JP2003223696A - 特定道路情報サーバ、車載通信処理装置及び特定道路情報クライアントプログラム - Google Patents
特定道路情報サーバ、車載通信処理装置及び特定道路情報クライアントプログラムInfo
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Abstract
道路に関する所望の情報を得ることを目的とする。 【解決手段】 車両が高速道路入口のETC親機を通過
するときに車両情報通信サーバに認証情報を通知するこ
とにより車両情報通信サーバは車両が高速道路上にいる
ことを記憶し、車両情報通信サーバは高速道路上の車両
から定期的に位置情報を受けることにより車両の監視を
行う。高速道路に入った送信車両が渋滞に遭遇したと
き、「交通事故ですか?」とのメッセージを前方の車両
に届けるべく車両情報通信サーバに送信する。車両情報
通信サーバはこれを受けて、適切な車両を選んでメッセ
ージを届ける。メッセージを受けた受信車両は応答メッ
セージ「トラックが故障している」を作成して車両情報
通信サーバに送信し、車両情報通信サーバはそれを送信
車両に返送する。
Description
を授受する車両に搭載された車載通信処理装置、特定道
路情報クライアントプログラム、およびこの情報の授受
を仲介する特定道路情報サーバに関するものである。
代表される特定道路上における情報サービスは、路側に
設置されている電光掲示板による情報提供、またはAM
ラジオによる放送、あるいは携帯電話の一斉ショートメ
ッセージ配信等の広域通信網によるブロードバンド放送
等がある。
AMラジオによる情報サービスでは、車両が必要とする
任意の情報を取得することはできず、限定的な情報しか
得られない。
は、特定道路に近接した他の一般道路にもメッセージが
届くので、特定道路通行車両のみに限定して情報を送信
することができず、一般道路走行車に無駄な情報を提供
することになってしまう。
送るために、特定道路上にいる車両を特定する方法とし
て車載のGPSによる測位システムを使用しても、特定
道路と一般道路とが近接して並走している場合あるいは
交差している場合などは、誤判定される可能性がある。
ービスにおいて、特定道路上にいる車両を正確に認識
し、特定道路に関する所望の情報を取得できるようにす
ることを目的とする。
め、請求項1に記載の特定道路情報サーバでは、特定道
路情報サービスを利用することのできる車両であるクラ
イアント車両からこのクライアント車両が特定道路上に
いることの通知を受けることにより、特定道路上にいる
クライアント車両を記憶する手段と、特定道路上にいる
クライアント車両間の通信の仲介を行う手段と、を備え
たことを特徴としている。
路上にいるクライアント車両を記憶してこれらの車車間
の通信を仲介できるので、特定道路上の車両を正確に認
識して所望の情報を取得できる特定道路情報サービスを
行うことが可能となる。
るクライアント車両を記憶する具体例として、請求項2
に記載の発明では、請求項1に記載の特定道路情報サー
バにおいて、クライアント車両が特定道路に進入したこ
とをその入り口近傍の路上機を介して検知する手段と、
クライアント車両が特定道路から退出したことをその出
口近傍の路上機を介して検知する手段と、これらの手段
による検知に基づいて特定道路上にいるクライアント車
両を記憶する手段と、を備えたことを特徴としている。
1または2に記載の特定道路情報サーバにおいて、特定
道路上のクライアント車両から間欠的に車両の位置情報
を取得する手段と、クライアント車両からの車車間通信
の要求に対して、位置情報に基づいて車車間通信の相手
先のクライアント車両を決定する手段と、を備えたこと
を特徴としている。
車両の位置を特定道路情報サーバが認識しており、それ
に基づいて仲介する車車間通信の相手のクライアント車
両を決定することができるので、不特定のクライアント
車両を相手先とする場合と比べて、効率よく所望の情報
を取得できる特定道路情報サービスを行うことができ
る。
では、車両に搭載される車載通信処理装置であって、特
定道路上にいることの通知を車両から受けることにより
特定道路上にいる車両を記憶して特定道路上の車両間の
通信を仲介する特定道路情報サーバと、車両内の無線通
信機を介して通信する手段と、車両が特定道路上にいる
ことを特定道路情報サーバに通知する手段と、特定道路
