JP2003227886A - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2003227886A
JP2003227886A JP2002025634A JP2002025634A JP2003227886A JP 2003227886 A JP2003227886 A JP 2003227886A JP 2002025634 A JP2002025634 A JP 2002025634A JP 2002025634 A JP2002025634 A JP 2002025634A JP 2003227886 A JP2003227886 A JP 2003227886A
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battery
electronic timepiece
electrode terminal
spring electrode
spring
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JP2002025634A
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Mamoru Watanabe
守 渡辺
Yuichi Shino
裕一 篠
Tamotsu Ono
保 小野
Kei Hirano
圭 平野
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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Priority to CNB031075797A priority patent/CN1244849C/zh
Priority to US10/354,569 priority patent/US6965544B2/en
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C10/00Arrangements of electric power supplies in time pieces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池の位置ずれをより効果的に防止するこ
と。 【解決手段】 バネ電極端子103の鈎状部材106、
バネ電極端子104の鈎状部材108及び鈎状部材10
9は、正三角形の各頂点位置に配設されており、電池1
01のマイナス面に当接するバネ電極端子113の付勢
力に抗して、断面方向における電池101の動きを規制
する。電池当接部105、107、111は略正三角形
の各頂点位置に配設されており、各バネ電極端子10
3、104の付勢力により電池101を電池当接部11
1側に付勢し、水平面内における電池101の位置ずれ
を規制する。電池101を取り外す場合には、鈎状部材
109近傍に配設された電池取り外し器具を器具挿入部
112に挿入して取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源に電池を使用
する電池保持構造を有する電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル表示式又はアナログ
表示式の電子腕時計をはじめとして、壁掛け型電子時
計、卓上型電子時計等の電池駆動型の各種電子時計に
は、電池を保持するための電子保持構造が使用されてい
る。例えば、従来のアナログ電子時計では、電池のマイ
ナス側は、電池の下面(マイナス側)からマイナスのバ
ネ電極端子で前記電池を持ち上げる方向(断面方向)に
付勢することによって、前記バネ電極端子を前記電池に
接触させる。前記電池のプラス側は、前記電池の側面を
プラスのバネ電極端子で横方向(水平面方向)から押さ
えつけるように付勢することによって、前記プラスのバ
ネ電極端子を前記電池のプラス側と接触させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マイナ
スのバネ電極端子による前記電池の浮き上がりが生じて
接触不良になりやすいという問題がある。また、プラス
のバネ電極端子と前記電池との接触面積が小さいため、
電池の落ち着きが悪いという問題や前記電池が傾きやす
い等、電池の位置ズレが生じやすいという問題がある。
【0004】この問題を解決する方法として、前記電池
の上方から前記電池を押さえるための電池押さえ等を使
用して、前記電池のプラス側及びマイナス側を各々前記
プラスのバネ電極、前記マイナスのバネ電極に圧接した
状態で保持することにより、前記電池が衝撃等によって
脱落や位置ずれしないように保持する方法が考えられ
る。しかしながら、この方法では、電池交換の際に電池
押さえを外さなければ電池を取り出すことができないた
め、電池交換作業性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、電池の位置ずれをより確実に防
止することを課題としている。また、本発明は、電池交
換作業を容易にすることを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1の
面、前記第1の面の裏面側に設けられた第2の面及び前
