JP2003226997A - 半導体ウェハー用のメッキ治具 - Google Patents

半導体ウェハー用のメッキ治具

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JP2003226997A
JP2003226997A JP2002030176A JP2002030176A JP2003226997A JP 2003226997 A JP2003226997 A JP 2003226997A JP 2002030176 A JP2002030176 A JP 2002030176A JP 2002030176 A JP2002030176 A JP 2002030176A JP 2003226997 A JP2003226997 A JP 2003226997A
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稔 田添
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体ウェハーの表面に対して均一な厚みの
メッキ層を形成することができ、表面の外周部分の接点
部分の焼けの発生を防ぐ半導体ウェハー用メッキ治具を
提供する。 【解決手段】 半導体ウェハーWを保持した状態でベー
ス70に取り付けられて半導体ウェハーの表面91に対
面する第1開口部を有し、表面91上の外周部分130
に対して支持部材74とベース70を通じて通電するリ
ング状の通電リング部78と、通電リング部78をベー
ス70に固定するために外枠76に固定され、第1開口
部に対応する位置に第2開口部を有する押さえ部84
と、半導体ウェハーの周囲の通電リング部へのメッキの
付着を防ぐシール部材81,82と、押さえ部84とは
間隔を設けて押さえ部84に固定され第2開口部に対応
する位置に第3開口部を有し第3開口部の大きさを変え
て表面91に形成されるメッキ層の厚みを調整するのに
取り換え自在なメッキ厚調整部材90を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハーを
保持して半導体ウェハーの表面にメッキを施すための半
導体ウェハー用のメッキ治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気メッキに用いられるファラデーの法
則は、流した電流と析出量の関係をあわしただけで、メ
ッキ層がメッキ面(カソード面)に均一に分布している
とは限らない。均一性を左右する因子としては、カソー
ド(−)とアノード(+)の幾何学的形状に左右される
第一次の電流分布(メッキすべきワークとアノードの形
状や大きさや配置やメッキ槽の形状)が重要となる。半
導体ウェハーの表面に対して銅メッキを施すためのメッ
キ装置には、図16と図17に示すような従来の通常使
用されているメッキ治具(ジグ:jig)1000が用
いられている。図16と図17に示すメッキ治具100
0は、引っ掛け部1001と4つの通電部1003を有
している。引っ掛け部1001はメッキ装置のメッキ槽
に対してメッキ治具1000を引っ掛けるための部分で
ある。通電部1003はカソード電極としての役割を果
たし、4つの通電部1003は図17(A)に示すよう
に半導体ウェハー1005の外周部分1007を保持し
て通電するための部分である。半導体ウェハー1005
の通電面1009は、図17(A)に示すように斜線部
分で示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のメッ
キ治具では次のような問題がある。半導体ウェハー10
05の多分な通電面が露出していたため、通電面に析出
するメッキの量の変化により、正方形状の有効部分にお
けるメッキ層の厚みの不安定化が発生する。半導体ウェ
ハー1005の表面の外周部分において、通電部100
3の接触不良による接点部分の焼けが生じる。さらに4
つの通電部1003による半導体ウェハー1005の取
り付け位置の不安定さ(前後左右方向)からアノード電
極とカソード電極の極間距離の変動が起こり、メッキ層
の厚みの不安定が起こるという問題が発生する。そこで
本発明は上記課題を解消し、半導体ウェハーの表面に対
して均一な厚みのメッキ層を形成することができ、半導
体ウェハーの表面の外周部分において接点部分の焼けの
発生を防ぐことができる半導体ウェハー用のメッキ治具
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アノ
ード電極に対面してメッキ槽内に配置されて、半導体ウ
ェハーを保持して前記半導体ウェハーの表面にメッキを
施すための半導体ウェハー用のメッキ治具であり、前記