情報サーバの仲介によって特定道路にいる他の車両と通
信を行う手段と、を備えたことを特徴としている。
載した車が特定道路上にあるときは特定道路情報サーバ
にその旨を通知し、その上で特定道路上にいる車両につ
いて記憶している特定道路情報サーバを仲介とした通信
を行うので、特定道路上の車両を正確に認識して所望の
情報を取得できる特定道路情報サービスを行うことが可
能となる。
に記載の車載通信処理装置において、特定道路情報サー
バに仲介された特定道路上の他の車両からの情報要求を
受信すると、搭載された車両に関連した情報を検知する
装置から取得した車両関連情報を情報要求に基づいて特
定道路情報サーバに返送する手段を備えたことを特徴と
している。
報を検知する装置から取得した情報を情報要求に応じて
返すことができるので、所望の情報を取得できる特定道
路情報サービスを行うことが可能となる。
報を検知する装置は、車両内の乗員からの入力を受け付
けるユーザーインターフェースも含むものとする。
または5に記載の車両通信処理装置において、特定道路
上において、搭載された車両の現在位置を検出する位置
取得装置から車の位置情報を取得する手段と、位置情報
と車両の識別信号とを併せて間欠的に特定道路情報サー
バに送信する手段と、搭載された車両の現在位置に基づ
く所定の領域内における車両にのみ特定道路情報サーバ
を介して一斉通信する手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
を特定道路情報サーバに知らせておき、特定の領域の車
両にのみ一斉通信を行うことができるので、不特定の車
両と通信を行う場合と比べて、、効率よく所望の情報を
取得できる特定道路情報サービスを行うことができる。
イアントプログラムは、車両に搭載される車載通信処理
コンピュータに、特定道路上にいることの通知を車両か
ら受けることにより特定道路上にいる車両を記憶し特定
道路上の車両間の通信を仲介する特定道路情報サーバ
と、車両内の無線通信機を介して通信する機能と、車両
が特定道路上にいることを特定道路情報サーバに通知す
る機能と、特定道路情報サーバの仲介によって特定道路
にいる他の車両と通信を行う機能と、を実現させるため
のものであることを特徴としている。
ントプログラムを実行する車載通信処理コンピュータを
搭載した車が特定道路上にあるときは特定道路情報サー
バにその旨を通知し、その上で特定道路上にいる車両に
ついて記憶している特定道路情報サーバを仲介とした通
信を行うので、特定道路上の車両を正確に認識して所望
の情報を取得できる特定道路情報サービスを行うことが
可能となる。
1実施形態として、不特定の車両同士が特定道路情報情
報サーバを介して通信する高速道路情報サービスについ
て説明する。図1にこのシステムの構成図を示す。
8が通行している高速道路410の入り口であり出口で
ある料金ゲート(図示せず)にはETC親機440が設
けられ、このETC親機440はETCを管理している
ETC制御センター450内のETCサーバ460に接
続している。このETCサーバ460はインターネット
480を介して車両情報通信サーバ490と通信するこ
とができるようになっている。また、この高速道路41
0の近傍には広域通信網無線基地局421〜428が敷
設され、それらのセルBS1〜BS8が高速道路410
内を被覆するような配置となっている。
で情報サービスを利用するために車両内に搭載している
車載側装置1のブロック図を図2に示す。この車載側装
置1は通信を行うための無線機100と、車載サーバ1
40と、GPS測位装置160と、ワイパー制御部17
0と、操作部176/表示部177/スピーカー178
/マイク179からなるユーザーインターフェースモジ
ュール175と、路面センサー180と、外気温センサ
ー185と、が車載LAN150を介してそれぞれ信号
のやりとりをできるようになっている。
出口でETC親機440と通信するためのETCアンテ
ナ110とETC送受信装置115とを有し、また基地
局421〜428と通信するための広域通信アンテナ1
20と広域通信網無線送受信装置125とを有してお
り、これらが送受する信号は、フィルタリングや認証を
行うインテリジェントなインターフェースである無線装
置ゲートウエイ130によって車載LANとやりとりす
ることができるようになっている。
が設置された高速道路410の出口と入り口を通過する
