JP2003224642A - コードレスヘッドセット - Google Patents

コードレスヘッドセット

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JP2003224642A
JP2003224642A JP2002021473A JP2002021473A JP2003224642A JP 2003224642 A JP2003224642 A JP 2003224642A JP 2002021473 A JP2002021473 A JP 2002021473A JP 2002021473 A JP2002021473 A JP 2002021473A JP 2003224642 A JP2003224642 A JP 2003224642A
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Japan
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body housing
hanger
ear
wearer
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JP2002021473A
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Inventor
Takashi Yamaguchi
孝史 山口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 重量バランスに優れ、装着者に対し疲労感お
よび不快感を感じさせず、左右どちらの片耳へも装着可
能なコードレスヘッドセットを提供する。 【解決手段】 バッテリー部6により駆動され、電話機
に接続された無線親機との間で、アンテナ部5を介して
無線通信可能なヘッドセットにおいて、装着者の片耳に
掛合可能で、耳元から口元にかけて配置された本体筐体
1の上部に固定されたハンガー部8と、本体筐体1内の
下部に配置されたマイク部2と、ハンガー部8の近辺か
つ本体筐体1内の上部に配置されたスピーカー部3と、
本体筐体1内に設けられ、音声の電気信号の制御回路お
よび無線回路を有するプリント基板4とを有し、バッテ
リー部6は、本体筐体1内の上部であって、スピーカー
部3とプリント基板4との間に配置され、アンテナ部5
は、本体筐体1内のバッテリー部6とマイク部2との間
に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内や小規模の
オフィスなどで使用されるコードレスヘッドセットに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声通信用である電話機および携
帯端末の周辺機器としてハンズフリー及びコードレスに
て通信可能であるコードレスヘッドセットが市場に投入
され始めている。
【0003】図15は従来のコードレスヘッドセットの
縦断面図である。
【0004】図15に示す従来のコードレスヘッドセッ
ト71は、電話回線に接続する電話機(図示せず)に電
気的に接続された無線親機(図示せず)と無線通信可能
であり、装着者の左右いずれかの片耳へ保持するハンガ
ー部、音声の入力部であるマイク部72、出力部である
スピーカー部73、音声の電気信号の制御回路、バッテ
リー部76の充電の制御回路及び無線回路を有するプリ
ント基板74、プリント基板74内の回路を電気的に駆
動するバッテリー部76、無線通信を行うアンテナ部7
5から構成されている。
【0005】以上の構成により、バッテリー部76から
の電源供給によりマイク部72およびスピーカー部73
からの音声の入出力の信号をプリント基板74内の制御
回路にて電気信号に変換し、無線回路にて無線親機との
通信を行い、バッテリー部76の充電時には無線親機
(図示せず)または専用の充電装置(図示せず)と本体
筐体1を電気的に接続した上で、プリント基板74内の
回路にて充電制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コードレスヘッドセットにおいて、装着者の左右いずれ