半導体ウェハーの裏面を密着して前記半導体ウェハーを
保持する導電性のベースを支える導電性の支持部材と、
前記支持部材に固定されて前記ベースの周囲に配置され
る電気絶縁性を有する外枠と、前記ベースに前記半導体
ウェハーを保持した状態で前記ベースに取り付けられ
て、前記半導体ウェハーの前記表面に対面する第1開口
部を有し、前記半導体ウェハーの前記表面上の外周部分
に対して前記支持部材と前記ベースを通じて通電するた
めのリング状の通電リング部と、前記通電リング部を前
記ベースに対して固定するために前記外枠に対して固定
され、前記通電リング部の前記第1開口部に対応する位
置に第2開口部を有する押さえ部と、前記半導体ウェハ
ーの前記表面の前記外周部分において前記通電リング部
への付着を防ぐためのシール部材と、前記押さえ部とは
間隔を設けて前記押さえ部に対して固定され、前記押さ
え部の前記第2開口部に対応する位置に第3開口部を有
し、前記第3開口部の大きさを変えることで前記半導体
ウェハーの前記表面に形成されるメッキ層の厚みを調整
するために取り換え自在なメッキ厚調整部材と、を備え
ることを特徴とする半導体ウェハー用のメッキ治具であ
る。
【0005】請求項1では、ベースは半導体ウェハーの
裏面を密着して半導体ウェハーを保持する導電性の部材
である。支持部材は、ベースを支える導電性の部材であ
る。外枠は、支持部材に固定されて、この外枠はベース
の周囲に配される電気絶縁性を有する部材である。通電
リング部は、半導体ウェハーをベースに保持した状態で
ベースに取り付けられて、半導体ウェハーの表面上の外
周部分に対して支持部材とベースを通じて通電するため
のリング状の電極である。この通電リング部は、半導体
ウェハーの表面に対面する第1開口部を有している。押
さえ部は、通電リング部をベースに対して固定するため
に外枠に対して固定され、通電リング部の第1開口部に
対応する位置に第2開口部を有している。シール部材
は、半導体ウェハーの表面の外周部分において前記通電
リング部へのメッキの付着を防ぐ。メッキ厚調整部材
は、押さえ部とは間隔を設けて押さえ部に対して固定さ
れ押さえ部の第2開口部に対応する位置に第3開口部を
有している。このメッキ厚調整部材は交換することで第
3開口部の大きさを変更して、半導体ウェハーの表面に
形成されるメッキ層の厚みを調整するための部材であ
る。
【0006】これにより、半導体ウェハーの外周部分で
はリング状の通電リング部により全周に亘って通電する
ことができるので、従来生じていた通電部の接触不良等
による接点部分の焼け現象が生じない。通電リング部と
押さえ部は、半導体ウェハーの外周部分の全周に亘って
半導体ウェハーをベースに対して強制的に押さえ付ける
ことができる。このために仮に湾曲している半導体ウェ
ハーであっても、半導体ウェハーの表面を強制的に平坦
化することができる。この結果、メッキ治具と、このメ
ッキ治具に対面しているアノード電極との間の極間距離
の均等化と、半導体ウェハーの湾曲部の局部的な電位の
ばらつきの低減化を図ることができる。従って半導体ウ
ェハーの表面におけるメッキ層の厚みの均一化を図るこ
とができる。シール部材が半導体ウェハーの表面の外周
部分において通電リング部にメッキが付着するのを防ぐ
ので、通電リング部へのメッキ層の形成を防げる。しか
もシール部材は、半導体ウェハーの表面でのメッキ面積
を一定化する。
【0007】通電リング部により、半導体ウェハーの表
面の外周部分の全周に亘って均等な電流の流れを半導体
ウェハーの外周部分の方向から作ることができる。この
ために半導体ウェハーの表面の外周部分側付近の厚み
が、半導体ウェハーの外周部分の残部の厚みとほぼ均一
に形成することができる。メッキ厚調整部材を変えるこ
とで半導体ウェハーの表面に形成されるメッキ厚の厚み
を調整できる。このことから、半導体ウェハーの外周部
分に流れる電流線、すなわちアノード電極からカソード
電極側のメッキ治具に流れる電流線を、メッキ厚調整部
材により適切に遮蔽して調整することにより、半導体ウ
ェハーの表面において均一な厚みのメッキ層を形成する
ことができる。半導体ウェハーの外周部分にはシール部
材が存在しているので、半導体ウェハーの表面の外周部
分や通電リング部には余分なメッキ層が形成されないの
で、アノード材料の使用量の削減を図ることができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記シール部材
は、前記通電リング部の外側位置であり前記押さえ部と
前記外枠の間に配置される第1シールと、前記通電リン
グ部の内側位置であり前記押さえ部と前記半導体ウェハ
ーの前記表面との間に配置される第2シールを有し、前
