するレーザービームによって被走査面8上に形成さ
れる走査線の幅であり、fzは走査光学系5全体の副走
査方向の焦点距離であり、fgzはガラス製第2レンズ
7単独の副走査方向の焦点距離であり、mは走査光学系
5の副走査方向の倍率である。
【0032】また、δ1は第1面6aの光学面基準軸の
基準ビーム軸Axに対する副走査方向へのシフト量)で
あり、δ2は第2面6bの光学面基準軸の基準ビーム軸
Axに対する副走査方向へのシフト量)であり、「L
2」は第3面7a及び第4面7b(即ち、第2レンズ7
全体)の光学面基準軸の基準走査面(基準ビーム軸A
x)に対する副走査方向へのシフト量である。但し、シ
フト量の極性が正である場合には、そのレンズ面の光学
面基準軸が図2における上側に偏心していることを示
し、負である場合には、そのレンズ面の光学面基準軸が
図2における下側に偏心していることを示す。
【0033】また、「No」は、各面の面番号(0:反
射面4a,1:第1面6a,2:第2面6b,3:第3
面7a,4:第4面7b)であり、「R」は、その面の
主走査方向における近軸曲率半径であり、「Rz」は、
その面の副走査方向における近軸曲率半径であり(平面
の場合には省略)、「面間隔」は、その面の極(その面
に対する光学面基準軸がその面を通過する点)から次の
面の極までの基準ビーム軸Axと平行な方向における距
離(但し、第4面7bについては、その面の極から被走
査面8までの距離)であり、「N」は、その面から次の
面までの間における媒質の屈折率(空気の場合には省
略)である。
【0034】
【表1】
【0035】なお、上述したように定義されるアナモフ
ィック非球面の主走査平面内の形状は、主走査方向にお
ける光学面基準軸からの距離をy、累進トーリック非球
面上における光学面基準軸からの距離がyとなる座標点
の当該累進トーリック非球面対象面に対する光学面基準
軸上での接平面からの距離(サグ量)をx(y)として、下
記式(4)によって表される。
【0036】 x(y)=cy2/(1+√(1-(κ+1)c2y2))+A4y4+A6y6+A8y8 ……(4) 但し、cはアナモフィック非球面の主走査方向における
近軸曲率(=1/R)であり、κは円錐係数であり、
A4,A6,A8は夫々4次,6次,8次の非球面係数であ
る。また、主走査方向の各位置yにおける副走査平面内
の曲率半径Rz(y)は、下記式(5)によって表される。
【0037】 1/Rz(y)=1/Rz+B1y+B2y2+B3y3+B4y4+B5y5+B6y6 ……(5) 但し、B1,B2,B3,B4,B5,B6は、夫々1次,2次,3
次,4次,5次,6次の非球面係数である。
【0038】第1実施例においてアナモフィック非球面
である第1面6a及び第2面6bについて上記式(4)
及び式(5)に適用される各係数は、表2に列挙されて
いる。
【0039】
【表2】
【0040】図3乃至図6は、第1実施例の性能を示す
グラフである。このうち、図3は、fθ特性図(理想的
なfθ特性に対する実際のスポット位置のズレ)であ
り、図4は、像面湾曲図(焦点位置の近軸像面からの光
軸方向のズレ、実線が副走査方向,破線が主走査方向)
であり、図5は、波面収差図(波面収差のRMS)であ
り、図6は、走査線湾曲図(スポット位置の、理想位置
からの副走査方向のズレ)である。各図において、縦軸
は主走査方向の像高Y(単位:mm)を示す。また、図5
の横軸はrms(単位:λ)を示し、他の図の横軸は収
差量(単位:mm)を示す。
【0041】
【実施例2】第2実施例による走査光学系5の形状は、
図7及び図8に示されている。これら各図に示されるよ
うに、走査光学系5の第2実施例は、ポリゴンミラー4
側から被走査面8側に向けて順に、ポリゴンミラー4側
に凹面を向けた正メニスカスレンズであるプラスチック
製の第1レンズ6と、ポリゴンミラー4側に平面を向け
た平凸レンズであるガラス製の第2レンズ7とから、構
成されている。