かの片耳へヘッドセットを保持する場合、重量のあるバ
ッテリー部が装着者の片耳から離れた位置にあるため、
装着者の頭が振れる際には、頭の振れ以上にヘッドセッ
ト自身も振れるなどするため、片耳への疲労感および片
耳から落ちるなどの不安感が常に付きまとうことにな
り、不快感を発生することとなる。
【0007】本発明は、上記課題を解決するもので、重
量バランスに優れ、装着者に対し疲労感および不快感を
感じさせることが無く、装着者の左右どちらの片耳へも
装着可能な装着性を向上させるコードレスヘッドセット
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレスヘッ
ドセットにおいては、バッテリー部を、本体筐体内の上
部であって、スピーカー部とプリント基板との間に配置
したものである。
【0009】この発明によれば、重量バランスに優れ、
装着者に対し疲労感および不快感を感じさせることが無
く、装着者の左右どちらの片耳へも装着可能な装着性を
向上させるコードレスヘッドセットが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、バッテリー部からの電力により駆動され、電話機に
電気的に接続された無線親機との間で、アンテナ部を介
して無線通信可能なヘッドセットにおいて、装着者の片
耳に掛合可能で、耳元から口元にかけて配置された本体
筐体の上部に固定されたハンガー部と、装着者の口元近
辺であって、本体筐体内の下部に配置されたマイク部
と、装着者の耳へ圧接するようにハンガー部の近辺かつ
本体筐体内の上部に配置されたスピーカー部と、本体筐
体内に設けられ、音声の電気信号の制御回路および無線
回路を有するプリント基板とを有し、バッテリー部は、
本体筐体内の上部であって、スピーカー部とプリント基
板との間に配置され、アンテナ部は、本体筐体内のバッ
テリー部とマイク部との間に配置されていることを特徴
とするコードレスヘッドセットとしたものであり、バッ
テリー部を本体筐体内の上部であって、スピーカー部と
プリント基板との間に配置したので、重心がハンガー部
の近傍に配置される。また、アンテナ部を本体筐体内の
バッテリー部とマイク部との間に配置したので、本体筐
体内の無駄な空間部を利用するという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、ハンガー部には
本体筐体内部で回転可能な軸部を、本体筐体には軸部が
回転可能な軸受け部を備え、またハンガー部が回転時に
常に本体筐体の内側へバネ圧を付与するバネ部を備え、
さらにハンガー部の軸部には、本体筐体からの抜け防止
のためのストッパー部を備えたことを特徴とした請求項
1に記載のコードレスヘッドセットとしたものであり、
ハンガー部と本体筐体内とをバネ部を介して連結したの
で、本体筐体を装着者の耳へ圧接することができるとい
う作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、ハンガー部の軸
部の一部に凸部を備え、軸部が回転する本体筐体内にお
いて凸部が嵌合可能な凸部を備えたことを特徴とした請
求項1に記載のコードレスヘッドセットとしたものであ
り、相互に嵌合(掛合)する凸部を備えたことにより、
ハンガー部をある角度で回転させたまま保持することが
でき、容易に片耳へ装着できるという作用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、軸部は、ハンガ
ー部に一体的に設けられた軸に外挿され、この軸と一体
的に回動可能な回転軸受部と、ハンガー部の前記軸部の
一部と嵌合可能なカバーストッパー部とを有することを
特徴とする請求項2または3に記載のコードレスヘッド
セットとしたものであり、回転軸受部を有しているの
で、本体筐体を装着者の耳へ圧接するとともに装着者の
左右どちらの耳へも装着できるという作用がある。
【0014】請求項5に記載の発明は、スピーカー部を
収納する本体筐体の一部の形状を装着者の耳内部へ挿入
可能な形状としたことを特徴とする請求項1から3のい
ずれかの項に記載のコードレスヘッドセットとしたもの
であり、スピーカー部を収納する本体筐体の一部の形状
を装着者の耳内部へ挿入可能な形状としたことにより、