記第1シールと前記第2シールの間には前記半導体ウェ
ハーの前記表面の前記外周部分が位置していて、前記外
周部分と前記通電リング部には前記第1シールと前記第
2シールによりメッキ液の浸入を防ぐ。請求項2では、
半導体ウェハーの表面の外周部分と通電リング部には、
第1シールと第2シールによりメッキ液の浸入を防ぐ。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記第1開口部と
前記第2開口部及び前記第3開口部は円形状であり、前
記第1シールと前記第2シールは、リング状である。
【0010】請求項4の発明は、請求項1に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記押さえ部は、
前記外枠に対して着脱自在に固定される。
【0011】請求項5の発明は、請求項4に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記メッキ厚調整
部材は、前記押さえ部に対して着脱自在に固定される。
請求項5では、間隔調整部が、メッキ厚調整部材と押さ
え部との間隔の大きさを調整可能である。
【0012】請求項6の発明は、請求項1に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記通電リング部
を前記ベースに対して所定角度回転させることで着脱自
在に固定するチャッキング部を有する。請求項6では、
通電リング部は、ベースに対して所定角度回転させるこ
とで、チャッキング部を用いて着脱可能に固定すること
ができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項6に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記チャッキング
部は、前記ベースに設けられたピンと、前記通電リング
部に形成されており前記通電リング部を回転することで
前記ピンをはめ込んで前記通電リング部を前記ピンに対
して着脱自在に固定するガイド溝部を有する。請求項7
では、通電リング部を回転することにより、チャッキン
グ部のピンが、通電リング部のガイド溝部に対してはま
り込むことにより、通電リング部とベースとの取り付け
を着脱可能に行える。
【0014】請求項8の発明は、請求項1に記載の半導
体ウェハー用のメッキ治具において、前記半導体ウェハ
ーの前記表面に形成されるのは銅メッキである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0016】図1は、本発明のメッキ治具10が装着さ
れているメッキ本槽14を示している。図2は図1のメ
ッキ本槽14を含むメッキ装置20の全体構成を示して
いる。図1と図2に示すようにメッキ本槽14の中に
は、アノード電極24とカソード電極26が対面するよ
うに配置されている。アノード電極24とカソード電極
26は電源100に電気的に接続されている。カソード
電極26の通電バー27に対しては、メッキ治具10が
着脱可能に吊り下げることができる構造になっている。
アノード電極24とカソード電極26側のメッキ治具1
0は、メッキ本槽14の中のメッキ液に入る。カソード
電極26及びメッキ治具10は、揺動装置28の動作に
よりZ方向(上下方向)に所定ストローク分揺動するこ
とができる。メッキ本槽14の中にはメッキ液30が収
容される。このメッキ液30は、メッキ対象物である半
導体ウェハーWの表面の所定の範囲に対してたとえば銅
メッキを行うためのメッキ液である。図2に示すように
メッキ本槽14は、オーバーフロー部分14Aを有して
おり、余分なメッキ液30はオーバーフロー部分14A
を通じてパイプ32からコントロールタンク36に排出
される。
【0017】図2のメッキ装置20は、上述したメッキ
本槽14の他に、撹拌用ポンプ34、コントロールタン
ク36、フィルタ用ポンプ38、フィルタ40を有して
いる。メッキ本槽14はバルブ42を介してコントロー
ルタンク36の上部に接続されている。コントロールタ
ンク36は、パイプ42を介してメッキ本槽14に接続
されている。パイプ42の途中には撹拌用ポンプ34が
設けられている。コントロールタンク36とパイプ42
の間には別のバルブ44が設けられている。コントロー
ルタンク36は、パイプ46を有しており、パイプ46
の始端部分47と終端部分49はコントロールタンク3
6に接続されている。パイプ46の中間にはフィルタ用
ポンプ38とフィルタ40が配置されている。コントロ
ールタンク36内のメッキ液30は、ポンプ38の作動
によりフィルタ40を介して不純物が濾過した後に、コ