【0042】この第1レンズ6のポリゴンミラー4側の
レンズ面(第1面)6a,及び、被走査面8側のレンズ
面(第2面)6bは、共に、アナモフィック非球面であ
る。
【0043】この第1レンズ6の各レンズ面(第1面6
a,第2面6b)は、その光学面基準軸が基準ビーム軸
Axに対して副走査方向へシフトすることによって、偏
心している。
【0044】また、第2レンズ7のポリゴンミラー4側
のレンズ面(第3面)7aは、平面であり、第2レンズ
7の被走査面8側のレンズ面(第4面)7bは、トーリ
ック面である。
【0045】以下の表3は、第2実施例におけるポリゴ
ンミラー4の反射面4aから被走査面8まで構成を示
す。表中の各文言及び記号の意味は、上述した表1のも
のと同じであるので、その説明を省略する。
【0046】
【表3】
【0047】また、第2実施例においてアナモフィック
非球面である第1面6a及び第2面6bについて上記式
(4)及び式(5)に適用される各係数は、表4に列挙
されている。
【0048】
【表4】
【0049】図9乃至図12は、第2実施例の性能を示
すグラフである。このうち、図9はfθ特性図であり、
図10は像面湾曲図であり、図11は波面収差図であ
り、図12は走査線湾曲図である。
【0050】
【実施例3】第3実施例による走査光学系5の形状は、
図13及び図14に示されている。これら各図に示され
るように、走査光学系5の第3実施例は、ポリゴンミラ
ー4側から被走査面8側に向けて順に、ポリゴンミラー
4側に平面を向けた平凸レンズであるガラス製の第1レ
ンズ6と、近軸部分では両凸の正レンズであるプラスチ
ック製の第2レンズ7とから、構成されている。
【0051】この第1レンズ6のポリゴンミラー4側の
レンズ面(第1面)6aは、平面であり、第1レンズ6
の被走査面8側のレンズ面(第2面)6bは、トーリッ
ク面である。
【0052】また、第2レンズ7のポリゴンミラー4側
のレンズ面(第3面)7a,及び、被走査面8側のレン
ズ面(第4面)7bは、共に、アナモフィック非球面で
ある。この第2レンズ7の各レンズ面(第3面7a,第
4面7b)は、その光学面基準軸が基準ビーム軸Axに
対して副走査方向へシフトすることによって、偏心して
いる。
【0053】以下の表5は、第3実施例におけるポリゴ
ンミラー4の反射面4aから被走査面8まで構成を示
す。表中の各文言及び記号の意味は、上述した表1のも
のと同じであるので、その説明を省略する。但し、fg
zはガラス製第1レンズ6単独の副走査方向の焦点距離
である。また、「L1」は第1面6a及び第2面6b
(即ち、第1レンズ6全体)の光学面基準軸の基準ビー
ム軸Axに対する副走査方向へのシフト量であり、δ1
は第3面7aの光学面基準軸の基準ビーム軸Axに対す
る副走査方向へのシフト量であり、δ2は第4面7bの
光学面基準軸の基準ビーム軸Axに対する副走査方向へ
のシフト量である。
【0054】
【表5】
【0055】また、第3実施例においてアナモフィック
非球面である第3面7a及び第4面7bについて上記式
(4)及び式(5)に適用される各係数は、表6に列挙
されている。
【0056】
【表6】
【0057】図15乃至図18は、第3実施例の性能を
示すグラフである。このうち、図15はfθ特性図であ
り、図16は像面湾曲図であり、図17は波面収差図で
あり、図18は走査線湾曲図である。
【0058】
【実施例4】第4実施例による走査光学系5の形状は、
図19及び図20に示されている。これら各図に示され
るように、走査光学系5の第4実施例は、ポリゴンミラ
ー4側から被走査面8側に向けて順に、ポリゴンミラー
4側に平面を向けた平凸レンズであるガラス製の第1レ
ンズ6と、近軸部分では両凸の正レンズであるプラスチ
ック製の第2レンズ7とから、構成されている。
【0059】この第1レンズ6のポリゴンミラー4側の
レンズ面(第1面)6aは、平面であり、第1レンズ6
の被走査面8側のレンズ面(第2面)6bは、トーリッ
ク面である。