ヘッドセットの装着性と出力音声が向上するという作用
を有する。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図14を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1に係るコードレスヘッドセットを装着時の外観斜視
図、図2は同コードレスヘッドセットの裏面からの外観
斜視図、図3はの同コードレスヘッドセットの縦断面
図、図4は同コードレスヘッドセットのハンガー部の横
断面図、図5は同コードレスヘッドセットのバネ部の縦
断面図、図6はコードレスヘッドセットの軸部の縦断面
図であり、図7は同コードレスヘッドセットのストッパ
ー部の縦断面図である。
【0017】図1、図2、図3、図4、図5、図6、図
7に示すようにコードレスヘッドセットは、音声を電気
信号に変換し、電話回線に接続する電話機(図示せず)
に電気的に接続された無線親機(図示せず)と無線にて
通信可能なコードレスヘッドセットである。
【0018】図1、図2、図3に示すようにコードレス
ヘッドセットの本体筐体1内には音声の入力部であるマ
イク部2、音声の出力部であるスピーカー部3、音声等
の制御及び無線回路が実装されたプリント基板4、無線
親機(図示せず)との間で無線通信を行うためのアンテ
ナ部5、プリント基板4内の回路を電気的に駆動するバ
ッテリー部6と、装着者7の左右いずれかの片耳7aに
保持するハンガー部8から形成されており、バッテリー
部6はスピーカー部3とプリント基板4の間で重なるよ
うに備えられており、アンテナ部5はプリント基板4上
及びマイク部2よりの位置に備えられており、また、ハ
ンガー部8は、スピーカー部3近辺に備えられている。
【0019】さらに、図4、図5、図6、図7に示すよ
うにハンガー部8には本体筐体1との間で回転摺動する
軸部8aを、本体筐体1にはハンガー部8の軸部8aが
回転可能な軸受け部1aを、またハンガー部8が回転時
に常に本体筐体1の内側方向9(スピーカー部3を耳に
当接させ押圧する方向)へバネ圧を付与するバネ部10
を備え、さらにハンガー部8の軸部8aが本体筐体1か
らの抜け防止のためのストッパー部11を備えた構成に
特徴を有する。
【0020】以上の構成において、バッテリー部6から
の電源供給によりマイク部2およびスピーカー部3から
の音声の入出力の信号をプリント基板4内の制御回路に
て電気信号に変換し、無線回路にて無線親機(図示せ
ず)との通信を行う。バッテリー部6の充電方法につい
ては、本体筐体1内のプリント基板4内に充電制御回路
を実装し無線親機(図示せず)または専用の充電台(図
示せず)と本体筐体1を電気的に接続した上で、プリン
ト基板4内の回路にて充電制御を行ってもよく、または
本体筐体1内からバッテリー部6を取り出し、無線親機
(図示せず)又は専用の充電装置(図示せず)と電気的
に通電した上で充電しても良く、特に限定しない。
【0021】さらに、ハンガー部8については、ハンガ
ー部8の軸部8aを本体筐体1の孔部1bに挿入後、コ
イル状のバネ部10の巻き方向に対し平行に伸びる端部
10aを前述の軸部8aの溝部8bに挿入し、バネ部1
0の巻き方向に対し垂直に伸びる端部10bを本体筐体
1内の軸受け部1aの突起部1cに嵌合させ、ストッパ
ー部11により保持及び固定する(ストッパー部11は
本体筐体1内の他の部分と併用することも可能であり、
またストッパー部11の本体筐体1への取り付け方法に
ついてもいかなる方法でも良く、特に限定しない。)。
【0022】この時、装着者7が左右いずれかの片耳7
aへ保持した場合、ハンガー部8は装着者7の片耳7a
の厚みにより、本体筐体1に対し外側方向12へ軸部8
aを中心に回転し開くことになるが、バネ部10の端部
10bが本体筐体1に嵌合し、一方の端部10aは軸部
8aと共に回転するために、バネ部10の端部10aに
復元力が働き、常に本体筐体1の内側方向9へバネ圧が
かかるために、本体筐体1は常に片耳7aへ圧接するこ
とになる。
【0023】このように本実施の形態においては、ハン
ガー部8により装着者7の左右いずれかの片耳7aへ保
持した場合、重量の重い部品をスピーカー部3の近辺に
配置しているため、重量バランスに優れ、さらに本体筐