ントロールタンク36内に戻される。撹拌用ポンプ34
を作動することにより、コントロールタンク36内のメ
ッキ液30がメッキ本槽14に供給される。
【0018】コントロールタンク36の中には、ヒータ
ー50、pH計52、レベル計54、測温体56および
ヒータ60を有している。ヒーター50とヒータ60は
コントロールタンク36内のメッキ液30を加熱するた
めのヒーターである。測温体56はコントロールタンク
36内のメッキ液30の温度を測定するセンサである。
pH計52は、メッキ液30のpHを計測する。レベル
計54はコントロールタンク36内のメッキ液30の液
面レベルを測定する。
【0019】次に、図3と図4および図5を参照しなが
ら、半導体ウェハー用のメッキ治具10の構造例につい
て説明する。図3は半導体ウェハー用のメッキ治具10
の分解斜視図であり、図4は半導体ウェハー用のメッキ
治具10の断面を有する分解図である。図5は半導体ウ
ェハー用のメッキ治具10の断面を有する組立構成図で
ある。図3と図4に示すように、概略的にはベース70
を有する支持部材74、外枠76、通電リング部78、
シール部材としての第1Oリング81、第2Oリング8
2、押さえ部84、メッキ厚調整部材90を有してい
る。
【0020】まず図3と図4のベース70と支持部材7
4について説明する。ベース70は支持部材74に対し
て一体的に設けられている。ベース70と支持部材74
は、導電性を有する材料、たとえばカソード電極として
作用する銅メッキ用の部材である銅材により作られてい
る。ベース70は、半導体ウェハーWの円板状の形状に
応じた円板状の部材である。ベース70の外周面70A
には、たとえば90°毎に半径方向に突出するようにし
てピン70Bが設けられている。このピン70Bは、導
電性を有する材料、たとえば銅以外の材料であるSUS
(ステンレス鋼)により作られている。半導体ウェハー
Wの裏面90は、ベース70の載置面70Cに対して密
着して載せることができる。半導体ウェハーWの表面9
1はメッキを行うメッキ面に相当する。
【0021】図3に示すように、支持部材74は、2本
の板材74A,74Aと、たとえば正方形状の板材74
Bを溶接により組み付けて構成したものである。ベース
70は円板状に加工されており、このベース70は支持
部材74の平板状の部材74Bに対してたとえばネジ止
めして固定している。ベース70の4つのピン70B
は、後で説明する通電リング部78を着脱可能に固定す
るためのものである。しかもこのピン70Bは、ベース
70から通電リング部78を介して半導体ウェハーWの
表面91に対して通電を行う通電端子の機能も兼ねてい
る。ベース70の直径は半導体ウェハーWの直径と同じ
である。
【0022】次に、図3と図4の外枠76について説明
する。この外枠76は、支持部材74の平板状の部材7
4Bに対して固定されて、円板状のベース70の周囲に
配置される電気絶縁性を有する部材である。このため
に、外枠76はたとえば正方形状の部材ではあるが、そ
の中には、外枠開口部110を有している。この外枠開
口部110は円形状の開口部であり、その内径はベース
70の外径よりも大きく設定されている。4つのピン7
0Bは、この外枠開口部110の中に位置している。外
枠76は、電気絶縁性を有する部材である、たとえばP
VC(塩化ビニール)により作られている。外枠76の
四隅にはメネジ76Dが設けられている。外枠76の厚
みは図4に示すようにベース70の軸方向の厚みに比べ
てやや大きく設定されている。図6と図7に示すように
支持部材74の板状の部材74Aは、引っ掛け部181
を有しており、この引っ掛け部181によりメッキ治具
10は図1に示すようにカソード電極26の通電板27
に対して着脱可能に引っ掛けて取り付けることができ
る。
【0023】次に、図3と図4の通電リング部78につ
いて説明する。通電リング部78は、ベース70の上に
半導体ウェハーWを保持した状態でベース70のピン7
0Bに対して着脱可能に取り付けられる。通電リング部
78は、ベース70と半導体ウェハーWの直径よりはや
や大きい直径を有しており、図4に示すように第1開口
部114を有している。この第1開口部114の内径は
半導体ウェハーWの直径よりは小さく設定されている。
通電リング部78は、半導体ウェハーWの表面91に対
する通電の役割と、上述したように半導体ウェハーWを
ベース70に対して固定する役割を有している。通電リ
ング部78は、導電性を有している材料、たとえばSU
S316(ステンレス鋼)により作ることができる。
【0024】図4の通電リング部78は、リング状の周
囲部分79を有しており、この周囲部分の断面形状はほ
ぼL字形である。周囲部分79のたとえば4箇所にはス