車両430〜438を検知すると、無線機100と通信
をすることにより認証を行う。そして、車両430〜4
38が入り口を通過すると車両430〜438が高速道
路410上に進入したことを車両情報と共に車両情報通
信サーバ490に送信し、また車両430〜438が出
口を通過すると車両430〜438が高速道路410か
ら退出したことを車両情報と共に車両情報通信サーバ4
90に送信するようになっている。なお、ここで車両情
報とは車両に固有の認証コード、現在時刻、GPS測位
装置160によって得た車両の位置等である。
142とを有し、車載LAN150を介して上記した種
々の機器と通信情報や制御情報をやりとりし、それらの
情報を処理することにより様々な制御、サービスを行う
ものである。この処理はソフトウエアとして実現され
る。そのためのプログラムはあらかじめメモリ142内
に存在していてもよいし、あるいは無線機100を介し
て外部からメモリ142にダウンロードするようになっ
ていてもよい。このメモリ142内のプログラムをCP
U141で実行することによって、車載サーバ140の
作動が実現されることになる。高速道路情報サービスを
受けるためのプログラムとしては高速道路情報クライア
ントプログラムが使用される。
道路410上の車両430〜438が互いに高速道路に
関する情報をやりとりする通信の手続きについて、2つ
の具体例を示して説明する。
両430が高速道路410に入り渋滞に遭遇したとき
に、前方で事故が発生したのかどうかを問い合わせて受
信車両としての車両435から返答メッセージが返って
くるまでの手順を説明する。この手続きにおける送信車
両430、車両情報通信サーバ490、受信車両435
の間の信号のやりとりを示す手続きを図3に示す。な
お、以下で丸括弧内に示されるステップは、図3に記載
された対応する丸括弧付き数字の手順に対応するもので
ある。
ために出入り口である料金ゲートのETC親機440を
通過する(ステップ1)。その際、ETC親機440、
ETCサーバ460、インターネット480を経由して
車両情報通信サーバ490に認証のための車両情報が伝
わり(ステップ2)、車両情報通信サーバ490はこの
車両430が高速道路410上にいることを記憶し、車
両430に対して高速道路情報サービスの利用を許可す
る(ステップ3)。
入した車両430は定期的に車両情報を車両情報通信サ
ーバ490に送信する(ステップ4)。また、高速道路
410上の他の車両431〜438も同様に車両情報を
車両情報通信サーバ490に定期的に送信しているの
で、車両情報通信サーバ490側は高速道路410上の
車両430〜438の位置情報の監視状態にあるという
ことになり(ステップ5)、常に高速道路410上の車
両430〜438の位置等の把握ができている。
とき、車両430に乗車している人が車両430に搭載
されている操作部176を使用して情報要求としてのシ
ョートメッセージを作成し、それを一斉通信として基地
局経由で車両情報通信サーバ490に送信する(ステッ
プ6)。ショートメッセージの内容は例えば「交通事故
ですか?教えてください」というものである。このショ
ートメッセージは、定型文としてあらかじめ車載サーバ
140に記憶させていたものを選択するという形にして
もよい。
ラメータ1〜3を添付する。パラメータ1は、このメッ
セージを受信する相手を規定するためのもので、自車の
位置を基準として所定の距離、例えば前方1kmまでに
いる車両を受信対象とする旨が記載されている。パラメ
ータ2は、時間指定のためのものであり、発信してから
所定時間、例えば1時間は返答を待つが、それ以降はこ
のサービスを受けない旨が記載されている。パラメータ
3には車両の位置情報が記載されている。
として無線機100の識別子、例えば電話番号あるいは
メールアドレス等が含まれているが、この情報は公開扱
いとしない限り着信先にはわからないように処理され
る。
情報通信サーバ490は、その添付されたパラメータに
基づきメッセージを送信する車両を特定し(ステップ
7)、基地局経由で特定した車両に対してこのショート
メッセージを送信する(ステップ8)。
バ140は、ユーザーインターフェースモジュール17
5の表示部177にそれを表示させる。このメッセージ
を見た車両435に乗車している人が応答したい場合に
は、例えば「トラックが故障している」というメッセー