体1がハンガー部8と軸部8aとバネ部10により、常
に本体筐体1の内側方向9へ圧接されており、本体筐体
1の重量が大きい場合でも、ハンガー部8だけでなく、
前述の圧接力による保持が可能となる。更に装着者7が
頭部を振った場合でも、本体筐体1は装着者7の片耳7
aから離れること無く、保持が可能となり、装着性が容
易に向上するという効果を有する。
【0024】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の
形態2に係るコードレスヘッドセットの縦断面図であ
る。
【0025】この実施の形態は前記実施の形態1の構成
において、ハンガー部8の軸部8aの一部に突起部8c
を備え、本体筐体1内の軸受け部1aには前述の軸部8
aが回転摺動時において、ある回転角度で前述の軸部8
aの突起部8cと嵌合可能な凸部1dを備えた構成に特
徴を有する。
【0026】以上の構成において、ハンガー部8が本体
筐体1に対し外側方向12に回転した際に、軸部8a上
の突起部8cも同様に回転し、ハンガー部8が軸部8a
を中心にある角度で軸部8aの突起部8cと本体筐体1
の軸受け部1aの凸部1dが嵌合すると、ハンガー部8
は本体筐体1に対し内側方向9へ回転する動きがとま
り、ハンガー部8は本体筐体1に対しての角度を保持す
ることが可能となり、片耳7aへ装着の際にはハンガー
部8と本体筐体1とのスペースが保持されているため、
片耳7aへの挿入が容易となる。装着後については、本
体筐体1を片耳7a方向へ押圧することにより、軸部8
aの突起部8cと軸受け部1aの凸部1dの嵌合が解除
され、バネ部10による片耳7aへの圧接が可能とな
る。
【0027】このように本実施の形態において、軸部8
aの突起部8cと本体筐体1の軸受け部1aの凸部1d
がある回転角度で嵌合し、本体筐体1側へのバネ圧によ
る回転動作を止めることができるため、装着者7が左右
いずれかの片耳7aへ装着しようとする際に、ハンガー
部8の本体筐体1に対する角度をある角度で保持するこ
とができるため、片耳7aへの装着性が容易に向上する
という効果を有する。
【0028】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3に係るコードレスヘッドセットの回転軸受け部の
横断面図、図10は同コードレスヘッドセットのバネ部
の縦断面図、図11は同コードレスヘッドセットの回転
軸受け部の縦断面図であり、図12は同カバーストッパ
ー部の嵌合状態を示す縦断面図である。
【0029】本実施の形態は前記実施の形態1の構成と
ほぼ同様であり、図2に示すようにヘッドセットコード
レスの本体筐体1内には音声の入力部であるマイク部
2、音声の入力部であるスピーカー部3、音声等の制御
及び無線回路が実装されたプリント基板4、無線親機
(図示せず)との間で無線通信を行うためのアンテナ部
5、プリント基板4内の回路を電気的に駆動するバッテ
リー部6と、装着者7の左右いずれかの片耳7aに保持
するハンガー部8から形成されており、バッテリー部6
はスピーカー部3とプリント基板4の間で重なるように
備えられており、アンテナ部5はプリント基板4上及び
マイク部3よりの位置に備えられており、またハンガー
部8はスピーカー部3近辺に備えられている。
【0030】さらにハンガー部8には本体筐体1との間
で回転摺動するDカット形状の軸部8eを、本体筐体1
にはハンガー部8の軸部8eを挿入及び嵌合後、軸部8
eと共に回転可能なDカット形状の孔部13aを有する
回転軸受け部13を、またハンガー部8及び回転軸受け
部13が回転時に常に本体筐体1の内側方向9へバネ圧
を付与するバネ部10を備え、さらにハンガー部8の軸
部8eが本体筐体1からの抜け防止のため一部に凹部1
4aを有するカバーストッパー部14を備え、ハンガー
部8の軸部8eの先端にはカバーストッパー部14の凹
部14aと嵌合可能な凸部8dを備えた構成に特徴を有
する。
【0031】以上の構成において、バッテリー部6から
の電源供給によりマイク部2およびスピーカー部3から
の音声の入出力の信号をプリント基板4内の制御回路に
て電気信号に変換され、無線回路にて無線親機(図示せ
ず)との通信を行う。また、バッテリー部6の充電時に