リット99が形成されている。このスリット99は、た
とえばJ字形のスリットであり、各スリット99にはベ
ース70のピン70Bがはめ込まれて、E方向にピン7
0Bを案内することで、通電リング部78をベース70
に対して固定することができる。すなわち通電リング部
78は、ベース70に被せるように配置してしかも所定
角度回転することにより、ベース70のピン70Bがス
リット99に沿ってE方向に案内される。これによっ
て、ベース70に対して通電リング部78が着脱可能に
固定されるとともに、通電リング部78は半導体ウェハ
ーWがベース70に対して固定できる。このスリット9
9は、ベース70のピン70Bを案内するためのガイド
溝部に相当する。このスリット99とピン70Bは、通
電リング部78のチャッキング部である。
【0025】次に、図3と図4のシール部材としての第
1Oリング81と第2Oリング82について説明する。
第1Oリング81は第1シールに相当し、第2Oリング
82は第2シールに相当する。第1Oリング81と第2
Oリング82は、弾性変形可能な材質、たとえばゴムに
より作られており、一例としてバイトンゴムを採用する
ことができる。第1Oリング81は第2Oリング82よ
りは直径が小さいものであり、双方のOリングは断面円
形状もしくは楕円形状を有している。
【0026】図4と図5に示すように、第1Oリング8
1は押さえ部84の溝120にはめ込まれ、第2Oリン
グ82は押さえ部84の溝124にはめ込まれて位置さ
れる。通電リング部78の周囲部分79は押さえ部84
の溝126にはめ込まれるようになっている。これによ
り、図5のA部分に示すように半導体ウェハーWの表面
91の図4に示す外周部分130の領域は、第1Oリン
グ81と第2Oリング82、押さえ部84、外枠76、
ベース70及び平板74Bにより、メッキ液が浸入して
こないようにするためのシール領域を形成する。第1O
リング81は図4に示す押さえ部84の溝120と半導
体ウェハーWの表面91の間に密着して配置され、第2
Oリング82は図4に示す押さえ部84の溝124と図
5に示す外枠76の上面76Cの間に密着する。
【0027】この半導体ウェハーWは図8(A)に斜視
図で示しており、図8(B)は半導体ウェハーWの表面
91とこの表面91の外周部分130および残部131
を示している。外周部分130は、表面91の外周に沿
って斜線で示しており、残部131は外周部分130を
除いた表面91の円形状の部分である。このように図4
に示す第1Oリング81と第2Oリング82は、半導体
ウェハーWの外周部分130と通電リング部78および
ピン70Bとスリット99に対してメッキの付着を防止
し、これらの余分な部分へのメッキの析出を抑えること
ができる。つまり図8(B)に示す半導体ウェハーWの
表面91におけるメッキを行うべき範囲は残部131で
あり、図4に示す第1Oリング81と第2Oリング82
がこの外周部分130と残部131を分けて、特に第1
Oリング81がメッキすべきメッキ範囲である残部13
1を形成してメッキ面積を一定化できる。また第1Oリ
ング81と第2Oリング82は、押さえ部84を外枠7
6に対して固定ボルト140を用いて固定する際に弾性
変形することにより、押さえ部84が外枠76に対して
固定する作業を簡単に行える。また、シール部はピン7
0Bとスリット99から成るチャッキング部へのメッキ
の付着を防ぐので、ピンとスリットの係合とその取りは
ずし作業が容易に行える。
【0028】次に、図3と図4の押さえ部84について
説明する。この押さえ部84の内面側には、上述したよ
うに溝120,124および126が円周方向に沿って
形成されている。押さえ部84は、電気絶縁性を有する
材料、たとえばPVCにより作られており、上述したO
リングの保持用のホルダーの役割と、通電リング部78
の蓋の役割を果たす。図4のように、押さえ部84の中
央には第2開口部150を有している。この第2開口部
150の内径は、第1開口部114の内径に比べて小さ
く設定されている。第1開口部114と第2開口部15
0は、半導体ウェハーWのメッキ面に相当する表面91
に対面している。
【0029】次に、図3と図4のメッキ厚調整部材90
について説明する。メッキ厚調整部材90は、電気絶縁
性を有する材料、たとえばPVCにより作られており、
半導体ウェハーWの表面91に対して形成されるメッキ
層の厚みを制御する機能を有している。このメッキ厚調
整部材90は、たとえば厚みが2mm程度のリング状部
材166と4本のサポート168を有している。リング
状部材166の中央には第3開口部169が形成されて
おり、この第3開口部169は、第2開口部150と第
1開口部114に対面している。第3開口部169の内