記第1の面と第2の面間の側面に設けられた第3の面を
有し電源として使用する電池と、その付勢力によって前
記電池の第1の面に当接する一方の極性のバネ電極端子
と、前記電池の周辺に固定された電極基部から延在する
ように形成され、その付勢力によって前記電池の第3の
面に当接する他方の極性のバネ電極端子とを有する電子
時計において、前記電極基部から延在するように形成さ
れ前記電池の第2の面に当接する第3の規制部材を有す
ると共に、前記第3の面に当接するバネ電極端子は第
1、第2のバネ電極端子を有し、前記第1のバネ電極端
子は前記第3の面に当接して前記電池を付勢する第1の
電池当接部及び前記第2の面に当接する第1の規制部材
を備えると共に、前記第2のバネ電極端子は前記第3の
面に当接して前記電池を付勢する第2の電池当接部及び
前記第2の面に当接する第2の規制部材を備えて成り、
前記第1、第2、第3の規制部材は、前記第1の面に当
接するバネ電極端子の付勢力に抗して前記電池の位置ず
れを規制することを特徴とする電子時計が提供される。
電池の周辺に固定された電極基部から延在するように形
成され前記電池の第2の面に当接する第3の規制部材
と、第3の面に当接して前記電池を付勢する第1の電池
当接部及び前記第2の面に当接する第1の規制部材を備
える第1のバネ電極端子と、前記第3の面に当接して前
記電池を付勢する第2の電池当接部及び前記第2の面に
当接する第2の規制部材を備える第2のバネ電極端子と
は、第1の面に当接するバネ電極端子の付勢力や衝撃に
抗して前記電池の位置ずれを規制する。
【0007】ここで、前記第1の電池当接部及び前記第
1の規制部材、前記第2の電池当接部及び前記第2の規
制部材は、各々、前記第1、第2のバネ電極の端部に設
けられているように構成してもよい。また、前記第1、
第2、第3の規制部材は、前記電池を中心とする三角形
の各頂点に配置されているように構成してもよい。ま
た、前記第1、第2、第3の規制部材は、前記電池を中
心とする略正三角形の各頂点に配置されているように構
成してもよい。また、前記第3の規制部材近傍には、前
記第1、第2のバネ電極端子の付勢力によって前記電池
が当接する電池当接部が設けられているように構成して
もよい。また、前記第3の規制部材には、前記第1、第
2のバネ電極端子の付勢力によって前記電池が当接する
電池当接部が一体形成されているように構成してもよ
い。また、前記第1、第2、第3の電池当接部は、前記
電池を中心とする三角形の各頂点に配置されているよう
に構成してもよい。
【0008】また、前記第1、第2、第3の電池当接部
は、前記電池を中心とする略正三角形の各頂点に配置さ
れているように構成してもよい。また、前記電極基部に
おける前記第3の規制部材近傍には、前記電池を取り外
すための器具を挿入する器具挿入部が設けられているよ
うに構成してもよい。また、前記第3の規制部には、前
記電池を取り外すための器具を挿入する器具挿入部が設
けられているように構成してもよい。また、前記第1、
第2、第3の規制部材は鈎状部材であるように構成して
もよい。また、前記電池の第1の面に当接するバネ電極
端子はマイナス電極端子、前記第1、第2のバネ電極端
子はプラス電極端子であるように構成してもよい。ま
た、前記電池はボタン電池であるように構成してもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明の第1の実施の形態に係る電子時計を示す正面図で
あり又、図2は図1の部分断面図で、同図(a)はO−
Aを通る線分に沿った断面を矢印方向に見た図、同図
(b)はO−Bを通る線分に沿った断面を矢印方向に見
た図、同図(c)はO−Cを通る線分に沿った断面を矢
印方向に見た図、同図(d)はO−Dを通る線分に沿っ
た断面を矢印方向に見た図である。尚、図1及び図2に
おける同一部分には同一符号を付している。
【0010】図1及び図2において、101は電池の一
種であるボタン電池、102はプラス極性(一方の極
性)の電極基部、103、104は各々プラス極性(一
方の極性)のバネ電極端子、105、107は各々電池
当接部、106、108は各々バネ電極端子103、1
04の端部に一体形成された鈎状部材、109は電極基
部102に一体形成された鈎状部材、110は地板、1
11は電極基部102に一体形成された電池当接部であ
る。電子時計の電源として使用する電池101は、マイ
ナス電極である第1の面116、第1の面116の裏面
側に設けられプラス電極である第2の面114、第1の
面116と第2の面114間の側面でありプラス電極で
ある第3の面115を有している。
【0011】電池101の周辺にはプラス極性の電極基
部102が所定位置に固定されている。電極基部102
から延在するように、複数のバネ電極端子103、10
4が電極基部102に一体形成されている。各バネ電極
端子103、104は、バネ性を有しており、その付勢
力によって、その開放側端部に設けられた電池当接部1
05、107が電池101の第3の面115に当接して
いる。また、各バネ電極端子103、104の付勢力に
より、電池101は電池当接部111側(水平面方向
側)に付勢されている。また、各バネ電極端子103、
104の開放側端部には、電池101の第2の面114
に当接するように鈎状部材106、108が設けられて
いる。鈎状部材109は、電極基部102から延在する