は、無線親機(図示せず)または専用の充電台(図示せ
ず)と本体筐体1を電気的に接続した上で、プリント基
板4内の回路にて充電制御を行う。
【0032】さらに、回転軸受け部13にはコイル状の
バネ部10の巻き方向に対し平行に伸びる端部10aを
回転軸受け部の溝部13bに挿入し、バネ部10の巻き
方向に対し垂直に伸びる端部10bを本体筐体1内の軸
受け部1aの突起部1cに嵌合させ、ハンガー部8につ
いては、ハンガー部8の軸部8eを本体筐体1の孔部1
bを通してコイル状のバネ部10が嵌合された回転軸受
け部13に挿入後、再び本体筐体1の孔部1bを貫通
し、軸部8eの凸部8cとカバーストッパー部14の凹
部14aが回転し嵌合することにより、ハンガー部8と
本体筐体1を保持及び固定する。本体筐体1に対する回
転軸受け部13の固定及び保持は、本体筐体1内の他の
部品(ここでは図示せず)と本体筐体1との間で保持及
び固定されていれば良く、特に限定しない。
【0033】装着者7が左右いずれかの片耳7aへ保持
した場合、ハンガー部8は装着者7の片耳7aの厚みに
より、本体筐体1に対し外側方向12へ軸部8eを中心
に回転し開くことになるが、バネ部10の端部10bが
本体筐体1に嵌合し、一方の端部10aは軸部8eと共
に回転するために、バネ部10の端部10aに復元力が
働き、バネ部10により常に本体筐体1の内側方向9に
バネ圧がかかるために、本体筐体1は常に耳へ圧接する
ことになる。
【0034】さらに、カバーストッパー部14をハンガ
ー部8の軸部8e部から取り外し、またハンガー部8を
本体筐体1から取り外した後、本体筐体1の他面の孔部
1bよりハンガー部8の軸部8eを挿入し、カバースト
ッパー部14を嵌合させると、ハンガー部8は左右どち
らの片耳7aへも装着可能となり、前述の回転の動作と
同じように、本体筐体1の内側方向9へ常にバネ圧を付
与することができ、常に片耳7aへ圧接することが可能
となる。
【0035】このように本実施の形態においては、本体
筐体1がハンガー部8の軸部8e、軸受け部1a、バネ
部10及びカバーストッパー部14により、常に本体筐
体1の内側方向9へ圧接されており、本体筐体1の重量
が大きい場合、ハンガー部8だけでなく、前述の圧接力
による保持が可能となる。更に装着者7が頭部を振った
場合でも、本体筐体1は装着者7の片耳7aから離れる
こと無く、保持が可能となる。さらに、カバーストッパ
ー部14の取り外しにより、装着者7の片耳7aの左右
どちらにも装着可能となり、装着性の向上が容易である
という効果を有する。
【0036】(実施の形態4)図13は、本発明の実施
の形態に係るコードレスヘッドセットの回転軸受け部の
縦断面図である。
【0037】この実施の形態は前記実施の形態3の構成
において、ハンガー部8の軸部8eが挿入され、本体筐
体1内に嵌合される回転軸受け部13の一部に突起部1
3cを備え、本体筐体1内に備えられた回転軸受け部1
3が回転する軸受け部1aにも凸部1dを備えた構成に
特徴を有する。
【0038】以上の構成において、ハンガー部8が本体
筐体1に対し外側方向12に回転した際に、回転軸受け
部13の突起部13cも同様に回転し、ハンガー部8が
軸部8eを中心にある角度まで回転すると、回転軸受け
部13の突起部13cと本体筐体1の軸受け部1aの凸
部1dが嵌合するので、ハンガー部8は本体筐体1に対
し内側方向9へ回転する動きがとまり、ハンガー部8は
本体筐体1に対しての角度を保持することが可能とな
り、片耳7aへ装着の際にはハンガー部8と本体筐体1
とのスペースが保持されているため、片耳7aへの挿入
が容易となる。装着後については、本体筐体1を片耳7
a方向へ押圧することにより、回転軸受け部13の突起
部13cと本体筐体1の軸受け部1aの凸部1dの嵌合
が解除され、バネ部10による片耳7aへの圧接が可能
となる。
【0039】このように本実施の形態において、回転軸
受け部13の突起部13cと本体筐体1の軸受け部1a
の凸部1dがある回転角度で嵌合し、本体筐体1側への
バネ圧による回転動作を止めることができるため、装着
者7が左右いずれかの片耳7aへ装着しようとする際
に、ハンガー部8の本体筐体1に対する角度をある角度