径は第2開口部150の内径より小さく設定されてい
る。
【0030】4本のサポート168は、リング状部材1
66に対して一体的に形成されており、サポート168
には固定ボルト140が挿入され、この固定ボルト14
0を回すことによりメッキ厚調整部材90を押さえ部8
4に対してねじ込んで固定することができる。この固定
ボルト140をはずすことで、別のメッキ厚調整部材9
0を取り替えることができる。別のメッキ厚調整部材9
0の第3開口部の大きさは、図示のメッキ厚調整部材9
0の第3開口部169の大きさとは異なる。このように
メッキ厚調整部材を別のものと交換して、第3開口部の
大きさを適切に変えることで、半導体ウェハーWの表面
91の外周部分130、すなわちカソードの通電部分の
付近への電流線をカバー(おおって)して、表面91の
残部131に形成されるメッキ層の厚みを調整すること
ができる。すなわち図1に示すアノード電極24からカ
ソード電極であるメッキ治具10側の通電リング部78
に到達する電流線を遮蔽しながら調整することにより、
半導体ウェハーWの残部131に形成されるメッキ層の
厚みを調整することができる。またメッキ治具10が図
1のメッキ本槽14内において取り付けられる位置が多
少ずれた場合においても、すなわちメッキ治具10がX
方向に位置ずれした場合においても、メッキ厚調整部材
90を適切に変えれば、半導体ウェハーWの残部131
に形成されるメッキ層の厚みを調整することができる。
【0031】このようなアノード電極からカソード電極
側への電流線の遮蔽を行う場合には、固定ボルト140
を外してリング状部材166の交換を行う。そして別の
リング状部材166を再び押さえ部84に対して固定ボ
ルト140に取り付ける。この新たなリング状部材16
6の第3開口部169の直径はその前に取り付けたリン
グ状部材166の第3開口部169の内径に比べて変更
されている。押さえ部84は外枠76に対して固定ボル
ト139により着脱可能に取り付けられるのであるが、
この固定ボルト139も、固定ボルト140と同様に電
気絶縁性を有する材料、たとえばPVCにより作られて
いる。
【0032】次に、上述したメッキ治具10の使用方法
について説明する。図4に示す半導体ウェハーWの裏面
90がベース70の搭載面70Cに搭載される。そして
通電リング部78のスリット99に対してベース70の
ピン70Bをはめ込んでE方向に通電リング部78を回
転する。これによって、通電リング部78はベース70
に対してピン70Bを用いて固定されるとともに、半導
体ウェハーWが通電リング部78とベース70の間に保
持される。図5に示すように押さえ部84が通電リング
部78の上からさらに取り付けられることにより、第1
Oリング81と第2Oリング82が半導体ウェハーWの
外周部分130と通電リング部78をシールする。この
場合には固定ボルト139が押さえ部84を外枠76に
対して固定する。
【0033】固定ボルト140を用いてメッキ厚調整部
材90が押さえ部84に対して固定される。このように
して図5に示す状態で各構成要素が組み立てられる。次
に、組み立てられたメッキ治具10は図1に示すように
メッキ本槽14の中に挿入されるとともに通電バー27
に対して着脱可能に引っ掛けられて取り付けられる。
【0034】図1に示す電源100からの通電によりア
ノード電極24側からカソード電極側のメッキ治具10
に対して電流線が供給される。これによって、銅のメッ
キ層が半導体ウェハーWの図4に示す表面91の残部1
31に対して形成される。この場合に、表面91の外周
部分130と通電リング部78はシール部材としての第
1Oリング81と第2Oリング82によりメッキ液から
完全にシールされているので、図9(B)に示すように
外周部分130と通電リング部78およびピン70Bと
スリット99には銅のメッキ層Mが形成されることはな
い。これに対して、従来では図9(A)に示すように外
周部分130には残部131以上の厚みのメッキ層M1
が形成されてしまうという欠点がある。
【0035】本発明の実施の形態において、銅のメッキ
層Mが残部131に形成されている様子を図8(C)に
示す。これによれば外周部分130にはメッキ層Mは形
成されない。半導体ウェハーの外周部分ではリング状の
通電リング部により全周に亘って通電することができる
ので、従来生じていた通電部の接触不良等による接点部
分の焼け現象が生じない。通電リング部と押さえ部は、
半導体ウェハーの外周部分の全周に亘って半導体ウェハ
ーをベースに対して強制的に押さえ付けることができ
る。このために仮に湾曲している半導体ウェハーであっ
ても、半導体ウェハーの表面を強制的に平坦化すること