ように電極基部102に一体形成されている。
【0012】地板110は、電池101より僅かに大径
の電池収容部を有しており、電池101は前記電池収容
部内に保持される。電極基部102における鈎状部材1
09近傍には、バネ電極端子103、104の付勢力に
よって電池101が当接する電池当接部111が設けら
れている。また、電極基部102における鈎状部材10
9の近傍には、電池101を取り外す際に、電池取り外
し用の器具を挿入するための器具挿入部(切り欠き)1
12が形成されている。
【0013】鈎状部材106、108、109は正三角
形の各頂点に位置するように配設されている。電池当接
部105、107は各鈎状部材106、108とともに
バネ電極端子103、104の端部に設けられており、
電池当接部105、107、111は略正三角形の各頂
点に位置するように配設されている。また、鈎状部材1
09の近傍には器具挿入部112が配設されており、電
池当接部105、107及び器具挿入部112も、略正
三角形の各頂点に位置するように配設されている。電池
101の第1の面116側(電池101のマイナス端子
側)には第3のバネ電極端子を構成するマイナスのバネ
電極端子113が配設されており、バネ電極端子113
は、その付勢力によって第1の面116に当接してい
る。また、バネ電極端子113は、その付勢力によって
電池101を第2の面114側(断面方向側)に付勢し
ている。バネ電極端子103は第1のバネ電極端子を構
成し、バネ電極端子104は第2のバネ電極端子を構成
している。鈎状部材106、108、109は、各々、
第1、第2、第3の規制部材を構成している。また、電
池当接部105、107、111は、各々、第1、第
2、第3の電池当接部を構成している。
【0014】以上のように構成された電池保持構造で
は、電池101が前記電池収容部に収容された状態で衝
撃等が加えられた場合でも、衝撃やバネ電極端子113
の付勢力に抗して、鈎状部材106、108、109が
電池101の第2の面114方向(断面方向)への移動
を阻止する。したがって、電池101は、断面方向への
浮き上がり等の位置ずれが規制される。また、電池10
1は、バネ電極端子103の電池当接部105、バネ電
極端子104の電池当接部107、電池当接部111に
よって、水平方向への位置ずれが規制される。仮に大き
な衝撃が加えられて、電池101が電池当接部111や
バネ電極端子103、104から離れようとしても、複
数のバネ電極端子103、104を設けているため、電
池101の第3の面115が電池当接部111から離間
した場合でも、少なくともバネ電極端子103又はバネ
電極端子104の一方に接触し、電子時計が瞬間的に電
源オフ状態になるような事態の発生を防止することが可
能になる。
【0015】特に、本第1の実施の形態では、鈎状部材
106、108、109は正三角形の頂点に位置するよ
うに配設されている。また、電池当接部105、10
7、111は略正三角形の頂点に位置するように配設さ
れている。したがって、バネ電極端子113の付勢力や
衝撃によって電池101が第2の面114から第1の面
116への方向に位置ずれしようとしても、正三角形の
各頂点に位置する鈎状部材106、108、109によ
って規制されるため、3点で均等な力によりバランスよ
く規制される。また、衝撃等によって電池101が第1
の面116と平行な水平面方向(断面方向に直角な方
向)に位置ずれしようとしても、略正三角形の各頂点に
位置する電池当接部105、107、111によって規
制されるため、3点で均等な力によりバランスよく位置
ずれが規制される。
【0016】一方、電池101を取り外す場合には、器
具挿入部112にピンセット等の電池取り外し器具を挿
入し、電池101をバネ電極端子103、104間方向
へ押し出すことによってバネ端子103、104を撓ま
せて、電池101を取り外す。このとき、器具挿入部1
12は電池当接部111及び鈎状部材109の近傍に配
設されているため、容易に電池101を取り外すことが
可能になる。電池101を前記電池収容部に収容する場
合には、電池101を鈎状部材106、108の下部に
挿入した状態で、電池101をバネ電極端子103、1
04の両方に押しつけることによってバネ端子103、
104を撓ませ、その後、電池101を鈎状部材109
の下側に挿入配設することにより、電池101の収容が
完了する。これにより、容易に電池101の収容が可能
になり、電池交換を容易に行うことが可能になる。
【0017】尚、電池当接部105及び鈎状部材106
が正三角形の第1の頂点に位置し、電池当接部107及
び鈎状部材108が前記正三角形の第2の頂点に位置
し、鈎状部材109、電池当接部111及び器具挿入部
112が前記正三角形の第3の頂点に位置するように配
設することが、電池101の保持及び取り外しの点から
理想的であるが、これらを異なる形状の三角形の頂点位
置に配置するようにしてもよく又、以下のように、実質
上正三角形(略正三角形)の頂点に配設するように構成
しても実用上十分な効果が得られる。即ち、図1に示す
ように、電池101を保持する中心Oと鈎状部材10
6、108が成す角度は90度〜150度の範囲内で位
置を変更可能である。また、鈎状部材109及び電池当
接部111は、中心Oと鈎状部材106、108が成す