で保持することができるため、耳への装着性が容易に向
上するという効果を有する。
【0040】(実施の形態5)図14は本発明の実施の
形態5に係るコードレスヘッドセットの裏面からの外観
斜視図である。
【0041】本実施の形態は前記実施の形態1及び実施
の形態3の構成において、スピーカー部3を収納する本
体筐体1の外観形状の一部であるスピーカー部3のハウ
ジング部1eの形状を装着者7の片耳7a内部への挿入
が可能な形状とした構成に特徴を有する。
【0042】以上の構成において、本体筐体1を装着者
7の片耳7aへ装着した際に、ハンガー部8は片耳7a
の外側にあたる外耳7bを取り囲むように保持され、一
方、スピーカー部3のハウジング部1eは装着者7の片
耳7aの中に挿入される。
【0043】このように本実施の形態においては、スピ
ーカー部3を収納する本体筐体1の一部であるスピーカ
ー部3のハウジング部1eを装着者7の片耳7aの中へ
挿入可能な形状としたことで、ハンガー部8を装着者7
の左右いずれかの片耳7aへ掛けるだけでなく、スピー
カー部3のハウジング部1dを片耳7aの中へ挿入し保
持させることが可能となり、また本体の重量をハンガー
部8とスピーカー部3のハウジング部1eに分散させる
ことが可能となるため、ハンガー部8を通して片耳の外
耳7bのみにかかるストレスを軽減し、装着性が容易に
向上するという効果と、音声の出力部であるスピーカー
部3が片耳の中に有るため、周囲のノイズを軽減すると
いう効果を有する。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、バッテリ
ー部を本体筐体内の上部に配置し、アンテナ部をバッテ
リー部とマイク部との間に配置したので、ハンガー部に
より装着者の左右いずれかの片耳は保持した場合、重量
の重い部品がスピーカー部の近辺に配置され、重量バラ
ンスに優れ、装着者に対し疲労感および不快感を感じさ
せることが無く、また装着者の頭が振れたとしても、遠
心力等の力によりコードレスヘッドセットが耳から振れ
てしまい、さらに耳から外れ落ちる等の装着性の悪化を
軽減できるという効果を有する。
【0045】また、ハンガー部に軸部とバネ部を設ける
ことにより、本体筐体を装着性の耳へ圧接することがで
き、本体筐体の重量が大きい場合でも、ハンガー部だけ
でなく、前述の圧接力による確実な保持が可能な効果を
有する。
【0046】また、ストッパー部の取り外しにより、装
着者の片耳の左右どちらにも装着可能となり、装着性の
向上が容易であるという効果を有する。
【0047】また、軸部と本体筐体内にそれぞれ凸部を
設けることにより、両方の凸部がある回転角度で嵌合
し、本体筐体側へのバネ圧による回転動作を止めること
ができるため、装着者が左右いずれかの片耳へ装着しよ
うとする際に、ハンガー部の本体筐体に対する角度をあ
る角度で保持することができ、耳への装着性が容易に向
上するという効果を有する。
【0048】さらに、スピーカー部のハウジング部を装
着者の耳の中へ挿入可能な形状とすると、ハンガー部を
装着者の左右いずれかの片耳へ掛けるだけでなく、スピ
ーカー部のハウジング部を耳の中へ挿入し保持させるこ
とが可能となり、また本体の重量をハンガー部とスピー
カー部のハウジング部に分散させることが可能となるた
め、装着性を向上できるという効果がある。また、音声
の出力部であるスピーカー部が装着者の片耳の中に位置
するため、周囲のノイズが軽減でき、音声をよりクリア
に聞くことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットを装着時の外観斜視図
【図2】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットの裏面からの外観斜視図
【図3】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットの縦断面図
【図4】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットのハンガー部の横断面図
【図5】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットのバネ部の縦断面図