ができる。この結果、メッキ治具と、このメッキ治具に
対面しているアノード電極との間の極間距離の均等化
と、半導体ウェハーの湾曲部の局部的な電位のばらつき
の低減化を図ることができる。従って半導体ウェハーの
表面におけるメッキ層の厚みの均一化を図ることができ
る。シール部材が半導体ウェハーの表面の外周部分にお
いて通電リング部にメッキが付着するのを防ぐので、通
電リング部へのメッキ層の形成を防げる。しかもシール
部材は、半導体ウェハーの表面でのメッキ面積を一定化
する。
【0036】通電リング部により、半導体ウェハーの表
面の外周部分の全周に亘って均等な電流の流れを半導体
ウェハーの外周部分の方向から作ることができる。この
ために半導体ウェハーの表面の外周部分側付近の厚み
が、半導体ウェハーの外周部分の残部の厚みとほぼ均一
に形成することができる。メッキ厚調整部材を変えるこ
とで半導体ウェハーの表面に形成されるメッキ厚の厚み
を調整できる。このことから、半導体ウェハーの外周部
分に流れる電流線、すなわちアノード電極からカソード
電極側のメッキ治具に流れる電流線を、メッキ厚調整部
材により適切に遮蔽して調整することにより、半導体ウ
ェハーの表面において均一な厚みのメッキ層を形成する
ことができる。半導体ウェハーの外周部分にはシール部
材が存在しているので、半導体ウェハーの表面の外周部
分や通電リング部には余分なメッキ層が形成されないの
で、アノード材料の使用量の削減を図ることができる。
【0037】図6と図7は、図3に示すメッキ治具10
の正面図と側面図を示している。この図6と図7に示す
メッキ治具10の形状は基本形である。支持部材74の
板状の部材74Aには、図1に示す通電板27に対して
引っ掛けるためのほぼJ字形の引っ掛け部181が形成
されている。この引っ掛け部181には、取付ネジ18
3が設けられている。この取付ネジ183を回すことに
より、メッキ治具10は通電バー27に対して固定する
ことができる。
【0038】図10と図11は、本発明の別の実施の形
態のメッキ治具を示している。図10と図11に示すメ
ッキ治具10は、支持部材74の一方と他方の面側にそ
れぞれ図3に示すようなベース70、通電リング部7
8、第1Oリングと第2Oリング81,82および押さ
え部84とメッキ厚調整部材90を備えている。このよ
うな構成にすれば、支持部材74の一方側と他方側に合
計2枚の半導体ウェハーWを装着してメッキ処理を行う
ことができる。
【0039】図12と図13は、本発明のメッキ治具の
さらに別の実施の形態を示している。図12と図13の
メッキ治具10では、図4に示す第1開口部114、第
2開口部150、そして第3開口部169の形状がそれ
ぞれ円形状ではなくたとえば正方形状になっている。各
開口部の形状は、円形や正方形に限らず他の多角形状で
あってもよい。
【0040】図14と図15は、本発明のさらに別の実
施の形態を示している。図14と図15におけるメッキ
治具10は、支持部材74の板状の部材74Bに対して
一方の面側にたとえば4つの半導体ウェハーWを搭載で
きるようになっている。このように複数の半導体ウェハ
ーWを搭載する構造を採用する場合に、4つに限らず2
つあるいは3つあるいは5つ以上の半導体ウェハーW
を、支持部材74の一方の面もしくは一方の面と他方の
面のそれぞれに設けることができる。なお上述した実施
の形態の各構成要素および技術的要素は、他の実施の形
態の技術要素と組み合わせて実現することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体ウェハーの表面に対して均一な厚みのメッキ層を
形成することができ、半導体ウェハーの表面の外周部分
において接点部分の焼けの発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメッキ治具を備えるメッキ本槽を示す
斜視図。
【図2】図1のメッキ本槽を含むメッキ装置の構造例を
示す図。
【図3】本発明の半導体ウェハー用のメッキ治具の好ま
しい実施の形態を示す分解斜視図。
【図4】本発明のメッキ治具の好ましい実施の形態を示
す断面を有する分解側面図。
【図5】図4のメッキ治具の断面を有する組立図。
【図6】図3のメッキ治具の正面図。
【図7】図3のメッキ治具の側面図。
【図8】半導体ウェハーの外周部分と残部等を示す図。
【図9】本発明の実施の形態と比較例におけるメッキ層
の形成例を示す図。
【図10】本発明のメッキ治具の別の実施の形態を示す
正面図。
【図11】図10の実施の形態の側面図。
【図12】本発明のメッキ治具のさらに別の実施の形態
を示す正面図。
【図13】図12の実施の形態のメッキ治具の側面図。