角の2等分線を中心に−30度〜+30度の範囲内で位
置を変更可能である。また、器具挿入部112は、中心
Oと鈎状部材106、108が成す角の2等分線を中心
に−45度〜+45度の範囲内で位置を変更可能であ
る。
【0018】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態に係る電子時計について説明する。図3
は、本発明の第2の実施の形態に係る電子時計を示す正
面図で、図4は図3においてO−Bを通る線分に沿った
断面を矢印方向に見た図である。尚、図3及び図4にお
いて、同一部分には同一符号を付しており又、図1及び
図2と同一部分にも同一符号を付している。
【0019】本第2の実施の形態と前記第1の実施の形
態との相違点は、前記第1の実施の形態が鈎状部材10
9と電池当接部111が水平面内で離れた位置に設けら
れていたが、本第2の実施の形態では、電池当接部30
1と規制部材を構成する鈎状部材302が水平面内で同
一位置に設けられている点である。即ち、電極基部10
2から延在するように形成された板状部分を、断面がL
字形になるように屈曲させることにより、電極基部10
2に対して、電池当接部301及び鈎状部材302を一
体形成している。
【0020】電極基部102における当接部301及び
鈎状部材302の近傍には、器具挿入部112が形成さ
れている。かかる構成とすることにより、鈎状部材10
6、108、302を正三角形の各頂点に位置させると
共に、電池当接部105、107、301も正三角形の
各頂点に配置させることができ、電池101をバランス
良く、均等な力で保持することが可能になる。電池10
1を取り外す場合の動作その他は前記第1の実施の形態
と同様である。
【0021】尚、電池当接部105及び鈎状部材106
が正三角形の第1の頂点に位置し、電池当接部107及
び鈎状部材108が前記正三角形の第2の頂点に位置
し、鈎状部材302、電池当接部301及び器具挿入部
112が前記正三角形の第3の頂点に位置するように配
設することが、電池101の保持及び取り外しの点から
理想的であるが、これらを他形状の三角形の頂点位置に
配置するようにしてもよく又、以下のように、実質上正
三角形(略正三角形)の頂点に配設するように構成して
も実用上十分な効果が得られる。
【0022】即ち、本第2の実施の形態においても、前
記第1の実施の形態と同様に、電池101を保持する中
心Oと鈎状部材106、108が成す角度は90度〜1
50度の範囲内で位置を変更可能である。また、鈎状部
材302及び電池当接部301は、中心Oと鈎状部材1
06、108が成す角の2等分線を中心に−30度〜+
30度の範囲内で位置を変更可能である。また、器具挿
入部112は、中心Oと鈎状部材106、108が成す
角の2等分線を中心に−45度〜+45度の範囲内で位
置を変更可能である。
【0023】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態に係る電子時計について説明する。図5
は、本発明の第3の実施の形態に係る電子時計を示す正
面図で、図6は図5においてO−Bを通る線分に沿った
断面を矢印方向に見た図である。尚、図5及び図6にお
いて、同一部分には同一符号を付しており又、図1〜図
4と同一部分にも同一符号を付している。本第3の実施
の形態と前記第2の実施の形態との相違点は、前記第2
の実施の形態が電池当接部301と鈎状部材302が水
平面内で同一位置に設けられると共に、器具挿入部11
2が電池当接部301及び鈎状部材302から離間した
近傍に設けられていたが、本第3の実施の形態では、電
池当接部501(501a、501b)、規制部材を構
成する鈎状部材502(502a、502b)及び器具
挿入部503が水平面内で同一位置に設けられている点
である。
【0024】即ち、電極基部102から延在するように
形成された板状部分を、断面がL字形に屈曲させること
により、電極基部102に対して、電池当接部501
(501a、501b)及び鈎状部材502(502
a、502b)を一体形成すると共に、電池当接部50
1(501a、501b)及び鈎状部材502(502
a、502b)を切り欠くことにより器具挿入部503
を形成している。したがって、切り欠きによって形成さ
れた器具挿入部503は、複数の電池当接部501a、
501bによって挟まれると共に、複数の鈎状部材50
2a、502bによっても挟まれた構成となっている。
かかる構成とすることにより、鈎状部材106、10
8、502を正三角形の各頂点に位置させると共に、電
池当接部105、107、501も正三角形の各頂点に
配置させることができ、電池101をバランス良く、均
等な力で保持することが可能になる。電池101を取り
外す場合の動作その他は前記第1の実施の形態と同様で
ある。
【0025】尚、電池当接部105及び鈎状部材106
が正三角形の第1の頂点に位置し、電池当接部107及
び鈎状部材108が前記正三角形の第2の頂点に位置
し、鈎状部材502、電池当接部501及び器具挿入部
503が前記正三角形の第3の頂点に位置するように配
設することが、電池101の保持及び取り外しの点から
理想的であるが、これらを他形状の三角形の頂点位置に
配置するようにしてもよく又、以下のように、実質上正
三角形(略正三角形)の頂点に配設するように構成して