ジを作成して、返送メッセージとして車両情報通信サー
バ490に送信し、これを受けた車両情報通信サーバ4
90は車両430に転送する(ステップ9)。なお、こ
の返送メッセージもあらかじめ車載サーバ140で記憶
しておいた定型文の中から選ぶものとしてもよい。
受け取り(ステップ10)、車両430と車両435と
の間で高速道路410上の渋滞情報のやりとりをするこ
とが可能となる。
たシステムにおいて、高速道路410に入った送信車両
としての車両430が、高速道路410上の自分が通る
予定の位置における天候を知りたい場合に、その予定の
位置に現在いる受信車両としての車両435から天候情
報を取得する手順について説明する。
情報通信サーバ490、受信車両435の間の信号のや
りとりを示す手続きを図4に示す。なお、以下で丸括弧
内に示されるステップは、図4に記載された対応する丸
括弧付き数字の手順に対応するものである。
金ゲートを通過して車両情報通信サーバ490が車両4
30の監視状態に入る(ステップ11)から(ステップ
15)までの手順は図3の(ステップ1)から(ステッ
プ5)の手順と同様であるので説明は省略する。なおこ
の例では、操作部176が天候情報入手ボタンを有して
いることとする。
位置、例えば前方50kmの先の天候情報を知りたいと
し、車両情報通信サーバ490に対して操作部140の
天候情報入手というボタンを選択し、それを検知した車
載サーバ140は無線機100を使用して車両情報通信
サーバ490に天候情報要求を送信させる(ステップ1
6)。その際、2つのパラメータ1〜2を添付する。パ
ラメータ1は、このメッセージを受信する相手を規定す
るためのもので、自分の位置を基準にして、前方の所定
領域、例えば50km±5kmにいる車両を受信対象と
する旨が記載されている。パラメータ2には車両430
の位置情報が記載されている。
して無線機100の識別子、例えば電話番号あるいはメ
ールアドレス等が含まれているが、この情報は公開扱い
としない限り着信先にはわからないように処理される。
490は、その添付されたパラメータに基づき要求メッ
セージを送信する先の車両435を特定し(ステップ1
7)、基地局経由で特定した車両435に対して天候情
報の収集を指示する要求を送信する(ステップ18)。
は、ワイパー制御部170から取得したワイパー動作情
報、路面センサー180等から取得した路面情報、外気
温センサー185から取得した外気温情報、GPS測位
装置160から得た位置情報等の車両情報を収集し(ス
テップ19)、車両情報通信サーバ490に情報を送信
する(ステップ20)。また、車両435内の人のコメ
ント、例えば「土砂降りです」等のメッセージを併せて
送信しても良い。また、これも定型文から選ぶものとし
てもよい。
報をまとめ(ステップ21)、かつローカル天気情報
等、車両情報通信サーバ490で取得できる他の情報を
含めて要求車両に情報を送出する(ステップ22)。
って前方の天候の情報を入手し(ステップ23)、車両
430は車両435と情報をやりとりして所望の天候情
報を取得することができる。
体例においても、車両430が高速道路410から退出
するときは、出口のETC親機440、ETCサーバ4
60、インターネット480を介して車両情報通信サー
バ490に車両430の退出が通知され、車両情報通信
サーバ490は車両430が高速道路410上にいると
いう記憶を消去する。
及び車両情報通信サーバ490の作動について、渋滞情
報授受や天候情報授受といった特定の事例に依らない形
で以下にまとめる。
制御することにより無線機100を介して車両情報通信
サーバ490と通信する機能を有する。
速道路410の入り口のETC親機440を通過する
と、無線機100を制御して搭載車両の車両情報をET
C親機440に送信させることによりETCサーバ45
0との認証手続きを行う。これは車両が高速道路410
上にいることを車両情報通信サーバ490に通知する機
能であり、図3のステップ2および図4のステップ12
に対応する。
路410にいる間無線機100を制御して定期的に車両
情報を基地局へ送信させる。これは図3のステップ4お
よび図4のステップ14に対応する。
ル175等からの高速道路に関する情報要求があれば、
無線機100を制御して基地局421〜428経由で車
両情報通信サーバ490に高速道路410に関する情報