【図14】本発明のメッキ治具のさらに別の実施の形態
を示す正面図。
【図15】図14のメッキ治具の側面図。
【図16】従来のメッキ治具の斜視図。
【図17】従来のメッキ治具に半導体ウェハーが装着さ
れた状態を示す図。
【符号の説明】
10・・・メッキ治具、14・・・メッキ本槽、24・
・・アノード電極、26・・・カソード電極、70・・
・ベース、70B・・・ピン(チャッキング部)、74
・・・支持部材、76・・・外枠、78・・・通電リン
グ部、81・・・第1Oリング(シール部材)、82・
・・第2Oリング(シール部材)、84・・・押さえ
部、90・・・メッキ厚調整部材、91・・・半導体ウ
ェハーの表面、99・・・スリット(チャッキング
部)、130・・・半導体ウェハーの表面の外周部分、
131・・・半導体ウェハーの表面の残部、W・・・半
導体ウェハー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード電極に対面してメッキ槽内に配
    置されて、半導体ウェハーを保持して前記半導体ウェハ
    ーの表面にメッキを施すための半導体ウェハー用のメッ
    キ治具であり、 前記半導体ウェハーの裏面を密着して前記半導体ウェハ
    ーを保持する導電性のベースを支える導電性の支持部材
    と、 前記支持部材に固定されて前記ベースの周囲に配置され
    る電気絶縁性を有する外枠と、 前記ベースに前記半導体ウェハーを保持した状態で前記
    ベースに取り付けられて、前記半導体ウェハーの前記表
    面に対面する第1開口部を有し、前記半導体ウェハーの
    前記表面上の外周部分に対して前記支持部材と前記ベー
    スを通じて通電するためのリング状の通電リング部と、 前記通電リング部を前記ベースに対して固定するために
    前記外枠に対して固定され、前記通電リング部の前記第
    1開口部に対応する位置に第2開口部を有する押さえ部
    と、 前記半導体ウェハーの前記表面の前記外周部分において
    前記通電リング部へのメッキの付着を防ぐためのシール
    部材と、 前記押さえ部とは間隔を設けて前記押さえ部に対して固
    定され、前記押さえ部の前記第2開口部に対応する位置
    に第3開口部を有し、前記第3開口部の大きさを変えて
    前記半導体ウェハーの前記表面に形成されるメッキ層の
    厚みを調整するために取り換え自在なメッキ厚調整部材
    と、 を備えることを特徴とする半導体ウェハー用のメッキ治
    具。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は、前記通電リング部の
    外側位置であり前記押さえ部と前記外枠の間に配置され
    る第1シールと、前記通電リング部の内側位置であり前
    記押さえ部と前記半導体ウェハーの前記表面との間に配
    置される第2シールを有し、前記第1シールと前記第2
    シールの間には前記半導体ウェハーの前記表面の前記外
    周部分が位置していて、前記外周部分と前記通電リング
    部には前記第1シールと前記第2シールによりメッキ液
    の浸入を防ぐ請求項1に記載の半導体ウェハー用のメッ
    キ治具。
  3. 【請求項3】 前記第1開口部と前記第2開口部及び前
    記第3開口部は円形状であり、前記第1シールと前記第
    2シールは、リング状である請求項2に記載の半導体ウ
    ェハー用のメッキ治具。
  4. 【請求項4】 前記押さえ部は、前記外枠に対して着脱
    自在に固定される請求項1に記載の半導体ウェハー用の
    メッキ治具。
  5. 【請求項5】 前記メッキ厚調整部材は、前記押さえ部
    に対して着脱自在に固定される請求項4に記載の半導体
    ウェハー用のメッキ治具。
  6. 【請求項6】 前記通電リング部を前記ベースに対して
    所定角度回転させることで着脱自在に固定するチャッキ
    ング部を有する請求項1に記載の半導体ウェハー用のメ
    ッキ治具。
  7. 【請求項7】 前記チャッキング部は、前記ベースに設
    けられたピンと、前記通電リング部に形成されており前
    記通電リング部を回転することで前記ピンをはめ込んで
    前記通電リング部を前記ピンに対して着脱自在に固定す
    るガイド溝部を有する請求項6に記載の半導体ウェハー
    用のメッキ治具。
  8. 【請求項8】 前記半導体ウェハーの前記表面に形成さ
    れるのは銅メッキである請求項1に記載の半導体ウェハ
    ー用のメッキ治具。
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