も実用上前述した効果が得られる。
【0026】即ち、本第3の実施の形態においても、前
記第1の実施の形態と同様に、電池101を保持する中
心Oと鈎状部材106、108が成す角度は90度〜1
50度の範囲内で位置を変更可能である。また、電池当
接部501、鈎状部材502及び器具挿入部503は、
中心Oと鈎状部材105、108が成す角の2等分線を
中心に−30度〜+30度の範囲内で位置を変更可能で
ある。
【0027】以上述べたように、本発明の実施の形態に
係る電子時計は、特に、マイナス電極の面116、マイ
ナス電極の面116の裏面側に設けられたプラス電極の
面114及びマイナス電極の面116とプラス電極の面
114間に設けられたプラス電極の側面115を有し電
源として使用する電池101と、その付勢力によってマ
イナス電極の面116に当接する一方の極性(マイナ
ス)のバネ電極端子113と、電池101の周辺に固定
されたプラス極性の電極基部102から延在するように
形成され、その付勢力によってプラス電極の側面115
に当接する他方の極性(プラス)のバネ電極端子とを有
する電子時計において、電池101の周辺に固定された
電極基部102から延在するように形成され電池101
の第2の面114に当接する第3の規制部材109、3
02、502を有すると共に、第3の面115に当接す
るバネ電極端子は第1、第2のバネ電極端子103、1
04を有し、第1のバネ電極端子103は第3の面11
5に当接して電池101を付勢する第1の電池当接部1
05及び第2の面114に当接する第1の規制部材10
6を備えると共に、第2のバネ電極端子104は第3の
面115に当接して電池101を付勢する第2の電池当
接部107及び第2の面114に当接する第2の規制部
材108を備えて成り、第1、第2、第3の規制部材1
06、108、109は、第1の面116に当接するバ
ネ電極端子113の付勢力に抗して電池101の位置ず
れを規制することを特徴とする電子時計が提供される。
したがって、電池101の位置ずれをより効果的に防止
することが可能になる。
【0028】ここで、第1、第2、第3の規制部材10
6、108、109、302、502は、電池101を
中心とする三角形(例えば、正三角形又は略正三角形)
の各頂点に配置されている。したがって、バランス良く
電池101を保持することが可能になる。また、電池1
01周辺に固定された電極基部102における第3の規
制部材109、302近傍には、電池101を取り外す
ための器具を挿入する器具挿入部112が設けられてい
る。あるいは、第3の規制部502には、電池101を
取り外すための器具を挿入する器具挿入部503が設け
られている。したがって、電池101の交換作業が容易
になる。
【0029】また、第3の規制部材109近傍には、第
1、第2のバネ電極端子103、104の付勢力によっ
て電池101が当接する当接部111が設けられてい
る。あるいは、第3の規制部材302、502には、第
1、第2のバネ電極端子103、104の付勢力によっ
て電池101が当接する当接部301、501が一体形
成されている。したがって、バランス良く電池101を
保持することが可能になる。尚、本実施の形態では、電
池101の例としてボタン電池の例で説明したが、他の
形状の電池にも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、電池の位置ずれをより
確実に防止することが可能になる。また、電池交換作業
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子時計を示
す正面図である。
【図2】図1の部分断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る電子時計を示
す正面図である。
【図4】図3の部分断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る電子時計を示
す正面図である。
【図6】図5の部分断面図である。
【符号の説明】
101・・・電池 102・・・電極基部 103・・・第1のバネ電極端子を構成するプラスのバ
ネ電極端子 104・・・第2のバネ電極端子を構成するプラスのバ
ネ電極端子 105・・・第1の電池当接部 106・・・第1の規制部材を構成する鈎状部材 107・・・第2の電池当接部 108・・・第2の規制部材を構成する鈎状部材 109、302、502・・・第3の規制部材を構成す
る鈎状部材 110・・・地板 111、301、501・・・第3の電池当接部 112、503・・・器具挿入部 113・・・第3のバネ電極端子を構成するマイナスの
バネ電極端子 114・・・電池101の第一の面の裏側のプラス電極
である第二の面 115・・・電池101の第一の面116と第二の面1
14の側面でありプラス電極である第三の面 116・・・電池101のマイナス電極である第一の面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 保 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 平野 圭 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 2F002 AA12 AB02 AB03 AB04 AC01 AE02 2F084 AA00 BB02 DD01 EE10 EE12 EE13 EE15 EE16 5H040 AA07 AA15 AS23 AT03 AY14 CC17 CC25 CC42 DD02 DD13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の面、前記第1の面の裏面側に設け