【図6】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットの軸部の縦断面図
【図7】本発明の実施の形態1に係るコードレスヘッド
セットのストッパー部の縦断面図
【図8】本発明の実施の形態2に係るコードレスヘッド
セットの縦断面図
【図9】本発明の実施の形態3に係るコードレスヘッド
セットの回転軸受け部の横断面図
【図10】本発明の実施の形態3に係るコードレスヘッ
ドセットのバネ部の縦断面図
【図11】本発明の実施の形態3に係るコードレスヘッ
ドセットの回転軸受け部の縦断面図
【図12】本発明の実施の形態3に係るコードレスヘッ
ドセットのカバーストッパー部の嵌合状態を示す縦断面
【図13】本発明の実施の形態4に係るコードレスヘッ
ドセットの回転軸受け部の縦断面図
【図14】本発明の実施の形態5に係るコードレスヘッ
ドセットの裏面からの外観斜視図
【図15】のコードレスヘッドセットの縦断面図
【符号の説明】
1 本体筐体 1a 軸受け部 1b 孔部 1c 突起部 1d 凸部 1e ハウジング部 2 マイク部 3 スピーカー部 4 プリント基板 5 アンテナ部 6 バッテリー部 7 装着者 7a 片耳 7b 外耳 8 ハンガー部 8a 軸部 8b 溝部 8c 突起部 8d 凸部 8e 軸部 9 内側方向 10 バネ部 11 ストッパー部 12 外側方向 13 回転軸受け部 13a 孔部 13b 溝部 13c 突起部 14 カバーストッパー部 14a 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリー部からの電力により駆動され、
    電話機に電気的に接続された無線親機との間で、アンテ
    ナ部を介して無線通信可能なヘッドセットにおいて、 装着者の片耳に掛合可能で、耳元から口元にかけて配置
    された本体筐体の上部に固定されたハンガー部と、 装着者の口元近辺であって、前記本体筐体内の下部に配
    置されたマイク部と、 装着者の耳へ圧接するように前記ハンガー部の近辺かつ
    前記本体筐体内の上部に配置されたスピーカー部と、 前記本体筐体内に設けられ、音声の電気信号の制御回路
    および無線回路を有するプリント基板とを有し、 前記バッテリー部は、前記本体筐体内の上部であって、
    前記スピーカー部と前記プリント基板との間に配置さ
    れ、 前記アンテナ部は、前記本体筐体内の前記バッテリー部
    と前記マイク部との間に配置されていることを特徴とす
    るコードレスヘッドセット。
  2. 【請求項2】前記ハンガー部には前記本体筐体内部で回
    転可能な軸部を、前記本体筐体には前記軸部が回転可能
    な軸受け部を備え、また前記ハンガー部が回転時に常に
    前記本体筐体の内側へバネ圧を付与するバネ部を備え、
    さらに前記ハンガー部の前記軸部には、前記本体筐体か
    らの抜け防止のためのストッパー部を備えたことを特徴
    とする請求項1に記載のコードレスヘッドセット。
  3. 【請求項3】前記ハンガー部の前記軸部の一部に凸部を
    備え、前記軸部が回転する前記本体筐体内において前記
    凸部が嵌合可能な凸部を備えたことを特徴とする項2に
    記載のコードレスヘッドセット。
  4. 【請求項4】前記軸部は、ハンガー部に一体的に設けら
    れた軸に外挿され、この軸と一体的に回動可能な回転軸
    受け部と、前記ハンガー部の前記軸部の一部と嵌合可能
    なカバーストッパー部とを有することを特徴とする請求
    項2または3に記載のコードレスヘッドセット。
  5. 【請求項5】前記スピーカー部を収納する前記本体筐体
    の一部の形状を装着者の耳内部へ挿入可能な形状とした
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかの項に記載
    のコードレスヘッドセット。
JP2002021473A 2002-01-30 2002-01-30 コードレスヘッドセット Pending JP2003224642A (ja)

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