要求をするための信号を送信させる。これは図3のステ
ップ6および図4のステップ16に対応する。
ーバ490から基地局経由で無線機100に届いた高速
道路410に関する情報を要求するメッセージを受信す
ると、そのメッセージに基づいて、表示部177にメッ
セージを表示する、あるいはワイパー制御部170から
情報を取得する等の所定の処理を行い、それらの処理の
結果を返送メッセージとし、無線機100を制御して車
両情報通信サーバ490に返送させる。これは図3のス
テップ9および図4のステップ19、20に対応する。
速道路410の出口のETC親機440を通過すると、
無線機100を制御して搭載車両の車両情報をETC親
機440に送信させることによりETCサーバ450と
の退出手続きを行う。
る車両情報通信サーバ490は、ETCサーバ460か
ら車両430〜438が高速道路410に入ったこと、
あるいは高速道路410から出たことの通知を受け、そ
れに基づいて当該車両が高速道路410にいることを記
憶する。また車両430〜438が高速道路に入った場
合はそれに対して高速道路に関する情報サービスを利用
する許可を与える。これは図3のステップ3および図4
のステップ13に対応する。
の車両情報を基地局421〜428から受け取り、記憶
している車両情報を更新する。これは図3のステップ5
および図4のステップ15に対応する。
路410上の車両430〜438から基地局経由で高速
道路410に関する情報要求を受信すると、その要求す
る情報内容に従って、情報要求のメッセージを送信する
先の車両を決定し、基地局を介してそれらにメッセージ
を送付する。これは図3のステップ7、8および図4の
ステップ17、18に対応する。
の車両から返送メッセージを受けると、それを最初に情
報を要求してきた車両に送り返す。そのとき必要であれ
ばそれらの情報をまとめる処理を行う。これは図4のス
テップ21、22に対応する。
4のステップ16、18、20、22に例示される送信
車両および受信車両の車載サーバ140の作動は、車両
情報通信サーバ490の仲介によって高速道路410に
いる他の車両との通信を行う機能に対応する。
から退出するときは、出口のETC親機440、ETC
サーバ460、インターネット480を介して車両情報
通信サーバ490に当該車両の退出が通知され、車両情
報通信サーバ490は当該車両が高速道路410上にい
るという記憶を消去する。
事例に代表されるように車両430〜438が高速道路
410にいることがETCサーバ460を介した通知に
より車両情報通信サーバ490に検知され、各車両43
0〜438が定期的に自己の位置情報を車両情報通信サ
ーバ490に通知し、それら高速道路410上の車両4
30〜438を記憶している車両情報通信サーバ490
が車両430〜438からの情報要求を受信したときに
適切な情報要求先の車両を決定して通信を仲介すること
ができるので、高速道路410上にいる車両を正確に認
識し、特定道路に関する所望の情報を得るような高速道
路情報サービスが実現される。
0は特定道路であり、高速道路情報サービスは特定道路
情報サービスであり、車両情報通信サーバ490は特定
道路情報サーバであり、車載サーバ140は車載通信処
理装置であり、車両430〜438はクライアント車両
であり、ETC親機440は路上機であり、高速道路情
報クライアントプログラムは特定道路情報クライアント
プログラムであり、CPU141は車載通信処理コンピ
ュータであり、GPS測位装置160は位置取得装置で
ある。 また、GPS測位装置160、ワイパー制御部
170、路面センサー180、外気温センサー185は
車両に関連した情報を検知する装置であり、ユーザーイ
ンターフェースモジュール175はユーザーインターフ
ェースである。
処理装置における各処理は、それぞれの有する手段を実
現するためのものとして構成されるものである。
実施形態においては、車両情報通信サーバ490、ET
Cサーバ460、基地局421〜428の間の接続関係
は、必ずしもインターネット480を経由する必要はな
く、独自の専用線等様々な形態による接続であっても構
わない。
ることの検出は、必ずしもETC親機440によってな
される必要はなく、例えばDSRC(Dedicated Short R
angeCommunication)やVICS(Vehicle Information a