    られた第2の面及び前記第1の面と第2の面間の側面に
    設けられた第3の面を有し電源として使用する電池と、
    その付勢力によって前記電池の第1の面に当接する一方
    の極性のバネ電極端子と、前記電池の周辺に固定された
    電極基部から延在するように形成され、その付勢力によ
    って前記電池の第3の面に当接する他方の極性のバネ電
    極端子とを有する電子時計において、 前記電極基部から延在するように形成され前記電池の第
    2の面に当接する第3の規制部材を有すると共に、前記
    第3の面に当接するバネ電極端子は第1、第2のバネ電
    極端子を有し、 前記第1のバネ電極端子は前記第3の面に当接して前記
    電池を付勢する第1の電池当接部及び前記第2の面に当
    接する第1の規制部材を備えると共に、前記第2のバネ
    電極端子は前記第3の面に当接して前記電池を付勢する
    第2の電池当接部及び前記第2の面に当接する第2の規
    制部材を備えて成り、 前記第1、第2、第3の規制部材は、前記第1の面に当
    接するバネ電極端子の付勢力に抗して前記電池の位置ず
    れを規制することを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 前記第1の電池当接部及び前記第1の規
    制部材、前記第2の電池当接部及び前記第2の規制部材
    は、各々、前記第1、第2のバネ電極の端部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子時計。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2、第3の規制部材は、前
    記電池を中心とする三角形の各頂点に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の電子時計。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2、第3の規制部材は、前
    記電池を中心とする略正三角形の各頂点に配置されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の電子時計。
  5. 【請求項5】 前記第3の規制部材近傍には、前記第
    1、第2のバネ電極端子の付勢力によって前記電池が当
    接する電池当接部が設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか一に記載の電子時計。
  6. 【請求項6】 前記第3の規制部材には、前記第1、第
    2のバネ電極端子の付勢力によって前記電池が当接する
    電池当接部が一体形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか一に記載の電子時計。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2、第3の電池当接部は、
    前記電池を中心とする三角形の各頂点に配置されている
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の電子時計。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2、第3の電池当接部は、
    前記電池を中心とする略正三角形の各頂点に配置されて
    いることを特徴とする請求項5又は6記載の電子時計。
  9. 【請求項9】 前記電極基部における前記第3の規制部
    材近傍には、前記電池を取り外すための器具を挿入する
    器具挿入部が設けられていることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか一に記載の電子時計。
  10. 【請求項10】 前記第3の規制部には、前記電池を取
    り外すための器具を挿入する器具挿入部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載
    の電子時計。
  11. 【請求項11】 前記第1、第2、第3の規制部材は鈎
    状部材であることを特徴とする請求項1乃至10のいず
    れか一に記載の電子時計。
  12. 【請求項12】 前記電池の第1の面に当接するバネ電
    極端子はマイナス電極端子、前記第1、第2のバネ電極
    端子はプラス電極端子であることを特徴とする請求項1
    乃至11のいずれか一に記載の電子時計。
  13. 【請求項13】 前記電池はボタン電池であることを特
    徴とする請求項1乃至12のいずれか一に記載の電子時
    計。
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