【0060】また、第2レンズ7のポリゴンミラー4側
のレンズ面(第3面)7a,及び、被走査面8側のレン
ズ面(第4面)7bは、共に、アナモフィック非球面で
ある。但し、この第4実施例における第2レンズ7の各
レンズ面(第3面7a,第4面7bは、上記実施例1乃
至3のプラスチックレンズの各レンズ面の光学面基準軸
が基準ビーム軸Axに対して副走査方向へシフトするこ
とによって偏心しているのとは異なり、その光学面基準
軸が副走査平面内で基準ビーム軸Axに対して傾く(チ
ルトする)ことによって偏心している。
【0061】以下の表7は、第4実施例におけるポリゴ
ンミラー4の反射面4aから被走査面8まで構成を示
す。表中の各文言及び記号の意味は、上述した表1のも
のと同じであるので、その説明を省略する。但し、fg
zはガラス製第1レンズ6単独の副走査方向の焦点距離
である。また、「L1」は第1面6a及び第2面6b
(即ち、第1レンズ6全体)の光学面基準軸の基準ビー
ム軸Axに対する副走査方向へのシフト量であり、「δ
1」は第3面7aの光学面基準軸の基準ビーム軸Axに
対する副走査方向への傾斜角であり、「δ2」は第4面
7bの光学面基準軸の基準走査面(基準ビーム軸Ax)
に対する副走査方向への傾斜角である。傾斜角が負の極
性を有していることは、そのレンズ面の光学面基準軸が
基準ビーム軸に対し図20における時計回り方向へ傾斜
していることを示す。
【0062】
【表7】
【0063】また、第4実施例においてアナモフィック
非球面である第3面7a及び第4面7bについて上記式
(4)及び式(5)に適用される各係数は、表8に列挙
されている。
【0064】
【表8】
【0065】図21乃至図24は、第4実施例の性能を
示すグラフである。このうち、図21はfθ特性図であ
り、図22は像面湾曲図であり、図23は波面収差図で
あり、図24は走査線湾曲図である。
【0066】上記表1,3,5,7に列挙された各実施
例の構成を示すデータに基づいて算出した上記各条件式
(1)〜(3)の値を、表9に示す。
【0067】
【表9】
【0068】この表9に示された各値から明らかなよう
に、本実施形態における何れの実施例も、各条件式
(1)〜(3)を満足している。そのため、各グラフに
示されるように、各実施例は、像面湾曲が良好に補正さ
れて走査光学系としての十分な性能を発揮しており、し
かも、レンズ面の偏心に伴う走査線のボウや傾き,波面
収差のねじれ等の発生が抑えられている。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の走査光学
系によれば、プラスチックレンズを一部又は全部に含む
2枚構成でありながら、ゴーストの発生を防止するため
に少なくとも1のレンズ面を基準走査面から偏心させて
も、走査線のボウのみならず、走査線の傾きや波面の発
生を抑えることができるとともに、像面湾曲を良好に補
正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例による走査光学系を含む本発明の
実施形態の主走査方向における光学構成図
【図2】 第1実施例による走査光学系の副走査方向に
おける光学構成図
【図3】 第1実施例の走査光学系のfθ特性図
【図4】 第1実施例の走査光学系の像面湾曲図
【図5】 第1実施例の走査光学系の波面収差図
【図6】 第1実施例の走査光学系の走査線湾曲図
【図7】 第2実施例による走査光学系を含む本発明の
実施形態の主走査方向における光学構成図
【図8】 第2実施例による走査光学系の副走査方向に
おける光学構成図
【図9】 第2実施例の走査光学系のfθ特性図
【図10】 第2実施例の走査光学系の像面湾曲図
【図11】 第2実施例の走査光学系の波面収差図
【図12】 第2実施例の走査光学系の走査線湾曲図
【図13】 第3実施例による走査光学系を含む本発明
の実施形態の主走査方向における光学構成図
【図14】 第3実施例による走査光学系の副走査方向