nd Communication System)の路上機によってなされても
かまわない。
も例えば広域ネットワークに接続できるDSRCやVI
CSの路上機を使用して行ってもかまわない。
ンは表示部177上のタッチパネルとして実現されてい
てもよい。
ービスを行うシステムの全体図を示す図である。
りする手続きを示したタイミングチャートである。
りする手続きを示したタイミングチャートである。
テナ、115…ETC送受信装置、120…広域通信ア
ンテナ、125…広域通信網無線送受信装置、130…
無線装置ゲートウエイ、140…車載サーバ、141…
CPU、142…メモリ、150…車内LAN、160
…GPS測位装置、170…ワイパー制御部、175…
ユーザーインターフェースモジュール、176…操作
部、177…表示部、178…スピーカー、179…マ
イク、180…路面センサー、185…外気温センサ
ー、410…高速道路、421〜428…広域通信無線
基地局、430〜438…車両、440…ETC親機、
450…ETC制御センター、460…ETCサーバ、
470…広域無線通信網、480…インターネット、4
90…車両情報通信サーバ。
Claims (7)
- 【請求項1】 特定道路情報サービスを利用することの
できる車両であるクライアント車両からこのクライアン
ト車両が特定道路上にいることの通知を受けることによ
り、特定道路上にいるクライアント車両を記憶する手段
と、 前記特定道路上にいるクライアント車両間の通信の仲介
を行う手段と、を備えた特定道路情報サーバ。 - 【請求項2】 前記クライアント車両が前記特定道路に
進入したことをその入り口近傍の路上機を介して検知す
る手段と、 前記クライアント車両が前記特定道路から退出したこと
をその出口近傍の路上機を介して検知する手段と、 これらの手段による検知に基づいて前記特定道路上にい
るクライアント車両を記憶する手段と、を備えたことを
特徴とする請求項1に記載の特定道路情報サーバ。 - 【請求項3】 前記特定道路上のクライアント車両から
間欠的に車両の位置情報を取得する手段と、 前記クライアント車両からの車車間通信の要求に対し
て、前記位置情報に基づいて前記車車間通信の相手先の
クライアント車両を決定する手段と、を備えたことを特
徴とする請求項1または2に記載の特定道路情報サー
バ。 - 【請求項4】 車両に搭載される車載通信処理装置であ
って、 特定道路上にいることの通知を車両から受けることによ
り前記特定道路上にいる車両を記憶して前記特定道路上
の車両間の通信を仲介する特定道路情報サーバと、前記
車両内の無線通信機を介して通信する手段と、 前記車両が前記特定道路上にいることを前記特定道路情
報サーバに通知する手段と、 前記特定道路情報サーバの仲介によって前記特定道路に
いる他の車両と通信を行う手段と、を備えた車載通信処
理装置。 - 【請求項5】 前記特定道路情報サーバに仲介された前
記特定道路上の他の車両からの情報要求を受信すると、
搭載された車両に関連した情報を検知する装置から取得
した車両関連情報を前記情報要求に基づいて前記特定道
路情報サーバに返送する手段を備えたことを特徴とする
請求項4に記載の車載通信処理装置。 - 【請求項6】 前記特定道路上において、前記搭載され
た車両の現在位置を検出する位置取得装置から車の位置
情報を取得する手段と、 前記位置情報と前記車両の識別信号とを併せて間欠的に
前記特定道路情報サーバに送信する手段と、 前記搭載された車両の現在位置に基づく所定の領域内に
おける車両にのみ前記特定道路情報サーバを介して一斉
通信する手段と、を備えたことを特徴とする請求項4ま
たは5に記載の車両通信処理装置 - 【請求項7】 車両に搭載される車載通信処理コンピュ
ータに、 特定道路上にいることの通知を車両から受けることによ
り前記特定道路上にいる車両を記憶し前記特定道路上の
車両間の通信を仲介する特定道路情報サーバと、前記車
両内の無線通信機を介して通信する機能と、 前記車両が前記特定道路上にいることを前記特定道路情
報サーバに通知する機能と、 前記特定道路情報サーバの仲介によって前記特定道路に
いる他の車両と通信を行う機能と、を実現させるための
特定道路情報クライアントプログラム。
Priority Applications (1)
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