における光学構成図
【図15】 第3実施例の走査光学系のfθ特性図
【図16】 第3実施例の走査光学系の像面湾曲図
【図17】 第3実施例の走査光学系の波面収差図
【図18】 第3実施例の走査光学系の走査線湾曲図
【図19】 第4実施例による走査光学系を含む本発明
の実施形態の主走査方向における光学構成図
【図20】 第4実施例による走査光学系の副走査方向
における光学構成図
【図21】 第4実施例の走査光学系のfθ特性図
【図22】 第4実施例の走査光学系の像面湾曲図
【図23】 第4実施例の走査光学系の波面収差図
【図24】 第4実施例の走査光学系の走査線湾曲図
【符号の説明】
4 ポリゴンミラー 5 走査光学系 6 第1レンズ 7 第2レンズ 8 被走査面
フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 BA13 BA86 BB14 2H045 BA02 CA34 CA55 CA68 CB63 DA02 2H087 KA19 LA22 NA18 PA02 PA17 PB02 QA01 QA03 QA07 QA12 QA13 QA21 QA33 QA34 QA41 RA05 RA12 RA13 UA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光偏向器によって主走査方向に偏向される
    光束を被走査面上に収束させるための走査光学系であっ
    て、 少なくとも1枚のプラスチックレンズを含む互いに分離
    されて配置された2枚のレンズから構成され、 前記プラスチックレンズの2つのレンズ面は、夫々、主
    走査平面内の形状が設計上の光学面基準軸からの主走査
    方向の距離の関数,前記主走査平面に直交する副走査平
    面内の曲率が光学面基準軸からの主走査方向の距離の関
    数として夫々独立に定義される非球面形状を有し、 前記非球面形状を有するレンズ面のうちの少なくとも一
    つのレンズ面は、その光学面基準軸が、副走査平面内で
    前記光束の軸から偏心していることを特徴とする走査光
    学系。
  2. 【請求項2】前記光束の軸から偏心している光学面基準
    軸は、副走査平面内で前記光束の軸に対し平行にシフト
    していることを特徴とする請求項1記載の走査光学系。
  3. 【請求項3】前記非球面形状を有する2つのレンズ面に
    おける夫々の光学面基準軸の前記副走査平面内での前記
    光束の軸からの偏心量をδ1,δ2とした場合に、下記
    式(1)を満たすことを特徴とする請求項2記載の走査
    光学系。 1.0<|δ1−δ2|<3.0 [mm] ……(1)
  4. 【請求項4】1枚のプラスチックレンズと1枚のガラス
    レンズとから構成され、 前記ガラスレンズの2つのレンズ面は夫々平面及びトー
    リック面であり、 前記ガラスレンズの単独の副走査方向の焦点距離をfg
    z,走査光学系全体の副走査方向の焦点距離をfzとし
    た場合に、下記式(2)を満たすことを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の走査光学系。 0.7<fgz/fz<1.8 ……(2)
  5. 【請求項5】前記光偏向器から、プラスチックレンズ,
    ガラスレンズの順に配置されていることを特徴とする請
    求項4記載の走査光学系。
  6. 【請求項6】前記光偏向器から、ガラスレンズ,プラス
    チックレンズの順に配置されていることを特徴とする請
    求項4記載の走査光学系。
  7. 【請求項7】前記走査光学系の副走査方向の倍率をmと
    した場合に、下記式(3)を満たすことを特徴とする請
    求項1乃至6の何れかに記載の走査光学系。 1.0<|m|<4.0 ……(3)
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